JPH09128089A - コンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制御方法及び装置 - Google Patents

コンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制御方法及び装置

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JPH09128089A
JPH09128089A JP7283103A JP28310395A JPH09128089A JP H09128089 A JPH09128089 A JP H09128089A JP 7283103 A JP7283103 A JP 7283103A JP 28310395 A JP28310395 A JP 28310395A JP H09128089 A JPH09128089 A JP H09128089A
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JP
Japan
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security code
input
security
keyboard
magnetic card
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JP7283103A
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English (en)
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Tetsuya Fujiwara
哲也 藤原
Hajime Teramoto
元 寺本
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NIPPON SYST KAIHATSU KK
Original Assignee
NIPPON SYST KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気カードリーダなどの入力装置からの入力と
キーボードからの入力とを識別し、入力装置からのセキ
ュリティコードの入力のみが受け付けられるようにして
セキュリティの保護を図るための入力制御方法及び装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】識別カードMCに記録されたセキュリティ
コードを読み取って入力するための入力装置、キーボー
ド、及び表示装置が接続され、セキュリティコードを受
け付けることによって処理を進行させるように構成され
たコンピュータシステム1におけるセキュリティの保護
制御方法であって、セキュリティコードが所定の時間T
1内に入力された場合にのみ、当該セキュリティコード
を受け付けて処理を進行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおけるセキュリティの保護制御方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来において、キーボード及び磁気カー
ドリーダをコンピュータに接続し、キーボード又は磁気
カードリーダのいずれからでもコンピュータに対する入
力を行えるように構成したコンピュータシステムが用い
られている。例えば、コンピュータ及びキーボードの両
方に接続可能なコネクタ端子を備えた磁気カードリー
ダ、いわゆるキーボードインタフェースタイプの磁気カ
ードリーダを用い、その磁気カードリーダを経由してキ
ーボードをコンピュータに接続するように構成したコン
ピュータシステムがある(特開平6−138995
号)。
【0003】そのようなコンピュータシステムにおい
て、アプリケーション業務の開始に当たって、利用者の
識別コード及びパスワードなどからなるセキュリティコ
ードを入力するための入力画面が表示される。その入力
画面において、利用者は自身の磁気カードを磁気カード
リーダに読み取らせることにより、識別コード及びパス
ワードなどのセキュリティコードを入力する。これらの
セキュリティコードがコンピュータに受け付けられる
と、コンピュータは処理を進行させ、例えば業務の内容
を選択するための次の画面を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
コンピュータシステムでは、磁気カードリーダから入力
したセキュリティコードが画面に表示されるので、その
近傍にいる者にそのセキュリティコードの内容を知られ
てしまうことがある。その場合に、他人のセキュリティ
コードを知った者は、キーボードを操作することによっ
てそのセキュリティコードを入力することが可能である
ので、他人のセキュリティコードを使用して不正にアプ
リケーションを操作し又はデータベースにアクセスする
恐れがある。
【0005】つまり、従来のコンピュータシステムで
は、磁気カードを持っていない第三者が入力画面におい
てキーボードから他人のセキュリティコードを入力する
と、そのセキュリティコードがコンピュータシステムに
受け付けられてしまうため、セキュリティの保護におい
て問題があった。
【0006】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、磁気カードリーダなどの入力装置からの入力とキ
ーボードからの入力とを識別し、入力装置からのセキュ
リティコードの入力のみが受け付けられるようにしてセ
キュリティの保護を図るための入力制御方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る制
御方法は、識別カードに記録されたセキュリティコード
を読み取って入力するための入力装置、キーボード、及
び表示装置が接続され、前記セキュリティコードを受け
付けることによって処理を進行させるように構成された
コンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制御
方法であって、前記セキュリティコードが所定の時間内
に入力された場合にのみ、当該セキュリティコードを受
け付けて処理を進行させる制御方法である。
【0008】請求項2の発明に係る制御方法は、前記セ
キュリティコードの入力画面を前記表示装置に所定の時
間のみ表示し、前記入力画面が表示されている間におい
て前記セキュリティコードが入力された場合にのみ、当
該セキュリティコードを受け付けて処理を進行させる制
御方法である。
【0009】請求項3の発明に係る制御方法は、前記所
定の時間は、前記入力装置による前記セキュリティコー
ドの入力に必要な時間よりも長く、前記キーボードによ
る前記セキュリティコードの入力に必要な時間よりも短
い時間である。
【0010】請求項4の発明に係る制御装置は、前記セ
キュリティコードの入力画面を前記表示装置に所定の時
間のみ表示する入力画面表示制御手段と、前記入力画面
が表示されている間において前記セキュリティコードが
入力された場合にのみ、当該セキュリティコードを受け
付けて処理を進行させるためのセキュリティコード受付
け手段とを有して構成される。
【0011】所定の時間として、例えば磁気カードリー
ダに磁気カードを読み込ませることによって入力するに
は充分に長い時間であるが、キーボードを操作して入力
するには短すぎる時間、例えば数秒程度に設定される。
【0012】入力装置として、磁気カードリーダ、バー
コードスキャナ、OCR、その他の種々の入力装置を用
いることができる。セキュリティコードSCとしては、
IDコード、パスワード、その他の個人コード、又はそ
れらを組み合わせたコードなど、種々のコードを用いる
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るコンピュータ
システム1のブロック図である。コンピュータシステム
1は、ホストコンピュータ3、及びホストコンピュータ
3とLANなどで接続された1つ又は複数のワークステ
ーション5から構成されている。
【0014】ホストコンピュータ3には、例えば企業に
おける人事管理、総務管理、及び経理処理などを行うよ
うに種々のプログラムがローディングされる。ホストコ
ンピュータ3には、人事、給与、売上などに関する種々
のデータベース3a,3b…が接続されており、特定の
担当者がワークステーション5を操作することによって
これらのデータベース3a,3b…にアクセスして種々
の処理を実行することが可能である。
【0015】ワークステーション5は、ホストコンピュ
ータ3と連携して、又はホストコンピュータ3の端末装
置として、若しくは単独の処理装置として、種々のアプ
リケーションの処理を実行する。ワークステーション5
は、処理装置11、表示装置12、磁気カードリーダ1
3、キーボード14、及び図示しない磁気ディスク装
置、バーコードスキャナ、マウスなどから構成されてい
る。
【0016】表示装置12の画面HGには、アプリケー
ション業務についてのメニュー画面HG1、セキュリテ
ィコードの受付け画面HG2、その他の種々の画面が表
示される。
【0017】磁気カードリーダ13は、磁気カードであ
るIDカードMCをスライドさせることにより、IDカ
ードMCに記録されたセキュリティコードSCを読み込
み、読み込んだセキュリティコードSCに制御コードで
ある改行コード(又は実行コード)を付加し、キーボー
ドイメージのデータに変換して処理装置11へ出力す
る。詳細は後述する。
【0018】キーボード14は、操作者が指先でキーを
操作することによって、英数字、かな文字、ローマ字、
制御文字などを入力することが可能であり、入力された
データは、磁気カードリーダ13を経由してそのまま処
理装置11へ入力される。
【0019】処理装置11には、表示制御部21、及び
セキュリティコード受付け部22が設けられている。表
示制御部21は、表示装置12の画面HGに、アプリケ
ーションのメニュー画面HG1、セキュリティコードの
受付け画面HG2、給与管理画面HG3、その他の種々
の画面を表示するための制御を行う。特に、受付け画面
HG2の表示に当たっては、その画面HG2を設定され
た時間T1の間のみ表示し、その間に適正なセキュリテ
ィコードSCが入力されたか否かによって次に表示する
画面を異ならせる。セキュリティコード受付け部22
は、受付け画面HG2が表示されている間において適正
なセキュリティコードSCが入力された場合にのみ、そ
のセキュリティコードSCを受け付け、処理を進行させ
るような指令を出す。その他、処理装置11は、磁気カ
ードリーダ13及びキーボード14から入力されたデー
タを処理し、表示装置12に種々の画面を表示し、ホス
トコンピュータ3との間で必要なデータ通信を行うな
ど、アプリケーションに必要な種々の処理を行う。
【0020】次に、図2乃至図4を参照してコンピュー
タシステム1の処理動作について説明する。図2は表示
装置12に表示される画面HG1〜3の例を示す図、図
3及び図4はセキュリティコードSCの受け付け時にお
ける各部の信号状態を示す図である。このうち、図3は
セキュリティコードSCが受け付けられた場合の信号状
態を示し、図4はセキュリティコードSCが受け付けら
れなかった場合の信号状態を示す。
【0021】操作者がワークステーション5を用いて例
えば給与計算を行いたい場合には、コンピュータシステ
ム1を動作状態とし、図2(A)に示すメニュー画面H
G1を表示させる。メニュー画面HG1において、「給
与管理」を選択すると、図2(B)に示すセキュリティ
コードの受付け画面HG2が表示される。ここに表示さ
れた受付け画面HG2は、「給与管理」のアプリケーシ
ョンの操作を許された者のみにそれ以降の操作の進行を
可能としてセキュリティを保護するために設けられてい
る。
【0022】受付け画面HG2は、設定された時間T1
の間のみ表示され、表示されている間に適正なセキュリ
ティコードSCを入力しなければ次の処理に進行しない
ようになっている。操作者は、時間T1の間に、自分の
IDカードMCを磁気カードリーダ13に読み込ませる
ことによって、セキュリティコードSCであるIDコー
ド及びパスワードを入力する。もし、IDカードMCを
用いることなく、キーボード14を操作することによっ
てIDコード及びパスワードを入力しようとした場合に
は、通常、その入力を終了するまでに時間T1が経過し
てしまい、キーボード14からの入力は失敗に終わる。
つまり、時間T1は、IDコード及びパスワードを磁気
カードリーダ13にIDカードMCを読み込ませること
によって入力するには充分に長い時間であるが、キーボ
ード14を操作して入力するには短すぎる時間に設定さ
れている。
【0023】通常、磁気カードリーダ13からの入力
は、キーボード14からの入力の10分の1程度の時間
で行える。例えば、セキュリティコードSCが69文字
からなる場合には、キーボード14を用いて1秒で2文
字を入力する操作者は、その入力に35秒を要する。こ
れに対して、磁気カードリーダ13を用いた場合には、
1文字の処理に要する時間は数十ミリ秒程度である。し
たがって、例えば1文字当たり50ミリ秒とした場合に
は、69文字を約3.5秒で処理可能である。したがっ
て、時間T1は、数秒程度、例えば5秒程度に設定す
る。
【0024】受付け画面HG2においてセキュリティコ
ードSCが受け付けられると、図2(C)に示すよう
に、次の処理を行うための給与管理画面HG3が表示さ
れるので、操作者は給与管理画面HG3において希望す
る処理を選択し、処理を次に進めることができる。受付
け画面HG2においてセキュリティコードSCが受け付
けられなかった場合には、元のメニュー画面HG1が再
度表示される。メニュー画面HG1において再度同じ処
理を選択すると受付け画面HG2が再度表示され、その
後時間T1内であればセキュリティコードSCを再度入
力することができる。
【0025】図3において、メニューの選択はメニュー
画面HG1内の1つの業務が選択されたことを示し、そ
の選択によって受付け画面HG2に変わり、時間T1の
計時が開始される。操作者がIDカードMCを読み込ま
せると、磁気カードリーダ13は読み込んだセキュリテ
ィコードSCを処理装置11に出力する。処理装置11
はセキュリティコードSCをホストコンピュータ3に送
信する。ホストコンピュータ3は、受信したセキュリテ
ィコードSCを、当該アプリケーションについて予め登
録されているセキュリティコードと照合することによっ
てチェックを行う。セキュリティコードSCが一致した
ので、ホストコンピュータ3は処理を進行し、表示装置
12には次の処理のための給与管理画面HG3が表示さ
れる。
【0026】図4において、時間T1内にセキュリティ
コードSCの入力が行われなかったので、処理が進行せ
ず、時間T1が経過した後に再度メニュー画面HG1が
表示される。したがって、もしIDカードMCによるセ
キュリティコードSCの入力に失敗した場合には、ID
カードMCによって再入力を行えばよい。
【0027】上述の説明では、アプリケーションがホス
トコンピュータ3によって実行されている例を説明した
が、アプリケーションがワークステーション5のみにお
いて実行されている例について説明する。
【0028】図5及び図6は他の例のセキュリティコー
ドSCの受け付け時における各部の信号状態を示す図で
ある。このうち、図5はセキュリティコードSCが受け
付けられた場合の信号状態を示し、図6はセキュリティ
コードSCが受け付けられなかった場合の信号状態を示
す。
【0029】図5において、操作者がIDカードMCを
読み込ませると、セキュリティコードSCが磁気カード
リーダ13から処理装置11に出力される。処理装置1
1はセキュリティコードSCをチェックし、その結果、
適正なセキュリティコードSCであるので処理を進行す
る。
【0030】図6において、時間T1内にセキュリティ
コードSCの入力が行われなかったので、処理が進行せ
ず、時間T1が経過した後に再度メニュー画面HG1が
表示される。
【0031】次に、磁気カードリーダ13の構成及び処
理動作について詳しく説明する。図7は磁気カードリー
ダ13の回路構成の例を示す図である。ここに用いられ
ている磁気カードリーダ13は、磁気カードから読み込
まれたデータをキーボードイメージのデータに変換して
出力するキーボードエミュレータである。この磁気カー
ドリーダ13は、図7に示すように、本体ユニット13
a及びインタフェースユニット13bからなる。インタ
フェースユニット13bには、上述の処理装置11及び
キーボード14が接続され、また電源が接続される。本
体ユニット13aには、バーコードスキャナ15又は他
の外部機器16が接続される。本体ユニット13aは、
CPU31、EEPROM32、テンキー部33、磁気
カード読取り部34、バーコードスキャナ接続コネクタ
CN2、外部機器接続コネクタCN3、及びバスバッフ
ァなどを搭載した本体カード30によって構成されてい
る。
【0032】CPU11は、ROM、RAM、及び入出
力ポートなどの周辺装置を内蔵したワンチップCPUで
あり、テンキー部33、磁気カード読取り部34などか
ら得られるデータについて、その入力の早い順に入力処
理とチェックを行い、バスバッファを経由してインタフ
ェースユニット13bにチェックの完了したデータを出
力する。CPU31へのデータの入力の単位は、磁気カ
ード読取り部34からの入力の場合は1枚の磁気カード
から得られるデータ、バーコードスキャナ15からの入
力の場合は1回のスキャンで得られるデータである。E
EPROMには、処理装置11へのデータ伝送フォーマ
ットを含むセットアップ情報などが格納されている。
【0033】磁気カード読取り部34は、IDカードM
Cなどの磁気カードを読み取る。読み取られたデータは
CPU31に入力される。バーコードスキャナ15によ
り読み取られたデータは、バーコードスキャナ接続コネ
クタCN2を経由してCPU11に入力される。外部機
器16から読み取られたデータは、外部機器接続コネク
タCN3を経由してCPU11に入力される。外部機器
6として、定置式バーコードリーダ、OCRなどが接続
可能である。
【0034】インタフェースユニット13bは、サブC
PUカード40及びコネクタカード41を有している。
サブCPUカード40及びコネクタカード41には、互
いの接続のためのコネクタCN4,CN6が設けられて
おり、これらの間のデータ伝送が可能となっている。サ
ブCPUカード40は、CPU43、インタフェース部
44などから構成されている。CPU43はCPU31
と同様に、ROM、RAM、及び入出力ポートなどの周
辺装置を内蔵したワンチップCPUであり、RAMを介
して本体ユニット13aとの通信を行う。RAMはCP
U43及びCPU31の両方からアクセスすることがで
きる。ROMには、本体ユニット13aによって読み取
られたデータを、処理装置11に対応したキーボードイ
メージのデータに変換するためのデータ又はプログラム
が格納されている。インタフェース部44は、CPU4
3と処理装置11及びキーボード14との間のインタフ
ェースである。コネクタカード41は、キーボード接続
用コネクタCN7、処理装置接続用コネクタCN8、及
び電源接続用コネクタCN9などから構成されている。
【0035】磁気カード読取り部34で読み取られたセ
キュリティコードSCは、CPU31に入力される。C
PU31はデータの入力を認識した時点で、表示用のL
EDの発光色をグリーンからオレンジに変える。データ
の読み取りが完了し、読み取られたデータのチェックを
行い、正しく認識できたと判断すると、発光色をグリー
ンに戻す。正しく認識されたデータは、バスバッファを
介してCPU43に内蔵されているRAMに書き込まれ
る。CPU43はRAMのデータを読み出し、読み出し
たデータをROMに格納されているデータ又はプログラ
ムによりキーボードイメージのデータに変換し、改行コ
ードを付加するなど予めセットアップされていたデータ
伝送フォーマットに加工して、インタフェース部44を
介して処理装置11に出力する。
【0036】上述のコンピュータシステム1によると、
磁気カードリーダ13からの入力とキーボード14から
の入力とがその入力に要する時間によって選別され、磁
気カードリーダ13からのセキュリティコードSCの入
力のみが受け付けられることとなり、キーボード14か
らセキュリティコードSCを不正に入力することが防止
され、セキュリティの保護が図られる。
【0037】なお、セキュリティコードSCとして、I
Dコード、パスワード、その他の個人データ、又はそれ
らの組み合わせなどを用いることができる。セキュリテ
ィコードSCの入力装置として磁気カードリーダ13を
例にとって説明したが、他の方式又は構成の磁気カード
リーダでもよく、またバーコードスキャナ又はOCRな
どでもよい。時間T1の長さは種々変更することができ
る。また、受付け画面HG2が表示されてから時間T1
を計時したが、受付け画面HG2を表示した後、最初に
データが入力された時点から時間T1を計時してもよ
い。例えば、受付け画面HG2を表示した後、キーボー
ド14による入力が開始された時点で計時を開始し、時
間T1が経過した時点で入力の受付を終了し、その間に
適正なセキュリティコードSCが入力されたか否かを判
断する。受付け画面HG2を表示する前に、又は時間T
1を計時する前に、IDカードを用いてセキュリティコ
ードを入力する旨の案内、時間内にセキュリティコード
を入力しなければエラーになる旨の案内などを表示し又
は音声で知らせてもよい。セキュリティコードSCの入
力エラーが設定回数連続した場合に、処理装置11の処
理を中断して警報を発するようにしてもよい。その他、
コンピュータシステム1、ホストコンピュータ3、ワー
クステーション5の各部又は全体の構成、処理内容、処
理順序などは、本発明の主旨に沿って適宜変更すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によると、磁気カ
ードリーダなどの入力装置からの入力とキーボードから
の入力とを識別し、入力装置からのセキュリティコード
の入力のみが受け付けられるようにしてセキュリティの
保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンピュータシステムのブロック
図である。
【図2】表示装置に表示される画面の例を示す図であ
る。
【図3】セキュリティコードが受け付けられた場合の処
理状態を示す図である。
【図4】セキュリティコードが受け付けられなかった場
合の処理状態を示す図である。
【図5】他の例のセキュリティコードが受け付けられた
場合の処理状態を示す図である。
【図6】他の例のセキュリティコードが受け付けられな
かった場合の処理状態を示す図である。
【図7】磁気カードリーダの回路構成の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 5 ワークステーション(コンピュータシステム) 11 処理装置(保護制御装置) 12 表示装置 13 磁気カードリーダ(入力装置) 14 キーボード 21 表示制御部(入力画面表示制御手段) 22 セキュリティコード受付け部(セキュリティコー
ド受付け手段) HG2 セキュリティコードの受付け画面(セキュリテ
ィコードの入力画面) T1 時間(所定の時間)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別カードに記録されたセキュリティコー
    ドを読み取って入力するための入力装置、キーボード、
    及び表示装置が接続され、前記セキュリティコードを受
    け付けることによって処理を進行させるように構成され
    たコンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制
    御方法であって、 前記セキュリティコードが所定の時間内に入力された場
    合にのみ、当該セキュリティコードを受け付けて処理を
    進行させる、 ことを特徴とするコンピュータシステムにおけるセキュ
    リティの保護制御方法。
  2. 【請求項2】識別カードに記録されたセキュリティコー
    ドを読み取って入力するための入力装置、キーボード、
    及び表示装置が接続され、前記セキュリティコードを受
    け付けることによって処理を進行させるように構成され
    たコンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制
    御方法であって、 前記セキュリティコードの入力画面を前記表示装置に所
    定の時間のみ表示し、前記入力画面が表示されている間
    において前記セキュリティコードが入力された場合にの
    み、当該セキュリティコードを受け付けて処理を進行さ
    せる、 ことを特徴とするコンピュータシステムにおけるセキュ
    リティの保護制御方法。
  3. 【請求項3】前記所定の時間は、前記入力装置による前
    記セキュリティコードの入力に必要な時間よりも長く、
    前記キーボードによる前記セキュリティコードの入力に
    必要な時間よりも短い時間である、 請求項1又は2記載のコンピュータシステムにおけるセ
    キュリティの保護制御方法。
  4. 【請求項4】識別カードに記録されたセキュリティコー
    ドを読み取って入力するための入力装置、キーボード、
    及び表示装置が接続され、前記セキュリティコードを受
    け付けることによって処理を進行させるように構成され
    たコンピュータシステムにおけるセキュリティの保護制
    御装置であって、 前記セキュリティコードの入力画面を前記表示装置に所
    定の時間のみ表示する入力画面表示制御手段と、 前記入力画面が表示されている間において前記セキュリ
    ティコードが入力された場合にのみ、当該セキュリティ
    コードを受け付けて処理を進行させるためのセキュリテ
    ィコード受付け手段と、 を有することを特徴とするコンピュータシステムにおけ
    るセキュリティの保護制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010001929A (ko) * 1999-06-09 2001-01-05 김승찬 알에프-카드 인식기능(내장/외장)형 키보드를 이용한 컴퓨터보안장치
JP2010128826A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Softbank Mobile Corp 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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