JPH09127700A - ポジチブ処理用感放射線組成物およびこれを使用するレリーフ構造体の製造方法 - Google Patents

ポジチブ処理用感放射線組成物およびこれを使用するレリーフ構造体の製造方法

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JPH09127700A
JPH09127700A JP8240821A JP24082196A JPH09127700A JP H09127700 A JPH09127700 A JP H09127700A JP 8240821 A JP8240821 A JP 8240821A JP 24082196 A JP24082196 A JP 24082196A JP H09127700 A JPH09127700 A JP H09127700A
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acid
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Reinhold Schwalm
ラインホルト、シュヴァルム
Dirk Funhoff
ディルク、フンホフ
Horst Binder
ホルスト、ビンダー
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Original Assignee
BASF SE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 極めて良好な感光性、処理特性、改善された
コントラストを示すレリーフ構造体、ことに印刷版体を
提供する。 【解決手段】 酸不安定基を含有し、かつ酸の作用によ
りアルカリ水溶液に可溶性となる、少なくとも1種類の
水不溶性有機ポリマー結合剤または水に不溶性であり、
アルカリ水溶液に可溶性であるポリマー結合剤および酸
の作用により、アルカリ水溶液に対する溶解性が増大せ
しめられる低分子量有機化合物と、化学作用放射線の作
用下に酸を形成する少なくとも1種類の有機化合物と、
上記とは異なる、1種類もしくは複数種類のさらに他の
有機化合物とを含有し、上記組成分が式(I) の結合基を含有しているか、あるいは組成分が式(I
I) で表わされ、かつ上記Rが炭素原子数1から6のアルキ
ルを、nが1から6の数値を意味する化合物である、ポ
ジチブ処理用感放射線組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、酸不安定基と、感光性組成分を
含有し、化学作用線に感応し、かつ改善されたコントラ
ストを示す、ポジチブ処理用感放射線組成物に関する。
【0002】
【従来技術】化学的強化の原理に基づく、ポジチブ処理
用の感放射線組成物ないし混合物それ自体は公知であ
る。これは一次的光化学反応によりもたらされ、感光な
いし露出と無関係に触媒的な二次的反応を誘起させるこ
とにより感光性が劇的に改善される。このような、強酸
を光化学的に形成し、二次的反応によりこの酸が酸不安
定基を分解する方法は、例えば米国特許3923514
号、同3915706号各明細書および西独特願公開3
406927号公報に記載されている。
【0003】このようなレジストのコントラスト、すな
わち非露出部分と露出部分間の差違の鮮鋭度は、重要な
挙動特性であり、従ってコントラストの改善方法が常に
要求されて来ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの技術分野の
課題ないし本発明の目的は、極めて良好な広義の感光
性、良好な処理特性を示し、各処理工程における層のロ
スをもたらさない感放射線組成物と、改善されたコント
ラストを示すレリーフ構造体、ことに印刷版体を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の課題ない
し目的は、(a1)酸不安定基を含有し、かつ酸の作用
によりアルカリ水溶液に可溶性となる、少なくとも1種
類の水不溶性有機ポリマー結合剤または(a2.1)水
に不溶性であり、アルカリ水溶液に可溶性であるポリマ
ー結合剤および(a2.2)酸の作用により、アルカリ
水溶液に対する溶解性が増大せしめられる低分子量有機
化合物と、(b)化学作用放射線の作用下に酸を形成す
る少なくとも1種類の有機化合物と、(c)上記(b)
とは異なる、1種類もしくは複数種類のさらに他の有機
化合物とを含有し、上記組成分(a1)、(a2.
1)、(a2.2)、(b)および(c)の少なくとも
1組成分が式
【0006】
【化10】 の結合基、ことに以下の式
【0007】
【化11】 で表わされ、かつR″″がH、ハロゲン、アルコキシま
たはC1 −C4 アルキルを意味する基を含有している
か、あるいは組成分(c)が式(II)
【0008】
【化12】 で表わされ、かつ上記Rが炭素原子数1から6のアルキ
ルを、nが1から6の数値を意味する化合物であること
を特徴とするとする、ポジチブ処理用感放射線組成物に
より解決ないし達成されることが本発明らにより見出さ
れた。
【0009】酸不安定基を有するポリマー(a1)また
は組成分(a2.1)は、以下の式(III)、(I
V)および/または(V)、
【0010】
【化13】 で表わされ、かつR′がHまたはCH3 を、R″がHま
たは炭素原子数が1から4のアルキルを意味する場合の
単位を含有することができる。
【0011】また本発明による新規の感放射線性物は、
組成分(c)として、以下の式
【0012】
【化14】 で表わされ、かつR1 、R2 、R3 が相互に同じでも異
なってもよく、それぞれH、CH3 、C25 、n−C
37 、OCH3 、フェニル、ハロゲンまたは直鎖もし
くは分岐C49 を、R4 、R5 が相互に同じでも異な
ってもよく、それぞれ炭素原子数1から6のアルキル、
フェニル、またはアルキル置換、ハロゲン置換もしくは
ヒドロキシル置換フェニルを意味し、あるいはR4 、R
5 がCH2基を介して5員もしくは6員環を形成する場
合の有機化合物を含有することができる。
【0013】さらに本発明による感放射線組成物は、組
成分として、以下の式
【0014】
【化15】
【0015】
【化16】
【0016】
【化17】 で表わされ、mが1から4、nが1から3の数値を、
R″′がH、アルキルまたはClを意味する有機化合物
を含有することができる。
【0017】組成分(b)としては、スルホニウム塩、
ヨードニウム塩が有利に使用され得るが、ベンゾイント
シラート、ピロガロールトリメシラート、o−ニトロベ
ンジルトシラート、、ジアリールジスルホン、ビスアリ
ールスルホニルジアゾメタン、ビスシクロヘキシルスル
ホニルジアゾメタン、以下の構造式
【0018】
【化18】 のイミノスルホナートのような化合物またはこれらの混
合物も使用され得る。
【0019】その他の好ましい感放射線組成物は、ポリ
マー(a1)が、以下の式(VI)、(VII)、場合
により(VIII)
【0020】
【化19】 で表わされる単位を、ことに単位(VI)を30から7
0モル%、単位(VII)を30から50モル%、単位
(VIII)を0から15モル%の割合で含有する場合
の化合物である。
【0021】このような新規の感放射線組成物は、有機
溶媒ないし混合溶媒中における溶液の形態で存在し、こ
の状態で使用され、処理されるのが好ましい。
【0022】本発明は、また感光性被覆材料の製造方法
および新規感放射線組成物を、公知慣用の態様で予備処
理された基体上に施こして、厚さ0.1から5μm厚さ
の層を形成し、70から140℃で乾燥し、画像形成露
出し、必要に応じて40から160℃で事後処理焼付け
し、アルカリ水溶液で現像することによりレリーフ構造
体を製造する方法に関する。
【0023】本発明の新規な感放射線組成物は、高度の
感放射線性を有し、改善されたコントラストを示すレリ
ーフ構造体を形成することができる。この組成分は、さ
らに容易な処理性、良好な解像力および改善された処理
安定性を示す。
【0024】新規の感放射線組成物の各組成分につい
て、逐一以下に詳述する。
【0025】(a1)適当な水不溶性有機ポリマー結合
剤(a1)はの例としては、酸不安定基を含有し、その
アルカリ水溶液現像に対する溶解性が、酸の作用により
増大せしめられるポリマーであって、ポリ(p−ヒドロ
キシスチレン)またはポリ(p−ヒドロキシメチルスチ
レン)を基礎とする結合剤が挙げられる。これらのヒド
ロキシル基の若干のものは、t−ブトキシ、t−ブトキ
シカルボニルオキシ、t−アミルカルボニルオキシまた
はp−テトラヒドロピラニルオキシ基で置換され得る。
これらの慣用の、水不溶性有機結合剤は、すべて酸不安
定基を含有し、そのアルカリ水溶液現像剤に対する溶解
性は酸の作用により増大せしめられる。
【0026】使用され得る酸不安定基の具体例として
は、ことにエーテル、エステル、アセタール、ケタール
およびカルボナートの各基が挙げられる。エーテルとし
ては、t−ブチルエーテル、トリメチルシリルエーテ
ル、t−ブチルジメチルシリルエーテル、アセタールと
してはテトラヒドロピラニルエーテル、ケタールとして
は4−メトキシテトラヒドロピラニルエーテル、1−メ
チル−1−メトキシエチルエーテルがことに好ましい。
【0027】このような酸不安定基を含有し、酸の作用
によりアルカリ水溶液に対する溶解性が増大する水不溶
性ポリマー(a1)としてことに適当な具体例は、4−
ヒドロキシスチレン、2,6−ジメチル−4−ヒドロキ
シスチレン、2−メチル−4−ヒドロキシスチレン、4
−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、t−ブトキシスチ
レン、t−ブトキシカルボニルオキシスチレン、テトラ
ヒドロピラニルオキシスチレン、t−ブチルジメチルシ
リルオキシスチレン、トリメチルシリルオキシスチレ
ン、4−メトキシテトラヒドロピラニルオキシスチレン
をモノマー単位として有す単独重合体または共重合体で
ある。なお適当なコモノマーとしては、スチレンと共重
合し得るあらゆるモノマー、ことにアクリラート、メタ
クリラート、二酸化燐、マレインイミドが適当である。
【0028】このような単独重合体もしくは共重合体
(a1)の分子量(Mw)は、2000から10000
0、ことに4000から35000であって、西独特願
4007924号、同4202845号公報に記載され
ているようなこの種のポリマーの全部が有利に使用され
得る。
【0029】さらに他の、ことに好ましいポリマーは、
以下の式(VI)、(VII)、(VIII)
【0030】
【化20】 で表わされる単位を含有するものである。
【0031】本発明組成物に使用されるべきこのような
ポリマー(a1)は、2000から100000、こと
に4000から30000の分子量(Mw)を有し、例
えば、酸の存在下に、15モル%までの非芳香族環式ア
ルコール単位(ビニルシクロヘキサノール−4単位)を
追加的に含有する、ポリ(p−ヒドロキシスチレン)、
ことにポリ(p−ヒドロキシスチレン)から、重合類似
反応により得られる。適当な方法はヨーロッパ特願公告
342498号公報(西独特願公開3817012号公
報)に記載されている。
【0032】本発明により使用されるべきこのようなポ
リマー(a1)を製造するための他の適当な出発材料
は、例えば特開平1−103604号公報、ヨーロッパ
特願公開401499号公報に記載されているような、
部分的水素化ポリ(p−ヒドロキシスチレン)である。
【0033】このようなポリマーは、上述した各単位、
すなわち式(VI)の単位を35−70モル%、式(V
II)の単位を30−50モル%、式(VII)の単位
を0−15モル%含有している。
【0034】ポリマー(a1)が、式(VII)の単位
を含有しない場合には、式(VI)の単位を50−70
モル%、式(VII)の単位を30−70モル%含有す
るのが好ましい。
【0035】しかしながら、ポリマー(a1)は、式
(VI)、(VII)、(VIII)の各構造単位の合
計量に対して、2から15モル%、ことに6から14モ
ル%の単位(VIII)を含有しているのが有利であ
る。この場合、ポリマー(a1)は、式(VI)の構造
単位を37から60モル%、ことに38から56モル
%、式(VII)の構造単位を38から48モル%重合
含有する。
【0036】(a2.1)水には不溶性であるが、アル
カリ水溶液には可溶性のポリマー結合剤(a2.1)と
して適当な結合剤は、4−ヒドロキシおよび/または4
−ヒドロキシ−α−メチルスチレンの単独重合体または
共重合体を基礎とするものである。コモノマーとして
は、フェノール基が酸不安定基で保護されているヒドロ
キシル基またはヒドロキシスチレンに対し、オルト位で
モノ置換もしくはジ置換されているヒドロキシスチレン
である。この酸不安定基としてことに好ましいのは、t
−ブチルエーテル、トリメチルシリルエーテル、t−ブ
チルジメチルシリルエーテルのようなエーテル、テトラ
ヒドロピラニルエーテルのようなアセタール、t−ブチ
ルエステルのようなエステル、4−メトキシテトラヒド
ロピラニルエーテル、1−メチル−1−メトキシエチル
エーテルのようなケタールである。このような酸不安定
基を含有するコモノマーは、ポリマー結合剤(a2.
1)が、アルカリ水溶液に対して溶解し得るような限定
量で存在する。この目的からして、コモノマー量は5か
ら50モル%の範囲である。
【0037】上述した結合剤ポリマー(a2.1)は、
2000から100000、ことに4000から300
00の平均分子量(Mw)を有する。
【0038】(a2.2)酸の作用によりアルカリ水溶
液に対する溶解性が増大する低分子量有機化合物は、例
えば下式により示される化合物である。
【0039】
【化21】
【0040】ヨーロッパ特願公開475903号公報に
示されているような、1個もしくは複数個のテトラヒド
ロキシピラニルオキシ置換基を有する、少なくとも1個
の芳香族環から成る非重合体化合物も使用され得る。例
えば下式で示されるような化合物である。
【0041】
【化22】
【0042】本発明による新規組成物中における組成分
(a1)あるいは合併組成分(a2.1)+(a2.
2)は、組成分(a1)+(b)または(a2.1)+
(a2.2)+(b)の合計量に対して、一般的に80
から99.5重量%、ことに90から99重量%の割合
で含有される。
【0043】(b)化学作用線の作用下に酸を形成する
有機化合物(b)としては、この分野の技術者に周知の
光化学的酸供与体のすべてが使用され得る。
【0044】その例として、下式(IX)または(X)
【0045】
【化23】 で表わされ、かつR1 、R2 、R3 が、相互に同じでも
異なってもよく、それぞれ炭素原子数1から18、こと
に1から6の、直鎖もしくは分岐アルキル、例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、3個までの酸
素原子と10個までの炭素原子を有するオキサアルキ
ル、炭素原子数6から12のアリール、例えばフェニ
ル、ナフチル、C1 −C6 アルキル置換もしくはC1
6 アルコキシ置換アリール、芳香族アルキル、例えば
ベンジルあるいは下式の基を意味し、
【0046】
【化24】 このR4 、R5 、R6 が、相互に同じでも異なっていて
ももよく、それぞれH、OH、ハロゲン、炭素原子数1
から18、ことに1から6のアルキル、ことにメチル、
エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、t−
ブチル、ヘキシルあるいは炭素原子数1から6のアルコ
キシ、ことにメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シを意味し、上記X- が非求核的対向イオンを意味する
場合のスルホニウム塩もしくはヨードニウム塩が挙げら
れる。
【0047】ことに適当なスルホニウム塩は、下式(X
I)
【0048】
【化25】 で表わされ、かつR7 、R18が相互に同じでも異なって
もよく、それぞれH、OH、炭素原子数1から18、こ
とに1から6のアルキル、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ヘキ
シル、炭素原子数1から6のアルコキシ、例えばメトキ
シ、エトキシ、ブトキシ、フェニルを意味し、R9 、R
10が相互に同じでも異なってもよく、それぞれ炭素原子
数1から18、ことに1から6のアルキル、例えばメチ
ル、ブチル、フェニル、アルキル置換、ハロゲン置換も
しくはヒドロキシル置換フェニルを意味し、あるいはR
9 、R10が合体して、CH2 基を介して5員もしくは6
員の環を形成し、X- が非求核的対向イオンを意味する
塩である。
【0049】ことに有利なスルホニウム塩の具体例は、
4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニウム塩、3,
5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル、ジメチルスル
ホニウム塩、3−エチル−5−メチル−4−ヒドロキシ
フェニルジメチルスルホニウム塩である。
【0050】非求核的アニオンX- として適当なイオン
は、テトラフルオロボラート、ヘキサフルオロアンチモ
ナート、ヘキサフルオロアルセナート、ヘキサフルオロ
ホスファートのような金属ハロゲン化物錯体、トリフル
オロメタンスルホナート(トリフラート)、フルオロス
ルホナートのような強有機アニオンである。
【0051】下式(XII)
【0052】
【化26】 で表わされ、かつR11、R12、R13が相互に同じでも異
なってもよく、それぞれ脂肪族および/または芳香族基
(ヘテロ原子を持っていてもよい)を意味し、あるいは
11からR13のいずれかの2個が合体して環を形成し、
11からR13の少なくとも1個の基が、酸により開裂さ
れ得る基、ことにフェノールのt−ブチルカルボナー
ト、またはそのシリルエーテルを意味し、R11からR13
の1個が1個もしくは複数個のスルホニウム塩と、場合
により酸開裂基を介して結合してもよく、X- が非求核
的対向イオンを意味するスルホニウム塩も好ましい。
【0053】分子中の2個またはそれ以上のスルホニウ
ム単位が、R11を介してR12と結合してもよい。
【0054】式(XII)のスルホニウム塩として好ま
しいのは、R11、R12がそれぞれメチルを、R13が酸開
裂基を有する置換フェニルを意味する場合の下式、
【0055】
【化27】 で表わされ、かつR13が例えば4−t−ブチルカルボニ
ルオキシフェニル、4−t−ブトキシカルボニルオキシ
−3,5−ジメチルフェニル、4−t−ブトキシカルボ
ニルオキシ−3−メチルフェニル、4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシ−2−メチルフェニル、4−t−ブトキ
シカルボニルオキシ−3,5−ジメトキシフェニル、4
−t−ブトキシカルボニルオキシ−3,5−ジメチルフ
ェニル、1−t−ブトキシカルボニルオキシナフチル、
4−トリメチルシリルオキシフェニル、4−トリメチル
シリルオキシナフチルを意味する場合のスルホニウム
塩、またはR11からR13のいずれかの2個の基が合体し
て、環、ことに5員もしくは6員の環を形成する場合、
例えばR11とR12が合体して例えばテトラメチレン基を
形成し、R13が上述の意味を有する場合のスルホニウム
塩、R11がメチル、R12がフェニルまたはトリルを意味
し、R13が酸開裂基を有する置換フェニル誘導体、例え
ば4−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル、2,4
−ジ−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル、4−t
−ブトキシカルボニルオキシ−2−メトキシフェニル、
4−トリメチルシリルオキシフェニルを意味する場合、
11がフェニル、C1 −C12アルキル置換フェニル、ハ
ロゲン置換フェニルを意味し、R12、R13が酸開裂基を
有する置換フェニル誘導体、例えば4−t−ブトキシカ
ルボニルオキシフェニル、4−トリメチルシリルオキシ
フェニル、4−t−ブチルジメチルシリルオキシフェニ
ル、4−t−ブトキシカルボニルオキシ−3,5−メチ
ルフェニルを意味する場合、R11、R12、R13が相互に
同じであり、従ってこれらがいずれも酸開裂基を有する
場合のスルホニウム塩である。
【0056】好ましい化合物(b)は、対向イオンとし
てのヘキサフルオロアルセナート、ヘキサフルオロアン
チモナート、ヘキサフルオロホスファート、ヘキサフル
オロカルボナートまたはトリフルオロメタンスルホナー
トとのジメチル−4−t−ブトキシカルボニルオキシフ
ェニルスルホニウム塩、上記対向イオンとのフェニル
(ビス(4−t−ブトキシカルボニルオキシフェニル)
スルホニウム塩、上述した対向イオンとのトリス(4−
t−ブトキシカルボニルオキシフェニル)スルホニウム
塩、上記対向イオンとの1−ナフチル−4−トリメチル
シリルオキシテトラメチレンスルホニウム塩である。
【0057】化学作用線の作用下に酸を形成する、スル
ホニウム塩、ヨードニウム塩以外の適当な有機化合物
(b)は、ベンゾイントシラート、ピロガロールトリメ
シラート、o−ニトロベンジルトシラート、ジフェニル
ジスルホンのようなジアリールジスルホン、下式
【0058】
【化28】 で表わされ、かつR′、R″が相互に同じでも異なって
もよく、それぞれH、CH3 、C25 、C37 、C
49 、OCH3 、OC25 、Clを意味する置換ジ
フェニルジスルホン、例えばジ−(p−トリル)ジスル
ホン、下式
【0059】
【化29】 で表わされ、かつR′、R″が相互に同じでも異なって
もよく、それぞれH、CH3 、C25 、C37 、C
49 、すなわち
【0060】
【化30】 またはClを意味する場合のビス(アリールスルホニ
ル)ジアゾメタン、下式
【0061】
【化31】 の構造単位を有する下式のビス(シクロヘキシルスルホ
ニル)ジアゾメタン、イミノスルホナートである。
【0062】
【化32】
【0063】さらに他の好ましい化合物(b)は、少な
くとも2個のフェノール性ヒドロキシル基を有する化合
物のアルキルスルホン酸エステルであって、ことに好ま
しいのは、1,2,3−トリス(メタンスルホニルオキ
シ)ベンゼン、1,3−ビス(メタンスルホニルオキ
シ)ベンゼン、ジスルホン、例えばジフェニルジスルホ
ン、4−(メトキシフェニル)フェニルジスルホン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ジスルホンである。
【0064】上述(b)項に述べた化合物相互の混合物
および他の有機光化学的酸供与体との混合物も使用され
得る。
【0065】本発明による感放射線組成物中の全組成分
(b)の量割合は、(a1)+(b)または(a2.
1)+(a2.2)+(b)に対して、一般的に0.5
から20重量%、ことに1から10重量%である。
【0066】(c)本発明において使用されるさらに他
の組成分(c)として適当な有機化合物は、以下の式
(I)
【0067】
【化33】 で表わされ、ポリマー基に結合されていない基(Rは炭
素原子数1から6のアルキル、例えばC49 、C3
7 、C25 、ことにCH3 を意味する)を有する化合
物である。このような有機化合物(c)の例としては、
以下の両式
【0068】
【化34】 で表わされ、かつR1 、R2 、R3 が、相互に同じでも
異なってもよく、それぞれH、CH3 、C25 、n−
37 、OCH3 、ハロゲン(Cl、Br、I)フェ
ニル、直鎖もしくは分岐C49 を、R4 、R5 が、相
互に同じでも異なってもよく、それぞれ炭素原子数1か
ら6、ことに1から4のアルキル、例えばメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、ことにメチル、フェニル、エチル、エチル、イソ
プロピルのようなアルキルにより、塩素のようなハロゲ
ンにより、またはヒドロキシルにより置換されたフェニ
ルを意味し、R4 がCH2 基を介してR6 と合体して5
もしくは6員の環を形成し、X- がBF4 - 、AsF6
- 、SbF6 - 、PF6 - 、CF3 SO3 - を意味し、
Rが前述した意味を有する化合物が挙げられる。
【0069】さらに他の化合物(c)は、以下の式で表
わされる化合物である。
【0070】
【化35】
【0071】
【化36】
【0072】
【化37】 ただし、上記式中のRX はCH3 、C25 、CH2
CN、CH2 −NO2を意味する。
【0073】本発明において使用され得るさらに他の化
合物(c)は、下式(I)、(II)
【0074】
【化38】 で表わされ、かつnが1から6の数値を意味する場合の
基、ことに下式
【0075】
【化39】 の基を有する化合物、例えば下式
【0076】
【化40】
【0077】
【化41】 で表わされる化合物である。ただし、これらの式におい
てnは1、2または3を意味する。
【0078】テトラアルキルアンモニウム基N+4
は、ポリマー(a)に結合されていてもよく、あるいは
低分子量有機化合物モノマーの一部を構成していてもよ
い。
【0079】テトラアルキルアンモニウム基は、組成分
(b)に対して、一般的に0.01から50モル%、こ
とに0.1から10モル%の割合で本発明組成物中に含
有されているのが好ましい。
【0080】本発明による感放射線組成物は、さらに慣
用の助剤、添加剤、例えば増感剤、着色剤、レベリング
剤、湿潤剤、安定剤などを含有し得る。これらの使用量
は、一般的に3重量%以下である。
【0081】本発明組成物は、レジストを製造するた
め、有機溶媒に溶解せしめられ、固体分5から40重量
%の溶液にするのが好ましい。好ましい溶媒は、脂肪族
のケトン、エーテル、エステルまたはこれらの混合溶媒
である。具体的にはエチルセロソルブ、ブチルグリコー
ル、メチルセロソルブ、1−メトキシ−2−プロパノー
ルのようなアルキレングリコールモノアルキルエーテ
ル、メチルセロソルブアセタート、メチルプロピレング
リコールアセタート、エチルプロピレングリコールアセ
タートのようなアルキレングリコールアルキルエーテル
エステル、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、メチ
ルエチルケトンのようなケトン、ブチルアセタート、エ
チルアセタートのようなアセタート、エチルラクター
ト、ブチロラクトンのような他のエステル、トルエン、
キシレンのような芳香族溶媒がことに好ましい。適当な
溶媒、混合溶媒の選定は、感放射線組成物を構成する組
成分に何を使用するかにより行われる。
【0082】接着促進剤、可塑剤のような他の添加剤
は、一般的に1重量%までの量で添加される。
【0083】本発明による感放射線組成物は、ことにX
線、電子線、紫外線に対して感応する。組成物を比較的
長波長の紫外線、可視波長帯域に感応するように、必要
に応じて、ピレン、ペリレンのような少量の増感剤が添
加され得る。特定の波長帯域、例えば短波長紫外線(>
300nm)の露出には、形成された層の高度の透明性
が要求される。慣用の水銀灯を基礎とする露出装置で
は、254nm波長が使用され、また248nmの波長
で出力するエキシマレーザが使用される。
【0084】ポジチブレリーフパターンを形成する本発
明方法において、新規の感放射線組成物から構成される
感放射線層は、化学作用放射線に画像形成露出され、そ
の露出部分のアルカリ溶液に対する溶解性は、場合によ
り40から160℃で後処理焼付けされて、増大せしめ
られ、この部分はアルカリ現像液により選択的に洗除さ
れる。
【0085】本発明による感放射線組成物はを含有する
フォトレジスト溶液は、適当な基板、例えば表面酸化さ
れたシリコンウエーハ上に、スピンコーティング法によ
り厚さ0.1から5μm、ことに0.5から1.5μm
の層を形成するように施こされ、乾燥され(例えば70
から140℃で)、フォトマスクを介して、適当な光
源、例えば200から300nm波長の短波長紫外線
(ディープUV)に画像形成露出される。ことに好まし
い光源はKrFエキシマレーザ光(248nm)であ
る。画像形成露出後、場合により160℃までの温度に
おける焼付処理を経て、一般的にpH値が12から14
の、慣用のアルカリ水溶液で現像し、露出部分を洗除す
る。解像力はサブミクロン範囲である。本発明による感
放射線組成物に必要な露出エネルギーは、層厚さ1μm
の場合、10から300mJ/cm2 である。
【0086】本発明による感放射線組成物は高い感応
性、良好な解像力、良好な処理特性、ことに改善された
露出許容範囲および露出後の長い貯蔵寿命を有し、従っ
て、ことに短波長範囲のリトグラフィーに有利に使用さ
れ得る。コントラストおよび焦点深さが共に改善されて
いるからである。
【0087】ガンマ値(Γp)で表わされるレジストの
コントラストは、層厚さの露出放射線に対するプロット
により測定される。ポジチブレジストのガンマ値は、
【0088】
【数1】 で定義される。式中のD0 、D1 は、暗失活エネルギー
カーブから得られる補外ないし外挿露出エネルギー量で
ある。
【0089】以下の実施例、対比例により本発明の従来
技術に対する利点、従って技術的進歩性を実証するが、
ここで使用される部ないし百分率は、定義されない限り
重量に関するものである。
【0090】
【実施例】以下の実施例、対比例により本発明の従来技
術に対する利点、従って技術的進歩性を実証するが、こ
こで使用される部ないし百分率は、定義されない限り重
量に関するものである。
【0091】[実験例]対比例1 5部の4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニウムト
リフラート、95部のポリ[4−ヒドロキシスチレン−
co−4−テトラヒドロキシピラニルオキシスチレン]
(コモノマーのモル割合60:40)、300部のエチ
ルラクタートからフォトレジス溶液を調製し、0.2μ
m径の網目を有するフィルターで濾過した。
【0092】この溶液を、表面酸化させたシリコンウエ
ーハ上にスピンコーティングで施こし、約0.8μm厚
さの層を形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマ
スクを介して波長248nmのエキシマレーザ光に画像
形成露出した後、130℃で1分間後処理焼付けし、次
いでアルカリ水溶液で1分間現像した。テストウエーハ
上のホトレジスト層を検査し、測定したところ、ガンマ
値6を示した。
【0093】実施例1 対比例1と同様にして、ただし4−ヒドロキシフェニル
ジメチルスルホニウムトリフラートに対して3モル%の
トリメチルアンモニウムブチロベタインを添加して、処
理した。この場合のホトレジスト層のガンマ値は7であ
った。
【0094】実施例2 4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニウムトリフラ
ートに対して5モル%のトリメチルアンモニウムブチロ
ベタインを添加したほかは、対比例1と同様に処理し
た。この場合のガンマ値は9であった。
【0095】実施例3 フォトリトグラフィー特性をテストするために、対比例
1と実施例1および実施例2のレジスト溶液を、200
0mm径の各ウエーハに施こし、約800nm厚さの層
を形成した。加熱プレート上で130℃に加熱した後、
ウエーハをASMリトグラフィーのウエーハステッパー
PAS5500で画像形成露出し、それぞれ異なる待機
時間の経過後、各ウエーハを130℃で後処理焼付け
し、アルカリ溶液で洗除、現像した。次いで、走査電子
顕微鏡で、待機時間の関数として形成された線条の幅を
測定した。
【0096】下表は形成された250nm幅線条と待機
時間との関係を示す。
【0097】
【表1】
【0098】対比例2 5部の2,3,5−トリメチル−4−ヒドロキシフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラート、95部のポリ
[4−ヒドロキシスチレン−co−4−テトラヒドロピ
ラニルオキシスチレン](コモノマーのモル割合55:
45)、300部のエチルラクタートからフォトレジス
溶液を調製し、0.2μm径網目のフィルターで濾過し
た。
【0099】この溶液をスピンコーティングにより表面
酸化シリコンウエーハ上に施こして、約0.8μm厚さ
の層を形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマス
クを介して波長248nmのエキシマレーザ光に露出
し、このウエーハを130℃で1分間後処理焼付けし、
アルカリ水溶液で1分間洗除、現像した。
【0100】ウエーハ上のホトレジストを検査し、測定
したところ、このレジストのコントラストガンマ値は7
を示した。
【0101】実施例4 2,3,5−トリメチル−4−ヒドロキシフェニルジメ
チルスルホニウムトリフラートに対して3モル%の化合
物(C1)
【0102】
【化42】 で添加したほかは、対比例2と同様に処理した。対比例
2と同じ処理後、本例におけるガンマ値は10を示し
た。
【0103】実施例5 2,3,5−トリメチル−4−ヒドロキシフェニルジメ
チルスルホニウムトリフラートに対して6モル%の化合
物(C1)を添加したほかは、対比例2と同様に処理し
た。この場合のガンマ値は9.5であった。
【0104】実施例6 貯蔵寿命をテストするため、対比例2、実施例4、5の
レジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施こし、
厚さ約800nmの層を形成した。実施例3と同様にさ
らに処理し、テストして下記の結果が得られた。
【0105】
【表2】
【0106】対比例3 5部の2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピル
フェニルジメチルスルホニウムトリフラート、95部の
ポリ[4−ヒドロキシスチレン−co−4−テトラヒド
ロピラニルオキシスチレン](コモノマーのモル割合6
5:35)、320部のエチルラクタートからフォトレ
ジスト溶液を調製し、0.2μm径網目のフィルターで
濾過した。
【0107】この溶液をスピンコーティングにより表面
酸化シリコンウエーハ上に施こし、約0.8μm厚さの
層を形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマスク
を介して波長248nmのエキシマレーザ光に露出し、
130℃で1分間後処理焼付けし、アルカリ水溶液で1
分間洗除、現像した。
【0108】ウエーハ上のフォトレジストを検査し、レ
ジストのコントラストを測定したところガンマ値6を示
した。
【0109】実施例7 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラートに対して3モル%
の化合物(C2)
【0110】
【化43】 で添加したほかは、対比例3と同様に処理した。このレ
ジストのガンマ値は8であった。
【0111】実施例8 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラートに対して5モル%
の化合物(C2)を添加したほかは、対比例3と同様に
処理した。この場合のガンマ値は8であった。
【0112】実施例9 貯蔵寿命をテストするため、対比例3および実施例7、
8のレジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施こ
し、約800nm厚さの層を形成した。同様に処理して
下表の結果を得た。
【0113】
【表3】
【0114】実施例10 さらにテストして露出許容度を測定した。焦点深度は、
ウエーハを異なる露出線量で処理し、露出装置の焦点深
度を変えて測定された。現像後アルカリ水溶液で洗除、
現像し、現像して形成された線条の幅を走査電子顕微鏡
で測定した。この結果を下表に示す。
【0115】
【表4】
【0116】対比例4 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラート、95部のポリ
[4−ヒドロキシスチレン−co−4−テトラヒドロピ
ラニルオキシスチレン−co−4−ビニルシクロヘキサ
ノール](コモノマーのモル割合55:38:7)、3
20部のエチルラクタートからフォトレジスト溶液を調
製し、0.2μm径網目のフィルターで濾過した。
【0117】この溶液をスピンコーティングで表面酸化
シリコンウエーハ上に施こして厚さ約10μmの層を形
成し、130℃で1分間乾燥した。テストマスクを介し
て248nmのエキシマレーザ光に露出し、130℃で
1分間後処理焼付けしてから、アルカリ水溶液で1分間
現像した。テストウエーハ上のフォトレジスト層を検査
し、コントラストを測定したところ6.5のガンマ値を
示した。
【0118】実施例11 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラートに対して、5モル
%の下式化合物(C4)、テトラエチルアンモニウムア
セタートを添加したほかは、対比例4と同様に処理し
た。
【0119】
【化44】 この場合のガンマ値は9であった。
【0120】実施例12 焦点深度をテストするため、対比例4および実施例11
のレジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施こ
し、厚さ約100nmの層を形成した。対比例4と実施
例11の焦点深度は下表に示される通りである。
【0121】
【表5】
【0122】対比例5 2.5部の2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロ
ピルフェニルジメチルスルホニウムトリフラート、2.
5部の3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−5−イソプ
ロピルフェニルジメチルスルホニウムトリフラート、9
5部のポリ[4−ヒドロキシスチレン−co−4−テト
ラヒドロピラニルオキシスチレン−co−4−ビニルシ
クロヘキサノール](コモノマーのモル割合48:4
0:12)、320部のエチルラクタートからフォトレ
ジスト溶液を調製し、0.2μm径網目のフィルターで
濾過した。
【0123】この溶液をスピンコーティングで表面酸化
シリコンウエーハ上に施こして、厚さ約0.8μmの層
を形成し、130℃で1分間乾燥し、テストマスクを介
して波長248nmのエキシマレーザ光に露出し、13
0℃で1分間後処理焼付けしてから、アルカリ水溶液で
1分間洗除、現像した。
【0124】このテストウエーハ上のフォトレジスト層
を検査し、レジストのコントラストを測定したところ
7.5のガンマ値を示した。
【0125】実施例13 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラートに対して6モル%
のテトラエチルアンモニウムトルエン−4−スルホナー
ト(C5)を添加したほかは、対比例5と同様に処理し
た。これにより得られたフォトレジストは8.5のガン
マ値を示した。
【0126】実施例14 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニ
ルジメチルスルホニウムトリフラートに対して10モル
%の化合物(C5)を添加したほかは、対比例5と同様
に処理した。この場合のガンマ値は8.5であった。
【0127】対比例6 3部の4−メトキシフェニルジスルホン、95部のポリ
[4−ヒドロキシスチレン−co−4−テトラヒドロピ
ラニルオキシスチレン−co−4−ビニルシクロヘキサ
ノール](コモノマーのモル割合49:38:13)、
320部のエチルラクタートからフォトレジスト溶液を
調製し、0.2μm径網目のフィルターで濾過した。
【0128】この溶液をスピンコーティングで表面酸化
シリコンウエーハ上に施こして厚さ約0.8μmの層を
形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマスクを介
して波長248nmのエキシマレーザ光に露出した後、
130℃で1分間後処理焼付けし、アルカリ水溶液で1
分間現像した。
【0129】テストウエーハ上のフォトレジストを検査
し、そのコントラストを測定したところ5.5のガンマ
値を示した。
【0130】実施例15 4−メトキシフェニルジスルホンに対して5モル%の下
式化合物(C6)を添加するほかは、対比例6と同様に
処理した。
【0131】
【化45】 この場合のガンマ値は7.5であった。
【0132】実施例16 焦点深度をテストするため、対比例6および実施例15
のレジスト溶液を200nm径のウエーハに施こして、
厚さ約800nmの層を形成した。テスト結果を下表に
示す。
【0133】
【表6】
【0134】対比例7 6部のビス−4−メチルフェニルスルホニルジアゾメタ
ン、95部のポリ[4−ヒドロキシスチレン−co−4
−テトラヒドロピラニルオキシスチレン−co−4−ビ
ニルシクロヘキサノール](コモノマーのモル割合4
9:38:13)、320部のエチルラクタートからフ
ォトレジスト溶液を調製し、0.2μm径網目のフィル
ターで濾過した。
【0135】この溶液を表面酸化シリコンウエーハ上に
スピンコーティングで施こして厚さ約0.8μm厚さの
層を形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマスク
を介して248nm波長のエキシマレーザ光に露出し
た、130℃で1分間後処理焼付けし、アルカリ水溶液
で1分間現像した。
【0136】テストウエーハ上のフォトレジスト層を検
査し、レジストコントラストを測定したところ6.4の
ガンマ値を示した。
【0137】実施例17 ビス−4−メチルフェニルスルホニルジアゾメタンに対
して4モル%の化合物(C7)を添加したほかは、対比
例7と同様に処理した。
【0138】
【化46】 本例におけるガンマ値は7.5であった。
【0139】対比例8 10部の2,6−ジニトロベンジル−4−トルエンスル
ホナート、90部のポリ[4−ヒドロキシスチレン−c
o−4−テトラヒドロピラニルオキシスチレン−co−
4−ビニルシクロヘキサノール](コモノマーのモル割
合55:38:7)、320部のエチルラクタートから
フォトレジスト溶液を調製し、0.2μm径網目のフィ
ルターで濾過した。
【0140】この溶液を表面酸化シリコンウエーハ上に
スピンコーティングで施こして、厚さ約1.0μmの層
を形成し、テストマスクを介して248nm波長のエキ
シマレーザ光に露出し、130℃で1分間後処理焼付け
し、アルカリ水溶液で1分間現像した。
【0141】テストウエーハ上のフォトレジストを検査
し、レジストコントラストを測定したところ5.0のガ
ンマ値を示した。
【0142】実施例18 2,6−ジニトロベンジル−4−トルエンスルホナート
に対して5モル%の下式4−トルエンスルホナート(C
8)を添加したほかは、対比例8と同じように処理し
た。本例におけるガンマ値は6.5を示した。
【0143】
【化47】
【0144】実施例19 焦点深度をテストするため、対比例8と実施例18のレ
ジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施こして、
約800nm厚さの層を形成した。実施例10と同様に
処理して、以下の結果を得た。
【0145】
【表7】
【0146】対比例9 5部の3−メチル−4−ヒドロキシフェニルジメチルス
ルホニウムトリフラート、95部のポリ[4−ヒドロキ
シスチレン−co−4−テトラヒドロピラニルオキシス
チレン−co−4−ビニルシクロヘキサノール](コモ
ノマーのモル割合54:40:6)、320部のエチル
ラクタートからフォトレジスト溶液を調製し、0.2μ
m径網目のフィルターで濾過した。
【0147】この溶液を表面酸化シリコンウエーハ上に
スピンコーティングで施こして、厚さ約0.8μmの層
を形成し、130℃で1分間乾燥した。テストマスクを
介して248nm波長のエキシマレーザ光に露出し、1
30℃で1分間後処理焼付けし、アルカリ水溶液で1分
間現像した。テストウエーハ上のレジストコントラスト
を測定したところ6.5のガンマ値を示した。
【0148】実施例20 3−メチル−4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニ
ウムトリフラートに対して2モル%の下式化合物(C
9)を添加したほかは、対比例9と同様に処理した。こ
の場合のガンマ値は7.5であった。
【0149】
【化48】
【0150】実施例21 3−メチル−4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニ
ウムトリフラートに対して4ル%の下式化合物(C9)
を添加したほかは、対比例9と同様に処理した。本例に
おけるガンマ値は9であった。
【0151】実施例22 3−メチル−4−ヒドロキシフェニルジメチルスルホニ
ウムトリフラートに対して6ル%の上記化合物(C9)
を添加したほかは、対比例9と同様に処理した。ガンマ
値は同じく9を示した。
【0152】実施例23 貯蔵寿命をテストするため、対比例9と、実施例21、
22のレジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施
こして、厚さ約800nmの層を形成した。さらに実施
例3と同様に処理して、それぞれ異なる待機時間経過後
の形成線条の幅を測定した。その結果を下表に示す。
【0153】
【表8】
【0154】実施例24 さらに各ウエーハを異なる露出線量、露出装置の異なる
深度で処理して、焦点深度を測定した。リトグラフィー
で形成された線条幅250nmおよび350nmに関す
る焦点深度は下表に示される通りであった。
【0155】
【表9】 対比例10 10部の1,2,3−トリス(メタンスルホニルオキ
シ)ベンゼン、90部のポリ[4−ヒドロキシスチレン
−co−4−テトラヒドロピラニルオキシスチレン−c
o−4−ビニルシクロヘキサノール](コモノマーのモ
ル割合47:40:13)、320部のエチルラクター
トからフォトレジスト溶液を調製し、0.2μm径の網
目を有するフィルターで濾過した。
【0156】この溶液を表面酸化シリコンウエーハ上に
スピンコーティングで施こして、厚さ約0.8μmの層
を形成し、125℃で1分間乾燥した。テストマスクを
介して248nm波長のエキシマレーザ光に露出し、1
25℃で1分間後処理焼付けし、アルカリ水溶液で1分
間現像した。
【0157】テストウエーハ上のフォトレジストを検査
し、レジストのコントラストを測定したところ5.4の
ガンマ値を示した。
【0158】実施例25 1,2,3−トリス(メタンスルホニルオキシ)ベンゼ
ンに対して5モル%の下式で表わされる化合物(C1
0)を添加したほかは、対比例10と同様に処理した。
この場合のカンマ値は6.5であった。
【0159】
【化49】
【0160】実施例26 貯蔵寿命をテストするため、対比例10および実施例2
5のレジスト溶液を、200mm径のウエーハ上に施こ
して、約800nm厚さの層を形成した。さらに実施例
3と同様に処理して、それぞれ異なる待機時間経過後
に、250nm幅の線条を測定したところ下表に示す結
果を得た。
【0161】
【表10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト、ビンダー ドイツ、68623、ラムペルトハイム、シュ ヴィムバートシュトラーセ、24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a1)酸不安定基を含有し、かつ酸の
    作用によりアルカリ水溶液に可溶性となる、少なくとも
    1種類の水不溶性有機ポリマー結合剤または(a2.
    1)水に不溶性であり、アルカリ水溶液に可溶性である
    ポリマー結合剤および(a2.2)酸の作用により、ア
    ルカリ水溶液に対する溶解性が増大せしめられる低分子
    量有機化合物と、 (b)化学作用放射線の作用下に酸を形成する少なくと
    も1種類の有機化合物と、 (c)上記(b)とは異なる、1種類もしくは複数種類
    のさらに他の有機化合物とを含有し、 上記組成分(a1)、(a2.1)、(a2.2)、
    (b)および(c)の少なくとも1組成分が式 【化1】 の結合基を含有しているか、あるいは組成分(c)が式
    (II) 【化2】 で表わされ、かつ上記Rが炭素原子数1から6のアルキ
    ルを、nが1から6の数値を意味する化合物であること
    を特徴とするとする、ポジチブ処理用感放射線組成物。
  2. 【請求項2】 組成分(a1)、(a2.1)、(a
    2.2)、(b)および(c)の少なくとも1組成分
    が、以下の式 【化3】 で表わされ、かつR″″がH、ハロゲン、アルコキシま
    たはC1 −C4 アルキルを意味する基を含有することを
    特徴とする、請求項(1)の感放射線組成物。
  3. 【請求項3】 組成分(a1)および(a2.1)のい
    ずれか一方または両方が、それぞれ式 【化4】 で表わされ、かつR′がHまたはCH3 を、R″がHま
    たは炭素原子数1から4のアルキルを意味する単位を含
    有することを特徴とする、請求項(1)の感放射線組成
    物。
  4. 【請求項4】 上記組成分(c)として、以下の式 【化5】 で表わされ、かつR1 、R2 、R3 が相互に同じでも異
    なってもよく、それぞれH、CH3 、C25 、n−C
    37 、OCH3 、フェニル、ハロゲンまたは直鎖もし
    くは分岐C49 を、R4 、R5 が相互に同じでも異な
    ってもよく、それぞれ炭素原子数1から6のアルキル、
    フェニル、またはアルキル置換、ハロゲン置換もしくは
    ヒドロキシル置換フェニルを意味し、あるいはR4 、R
    5 がCH2基を介して5員もしくは6員環を形成する有
    機化合物のいずれかを含有することを特徴とする、請求
    項(1)の感放射線組成物。
  5. 【請求項5】 上記組成分(c)として、以下の式 【化6】 【化7】 で表わされ、mが1から4、nが1から3の数値を意味
    する有機化合物のいずれかを含有することを特徴とす
    る、請求項(1)の感放射線組成物。
  6. 【請求項6】 組成分(b)として、スルホニウム塩、
    ヨードニウム塩、ベンゾイントシラート、ピロガロール
    トリメシラート、o−ニトロベンジルトシラート、、ジ
    アリールジスルホン、ビスアリールスルホニルジアゾメ
    タン、ビスシクロヘキシルスルホニルジアゾメタンまた
    は以下の式 【化8】 で表わされるイミノスルホナートのいずれかを含有する
    ことを特徴とする、請求項(1)の感放射線組成物。
  7. 【請求項7】 上記組成分(a1)が、以下の式(V
    I)、(VII)、必要に応じ(VIII) 【化9】 で表わされる単位を含有することを特徴とする、請求項
    (1)の感放射線組成物。
  8. 【請求項8】 式(I)または(II)においてRがC
    3 を意味することを特徴とする、請求項(1)の感放
    射線組成物。
  9. 【請求項9】 有機溶媒ないし混合溶媒中の溶液の形態
    における、請求項(1)の感放射線組成物。
  10. 【請求項10】 請求項(1)の感放射線組成物を使用
    することを特徴とする、感光性被覆材料の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項(1)から(9)のいずれかの
    感放射線組成物を使用し、この組成物を慣用の予備処理
    をした基板上に施こして、厚さ0.1から5μmの層を
    形成し、70から140℃で乾燥し、化学作用線に画像
    形成露出し、必要に応じて40から160℃で後処理焼
    付けし、次いでアルカリ水溶液で現像することを特徴と
    する、レリーフ構造体の製造方法。
JP8240821A 1995-09-11 1996-09-11 ポジチブ処理用感放射線組成物およびこれを使用するレリーフ構造体の製造方法 Withdrawn JPH09127700A (ja)

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