JPH09126479A - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

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JPH09126479A
JPH09126479A JP28408195A JP28408195A JPH09126479A JP H09126479 A JPH09126479 A JP H09126479A JP 28408195 A JP28408195 A JP 28408195A JP 28408195 A JP28408195 A JP 28408195A JP H09126479 A JPH09126479 A JP H09126479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水回路を簡略化して本体の小型化・省スペ
ース化に貢献すると共に、温水エアコン用の温水で床暖
房も行えるようにした温水暖房装置を提供することを第
1課題とし、制御装置として床暖設定温度と床暖検出温
度に基づいて床暖房用の熱動弁の開閉比率を制御して、
変化に対する追随性を向上すると共に温度制御精度を向
上する温水暖房装置を提供することを第2課題とする。 【解決手段】 暖房戻り継手21、戻り管22、暖房水
タンク23、循環ポンプ24、熱交換器25、往き管2
6、暖房往き継手27及び複数の並列な放熱器3、4、
5、6が順次環状に接続された主回路28と、前記戻り
管22と往き管26とに跨るように設けたバイパス回路
29とからなる温水回路11及び前記熱交換器25を加
熱する熱源機12を備えた温水暖房装置1であって、暖
房往き継手27は温水エアコンの放熱器3に接続する第
1ヘッダー35と、熱動弁36を介して床暖房の放熱器
3、4、5に接続する第2ヘッダー37とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器を加熱す
る熱源機と複数の放熱器を有する温水回路とを備えた温
水暖房装置に関し、詳述すれば温水回路を改良するとと
もに熱源機及び温水回路を制御する制御装置を改良した
温水暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人の出願した例えば特願平4−25
8094号には、熱源機にて加熱される暖房用熱交換
器、温水タンク、循環ポンプ、それぞれ制御弁を介する
複数の放熱器及びバイパス流路を有する暖房用温水回路
を備えた温水暖房装置が開示されている。ここでいう複
数の放熱器には、熱交換器で加熱された高温の温水その
ものが供給される温水エアコンの放熱器と、熱交換器で
加熱された高温の温水と温水エアコンの放熱器から戻る
低温の温水との混合水が供給される床暖房用の放熱器と
がある。また、温水エアコンの運転が指示された場合に
は温水エアコンの操作手段における設定を優先した制御
が行われ、特に、床暖房用の放熱器への流量を制御する
制御弁として従来から熱動弁が採用され、床暖房用の放
熱器が設置される部屋の床の温度制御は、設置された床
の温度と所望の床暖設定温度との偏差に基づいて熱動弁
の開若しくは閉を制御するだけの単純なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の温水暖房装置で
は、床暖房用の放熱器へ混合水を供給するためには、温
水エアコン用の流路とは別に床暖房専用の流路を熱交換
器の上流側(即ち低温側)から分岐しなければならず、
温水回路特に温水暖房装置の本体内の狭い空間内におけ
る配管の引き回しを行わなければならず、その作業は大
変煩わしく且つ狭い空間を更に狭めることとなり、本体
の小型化を阻害する要因となっていた。
【0004】また、床暖房の温度制御は熱動弁の開若し
くは閉を制御するだけの単純制御で行うこと、及び、熱
交換器で加熱された温水温度が変動した場合には床暖房
用の放熱器への混合水の温度が変化する迄に若干のタイ
ムラグが生じることを考慮すると、従来の制御方式では
この変動を捉えるのが遅れやすいことに加え、床の温度
制御も遅れやすく、変化に対する追随性が極めて悪くな
るという不具合があった。
【0005】そこで本発明では、温水回路を簡略化して
本体の小型化・省スペース化に貢献すると共に、温水エ
アコン用の温水で床暖房も行えるようにした温水暖房装
置を提供することを第1の目的とし、制御装置として床
暖設定温度と床暖検出温度に基づいて床暖房用の熱動弁
の開閉比率を制御して、変化に対する追随性を向上する
と共に温度制御精度を向上する温水暖房装置を提供する
ことを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の温水暖房装置
は、暖房戻り継手、戻り管、暖房水タンク、循環ポン
プ、熱交換器、往き管、暖房往き継手及び複数の並列な
放熱器が順次環状に接続された主回路と、前記戻り管と
往き管とに跨るように設けたバイパス回路とからなる温
水回路、前記熱交換器を加熱する熱源機を備えたもので
あってさらに、前記暖房往き継手は温水エアコンの放熱
器に接続する第1ヘッダーと、熱動弁を介して床暖房の
放熱器に接続する第2ヘッダーとを備えたものである。
【0007】また本発明の温水暖房装置は、前記温水回
路、前記熱交換器を加熱する熱源機及びこの熱源機と前
記循環ポンプとを制御する制御装置を備えたものであっ
てさらに、前記暖房往き継手は温水エアコンの放熱器に
接続する第1ヘッダーと、熱動弁を介して床暖房の放熱
器に接続する第2ヘッダーとを備え、前記制御装置は前
記床暖房の放熱器を設置した室内の温度と所望の床暖設
定温度とに基づいて前記熱動弁の開閉比率を変更するよ
うにしたものである。
【0008】さらに本発明の温水暖房装置は、往き管の
熱交換器出口側に設けた温水温度を検出する温度センサ
と、温水エアコンを設置する部屋の暖房温度を設定する
と共に温水エアコンの運転停止を指示するエアコン操作
手段と、床暖房の放熱器を設置する部屋の床暖温度を設
定すると共に床暖房の運転停止を指示する床暖房操作手
段とを備え、前記制御装置は、前記エアコン操作手段で
エアコンの運転が指示された場合には前記温度センサで
検出する温水温度が第1の温度になるように前記熱源機
及び循環ポンプを動作制御し、前記床暖房操作手段で床
暖房の運転のみが指示された場合には前記温度センサで
検出する温水温度が前記第1の温度よりも低い第2の温
度になるように前記熱源機、循環ポンプ及び熱動弁を動
作制御するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の温水暖房装置の温水回路
の一例を示す回路図、図2は本発明の温水暖房装置の前
面パネルを外した状態の正面図、図3は本発明の制御装
置の概略ブロック回路図である。
【0010】本発明による温水暖房装置1は、図1及び
図2に示すように本体2と、複数の放熱器3、4、5、
6とで構成されている。本体2は、前面開口の箱状を成
すケーシング7と、前記前面開口を閉塞する前面パネル
(図示せず)とからなる。ただし図1においては後述す
るように床暖房用の放熱器が3つの例を示し、図2にお
いては床暖房用の放熱器が2つの例を示している。放熱
器3は温水エアコンの放熱器であり、放熱器4乃至6は
温水マットや温水パネル等室内の床に配置される床暖房
用の放熱器である。
【0011】ケーシング7内には、図2に示すように、
温水回路11と、熱源機12と、制御基板13とが収納
されている。15は燃焼部としてのバーナ、16はバー
ナに点火する点火装置としての点火プラグ、17はバー
ナ15の着火及び燃焼状態を検出する炎検出装置として
のフレームロッド、18はバーナ15に燃焼空気を供給
する送風機、19はバーナに燃料を供給する燃料供給装
置、20は燃焼空気を排気する排気筒であり、これらバ
ーナ15、点火プラグ16、フレームロッド17、送風
機18、燃料供給装置19及び排気筒20にて熱源機1
2を構成し、温水回路11の熱交換器25(詳しくは熱
交換管)内を流れる水を加熱するものである。
【0012】図1において、温水回路11は、暖房戻り
継手21、戻り管22、暖房水タンク23、循環ポンプ
24、熱交換器25、往き管26、暖房往き継手27及
び複数の並列な放熱器3、4、5、6が順次環状に接続
された主回路28と、戻り管22と往き管26とに跨る
ように設けたバイパス管で構成されるバイパス回路29
とからなる。
【0013】30は温水温度の変化に伴う暖房水タンク
23内の水圧変化を吸収するためのドレンタンクであ
り、温水温度が低下し配管が収縮して温水回路内の所要
水量が少なくなると水圧が高まり暖房水タンク23内の
水をドレンタンク30内に排出するように作用し、温水
温度が上昇し配管が膨張して温水回路内の所要水量が多
くなると水圧が下がりドレンタンク30内の水を暖房水
タンク23内に供給するように作用する。31はこのド
レンタンク30内の水位が所定水位を超えるとオーバー
フローさせるオーバーフロー管である。
【0014】往き管26の熱交換器出口側には温水の温
度を検出する温水温度センサ32が設けられ、暖房水タ
ンク23内にはタンク内の水位を検出する水位センサ3
3が設けてある。
【0015】暖房往き継手27は、温水エアコンの放熱
器3に接続する弁のない第1ヘッダー35と、それぞれ
熱動弁36を介して床暖房用の放熱器4、5、6の往き
配管に接続する第2ヘッダー37とを備え、第1ヘッダ
ー35は温水エアコン用往き継手38に、第2ヘッダー
37は床暖用往き継手39、40、41に接続される。
暖房戻り継手21は、温水エアコンの放熱器3の戻り配
管に接続する温水エアコン用戻り継手42と、床暖房用
の放熱器4、5、6の戻り配管に接続する床暖用戻り継
手43、44、45とを備える。
【0016】温水回路11における暖房往き継手27
が、温水エアコンの放熱器3に接続する第1ヘッダー3
5と、熱動弁36を介して床暖房の放熱器4、5、6に
接続する第2ヘッダー37とを備えているため、従来の
ように温水暖房装置1の本体2内で低温用の分岐回路を
引き回したり温水エアコンの放熱器3からの戻り水とバ
イパス回路29の温水との混合湯温を検出する低温用温
度センサを設けたりする必要がなくなり、温水暖房装置
1の本体2の構造を簡略化できると共に、熱交換器25
で加熱された温水そのもので複数の放熱器3、4、5、
6即ち複数の空間を暖房することができる。
【0017】一方、温水エアコンが設置される部屋に
は、エアコンの運転停止を指示するエアコン運転停止ス
イッチ(図示せず)と、所望の温度を設定するエアコン
用温度設定部51と、この部屋の温度を検出するエアコ
ン用温度センサ52と、温度設定部51で設定されたエ
アコン温度と温度センサ52で検出された室内温度との
偏差に基づくエアコン判断信号を出力するエアコン判断
部53とを備えたエアコン操作手段54が配置される。
【0018】床暖房用の放熱器4、5、6が配置される
部屋には、床暖房の運転停止を指示する床暖房運転停止
スイッチ(図示せず)と、所望の温度を設定する床暖用
温度設定部55と、この部屋の温度を検出する床暖用温
度センサ56と、温度設定部55で設定された床暖温度
と温度センサ56で検出された床温度との偏差に基づく
床暖判断信号を出力する床暖判断部57とを備えた床暖
房操作手段58が配置される。
【0019】床暖房操作手段58は、放熱器の配置され
る部屋が複数であれば各部屋毎に、また1つの部屋に複
数の放熱器を配置するのであれば各放熱器毎にそれぞれ
設置するのが好ましい。
【0020】他方、制御基板13には、前記熱源機1
2、循環ポンプ24及び後述する熱動弁の各動作を制御
する制御装置Sが設けられ、制御装置Sはエアコン操作
手段54、温水温度センサ32、水位センサ33及び床
暖房操作手段58の各出力に基づき熱源機12、循環ポ
ンプ24及び熱動弁36の動作を制御する制御信号を出
力する制御手段としてのマイクロコンピュータ(以下マ
イコンという)60を有する。
【0021】マイコン60は、エアコン運転停止スイッ
チでエアコン運転が指示されれば温水温度が高温(後述
の第1の温度)になるように機器を制御し、床暖房運転
停止スイッチで床暖運転が指示されるか若しくはエアコ
ン運転停止スイッチでアメニティエアコン運転が指示さ
れれば温水温度が低温(後述の第2の温度)になるよう
に機器を制御し、エアコン運転と床暖運転の両方が指示
された場合にはエアコン運転の指示を優先して機器を制
御するものである。
【0022】マイコン60は、エアコン判断部53のエ
アコン判断信号と温水温度センサの温水温度信号と水位
センサの水位信号とを入力し、熱源機12及び循環ポン
プ24の動作を制御するエアコン用制御手段61と、床
暖判断部57の床暖判断信号と温水温度センサの温水温
度信号と水位センサの水位信号とを入力し、熱源機12
及び循環ポンプ24の動作を制御すると共に、熱動弁3
6の開閉比率を制御する床暖用制御手段62とを備え
る。
【0023】エアコン判断信号として簡単な例を挙げれ
ば、温水温度を第1の温度(例えば高温側の温度80℃
程度)に維持させることを指示する第1信号や、温水温
度を第1の温度よりも低い第2の温度(例えば低温側の
温度60℃程度)に維持させることを指示する第2信号
等の信号のことである。尚、エアコン判断信号は第1、
第2信号に限定されるものではない。
【0024】また、床暖判断信号として簡単な例を挙げ
れば、床暖用温度センサ56で検出した床温度と床暖用
温度設定部55で設定した床暖温度との偏差が大きいと
きに開比率を高い値(例えば80%)にするように指示
する第3信号や、床温度と床暖温度との偏差が小さいと
きに開比率を低い値(例えば30%)にするように指示
する第4信号等の信号のことである。尚、床暖判断信号
は第3、第4信号に限定されるものではない。
【0025】熱源機12と循環ポンプ24とを制御する
制御装置Sが床暖房の放熱器4、5、6を設置した床の
床暖検出温度(床温度)と所望の床暖設定温度(床暖温
度)とに基づいて熱動弁36の開閉比率を変更するよう
にしたので、熱交換器25で加熱された温水そのものを
利用して複数の空間を別個に暖房することができるだけ
でなく、床暖設定温度、床暖検出温度及び温水温度に基
づいた床暖房の放熱器への温水の流量及び温度の制御が
可能となった。しかも、床暖房に対する温度制御精度の
向上及び設定温度や負荷量の変化に対する追随性の向上
が図れた。
【0026】さらに、温水エアコンを設置する部屋の暖
房温度を設定すると共に温水エアコンの運転停止を指示
するエアコン操作手段54でエアコンの運転が指示され
た場合には、制御装置Sが、主回路28の往き管26の
熱交換器出口側に設けた温水温度を検出する温水温度セ
ンサ32で検出する温水温度が第1の温度(本実施例で
は80℃)になるように熱源機12及び循環ポンプ24
を動作制御し、床暖房の放熱器4、5、6を設置する部
屋の床暖温度を設定すると共に床暖房の運転停止を指示
する床暖房操作手段で床暖房の運転のみが指示された場
合には、温水温度センサ32で検出する温水温度が第1
の温度よりも低い第2の温度(ここでは60℃)になる
ように熱源機12、循環ポンプ24及び熱動弁36を動
作制御するようにしたので、両操作手段54、58の操
作状態に合わせた温水暖房装置1の運転制御が行えるよ
うになり、暖房装置としての制御精度及び追随性がより
向上した。
【0027】
【発明の効果】請求項1によれば、温水回路における暖
房往き継手が、温水エアコンの放熱器に接続する第1ヘ
ッダーと、熱動弁を介して床暖房の放熱器に接続する第
2ヘッダーとを備えているため、従来のように温水暖房
装置内で低温用の分岐回路を引き回したり温水エアコン
の放熱器からの戻り水とバイパス回路の温水との混合湯
温を検出する低温用温度センサを設けたりする必要がな
くなり、温水暖房装置の構造を簡略化できると共に、熱
交換器で加熱された温水そのもので複数の放熱器即ち複
数の空間を暖房することができるようになる。
【0028】請求項2によれば、温水回路における暖房
往き継手が温水エアコンの放熱器に接続する第1ヘッダ
ーと、熱動弁を介して床暖房の放熱器に接続する第2ヘ
ッダーとを備え、熱源機と循環ポンプとを制御する制御
装置が床暖房を設置した室内の温度と所望の床暖設定温
度とに基づいて熱動弁の開閉比率を変更するようにした
ので、熱交換器で加熱された温水そのものを利用して複
数の放熱器即ち複数の空間を別個に暖房することができ
るだけでなく、床暖設定温度、床暖検出温度及び温水温
度に基づいた床暖房の放熱器への温水の流量及び温度の
制御が可能となり、床暖房に対する温度制御精度の向上
及び変化に対する追随性の向上が図れる。
【0029】請求項3によれば、請求項2の効果に加え
て、主回路の往き管の熱交換器出口側に設けた温水温度
を検出する温度センサと、温水エアコンを設置する部屋
の暖房温度を設定すると共に温水エアコンの運転停止を
指示するエアコン操作手段と、前記床暖房の放熱器を設
置する部屋の床暖温度を設定すると共に床暖房の運転停
止を指示する床暖房操作手段とを備え、熱源機と循環ポ
ンプとを制御する制御装置が、エアコン操作手段でエア
コンの運転が指示された場合には温度センサで検出する
温水温度が第1の温度になるように熱源機及び循環ポン
プを動作制御し、床暖房操作手段で床暖房の運転のみが
指示された場合には温度センサで検出する温水温度が第
1の温度よりも低い第2の温度になるように熱源機、循
環ポンプ及び熱動弁を動作制御するようにしたので、両
操作手段の操作状態に合わせた温水暖房装置の運転制御
が行え、暖房装置としての制御精度を及び追随性をより
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温水暖房装置の温水回路の一例を示す
回路図である。
【図2】本発明の温水暖房装置の本体の前面パネルを外
した状態の正面図である。
【図3】本発明の制御装置の概略ブロック回路図であ
る。
【符号の説明】
S 制御装置 1 温水暖房装置 2 本体 3 温水エアコンの放熱器 4 床暖房の放熱器 5 床暖房の放熱器 6 床暖房の放熱器 11 温水回路 12 熱源機 15 バーナー 18 送風機 19 燃料供給装置 21 暖房戻り継手 22 戻り管 23 暖房水タンク 24 循環ポンプ 25 熱交換器 26 往き管 27 暖房往き継手 28 主回路 29 バイパス管(バイパス回路) 32 温水温度センサ 33 水位センサ 35 第1ヘッダー 36 熱動弁 37 第2ヘッダー 51 エアコン用温度設定部 52 エアコン用温度センサ 53 エアコン用判断部 54 エアコン操作手段 55 床暖用温度設定部 56 床暖用温度センサ 57 床暖用判断部 58 床暖房操作手段 60 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房戻り継手、戻り管、暖房水タンク、
    循環ポンプ、熱交換器、往き管、暖房往き継手及び複数
    の並列な放熱器が順次環状に接続された主回路と、前記
    戻り管と往き管とに跨るように設けたバイパス回路とか
    らなる温水回路、前記熱交換器を加熱する熱源機を備え
    た温水暖房装置において、前記暖房往き継手は温水エア
    コンの放熱器に接続する第1ヘッダーと、熱動弁を介し
    て床暖房の放熱器に接続する第2ヘッダーとを備えたこ
    とを特徴とする温水暖房装置。
  2. 【請求項2】 暖房戻り継手、戻り管、暖房水タンク、
    循環ポンプ、熱交換器、往き管、暖房往き継手及び放熱
    器が順次環状に接続された主回路と、前記戻り管と往き
    管とに跨るように設けたバイパス回路とからなる温水回
    路、前記熱交換器を加熱する熱源機及びこの熱源機と前
    記循環ポンプとを制御する制御装置を備えた温水暖房装
    置において、前記暖房往き継手は温水エアコンの放熱器
    に接続する第1ヘッダーと、熱動弁を介して床暖房の放
    熱器に接続する第2ヘッダーとを備え、前記制御装置は
    前記床暖房の放熱器を設置した室内の温度と所望の床暖
    設定温度とに基づいて前記熱動弁の開閉比率を変更する
    ことを特徴とする温水暖房装置。
  3. 【請求項3】 前記往き管の熱交換器出口側に設けた温
    水温度を検出する温度センサと、前記温水エアコンを設
    置する部屋の暖房温度を設定すると共に温水エアコンの
    運転停止を指示するエアコン操作手段と、前記床暖房の
    放熱器を設置する部屋の床暖温度を設定すると共に床暖
    房の運転停止を指示する床暖操作手段とを備え、前記制
    御装置は、前記エアコン操作手段でエアコンの運転が指
    示された場合には前記温度センサで検出する温水温度が
    第1の温度になるように前記熱源機及び循環ポンプを動
    作制御し、前記床暖房操作手段で床暖房の運転のみが指
    示された場合には前記温度センサで検出する温水温度が
    前記第1の温度よりも低い第2の温度になるように前記
    熱源機、循環ポンプ及び熱動弁を動作制御することを特
    徴とする請求項2に記載の温水暖房装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000097444A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Sanyo Electric Co Ltd 温水暖房装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000097444A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Sanyo Electric Co Ltd 温水暖房装置

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