JPH09126341A - 電動流量制御弁 - Google Patents

電動流量制御弁

Info

Publication number
JPH09126341A
JPH09126341A JP7285731A JP28573195A JPH09126341A JP H09126341 A JPH09126341 A JP H09126341A JP 7285731 A JP7285731 A JP 7285731A JP 28573195 A JP28573195 A JP 28573195A JP H09126341 A JPH09126341 A JP H09126341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
holder
refrigerant
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7285731A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Eiji Ishii
英司 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP7285731A priority Critical patent/JPH09126341A/ja
Publication of JPH09126341A publication Critical patent/JPH09126341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気泡ガスの破裂による騒音の発生を抑制でき
る電動流量制御弁を提供することにある。 【解決手段】 ステッピングモータMのロータ回転によ
るねじ送り作用で弁体5を開閉作動させる弁作動機構が
弁本体Aの弁室開口部に嵌着されるブッシュ15と、こ
のブッシュ雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を有しロータ
10の中心部に同心状に固定された弁ホルダ16とから
構成され、この弁ホルダ16に前記弁体5が保持されて
いる電動流量制御弁において、前記弁本体Aに弁室1内
に流入した気液混合冷媒中のガス冷媒Gをケース内底空
間部7aに流入させるガス冷媒通路18を設け、且つ弁
ホルダ16に前記空間部7aに流入されたガス冷媒Gを
ホルダ内に流入させる連通孔19を設けると共に、前記
弁体5の中心部にホルダ流入のガス冷媒Gを二次口Pb
側に流出させる流出孔20を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクルに用い
られる冷媒の流量制御に使用する電動流量制御弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平6−174129号公報で知られ
ている従来の電動流量制御弁は、弁室に連通する一次口
及び二次口を有し二次口側隔壁に連通弁口を設けた弁本
体と、この弁本体の弁室内に流入する液冷媒の流量制御
を行う弁体(ニードル弁)と、前記弁本体の外側部に固
定される密閉ケース及び該ケースの外側に配置されるス
テータコイルを有し前記ケースの内側にステータコイル
の通電励磁によって回転される弁開閉方向に位置移動可
能なロータを設けたステッピングモータと、このステッ
ピングモータのロータ回転によるねじ送り作用で前記弁
体を開閉作動させる弁作動機構とを具備し、この弁作動
機構が内側に雌ねじ部を有し前記弁本体の弁室開口部に
嵌着される円筒状のブッシュと、このブッシュ雌ねじ部
に螺合される雄ねじ部を有し前記ロータの中心部に同心
状に固定された弁ホルダとから構成され、この弁ホルダ
に前記弁体を保持させた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動流量制
御弁は、弁本体の弁室内に液冷媒だけが流入する場合は
問題ないが、前記弁体が弁口に進入した状態で前記弁室
内にガス冷媒と液冷媒の気液混合冷媒が流入すると、弁
絞り部においてガス冷媒が液冷媒の中に入って気泡状に
なり、この気泡混入の液冷媒が本体弁口から流出する時
に液冷媒の中で気泡ガスが破裂して騒音が発生するとい
う問題があった。本発明は前記従来の問題を解消するた
めになされたもので、その目的は気泡ガスの破裂による
騒音の発生を抑制できる電動流量制御弁を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、弁室1に連通する一次口Pa及び二次口Pbを有し
二次口側隔壁に連通弁口3を設けた弁本体Aと、この弁
本体の弁室1内に流入する液冷媒の流量制御を行う弁体
5と、前記弁本体Aの外側部に固定される密閉ケース6
及び該ケースの外側に配置されるステータコイル9を有
し前記ケース6の内側にステータコイル9の通電励磁に
よって回転される弁開閉方向に位置移動可能なロータ1
0を設けたステッピングモータMと、このステッピング
モータのロータ回転によるねじ送り作用で前記弁体5を
開閉作動させる弁作動機構Bとを具備し、この弁作動機
構Bが内側に雌ねじ部15aを有し前記弁本体Aの弁室
開口部に嵌着される円筒状のブッシュ15と、このブッ
シュ雌ねじ部15aに螺合される雄ねじ部16aを有し
前記ロータ10の中心部に同心状に固定された弁ホルダ
16とから構成され、この弁ホルダ16に前記弁体5が
保持されている電動流量制御弁において、前記弁本体A
に弁室1内に流入した気液混合冷媒中のガス冷媒Gを前
記ケース6の内底空間部7aに流入させるガス冷媒通路
18を設け、且つ前記弁ホルダ16のケース内露出部に
前記空間部7aに流入されたガス冷媒G(図1の点線で
示す)をホルダ内に流入させる連通孔19を設けると共
に、前記弁体5の中心部にホルダ内に流入したガス冷媒
Gを二次口Pb側に流出させる流出孔20を設けたこと
を特徴とする。
【0005】前記構成の電動流量制御弁によれば、弁体
5が弁口3に進入した状態で弁本体Aの弁室1内にガス
冷媒Gと液冷媒W(図1の実線で示す)の気液混合冷媒
が流入すると、液冷媒Wは弁絞り部を通って二次口Pb
側へ流出するが、液冷媒流と分離するガス冷媒Gは弁本
体Aのガス冷媒通路18→密閉ケース6の内底空間部7
a→弁ホルダ16の連通孔19→弁体中心の流出孔20
というガス流通経路を経て、この弁体流出孔20から二
次口Pb側へ流出する。このため、ガス冷媒Gが弁絞り
部で液冷媒Wの中に入り気泡状になって破裂するという
従来の如き問題は起らず、気泡ガスの破裂による騒音の
発生を抑制することができる。
【0006】さらに、弁体の弁ホルダ内に挿入される部
分を細径部として弁ホルダ内に液冷媒の貯留室を形成
し、弁ホルダ内に流入した冷媒を気液分離する機能を備
えることによって効果を更に向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1に
従い具体的に説明する。図中Aは弁本体で、弁室1に連
通する冷媒流入用の一次口Paと冷媒流出用の二次口P
bとを有し、二次口側隔壁に連通弁口3を設けた構成と
なっている。
【0008】5はこの弁本体Aの弁室1内に流入する液
冷媒の流量制御を行う弁体、Mはステッピングモータ
で、このステッピングモータMは弁本体Aの二次口Pb
と反対側になる外側部に固定される密閉ケース6と、こ
の密閉ケースの外側に配置されるステータコイル9とを
有し、前記ケース6の内側にステータコイル9の通電励
磁によって回転される弁開閉方向に位置移動可能なロー
タ10を設けた構成となっている。
【0009】前記密閉ケース6は下蓋7とキャン8とで
構成され、前記ロータ10は合成樹脂製のスリーブ11
と、該スリーブの外側に一体的にインサート固定された
筒状の永久磁石12とからなり、前記スリーブ11には
ロータ10をキャン軸受14に回転及び上下動可能に支
持する軸部材であるシャフト13が固定されている。
【0010】BはステッピングモータMのロータ回転に
よるねじ送り作用で弁体5を開閉作動させる弁作動機構
で、この弁作動機構Bは内側に雌ねじ部15aを有し弁
本体Aの弁室開口部に嵌着される円筒状のブッシュ15
と、このブッシュ雌ねじ部15aに螺合される雄ねじ部
16aを有し前記ロータ10(スリーブ11)の中心部
に同心状に埋設固定された筒状の弁ホルダ16とから構
成され、この弁ホルダ16の下端開口部に前記弁体5が
嵌着されている。
【0011】前記雌ねじ部15a及び雄ねじ部16aの
螺合長さは、弁体5の開閉移動ストロークと同一又は若
干長く設定され、弁体5の全開時においてホルダ雄ねじ
部16aがブッシュ雌ねじ部15aから噛合離脱するよ
うにし、且つ前記ロータ中心軸13の外周部にスリーブ
後端部に支持される復帰用スプリング17を組込んでい
る。
【0012】この復帰用スプリング17は、弁体5の開
弁時においてキャン軸受14から図1の如く離れ、弁体
5の全開時にはキャン軸受14に当接して圧縮されて、
前記ロータ10及び弁ホルダ16を該ホルダ雄ねじ部1
6aがブッシュ雌ねじ部15aに噛み合う方向に付勢す
る作用をなす。
【0013】本発明においては、前記弁本体Aにその弁
室1内に流入した気液混合冷媒の中のガス冷媒Gを前記
ケース6の内底空間部7aに流入させるガス冷媒通路1
8を設け、且つ前記弁ホルダ16のケース内露出部に前
記空間部7aに流入されたガス冷媒Gをホルダ内に流入
させる気液分離可能な孔径1〜2mm位の連通孔19を
設けると共に、前記弁体5の中心部にホルダ16内に流
入したガス冷媒Gを二次口Pb側に流出させる流出孔2
0を設けた構成としている。
【0014】このような構成にすると、弁開度を絞った
図1に示す全閉直前の状態で弁本体Aの弁室1内にガス
冷媒Gと液冷媒Wの気液混合冷媒が流入される時に、液
冷媒Wは弁絞り部を通って二次口Pb側へ図1実線で示
す如く流出するが、液冷媒流と分離するガス冷媒Gは弁
本体Aのガス冷媒通路18→密閉ケース6の内底空間部
7a→弁ホルダ16の連通孔19→弁体中心の流出孔2
0というガス流通経路を経て、この弁体流出孔20から
二次口Pb側へ図1点線で示す如く流出する。
【0015】このため、ガス冷媒Gが弁絞り部で液冷媒
Wの中に入り気泡状になって破裂するという従来の如き
問題は起らず、気泡ガスの破裂による騒音の発生を抑制
することができる。このような効果は、図7及び図8に
示す騒音レベルの測定結果からも裏付けられている。図
7は従来の電動流量制御弁による騒音レベルの測定結果
を示す作用説明図であって、縦方向に騒音レベルを、横
方向に騒音の周波数をとっている。この図7に示す測定
結果を見ると、弁開度を絞った全閉直前の状態(周波数
が11〜18KHの領域)で騒音レベルが50dBとな
り、高い騒音を発生していることが分かる。図8は本発
明の電動流量制御弁による騒音レベルの測定結果を示す
作用説明図であって、図7と同様に縦方向に騒音レベル
を、横方向に騒音の周波数をとっている。この図8に示
す測定結果を見ると、弁開度を絞った全閉直前の状態
(周波数が11〜18KHの領域)で騒音レベルが45
dB程度となり、従来の電動流量制御弁より騒音が5d
B程度下がっていることが分かる。
【0016】図2は本発明の他の実施例を示す断面図で
ありステータコイルを省略して示している。図3は図2
の要部の拡大図である。本実施例装置にあっても、ロー
タ10と一体のスリーブ11に弁ホルダ16が同心状に
とりつけられる構成は、上述した電動流量制御弁と同様
である。そして、弁ホルダ16に連通孔19が形成され
る。弁ホルダ16の内径部に圧入される弁体25は、段
付の円筒状のもので、その小径部27と弁ホルダ16の
内径部との間にはシリンダ状の室30が形成される。弁
体25は、中心部にガス冷媒が流出するための流出口と
なるたて穴32を有し、その上端部33は、室30に連
通する。
【0017】本実施例にあっては、連通孔19から流入
する気泡が混入した冷媒は、連通孔19を通過する間
に、気液分離を受け、液冷媒はシリンダ状の室30内に
留まる。分離されたガス状の冷媒は、弁体25のたて穴
32の入口33からたて穴32内に流入し、二次口Pb
側へ送り出される。以上の作用により、冷媒中に含まれ
る気泡は減少し、気泡が破裂する際に発生する騒音は低
減する。
【0018】図4は本発明の更に他の実施例の断面図で
あり、図2の要部を示す。本実施例にあっては、弁ホル
ダ16の内径部に挿入される弁体35は、小径部37を
有し、小径部37と弁ホルダ16の内径部との間にシリ
ンダ状の室40を形成する。そして、弁体の小径部37
の上端面38は、小径部37の軸線に対して傾斜する面
として形成される。そして傾斜面38の先端38aを弁
ホルダ16の内径部の上面につき当てる構造とする。
【0019】この構成によって、気泡混合冷媒は、弁ホ
ルダに形成された孔19を通過する際に気液分離され
て、液冷媒は室40内に留まる。ガス状の冷媒は、弁体
35の傾斜面38に沿って旋回して、流出口となるたて
穴42に流入する。この旋回流の形成によって、ガス状
の冷媒は更に気液分離作用を受け、冷媒中の気泡は分離
される。この作用によって、ガス状の冷媒のみが二次口
側へ送り出され、気液冷媒中に含まれる気泡の混合割合
は、更に低減される。
【0020】図5は本発明の更に他の実施例の断面図で
あり、図2の要部を示す。本実施例にあっては、弁体4
5は小径部47を有し、弁ホルダ16の内径部との間に
シリンダ状の室50が形成される。小径部47の上端面
は、弁ホルダ16の内径部の上端面につき当てられる
が、小径部47の上端面にはスリット48が形成され
る。スリット48の個数は適宜に選択される。気泡が混
入した冷媒は、弁ホルダ16の孔19を通過する間に気
液分離作用を受けて、液冷媒は室50内に留まる。ガス
状の冷媒は、スリット48を通過して弁体のたて穴52
内へ流入するが、スリット48を通過する間に更に気液
分離作用を受けて気泡が分離される。本実施例は以上の
構成によって、二次口側へ流れる冷媒中に混合される気
泡を除去することができる。
【0021】図6は本発明の更に他の実施例を示す断面
図であり、ステータコイルを省略して示している。本実
施例にあっては、ロータ10と一体のスリーブ11の中
心に植設する軸部材であるシャフト130をパイプ部材
とし、弁ホルダ190には横穴を設けない。弁室1から
通路18を通ってキャン6の下部の空間100に浸入す
る気泡が混入した冷媒は、キャン6の内壁部とロータ1
0の外周面との間の間隙102を通って、キャン6の上
部の空間104に達する。ロータ10に植設したシャフ
ト130の上部は、キャン6の内面にとりつけられた軸
受部材140に設けた穴に挿入されている。
【0022】弁ホルダ160は、外ねじ部が雌ねじ部材
15に螺合して昇降し、弁体25が弁本体Aのオリフィ
スに挿入する構造であるので、シャフト130と軸受部
材140の穴との間には、間隙106が設けてある。そ
こで、キャン6の上部の空間104に入った冷媒は、軸
受部材140の間隙106を通過して軸受部材140と
キャン6の頂部との間の空間108に入り、シャフト1
30のたて穴132を通って、弁ホルダ160の内部に
達する。
【0023】気泡が混入した冷媒は、これらの通路や間
隙を通過する間に、気液分離作用を受ける。この作用を
受けて、冷媒中に混入した気泡は分離され、ガス冷媒の
みが弁体25のたて穴32を通って二次口Pb側へ送ら
れる。これにより、冷媒中に混入される気泡は除去さ
れ、気泡の破裂による騒音も低減される。
【0024】
【発明の効果】本発明の電動流量制御弁は、弁本体Aと
弁ホルダ16及び弁体5に前述したようなガス冷媒通路
18と連通孔19及び流出孔20を設けたものであるか
ら、ガス冷媒Gが弁絞り部で液冷媒Wの中に入り気泡状
になって破裂するという従来の問題を解消し、気泡ガス
の破裂による騒音の発生を抑制することができるという
効果を奏する。また、弁ホルダの内部と弁体の間に気液
分離構造を形成してあるので、液冷媒中に混入した気泡
は、より効果的に除去される。したがって、気泡の破裂
による騒音の低減効果は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電動流量制御弁を閉弁
直前の状態で示した中央縦断面図。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図3】図2の要部の拡大図。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す図3と同様の要
部の拡大図。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す図3と同様の要
部の拡大図。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す図2と同様の断
面図。
【図7】従来の電動流量制御弁による騒音レベルの測定
結果を示す特性図。
【図8】本発明による騒音レベルの測定結果を示す特性
図。
【符号の説明】
A 弁本体 1 弁室 Pa 一次口 Pb 二次口 3 連通弁口 5 弁体 M ステッピングモータ 6 密閉ケース 7a 同ケースの内底空間部 9 ステータコイル 10 ロータ B 弁作動機構 15 円筒状ブッシュ 15a ブッシュ雌ねじ部 16 弁ホルダ 16a ホルダ雄ねじ部 G ガス冷媒 W 液冷媒 18 ガス冷媒通路 19 連通孔 20 ガス冷媒の流出孔 25 弁体 27 細径部 30 液冷媒貯留室 32 たて穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁室に連通する一次口及び二次口を有し
    二次口側隔壁に連通弁口を設けた弁本体と、この弁本体
    の弁室内に流入する液冷媒の流量制御を行う弁体と、前
    記弁本体の外側部に固定される密閉ケース及び該ケース
    の外側に配置されるステータコイルを有し前記ケースの
    内側にステータコイルの通電励磁によって回転される弁
    開閉方向に位置移動可能なロータを設けたステッピング
    モータと、このステッピングモータのロータ回転による
    ねじ送り作用で前記弁体を開閉作動させる弁作動機構と
    を具備し、この弁作動機構が内側に雌ねじ部を有し前記
    弁本体の弁室開口部に嵌着される円筒状のブッシュと、
    このブッシュ雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を有し前記
    ロータの中心部に同心状に固定される軸部材及び弁ホル
    ダとから構成され、この弁ホルダに前記弁体が保持され
    ている電動流量制御弁において、 前記弁本体に弁室内に流入した気液混合冷媒の一部を前
    記ケースの内底空間部に流入させる冷媒通路と、前記弁
    ホルダのケース内露出部に流入される冷媒をホルダ内に
    流入させる連通孔と、前記弁体の中心部に設けられるホ
    ルダ内に流入した冷媒を二次口側に流出させる流出孔を
    備えることを特徴とする電動流量制御弁。
  2. 【請求項2】 弁室に連通する一次口及び二次口を有し
    二次口側隔壁に連通弁口を設けた弁本体と、この弁本体
    の弁室内に流入する液冷媒の流量制御を行う弁体と、前
    記弁本体の外側部に固定される密閉ケース及び該ケース
    の外側に配置されるステータコイルを有し前記ケースの
    内側にステータコイルの通電励磁によって回転される弁
    開閉方向に位置移動可能なロータを設けたステッピング
    モータと、このステッピングモータのロータ回転による
    ねじ送り作用で前記弁体を開閉作動させる弁作動機構と
    を具備し、この弁作動機構が内側に雌ねじ部を有し前記
    弁本体の弁室開口部に嵌着される円筒状のブッシュと、
    このブッシュ雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を有し前記
    ロータの中心部に同心状に固定される軸部材及び弁ホル
    ダとから構成され、この弁ホルダに前記弁体が保持され
    ている電動流量制御弁において、 前記弁本体に弁室内に流入した気液混合冷媒の一部を前
    記ケースの内底空間部に流入させる冷媒通路と、前記弁
    ホルダのケース内露出部に流入される冷媒をホルダ内に
    流入させる連通孔と、前記弁体の中心部に形成される細
    径部と、該細径部の外周部と弁ホルダの内径部との間に
    形成される液冷媒の貯留室と、前記弁体の中心部に設け
    られるホルダ内に流入した冷媒を二次口側に流出させる
    流出孔を備えることを特徴とする電動流量制御弁。
  3. 【請求項3】 弁体の中心部に形成される細径部を弁体
    の軸線に対して傾斜面で構成し、傾斜面の先端部を弁ホ
    ルダの内径部の端面に当接してなる請求項2記載の電動
    流量制御弁。
  4. 【請求項4】 弁体の中心部に形成される細径部を弁体
    の軸線に対して直交面で構成し、直交面に溝を形成する
    とともに直交面を弁ホルダの内径部の端面に当接してな
    る請求項2記載の電動流量制御弁。
  5. 【請求項5】 弁室に連通する一次口及び二次口を有し
    二次口側隔壁に連通弁口を設けた弁本体と、この弁本体
    の弁室内に流入する液冷媒の流量制御を行う弁体と、前
    記弁本体の外側部に固定される密閉ケース及び該ケース
    の外側に配置されるステータコイルを有し前記ケースの
    内側にステータコイルの通電励磁によって回転される弁
    開閉方向に位置移動可能なロータを設けたステッピング
    モータと、このステッピングモータのロータ回転による
    ねじ送り作用で前記弁体を開閉作動させる弁作動機構と
    を具備し、この弁作動機構が内側に雌ねじ部を有し前記
    弁本体の弁室開口部に嵌着される円筒状のブッシュと、
    このブッシュ雌ねじ部に螺合される雄ねじ部を有し前記
    ロータの中心部に同心状に固定される軸部材及び弁ホル
    ダとから構成され、この弁ホルダに前記弁体が保持され
    ている電動流量制御弁において、 前記弁本体に弁室内に流入した気液混合冷媒の一部を前
    記ケースの内底空間部に流入させる冷媒通路と、ケース
    の頂部が支持する軸部材との間に形成される間隙と、軸
    部材の中心を貫通する穴と、前記弁体の中心部に設けら
    れるホルダ内に流入した冷媒を二次口側に流出させる流
    出孔を備えることを特徴とする電動流量制御弁。
JP7285731A 1995-11-02 1995-11-02 電動流量制御弁 Pending JPH09126341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7285731A JPH09126341A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 電動流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7285731A JPH09126341A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 電動流量制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09126341A true JPH09126341A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17695318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7285731A Pending JPH09126341A (ja) 1995-11-02 1995-11-02 電動流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09126341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017532A (ja) * 2004-04-22 2011-01-27 Ice Energy Inc 高性能冷媒式蓄熱冷却システムにおける冷却剤管理のための混合相調節器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011017532A (ja) * 2004-04-22 2011-01-27 Ice Energy Inc 高性能冷媒式蓄熱冷却システムにおける冷却剤管理のための混合相調節器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2758064B2 (ja) 燃料噴射弁
JPH09317927A (ja) 空気制御バルブ
JP3672380B2 (ja) 電動式コントロールバルブ
JPH09126341A (ja) 電動流量制御弁
CN100387872C (zh) 电动阀
WO2003023265A1 (fr) Soupape de commande
JP3011859B2 (ja) 電動流量制御弁
US20060082005A1 (en) Accelerating apparatus of carburetor
JP2021042820A (ja) 電動弁
JP2005221115A (ja) 膨張弁
JPH08159321A (ja) 電動流量制御弁
JP4043076B2 (ja) 流量制御弁
JPS6255449A (ja) ロ−タリ−スロツトル弁式気化器
JPH1030744A (ja) 電動流量制御弁
JPH10196829A (ja) 電磁弁
JP4633943B2 (ja) 電動切換え弁
JP4102914B2 (ja) 気化器における燃料カットソレノイドバルブ装置
US867604A (en) Carbureter.
JP7466485B2 (ja) 電動弁
JP2003194251A (ja) 電動弁
JP7139446B2 (ja) 統合弁
JP2533568Y2 (ja) 電磁流体混合制御弁
JP2006125744A (ja) 冷凍サイクル及びアキュムレータ
JPH09242909A (ja) 減圧弁
JP2024014977A (ja) 電動弁