JPH0912581A - ジメチルアルミニウムハイドライド組成物及びその製造方法ならびにジメチルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法 - Google Patents

ジメチルアルミニウムハイドライド組成物及びその製造方法ならびにジメチルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法

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JPH0912581A
JPH0912581A JP8014117A JP1411796A JPH0912581A JP H0912581 A JPH0912581 A JP H0912581A JP 8014117 A JP8014117 A JP 8014117A JP 1411796 A JP1411796 A JP 1411796A JP H0912581 A JPH0912581 A JP H0912581A
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JP
Japan
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dimethylaluminum hydride
lewis base
weight
ether
viscosity
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Kazuhisa Kajiwara
和久 梶原
Tadaaki Yako
忠明 八子
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/06Aluminium compounds
    • C07F5/061Aluminium compounds with C-aluminium linkage
    • C07F5/065Aluminium compounds with C-aluminium linkage compounds with an Al-H linkage

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジメチルアルミニウムハイドライド(DMA
H)は常温で数千〜数万mPa・sの高粘度であるため
取扱いが困難であった。それゆえ常温に於いても約20
00mPa・s、普通には約1000mPa・s以下の
取扱いの容易なDMAHを提供する。 【解決手段】 DMAHに対し、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、トリエチルアミン等のルイス塩基の
少なくとも1種を0.01重量%〜10重量%含有せし
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジメチルアルミニウ
ムハイドライド組成物及びその製造方法並びにジメチル
アルミニウムハイドライドの粘度調製方法に係わり、更
に詳細には常温(約25℃)に於いて粘度が約2000
mPa・s以下の取扱性に優れたジメチルアルミニウム
ハイドライド組成物及びその製造方法並びに常温・常圧
下粘度が約2000mPa・s以上のジメチルアルミニ
ウムハイドライドを約2000mPa・s以下にする粘
度調製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジメチルアルミニウムハイドライド(以
下、DMAHと称す)は、主として化学的気相成長法
(MOCVD,MOMBE等)に於けるアルミニウム原
料として使用される。使用方法としては、(1)貯槽容
器中のDMAH液中にマスフローコントローラーにより
流量制御された水素などのキャリアガスを供給してバブ
リングし、DMAHの飽和蒸気としてキャリアガスで搬
送する方法、(2)DMAH貯槽容器を直接加熱する事
によりDMAHを蒸気化し、この時の蒸気圧によりマス
フローコントローラーなどで流量制御して供給する方
法、(3)DMAH貯槽容器を水素や窒素のキャリアガ
スで加圧し、容器内のDMAHを液体の状態で気化器へ
移送し、気化器で加熱及びキャリアガスを供給すること
でDMAHを蒸気化して搬送する方法などで気相成長装
置に導き使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DMA
Hは室温で数千〜数万mPa・sと粘度が高いため、貯
槽容器から使用装置への移送や、粘度が高いため気相成
長反応時のバブリングが困難という使用上の問題点があ
る。また製造する立場からも、自然発火性である上に粘
度が高いので、移送や除外が通常の有機アルミニウム以
上に困難であるとの問題を有する。
【0004】従来、DMAHの粘度を下げる方法として
は、有機溶媒(例えばヘプタンなどの炭化水素やトルエ
ンなどの芳香族炭化水素等)で希釈する方法や、トリメ
チルアルミニウム(以下、TMAと称す)で希釈する方
法がある(例えば特開平4−288310号公報)。し
かし、化学的気相成長法に用いる場合には副生物の問題
等よりDMAHはなるべく純品であることが望ましいと
されていることから、いずれの場合も粘度を減少させる
ために大量の有機溶媒やTMAを用いる上記希釈法は必
ずしも満足し得る問題解決法ではない。
【0005】かかる事情下に鑑み、本発明者等は常温・
常圧下に於いても取扱いの容易な粘度の低いジメチルア
ルミニウムハイドライドを見いだすことを目的として鋭
意検討した結果、DMAHに極めて少量の特定物質を添
加する場合には、DMAHの著しい粘度低下効果がある
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ジメ
チルアルミニウムハイドライドに対し、ルイス塩基の少
なくとも1種を0.01重量%以上含有してなる粘度2
000mPa・s以下(25℃)のジメチルアルミニウ
ムハイドライド組成物を提供するものである。また本発
明は、ジメチルアルミニウムハイドライドに対し、ルイ
ス塩基の少なくとも1種を0.01重量%以上添加・存
在せしめることを特徴とする粘度2000mPa・s以
下(25℃)のジメチルアルミニウムハイドライド組成
物の製造方法を提供するものである。さらに本発明は、
常温(25℃)常圧下で粘度が2000mPa・s以上
のジメチルアルミニウムハイドライドに対し、ルイス塩
基の少なくとも1種を該ジメチルアルミニウムハイドラ
イド中の存在量が0.01重量%以上となる如く添加
し、粘度を2000mPa・s以下にすることを特徴と
するジメチルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法
を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明はルイス塩基をDMAHに対し約0.01重量%
以上、普通には0.01重量%〜約10重量%、好まし
くは約0.03重量%〜約1.0重量%含有してなるD
MAH組成物であり、常温(25℃)に於ける粘度が約
2000mPa・s以下、普通には約1000mPa・
s以下、好ましくは約500mPa・s〜約10mPa
・sの極めて取扱い性に優れたDMAH組成物である。
【0008】その代表的製造方法は、DMAHにルイス
塩基をDMAHに対し約0.01重量%以上、普通には
0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.03
重量%〜約1.0重量%を添加、混合するものである。
対象とするDMAHは特殊なものではなく、通常市販
の、或いは公知の合成法により得られた、常温で200
0mPa・sを越える、普通には常温で数千〜数万mP
a・sの粘度を有するDMAHである。
【0009】本発明に於いてDMAHに添加、混合する
ルイス塩基(孤立電子対を持つ化合物)とは、DMAH
に配位する化合物全てを包含するもので、具体的には周
期律表のVb、VIb族元素の少なくとも1種よりなる
化合物、N,P,As,O,S等を含有してなる化合物
の少なくとも1種であり、より具体的にはジエチルエー
テル、ジブチルエーテル、メチルブチルエーテル、アニ
ソール、ジフェニルエーテル、ベンジルエーテル、ジメ
トキシエタン、ジエトキシエタン、エチレングリコール
ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(以下、THF
と称す)、ジオキサン、トリエチルアミン、トリオクチ
ルアミン、ジメチルプロピルアミン、ジメチルドデシル
アミン、ジメチルアミノトリメチルシラン、ジメチルア
リルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ベンジルエチルアニリン、テトラメチルエチレ
ンジアミン、テトラメチルジアミノプロパン、テトラメ
チルヘキサメチレンジアミン、ピリジン、ジメチルアミ
ノピリジン、コリジン、ピラジン、ジメチルピラジン、
ピラゾール、キノリン、イソキノリン、トリアジン、ト
リアゾール、キナルジン、イミダゾール、ベンジルメチ
ルイミダゾール、硫化ジメチル、硫化ジエチル、硫化ジ
フェニル、チオフェン、トリエチルホスフィン、トリフ
ェニルホスフィン、トリエチルアルシンなどが挙げら
れ、就中ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、TH
F、トリエチルアミン、ジメチルドデシルアミンおよび
ジメチルアニリンの使用が推奨される。
【0010】これら化合物は、通常、常温下でDMAH
に対し添加後のDMAH中に存在する該化合物量が約
0.01重量%以上、普通に約0.01重量%〜約10
重量%になるよう添加し、攪拌、混合すればよい。かか
る操作後には常温、常圧下に於いても粘度が約2000
mPa・s以下の取扱い性に優れたDMAH組成物を得
ることができる。DMAHに添加・存在せしめる化合物
量の上限は、DMAHの粘度を低下せしめる効果から
は、特に制限されるものではなく、通常DMAHの使途
より制限されるDMAHの許容純度により決定すればよ
い。しかしながら、該化合物の添加量が約1.0重量%
程度になれば、DMAHを常温で取り扱うに十分な粘
度、約2000mPa・s以下、好ましくは約1000
mPa・s以下、より好ましくは約500mPa・s以
下迄への低下効果を有するので、好適にはDMAH中へ
の該化合物添加量は約0.01重量%〜約1.0重量%
の範囲で適用される。該化合物による粘度低下効果は酸
素を含有する化合物にその傾向が顕著であるが、DMA
H組成物の使途として微量の酸素不純物をも嫌う場合に
は窒素化合物を用いる方法が推奨される。
【0011】本発明に於いてDMAH組成物の製造方法
としてDMAHに該化合物を添加、混合しDMAH組成
物を製造する方法のみを例示したが、勿論本発明は製品
であるDMAH中にルイス塩基が0.01重量%以上あ
り、その常温に於ける粘度が2000mPa・s以下で
あればよく、DMAHの合成時、該化合物を予め添加せ
しめる方法であってもよい。
【0012】本発明により粘度を低下させたDMAH組
成物は、化学的気相成長法に於けるアルミニウム原料と
して、通常水素ガス等のキャリアガスをDMAH組成液
中にバブリングすることでDMAHの蒸気として、或い
はDMAH組成液を加圧して液体状態で気化器へ移送
し、気化器で加熱及びキャリアガスを供給することでD
MAHを蒸気化して、これを気相成長装置に導き使用す
ればよい。かかるDMAH組成物の気化方法、気相成長
装置への導入方法、気相成長装置での使用方法、これら
に用いる装置は従来公知の方法や装置であればよく、特
に限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明はDMAH
中に極微量の特定化合物を添加、混合するという極めて
簡単な操作で、常温に於ける粘度が約2000mPa・
s以下、普通には約1000mPa・s以下の取扱性に
優れたDMAH組成物が得られることを見出したもの
で、化学的気相成長法に於けるアルミニウム原料等とし
てその産業上の利用価値は大なるものである。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本実施例によって本発明が限定されるものでは
ない。尚、本発明に於いてDMAH中のエーテルの分析
とDMAHの粘度分析は以下の記載方法により行った。 エーテルの分析:DMAHをドデカンに希釈した後、こ
れを加水分解し、次いで水中、ドデカン中及びガス中の
エーテル(ジエチルエーテルとTHF)をガスクロマト
グラフィーにより定量し、DMAHに対するエーテル濃
度に換算した。DMAHの粘度分析法:細管で連結した
2個の容器の一方の容器に試料であるDMAHを供給し
た後、この容器に不活性ガス圧入して他の容器に移送
し、この時の移送量と時間を測定し、ポアズイユの式に
代入し求めた。
【0015】実施例1 市販のDMAH(住友化学工業株式会社製、粘度770
0mPa・s)17gに表1に示す量のジエチルエーテ
ルを添加し、マグネテイックスターラーで攪拌した後、
室温(25℃)でDMAH組成物の粘度を測定した。そ
の結果を表1に示す。
【0016】
【表1】 ジエチルエーテル添加量はDMAHに対する重量%であ
る。
【0017】実施例2 実施例1の方法に於いてジエチルエーテルに代えてTH
Fを表2に示す量添加し、マグネテイックスターラーで
攪拌した後、室温でDMAH組成物の粘度を測定した。
その結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】実施例3 実施例1の方法に於いてジエチルエーテルに代えてトリ
エチルアミンを表3に示す量添加し、マグネテイックス
ターラーで攪拌した後、室温でDMAH組成物の粘度を
測定した。その結果を表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】比較例3 実施例1の方法に於いてジエチルエーテルに代えてヘプ
タンを表4に示す量添加し、マグネテイックスターラー
で攪拌した後、室温でDMAH組成物の粘度を測定し
た。その結果を表4に示す。
【0022】
【表4】
【0023】実施例4 市販のDMAH(住友化学工業株式会社製、粘度100
00mPa・s)17gに表5に示す量のN,N−ジメ
チルアニリンを添加し、マグネテイックスターラーで攪
拌した後、室温(25℃)でDMAH組成物の粘度を測
定した。その結果を表5に示す。
【0024】
【表5】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    し、ルイス塩基の少なくとも1種を0.01重量%以上
    含有してなる粘度2000mPa・s以下(25℃)の
    ジメチルアルミニウムハイドライド組成物。
  2. 【請求項2】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    するルイス塩基の含有量が0.01重量%〜10重量%
    であることを特徴とする請求項1記載のジメチルアルミ
    ニウムハイドライド組成物。
  3. 【請求項3】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    するルイス塩基の含有量が0.03重量%〜1.0重量
    %であることを特徴とする請求項1記載のジメチルアル
    ミニウムハイドライド組成物。
  4. 【請求項4】 ルイス塩基がVb、VIb族元素の少な
    くとも1種よりなる化合物であることを特徴とする請求
    項1〜3いずれか記載のジメチルアルミニウムハイドラ
    イド組成物。
  5. 【請求項5】 ルイス塩基がN,P,As,O及びSよ
    りなる元素の少なくとも1種よりなる化合物であること
    を特徴とする請求項1〜3いずれか記載のジメチルアル
    ミニウムハイドライド組成物。
  6. 【請求項6】 ルイス塩基がジエチルエーテル、ジブチ
    ルエーテル、メチルブチルエーテル、アニソール、ジフ
    ェニルエーテル、ベンジルエーテル、ジメトキシエタ
    ン、ジエトキシエタン、エチレングリコールジメチルエ
    ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トリエチル
    アミン、トリオクチルアミン、ジメチルプロピルアミ
    ン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルアミノトリメチ
    ルシラン、ジメチルアリルアミン、ジイソプロピルエチ
    ルアミン、ジメチルアニリン、ベンジルエチルアニリ
    ン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルジア
    ミノプロパン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、
    ピリジン、ジメチルアミノピリジン、コリジン、ピラジ
    ン、ジメチルピラジン、ピラゾール、キノリン、イソキ
    ノリン、トリアジン、トリアゾール、キナルジン、イミ
    ダゾール、ベンジルメチルイミダゾール、硫化ジメチ
    ル、硫化ジエチル、硫化ジフェニル、チオフェン、トリ
    エチルホスフィン、トリフェニルホスフィン及びトリエ
    チルアルシンの何れか一種であることを特徴とする請求
    項1〜3いずれか記載のジメチルアルミニウムハイドラ
    イド組成物。
  7. 【請求項7】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    し、ルイス塩基の少なくとも1種を該ジメチルアルミニ
    ウムハイドライド中の存在量が0.01重量%以上とな
    る如く添加することを特徴とする粘度2000mPa・
    s以下(25℃)のジメチルアルミニウムハイドライド
    組成物の製造方法。
  8. 【請求項8】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    するルイス塩基の添加・存在量が0.01重量%〜10
    重量%であることを特徴とする請求項7記載のジメチル
    アルミニウムハイドライド組成物の製造方法。
  9. 【請求項9】 ジメチルアルミニウムハイドライドに対
    するルイス塩基の添加・存在量が0.03重量%〜1.
    0重量%であることを特徴とする請求項7記載のジメチ
    ルアルミニウムハイドライド組成物の製造方法。
  10. 【請求項10】 ルイス塩基がVb、VIb族元素の少
    なくとも1種よるなる化合物であることを特徴とする請
    求項7〜9いずれか記載のジメチルアルミニウムハイド
    ライド組成物の製造方法。
  11. 【請求項11】 ルイス塩基がN,P,As,O及びS
    よりなる元素の少なくとも1種よりなる化合物であるこ
    とを特徴とする請求項7〜9のいずれか記載のジメチル
    アルミニウムハイドライド組成物の製造方法。
  12. 【請求項12】 ルイス塩基がジエチルエーテル、ジブ
    チルエーテル、メチルブチルエーテル、アニソール、ジ
    フェニルエーテル、ベンジルエーテル、ジメトキシエタ
    ン、ジエトキシエタン、エチレングリコールジメチルエ
    ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トリエチル
    アミン、トリオクチルアミン、ジメチルプロピルアミ
    ン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルアミノトリメチ
    ルシラン、ジメチルアリルアミン、ジイソプロピルエチ
    ルアミン、ジメチルアニリン、ベンジルエチルアニリ
    ン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルジア
    ミノプロパン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、
    ピリジン、ジメチルアミノピリジン、コリジン、ピラジ
    ン、ジメチルピラジン、ピラゾール、キノリン、イソキ
    ノリン、トリアジン、トリアゾール、キナルジン、イミ
    ダゾール、ベンジルメチルイミダゾール、硫化ジメチ
    ル、硫化ジエチル、硫化ジフェニル、チオフェン、トリ
    エチルホスフィン、トリフェニルホスフィン及びトリエ
    チルアルシンの何れか一種であることを特徴とする請求
    項7〜9いずれか記載のジメチルアルミニウムハイドラ
    イド組成物の製造方法。
  13. 【請求項13】 常温(25℃)常圧下で粘度が200
    0mPa・s以上のジメチルアルミニウムハイドライド
    に対し、ルイス塩基の少なくとも1種を該ジメチルアル
    ミニウムハイドライド中の存在量が0.01重量%以上
    となる如く添加し、粘度を2000mPa・s以下にす
    ることを特徴とするジメチルアルミニウムハイドライド
    の粘度調製方法。
  14. 【請求項14】 ジメチルアルミニウムハイドライド中
    へのルイス塩基の添加・存在量が0.01重量%〜10
    重量%であることを特徴とする請求項13記載のジメチ
    ルアルミニウムハイドライド組成物の粘度調製方法。
  15. 【請求項15】 ジメチルアルミニウムハイドライド中
    へのルイス塩基の添加・存在量が0.03重量%〜1.
    0重量%であることを特徴とする請求項13記載のジメ
    チルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法。
  16. 【請求項16】 ルイス塩基がVb、VIb族元素の少
    なくとも1種よるなる化合物であることを特徴とする請
    求項13〜15いずれか記載のジメチルアルミニウムハ
    イドライドの粘度調製方法。
  17. 【請求項17】 ルイス塩基がN,P,As,O及びS
    よりなる元素の少なくとも1種よりなる化合物であるこ
    とを特徴とする請求項13〜15のいずれか記載のジメ
    チルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法。
  18. 【請求項18】 ルイス塩基がジエチルエーテル、ジブ
    チルエーテル、メチルブチルエーテル、アニソール、ジ
    フェニルエーテル、ベンジルエーテル、ジメトキシエタ
    ン、ジエトキシエタン、エチレングリコールジメチルエ
    ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トリエチル
    アミン、トリオクチルアミン、ジメチルプロピルアミ
    ン、ジメチルドデシルアミン、ジメチルアミノトリメチ
    ルシラン、ジメチルアリルアミン、ジイソプロピルエチ
    ルアミン、ジメチルアニリン、ベンジルエチルアニリ
    ン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルジア
    ミノプロパン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、
    ピリジン、ジメチルアミノピリジン、コリジン、ピラジ
    ン、ジメチルピラジン、ピラゾール、キノリン、イソキ
    ノリン、トリアジン、トリアゾール、キナルジン、イミ
    ダゾール、ベンジルメチルイミダゾール、硫化ジメチ
    ル、硫化ジエチル、硫化ジフェニル、チオフェン、トリ
    エチルホスフィン、トリフェニルホスフィン及びトリエ
    チルアルシンの何れか一種であることを特徴とする請求
    項13〜15いずれか記載のジメチルアルミニウムハイ
    ドライドの粘度調製方法。
JP8014117A 1995-04-28 1996-01-30 ジメチルアルミニウムハイドライド組成物及びその製造方法ならびにジメチルアルミニウムハイドライドの粘度調製方法 Pending JPH0912581A (ja)

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KR1019960013242A KR960037690A (ko) 1995-04-28 1996-04-26 디메틸알루미늄 하이드라이드 조성물, 이의 제조방법 및 디메틸 알루미늄 하이드라이드의 점도를 감소하는 방법
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