JPH09125676A - ニッチ - Google Patents

ニッチ

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JPH09125676A
JPH09125676A JP28005295A JP28005295A JPH09125676A JP H09125676 A JPH09125676 A JP H09125676A JP 28005295 A JP28005295 A JP 28005295A JP 28005295 A JP28005295 A JP 28005295A JP H09125676 A JPH09125676 A JP H09125676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
niche
back plate
board
back board
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28005295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shige Kojima
樹 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP28005295A priority Critical patent/JPH09125676A/ja
Publication of JPH09125676A publication Critical patent/JPH09125676A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背景による装飾品の演出を積極的に行うこと
ができる。 【解決手段】 壁20に取付けられ、一対の側板11,
12の上下端間に天板13ならびに底板14を渡し、背
面を背板15にて覆ってなる正面が開口した箱形のニッ
チ10であって、背板15を着脱自在としたことを特徴
とするものである。なお、固設した背板の正面に、着脱
自在の化粧パネルを設けたものでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の玄関等の
壁面内に装飾品等を設置できるようにするニッチに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図13ないし図18に、従来からあるニ
ッチの一例を示す。図13は壁面に埋設したニッチ60
の正面図であり、XIV −XIV 断面図を図14に、XV−XV
断面図を図15にそれぞれ示す。すなわち、ニッチ60
は、左右の側板61,62と、側板61,62の上下間
に渡した天板63ならびに底板64と、背面を覆う背板
65とからなる正面が開口した箱形に形成され、外周に
は補強枠66が取付けられている。
【0003】図16にニッチ60の斜視図を示す。ニッ
チ60の施工は、図17に示すように、壁70の一方の
面材71(図14)を切欠いて開口73を形成し、開口
73の上下には下地桟74を、左右には下地桟75を設
けておく。ニッチ60をこれら下地桟74,75で囲ま
れた凹所に嵌合し、補強枠66を下地桟74,75に固
着具にて固定する。さらに、開口73を形成するために
取り除いておいた面材を所定の寸法に切断してなる板材
76,77を固着具78にて下地材74,75に固定す
る。
【0004】図18は、施工が完了したニッチ60の斜
視図を示しており、花瓶などの装飾品79を飾る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のニッチ60の場
合、図14および図15に示すように、背板65は、外
周を補強枠66の背面に固着具にて固定して設けられて
いる。このため、一旦、ニッチ60の施工が完了する
と、背板65を着脱することができなった。背板65
は、装飾品79の背景となる部分であり、言い換えると
背板65によって装飾品79を演出することができる。
しかし、背板65が常に同じであると、装飾品79の演
出が積極的に行えず、あるいは装飾品79の種類や季節
などによって、装飾品79と背景とが不釣り合いになる
ことがあった。
【0006】この発明の目的は、背景による装飾品の演
出を積極的に行うことができるニッチを提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のニッチ
は、壁に取付けられ、一対の側板の上下端間に天板なら
びに底板を渡し、背面を背板にて覆ってなる正面が開口
した箱形のニッチであって、背板を着脱自在としたこと
を特徴とするものである。請求項1記載のニッチによる
と、背板を着脱自在に設けたので、ニッチに飾った装飾
品の種類や季節に応じて背板を取り替えることができ
る。
【0008】請求項2記載のニッチは、壁に取付けら
れ、一対の側板の上下端間に天板ならびに底板を渡し、
背面を背板にて覆ってなる正面が開口した箱形のニッチ
であって、背板の正面を、着脱自在の化粧パネルにて覆
ったことを特徴とするものである。請求項2記載のニッ
チによると、背板の正面を着脱自在の化粧パネルにて覆
ったので、ニッチに飾った装飾品の種類や季節に応じて
化粧パネルを取り替えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態を図1ないし図6に基づい
て説明する。図1は壁面に埋設したニッチ10の正面図
であり、II−II断面図を図2に、III −III 断面図を図
3にそれぞれ示す。
【0010】すなわち、ニッチ10は、左右の側板1
1,12と、側板11,12の上下間に渡した天板13
ならびに底板14と、背面を覆った背板15とからな
り、正面が開口した箱形に形成されており、外周には補
強枠16が取付けられている。なお、背板15は、正面
に各種壁紙を貼った壁紙パネル、軽量セラミックパネ
ル、藤製のパネル、鏡面仕上げとしたパネル等、各種材
質のパネルを使用することができる。
【0011】ニッチ10は、壁20の石膏ボードからな
る面材21を切欠いてなる開口に嵌合し、壁20にあら
かじめ設けておいた下地桟22,23に固定する。背板
15は、図4に示すように、上下端をそれぞれ天板13
の下面ならびに底板14の上面に形成した溝18,19
に嵌合して取付けられている。また、背板15の正面下
部の両側の目立たない位置に、背板着脱用の一対の指掛
部17,17が設けられている。
【0012】背板15の着脱操作について説明する。ま
ず、図4の取付け状態で、ニッチ10の正面開口から手
を入れ、指掛部17に指を引っ掛けて背板15を持ち上
げる。図5に示すように、背板15の下端が溝19から
脱すると、そのまま手前に引き、さらに図6に示すよう
に、上端を溝18から脱して取り外す。背板15の取付
け作業は、逆の手順にて行う。
【0013】このように構成されたニッチ10による
と、ニッチ10を壁20に設置した後からでも、背板1
5を容易に着脱することができる。よって、ニッチ10
に飾る装飾品の種類や季節に応じて背板15を取り替え
ることができ、背景による装飾品の演出を積極的に行う
ことができる。 第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態を図7および図8に基づい
て説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分は同一
符号を付してその説明を省略する。
【0014】この実施の形態のニッチ30は、背板31
の背面下部の両側に一対の取っ手32,32を設け、背
板31の上下端を天板13ならびに底板14の溝に嵌合
して取付けたものである。また、壁20の他方の面材2
4にも、ニッチ30の取付け部分に対応する箇所を切欠
いて、背板着脱用開口25を形成してある。なお、ニッ
チ30を玄関ホールに設置する際には、ニッチ30の正
面側Aを玄関に配設し、背面側Bを階段下収納室に配設
する。
【0015】背板31の着脱操作は、背板着脱用開口2
5から手を入れ、取っ手32をつかんで持ち上げ、背板
31の下端を底板14の溝から脱して背板着脱用開口2
5から取り外す。背板31の取付け作業も背板着脱用開
口25を利用して逆の手順にて行う。このように構成さ
れたニッチ30においても、第1の実施の形態と同様の
効果が得られる。また、ニッチ30の背面が階段下収納
室となる箇所に設置することで、背板着脱用開口25が
隠れ、見栄えを損なわない。
【0016】なお、壁20の背板着脱用開口25に着脱
式の面材を取付けておいてもよい。 第3の実施の形態 この発明の第3の実施の形態を図9および図10に基づ
いて説明する。なお、第1の実施の形態と同一部分は同
一符号を付してその説明を省略する。この実施の形態の
ニッチ40は、背板41の外周縁を補強枠16の背面に
固定し、背板41の正面に化粧パネル42を並設したも
のである。化粧パネル42は、正面に各種壁紙を貼った
壁紙パネル、軽量セラミックパネル、藤製のパネル、鏡
面仕上げとしたパネル等、各種材質のパネルを使用する
ことができる。
【0017】化粧パネル42の取付けは、背板41の正
面上部の両側に設けた一対のストッパ43,43にて行
う。ストッパ43は背板41に回動自在に取付けられて
おり、下向きに回動した垂直姿勢にて化粧パネル42の
正面に当接して化粧パネル42を支持し、水平姿勢に回
動することによって化粧パネル42の支持を解除する。
【0018】このように構成されたニッチ40による
と、ニッチ40を壁20に設置した後からでも、化粧パ
ネル42を容易に着脱することができる。よって、ニッ
チ40に飾る装飾品の種類や季節に応じて化粧パネル4
2を取り替えることができ、背景による装飾品の演出を
積極的に行うことができる。 第4の実施の形態 この発明の第4の実施の形態を図11および図12に基
づいて説明する。なお、第3の実施の形態と同一部分は
同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】この実施の形態のニッチ50は、化粧パネ
ル42をピン51にて支持したものである。すなわち、
両側板11,12の内面上部にダボ穴52を形成してお
き、化粧パネル42を背板41に立て掛けた後、ダボ穴
52にピン51を嵌合して化粧パネル42の上部両側を
支持する。このように構成されたニッチ50において
も、第3の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0020】なお、前記各実施の形態におけるニッチ1
0,30,40,50は、いずれも壁20の一方の面材
21に開口を形成して埋設するものであったが、両方の
面材21,24に開口を形成し、ニッチを壁20に貫通
して設置するものであってもよい。これにより、奥行き
の大きなニッチでも取付けることができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載のニッチによると、背板を
着脱自在に設けたので、ニッチに飾った装飾品の種類や
季節に応じて背板を取り替えることができ、背景による
装飾品の演出を積極的に行うことができる。請求項2記
載のニッチによると、背板の正面を着脱自在の化粧パネ
ルにて覆ったので、ニッチに飾った装飾品の種類や季節
に応じて化粧パネルを取り替えることができ、背景によ
る装飾品の演出を積極的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態におけるニッチの
正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII −III 断面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態における背板の着
脱操作手順の説明図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態における背板の着
脱操作手順の説明図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態における背板の着
脱操作手順の説明図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態におけるニッチの
縦断面図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態におけるニッチの
横断面図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態におけるニッチの
正面図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】この発明の第4の実施の形態におけるニッチ
の正面図である。
【図12】図11のXII −XII 断面図である。
【図13】従来例のニッチの正面図である。
【図14】図13のXIV −XIV 断面図である。
【図15】図13のXV−XV断面図である。
【図16】従来例のニッチの斜視図である。
【図17】従来例のニッチの施工手順を示す斜視図であ
る。
【図18】従来例のニッチの使用状態の正面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 ニッチ 11,12 側板 13 天板 14 底板 15,31,41 背板 42 化粧パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に取付けられ、一対の側板の上下端間
    に天板ならびに底板を渡し、背面を背板にて覆ってなる
    正面が開口した箱形のニッチであって、 前記背板を着脱自在としたことを特徴とするニッチ。
  2. 【請求項2】 壁に取付けられ、一対の側板の上下端間
    に天板ならびに底板を渡し、背面を背板にて覆ってなる
    正面が開口した箱形のニッチであって、 前記背板の正面を、着脱自在の化粧パネルにて覆ったこ
    とを特徴とするニッチ。
JP28005295A 1995-10-27 1995-10-27 ニッチ Pending JPH09125676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28005295A JPH09125676A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ニッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28005295A JPH09125676A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ニッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09125676A true JPH09125676A (ja) 1997-05-13

Family

ID=17619638

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28005295A Pending JPH09125676A (ja) 1995-10-27 1995-10-27 ニッチ

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JP (1) JPH09125676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106609587A (zh) * 2015-10-22 2017-05-03 北京秦长城新型建材有限公司 检修口启闭装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980421