JP2866605B2 - ニッチ - Google Patents
ニッチInfo
- Publication number
- JP2866605B2 JP2866605B2 JP7280053A JP28005395A JP2866605B2 JP 2866605 B2 JP2866605 B2 JP 2866605B2 JP 7280053 A JP7280053 A JP 7280053A JP 28005395 A JP28005395 A JP 28005395A JP 2866605 B2 JP2866605 B2 JP 2866605B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- niche
- plate
- articles
- drawer
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Assembled Shelves (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の玄関等の
壁面内に装飾品等を設置できるようにするニッチに関す
るものである。
壁面内に装飾品等を設置できるようにするニッチに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8にニッチの従来例を示す。ニッチ7
0は、左右の側板71,72と、側板71,72の上下
間に渡した天板73ならびに底板74と、背面を覆う背
板75とからなる正面が開口した箱形に形成され、壁7
6の開口に埋設されている。ニッチ70には、花瓶など
の装飾品77を飾る。
0は、左右の側板71,72と、側板71,72の上下
間に渡した天板73ならびに底板74と、背面を覆う背
板75とからなる正面が開口した箱形に形成され、壁7
6の開口に埋設されている。ニッチ70には、花瓶など
の装飾品77を飾る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のニッチ70の場
合、単に底板74に装飾品77を載置して飾るだけのも
のであり、装飾品77やその他の物品を収納しておくこ
とはできなかった。この発明の目的は、装飾品やその他
の物品の収納も行えるニッチを提供することである。
合、単に底板74に装飾品77を載置して飾るだけのも
のであり、装飾品77やその他の物品を収納しておくこ
とはできなかった。この発明の目的は、装飾品やその他
の物品の収納も行えるニッチを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のニッチ
は、左右の側板と、これら側板の上下間に渡した天板な
らびに底板と、背面を覆った背板とからなる正面が開口
した箱形に形成され、壁の開口に設けたニッチ本体と、
側板の内側において天板と底板間に竪板を立設し、この
竪板と側板との間に形成した収納部とを備えたものであ
る。請求項1記載のニッチによると、ニッチ本体の側板
の内側に収納部を設けたので、装飾品やその他の物品を
収納しておくことができる。
は、左右の側板と、これら側板の上下間に渡した天板な
らびに底板と、背面を覆った背板とからなる正面が開口
した箱形に形成され、壁の開口に設けたニッチ本体と、
側板の内側において天板と底板間に竪板を立設し、この
竪板と側板との間に形成した収納部とを備えたものであ
る。請求項1記載のニッチによると、ニッチ本体の側板
の内側に収納部を設けたので、装飾品やその他の物品を
収納しておくことができる。
【0005】請求項2記載のニッチは、請求項1におい
て、収納部の前面に扉を設けたことを特徴とするもので
ある。請求項2記載のニッチによると、請求項1の作用
に加え、収納部の前面に扉を設けたので、収納した物品
が露出せず、見栄えがよい。
て、収納部の前面に扉を設けたことを特徴とするもので
ある。請求項2記載のニッチによると、請求項1の作用
に加え、収納部の前面に扉を設けたので、収納した物品
が露出せず、見栄えがよい。
【0006】請求項3記載のニッチは、請求項1または
請求項2において、底板の下面に引出しを設けたことを
特徴とするものである。請求項3記載のニッチによる
と、請求項1または請求項2の作用に加え、ニッチ本体
の底板の下面に引出しを設けたので、装飾品やその他の
物品を収納しておくことができる。しかも、引出しであ
るので、収納した物品が露出せず、見栄えがよい。さら
に、物品の出し入れは、引出しを手前に引き出して行う
ので、ニッチ本体に設置した装飾品によって邪魔される
ことなく、物品の出し入れ作業が行える。
請求項2において、底板の下面に引出しを設けたことを
特徴とするものである。請求項3記載のニッチによる
と、請求項1または請求項2の作用に加え、ニッチ本体
の底板の下面に引出しを設けたので、装飾品やその他の
物品を収納しておくことができる。しかも、引出しであ
るので、収納した物品が露出せず、見栄えがよい。さら
に、物品の出し入れは、引出しを手前に引き出して行う
ので、ニッチ本体に設置した装飾品によって邪魔される
ことなく、物品の出し入れ作業が行える。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図6に基づいて説明する。図1はニッチ10の斜視
図、図2は壁面に埋設したニッチ10の正面図であり、
図2のIII −III 断面図を図3に、IV−IV断面図を図4
にそれぞれ示す。ニッチ10は、ニッチ本体10aと、
ニッチ本体10aの外周に設けた収納部10b,10
c,10dとから構成されている。
し図6に基づいて説明する。図1はニッチ10の斜視
図、図2は壁面に埋設したニッチ10の正面図であり、
図2のIII −III 断面図を図3に、IV−IV断面図を図4
にそれぞれ示す。ニッチ10は、ニッチ本体10aと、
ニッチ本体10aの外周に設けた収納部10b,10
c,10dとから構成されている。
【0008】ニッチ本体10aは、左右の側板11,1
2と、側板11,12の上下間に渡した天板13ならび
に底板14と、背面を覆った背板15とからなり、正面
が開口した箱形に形成されており、外周には補強枠16
が取付けられている。収納部10b,10cは、ニッチ
本体10aの外周両側部に形成されている。すなわち、
側板11,12の内側に、収納空間を介して天板13と
底板14間に竪板20,21を立設し、側板11,12
と竪板20,21間に棚板22,23を架設し、側板1
1,12の前端に丁番26にて扉24,25を取付け
る。扉24,25の内面には収納物を引っ掛ける金具2
7が取付けられており、外面には取っ手28が設けられ
ている。
2と、側板11,12の上下間に渡した天板13ならび
に底板14と、背面を覆った背板15とからなり、正面
が開口した箱形に形成されており、外周には補強枠16
が取付けられている。収納部10b,10cは、ニッチ
本体10aの外周両側部に形成されている。すなわち、
側板11,12の内側に、収納空間を介して天板13と
底板14間に竪板20,21を立設し、側板11,12
と竪板20,21間に棚板22,23を架設し、側板1
1,12の前端に丁番26にて扉24,25を取付け
る。扉24,25の内面には収納物を引っ掛ける金具2
7が取付けられており、外面には取っ手28が設けられ
ている。
【0009】収納部10dは、ニッチ本体10aの外周
下部に形成されている。すなわち、収納部10dは、前
後板31,32、側板33,34、底板35、仕切板3
6からなる引出し30にて構成されている。引出し30
の両側板33,34の外面には溝37が形成されてお
り、ニッチ本体10aの底板14の両側下面から垂下し
た支持板38の内面に突設した凸部39を溝37に差込
むことにより、引出し30がニッチ本体10aの下面に
出し入れ自在となっている。なお、40は、取っ手であ
る。
下部に形成されている。すなわち、収納部10dは、前
後板31,32、側板33,34、底板35、仕切板3
6からなる引出し30にて構成されている。引出し30
の両側板33,34の外面には溝37が形成されてお
り、ニッチ本体10aの底板14の両側下面から垂下し
た支持板38の内面に突設した凸部39を溝37に差込
むことにより、引出し30がニッチ本体10aの下面に
出し入れ自在となっている。なお、40は、取っ手であ
る。
【0010】つぎに、ニッチ10の施工について説明す
る。図5に示すように、壁45の一方の面材46を切欠
いて開口47を形成し、開口47の上下には下地桟48
を、左右には下地桟49を設けておく。ニッチ10をこ
れら下地桟48,49で囲まれた凹所に嵌合し、補強枠
16を下地桟48,49に固着具にて固定する。さら
に、ニッチ10の両側の開口露出部には、面材を貼って
隠蔽する。
る。図5に示すように、壁45の一方の面材46を切欠
いて開口47を形成し、開口47の上下には下地桟48
を、左右には下地桟49を設けておく。ニッチ10をこ
れら下地桟48,49で囲まれた凹所に嵌合し、補強枠
16を下地桟48,49に固着具にて固定する。さら
に、ニッチ10の両側の開口露出部には、面材を貼って
隠蔽する。
【0011】図6は、施工が完了したニッチ10の斜視
図を示しており、花瓶などの装飾品55を飾る。このよ
うに構成されたニッチ10によると、ニッチ本体10a
の外周側部に収納部10b,10cを設け、外周下部に
引出し30を設けたので、装飾品55やその関連品、あ
るいはその他の小物類を収納することができ、付加価値
を高めることができる。例えば、ニッチ10を玄関ホー
ルに設置すると、鍵,認印,クツベラ等の小物を収納す
ることができ、玄関の整理整頓が効率良く行える。
図を示しており、花瓶などの装飾品55を飾る。このよ
うに構成されたニッチ10によると、ニッチ本体10a
の外周側部に収納部10b,10cを設け、外周下部に
引出し30を設けたので、装飾品55やその関連品、あ
るいはその他の小物類を収納することができ、付加価値
を高めることができる。例えば、ニッチ10を玄関ホー
ルに設置すると、鍵,認印,クツベラ等の小物を収納す
ることができ、玄関の整理整頓が効率良く行える。
【0012】また、収納部10b,10cの前面に扉2
4,25を設けたので、収納した物品が露出せず、見栄
えがよい。また、収納部10dが引出し式であるので、
収納した物品が露出せず、見栄えがよい。さらに、物品
の出し入れは、引出し30を手前に引き出して行うの
で、ニッチ本体10aに設置した装飾品55によって邪
魔されることなく、物品の出し入れ作業が行える。
4,25を設けたので、収納した物品が露出せず、見栄
えがよい。また、収納部10dが引出し式であるので、
収納した物品が露出せず、見栄えがよい。さらに、物品
の出し入れは、引出し30を手前に引き出して行うの
で、ニッチ本体10aに設置した装飾品55によって邪
魔されることなく、物品の出し入れ作業が行える。
【0013】なお、図7にニッチの変形例を示す。図7
のニッチ60は、ニッチ本体10aの外周の両側部のみ
に収納部10b,10cを設けたものである。
のニッチ60は、ニッチ本体10aの外周の両側部のみ
に収納部10b,10cを設けたものである。
【0014】この他、ニッチ本体10aの外周の一方の
側部のみに収納部を設けたものや、外周の上部に収納部
を設けたものであってもよい。また、ニッチを玄関ホー
ルに設置する際には、壁45の両方の面材に開口を形成
し、ニッチの正面を玄関側に配設し、背面を階段下収納
室に配設して、ニッチを壁45に貫通して設置するよう
にしてもよい。これにより、壁厚に左右されることな
く、ニッチの奥行き寸法を設定でき、かつニッチの背面
が階段下収納室に配置され、壁45に貫通して設置して
も見栄えが損なわれない。
側部のみに収納部を設けたものや、外周の上部に収納部
を設けたものであってもよい。また、ニッチを玄関ホー
ルに設置する際には、壁45の両方の面材に開口を形成
し、ニッチの正面を玄関側に配設し、背面を階段下収納
室に配設して、ニッチを壁45に貫通して設置するよう
にしてもよい。これにより、壁厚に左右されることな
く、ニッチの奥行き寸法を設定でき、かつニッチの背面
が階段下収納室に配置され、壁45に貫通して設置して
も見栄えが損なわれない。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載のニッチによると、ニッチ
本体の側板の内側に収納部を設けたので、装飾品やその
他の物品を収納しておくことができる。請求項2記載の
ニッチによると、請求項1の効果に加え、収納部の前面
に扉を設けたので、収納した物品が露出せず、見栄えが
よい。
本体の側板の内側に収納部を設けたので、装飾品やその
他の物品を収納しておくことができる。請求項2記載の
ニッチによると、請求項1の効果に加え、収納部の前面
に扉を設けたので、収納した物品が露出せず、見栄えが
よい。
【0016】請求項3記載のニッチによると、請求項1
または請求項2の効果に加え、ニッチ本体の底板の下面
に引出しを設けたので、装飾品やその他の物品を収納し
ておくことができる。しかも、引出しであるので、収納
した物品が露出せず、見栄えがよい。さらに、物品の出
し入れは、引出しを手前に引き出して行うので、ニッチ
本体に設置した装飾品によって邪魔されることなく、物
品の出し入れ作業が行える。
または請求項2の効果に加え、ニッチ本体の底板の下面
に引出しを設けたので、装飾品やその他の物品を収納し
ておくことができる。しかも、引出しであるので、収納
した物品が露出せず、見栄えがよい。さらに、物品の出
し入れは、引出しを手前に引き出して行うので、ニッチ
本体に設置した装飾品によって邪魔されることなく、物
品の出し入れ作業が行える。
【図1】この発明の実施の形態におけるニッチの斜視図
である。
である。
【図2】この発明の実施の形態におけるニッチの正面図
である。
である。
【図3】図2のIII −III 断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】この発明の実施の形態におけるニッチ取付部の
壁の正面図である。
壁の正面図である。
【図6】この発明の実施の形態におけるニッチの施工状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図7】この発明の実施の形態におけるニッチの変形例
の施工状態の斜視図である。
の施工状態の斜視図である。
【図8】
従来例のニッチの施工状態の斜視図である。
10,60,65 ニッチ 10a ニッチ本体 10b,10c,10d 収納部 24,25 扉 30 引出し
Claims (3)
- 【請求項1】 左右の側板と、これら側板の上下間に渡
した天板ならびに底板と、背面を覆った背板とからなる
正面が開口した箱形に形成され、壁の開口に設けたニッ
チ本体と、 前記側板の内側において前記天板と前記底板間に竪板を
立設し、この竪板と前記側板との間に形成した収納部と
を備えた ニッチ。 - 【請求項2】 収納部の前面に扉を設けたことを特徴と
する請求項1記載のニッチ。 - 【請求項3】 底板の下面に引出しを設けたことを特徴
とする請求項1または請求項2記載のニッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280053A JP2866605B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ニッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7280053A JP2866605B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ニッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125677A JPH09125677A (ja) | 1997-05-13 |
JP2866605B2 true JP2866605B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=17619654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7280053A Expired - Lifetime JP2866605B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | ニッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866605B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317093Y2 (ja) * | 1975-08-18 | 1978-05-08 | ||
JPS5984151U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-07 | 松下電工株式会社 | 壁内埋込み式の飾り家具 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7280053A patent/JP2866605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09125677A (ja) | 1997-05-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981208 |