JPH09124403A - 水面施用農薬液状製剤組成物及びその使用方法 - Google Patents
水面施用農薬液状製剤組成物及びその使用方法Info
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- JPH09124403A JPH09124403A JP30679995A JP30679995A JPH09124403A JP H09124403 A JPH09124403 A JP H09124403A JP 30679995 A JP30679995 A JP 30679995A JP 30679995 A JP30679995 A JP 30679995A JP H09124403 A JPH09124403 A JP H09124403A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施用が簡単で、安定な農薬製剤を提供する。
【解決手段】 有機溶剤に溶解された1種以上の農薬成
分を含有する有機溶剤層及び水層又は該有機溶剤に難溶
性の農薬成分の1種以上を溶解又は分散させた水層から
なり、振り混ぜることにより不安定なエマルジョン溶液
又はサスポエマルジョン溶液を形成することを特徴とす
る水面施用農薬液状製剤組成物、及び該組成物をエマル
ジョン溶液又はサスポエマルジョン溶液として田水等の
水中に直接施用する使用方法。 【効果】 容器から直接施用でき、保存中に有機溶剤層
及び水層に分離しているために優れた成分安定性を示
し、有効成分がその効果を充分に発揮する。
分を含有する有機溶剤層及び水層又は該有機溶剤に難溶
性の農薬成分の1種以上を溶解又は分散させた水層から
なり、振り混ぜることにより不安定なエマルジョン溶液
又はサスポエマルジョン溶液を形成することを特徴とす
る水面施用農薬液状製剤組成物、及び該組成物をエマル
ジョン溶液又はサスポエマルジョン溶液として田水等の
水中に直接施用する使用方法。 【効果】 容器から直接施用でき、保存中に有機溶剤層
及び水層に分離しているために優れた成分安定性を示
し、有効成分がその効果を充分に発揮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機溶剤に溶解され
た1種以上の農薬成分を含有する有機溶剤層及び水層又
は該有機溶剤に難溶性の農薬成分の1種以上を溶解又は
分散させた水層からなり、振り混ぜることにより不安定
なエマルジョン溶液又はサスポエマルジョン溶液となる
水面施用農薬液状製剤組成物、及び該組成物をエマルジ
ョン溶液又はサスポエマルジョン溶液として田水中に直
接施用する使用方法に関するものであり、さらに詳しく
は水面拡展性を有する農薬成分を含有する有機溶媒層が
不安定なエマルジョン状態の懸濁状製剤を水田の畦畔又
は水口から、通常の散布機具を使用することなく容器か
ら直接振り出して施用する省力的な使用方法に関するも
のである。
た1種以上の農薬成分を含有する有機溶剤層及び水層又
は該有機溶剤に難溶性の農薬成分の1種以上を溶解又は
分散させた水層からなり、振り混ぜることにより不安定
なエマルジョン溶液又はサスポエマルジョン溶液となる
水面施用農薬液状製剤組成物、及び該組成物をエマルジ
ョン溶液又はサスポエマルジョン溶液として田水中に直
接施用する使用方法に関するものであり、さらに詳しく
は水面拡展性を有する農薬成分を含有する有機溶媒層が
不安定なエマルジョン状態の懸濁状製剤を水田の畦畔又
は水口から、通常の散布機具を使用することなく容器か
ら直接振り出して施用する省力的な使用方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水田用農薬製剤の施用方法
は、十分な農薬活性を発揮させるために均一に散布する
ことが必須であり、そのために施用作業は水田の中を歩
くという重労働が避けられない。また、自動散布器によ
る施用作業においても水田の中に入る必要が多々あり、
二人以上の作業者を必要とする。近年、10〜100g
/1個の製剤10〜20個/10aを手投げ施用する方
法、油剤を滴下施用する方法、フロアブル剤を原液施用
する方法等の農薬散布作業を省力化しようとする試みが
行われており、一部実用化されている。油剤やフロアブ
ル剤は、原液散布する簡便な施用法が可能であり、安価
な製剤の製剤コストの観点からもその有用性が注目され
ている剤形であるが、物理性の異なる複数の農薬成分を
含有する混合製剤では、これらの製剤化が困難となる場
合がある。
は、十分な農薬活性を発揮させるために均一に散布する
ことが必須であり、そのために施用作業は水田の中を歩
くという重労働が避けられない。また、自動散布器によ
る施用作業においても水田の中に入る必要が多々あり、
二人以上の作業者を必要とする。近年、10〜100g
/1個の製剤10〜20個/10aを手投げ施用する方
法、油剤を滴下施用する方法、フロアブル剤を原液施用
する方法等の農薬散布作業を省力化しようとする試みが
行われており、一部実用化されている。油剤やフロアブ
ル剤は、原液散布する簡便な施用法が可能であり、安価
な製剤の製剤コストの観点からもその有用性が注目され
ている剤形であるが、物理性の異なる複数の農薬成分を
含有する混合製剤では、これらの製剤化が困難となる場
合がある。
【0003】この課題を回避するために、EW(エマル
ジョン イン ウォーター)剤やSE(サスポエマルジ
ョン)剤が提案されている。しかし、加水分解性の農薬
成分はEW剤やSE剤中でも安定性に問題があり製剤化
は困難である。また、土壌吸着の強い農薬成分や水面で
水稲又は対象雑草に付着して効果を発揮する農薬成分
は、EW剤やSE剤を散布した際には水中に均一に拡散
し、所期の目的とする効果が得られない。また、水稲の
根から吸収され薬害を発生する農薬成分においては、フ
ロアブル剤、EW剤、SE剤では薬害の危険性がある。
一方油剤は加水分解性農薬成分の安定化及び水面に浮遊
させるのに有効な剤形であり、有機溶剤に難溶性の他の
農薬成分を懸濁させたオイルベースSC(サスペンジョ
ン コンセントレート)剤も同様であるが、油剤の場合
多量の有機溶剤を必要とし、安全性、環境汚染等の面か
ら好ましくなく、原液散布時に直接作物に接触して薬害
を発生させる危険性が高い。
ジョン イン ウォーター)剤やSE(サスポエマルジ
ョン)剤が提案されている。しかし、加水分解性の農薬
成分はEW剤やSE剤中でも安定性に問題があり製剤化
は困難である。また、土壌吸着の強い農薬成分や水面で
水稲又は対象雑草に付着して効果を発揮する農薬成分
は、EW剤やSE剤を散布した際には水中に均一に拡散
し、所期の目的とする効果が得られない。また、水稲の
根から吸収され薬害を発生する農薬成分においては、フ
ロアブル剤、EW剤、SE剤では薬害の危険性がある。
一方油剤は加水分解性農薬成分の安定化及び水面に浮遊
させるのに有効な剤形であり、有機溶剤に難溶性の他の
農薬成分を懸濁させたオイルベースSC(サスペンジョ
ン コンセントレート)剤も同様であるが、油剤の場合
多量の有機溶剤を必要とし、安全性、環境汚染等の面か
ら好ましくなく、原液散布時に直接作物に接触して薬害
を発生させる危険性が高い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、油剤、
フロアブル剤、EW剤及びSE剤は、原液を散布する簡
便な施用方法が可能であり、安価な製剤の製剤コストの
観点からもその有用性が注目される剤形であるが、加水
分解性農薬成分、水面に浮遊してその効果を最大に発現
する農薬成分、水稲の根からの吸収により薬害を発生さ
せる農薬成分等を含有する剤形としては課題があり、こ
れを解決した剤形及びその省力的な施用技術の開発が強
く望まれている。
フロアブル剤、EW剤及びSE剤は、原液を散布する簡
便な施用方法が可能であり、安価な製剤の製剤コストの
観点からもその有用性が注目される剤形であるが、加水
分解性農薬成分、水面に浮遊してその効果を最大に発現
する農薬成分、水稲の根からの吸収により薬害を発生さ
せる農薬成分等を含有する剤形としては課題があり、こ
れを解決した剤形及びその省力的な施用技術の開発が強
く望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、不安定なエマルジョ
ン生成可能な有機溶剤層及び水層からなる二層液状製剤
を使用直前にその容器を振り、内容物である二層液状製
剤を懸濁させて容器から直接施用することにより、従来
行われていた全面均一散布施用法と同等の効果が得ら
れ、且つ加水分解性農薬成分、水面に浮遊してその効果
を最大限に発現する農薬成分、水稲の根からの吸収によ
る薬害を発生する農薬成分等の農薬成分の効果を所期の
目的どおり発現させることができることを見いだし、本
発明を完成させたものである。本発明の水面施用農薬液
状製剤組成物は1種以上の農薬成分を含有する有機溶剤
層と水層又は該有機溶剤に難溶性の農薬成分の1種以上
を溶解又は分散させた水層からなり、使用時に振り混ぜ
ることにより不安定なエマルジョン溶液又はサスポエマ
ルジョン溶液となることから、有機溶剤層が短時間の内
に水面に浮遊・拡展し、有機溶剤層に含まれる農薬成分
を効率的に作用せしめ、水層に農薬成分を含有しない場
合、水層により有機溶剤の使用量の低減を図り、有機溶
剤層のみに比して水層が増量剤の役割をし、均一散布が
容易であり、水層に農薬成分を含有する場合、その農薬
成分は経時的に水中に拡散して有効に作用するものであ
る。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、不安定なエマルジョ
ン生成可能な有機溶剤層及び水層からなる二層液状製剤
を使用直前にその容器を振り、内容物である二層液状製
剤を懸濁させて容器から直接施用することにより、従来
行われていた全面均一散布施用法と同等の効果が得ら
れ、且つ加水分解性農薬成分、水面に浮遊してその効果
を最大限に発現する農薬成分、水稲の根からの吸収によ
る薬害を発生する農薬成分等の農薬成分の効果を所期の
目的どおり発現させることができることを見いだし、本
発明を完成させたものである。本発明の水面施用農薬液
状製剤組成物は1種以上の農薬成分を含有する有機溶剤
層と水層又は該有機溶剤に難溶性の農薬成分の1種以上
を溶解又は分散させた水層からなり、使用時に振り混ぜ
ることにより不安定なエマルジョン溶液又はサスポエマ
ルジョン溶液となることから、有機溶剤層が短時間の内
に水面に浮遊・拡展し、有機溶剤層に含まれる農薬成分
を効率的に作用せしめ、水層に農薬成分を含有しない場
合、水層により有機溶剤の使用量の低減を図り、有機溶
剤層のみに比して水層が増量剤の役割をし、均一散布が
容易であり、水層に農薬成分を含有する場合、その農薬
成分は経時的に水中に拡散して有効に作用するものであ
る。
【0006】本発明の有機溶剤層に含有される農薬成分
としては常温で固体又は液体にかかわらず、加水分解性
農薬成分、水面に浮遊してその効果を最大限に発現する
農薬成分、水稲の根からの吸収による薬害を発生する農
薬成分等を使用することができる。例えば殺虫農薬成分
として、 化合物a.S−1,2−ビス(エトキシカルボニル)エ
チル O,O−ジメチルホスホロジチオエート(一般
名:マラソン)。 化合物b.O,O−ジエチル O−2−イソプロピル−
6−メチルピリミジン−4−イル ホスホロチオエート
(一般名:ダイアジノン)。 化合物c.O,O−ジメチル O−4−ニトロ−m−ト
リル ホスホロチオエート(一般名:フェニトロチオ
ン)。 化合物d.S−α−エトキシカルボニルベンジル O,
O−ジメチルホスホロジチオエート(一般名:フェント
エート)。
としては常温で固体又は液体にかかわらず、加水分解性
農薬成分、水面に浮遊してその効果を最大限に発現する
農薬成分、水稲の根からの吸収による薬害を発生する農
薬成分等を使用することができる。例えば殺虫農薬成分
として、 化合物a.S−1,2−ビス(エトキシカルボニル)エ
チル O,O−ジメチルホスホロジチオエート(一般
名:マラソン)。 化合物b.O,O−ジエチル O−2−イソプロピル−
6−メチルピリミジン−4−イル ホスホロチオエート
(一般名:ダイアジノン)。 化合物c.O,O−ジメチル O−4−ニトロ−m−ト
リル ホスホロチオエート(一般名:フェニトロチオ
ン)。 化合物d.S−α−エトキシカルボニルベンジル O,
O−ジメチルホスホロジチオエート(一般名:フェント
エート)。
【0007】化合物e.2−tert−ブチルイミノ−
3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジ
アジン−4−オン(一般名:ブプロフェジン)。 化合物f.2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル 3−フェノキシベンジル エ−テル(一般
名:エトフェンプロックス)。 殺菌剤として、例えば、 化合物g.α、α、α−トリフルオロ−3’−イソプロ
ポキシ−o−トルアニリド(一般名:フルトラニル)。 化合物h.1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペ
ンチル−3−フェニルウレア(一般名:ペンシクロ
ン)。 化合物i.N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリ
メチルイソベンゾフラン−4−イル)−5−クロロ−
1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキシアミド
(一般名:フラメトピル)。
3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジ
アジン−4−オン(一般名:ブプロフェジン)。 化合物f.2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル 3−フェノキシベンジル エ−テル(一般
名:エトフェンプロックス)。 殺菌剤として、例えば、 化合物g.α、α、α−トリフルオロ−3’−イソプロ
ポキシ−o−トルアニリド(一般名:フルトラニル)。 化合物h.1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペ
ンチル−3−フェニルウレア(一般名:ペンシクロ
ン)。 化合物i.N−(1,3−ジヒドロ−1,1,3−トリ
メチルイソベンゾフラン−4−イル)−5−クロロ−
1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキシアミド
(一般名:フラメトピル)。
【0008】化合物j.6−(3,5−ジクロロフェニ
ル−p−トリル)ピリダジン−3(2H)−オン(一般
名:ジクロメジン)。 化合物k.3’−イソプロポキシ−o−トルアニリド
(一般名:メプロニル)。 除草剤として、例えば、 化合物l.S−ベンジル 1,2−ジメチルプロピル
(エチル)チオカーバメート(一般名:エスプロカル
ブ)。 化合物m.2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−
(2−プロポキシエチル)アセトアニリド(一般名:プ
レチラクロ−ル)。 化合物n.ブチル 2−(R)−(4−シアノ−2−フ
ルオロフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(一般
名:シハロホップ−ブチル)。 化合物o.2−(2−(3−クロロフェニル)−2,3
−エポキシプロピル)−2−エチリダン−1,3−ジオ
ン(コ−ド番号:MK−243)。 等の殺虫、殺菌又は除草農薬成分を使用することができ
るが、本発明はこれらの農薬成分に限定されるものでは
ない。
ル−p−トリル)ピリダジン−3(2H)−オン(一般
名:ジクロメジン)。 化合物k.3’−イソプロポキシ−o−トルアニリド
(一般名:メプロニル)。 除草剤として、例えば、 化合物l.S−ベンジル 1,2−ジメチルプロピル
(エチル)チオカーバメート(一般名:エスプロカル
ブ)。 化合物m.2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−
(2−プロポキシエチル)アセトアニリド(一般名:プ
レチラクロ−ル)。 化合物n.ブチル 2−(R)−(4−シアノ−2−フ
ルオロフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(一般
名:シハロホップ−ブチル)。 化合物o.2−(2−(3−クロロフェニル)−2,3
−エポキシプロピル)−2−エチリダン−1,3−ジオ
ン(コ−ド番号:MK−243)。 等の殺虫、殺菌又は除草農薬成分を使用することができ
るが、本発明はこれらの農薬成分に限定されるものでは
ない。
【0009】有機溶剤層に含有される農薬成分の量は、
有機溶剤層に対して1〜100%の範囲で適宜選択して
使用することができる。有機溶剤層に使用することがで
きる有機溶剤としては、例えばキシレン、メチルナフタ
レン等の芳香族炭化水素類、n−パラフィン、シクロパ
ラフィン等のパラフィン類、フタル酸ジトリデシル、ア
ジピン酸エチルヘキシル等のエステル類、フェニルセロ
ソルブ、ジブチルジグリコール等のグリコール類、エー
テル類、N−(C1-C15)アルキルラクタム類を使用するこ
とができ、これらの有機溶剤は単独で、又は混合して使
用することができる。界面活性剤としては、例えばアセ
チレニックジオール等のアセチレン系界面活性剤、フッ
素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤等を使用する
ことができ、これらの界面活性剤は単独で、又は混合し
て使用することができるが、特にこれらに限定されるも
のではなく、長期間の保存でも有機溶媒層と水層が分離
していることが必要で、その目的に応じた界面活性剤を
選択すれば良い。
有機溶剤層に対して1〜100%の範囲で適宜選択して
使用することができる。有機溶剤層に使用することがで
きる有機溶剤としては、例えばキシレン、メチルナフタ
レン等の芳香族炭化水素類、n−パラフィン、シクロパ
ラフィン等のパラフィン類、フタル酸ジトリデシル、ア
ジピン酸エチルヘキシル等のエステル類、フェニルセロ
ソルブ、ジブチルジグリコール等のグリコール類、エー
テル類、N−(C1-C15)アルキルラクタム類を使用するこ
とができ、これらの有機溶剤は単独で、又は混合して使
用することができる。界面活性剤としては、例えばアセ
チレニックジオール等のアセチレン系界面活性剤、フッ
素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤等を使用する
ことができ、これらの界面活性剤は単独で、又は混合し
て使用することができるが、特にこれらに限定されるも
のではなく、長期間の保存でも有機溶媒層と水層が分離
していることが必要で、その目的に応じた界面活性剤を
選択すれば良い。
【0010】水層に使用できる農薬成分としては水溶性
又は水不溶性の農薬成分を使用することができ、水溶性
農薬成分としては、例えば 化合物p.4−クロロ−o−トリルオキシ酢酸又はその
塩類(一般名:MCPA)。 化合物q.(RS)−2−(4−クロロ−o−トリルオ
キシ)プロピオン酸又はその塩類(一般名:メコプロッ
プ)。 化合物r.3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベン
ゾチアジアジン−4(3H)−オン(一般名:バサグラ
ン)。 を使用することができ、水不溶性の農薬成分としては、
例えば
又は水不溶性の農薬成分を使用することができ、水溶性
農薬成分としては、例えば 化合物p.4−クロロ−o−トリルオキシ酢酸又はその
塩類(一般名:MCPA)。 化合物q.(RS)−2−(4−クロロ−o−トリルオ
キシ)プロピオン酸又はその塩類(一般名:メコプロッ
プ)。 化合物r.3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベン
ゾチアジアジン−4(3H)−オン(一般名:バサグラ
ン)。 を使用することができ、水不溶性の農薬成分としては、
例えば
【0011】化合物s.メチル α−(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイ
ル)−o−トルアート(一般名:ベンスルフロン−メチ
ル)。 化合物t.1−4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)−3−〔1−メチル−4−(1−メチル−1H−テ
トラゾール−5−イル)ピラゾール−5−イルスルホニ
ル〕ウレア(一般名:アジムスルフロン)。 化合物u.4−(2,4−ジクロロベンジル)−1,3
−ジメチルピラゾール−5−イル トルエン−4−スル
ホネート(一般名:ピラゾレート)。 化合物v.2−クロロ−N−(2,6−ジメチルフェニ
ル)−N−〔(3−メトキシ−2−チエニル)メチル〕
アセトアミド(一般名:テニルクロル)。 等の農薬成分を使用することができ、水層中の農薬成分
の量は0〜60の範囲で含有することができる。
キシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイ
ル)−o−トルアート(一般名:ベンスルフロン−メチ
ル)。 化合物t.1−4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)−3−〔1−メチル−4−(1−メチル−1H−テ
トラゾール−5−イル)ピラゾール−5−イルスルホニ
ル〕ウレア(一般名:アジムスルフロン)。 化合物u.4−(2,4−ジクロロベンジル)−1,3
−ジメチルピラゾール−5−イル トルエン−4−スル
ホネート(一般名:ピラゾレート)。 化合物v.2−クロロ−N−(2,6−ジメチルフェニ
ル)−N−〔(3−メトキシ−2−チエニル)メチル〕
アセトアミド(一般名:テニルクロル)。 等の農薬成分を使用することができ、水層中の農薬成分
の量は0〜60の範囲で含有することができる。
【0012】水層中には農薬成分の他に活性剤、例えば
フロアブル製剤処方に使用される界面活性剤、有機又は
無機の増粘剤、分散剤、湿展剤、安定剤、電解質等の補
助成分を含有することができる。水層中に界面活性剤を
使用する場合、有機溶剤層を長時間乳化させない界面活
性剤を選択することが必要である。本発明の水面施用農
薬液状製剤組成物は通常の農薬製剤を製剤する方法によ
り有機溶剤層及び水層を製造し、両層を混合して一つに
すれば良い。有機溶剤層と水層の割合は5:95〜9
5:5の範囲から適宜選択して配合すれば良い。本発明
の水面施用農薬液状製剤組成物は水等で希釈することな
く、稲移植後に水田の畦畔から容器から振り出して直接
水田に施用すれば良く、水口から処理することもできる
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、稲移植
時に移植機に本発明組成物を入れた容器を装着して稲移
植との同時処理、移植前処理、直播水稲の播種前又は後
にも使用することができる。
フロアブル製剤処方に使用される界面活性剤、有機又は
無機の増粘剤、分散剤、湿展剤、安定剤、電解質等の補
助成分を含有することができる。水層中に界面活性剤を
使用する場合、有機溶剤層を長時間乳化させない界面活
性剤を選択することが必要である。本発明の水面施用農
薬液状製剤組成物は通常の農薬製剤を製剤する方法によ
り有機溶剤層及び水層を製造し、両層を混合して一つに
すれば良い。有機溶剤層と水層の割合は5:95〜9
5:5の範囲から適宜選択して配合すれば良い。本発明
の水面施用農薬液状製剤組成物は水等で希釈することな
く、稲移植後に水田の畦畔から容器から振り出して直接
水田に施用すれば良く、水口から処理することもできる
が、本発明はこれらに限定されるものではなく、稲移植
時に移植機に本発明組成物を入れた容器を装着して稲移
植との同時処理、移植前処理、直播水稲の播種前又は後
にも使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を示すが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 化合物a原体20部をキシレン20部、n−パラフィン
5部及びサーフィノール104(アセチレン系活性剤、
エアプロダクツ社)1部と混合し、有機溶剤層とする。
次いでエチレングリコール5部、キサンタンガム0.0
5部及び水48.95部を混合して水層とし、この有機
溶剤層及び水層を混合して農薬液状製剤組成物を得る。
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 化合物a原体20部をキシレン20部、n−パラフィン
5部及びサーフィノール104(アセチレン系活性剤、
エアプロダクツ社)1部と混合し、有機溶剤層とする。
次いでエチレングリコール5部、キサンタンガム0.0
5部及び水48.95部を混合して水層とし、この有機
溶剤層及び水層を混合して農薬液状製剤組成物を得る。
【0014】実施例2 化合物g原体21部を、N−オクチルピロリドンを25
部とサーフィノール104を1部に混合溶解し、有機溶
剤層とする。エチレングリコール5部、キサンタンガム
0.05部及び水48.95部を混合して水層とする。
これらの有機溶剤層及び水層を混合して農薬液状製剤組
成物を得る。
部とサーフィノール104を1部に混合溶解し、有機溶
剤層とする。エチレングリコール5部、キサンタンガム
0.05部及び水48.95部を混合して水層とする。
これらの有機溶剤層及び水層を混合して農薬液状製剤組
成物を得る。
【0015】実施例3 化合物n原体3.6部を、ブチルジグリコール10部、
フタル酸ジトリデシル11.20部、n−パラフィン5
部及びサーフィノール104を0.1部とからなる有機
溶剤に混合溶解し有機溶剤層とする。エチレングリコー
ル5部、キサンタンガム0.10部及び水54.10部
を混合して水層とし、得られた有機溶剤層及び水層を混
合して農薬液状製剤組成物を得る。
フタル酸ジトリデシル11.20部、n−パラフィン5
部及びサーフィノール104を0.1部とからなる有機
溶剤に混合溶解し有機溶剤層とする。エチレングリコー
ル5部、キサンタンガム0.10部及び水54.10部
を混合して水層とし、得られた有機溶剤層及び水層を混
合して農薬液状製剤組成物を得る。
【0016】実施例4 化合物n原体3.6部を、ブチルジグリコール10部、
フタル酸ジトリデシル11.20部、n−パラフィン5
部及びサーフィノール104を0.1部とからなる有機
溶剤に混合溶解し有機溶剤層とする。エチレングリコー
ル5部、サーフィノール104が0.1部、リグニンス
ルホン酸ナトリウム3.0部、水49.5部を混合し、
次いで化合物s原体1.5部を加えて湿式粉砕により原
体粒径を3〜5μmに粉砕し、更にキサンタンガム0.
10部を加えて水層とし、これらの有機溶剤層及び水層
を混合して農薬液状製剤組成物を得る。
フタル酸ジトリデシル11.20部、n−パラフィン5
部及びサーフィノール104を0.1部とからなる有機
溶剤に混合溶解し有機溶剤層とする。エチレングリコー
ル5部、サーフィノール104が0.1部、リグニンス
ルホン酸ナトリウム3.0部、水49.5部を混合し、
次いで化合物s原体1.5部を加えて湿式粉砕により原
体粒径を3〜5μmに粉砕し、更にキサンタンガム0.
10部を加えて水層とし、これらの有機溶剤層及び水層
を混合して農薬液状製剤組成物を得る。
【0017】比較例1 化合物a原体20部をキシレン20部及びn−パラフィ
ン5部と混合し、更にポバールB−184(ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、東邦
化学工業(株))を2.0部及びソルポールCA42
(ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル、東邦
化学工業(株))を6.0部と混合して有機溶剤層とす
る。 水49部を有機溶剤層に攪拌下に滴下してEW製
剤を得た。
ン5部と混合し、更にポバールB−184(ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、東邦
化学工業(株))を2.0部及びソルポールCA42
(ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル、東邦
化学工業(株))を6.0部と混合して有機溶剤層とす
る。 水49部を有機溶剤層に攪拌下に滴下してEW製
剤を得た。
【0018】比較例2 化合物g原体21部をエチレングリコール5部及びソル
ポール3105(ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
及びジオクチルスルホサクシネートの混合物、東邦化学
工業(株))4部に懸濁して湿式粉砕により原体粒径を
3〜5μmとし、キサンタンガム0.20部を混合して
フロアブル製剤を得た。
ポール3105(ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
及びジオクチルスルホサクシネートの混合物、東邦化学
工業(株))4部に懸濁して湿式粉砕により原体粒径を
3〜5μmとし、キサンタンガム0.20部を混合して
フロアブル製剤を得た。
【0019】比較例3 化合物n原体3.6部をブチルジグリコール10部、フ
タル酸ジトリデシル11.40部及びn−パラフィン5
部に混合溶解し、次いでボパールB184を2部及びソ
ルポールCA42 6.0部と混合して有機溶剤層と
し、該有機溶剤層に水62部を攪拌下に滴下してEW製
剤を得た。
タル酸ジトリデシル11.40部及びn−パラフィン5
部に混合溶解し、次いでボパールB184を2部及びソ
ルポールCA42 6.0部と混合して有機溶剤層と
し、該有機溶剤層に水62部を攪拌下に滴下してEW製
剤を得た。
【0020】比較例4 化合物n原体3.6部をブチルジグリコール10部及び
フタル酸ジトリデシル11.40部に混合溶解して有機
溶剤層とし、エチレングリコール5部、ニューカルゲン
FS−1(ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル、竹本油脂(株))3.0部、水65.4部を混合
し、該混合液に化合物s原体1.5部を加えて湿式粉砕
により原体粒径を3〜5μmに粉砕し、更にキサンタン
ガム0.10部を加えてサスポエマルジョン製剤を得
た。
フタル酸ジトリデシル11.40部に混合溶解して有機
溶剤層とし、エチレングリコール5部、ニューカルゲン
FS−1(ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル、竹本油脂(株))3.0部、水65.4部を混合
し、該混合液に化合物s原体1.5部を加えて湿式粉砕
により原体粒径を3〜5μmに粉砕し、更にキサンタン
ガム0.10部を加えてサスポエマルジョン製剤を得
た。
【0021】試験例1 実施例1及び比較例1の組成物をそれぞれ500mlの
ガラス瓶に充填し、よく振とうした後50℃の恒温室に
静置し、2週間後に組成物の状態を観察した。又、観察
後よく振とうした後に有効成分の分析を行い、50℃2
週間後の残存率を算出した。結果を第1表に示す。
ガラス瓶に充填し、よく振とうした後50℃の恒温室に
静置し、2週間後に組成物の状態を観察した。又、観察
後よく振とうした後に有効成分の分析を行い、50℃2
週間後の残存率を算出した。結果を第1表に示す。
【0022】 第1表に示すごとく、加水分解性の有機燐系化合物であ
る化合物aを含有する本発明の農薬液状製剤組成物は保
存中に有機溶剤層及び水層に分離しているために優れた
成分安定性を示す。
る化合物aを含有する本発明の農薬液状製剤組成物は保
存中に有機溶剤層及び水層に分離しているために優れた
成分安定性を示す。
【0023】試験例2 100×100×10cmのステンレス製容器に深さ3
cmになるように水を入れて静置し、実施例及び比較例
の各試料3gを容器中央部に静かに処理した。薬剤処理
1時間後に容器の四隅にガラス繊維ロ紙(直径47m
m)を静かに浮かべ、ロ紙が完全に浸った後に採取し、
ロ紙を試験管に入れて有効成分を溶剤により抽出してロ
紙に吸収された有効成分を分析した。有効成分が全面に
均一に浮遊拡展した際のロ紙面積当たりの有効成分量を
100として拡展浮遊率を算出した。結果を第2表に示
す。
cmになるように水を入れて静置し、実施例及び比較例
の各試料3gを容器中央部に静かに処理した。薬剤処理
1時間後に容器の四隅にガラス繊維ロ紙(直径47m
m)を静かに浮かべ、ロ紙が完全に浸った後に採取し、
ロ紙を試験管に入れて有効成分を溶剤により抽出してロ
紙に吸収された有効成分を分析した。有効成分が全面に
均一に浮遊拡展した際のロ紙面積当たりの有効成分量を
100として拡展浮遊率を算出した。結果を第2表に示
す。
【0024】 第2表に示すごとく、本発明の農薬液状製剤組成物は水
面に施用した際に農薬有効成分が速やかに浮遊拡展する
ものである。
面に施用した際に農薬有効成分が速やかに浮遊拡展する
ものである。
【0025】試験例3 イネを8〜12葉期に生育させたポットの水面に、実施
例2及び比較例2の組成物を所定の薬量で処理し、薬剤
処理6時間後、1週間後及び2週間後にイネ紋枯病菌(R
hizoctonia solani)の菌核を水面にばらまき接種した。
接種後25℃/100%の湿度下で24時間培養後、2
5℃/95%の湿度下に静置し、接種1週間後に最高病
斑高を調査し、無処理区と対比して下記の計算式に従っ
て防除価を算出した。
例2及び比較例2の組成物を所定の薬量で処理し、薬剤
処理6時間後、1週間後及び2週間後にイネ紋枯病菌(R
hizoctonia solani)の菌核を水面にばらまき接種した。
接種後25℃/100%の湿度下で24時間培養後、2
5℃/95%の湿度下に静置し、接種1週間後に最高病
斑高を調査し、無処理区と対比して下記の計算式に従っ
て防除価を算出した。
【数1】 結果を第3表に示す。
【0026】 注; A.I. は有効成分 第3表に示すごとく、本発明の農薬液状製剤組成物は水
面に施用した際に速やかに効果を発現し、優れた防除効
果を示すものである。
面に施用した際に速やかに効果を発現し、優れた防除効
果を示すものである。
【0027】試験例4 ノビエを3葉期に生育させたポットの水面に実施例4及
び比較例4の組成物を所定濃度の薬量で処理した。薬剤
処理後、温室内を2週間生育させ、除草効果0(除草効
果なし)〜100(完全枯死)の基準で肉眼判定を行っ
た。結果を第4表に示す。
び比較例4の組成物を所定濃度の薬量で処理した。薬剤
処理後、温室内を2週間生育させ、除草効果0(除草効
果なし)〜100(完全枯死)の基準で肉眼判定を行っ
た。結果を第4表に示す。
【0028】
Claims (4)
- 【請求項1】 有機溶剤に溶解された1種以上の農薬成
分を含有する有機溶剤層及び水層又は該有機溶剤に難溶
性の農薬成分の1種以上を溶解又は分散させた水層から
なり、振り混ぜることにより不安定なエマルジョン溶液
又はサスポエマルジョン溶液を形成することを特徴とす
る水面施用農薬液状製剤組成物。 - 【請求項2】 有機溶剤層が200℃以上の沸点及び水
に対する溶解度が20℃で0.1以下である有機溶剤及
び界面活性剤からなり、有機溶剤層の比重が1.0未満
である請求項第1項記載の水面施用農薬液状製剤組成
物。 - 【請求項3】 有機溶剤層及び水層の割合が5:95〜
95:5である請求項第1項記載の水面施用農薬液状製
剤組成物。 - 【請求項4】 有機溶剤に溶解された1種以上の農薬成
分を含有する有機溶剤層及び水層又は該有機溶剤に難溶
性の農薬成分の1種以上を溶解又は分散させた水層から
なる水面施用農薬液状製剤組成物を、振り混ぜることに
より不安定なエマルジョン溶液又はサスポエマルジョン
溶液として散布することを特徴とする水面施用農薬液状
製剤組成物の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30679995A JPH09124403A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 水面施用農薬液状製剤組成物及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30679995A JPH09124403A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 水面施用農薬液状製剤組成物及びその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09124403A true JPH09124403A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17961401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30679995A Pending JPH09124403A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 水面施用農薬液状製剤組成物及びその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09124403A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001082700A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Composition insecticide et acaricide |
US11089776B2 (en) | 2017-02-28 | 2021-08-17 | Monsanto Technology Llc | Containerized liquid formulations |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP30679995A patent/JPH09124403A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001082700A1 (fr) * | 2000-04-28 | 2001-11-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Composition insecticide et acaricide |
US11089776B2 (en) | 2017-02-28 | 2021-08-17 | Monsanto Technology Llc | Containerized liquid formulations |
US20210352891A1 (en) * | 2017-02-28 | 2021-11-18 | Monsanto Technology Llc | Containerized liquid formulations |
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