JPH09124264A - エスカレータのステップ - Google Patents
エスカレータのステップInfo
- Publication number
- JPH09124264A JPH09124264A JP28562195A JP28562195A JPH09124264A JP H09124264 A JPH09124264 A JP H09124264A JP 28562195 A JP28562195 A JP 28562195A JP 28562195 A JP28562195 A JP 28562195A JP H09124264 A JPH09124264 A JP H09124264A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- riser
- space
- cleaning
- caution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ステップ清掃体の取付け構成を改善して、この
清掃体の着脱性を向上させる。 【解決手段】ステップの踏面体２の前端部に、前部注意
体４と枠体の間の上下方向の位置に空所を形成し、この
空所には、支持体６Ａとこの支持体６Ａに植毛されて、
ステップの前方に隣接するステップの蹴上げ体３の表面
を清掃するブラシ６Ｂからなる清掃体６を備えた。
清掃体の着脱性を向上させる。 【解決手段】ステップの踏面体２の前端部に、前部注意
体４と枠体の間の上下方向の位置に空所を形成し、この
空所には、支持体６Ａとこの支持体６Ａに植毛されて、
ステップの前方に隣接するステップの蹴上げ体３の表面
を清掃するブラシ６Ｂからなる清掃体６を備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータのス
テップに係り、特にステップ蹴上げ面の清掃構成に関す
る。
テップに係り、特にステップ蹴上げ面の清掃構成に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来知られているステップ蹴上げ面の清
掃構成は、特開昭49−112384号公報のものが知られてい
る。
掃構成は、特開昭49−112384号公報のものが知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、踏面
体の前部裏面部にブラシ付清掃体を装着するという内容
が重点で、そのブラシ摩耗時の交換に伴う脱着容易性に
はほとんど言及していなかった。このため、交換作業に
おいてはステップ自身を機械本体から取外し、再組立て
するという面倒な構成であったことから実用に至らぬ状
況となっていた。本発明の目的はステップ清掃体の取付
け構成を改善して、この清掃体の着脱性を良好にせし
め、隣接ステップの蹴上げ面の清掃を効果的に行う構造
を提供することにある。
体の前部裏面部にブラシ付清掃体を装着するという内容
が重点で、そのブラシ摩耗時の交換に伴う脱着容易性に
はほとんど言及していなかった。このため、交換作業に
おいてはステップ自身を機械本体から取外し、再組立て
するという面倒な構成であったことから実用に至らぬ状
況となっていた。本発明の目的はステップ清掃体の取付
け構成を改善して、この清掃体の着脱性を良好にせし
め、隣接ステップの蹴上げ面の清掃を効果的に行う構造
を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】表面に多数の凹凸を有す
る踏面体，蹴上げ体および前部注意体からなる表面部材
と、前記表面部材の裏側にあって強度部材となる枠体等
を備えたステップが多数連結されて人員輸送を行うもの
において、前記踏面体の前端部に、前記前部注意体と前
記枠体の間の上下方向の位置に空所を形成し、前記空所
には、支持体とこの支持体に植毛されて、前記ステップ
の前方に隣接するステップの蹴上げ体表面に接触するブ
ラシからなる清掃体を設けた。
る踏面体，蹴上げ体および前部注意体からなる表面部材
と、前記表面部材の裏側にあって強度部材となる枠体等
を備えたステップが多数連結されて人員輸送を行うもの
において、前記踏面体の前端部に、前記前部注意体と前
記枠体の間の上下方向の位置に空所を形成し、前記空所
には、支持体とこの支持体に植毛されて、前記ステップ
の前方に隣接するステップの蹴上げ体表面に接触するブ
ラシからなる清掃体を設けた。
【０００５】また、前記清掃体は、前記前部注意体と前
記枠体の間で、この両者に上下方向から挟持されて固定
される構成とした。
記枠体の間で、この両者に上下方向から挟持されて固定
される構成とした。
【０００６】ステップ前端部に配設された清掃体は、前
部注意体と枠体の空所内において挟持されているので、
前部注意体と枠体の挟持力を解放すれば、ステップから
取外すことが可能であり、ブラシの摩耗等経年的保守対
応時の交換作業が極めて容易となる。また、空所におい
て清掃体の支持体を全て収容する構成は、特別な部品や
加工を必要とせず、経済的である。
部注意体と枠体の空所内において挟持されているので、
前部注意体と枠体の挟持力を解放すれば、ステップから
取外すことが可能であり、ブラシの摩耗等経年的保守対
応時の交換作業が極めて容易となる。また、空所におい
て清掃体の支持体を全て収容する構成は、特別な部品や
加工を必要とせず、経済的である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図１，図２および図３を用いて説明する。
図１，図２および図３を用いて説明する。
【０００８】本発明のステップ１は、詳細な図示は省略
せざるも乗客が乗るための踏面体２，これの後面の蹴上
げ体３，前部注意体４の表面部材各々に多数の凹凸を有
しており、一般的には幅Ｗが１ｍ程度，奥行Ｌが０.４
ｍ 程度の構造物となっている。また、全体強度は表面
材の裏側に枠体２Ａ，枠体４Ａおよび枠体５を配置して
保持する構成で、これらがローラＲ１，Ｒ２によって走
行するもので、このステップ１が多数連結されて人員輸
送する仕組みになっている。
せざるも乗客が乗るための踏面体２，これの後面の蹴上
げ体３，前部注意体４の表面部材各々に多数の凹凸を有
しており、一般的には幅Ｗが１ｍ程度，奥行Ｌが０.４
ｍ 程度の構造物となっている。また、全体強度は表面
材の裏側に枠体２Ａ，枠体４Ａおよび枠体５を配置して
保持する構成で、これらがローラＲ１，Ｒ２によって走
行するもので、このステップ１が多数連結されて人員輸
送する仕組みになっている。
【０００９】そして、前部注意体４と枠体４Ａとの間の
上下方向には、空所Ｚが形成されて、ここに支持体６Ａ
と、これに隣接ステップの蹴上げ体Ｓに接触するまで伸
びるように植毛されたブラシ６Ｂで構成される清掃体６
が配設されている。ここで、清掃体６は注意体４がその
高さ方向において有するすき間ｇに対し、ビス７で枠体
２Ａに締結された時に生じる矢印Ｆ方向の挟圧力によっ
てステップ１の前端部に挟持される構成となっている。
なお、ブラシ６Ｂは細い樹脂片で作られ、支持体６Ａに
植毛されており、これが経年的に摩耗した場合は、ビス
７とゆるめ前部注意体４を取外すことによって新品と交
換できる構成となっている。
上下方向には、空所Ｚが形成されて、ここに支持体６Ａ
と、これに隣接ステップの蹴上げ体Ｓに接触するまで伸
びるように植毛されたブラシ６Ｂで構成される清掃体６
が配設されている。ここで、清掃体６は注意体４がその
高さ方向において有するすき間ｇに対し、ビス７で枠体
２Ａに締結された時に生じる矢印Ｆ方向の挟圧力によっ
てステップ１の前端部に挟持される構成となっている。
なお、ブラシ６Ｂは細い樹脂片で作られ、支持体６Ａに
植毛されており、これが経年的に摩耗した場合は、ビス
７とゆるめ前部注意体４を取外すことによって新品と交
換できる構成となっている。
【００１０】また、隣接ステップの蹴上げ体Ｓに接触し
ているブラシ６Ｂは、エスカレータの乗降口近くにおい
て水平走行から傾斜走行に移る時に生じる相対運動でス
テップ相互の上下運動によって蹴上げ体を清掃する。
ているブラシ６Ｂは、エスカレータの乗降口近くにおい
て水平走行から傾斜走行に移る時に生じる相対運動でス
テップ相互の上下運動によって蹴上げ体を清掃する。
【００１１】なお、清掃体６の支持体６Ａは、前部注意
体４の裏面に凹凸部を形成し、これと係合させて装着す
る構成でもよい。
体４の裏面に凹凸部を形成し、これと係合させて装着す
る構成でもよい。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、ステップの蹴上げ体の
清掃体の脱着が容易となり、経年的保守交換作業に適し
たエスカレータのステップを提供できる。
清掃体の脱着が容易となり、経年的保守交換作業に適し
たエスカレータのステップを提供できる。
【図１】本発明の一実施例のステップ単体の斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】図２の要部の斜視図。
１…ステップ、２…踏面体、２Ａ，４Ａ，５…枠体、３
…蹴上げ体、４…前部注意体、６…清掃体、６Ａ…支持
体、６Ｂ…ブラシ、Ｓ…隣接ステップの蹴上げ体。
…蹴上げ体、４…前部注意体、６…清掃体、６Ａ…支持
体、６Ｂ…ブラシ、Ｓ…隣接ステップの蹴上げ体。
Claims (2)
- 【請求項１】表面に多数の凹凸を有する踏面体，蹴上げ
体および前部注意体からなる表面部材と、前記表面部材
の裏側にあって強度部材となる枠体を備えたステップが
多数連結されて人員輸送を行うものにおいて、前記踏面
体の前端部に、前記前部注意体と前記枠体の間の上下方
向の位置に空所を形成し、前記空所には、支持体と前記
支持体に植毛されて、前記ステップの前方に隣接するス
テップの蹴上げ体表面に接触するブラシからなる清掃体
を備えたことを特徴とするエスカレータのステップ。 - 【請求項２】前記清掃体は、前記前部注意体と前記枠体
の間で、この両者に挟持される請求項１に記載のエスカ
レータのステップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28562195A JPH09124264A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | エスカレータのステップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28562195A JPH09124264A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | エスカレータのステップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09124264A true JPH09124264A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17693908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28562195A Pending JPH09124264A (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | エスカレータのステップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09124264A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101034179B1 (ko) * | 2010-03-02 | 2011-05-12 | 김동수 | 브러시형 데마케이션, 브러시형 데마케이션을 갖는 에스컬레이터 스텝 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP28562195A patent/JPH09124264A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101034179B1 (ko) * | 2010-03-02 | 2011-05-12 | 김동수 | 브러시형 데마케이션, 브러시형 데마케이션을 갖는 에스컬레이터 스텝 |
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