JPH09124236A - ダブルデッキエレベーターの運転装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベーターの運転装置

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Publication number
JPH09124236A
JPH09124236A JP7285671A JP28567195A JPH09124236A JP H09124236 A JPH09124236 A JP H09124236A JP 7285671 A JP7285671 A JP 7285671A JP 28567195 A JP28567195 A JP 28567195A JP H09124236 A JPH09124236 A JP H09124236A
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JP
Japan
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car
hall
floor
congestion
crowded
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Application number
JP7285671A
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English (en)
Inventor
Shigeo Katsu
重男 勝
Akio Miyamoto
明雄 宮本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダブルデッキエレベーターでは、混雑階に先
に後行かごが到着すると、積み残された待客の待時間が
長くなる。 【解決手段】 後行かごである上かご6aUが48階に
停止中、この階が混雑階になり、その乗場の予測待時間
が所定値以上になると、先行かごである下かご6aLに
48階の乗場下り呼び48Dを追加割当てするととも
に、先行かごの下かご6aL用の下り予報灯7aLDを
点灯して1階床バック運転する。また、バック運転する
ことを下かご6aL内に放送する。 【効果】 積み残された待客は、長時間待つことなく下
かご6aLに乗ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダブルデッキエ
レベーターの運転装置、特に混雑階への配車の改善に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ダブルデッキエレベーターは、上かごと
下かごが連結して運転されるものである。一般にダブル
デッキエレベーターは、偶数階の乗場呼びに対しては上
かご(又は下かご)を、奇数階の乗場呼びに対しては下
かご(又は上かご)をそれぞれサービスさせる運転方式
(これをダブルデッキ運転という)をとっている。ま
た、建物内の交通が閑散な場合は、上かご(又は下か
ご)だけに乗場呼びをサービスさせ、下かご(又は上か
ご)は戸を閉じて使用しない運転方式(これをシングル
デッキ運転という)が行われる。
【0003】ダブルデッキ運転は、偶数階から偶数階へ
行く乗客や、奇数階から奇数階へ行く乗客にとっては、
一般のエレベーターと同様に使用できるが、偶数階から
奇数階へ行く乗客や、奇数階から偶数階へ行く乗客は、
階段を利用して1階床だけ上下しなければならないとい
う不便がある。そこで、一般には出勤時のように、非常
に交通が混雑するとき以外の時間帯ではセミダブル運転
が採用されている。
【0004】このセミダブル運転は、上かごと下かごの
停止階を偶数階と奇数階に特定せず、上かご及び下かご
はどの階床にも停止できるようにした運転方式である。
このセミダブル運転は、乗客はかごが一つしかない一般
のエレベーターと同じように使用できる利点がある一
方、ダブルデッキ運転に比べて運転効率は低下する。
【0005】そこで、例えば特開昭48−15244号
公報に示されているように上り方向で運転するときは上
り呼びを下かごで検出して応答し、下り方向で運転する
ときは下の呼びを上かごで検出して応答するという運転
をする。これで、同方向の乗場呼びが連続している場合
には、1回の停止で二つの乗場呼びに応答できることに
なり、運転効率の低下が防止できる。
【0006】さて、ダブルデッキエレベーターの場合、
食堂階や会議室階のように、特に混雑する階に対して
は、例えば特開平4−189271号公報に示されるよ
うな待客数検出装置を設置し、待客の多い乗場を混雑乗
場として、上下のかご6aU,6aLの内、その乗場呼
びの方向における先行かごを優先的に割り当て、先行か
ごで積残し客が生じたことを検出すると、後行かごも停
止させるようにしている。以下、この運転方式を混雑乗
場対策方式という。
【0007】また、利用者が、上かご6aUに乗って最
上階まで行けるか、又は下かご6aLで最下階まで行け
るかを判断できるように、どちらのかごが到着したかを
乗場に表示するため、例えば、特開昭61−26767
4号公報に示されるように、乗場に上かご用と下かご用
別々の到着報知装置を設置し、上かご6aUが到着した
ら上かご用の到着報知を、下かご6aLが到着したら下
かご用の到着報知をして、待客にどちらのかごに乗るべ
きか、各自の判断に任せるようにしている。以下、この
運転方式を乗車かご選択方式という。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のダ
ブルデッキエレベーターの運転装置の混雑乗場対策方式
及び乗車かご選択方式では、次のような問題点がある。 A.混雑乗場対策方式 (1) 混雑乗場の積残し客に対し、次に後行かごがサービ
スする旨の表示がないため、先行かごに乗れそうにない
待客を不安にさせる。
【0009】(2) 混雑乗場に先に後行かごが停止してし
まった場合、積み残された待客には、いくら長待ちにな
っても、他号機を配車するしかない。先行かご内に乗車
余裕があっても、先行かごをバックしてサービスするこ
とはできない。
【0010】(3) 検出された混雑乗場に対しては、常に
先行かごを優先してサービスさせるようにしているた
め、乗場呼びと逆方向のかごが停止した場合、たとえか
ごが混雑階の1階床先で方向反転して再度混雑乗場に停
止するような場合でも、最初に停止したとき、混雑乗場
の待客を乗せることはないため、混雑階への停止回数が
増加する。
【0011】B.乗車かご選択方式 乗場の待客に、上かご6aUが到着したか、下かご6a
Lが到着したかを表示するだけで、混雑乗場に上下のか
ご6aU,6aLを停止させるとか、積残しになりそう
な待客に、次にどのかごが来るかを表示するとかをして
いないため、せっかくの乗場表示が有効に使われず、む
だの多いものとなっている。
【0012】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、混雑階で積み残されそうな待客の不安を
除去し、積み残された待客の長待ちを減らし、かごの停
止回数を少なくして運転効率を向上することができるよ
うにしたダブルデッキエレベーターの運転装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
るダブルデッキエレベーターの運転装置は、乗場に上か
ご用及び下かご用の乗場報知器を設け、上下のかごの一
方のかごが階床に到着し、その乗場の混雑が検出される
と、他方のかごにこの階の乗場呼びを追加割当するとと
もに、他方のかごに対応する乗場報知器を動作させるよ
うにしたものである。
【0014】また、第2発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第1発明の混雑の条件をかご内負
荷が所定値以上になったときとし、第3発明に係るダブ
ルデッキエレベーターの運転装置は、かご内負荷が所定
値以上で、かつ戸開時間が所定時間を超えたときとした
ものである。
【0015】また、第4発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第1発明と同様の乗場報知器及び
混雑検出手段を有し、後行かごが乗場に停止中混雑が検
出され、その乗場の予測待時間が所定値以上になると、
混雑階の乗場呼びを先行かごに追加割当てするととも
に、先行かご用の乗場報知器を動作させるようにしたも
のである。
【0016】また、第5発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第4発明のものにおいて、後行か
ごが乗場に停止中混雑が検出され、その乗場の予測待時
間が所定値以上になり、かつ先行かご内負荷が所定値以
下であると、混雑階の乗場呼びを先行かごに追加割当て
するようにしたものである。
【0017】また、第6発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第1発明と同様の乗場報知器及び
混雑検出手段を有し、混雑乗場に停止することを混雑乗
場の乗場報知器により予報したかごが混雑階から1階床
前方にあることを検出すると、予報かごをバック運転さ
せることを予報かご内に放送して、予報かごを1階床バ
ック運転させるようにしたものである。
【0018】また、第7発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第1発明と同様の乗場報知器及び
混雑検出手段を有し、先行かごが混雑階の乗場呼びに割
り当てられ、この乗場呼びの方向と反対方向から混雑乗
場に停止し、かつ先行かごが1階床先で方向反転し、後
行かごが混雑乗場に応答する予定であるとき、混雑階の
乗場呼びと同方向のものを動作させ、先行かごの出発時
1階床バック運転することを先行かご内に放送するよう
にしたものである。
【0019】また、第8発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、混雑階に割り当てられたかごが最
終かご呼びにより混雑階の乗場呼びと反対方向から混雑
階に接近して停止することが検出されると、強制的に運
転方向を反転させ、反転後の先行かごを混雑階に停止さ
せるようにしたものである。
【0020】また、第9発明に係るダブルデッキエレベ
ーターの運転装置は、第1発明の同様の乗場報知器及び
混雑検出手段を有し、混雑乗場の乗場報知器が両かごの
運転方向を報知しているとき、一方のかごが混雑乗場に
停止し、このかごの負荷が一定値に達しない状態で戸閉
開始したことを検出すると、他方のかごの割当てを解除
し、このかごの到着報知を中止させるようにしたもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図5はこの発明の第1〜第3発明
の一実施の形態を示す図で、図1は動作説明図で、
(A)はエレベーターの状態、(B)は乗場の状態、図
2は全体構成図、図3は群管理動作フローチャート、図
4及び図5は台管理動作フローチャートであり、同一符
号は同一部分を示す(以下の実施の形態も同じ)。
【0022】図1及び図2において、1は群管理装置
で、CPU1a、ROM1b、RAM1c及びインタフ
ェース1d,1eを有している。2は各階の乗場ボタン
で、上りボタン2U及び下りボタン2Dを有している。
3は乗場ボタン2及びインタフェース1dに接続された
乗場呼び登録装置、4a〜4dはインタフェース1eに
接続されたa号機〜d号機の台管理装置、5a〜5dは
それぞれ台管理装置4a〜4dに接続されたa号機〜d
号機の駆動装置、6aは駆動装置5aにより駆動される
a号機のかごで、上かご6aU及び下かご6aLが連結
されている(b号機〜d号機のかご6b〜6dは同様で
あるため省略)。
【0023】7aは各階乗場に設置され台管理装置4a
に接続されたa号機の乗場報知器で、上かご6aUが上
り方向で到着することを表示する上り予報灯7aUU、
下かご6aLが上り方向で到着することを表示する上り
予報灯7aLU、上かご6aUが下り方向で到着するこ
とを表示する下り予報灯7aUD及び下かご6aLが下
り方向で到着することを表示する下り予報灯7aLDが
配設されている。なお、かご6aがサービスする階は1
階、2階、41階〜50階とし、48Dは48階で登録
された下り呼びである。なお、図1(A)で下かご6a
Lの下端に付した三角形は運転方向を示す(以下の実施
の形態も同じ)。
【0024】次に、この実施の形態の動作を図3〜図5
を参照して説明する。なお、a号機について説明する
が、全号機について処理されるものとする。まず、図3
により群管理装置1による動作を説明する。なお、この
フローチャートのプログラムはROM1bに格納されて
いる。今、図1(A)に示すように48階に下り呼び4
8Dが登録されており、かつ48階の乗場は非常に混雑
しており、かご6aの下かご6aLが先行かご(かご6
aの運転方向に対して先行するかご、これに対して後行
するかご6aUを後行かごという)として48階に到着
してサービス中とする。なお、下かご6aLはかご内負
荷70%以上とする。
【0025】ステップ31でかご6aは戸開サービス中
かを判断する。今、戸開サービス中であるので、ステッ
プ32へ進み、かご内負荷は70%以上かを判断する。
下かご6aLのかご内負荷は70%以上であるので、ス
テップ33へ進み、同方向(下り方向)の乗場ボタンが
押されたかを判断する。ここで下りボタン2Dが押され
ればステップ34へ進み、押されなければステップ38
へ進む。
【0026】ステップ34へ進むと、48階の下り乗場
(下り方向への待客がいるため下り乗場という)を混雑
乗場に指定し、48階の下り呼び48Dを再登録し、図
1(B−1)に示すように下かごの下り予報灯7aLD
が点滅する。ステップ35でサービス中の下かご6aL
は先行かごかを判断し、先行かごであればステップ36
へ進み、後行かごであればステップ40へ進む。ステッ
プ36で上かご6aU(後行かご)内負荷は50%未満
かを判断する。50%未満であればステップ37へ進
み、50%以上であればステップ43へ進む。
【0027】ステップ37で後行かごに48階の下り呼
び48Dを追加割当て(乗場呼びが登録されると、この
呼びに応答するのに最適のかごを選択し、これに乗場呼
びを割り当てる周知の割当方式の運転を行っている)し
て、予報灯点灯指令を出す。なお、ステップ43へ進む
と、下り呼び48Dを他号機に割り当てる。次に、これ
らの信号が台管理装置4aへ伝送され、図4及び図5に
示す台管理装置4aによる動作が実行される。
【0028】図4のステップ45でかご6aは混雑階で
戸閉中かを判断する。今下かご6aLは戸開中であるた
め、図5のステップ58へ進み、かご6aは混雑階に停
止決定したかを判断する。かご6aは既に停止している
ため、ステップ65へ進み、かご6aは混雑乗場で戸開
サービス中かを判断し、下かご6aLは戸開サービス中
であるので、ステップ66へ進み、混雑乗場にいるのは
先行かごかを判断する。混雑乗場にいるのは下かご6a
Lで先行かごであるため、ステップ67へ進む。
【0029】ステップ67で後行かごの上かご6aUに
予報灯点灯指令が出ているかを判断する。この場合、ス
テップ37で予報灯点灯指令が出ているので、ステップ
68へ進み、図1(B−2)のように上かご6aUに対
する下り予報灯7aUDを点灯する。ここで、乗場の積
残し客に対し、次に上かご6aUが来ることを案内す
る。やがて上かご6aUが到着すると、図1(B−3)
に示すように下り予報灯7aUDは点滅し、積残し客は
同じ乗場で待つことにより、円滑に乗車することができ
る。
【0030】また、ステップ33で下りボタン2Dが押
されず、ステップ38へ進むと、下かご6aL内負荷が
100%かを判断し、100%に達していればステップ
34へ進み、混雑を検出して上述と同様の処理をする。
100%未満であればステップ39へ進み、戸開時間が
10秒を超えたかを判断し、10秒を超えていればステ
ップ34へ進み、同様に混雑を検出する。したがって、
高価な乗場待客数検出装置等を設置することなく、任意
の乗場で混雑を検出することが可能となる。なお、下か
ご6aL内負荷が70%以上でも、戸開時間10秒以内
に乗り込めれば、混雑乗場には指定されず、他号機配車
の必要はない。
【0031】ここに、ステップ32〜34,38,39
は混雑検出手段を、ステップ37,68は到着予報手段
を構成している。
【0032】このようにして、上下のかご6aU,6a
Lの一方のかごの到着時、乗場又はかごの混雑が検出さ
れると、他方のかごにこの階の乗場呼びを他方のかごに
追加割当てするとともに、他方のかごに対応する予報灯
を点灯するようにしたため、積残し客に対し、次にどの
かごが来るかを報知することができ、積残し客に安心感
を与えることができるとともに、待時間を短くすること
ができる効果がある。
【0033】実施の形態2.図6はこの発明の第4及び
第6発明の一実施の形態を示す動作説明図で、(A)は
エレベーターの状態、(B)は乗場の状態である。な
お、図2〜図5は実施の形態2にも共用する。
【0034】次に、この実施の形態の動作を図3〜図5
を参照して説明する。今、図6(A)に示すように、混
雑している48階の下り呼び48Dに後行かごの上かご
6aUが停止しているとき、上かご6aU内負荷が10
秒以内に100%になったとする。このとき、図6(B
−1)に示すように、上かご6aUの下り予報灯7aU
Dは点滅している。実施の形態1と同様の処理で、ステ
ップ31→32→33→38→34→35と進む。ステ
ップ35でサービスかごは後行かごであるので、ステッ
プ41へ進む。
【0035】ステップ41では、ステップ34で登録さ
れた乗場呼び48Dに対する予測待時間が30秒以上か
を判断する。今、乗場呼び48Dに他号機が応答する場
合の予測待時間が40秒であるとすると、ステップ42
へ進み、下かご6aLへの追加割当て指令と、予報灯点
灯指令と、1階床バック指令が出る。ステップ41で予
測待時間が30秒を超えないと判断されると、ステップ
43へ進み、他号機に48階の下り呼び48Dを割り当
てる。
【0036】続いて、実施の形態1と同様に、図4及び
図5でステップ45→58→65→66と進む。混雑乗
場に停止しているのは後行かごであるので、ステップ6
9へ進み、先行かごの予報灯点灯指令が出ているかを判
断する。この場合、ステップ42で予報灯点灯指令が出
ているので、ステップ70へ進んで先行かごの下かご6
aLの下り予報灯7LDを点灯する。この状態を図6
(B−2)に示す。これで積残し客に対し、同じ号機の
下かご6aLが来ることを案内する。
【0037】そして、上かご6aUが戸閉を開始する
と、図4のステップ45からステップ46へ進み、混雑
階にいるのは先行かごかを判断する。この場合は後行か
ごであるので、ステップ51へ進み、後行かごの上かご
6aUに混雑階から1階床バック指令が出ているかを判
断する。ステップ42で1階床バック指令が出ているの
で、ステップ52へ進み、上かご6aU内負荷が70%
以下かを判断する。70%を超えていればステップ55
へ進み、両かご6aU,6aL内に「1階床バックしま
す)と放送し、ステップ56で上かご6aUを1階バッ
クさせる。下かご6aLが48階に到着すると、図6
(B−3)のように、下かご6aLの下り予報灯7aL
Dは点滅する。
【0038】ステップ52で上かご6aU内負荷が70
%を超えていないと判断すると、ステップ53へ進み、
下かご6aLに対する48階の乗場呼び48Dの追加割
当てを解除し、下かご6aLの下り予報灯7aLDを消
灯する。ステップ54で1階床バック指令を解除する。
ここで、ステップ41は条件検出手段を、ステップ4
2,69,70は到着予報手段を、ステップ46,51
は条件検出手段を、ステップ55はバック運転案内手段
を、ステップ56はバック運転手段を構成している。
【0039】このようにして、後行かごが停止中の乗場
が混雑乗場になり、その乗場の予測待時間が所定値以上
になると、混雑階の乗場呼びを先行かごに追加割当てし
て予報するようにしたため、混雑乗場で積み残された待
客を長時間待たせることなく、早く先行かごに乗せるこ
とができる効果がある。
【0040】実施の形態3.図7はこの発明の第5発明
の一実施の形態を示す図で、図3の要部フローチャート
である。なお、図2〜図6は実施の形態3にも共用す
る。この実施の形態は、図3にステップ40を追加した
ものであり、ステップ35で混雑階にサービス中のかご
が後行かごと判断されると、ステップ40で先行かごの
下かご6aL内負荷が40%以下であり、かつステップ
41で混雑階の予測待時間が30秒以上であると、ステ
ップ42へ進むようにしたものである。
【0041】ここで、ステップ40,41は条件検出手
段を構成している。このようにして、先行かご内に積残
し客を乗せる余裕のある場合に、先行かごを配車するよ
うにしているため、乗客余裕のないかごを配車するむだ
を防止することができる効果がある。
【0042】実施の形態4.図8〜図10はこの発明の
第7発明の一実施の形態を示す図で、図8は従来装置の
動作説明図で、(A)はエレベーターの状態、(B)は
乗場の状態、図9は群管理動作フローチャート、図10
は図8による動作説明図で、(A)はエレベーターの状
態、(B)は乗場の状態である。なお、図2,図4及び
図5は実施の形態4にも共用する。
【0043】この実施の形態は、従来、図8に示すよう
な動作であるものを、図10に示すような動作にするも
のである。図8では、かご6aが混雑乗場に割り当てら
れて、特開平4−189271号公報又は特開平4−2
01953号公報に示されるように、48階の下り呼び
48Dに対しては、図8(b)のように下かご6aLを
先に停止させ、続いて図8(c)のように、上かご6a
Uを停止させるようにしている。
【0044】このとき、上かご6aU内及び下かご6a
L内でそれぞれ48階のかご呼び48UC,48LCが
登録されて上昇しているとすると、まず上かご6aUが
図8(A)(a)に示すように48階に停止し、このとき
上り方向を持っているため、図8(B−1)のように乗
場報知器8の上り予報灯8aUが点滅している。したが
って、下り方向へ行く待客は乗り込まない。
【0045】続いて、上かご6aUが図8(A)(b)に
示すように1階床走行して、下かご6aLが48階に来
たとき、かご6aの運転方向は反転し、図8(B−2)
のように下り予報灯8aDが点滅して下かご6aLは4
8階に停止する。これで、下かご6aL内の乗客が降り
ると同時に下り方向へ行く待客は下かご6aLに乗り込
む。このとき、積み残されそうな待客は、何の予報表示
もなく不安を感じる。
【0046】かご6aが1階床走行し、図8(A)(c)
に示すように、今度は上かご6aUが48階に到着し、
図8(B−3)のように下り予報灯8aDが点滅するの
で、積み残された待客は、この上かご6aUに長く待つ
ことなく乗ることができる。しかし、かご6aが48階
に連続して3回停止し、運転効率を悪くしている。ま
た、図8(B−2)の状態のとき、積み残された待客
は、次に来るべきかごを待つ間不安を感じることは避け
られない。
【0047】次に、実施の形態4の動作を図9及び図1
0を参照して説明する。ステップ71でかご6aは停止
決定したかを判断する。今、上かご6aUが48階の下
り呼び48UCで停止決定したとすると、ステップ72
へ進んで、先行かごである上かご6aUの停止すべき階
は混雑乗場と同じ階かを判断する。上かご6aUの停止
すべき階は48階であるので、ステップ73へ進み、か
ご6aは混雑乗場と反対方向をもって停止するかを判断
する。
【0048】また、下かご6aLは48階の下り呼び4
8LCを持っており、かご6aの運転方向は上り方向
で、48階の下り呼び48Dと反対方向であるため、ス
テップ74へ進み、かご6aは1階床先で反転可能かを
判断する。かご6aは1階床走行し、下かご6aLが4
8階へ来たとき運転方向を反転することになっているた
め、ステップ75へ進み、最終かご呼びで停止するかを
判断する。かご6aは上かご6aUの下り呼び48UC
(最終かご呼びではない)で停止するため、ステップ7
6へ進む。
【0049】ステップ76で先行かごの上かご6aUの
到着表示を指令し、ステップ77で後行かごの下かご6
aLの予報表示を指令する。そして、ステップ78で台
管理装置4aへ1階床先反転指令を出力する。
【0050】図4及び図5のステップ45→58へ進
み、混雑階に停止決定しているので、ステップ59へ進
み、先行かごは混雑階かを判断する。上かご6aUは4
8階にいるので、ステップ60へ進み、かご6aの運転
方向の強制反転指令があるかを判断する。強制反転指令
はないので、ステップ63へ進み、1階床先反転指令が
あるかを判断する。ステップ78で1階床先反転指令が
出ているので、ステップ64へ進み、上かご6aUの下
り予報灯7aUDを点滅させるとともに、下かご6aL
の下り予報灯7aLDを点灯させる。
【0051】この状態を図10(A)(a)及び図10
(B−1)に示し、あたかも下り運転のかごが到着した
ように表示している。これで上かご6aUの乗客が降車
すると、48階の待客は上かご6aUに乗り込むことに
なる。そして、上かご6aUが戸閉を開始すると、図4
のステップ45からステップ46へ進み、混雑階にいる
のは先行かごかを判断する。混雑階には先行かごの上か
ご6aUがいるため、ステップ47へ進み、先行かごは
混雑乗場の乗場呼び48Dと同方向でかご内負荷は70
%以下かを判断する。
【0052】上かご6aU内負荷が70%以下であれば
ステップ48へ進み、70%を超えていればステップ4
9へ進む。ステップ48では後行かごの下かご6aLの
追加割当てを解除し、下り予報灯7aLDを消灯する。
そして、ステップ49で1階床先で反転する指令が出て
いるかを判断し、この場合反転指令が出ているため、ス
テップ50で上かご6aU内に「1階床バックします」
と放送する。その後、上かご6aUは1階床上昇し、下
かご6aLが48階に停止する。
【0053】このとき、運転方向は下り方向に反転し、
48階の乗場には図10(A)(b)及び図10(B−
2)のように下かご6aLの下り予報灯7aLDが点滅
し、上かご6aUに乗り切れなかった待客をすべて乗せ
ることができる。
【0054】ここで、ステップ71〜74は条件検出手
段を、ステップ76,77,64は到着予報手段を、ス
テップ45,46,50はバック運転案内手段を構成し
ている。このようにして、先行かごが1階床先で反転す
る予定で混雑階にその乗場呼びと反対方向から停止する
とき、乗場呼びと同方向の乗場報知器を動作させるよう
にしたため、従来乗せなかった先行かごに混雑階の待客
を乗せることができる効果がある。
【0055】したがって、従来、混雑階に3回停止する
ところを、2回の停止で済ませることができ、運転効率
を高めることができる効果がある。また、先行かごに乗
り込んだ乗客にはバック運転することが案内され、不安
感を与えないようにすることができる効果がある。
【0056】実施の形態5.実施の形態5は、この発明
の第8発明の一実施の形態を示す。この実施の形態は実
施の形態4において、下かご6aLに48階のかご呼び
48LCが登録されていない場合を示し、図2、図4、
図5、図8、図9及び図10を共用する。従来、混雑階
には、常に先行かごを優先して停止させるようにしてい
るため、図8の場合、上かご6aUが48階に停止した
とき、かご6aの運転方向は上り方向であり、図8(B
−1)のように表示される。その後、図8(B−2)の
ように先行かごである下かご6aLが到着し、続いて図
8(B−3)のように後行かごである上かご6aUが到
着する。
【0057】実施の形態5では、実施の形態4の場合と
同様に図9において、ステップ71→72→73→74
→75と進み、最終かご呼びで停止するかを判断する。
先行かごが停止するかご呼び48UCは最終かご呼びで
あるため、ステップ79へ進み、かご6aの方向強制反
転指令が出力され、ステップ80で1階床バック指令が
出力され、それぞれ台管理装置4aへ送出される。
【0058】これで、図4及び図5のステップ45→5
8→59→60と進み、ステップ79でかご強制反転指
令が出力されているため、ステップ61へ進み、かご6
aの運転方向は反転し、先行かごと後行かごは入れ替わ
る。このときのかご6aの状態は、図10(A)(a)と
同じて、運転方向だけが下り方向になっている。そし
て、図10(B−1)に示すように予報される。すなわ
ち、上かご6aUの下り予報灯7aUDは点滅するた
め、待客は上かご6aUに乗り込むことになる。次に、
図4のステップ45→46と進み、48階にいる上かご
6aUはステップ61で後行かごになっているため、ス
テップ51→52と進む。ステップ52で後行かご内負
荷が70%以下かを判断する。
【0059】図10(B−1)の状態で待客が多数乗り
込み、上かご6aU内負荷が70%を超えると、ステッ
プ55→56と進み、バック運転の案内をして1階床上
昇した後、下かご6aLが48階の下り呼び48Dに応
答する。これで、図10(B−2)に示すように、下か
ご6aLに積み残しの待客を乗せて下り方向へ出発す
る。ここで、ステップ71〜75は条件検出手段を、ス
テップ79,80,61,56はバック運転手段を構成
している。
【0060】このようにして、実施の形態4と同様に、
48階に3回停止するところを2回の停止で済ませるこ
とができ、かつ積み残された待客も予報を出しているた
め、安心感を与えることができる効果がある。
【0061】実施の形態6.実施の形態6はこの発明の
第9発明の一実施の形態を示す。実施の形態5では、図
4のステップ52、すなわち図10(B−1)で待客が
多数乗り込み、上かご6aU内負荷が70%を超えた場
合を説明したが、実施の形態6では混雑も解消されてき
て、上かご6aU内負荷が70%以下で出発しようとす
る場合を示し、図2、図4、図5、図8、図9及び図1
0は実施の形態6にも共用する。
【0062】図4のステップ45→46→51→52か
らステップ53へ進み、先行かごの下かご6aLの48
階下り呼び48Dの割当てを解除し、下り予報灯7aL
Dを消灯し、ステップ54で1階床バック指令も解除す
る。ここで、ステップ45,52は条件検出手段を、ス
テップ53,54は動作解除手段を構成する。
【0063】このようにして、混雑乗場の混雑が解消さ
れてかご内負荷が一定値に達しない状態で戸閉開始する
と、他方のかごの割当てを解除し、このかごの到着予報
を中止するようにしたものである。すなわち、従来、混
雑乗場には先行かごの外後行かごも割り当てているた
め、先行かごがサービス中、混雑階の乗場呼びが解除さ
れても後行かごは続いて停止することになり、むだ停止
をすることになる。しかし、実施の形態6では途中で割
当てを解除するため、むだに1階床バックすることな
く、1回の停止で済むことになり、運転効率を向上する
ことができる効果がある。
【0064】その他の実施の形態 次のように実施することも可能である。 (1) 上記各実施の形態では、混雑階をかご内負荷と乗場
ボタン2を押すタイミングで検出するものとしたが、混
雑階の検出手段はこれに限るものではなく、特開平4−
201953号公報等に示された乗場混雑度検出装置等
を用いる。
【0065】(2) 上記各実施の形態では、乗場報知器7
aを上かご6aU及び下かご6aL用の予報灯を用いる
ものとしたが、これに限るものではなく、乗場にディス
プレイ装置を設け、上かご6aU及び下かご6aL別々
の到着及び予報を表示するものを用いる。また、視覚表
示でなく、音声による聴覚報知するものを用いる。
【0066】(3) 上記各実施の形態では、同じ混雑階の
待客を上下のかご6aU,6aLに分乗させるものとし
たが、同じ乗場だけでなく、他号機の乗場での積残し、
又は長待ちになりそうな待客のために、かごをバック運
転させるようにする。また、1階床バック運転をして運
転効率を改善するものとしたが、必要に応じて2階床、
3階床等のバック運転をさせる。
【0067】(4) 上記各実施の形態はダブルデッキエレ
ベーターについて説明したが、かご室を三つ以上連結し
たエレベーターにも適用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す動作説明図
で、(A)はエレベーターの状態、(B)は乗場の状
態。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す群管理動作フ
ローチャート。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す台管理動作フ
ローチャート。
【図5】 図4の続きを示す台管理動作フローチャー
ト。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す動作説明図
で、(A)はエレベーターの状態、(B)は乗場の状
態。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す図で、図3の
要部フローチャート。
【図8】 この発明の実施の形態4を説明するための従
来装置の動作説明図で、(A)はエレベーターの状態、
(B)は乗場の状態。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す群管理動作フ
ローチャート。
【図10】 この発明の実施の形態4を示す動作説明図
で、(A)はエレベーターの状態、(B)は乗場の状
態。
【符号の説明】
1 群管理装置、2 乗場ボタン、4a〜4d 台管理
装置、5a〜5d 駆動装置、6a かご、6aU 上
かご、6aL 下かご、7a 乗場報知器、7aUU
上かご用予報灯、7aLU 下かご用上り予報灯、7a
UD 上かご用下り予報灯、7aLD 下かご用下り予
報灯、32〜34,38,39 混雑検出手段、37,
68 到着予報手段、40,41 条件検出手段、4
2,69,70 到着予報手段、46,51 条件検出
手段、45,46,50 バック運転案内手段、45,
52 条件検出手段、53,54 動作解除手段、55
バック運転案内手段、56 バック運転手段、71〜
75 条件検出手段、76,77,64 使策予報手
段、79,80,61,56 バック運転手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上かごと下かごとが連結され、乗場呼び
    を上記両かごの一方に割り当てて運転する装置におい
    て、乗場に上記上かごの到着及び運転方向並びに上記下
    かごの到着及び運転方向を報知する乗場報知器を設け、
    乗場又はかごの混雑が所定条件に達したことを検出する
    混雑検出手段と、上記両かごの一方のかごが階床に到着
    し、その乗場の上記混雑が検出されると、上記両かごの
    他方のかごにこの階の乗場呼びを追加割当てするととも
    に、上記混雑乗場の上記他方のかご用の乗場報知器を動
    作させる到着予報手段とを備えたことを特徴とするダブ
    ルデッキエレベーターの運転装置。
  2. 【請求項2】 混雑の所定条件をかご内負荷が所定値以
    上になったときとしたことを特徴とする請求項1記載の
    ダブルデッキエレベーターの運転装置。
  3. 【請求項3】 混雑の所定条件をかご内負荷が所定値以
    上で、かつ戸開時間が所定時間を超えたときとしたこと
    を特徴とする請求項1記載のダブルデッキエレベーター
    の運転装置。
  4. 【請求項4】 上かごと下かごとが連結され、乗場呼び
    を上記両かごの一方に割り当てて運転する装置におい
    て、乗場に上記上かごの到着及び運転方向並びに上記下
    かごの到着及び運転方向を報知する乗場報知器を設け、
    乗場又はかごの混雑が所定条件に達したことを検出する
    混雑検出手段と、上記両かごの内運転方向に対して後行
    するかごが乗場に停止中その乗場の上記混雑が検出さ
    れ、その乗場の予測待時間が所定値以上になると動作す
    る条件検出手段と、この条件検出手段が動作すると上記
    運転方向に対して先行するかごに上記混雑階の乗場呼び
    を追加割当てするとともに、上記混雑乗場の上記先行か
    ご用の乗場報知器を動作させる到着予報手段とを備えた
    ことを特徴とするダブルデッキエレベーターの運転装
    置。
  5. 【請求項5】 条件検出手段を、両かごの内運転方向に
    対して後行するかごが乗場に停止中その乗場の混雑が検
    出され、その乗場の予測待時間が所定値以上になり、か
    つ上記運転方向に対して先行するかごのかご内負荷が所
    定値以下であると動作するように構成したことを特徴と
    する請求項4記載のダブルデッキエレベーターの運転装
    置。
  6. 【請求項6】 上かごと下かごとが連結されて運転され
    る装置において、乗場に上記上かごの到着及び運転方向
    並びに上記下かごの到着及び運転方向を報知する乗場報
    知器を設け、乗場又はかごの混雑が所定条件に達したこ
    とを検出する混雑検出手段と、上記両かごの内上記検出
    された混雑乗場に停止することを上記混雑乗場の乗場報
    知器により予報したかごが、上記混雑乗場の階から上記
    予報かごの運転方向に対して1階床前方にあることを検
    出する条件検出手段と、この条件検出手段が動作すると
    上記予報かごをその停止位置から後退させるバック運転
    することを上記予報かご内に放送するバック運転放送手
    段と、上機予報かごを1階床バック運転させるバック運
    転手段とを備えたことを特徴とするダブルデッキエレベ
    ーターの運転装置。
  7. 【請求項7】 上かごと下かごとが連結され、乗場呼び
    を上記両かごの一方に割り当てて運転する装置におい
    て、乗場に上記上かごの到着及び運転方向並びに上記下
    かごの到着及び運転方向を報知する乗場報知器を設け、
    乗場又はかごの混雑が所定条件に達したことを検出する
    混雑検出手段と、上記両かごの内運転方向に対して先行
    するかごが上記検出された混雑乗場の階の乗場呼びに停
    止中その乗場の上記混雑が検出され、その乗場の予測待
    時間が所定値以上に割り当てられこの乗場呼びの方向と
    反対方向から上記混雑乗場に停止し、かつ上記先行かご
    が上記混雑階の1階床先で方向反転し、上記運転方向に
    対して後行するかごが上記混雑乗場に応答する予定であ
    ることを検出する条件検出手段と、この条件検出手段が
    動作すると上記先行かごに対応する上記乗場報知器の内
    上記混雑階の乗場呼びと同方向のものを動作させる到着
    予報手段と、上記先行かごが上記混雑階の1階床先で方
    向反転のため上記混雑階を出発する際、この先行かごが
    1階床バック運転することを上記先行かご内に放送する
    バック運転案内装置とを備えたことを特徴とするダブル
    デッキエレベーターの運転装置。
  8. 【請求項8】 上かごと下かごとが連結され、乗場呼び
    を上記両かごの一方に割り当てて運転し、混雑乗場には
    上記両かごの内運転方向に対して先行するかごを優先的
    に割り当てて運転する装置において、上記混雑乗場の階
    に割り当てられたかごがこのかご内に登録された最終か
    ご呼びにより上記混雑階の乗場呼びの方向と反対方向か
    ら上記混雑階に接近して停止することを検出する条件検
    出手段と、この条件検出手段が動作すると強制的に上記
    両かごの運転方向を反転させ、反転後の運転方向に対し
    て先行するかごを上記混雑乗場に停止させる運転手段と
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの
    運転装置。
  9. 【請求項9】 上かごと下かごとが連結され、乗場呼び
    を上記両かごの一方に割り当てて運転する装置におい
    て、乗場に上記上かごの到着及び運転方向並びに上記下
    かごの到着及び運転方向を報知する乗場報知器を設け、
    乗場又はかごの混雑が所定条件に達したことを検出する
    混雑検出手段と、上記検出された混雑乗場の上記乗場報
    知器が上記両かごの運転方向を報知しているとき、上記
    両かごの内一方のかごが上記混雑乗場に停止し、このか
    ごの負荷が一定値に達しない状態で戸閉開始したことを
    検出する条件検出手段と、この条件検出手段が動作する
    と他方のかごの上記割当てを解除し、このかごに対する
    上記乗場報知器による報知を中止させる動作解除手段と
    を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベーターの
    運転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020019591A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社日立製作所 エレベーター制御システム及びエレベーター制御方法
CN113401745A (zh) * 2021-07-21 2021-09-17 裴航 一种基于电梯拥挤度的电梯控制方法

Cited By (5)

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JP2020019591A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社日立製作所 エレベーター制御システム及びエレベーター制御方法
WO2020026658A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社日立製作所 エレベーター制御システム及びエレベーター制御方法
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CN112469654B (zh) * 2018-07-31 2022-09-02 株式会社日立制作所 电梯控制系统和电梯控制方法
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