JPH09123185A - ゴムシートの積層方法 - Google Patents

ゴムシートの積層方法

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JPH09123185A
JPH09123185A JP30845895A JP30845895A JPH09123185A JP H09123185 A JPH09123185 A JP H09123185A JP 30845895 A JP30845895 A JP 30845895A JP 30845895 A JP30845895 A JP 30845895A JP H09123185 A JPH09123185 A JP H09123185A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
outer rubber
rubber
ears
sheets
Prior art date
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Application number
JP30845895A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Mayumi
克己 眞弓
Yoshio Yamamoto
義男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Kureha Co Ltd
Original Assignee
Kureha Elastomer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性に優れた外側ゴムシート自体によ
って中間層を被覆し、かつこの被覆を積層工程を利用し
て行うことにより、従来の塗布工程を不要とし、塗布に
伴う塗布ムラを解消し、シール部分の耐久性を向上す
る。 【解決手段】 上下2枚の未加硫の外側ゴムシート2
1、21間に該外側ゴムシートとは異質で未加硫の中間
シート22を挟んで加硫により一体化する積層方法にお
いて、外側ゴムシート21を中間シート22に比べて広
い幅に成形し、外側ゴムシート21の両耳が中間シート
22の外側に突出するように重ね、しかるのち連続加硫
を施し、その際に連続加硫機のスチールベルト12の撓
みで上下2枚の外側ゴムシート21の耳部を密着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴムシートの積
層方法に関し、積層シートの縁部で中間層が露出しない
ように上下2枚の外側ゴムシート間に封じ込むようにし
たものである。
【0002】
【従来の技術】伝動用ベルトやコンベヤベルトとして、
複数枚のゴム含浸布を積層し、加硫接着により一体化し
た積層ベルト(角ベルトと呼ばれる)が知られている。
また、防水シートとして、表裏2枚のゴムシート間にゴ
ムと吸水性樹脂との混合物からなる吸水性シートを挟ん
で一体化し、該シートに穴が開いて水漏れが生じた際
に、吸水性樹脂の吸水膨張によって上記の穴を自動的に
塞ぐようにした積層ゴムシートが知られている。
【0003】これらの積層ベルトや積層ゴムシートで
は、その縁部の端面(切り口)にゴム含浸布中の綿布や
吸水性シート等の吸水性中間層が露出しているため、保
管中または使用中に上記端面から吸水する不都合があっ
た。そこで、上記端面からの吸水を防ぐため、上記の端
面に防水剤を塗布することが試みられたが、従来は、低
粘度の溶液またはエマルジョン型の防水剤を刷毛や噴霧
器で塗布していたので、防水剤の塗布工程を必要とし、
かつ塗布に伴って塗布ムラが生じ、また耐久性に乏しい
等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、耐水性に
優れた外側ゴムシート自体によって中間層を被覆し、か
つこの被覆を積層工程を利用して行うことにより、従来
の塗布工程を不要とし、塗布に伴う塗布ムラを解消し、
シール部分の耐久性を向上するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1手段は、連続加硫機
を用いる方法に係り、上下2枚の未加硫の外側ゴムシー
ト間に該外側ゴムシートとは異質の中間シートを挟んで
加硫により一体化する積層方法において、外側ゴムシー
トを中間シートに比べて広い幅に成形し、外側ゴムシー
トの両耳が中間シートの外側に突出するように重ね、し
かるのち連続加硫機で加硫し、その際に連続加硫機のス
チールベルトの撓みで上下2枚の外側ゴムシートの耳部
を密着させることを特徴とするゴムシートの積層方法で
ある。
【0006】この場合、外側ゴムシートの耳部を除く中
央部では、上下2枚の外側ゴムシートおよび中間シート
が互いに加硫により接着されると共に、外側ゴムシート
の耳部が中間シートから突出する部分では、外側ゴムシ
ートの耳部同志が加硫により接着され、外側ゴムシート
内に中間シートが封じ込められる。なお、外側ゴムシー
トの耳部が中間シートから突出する幅は、中間シートを
封じ込むことができる大きさであればよく、通常は中間
シートの厚みの2倍ないし20倍が好ましく、中間シー
トが加硫時の加圧に伴って幅方向に押出され、上下の外
側ゴムシートの間から露出しないように、その柔軟性や
加硫速度および外側ゴムシートの加硫速度に応じて設定
される。
【0007】第2手段は、プレス機を用いる方法に係
り、上下2枚の未加硫の外側ゴムシート間に該外側ゴム
シートとは異質の中間シートを挟んで加硫により一体化
する積層方法において、外側ゴムシートを中間シートに
比べて広い幅に成形し、外側ゴムシートの両耳が中間シ
ートの外側に突出するように重ね、上下2枚の外側ゴム
シートの耳部間に該外側ゴムシートと同じ配合のゴムか
らなり、外側ゴムシートの耳部間空隙と同じ断面形状の
ゴムテープを挟み、しかるのちプレス機で加硫すること
により、上下2枚の外側ゴムシートの耳部を上記ゴムテ
ープを介して接着することを特徴とするゴムシートの積
層方法である。
【0008】この場合、外側ゴムシートの耳部を除く中
央部では、上下2枚の外側ゴムシートおよび中間シート
が互いに加硫により接着されると共に、外側ゴムシート
の耳部が中間シートから突出する部分では、上下2枚の
外側ゴムシートの耳部およびゴムテープが加硫により互
いに接着され、外側ゴムシートおよびゴムテープの内側
に中間シートが封じ込められる。
【0009】上記の第1手段および第2手段において、
外側ゴムシートを構成するゴムは、耐水性を有する通常
のゴムであり、天然ゴムまたはEPDM、CR、IR、
SBR、IIR、BR、NBR、Q、U等の合成ゴムの
いずれでもよい。また、中間シートは、外側ゴムシート
と異質のゴム、合成樹脂または繊維等からなる任意のシ
ートであり、大気との接触を避けるべき織物、編物、不
織布等の補強用繊維シート、該繊維シートにゴムを含浸
させた未加硫の補強ゴムシート、ゴムまたは合成樹脂に
吸水性樹脂、例えばポリアクリル酸塩、デンプン・アク
リル酸、酢ビ・アクリル酸共重合体、ポリエチレンオキ
サイド、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体、PV
A・無水マレイン酸共重合体、アクリル酸塩・アクリル
アミド共重合体、CMC等の高吸水性ポリマー類を混合
し、シート状に成形して得られた吸水性ゴムシート等が
例示される。なお、未加硫の外側ゴムシートの外面に繊
維シートを重ね、加硫により一体化して補強層とするこ
とができる。
【0010】中間シートとして特に変形し易い吸水性ゴ
ムシートを使用する場合は、外側ゴムシートおよび中間
シートの加硫速度をゴム配合で調整することにより、加
硫の際に上下の外側ゴムシートの耳部間に滞留する水蒸
気および空気が排出したのち外側ゴムシートの加硫を完
了させて耳部をシールし、しかるのち中間シートの加硫
を完結させることが好ましく、これによって水蒸気や空
気の封じ込めが防止され、かつ未加硫の中間シートが外
側ゴムシートの耳部から流出するのが防止され、しかも
上記耳部の突出幅を狭くして歩留りを良くすることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は、連続加硫機10の要部を示す断面図であり、1
1はロール、12はスチールベルトであり、このロール
11とスチールベルト12との間に未加硫の積層シート
20が挟まれる。この積層シート20は、通常のゴムか
らなる上下2枚の外側ゴムシート21、21の間にゴム
と吸水性樹脂の混合物からなる吸水性の中間シート22
を介在させたものである。そして、外側ゴムシート21
は、中間シート22よりも加硫が速く完結するように設
計された配合ゴムにより、中間シート22よりも広い幅
に成形され、外側ゴムシート21の耳部が中間シート2
2から両側に突出するように重ねられ、この状態で連続
加硫機の一定速度で回転するロール11とスチールベル
ト12との間に供給される。
【0012】ロール11とスチールベルト12の接触開
始部に未加硫の積層シート20が供給されると、スチー
ルベルト12の耳部がスチールベルト12自体の張力に
よって図示のように撓み、該スチールベルト12の下面
に接する外側ゴムシート21の耳部を押さえて下方に位
置する外側ゴムシート21の耳部に圧接する。そして、
積層シート20が加圧され、比較的流動し易い中間シー
ト22が幅方向外向きに流されるのに伴い、外側ゴムシ
ート21、21の耳部間に滞留する水蒸気や空気が排出
される。
【0013】一方、上記のロール11とスチールベルト
12の回転により、外側ゴムシート21および中間シー
ト22の加硫が進行するが、ゴム配合により外側ゴムシ
ート21の方が中間シート22よりも先に加硫を完了し
て上下の外側ゴムシート21、21の耳部同志が接着さ
れ、積層シート20の耳縁がシールされるので、このシ
ール後に中間シート22の一部が耳部の方に流れても、
これが洩れることはなく、図2に示すように、上下の外
側ゴムシート21、21間に中間シート22を封じ込め
た積層シート20Aが得られる。
【0014】実施形態2 図3は、プレス機15の要部を示す横断面図であり、1
6は昇降自在の下熱盤、17は位置固定の上熱盤であ
り、下降状態の下熱盤16上に前記同様の外側ゴムシー
ト21、吸水性中間シート22および外側ゴムシート2
1が順に、かつ上下の外側ゴムシート21、21の耳部
が中間シート22の両側から突出するように重ねられ
る。ただし、この実施形態2では、中間シート21の横
にゴムテープ23が一部を中間シート21の縁に引っ掛
けるように置かれる。このゴムテープ23は、外側ゴム
シート21と同じ配合のゴムで上下の外側ゴムシート2
1、21の耳部間の空隙と同じ断面形状に成形される。
すなわち、外側ゴムシート21の突出部と等しい幅で、
中間シート22と等しい厚みに成形される。
【0015】次いで、下熱盤16を上昇させ、上下の外
側ゴムシート21、21、中間シート22およびゴムテ
ープ23からなる積層シート20を加圧下で加熱する
と、積層シート20の耳部の空間に滞留する水蒸気や空
気が加圧により排出され、続いて外側ゴムシート21、
21およびゴムテープ23の加硫が完結して積層シート
20の縁部がシールされ、しかるのち中間シート22の
加硫が完結し、図4に示すように、上下の外側ゴムシー
ト21、21、中間シート22およびゴムテープ23が
加硫により一体化された積層シート20Bが得られる。
【0016】実施形態3 上記の実施形態1において、ロール11と下部の外側ゴ
ムシート21との間に繊維シートを重ねる以外は、実施
形態1と同様にして繊維シートで補強された積層シート
が得られる。図5は、得られた積層シート20Cの断面
図を示し、24は繊維シートであり、21は外側ゴムシ
ート、22は中間シートである。
【0017】
【実施例】
実施例1 下記の表1の配合で実施形態1の外側シート(厚み0.
5mm、幅1040mm)21および吸水性の中間シート
(厚み1.0mm、幅1000mm)22を成形した。ただ
し、クロロプレンゴムには、昭和電工・デュポン株式会
社製「ネオプレンW」を使用した。また、吸水性ポリマ
ーには、株式会社クラレ製「KIゲル201K−F2」
を使用した。なおまた、表中の促進剤22は、2−メル
カプトイミダゾリンを意味する。
【0018】 表 1 外側ゴムシート 中間シート クロロプレンゴム 100重量部 100重量部 ステアリン酸 1 1 老化防止剤PA 2 − 亜鉛華 5 5 酸化マグネシウム 5 − イオウ 1 0.5 促進剤TS 1 1 促進剤22 0.5 0.5 HAFブラック 35 − SRFブラック − 30 軽質炭酸カルシウム 50 20 吸水性ポリマー − 90 ライトプロセスオイル 15 18
【0019】得られた上下2枚の外側ゴムシート21、
21間に吸水性中間シート22を、外側ゴムシート21
の左右両耳が中間シートの左右に均等に突出するように
挟み、連続加硫機(ロール温度180℃、周速度0.8
m/分)に供給して加硫したところ、加硫開始から3.
5分後に外側ゴムシート21、21が加硫を完了し、更
にその4分後に中間シート22が加硫を完了し、図2に
示されるように、中間シート22が上下の外側ゴムシー
ト21間に完全に被覆され、気泡による凹凸の無い表面
平滑な積層シート20Aを得た。
【0020】実施例2 実施例1と同じ配合で実施形態2の外側ゴムシート(厚
み0.5mm、幅1040mm)21および吸水性の中間シ
ート(厚み1.0mm、幅1000mm)22を成形した。
また、外側シート21と同じ配合のゴムでゴムテープ
(厚み1.0mm、幅20mm)23を成形した。上記の外
側ゴムシート21、中間シート22およびゴムテープ2
3を図3のように重ね、プレス機(熱盤温度160℃、
圧力20kg/cm2 )で15分間のプレスを行い、図4に
示すように中間シート22が上下の外側ゴムシート21
および左右のゴムテープ23の間に完全に被覆され、気
泡による凹凸の無い表面平滑な積層シート20Bを得
た。
【0021】比較例1 図6に示すように、中間シート22の耳部を上の外側シ
ート21で包んで下の外側シート21上に重ね、連続加
硫機で加硫した。ただし、外側ゴムシート21および中
間シート22の配合は、実施例1、2と同じにした。こ
の場合は、水蒸気および空気の幅方向の抜けが悪く、加
硫後の表面に気泡による凹凸が認められた。
【0022】比較例2 図7に示すように、下の外側ゴムシート21上に中間シ
ート22および上の外側ゴムシート21を順に重ね、上
の外側ゴムシート21の耳部の上に図3のゴムテープ2
3を重ね、連続加硫を行った。ただし、外側ゴムシート
21および中間シート22の配合は、実施例1、2と同
じにした。この場合も、水蒸気および空気の幅方向の抜
けが悪く、加硫後の表面に気泡による凹凸が見られた。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、中
間シートを上下2枚の外側ゴムシート間に封じ込めた積
層シートが得られる。しかも、加硫工程で上下2枚の外
側ゴムシートおよび中間シートを一体化すると同時に縁
部を外側ゴムシート自体でシールするので、従来の防水
剤の塗布工程が不要になり、かつシール部の耐久性が向
上する。
【0024】請求項2に記載された発明によれば、中間
シートを上下2枚の外側ゴムシートおよび左右のゴムテ
ープ間に封じ込めた積層シートが得られる。しかも、加
硫工程で上下2枚の外側ゴムシート、中間シートおよび
左右のゴムテープを一体化すると同時に縁部を外側ゴム
シートおよび該外側ゴムシートと同じ配合のゴムテープ
でシールするので、請求項1記載の発明と同様に従来の
防水剤の塗布工程が不要になり、かつシール部の耐久性
が向上する。
【0025】請求項3に記載された発明は、請求項1ま
たは2に記載された発明において、外側ゴムシートが通
常のゴムからなり、中間シートが通常のゴムと吸水性樹
脂との混合物からなるゴムシートの積層方法であるか
ら、中間シートが特に吸水性を有し、その保管中および
使用中に中間シートが縁部から大気中の水分を吸収する
のを防止することができ、しかも請求項1、2に記載の
発明と同様に防水剤の塗布工程が不要であり、耐久性に
優れたシール部が得られる。
【0026】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載されたゴムシートの積層方法において、外側ゴムシ
ートおよび中間シートの加硫速度をゴム配合で調整する
ことにより、加硫の際に上下の外側ゴムシートの耳部間
に滞留する水蒸気および空気が排出したのち外側ゴムシ
ートの加硫を完了させて耳部をシールし、しかるのち中
間シートの加硫を完結させる方法であるから、未加硫の
中間シートが加硫時の加圧により流動する際に、外側ゴ
ムシートの耳部の突出幅を短くしても、完全シールが可
能であり、歩留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の加硫状態の横断面図である。
【図2】実施形態1で得られた積層シートの断面図であ
る。
【図3】実施形態2の加硫状態の横断面図である。
【図4】実施形態2で得られた積層シートの断面図であ
る。
【図5】実施形態3で得られた積層シートの断面図であ
る。
【図6】比較例1の方法の説明図である。
【図7】比較例2の方法の説明図である。
【符号の説明】
10:連続加硫機 11:ロール 12:スチールベルト 15:プレス機 16:下熱盤 17:上熱盤 20、20A、20B、20C:積層シート 21:外側ゴムシート 22:中間シート 23:ゴムテープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下2枚の未加硫の外側ゴムシート間に
    該外側ゴムシートとは異質の中間シートを挟んで加硫に
    より一体化する積層方法において、外側ゴムシートを中
    間シートに比べて広い幅に成形し、外側ゴムシートの両
    耳が中間シートの外側に突出するように重ね、しかるの
    ち連続加硫機で加硫し、その際に連続加硫機のスチール
    ベルトの撓みで上下2枚の外側ゴムシートの耳部を密着
    させることを特徴とするゴムシートの積層方法。
  2. 【請求項2】 上下2枚の未加硫の外側ゴムシート間に
    該外側ゴムシートとは異質の中間シートを挟んで加硫に
    より一体化する積層方法において、外側ゴムシートを中
    間シートに比べて広い幅に成形し、外側ゴムシートの両
    耳が中間シートの外側に突出するように重ね、上下2枚
    の外側ゴムシートの耳部間に該外側ゴムシートと同じ配
    合のゴムからなり、外側ゴムシートの耳部間空隙と同じ
    断面形状のゴムテープを挟み、しかるのちプレス機で加
    硫することにより、上下2枚の外側ゴムシートの耳部を
    上記ゴムテープを介して接着することを特徴とするゴム
    シートの積層方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載されたゴムシー
    トの積層方法において、外側ゴムシートが通常のゴムか
    らなり、中間シートが通常のゴムと吸水性樹脂との混合
    物からなるゴムシートの積層方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたゴムシートの積層
    方法において、外側ゴムシートおよび中間シートの加硫
    速度をゴム配合で調整することにより、加硫の際に上下
    の外側ゴムシートの耳部間に滞留する水蒸気および空気
    が排出したのち外側ゴムシートの加硫を完了させて耳部
    をシールし、しかるのち中間シートの加硫を完結させる
    ゴムシートの積層方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113786580A (zh) * 2021-09-24 2021-12-14 福州宝恒晟贸易有限公司 双色层无胶粘合运动垫及其制备方法

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