JPH09122870A - 金型の温度制御方法及び金型の温度制御装置 - Google Patents

金型の温度制御方法及び金型の温度制御装置

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JPH09122870A
JPH09122870A JP28612095A JP28612095A JPH09122870A JP H09122870 A JPH09122870 A JP H09122870A JP 28612095 A JP28612095 A JP 28612095A JP 28612095 A JP28612095 A JP 28612095A JP H09122870 A JPH09122870 A JP H09122870A
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temperature
mold
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molds
temp
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JP28612095A
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English (en)
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Yasuki Orito
泰樹 折戸
Koukichi Tochidou
孝吉 栃洞
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金型を安定して所望の温度に冷却することがで
きる金型の温度制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】金型11の加工面12a表面付近に温度セ
ンサ13を設ける。CPU21は、温度センサ13から
の検出信号に基づいて金型11の内部温度を検出し、そ
の内部温度からROM22に記憶された相関式に基づい
て金型11,12の加工面11a,12a表面温度を演
算する。CPU21は、演算した表面温度が予め定めた
目標温度T1よりも高い場合には離型剤を金型11,1
2の表面に塗布して金型11,12を冷却する。そし
て、CPU21は、表面温度が目標温度T1に達する
と、離型剤の塗布を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型の温度制御装置
に係り、詳しくは金型の表面温度を型締め時に一定の温
度に設定することができる温度制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイカスト加工等の鋳造品の品質
を決める要因として射出時における金型表面温度を一定
にすることが重要である。そのため、特開昭63−13
0243号公報には、金型の型温を測定し、その型温に
基づいて次回のタイマ時間を求め、離型剤スプレイおよ
び/またはエアブローを行うことによって金型を冷却す
るダイカスト加工方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のダイ
カスト加工方法では、離型剤塗布装置毎に塗布能力(塗
布量)が変化したり、条件設定時の塗布ノズルの絞り弁
の調整量のばらつき等によって塗布量が変化する。その
ため、塗布時間を正確に制御しても、実際に金型へ塗布
される離型剤の総量は一定しないので、金型温度を一定
にすることは困難であるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、金型を安定して所望の
温度に冷却することができる金型の温度制御方法及び金
型の温度制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、金型を冷却するための温
度制御方法であって、金型の表面温度を検出し、その検
出した金型の表面温度と予め定めた温度とを比較し、金
型の表面温度が予め定めた温度に達するまで前記金型の
表面に離型剤を塗布するようにしたことを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の金型の温度制御方法において、金型の表面温度が予め
定めた温度以下の場合には、前記金型の表面に対して一
定時間離型剤を塗布するようにしたことを要旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、金型の表面温度
を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段により検
出された金型の表面温度と、予め設定された温度とを比
較する温度比較手段と、前記温度比較手段の比較結果に
基づいて、金型の表面温度が予め定めた温度に達するま
で前記金型の表面に離型剤を塗布する塗布制御手段とを
備えたことを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の金型の温度制御装置において、前記塗布制御手段は、
前記温度比較手段の比較結果に基づいて、前記金型の表
面温度が予め定めた温度以下の場合には、前記金型の表
面に対して一定時間離型剤を塗布するようにしたことを
要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の金型の温度制御装置において、前記温度検出手
段は、金型内部の表面付近に設けられ金型の内部温度を
検出する温度センサと、その温度センサにより検出され
た内部温度に基づいて表面温度を演算する演算手段とか
ら構成したことを要旨とする。
【0010】従って、請求項1に記載の発明によれば、
金型の表面温度が検出され、その検出された金型の表面
温度と予め定めた温度とが比較される。そして、金型の
表面温度が予め定めた温度に達するまで金型の表面に離
型剤が塗布されて金型が放冷される。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、金型の表
面温度が予め定めた温度以下の場合には、金型の表面に
対して一定時間離型剤が塗布され、ワークの離型性が確
保される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、温度検出
手段は金型の表面温度を検出し、温度検出手段により検
出された金型の表面温度と、予め設定された温度とが温
度比較手段により比較され、その比較結果に基づいて、
金型の表面温度が予め定めた温度に達するまで金型の表
面に離型剤が塗布制御手段により塗布されて金型が放冷
される。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、塗布制御
手段は、温度比較手段の比較結果に基づいて、金型の表
面温度が予め定めた温度以下の場合には、金型の表面に
対して一定時間離型剤が塗布されてワークの離型性が確
保される。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、温度検出
手段は、金型内部の表面付近に設けられ金型の内部温度
を検出する温度センサと、その温度センサにより検出さ
れた内部温度に基づいて表面温度を演算する演算手段と
から構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、ダイ
カスト等の鋳造のための金型の温度制御装置の概略構成
図である。金型11,12は、図示しない型締め装置に
よって開閉可能に設けられている。一方の金型11には
温度センサ13が設けられている。温度センサ13は、
熱電対よりなり、金型11の内部温度を検出するために
設けられ、その金型11のワークを鋳造するための加工
面11a表面付近に設けられている。
【0016】温度センサ13は、増幅器14を介してプ
ログラムコントローラ(以下、単にコントローラとい
う)15に接続されている。温度センサ13は金型11
の内部温度を検出し、その検出した温度に応じた電圧を
検出信号として出力する。増幅器14は、温度センサ1
3からの検出信号を増幅し、コントローラ15へ出力す
る。
【0017】また、金型11,12間には、離型剤ノズ
ル16が配設されている。離型剤ノズル16は、型開き
された両金型11,12間に、図示しないノズル移動装
置によって配設される。また、離型剤ノズル16はコン
トローラ15に接続され、そのコントローラ15によっ
て開位置と閉位置とに切換え配置される。
【0018】離型剤ノズル16は、離型剤バルブ17を
介してポンプ18に接続され、そのポンプ18は、離型
剤が蓄えられたタンク19に接続されている。ポンプ1
8は常に駆動され、タンク19に蓄えられた離型剤を汲
み上げられ、その離型剤は離型剤バルブ17が開位置に
あるときに離型剤ノズル16に供給され、金型11,1
2の加工面11a,12aに塗布される。
【0019】コントローラ15には、CPU21、温度
制御等の制御プログラムが記憶されたROM22、一時
的なデータが記憶されるRAM23、タイマ24、A/
D変換回路25、及び、バルブ駆動回路26が設けられ
ている。A/D変換回路25は、金型11,12の加工
面11a,12a表面温度(以下、単に金型11,12
の表面温度という)を検出するために用いられる。バル
ブ駆動回路26は、離型剤バルブ17を開位置又は閉位
置に切換え配置するために用いられる。CPU21には
目標値設定スイッチ27が接続されている。設定スイッ
チ27は、金型11,12を冷却する目標温度を設定す
るために設けられている。この設定スイッチ27を操作
することにより、容易に金型11,12を放冷する目標
温度の設定を変更することができる。
【0020】A/D変換回路25には、増幅器14を介
して温度センサ13が接続されている。A/D変換回路
25は、増幅器14により増幅された温度センサ13か
らの検出信号をディジタル変換し、その変換したデータ
をCPU21に出力する。CPU21は、A/D変換回
路25から入力したデータに基づいて金型11,12の
内部温度を演算し、その内部温度をRAM23に記憶す
る。
【0021】ROM22に記憶された制御プログラム
は、鋳造制御と温度制御とから構成されている。鋳造制
御とは、ダイカストのワークを生成するための制御を言
う。CPU21は、型締め装置を駆動制御して、射出,
型開き,ワーク取り出し,型締めの工程よりなるサイク
ルを自動的に行う。尚、各工程は一般的であるので、そ
の説明は省略する。
【0022】温度制御とは、上記のワーク取り出し工程
と型締め工程との間に行われる制御であって、金型1
1,12の表面温度を所定の温度まで冷却するための制
御を言う。金型11,12からワークが取り出される
と、CPU21は、タイマ24のカウント値に基づいて
一定間隔毎に金型11,12の表面温度を演算する。こ
の金型11,12の表面温度の演算は、温度センサ13
により検出されRAM23に記憶された金型11の内部
温度に基づいて演算される。即ち、CPU21は、先
ず、温度センサ13からA/D変換回路25を介して入
力したデータに基づいて金型11の内部温度を演算し、
その内部温度をRAM23に記憶する。次に、CPU2
1は、RAM23から読み出した金型11の内部温度に
基づいて、予めROM22に記憶された相関式に基づい
て金型11,12の表面温度を演算する。
【0023】また、CPU21は、バルブ駆動回路26
に開信号を出力する。バルブ駆動回路26は、開信号を
入力すると離型剤バルブ17を開位置に切換え配置す
る。すると、ポンプ18により離型剤バルブ17に供給
された離型剤は、離型剤ノズル16から吐出され、金型
11,12の表面に塗布される。すると、図2に示すよ
うに、金型11,12の表面は高温になっていて、その
温度によって表面に塗布された離型剤は蒸発する。する
と、その離型剤の蒸発によって金型11,12が素早く
放冷される。
【0024】次に、CPU21は、演算した金型11,
12の表面温度と、目標値設定スイッチ27により設定
された目標温度T1とを比較する。そして、金型11,
12の表面温度が目標温度T1に達する、即ち金型1
1,12の表面温度が目標温度T1まで低下すると、C
PU21は、バルブ駆動回路26に閉信号を出力し、バ
ルブ駆動回路26は、その閉信号に基づいて離型剤バル
ブ17を閉位置に切換え配置して離型剤の塗布を停止す
る。
【0025】そして、CPU21は温度制御を終了し、
型締め工程に移る。このとき、金型11,12は、その
表面が塗布された離型剤が蒸発することによって冷却さ
れ、内部は冷却されていない。そのため、金型11,1
2の表面温度は、伝播する内部の温度によって上昇し、
温度T2となる。この温度T2は、品質良く鋳造するの
に適した温度である。従って、次のサイクルで射出され
鋳造されたワークの品質の劣化を防止することができ、
不良品の低減を図ることができる。また、金型11,1
2が所定の温度T2まで冷却されるので、焼き付き等に
よるマシントラブルを防止することができ、稼働率向上
を図ることができる。
【0026】ところで、鋳造の開始時等においては、金
型11,12の表面温度が目標温度T1よりも低い場合
がある。この時、CPU21は最低塗布制御を行う。こ
の最低塗布制御は、金型11,12からワークを取り出
せるのに必要最低限な量の離型剤を塗布するための制御
であって、ワークの離型性を確保して金型11,12を
保護するために行われる。
【0027】即ち、演算した金型11,12の表面温度
が目標温度T1よりも低い場合、CPU21はバルブ駆
動回路26に対して開信号を出力しない。そのため、離
型剤バルブ17は開位置に切換え配置されず、離型剤ノ
ズル16は金型11,12の表面に塗布されない。する
と、鋳造されたワークが金型11,12から離れずにマ
シントラブルとなる場合がある。
【0028】そのため、CPU21は、タイマ24のカ
ウント値に基づいて予めROM22に記憶された一定時
間だけバルブ駆動回路26に対して開信号を出力し、離
型剤バルブ17を開位置に切換え配置する。すると、金
型11,12の表面には、一定時間だけ離型剤が塗布さ
れる。その結果、鋳造されるワークの離型性が確保さ
れ、そのワークは金型11,12から容易に離れ、マシ
ントラブルが防止される。
【0029】尚、金型11,12の表面温度を測定する
方法として、接触式又は非接触式の温度センサを用いて
表面温度を直接測定する方法がある。しかし、これらの
方法では、金型11,12の周囲の温度による外乱等を
受け易い。また、測定するのに時間がかかるので、鋳造
のサイクル時間が長くなってしまう。しかし、本実施の
形態では、金型11の内部に設けた温度センサ13によ
ってその金型11の内部温度を測定し、その内部温度に
基づいて金型11,12の表面温度を推定(演算)する
ようにした。そのため、外乱を受け難く、また、短時間
で測定できるので鋳造のサイクル時間は長くならない。
【0030】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を奏する。 (1)金型11の加工面11a表面付近に温度センサ1
3を設ける。そして、CPU21は、温度センサ13か
らの検出信号に基づいて金型11の内部温度を検出し、
その内部温度からROM22に記憶された相関式に基づ
いて金型11,12の加工面11a,12a表面温度を
演算する。CPU21は、演算した表面温度が予め定め
た目標温度T1よりも高い場合には離型剤を金型11,
12の表面に塗布して金型11,12を冷却する。そし
て、CPU21は、表面温度が目標温度T1に達する
と、離型剤の塗布を停止するようにした。その結果、金
型11,12は、離型剤の蒸発によって素早く放冷され
るとともに、型締めの時に一定の品質良く鋳造するのに
適した温度T2となる。そのため、次のサイクルで鋳造
されたワークの品質の劣化を防止することができ、不良
品の低減を図ることができるとともに、金型11,12
が所定の温度T2まで冷却されるので、焼き付き等によ
るマシントラブルを防止することができ、稼働率向上を
図ることができる。
【0031】(2)金型11,12の表面温度が目標温
度T1よりも低い場合に、CPU21はタイマ24のカ
ウント値に基づいて予めROM22に記憶された一定時
間だけ離型剤バルブ17を開位置に切換え配置して金型
11,12の表面に一定時間だけ離型剤を塗布する最低
時間制御を行うようにした。その結果、鋳造の開始時等
において金型11,12の温度が低い場合にも必要最低
限の量の離型剤が塗布されるので、鋳造されたワークは
金型11,12から容易に離れ、マシントラブルを防止
することができる。
【0032】(3)金型11の内部に設けた温度センサ
13からの検出信号に基づいて、金型11,12の表面
温度を演算するようにした。そのため、接触式又は非接
触式の温度センサを用いて表面温度を直接測定する方法
に比べて外乱を受け難く、また、短時間で測定できる。
【0033】尚、本発明は以下のように変更してもよ
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、熱電対よりなる温度センサ
13を用いて金型11の内部を温度を測定するようにし
たが、温度センサ13は金型11の内部に配置できるも
のであれば何でもよく、白金温度センサ、サーミスタ、
半導体温度センサ、水晶温度センサ等を用いて実施して
もよい。
【0034】(2)上記実施の形態では、CPU21を
用いて離型剤を塗布させるようにしたが、CPU21に
代えて組み合わせ回路によって離型剤を塗布させるよう
にしてもよい。
【0035】(3)上記実施の形態では、冷却剤として
離型剤を塗布して金型11,12を放冷するようにした
が、冷却剤として冷水,冷風等を吹きつけて金型11,
12を放冷するようにしてもよい。この場合、離型剤は
必要最低限の量を塗布してワークが金型11,12から
離れやすくする。
【0036】尚、上記実施の形態から把握できる請求項
以外の技術的思想について、以下のそれらの効果ととも
に記載する。 (イ)前記塗布制御手段21には、予め定めた温度を設
定するための目標値設定スイッチ27が接続された請求
項3〜5に記載の金型の温度制御装置。この構成によれ
ば、設定スイッチ27を操作することにより、容易に金
型11,12を放冷する目標温度の設定を変更すること
が可能となる。
【0037】(ロ)前記塗布制御手段は、型開きされた
金型11,12間に配置された離型剤ノズル16と、そ
の離型剤バルブ16に接続された離型剤バルブ17と、
その離型剤バルブ17を開位置又は閉位置に切換え配置
するバルブ駆動回路26と、そのバルブ駆動回路26に
対して信号を出力するCPU21とから構成された請求
項3〜5に記載の金型の温度制御装置。この構成によれ
ば、金型11,12に容易に離型剤を塗布することが可
能となる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、金
型を安定して所望の温度に冷却することが可能な金型の
温度制御方法を提供することができる。また、そのよう
な方法を用いた金型の温度制御装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 金型の温度制御装置を示す概略構成図。
【図2】 鋳造における金型の温度変化を示す特性図。
【符号の説明】
11,12…金型、13…温度検出手段としての温度セ
ンサ、16…塗布制御手段としての離型剤ノズル、17
…塗布制御手段としての離型剤バルブ、21…温度検出
手段、塗布制御手段、演算手段としてのCPU、26…
塗布制御手段としてのバルブ駆動回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(11,12)を冷却するための温
    度制御方法であって、金型(11,12)の表面温度を
    検出し、その検出した金型(11,12)の表面温度と
    予め定めた温度とを比較し、金型(11,12)の表面
    温度が予め定めた温度に達するまで前記金型(11,1
    2)の表面(11a,12a)に離型剤を塗布するよう
    にした金型の温度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の金型の温度制御方法に
    おいて、金型(11,12)の表面温度が予め定めた温
    度以下の場合には、前記金型(11,12)の表面(1
    1a,12a)に対して一定時間離型剤を塗布するよう
    にした金型の温度制御方法。
  3. 【請求項3】 金型(11,12)の表面温度を検出す
    る温度検出手段(13,21)と、 前記温度検出手段(13,21)により検出された金型
    (11,12)の表面温度と、予め設定された温度とを
    比較する温度比較手段(21)と、 前記温度比較手段(21)の比較結果に基づいて、金型
    (11,12)の表面温度が予め定めた温度に達するま
    で前記金型(11,12)の表面に離型剤を塗布する塗
    布制御手段(16,17,21,26)とを備えた金型
    の温度制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の金型の温度制御装置に
    おいて、 前記塗布制御手段(16,17,21,26)は、前記
    温度比較手段(21)の比較結果に基づいて、前記金型
    (11,12)の表面温度が予め定めた温度以下の場合
    には、前記金型(11,12)の表面(11a,12
    a)に対して一定時間離型剤を塗布するようにした金型
    の温度制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の金型の温度制御
    装置において、 前記温度検出手段は、金型(11,12)内部の表面付
    近に設けられ金型(11,12)の内部温度を検出する
    温度センサ(13)と、その温度センサにより検出され
    た内部温度に基づいて表面温度を演算する演算手段(2
    1)とから構成した金型の温度制御装置。
JP28612095A 1995-11-02 1995-11-02 金型の温度制御方法及び金型の温度制御装置 Pending JPH09122870A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341284A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Toyota Motor Corp スプレー剤塗布方法及びスプレー剤塗布装置
WO2019194183A1 (ja) * 2018-04-02 2019-10-10 日本電産株式会社 ノズル異常検知装置
CN112676546A (zh) * 2020-12-11 2021-04-20 绍兴闰安电气有限公司 一种自动夹取系统及其检测方法

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