JPH09121437A - ガス絶縁送電線洞道 - Google Patents

ガス絶縁送電線洞道

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Publication number
JPH09121437A
JPH09121437A JP27861495A JP27861495A JPH09121437A JP H09121437 A JPH09121437 A JP H09121437A JP 27861495 A JP27861495 A JP 27861495A JP 27861495 A JP27861495 A JP 27861495A JP H09121437 A JPH09121437 A JP H09121437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
gas
insulated transmission
groove
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27861495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nonaka
康広 野中
Koki Yoshida
弘毅 吉田
Masayoshi Hashiura
雅義 橋浦
Kunio Shimizu
邦男 清水
Naohiro Tsukao
直弘 塚尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Priority to JP27861495A priority Critical patent/JPH09121437A/ja
Publication of JPH09121437A publication Critical patent/JPH09121437A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス絶縁送電線洞道内の据付け作業の効率向
上,安全性を向上させる。 【解決手段】ガス絶縁送電線洞道において、床部と、床
部の中央位置に設けられた溝部と、床部に設けられた支
柱に取付けられた支持スペースによって支持されたガス
絶縁送電線シースとを備えたものであって、溝部に第2
のガス絶縁送電線シースを収納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁送電線洞
道に係わり、特に作業性,安全性を確保するのに好適な
ガス絶縁送電線洞道に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、トンネル内配管据
付装置として、特開昭61−167789号公報に記載のよう
に、トンネル内の配管基礎に配置された軌条に沿って移
動する移送台車の上部に伸縮自在なモノレールを配置し
て配管の懸吊据付用ホイストを移動自在したものがあ
る。
【0003】又、特開昭51−685 号公報には、冷媒管に
冷媒を流通させることにより、洞道内の空気を冷却し、
ケーブルを間接的に冷却する電力ケーブル装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、ト
ンネル内の配管の据付けについては配慮されている、あ
るいは電力ケーブルの冷却については配慮されているも
のではあるが、ガス絶縁送電線の据付け部分が数十キロ
メートルに渡るガス絶縁送電線洞道の作業スペース,液
体浸入時の機器部への浸水及び、溶接等の影響により発
生するガス対策の点について配慮がされておらず、洞道
内の作業性,安全上問題があった。
【0005】本発明の目的は、据付け作業の効率向上と
安全性を向上してガス絶縁送電線洞道を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガス絶縁送電線洞道は、ガス絶縁送電線洞
道において、床部と、該床部の中央位置に設けられた溝
部と、前記床部に設けられた支柱に取付けられた支持ス
ペースによって支持されたガス絶縁送電線シースとを備
えたものであって、前記溝部に第2のガス絶縁送電線シ
ースを収納したことを特徴とするものである。
【0007】又、ガス絶縁送電線洞道において、床部
と、該床部の中央位置に設けられた溝部と、前記床部に
設けられた支柱に取付けられた支持スペースによって支
持されたガス絶縁送電線シースとを備えたものであっ
て、前記溝部に床部面より下方側に第2のガス絶縁送電
線シースを収納するとともに、該ガス絶縁送電線シース
の下部位置に排気管と給気管を設置したことを特徴とす
るものである。
【0008】又、前記溝部の上方に前記床部に載置され
て移動するガス絶縁送電線シース移送台車が設置されて
いるものである。又、前記排気管と並列に配水管が設置
されているものである。又、前記溝部に作業スペース及
び備品保管スペースを設けたものである。又、前記溝部
が、液体浸入時における機器の浸水を防ぐ深さに形成さ
れているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1により説
明する。図1は、本実施例のガス絶縁送電線洞道を示す
横断面図である。
【0010】図1に示すように、ガス絶縁送電線洞道内
は、洞道内下部にフラット面を設けその上部に変電所間
の送電に用いられるガス絶縁送電線を数十キロメートル
に渡り据付ける構造となっている。洞道内の下部には、
ガス絶縁送電線据付け部分2aが形成されており、この
ガス絶縁送電線据付け部分2aのフラット面の中央部に
は溝6が設けられている。その溝6内には、ガス絶縁送
電線シース1が保管されている。溝6内のガス絶縁送電
線シース1の下部側の両側には、洞道内のガスを溝6か
ら排気するための排気管7a(排気管と排水管とを同時
に配設してもよい)と新鮮な空気を供給するための給気
管7bが設けられている。又、溝6は、液体の浸入時
に、この液体を溝6内へ導くように構成されており、溶
接等で発生するガスを溜めることができる程度の深さに
形成されている。又、溝6内には、作業スペースや備品
保管スペース6aが確保されており、この溝6の両端の
フラットなガス絶縁送電線据付け部分2aには、ガス絶
縁送電線シース1を載置して移動するガス絶縁送電線シ
ース移送台車が設置されている。又、溝6の両側のガス
絶縁送電線据付け部分2aには、支柱8が設けられてお
り、この支柱8には、水平方向にガス絶縁送電線シース
支持ベース4が複数段設けられ、それぞれのガス絶縁送
電線シース支持ベース4には、ガス絶縁送電線シース1
が支持台を介して配置されてガス絶縁送電線を形成して
いる。
【0011】ガス絶縁送電線を数十キロメートルに渡り
据付けるガス絶縁送電線洞道では、作業スペース,備品
保管スペースを確保することが重要であり、また、洞道
内のガス対策に対する安全性の確保が必要となる。ガス
絶縁送電線据付け部分2aのフラット面の中央部に溝6
を設け、作業スペース及び備品保管スペース6aを確保
しているので、その溝6内にガス絶縁送電線シース1を
保管することができ、次の作業でそのガス絶縁送電線シ
ース1を用いることができ、組立て作業効率を向上させ
ることができる。また、溝6に液体浸入時の液体を導く
ことにより、液体である水を一時溝6に溜めて、排水管
7aによって洞外へ排出することにより、機器部への浸
水を防ぐことができ、ガス絶縁送電線機器の信頼性向上
を図ることができる。又、溶接等で発生するガスを洞道
内床の溝内6に溜めることができる、また、溝6内に排
気管7a,吸気管7bの吸排気設備を設置しているの
で、洞内での組立て作業時において、溶接作業を行うに
あたって溶接部酸化防止のため、不活性ガスを用いる
が、洞内でガスが充満して酸素濃度が低下して作業者が
酸欠となるのを防止でき、据付け作業時における洞道内
の安全性を向上させることができる。
【0012】以上説明したように、本実施例によれば、
ガス絶縁送電線洞道内床部に溝を設けることにより、作
業スペース及び備品保管スペースを確保することができ
る。また、この溝により、液体浸入時における機器部へ
の浸水を防ぐことができ、溶接等で発生するガスが洞道
内床の溝内に溜まる構造となっており、道内の安全性を
向上させることができる。また、溝内に給排気設備を設
置することによって、洞道内の安全性を向上させること
ができる。また、ガス絶縁送電線洞道内に溝を設けるこ
とにより基礎材を大幅に削減することができ、原価低減
を図ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ガス絶縁送電線洞道内
に溝を設けることにより据付け作業の効率向上を図るこ
とができる。また、ガス絶縁送電線洞道内の安全性を向
上させることができる。また、基礎材を大幅に削減する
ことができ、原価低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるガス絶縁送電線洞道の
横断面図である。
【符号の説明】
1…ガス絶縁送電線シース、3…ガス絶縁送電線シース
搬送台車、4…ガス絶縁送電線シース支持ベース、5…
基礎材、7a…排気管、7b…給気管。
フロントページの続き (72)発明者 橋浦 雅義 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 清水 邦男 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 塚尾 直弘 茨城県日立市会瀬町二丁目9番1号 日立 設備エンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス絶縁送電線洞道において、床部と、該
    床部の中央位置に設けられた溝部と、前記床部に設けら
    れた支柱に取付けられた支持スペースによって支持され
    たガス絶縁送電線シースとを備えたものであって、前記
    溝部に第2のガス絶縁送電線シースを収納したことを特
    徴とするガス絶縁送電線洞道。
  2. 【請求項2】ガス絶縁送電線洞道において、床部と、該
    床部の中央位置に設けられた溝部と、前記床部に設けら
    れた支柱に取付けられた支持スペースによって支持され
    たガス絶縁送電線シースとを備えたものであって、前記
    溝部に床部面より下方側に第2のガス絶縁送電線シース
    を収納するとともに、該ガス絶縁送電線シースの下部位
    置に排気管と給気管を設置したことを特徴とするガス絶
    縁送電線洞道。
  3. 【請求項3】前記溝部の上方に前記床部に載置されて移
    動するガス絶縁送電線シース移送台車が設置されている
    請求項1又は2に記載のガス絶縁送電線洞道。
  4. 【請求項4】前記排気管と並列に配水管が設置されてい
    る請求項1から3のいずれかに記載のガス絶縁送電線洞
    道。
  5. 【請求項5】前記溝部に作業スペース及び備品保管スペ
    ースを設けた請求項1又は2に記載のガス絶縁送電線洞
    道。
  6. 【請求項6】前記溝部が、液体浸入時における機器の浸
    水を防ぐ深さに形成されている請求項1又は2に記載の
    ガス絶縁送電線洞道。
JP27861495A 1995-10-26 1995-10-26 ガス絶縁送電線洞道 Pending JPH09121437A (ja)

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JP27861495A JPH09121437A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 ガス絶縁送電線洞道

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JP27861495A JPH09121437A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 ガス絶縁送電線洞道

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JP27861495A Pending JPH09121437A (ja) 1995-10-26 1995-10-26 ガス絶縁送電線洞道

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014142010A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Jfe Engineering Corp パイプライン敷設方法
WO2018015105A1 (de) * 2016-07-20 2018-01-25 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum installieren einer gasisolierten elektrischen übertragungsleitung
WO2022017585A1 (en) 2020-07-21 2022-01-27 Hivoduct Ag Compact underground gis for high-voltage gas-insulated substation (gis), busbars and lines (gil)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014142010A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Jfe Engineering Corp パイプライン敷設方法
WO2018015105A1 (de) * 2016-07-20 2018-01-25 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum installieren einer gasisolierten elektrischen übertragungsleitung
WO2022017585A1 (en) 2020-07-21 2022-01-27 Hivoduct Ag Compact underground gis for high-voltage gas-insulated substation (gis), busbars and lines (gil)

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