JPH09121352A - ビデオデータ流の全ての画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化のための方法及び装置 - Google Patents

ビデオデータ流の全ての画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化のための方法及び装置

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JPH09121352A JP8178059A JP17805996A JPH09121352A JP H09121352 A JPH09121352 A JP H09121352A JP 8178059 A JP8178059 A JP 8178059A JP 17805996 A JP17805996 A JP 17805996A JP H09121352 A JPH09121352 A JP H09121352A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ビデオデータ流の符号化と復号化に対するコ
ストを低減させる。 【解決手段】 順方向バスにて変換符号化の適用により
符号化変換係数を形成し、符号化/復号化ユニットCD
の順方向バスにて前記符号化変換係数に対して走査方式
を適用し、前記符号化/復号化ユニットの順方向バスV
Pにて走査された符号化変換係数を量子化ユニットにて
量子化し、前記符号化/復号化ユニットの順方向バスに
てランレングス符号化を実施し、復元バスのビデオデー
タ流の内的復元の際に該復元の開始時点でランレングス
復号化を実施し、前記ランレングス復号化から得られた
データに逆量子化を施し、前記逆量子化されたデータ
に、前記走査方式とは逆の走査方式を施し、前記逆走査
方式から得られたデータに、前記適用された変換符号化
とは逆の変換符号化を施し、復元されたビデオデータ流
をビデオデータ流から減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデータ流の
全ての画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化の
ための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日においてますますその重要性を高め
ている遠隔通信、とりわけマルチメディアの分野におい
ては、伝送すべきデータの符号化と圧縮がますます重要
となっている。データの符号化は、できるだけ僅かな情
報ロスのもとで可及的に大きな情報圧縮が達成されるよ
うに行われるべきである。
【0003】ビデオデータ流の符号化方法には種々のも
のが公知である(InternationalStandard ISO/IEC 1117
2-2, Coding of Moving pictures and associated audi
oISO/MPEG, 1993, Draft International Standard ISO/
IEC 13818-2, Genericcoding of moving pictures and
associated audio 25.03.1994, ITU-T Rec.H263)。
【0004】これらの方法では予測符号化と変換符号化
の原理が用いられる。予測符号化では、符号化すべき原
画像データから予測画像データの減算による差分形成が
行われる。
【0005】予測符号化に対してはいわゆる動き補償さ
れた予測符号化が用いられる。これに対する所要の動き
評価と、動き補償による予測符号化へのその適用の基本
は当業者にとって周知である(Draft International St
andard ISO/IEC 13818-2,Generic cording of moving p
ictures and associated audio,25.03.1994;M.Bierlin
g, Displacement, estimation by hierarchical block
matching,3rdSPIE Symp. on Visual Communication, Ca
mbridge, MA, November 1988) さらに動き補償による予測符号化に対しては、標準的な
ビデオデータ流の符号化方法においていわゆる動き補償
による補間が行われる。この動き補償による補間は、M
PEG専門用語との関連で双方向予測符号化とも称され
る。しかしながら本発明の枠内では、動き補償による補
間の概念が用いられる。
【0006】差分形成において存在する、隣接する画素
間の位置的相関関係は、適切な変換、例えば離散コサイ
ン変換(discrete cosine Transformation;DCT)を
用いて十分に利用される。使用される変換符号化では符
号化変換係数が供給される。この符号化変換係数には、
量子化とエントロピー符号化が施される。その後で受信
機に伝送される。受信機では符号化方式の全てが逆方向
に実施される。これにより受信機側で復号化の後で再び
画素に関する情報が直接得られるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べたような形式のビデオデータ流の全ての画素に対
するビデオデータ流の符号化と復号化のための方法及び
装置において、ビデオデータ流の符号化と復号化にかか
るコストを低減することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、順方向バスにおいて変換符号化の適用により符号化
変換係数を形成し、符号化/復号化ユニットにおける順
方向バスにおいて前記符号化変換係数に対して走査方式
を適用し、前記符号化/復号化ユニットにおける順方向
バスにおいて走査された符号化変換係数を量子化ユニッ
トにおいて量子化し、前記符号化/復号化ユニットにお
ける順方向バスにおいてランレングス符号化を実施し、
復元バスにおけるビデオデータ流の内的復元の際に該復
元の開始時点でランレングス復号化を実施し、前記ラン
レングス復号化から得られたデータに逆量子化を施し、
前記逆量子化されたデータに、前記走査方式とは逆の走
査方式を施し、前記逆走査方式から得られたデータに、
前記適用された変換符号化とは逆の変換符号化を施し、
復元されたビデオデータ流をビデオデータ流から減算
し、それによってビデオデータ流と復元されたビデオデ
ータ流の差分のみをそのつど処理するようにして解決さ
れる。
【0009】また上記課題は本発明により、ビデオデー
タ流の画素ブロックのすべての画素に対する符号化変換
係数形成のために変換符号化ユニットが設けられてお
り、第1の画像ブロックメモリが設けられており、該第
1の画像ブロックメモリには画素ブロックの符号化変換
係数が記憶されており、画素ブロックの符号化変換係数
の走査と量子化とランレングス符号化のために第1の手
段が設けられており、該第1の手段は第1の画像ブロッ
クメモリに接続されており、ランレングス復号化と、逆
量子化と、逆走査のために第2の手段が設けられてお
り、該第2の手段は前記第1の手段の出力側に接続され
ており、復元される符号化変換係数形成のために逆変換
符号化ユニットが設けられており、該逆変換符号化ユニ
ットは前記第2の手段の出力側に接続されており、前記
逆変換符号化ユニットは第2のブロックメモリのデータ
入力側に接続されており、復元された画像の記憶のため
の画像メモリが設けられており、ビデオデータ流の後続
の画像の予測のための第3の手段が設けられており、減
算ユニットが設けられており、該減算ユニットは、ビデ
オデータ流の受入れのための、被減数を表す第1の入力
側と、逆変換符号化ユニットの出力側に接続された、減
数を表す第2の入力側と、変換符号化ユニットに接続さ
れた出力側とを有しており、さらに可変長符号化を実施
するために可変長符号化ユニットが設けられており、該
可変長符号化ユニットは前記第1の手段の出力側に接続
される構成によって解決される。
【0010】本発明の方法によれば、公知手法において
順次連続するオブジェクトの関連付けがビデオデータ流
の復元の際に可能となる。この場合の処理に対するコス
トは、順次連続する元の個別のオブジェクトに対する場
合よりも明らかに低減される。請求項8に記載の本発明
による方法の別の有利な実施例によれば、制御パラメー
タを、プログラミング可能なプロセッサを用いて、アル
ゴリズムの自由な選定により予測し、符号器に伝送する
ことが可能となる。この符号器はこのパラメータを用い
てビデオデータ流の画素を処理する。
【0011】請求項7による実施例では、公知手法で不
必要に実施されているステップの付加的な節約が実現さ
れる。
【0012】本発明は符号化変換の分野だけに限定され
るものではなく、ましてDCT方式の符号化に限定する
ものでもない。本発明は実質的には全ての公知の又は将
来的に開発される内的画像符号化と関連して、例えばい
わゆるクワッドツリー符号化又はオブジェクトセグメン
トに基づく手法等と関連して適用できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づき詳細に
説明する。まず図1から図8に基づいて本発明を説明す
る。
【0014】図1にはブロック回路の形態で請求項1に
記載の本発明による方法の実施例が示されている。
【0015】符号化/復号化ユニットCDの順方向バス
VPでは、符号化すべきビデオデータ流に対して、すな
わちビデオデータ流の全ての画素ないしは以下の明細書
で記載するような差分形成器に対して以下のステップが
適用される。
【0016】まずビデオデータ流に対して変換符号化D
CTが用いられる。これに対して有利には離散コサイン
変換DCTが用いられる。しかしながら本発明による方
法は、このような特殊な変換符号化に限定されるのでは
なく、任意のあらゆる変換符号化に対しても適用可能で
ある。この変換符号化DCTによってビデオデータ流の
画像における画素の位置的相関関係は、ビデオデータ流
の圧縮に対して十分に活用される。
【0017】変換符号化DCTによって供給される符号
化変換係数に対しては走査方式SVが用いられる。この
走査方式SVとしては種々の走査方式が用いられる(例
えば公知のジグザグ走査方式又は交互走査方式等)。後
述するビデオデータ流の復元の際のアドレス計算におい
て使用される走査方式SVが相応に考慮される場合に
は、使用される走査方式SVの選択に重要な意味はな
い。すなわち、走査方式SVの特性が後述する例えばア
ドレス計算の際に考慮されるならば、あらゆる任意の走
査方式SVを使用することができる。
【0018】ブロックベースのビデオデータ流の符号化
方法の場合では、1つの画像ブロック又は1つの差分画
像ブロックが変換符号化され、それに続いて走査方式S
Vを用いてシリアルデータに変換される。
【0019】走査された符号化変換係数は量子化ユニッ
トQ内で量子化される。この量子化はいわゆる可変スレ
ッショルディングVTと組み合わせてもよい。この可変
スレッショルディングVTの適用は、MPEG規準によ
る符号化の場合には慣用的ではない。走査された符号化
変換係数の量子化方法は公知であり、任意に選択可能で
ある。ここで重要なのは、後述する逆量子化IQが、そ
のつど用いられる量子化方法Qとは逆のものであること
だけである。
【0020】順方向バスVPにおける最後のステップと
して、ランレングス符号化RLCが量子化された符号化
変換係数に適用される。一般的な符号化方法として例え
ばMPEG方式か又はH.261規準又はH.263規準
による方式が用いられるならば、ランレングス符号化R
LCによっていわゆるレベル値Liが供給される。この
場合前記iはそのつどのレベル値のインデックスを表
し、これは1〜nの範囲にある。MPEG方式か又は
H.261規準の場合、レベル値のインデックスnの数
値は、画像ブロックの同成分を表す成分がLDCで表さ
れるならば最大で63となる。ゼロとは異なる最後のレ
ベル値の後では、前記レベルがL63でない時にエンド
オブブロックマークEOBが送信される。画像ブロック
の同成分を表す成分LDCは、この関係においてはL
と表してもよい。
【0021】符号化のためには、可及的に僅かなレベル
値を生ぜしめなければならない。ランレングス符号化R
LCの場合では同成分を表す成分LDCの他にもレベル
値の対とそのつどのレベル値に対応するラン値Riが形
成される。この場合前記iはそのつどのラン値のインデ
ックスを表し、これは1〜n−1の間にある。このラン
値Riは、後続するレベル値Liのゼロの数を示す。
【0022】復元バスRP(ここでは符号化されたビデ
オデータ流の内的復元が行われる)では、以下に述べる
方法ステップが行われる。
【0023】ランレングス符号化されたデータ(これは
順方向バスVPにおいて符号化されている)に対して
は、第1の復元ステップにてランレングス復号化RLD
が用いられる。この復号化は、符号化の際に順方向バス
VPにおいて使用されたランレングス符号化RLCに対
して逆である。
【0024】符号化/復号化ユニットCDにおける符号
化されたデータ流の内的復元の際のランレングス復号化
の実施は、これまでの通常のステップに比べて斬新であ
る。これまではランレングス復号化RLDは、符号化/
復号化ユニットCD内での符号化されたデータ流の内的
復元に対してではなく、受信データ流の復元の際にのみ
行われていた。なぜならこれは別の送信ユニットによっ
てランレングス符号化されたものだからである。このよ
うなことにはとりわけ構造の異なる2つのバスが必要と
される欠点がある。
【0025】所要のバスは、復元バスRPと同じ構造を
有する。つまり送信ユニットから受信したデータ流の復
号化のための、集積化されたランレングス復号化部を有
する。
【0026】しかしながら第2のバスは、符号化された
データ流の内部復元のために必要である。このデータ流
は符号化/復号化ユニットCDにおいて符号化される。
本発明による方法及び本発明による装置によれば、復元
バスRPは、符号化されたデータ流の内的復元のために
も用いられ、送信ユニットから受信したデータ流の復号
化のためにも用いられる。これは符号化/復号化ユニッ
トCD内の所要構成要素に対する著しいコストの節約を
意味する。このことはとりわけ符号化/復号化ユニット
CDの大量生産において大きな利点をもたらす。
【0027】符号化/復号化ユニットCDにおけるこの
付加的な方法ステップは一見すると既に付加的なコスト
を意味しているようにみえる。しかしながら以下で説明
するように、符号化/復号化ユニットCDにおけるラン
レングス符号化RLCとランレングス復号化RLDの適
用は、ビデオデータ流の符号化と復号化に対するコスト
全体の大幅な低減を可能にする。
【0028】以下に記載する復元バスRPの装置に対
し、符号化されたデータ流の内的復元の際にもこのラン
レングス復号化RLDを適用することは、符号化/復号
化ユニットCDに対しても復号化ユニット(これは受信
機ユニットで使用される)に対しても、同じ構成要素を
使用することができるので、復元バスRPを構成する装
置の大量生産の際には大きな利点となる。
【0029】これまでは符号化/復号化ユニットCDの
中の復元バスRPの構成部は、受信ユニット内で復元バ
スRPの実現のために必要な構成部とは区別されてい
た。なぜなら符号化されたデータ流の内的復元において
はランレングス復号化RLDは行われなかったからであ
る。にもかかわらずランレングス復号化RLDは受信ユ
ニットにおいては必要であった。なぜならランレングス
符号化RLCが符号化/復号化ユニットCDにおいて行
われたからである(実際は順方向バスVPにおいてでは
なく、後述するエントロピーバスEPにおいて)。
【0030】ランレングス復号化RLDによって得られ
るデータは、逆量子化IQを施される。この逆量子化I
Qは、順方向バスVPにて使用された量子化方法Qに対
して逆でなければならない。
【0031】この逆量子化IQは、例えばMPEG1,
MPEG2,H.261、H.262,又はJPEG等の
公知手法を用いる下で専らレベル値Li,とレベル値L
CDに対して用いられる。それにより逆量子化IQの後
で、前述したレベル値Liと対応するラン値Riの対
が、ラン値Riと対応する非量子化された符号化変換係
数Ciの対に入る。この場合のiもそのつどの非量子化
された符号化変換係数Cのインデックスを表し、このイ
ンデックスiは、1〜nの間にある。
【0032】非量子化された符号化変換係数CDCは、
同じ成分を表すレベル値LDCの成分との関係に相応す
る。
【0033】この場合これまでの方法との比較では、全
ての乗算がゼロ係数によって完全に節約される。この不
必要な乗算は、これまでの方法、例えばMPEG規準で
は生じていた。
【0034】非量子化された符号化変換係数に対して
は、逆走査方式ISVが実施される。この逆走査方式I
SVは、符号化/復号化ユニットCDの順方向バスVP
にて用いられた走査方式SVとは逆のものである。
【0035】逆走査方式ISVから得られたデータには
逆変換符号化IDCTが施される。この逆変間符号化I
DCTは、符号化/復号化ユニットCDの順方向バスV
Pにおいて用いられた変換符号化DCTとは逆のもので
ある。
【0036】そのつど使用される方式、例えばMPEG
1方式、MPEG2方式、又はH.261方式等に応じ
て、符号化/復号化ユニットCD内では予測符号化が予
測バスPPにて実施される。それにより引き続き差分画
像のみを符号化し伝送するだけでよい。このことは付加
的なデータ低減を可能にする。予測符号化のための方法
は、それぞれの方法において説明する。これにより例え
ば動き補償BMのための予測符号化方法に適用される。
H.261規準ではその他に、例えばループフィルタL
Fが用いられる。
【0037】このループフィルタLFはMPEG方式で
は使用されない。
【0038】本発明による方法は、そのつどの予測バス
PPにて用いられる、種々の予測符号化方法に依存しな
い。
【0039】エントロピバスEPでは、ランレングス符
号化RLCによって得られたデータがチャネル符号化さ
れ、受信ユニットに伝送される。このエントロピーバス
EPの構成も、使用されたビデオデータ流の符号化方式
(例えばMPEG方式又はH.261規準等)に依存す
る。例えばエントロピーバスEPでは可変長符号化VL
Cが行われてもよいし、チャネル符号化内部の伝送エラ
ー識別手段ECCが設けられてもよい。
【0040】受信ユニットでは、エントロピーバスEP
で行われた方法が逆に実施される。それにより復元され
たデータがランレングス復号化RLD部に供給され得
る。
【0041】これは図1にて符号VLC/DとECC/
Dで示されている。この符号は、符号化/復号化ユニッ
トCDが送信ユニットとして動作する場合、すなわち符
号化されたデータ流を形成する場合には、可変長符号化
VLCと伝送エラー識別のための符号化ECCがエント
ロピーバスEPにて実施されることを表す。
【0042】符号化/復号化ユニットCDが受信ユニッ
トとして動作する場合には、つまりチャネル符号化され
たデータ流が受信されそれが復号化されるならば、エン
トロピーバスEPにおいては可変長復号化VLDと伝送
エラーの識別ECDが実施される。
【0043】符号化/復号化ユニットCDが、送信ユニ
ットのみならず符号化ユニットや復号化ユニットとして
も使用されることは、図1中に二重矢印で示されてい
る。このことは、符号化/復号化ユニットCDによって
データ流の受信も送信も可能なことを表している。
【0044】図2には符号化/復号化ユニットCDの順
方向バスVP内での方法ステップに対する有利な実施例
が示されている。この実施例はブロックベースの方法の
もとで適用可能である。図2によれば走査方式SV,可
変スレッショルディングVT,量子化Q,符号化変換係
数のランレングス符号化RLC(これらは変換符号化D
CTによって供給される)等の方法ステップの組み合わ
せが示されている。
【0045】ここに示されている方法は当業者にとっ
て、用いられる符号化方式に応じて簡単にマッチング可
能である。それと共にここで示されている方法は、本発
明による方法の一般的な有効性を限定するものではな
い。
【0046】変換符号化DCTによって得られた符号化
変換係数には、前述のように走査方式SVが施され、走
査された符号化変換係数は、符号化変換係数の絶対値B
Cの形態で記憶され、この符号化変換係数の絶対値BC
には極性VZが割り当てられる。符号化変換係数の絶対
値と極性の割り当ては必ずしも厳格に行われる必要はな
く、符号化変換係数の数値表示に包含的に含まれていて
もよい。
【0047】図にも示され以下でも説明する、符号化変
換係数の絶対値BCと、該符号化変換係数の絶対値BC
に割り当てられる極性VZの別個の記憶に対しては必ず
しも2つのレジスタへ分離させる必要はない。
【0048】例えば符号化変換係数の値だけを記憶し
て、符号化変換係数の絶対値BCを求めてもよい。これ
は固有のレジスタに記憶される。極性は、記憶された符
号化変換係数から直接求めて引き続き使用することも可
能である。
【0049】従って、以下の有利な実施例において記載
する、符号化変換係数の絶対値BCとそのつどの符号化
変換係数の極性VZの記憶のための2つのレジスタを備
えた装置は、本発明による装置と方法の一般性の限定を
表すものではなく、あくまでもこれらの実施例は、符号
化変換係数の極性VZの考慮の変化例に関するものであ
る。例えば図中には正確に示されていなくても、記憶さ
れた符号化変換係数を数値表示にて量子化Qのための極
性情報に直接用いることも可能である。
【0050】符号化変換係数の各絶対値BC毎に、この
絶対値BCが所定の閾値thよりも小さいか否かが検査
される。この閾値thは、当該方法の開始時点に外部か
らプリセットしてもよい。
【0051】絶対値BCが閾値thの下方にある場合に
は、ゼロカウンタNZが値1だけカウントアップされ
る。その他に閾値thは選択可能な値xだけ高められ
る。閾値thを過度に大きくしないために、有利にはさ
らなる比較において閾値thが選択可能な値xだけ高め
られた後で最大閾値thmaxと比較され、必要に応じ
て閾値thが最大閾値thmaxに制限される。
【0052】符号化変換係数の絶対値BCは、閾値th
よりも小さくない場合には、符号化変換係数の絶対値B
Cは所属の極性VZの考慮のもとで量子化ユニットQに
おいて量子化される。
【0053】量子化Qの場合には最大量子化値までの制
限がなされてもよい。
【0054】符号化変換係数の絶対値BCが閾値thよ
りも小さくない場合以外では、計数レジスタ内のゼロカ
ウンタNZの目下の計数状態が記憶され、ゼロカウンタ
NZが選択可能な数値までリセットされる。
【0055】しかしながらゼロカウンタNZがリセット
される選択可能な計数値は、ゼロ以外でなければならな
い。
【0056】カウンタレジスタの値は、ラン値とレベル
値が用いられる方法の適用下でのそのつどのラン値Ri
を表す。この場合変換符号化計数の絶対値BCの量子化
された値(これは極性VZを伴って記憶される)は、レ
ベル値Liを表す。
【0057】図4中には符号化されたビデオデータ流の
復元のための方法が詳細に示されている。この方法は、
復元バスRP内部で実施される。
【0058】図4中に示されている有利な実施例では、
ブロックベースによる方法の適用の際の方法が用いられ
ているが、本発明による方法の一般的な範囲はこの実施
例に限定されるものではない。当業者にとっては、ここ
に詳細に示されている実施例の利点をそのつど使用され
るビデオデータ流の符号化方法に継承させることは容易
である。
【0059】この部分的方法においては、同成分を表す
成分LDCもランレベル値対(Ri,Li)も利用可能
であることが前提とされる。
【0060】レベル値Liには、逆量子化IQが施され
る。そして非量子化された符号化変換係数Ciは対応す
るラン値Riと共に中間記憶される。
【0061】ブロックベースの方法の適用の際にはシリ
アルデータがブロックデータに移行されなければならな
い。
【0062】このブロックデータはさらに画素ブロック
BBに次のような形態で記憶される。すなわち各符号化
変換係数Ciが画素ブロックBBの個所にて記憶され、
その値を画素ブロック内部で表すように記憶される。こ
れに対して必要な画素ブロックBB内部のアドレス(こ
のアドレスに符号化変換係数が書き込まれる)は、アド
レス計算ユニットAE内でそのつどのラン値Riと逆走
査方式ISVの考慮のもとで算出される。
【0063】まず最初に、すなわち最初の符号化変換係
数が記憶される前に、有利には全ての画素ブロックBB
が値ゼロにセットされる。それにより画素ブロックBB
の各画素はゼロから始まる。このためその後は画素ブロ
ックBBにはゼロが書き込まれないようにしなければな
らない。このデータの動きはここに記載された方法では
節約される。
【0064】逆量子化IQの場合でも画素の記憶と読出
しの場合でも、従来のアルゴリズムに比べて処理に関す
る品質の低下を被ることなく計算出力の節約と損失出力
の低減がなされる(これはデータの動きの低減にもよ
る)。以下で説明するこの方法はブロックベースのビデ
オデータ流の各ブロック毎に新たに実施される。すなわ
ちこれは各ブロックの開始毎に画素ブロックBBがゼロ
にリセットされることを意味する。
【0065】本発明による方法の実施のための装置も図
1に示されている。この装置には、符号化すべきビデオ
データ流に対する変換符号化DCTを実施するための変
換符号化ユニットDCTが設けられている。初期特性量
として変換符号化ユニットDCTはビデオデータ流に属
する符号化変換係数を供給する。ブロックベースの方法
が適用される場合には、ビデオデータ流の画素ブロック
BBの全ての画素毎にそのつどの画素ブロックBBに対
する符号化変換係数が形成される。
【0066】変換符号化ユニットDCTによって形成さ
れた符号化変換係数の記憶に対しては第1の画像ブロッ
クメモリBS1が設けられる。
【0067】さらに、符号化変換係数の走査と、量子化
と、ランレングス符号化のための第1の手段VPCが設
けられる。この第1の手段VPCは、画像ブロックメモ
リBSと接続される(図7参照)。この第1の手段VP
Cは、ランレングス符号化され量子化された符号化変換
係数を算出する。この符号化変換係数は後続処理のため
に第1の手段VPCの出力側から得られる。
【0068】第1の手段VPCの出力側には、ランレン
グス符号化され量子化され走査された符号化変換係数
(これは第1の手段VPCから得られる)のランレング
ス復号化と、逆量子化と、逆走査のための第2の手段R
PCが接続されている。この第2の手段RPCは、第1
の手段VPCの出力側と接続される。
【0069】第2の手段RPCの出力側は、逆変換符号
化ユニットIDCTと接続される。この逆変換符号化ユ
ニットIDCTは、復元される符号化変換係数の形成の
ために設けられる。それにより逆変換符号化ユニットI
DCTにおいては、変換符号化ユニットDCTにおいて
実施された変換符号化とは逆の変換符号化が実施され
る。
【0070】復元された符号化変換係数の記憶に対して
は、第2の画像ブロックメモリBS2が設けられる。こ
のメモリは次のように選定される。すなわち例えばブロ
ックベースの方法のもとで少なくともそのつど1つのブ
ロックの復元された符号化変換係数が記憶され得るよう
に選定される。この第2の画像ブロックメモリBS2
は、逆変換符号化ユニットIDCTに接続される。
【0071】画像メモリBISは、復元された画像の記
憶のために設けられる。この復元された画像は、逆変換
符号化ユニットIDCTから得られるデータから形成さ
れる。
【0072】逆変間符号化ユニットIDCTと共に、後
続する画像の予測のための第3の手段PPが設けられ
る。この第3の手段PPの構造は、使用されるビデオデ
ータ流の符号化方式に応じて種々異なる構造を有し得
る。そのため例えばループフィルタLF又は動き補償B
Mのための第4の手段BMが設けられてもよい(図1参
照)。
【0073】第3の手段PPが有しているさらなる構成
要素は、そのつどの使用されるビデオデータ流の符号化
方式に依存する。後続する画像の予測のための第3の手
段PPの、使用されている方式に依存した拡張は当業者
にとっては周知である。
【0074】第3の手段PPの出力側は、減算ユニット
に接続される。この減算ユニットでは、被減数を表す第
1の入力側がビデオデータ流の受入れのために設けられ
ている。第3の手段PPと接続された減算ユニットの第
2の入力側は、減算ユニットによって形成されるべき差
分の減数を表す。この減算ユニットの出力側は、変換符
号化ユニットDCTの入力側に接続されている。これに
より、符号化に対する差分形成と、計算時間及び所要伝
送容量の節約が可能となる。
【0075】第1の手段VPCの出力側には、ビデオデ
ータ流のチャネル符号化のための第4の手段EPが接続
されている。この第4の手段EPも、使用される方式に
依存して種々異なる構成要素を有している。そのため例
えば可変長符号化のためのユニットVLCか又は伝送さ
れるデータのエラーの識別と補正のためのユニットや可
変長復号化のためのユニットVLDが設けられてもよ
い。第4の手段EPの拡張は、前述したように使用され
る方式に依存する。
【0076】図3には、符号化変換係数の走査と、量子
化と、ランレングス符号化のための第1の手段VPCの
実現に対する有利な実施例が示されている。
【0077】変換符号化ユニットDCTによって算出さ
れた符号化変換係数に対する走査方式SVの実施のため
の走査ユニットSVは、第1の画像メモリBS1(この
中には符号化変換係数が記憶されている)に接続されて
いる。
【0078】それぞれ走査された各符号化変換係数の記
憶に対しては、そのつど走査された符号化変換係数の絶
対値BCの記憶のためのそれぞれ1つの符号化変換係数
レジスタCRが設けられている。この符号化変換係数レ
ジスタCRの第1の入力側は、第1の画像ブロックメモ
リBS1に接続されている。
【0079】さらに、走査された各符号化変換係数毎に
それぞれ1つの極性レジスタVRが、処理すべき各符号
化変換係数の極性の記憶のために設けられている。それ
ぞれの極性レジスタVRの第1の入力側は、第1の画像
ブロックメモリBS1に接続されている。
【0080】符号化変換係数比較ユニットCVの入力側
は、そのつどの符号化変換係数レジスタCR(この中に
はそれぞれ処理すべき符号化変換係数の絶対値BCが記
憶されている)のそれぞれ1つの出力側に接続されてい
る。
【0081】それぞれ処理すべき符号化変換係数の絶対
値BCは、符号化変換係数比較ユニットCVにおいて閾
値thと比較される。この閾値thは、符号化変換係数
比較ユニットCVと接続された閾値レジスタSR内に記
憶されている。この閾値レジスタSRは、閾値処理ユニ
ットSVと接続されている。この閾値処理ユニットSV
では閾値の変更を実施する際の閾値処理が行われる。
【0082】当該の方法において閾値thの適合的な変
更が行われない場合には、閾値処理ユニットSVは必要
ない。この場合には閾値thは外部から供給される。閾
値thの適合的な変更が行われる場合には、閾値レジス
タ内部には閾値thの初期値のみが外部から供給され
る。
【0083】閾値処理ユニットSVは、有利には加算ユ
ニットAEを有する。この加算ユニットAEは閾値レジ
スタSRの出力側に接続される。この加算ユニットAE
では符号化変換係数が閾値thよりも大きい場合に、閾
値thが選択可能な値xだけ高められる。この判定基準
は符号化変換係数比較ユニットCVから供給される。
【0084】閾値thに制限が設けられる場合には、閾
値処理ユニットSVは閾値制限ユニットSBEを有す
る。このユニットは閾値thを最大閾値thmaxに制
限する。この最大閾値thmaxは外部から供給可能で
ある。
【0085】符号化変換係数比較ユニットCVに接続さ
れているゼロカウンタNZは、順次連続する論理ゼロ符
号化変換係数の数の記録実施のために設けられている。
符号化変換係数の絶対値BCが閾値thよりも小さい場
合には、ゼロカウンタNZの値は1だけ高められる。
【0086】このゼロカウンタNZは、符号化変換係数
比較ユニットCVの出力側に接続されている。
【0087】ゼロカウンタNZの選択可能な数値までの
リセットに対しては、リセットユニットREが設けられ
ている。ゼロカウンタNZのリセット直前のカウンタユ
ニットの値の記憶に対しては、少なくとも1つのランメ
モリレジスタRRが設けられる。このレジスタRRはカ
ウンタユニットに接続されている。量子化ユニットQ
は、符号化変換係数比較ユニットCVに接続されてい
る。量子化ユニットQの出力側には少なくとも1つのレ
ベルレジスタLRが接続されている。
【0088】図5には第2の手段RPCの詳細な構造が
示されている。この装置は、符号化されたデータ流の内
的復元にも、送信ユニットから受け取られ符号化された
データ流の復号化のためにも用いられる。このことはと
りわけ大量生産の場合に利点となる。なぜならこれによ
って構成モジュールが符号化/復号化ユニットCD内で
1つしか必要なくなるからである。このようなことは前
述の従来の装置では不可能であった。
【0089】そのつどの処理すべき瞬時のラン値Riの
ランメモリレジスタRRは、指数増分ユニットPIに接
続されている。このランメモリレジスタRRもアドレス
計算ユニットAEに接続されている。
【0090】アドレス計算ユニットAEでは、使用され
た走査方式SVに依存してアドレスが算出される。この
アドレスに、それぞれ復元される符号化変換係数が第2
の画像ブロックメモリBS2において書き込まれる。ア
ドレス計算ユニットAEは、さらに画像ブロックメモリ
リセットユニットBSREを有している。この画像ブロ
ックメモリリセットユニットBSREによって第2の画
像ブロックメモリBS2の全ての記憶素子が各画素ブロ
ックBBの復元の開始時点で値0ないしは選択可能な値
までリセットされる。
【0091】さらに使用された走査方式SVのそのつど
のフォーマットの中で量子化マトリックスQMの記憶の
ためのメモリが設けられる。
【0092】指数増分ユニットPIを介して達成される
ことは、ラン値を用いてランレングス符号化から所要の
量子化値のみを読み出し、非量子化に、つまりレベル値
Liの逆量子化IQに利用することである。ここでは例
えばMPEG方式又はJPEG方式を用いた公知の方法
に比べて一連の乗算(さもないと実施がむだになる)の
他にも、別のケースで実施されるブロックベース対の使
用下でのシリアルフォーマットからブロックフォーマッ
トへの変換や2つの読み込み/書き込み動作等が節約さ
れる。
【0093】さらなる利点は、複号器に記憶されている
デフォルト量子化マトリックスのもとで、符号化/復号
化ユニットCDから交互に送信されるマトリックスが同
じシリアルフォーマットを有することである。
【0094】MPEG2方式の適用下ではジグザグ走査
方式の他にいわゆる交互走査方式も用いられる。しかし
ながらこの場合量子化マトリックスQMは、符号化/復
号化ユニットCDからさらにジグザグ走査方式のフォー
マットで送信される。
【0095】複号器において、受信ユニット内で交互走
査フォーマットにあるレベル値Liを正規の所属の量子
化と乗算するために、ここでは量子化マトリックスQM
をジグザグ走査フォーマットから交互走査フォーマット
へ付加的に置換することが行われなければならない。こ
れに対してデフォルト量子化マトリックスは、2つのフ
ォーマット形式で複号器内に記憶可能である。量子化マ
トリックスQMの記憶のためのメモリは逆量子化ユニッ
トIQに接続されている。この逆量子化ユニットIQ
は、その他にもそれぞれ処理すべきレベルメモリレジス
タLRに接続されている。逆量子化ユニットIQ内では
量子化マトリックスQMと存在するレベル値Liに基づ
いて逆量子化IQが行われる。
【0096】結果はそれぞれ1つの復元された符号化変
換係数である。この符号化変換係数は、第2のブロック
メモリBS2において第2のブロックメモリBS2内部
の、アドレス計算ユニットAEによって算出された位置
に記憶される。
【0097】図6には、ジグザグ走査と交互走査の2つ
の走査方式間での可能な切換を表した実施例が示されて
いる。それぞれ使用される走査方式SVは、切換ユニッ
トSEによって選択され、アドレス計算ユニットAEに
おけるアドレス計算の際には考慮されなければならな
い。
【0098】第1の手段VPCと第2の手段RPCは、
符号化/復号化ユニットCDにおいてコンフィグレーシ
ョン可能なデータバスに対して組み合わせることも可能
である。これにより以下で記載するように、符号化及び
復号化方法のさらなる簡単化がなされる。
【0099】記憶容量の節約のためにブロックメモリB
Sが設けられている。このブロックメモリBSは、第1
の画像ブロックメモリBS1の機能のみならず第2画像
ブロックメモリBS2の機能も果たす。このことは、変
換符号化ユニットDCTから得られる符号化変換係数
も、逆変換符号化ユニットIDCTから得られる復元さ
れた符号化変換係数も、ブロックメモリBS内に順次記
憶可能であることを意味する。
【0100】符号化変換係数レジスタCR(これはその
つど処理すべき符号化変換係数の絶対値BCの記憶のた
めに設けられている)の第1の入力側は、ブロックメモ
リBSに接続されている。
【0101】極性レジスタVR(これはそのつど処理す
べき符号化変換係数の極性VZの記憶のために設けられ
ている)は、極性レジスタVRの第1の入力側を介して
ブロックメモリBSに接続される。
【0102】符号化変換係数レジスタCRには、符号化
変換係数比較ユニットCVが接続されている。閾値レジ
スタSRと、閾値レジスタSRに接続されている閾値処
理ユニットSVの構造は、前述した構成に相応してい
る。
【0103】ゼロカウンタNZならびにゼロカウンタN
ZのリセットユニットREの構造は、前述した第1の手
段VPCの構造に相応している。さらにゼロカウンタN
Zの別の出力側は、アドレス計算ユニットAEに接続さ
れている。
【0104】量子化ユニットQは、図7の説明で記載し
た構成要素を有している。乗算ユニットME(ここでは
符号化変換係数が有利には量子化ステップMQuant
の逆数値1/MQuantないしは値MQuantで乗
算される)は、量子化ユニットが量子化Q又は逆量子化
IQの機能を果たすか否かに応じている。
【0105】さらに量子化ユニットQは、量子化制限ユ
ニットQBEを有している。この量子化制限ユニットQ
BEでは、量子化された符号化変換係数が最大量子化値
に制限される。
【0106】この量子化ユニットQは、付加的に可変閾
値VTを実施するための付加的ユニットを有していても
よい。
【0107】量子化ユニットQのさらなる構成要素は、
量子化されたないしは非量子化された符号化変換係数の
シフトと丸み付けのためのユニットである。
【0108】どのレジスタが乗算ユニットMEに設けら
れているかに応じて、量子化ステップMQuantの逆
数値1/MQuantまたは量子化ステップMQ自体
が、量子化ユニットQを量子化器として作動させるかま
たは非量子化器、すなわち逆量子化ユニットIQとして
作動させる。
【0109】図8には種々の走査方式の選択と、第1の
マルチプレクサMUX1による走査方式のそのつどのフ
ォーマットへの量子化マトリックスの選択が行われる装
置が示されている。コントローラユニットLCによって
第1のマルチプレクサMUX1と第2のマルチプレクサ
MUX2と第3のマルチプレクサMUX3が制御され
る。図8に示されている装置の構造と動作形態はこの図
から明らかなように前述した実施例とほとんど同じであ
る。
【0110】量子化ステップ幅は、符号化/復号化ユニ
ットCDにより、伝送バッファメモリの充填状態に依存
して、符号化すべきビデオデータ流の画像内容に依存し
て選択的に適合化され設定される。これにより画像品質
への影響が直接的になり、ビデオデータ流の当該画像を
伝送するために必要なデータレートが得られる。
【0111】量子化ステップ幅と、可変スレッショルデ
ィングVTの適用の際の可変閾値thに対する設定すべ
き上方の限界は、重要な制御パラメータであり、これは
最大でマクロブロック面まで変化する。これらのパラメ
ータはプログラム可能なプロセッサPRP(これには自
由なアルゴリズム選択の利点が伴う)によって算出可能
であり、コンフィグレーション可能なデータバスKDに
伝送される。そこではこれらのパラメータを用いて符号
化すべきビデオデータ流の画素が処理される。それによ
り例えば量子化ステップMQuantにおける計算のた
めのアルゴリズムが自由に選択され得るか、あるいは最
大閾値VTmaxが決定され図7又は図8で説明したよ
うな装置に伝送される。
【0112】プログラミング可能なプロセッサPRPを
用いることによりハードウエアとそれに伴う本発明によ
る方法の実施が付加的に加速される。
【0113】コンフィグレーション可能なデータバスK
Dのもとではこれに関連して次のような回路構成が認め
られる。すなわち第1の手段VPCの回路素子と第2の
手段RPCの回路素子が共通使用のために1つの回路構
造中に設けられるような回路構成が認められる。換言す
れば第1の手段VPCの回路素子と第2の手段RPCの
回路素子が相互に組み合わされる。
【0114】このようにしてプログラミング可能な手段
の利点が得られ、低コストであるにもかかわらず十分な
能力を備えた符号化/復号化ユニットCDが納得のゆく
コストで形成可能となる。このユニットではピクセル面
(画素面)の所要の高い計算出力が高速なハードウエア
によってもたらされる。この場合プログラミング能力は
本当に必要な個所でしか用いられない(図9参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の本発明による方法と請求項1
0に記載の本発明による装置を説明するためのブロック
回路図である。
【図2】走査方式、量子化、ランレングス符号化の組み
合わせを示すフローチャートである。
【図3】符号化/復号化ユニットの順方向バスのブロッ
ク回路図である。
【図4】ビデオデータ流の復号化における逆量子化、ラ
ンレングス復号化及び逆走査方式の組み合わせを示した
ブロック回路図である。
【図5】MPEG基準又はJPEG基準によって符号化
されたビデオデータ流の復号化と復元に対する拡張を示
すブロック回路図である。
【図6】ランレングス復号化と選択可能な走査方式との
組み合わせを示すブロック回路図である。
【図7】ビデオデータ流の符号化と復号化実施するため
の装置のブロック回路図である。
【図8】逆量子化、ランレングス復号化及び逆走査方式
の組み合わせの実施のための装置を示した図である。
【図9】プログラミング可能なプロセッサによる制御パ
ラメータの計算実施の実施例と、図7による装置への制
御パラメータの転送を示した図である。
【符号の説明】
CD 符号化/復号化ユニット EP エントロピーバス PP 予測バス VP 順方向バス SV 走査方式 BC 絶対値 th 閾値 VZ 極性 QM 量子化マトリックス NZ ゼロカウンタ RR ランメモリレジスタ LC コントローラユニット

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータ流の全ての画素に対するビ
    デオデータ流の符号化と復号化のための方法において、 順方向バス(VP)において変換符号化(DCT)の適
    用により符号化変換係数を形成し、 符号化/復号化ユニット(CD)における順方向バス
    (VP)において前記符号化変換係数に対して走査方式
    (VP)を適用し、 前記符号化/復号化ユニット(CD)における順方向バ
    ス(VP)において走査された符号化変換係数を量子化
    ユニット(Q)において量子化し、 前記符号化/復号化ユニット(CD)における順方向バ
    ス(VP)においてランレングス符号化(RLC)を実
    施し、 復元バス(RP)におけるビデオデータ流の内的復元の
    際に該復元の開始時点でランレングス復号化(RLD)
    を実施し、 前記ランレングス復号化(RLD)から得られたデータ
    に逆量子化(IQ)を施し、 前記逆量子化されたデータに、前記走査方式(SV)と
    は逆の走査方式(ISV)を施し、 前記逆走査方式(ISV)から得られたデータに、前記
    適用された変換符号化とは逆の変換符号化(IDCT)
    を施し、 復元されたビデオデータ流をビデオデータ流から減算
    し、それによってビデオデータ流と復元されたビデオデ
    ータ流の差分のみをそのつど処理することを特徴とす
    る、ビデオデータ流の全ての画素に対するビデオデータ
    流の符号化と復号化のための方法。
  2. 【請求項2】 前記量子化の際に可変量子化閾値(V
    T)を使用する、請求項1記載のビデオデータ流の全て
    の画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化のため
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記方法ステップを相互に組み合わせ
    る、請求項1又は2記載のビデオデータ流の全ての画素
    に対するビデオデータ流の符号化と復号化のための方
    法。
  4. 【請求項4】 各符号化変換係数の絶対値(C)を閾値
    (th)と比較し、 前記符号化変換係数の絶対値(C)が前記閾値(th)
    よりも小さい場合には、閾値(th)を、選択可能な値
    (x)だけ高め、さらにゼロカウンタを値1だけカウン
    トアップし、 前記符号化変換係数の絶対値(C)が前記閾値(th)
    よりも大きい場合には、符号化変換係数を量子化し、 前記量子化された符号化変換係数を量子化レジスタに記
    憶し、 この時点のゼロカウンタの値をカウンタレジスタに記憶
    し、 ゼロカウンタを、選択可能な数値までリセットする、請
    求項1〜3いずれか1項記載のビデオデータ流の全ての
    画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化のための
    方法。
  5. 【請求項5】 前記閾値を選択可能な値(x)だけ高め
    た後で、閾値を最大閾値(thmax)まで制限する、
    請求項1〜4いずれか1項記載のビデオデータ流の全て
    の画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化のため
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記カウンタレジスタの値をラン値で示
    し、前記量子化された符号化変換係数を、符号化変換係
    数の極性を考慮したレベル値で示す、請求項4又は5記
    載のビデオデータ流の全ての画素に対するビデオデータ
    流の符号化と復号化のための方法。
  7. 【請求項7】 前記復元バス(RP)において画素ブロ
    ック(BB)の復元の開始時点で画素ブロック(BB)
    の全ての画素をゼロの値にセットし、 前記カウンタレジスタの値を処理メモリに読み込み、 前記量子化レジスタの値を処理メモリに読み込み、 前記量子化レジスタの値を逆量子化し、復元される符号
    化変換係数を形成し、 前記カウンタレジスタの値と、適用された走査方式(S
    V)に基づいて画素ブロック(BB)内の画素のアドレ
    スを算出し、 復元された符号化変換係数を画素ブロック(BB)内の
    画素のアドレスに書き込む、請求項4〜6いずれか1項
    記載のビデオデータ流の全ての画素に対するビデオデー
    タ流の符号化と復号化のための方法。
  8. 【請求項8】 使用される符号化アルゴリズム又は復号
    化アルゴリズムのコンフィグレーション可能なパラメー
    タの計算をプログラミング可能なプロセッサによって行
    い、符号化アルゴリズム又は復号化アルゴリズムに用い
    る、請求項1〜7いずれか1項記載のビデオデータ流の
    全ての画素に対するビデオデータ流の符号化と復号化の
    ための方法。
  9. 【請求項9】 ビデオデータ流の復元のための方法ステ
    ップを、ビデオデータ流を受信する受信ユニットの復号
    化ユニット内でも実施する、請求項7又は8記載のビデ
    オデータ流の全ての画素に対するビデオデータ流の符号
    化と復号化のための方法。
  10. 【請求項10】 ビデオデータ流の画素ブロック(B
    B)のすべての画素に対する符号化変換係数形成のため
    に変換符号化ユニット(DCT)が設けられており、 第1の画像ブロックメモリ(BS1)が設けられてお
    り、該第1の画像ブロックメモリ(BS1)には画素ブ
    ロック(BB)の符号化変換係数が記憶されており、 画素ブロック(BB)の符号化変換係数の走査と量子化
    とランレングス符号化のために第1の手段(VPC)が
    設けられており、該第1の手段(VPC)は第1の画像
    ブロックメモリ(BS1)に接続されており、 ランレングス復号化と、逆量子化と、逆走査のために第
    2の手段(RPC)が設けられており、該第2の手段
    (RPC)は前記第1の手段(VPC)の出力側に接続
    されており、 復元される符号化変換係数形成のために逆変換符号化ユ
    ニット(IDCT)が設けられており、該逆変換符号化
    ユニット(IDCT)は前記第2の手段(RPC)の出
    力側に接続されており、 前記逆変換符号化ユニット(IDCT)は第2のブロッ
    クメモリ(BS2)のデータ入力側に接続されており、 復元された画像の記憶のための画像メモリ(BIS)が
    設けられており、 ビデオデータ流の後続の画像の予測のための第3の手段
    (PP)が設けられており、 減算ユニットが設けられており、該減算ユニットは、ビ
    デオデータ流の受入れのための、被減数を表す第1の入
    力側と、 逆変換符号化ユニット(IDCT)の出力側に接続され
    た、減数を表す第2の入力側と、 変換符号化ユニット(DCT)に接続された出力側とを
    有しており、 さらに可変長符号化(VLC)を実施するために可変長
    符号化ユニット(VLC)が設けられており、該可変長
    符号化ユニット(VLC)は前記第1の手段の出力側に
    接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法を実施するための装置。
  11. 【請求項11】 第1の手段(VPC)と第2の手段
    (RPC)が、共働使用のための切換素子の設けられて
    いる回路構成の中で、コンフィグレーション可能なデー
    タバス(KD)に対して相互に組み合わされており、 そのつどの処理すべき符号化変換係数の絶対値(BC)
    の記憶のために符号化変換係数レジスタが設けられてお
    り、該符号化変換係数レジスタの第1の入力側はブロッ
    クメモリ(BS)に接続されており、 そのつどの処理すべき符号化変換係数の極性の記憶のた
    めに極性レジスタ(VR)が設けられており、該極性レ
    ジスタ(VR)の第1の入力側はブロックメモリ(B
    S)に接続されており、 符号化変換係数比較ユニット(CV)が設けられてお
    り、該符号化変換係数比較ユニット(CV)の入力側は
    前記符号化変換係数レジスタ(CR)の出力側に接続さ
    れており、 閾値(th)の記憶のために閾値レジスタ(SR)が設
    けられており、該閾値レジスタ(SR)は前記符号化変
    換係数比較ユニット(CV)に接続されており閾値(t
    h)が処理される閾値処理ユニット(SV)が設けられ
    ており、該閾値処理ユニット(SV)は前記閾値レジス
    タ(SR)に接続されており、 論理的に順次連続するゼロ符号化変換係数の数の記録を
    実施するためにゼロカウンタ(NZ)が設けられてお
    り、該ゼロカウンタ(NZ)は前記符号化変換係数比較
    ユニット(CV)に接続されており、 リセットユニット(RE)が設けられており、該リセッ
    トユニット(RE)は前記ゼロカウンタ(NZ)を選択
    可能な数値までリセットさせるものであり、 前記リセットユニット(RE)によるゼロカウンタ(N
    Z)のリセット直前に該ゼロカウンタ(NZ)の値を記
    憶するための少なくとも1つのランメモリレジスタ(R
    R)が設けられており、該ランメモリレジスタ(RR)
    は前記ゼロカウンタ(NZ)に接続されており、 量子化ユニット(Q)が設けられており、該量子化ユニ
    ット(Q)の第1の入力側は前記符号化変換係数レジス
    タ(CR)の出力側に接続されており、前記量子化ユニ
    ット(Q)の第2の入力側は前記極性レジスタ(VR)
    の出力側に接続されており、前記量子化ユニット(Q)
    の第1の出力側は前記ブロックメモリ(BS)に接続さ
    れており、前記量子化ユニット(Q)の第2の出力側は
    少なくとも1つのレベルメモリレジスタ(LR)の入力
    側に接続されており、 復元される符号化変換係数毎に、該復元される符号化変
    換係数をブロックメモリ(BS)のどのアドレスに書き
    込むかを計算するアドレス計算ユニット(AE)の第1
    の入力側が、少なくとも1つのランメモリレジスタ(R
    R)の第1の出力側に接続されており、 前記アドレス計算ユニット(AE)の第2の入力側は、
    前記ゼロカウンタ(NZ)の出力側に接続されており、 前記アドレス計算ユニット(AE)の出力側は、復元さ
    れる符号化変換係数を書き込むべき所要のメモリ領域の
    活性化のためにブロックメモリ(BS)のアドレス入力
    側に接続されており、 少なくとも1つのレベルメモリレジスタ(LR)の第1
    の出力側は、前記符号化変換係数レジスタ(CR)の第
    2の入力側と、前記極性レジスタ(VR)の第2の入力
    側に接続されており、 少なくとも1つのレベルメモリレジスタ(LR)の第2
    の出力側と、少なくとも1つのランメモリレジスタ(R
    R)の第2の出力側は、可変長符号化(VLC)又は可
    変長復号化(VLD)の実施されるユニットに接続され
    ている、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 加算ユニット(AE)が閾値レジスタ
    (SR)の出力側に接続されており、前記加算ユニット
    (AE)内では符号化変換係数が閾値(th)よりも大
    きい場合には、該閾値(th)が選択可能な値(x)だ
    け高められ、 前記閾値処理ユニットは、閾値制限ユニットを有してお
    り、該閾値制限ユニットは閾値(th)を最大閾値(t
    max)に制限する、請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記量子化ユニット(Q)は乗算ユニ
    ット(ME)を有しており、該乗算ユニット(ME)で
    は符号化変換係数が量子化ステップ(MQuant)の
    逆数値(1/MQuant)で乗算されるか又は符号化
    変換係数が量子化ステップの値(MQuant)で乗算
    される、請求項11又は12記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記量子化ユニット(Q)はさらに、
    量子化される符号化変換係数を最大量子化値に制限する
    量子化制限ユニットを有している、請求項11〜13い
    ずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記量子化ユニット(Q)はさらに、
    可変スレッショルディング(VT)を可能にするユニッ
    トを有している、請求項11〜14いずれか1項記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 使用される符号化アルゴリズム又は使
    用される復号化アルゴリズムのコンフィグレーション可
    能なパラメータを算出するためのプログラミング可能な
    プロセッサが設けられている、請求項10〜15いずれ
    か1項記載の装置。
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