JPH09120686A - データ記憶素子におけるデータの読出および復元方法 - Google Patents

データ記憶素子におけるデータの読出および復元方法

Info

Publication number
JPH09120686A
JPH09120686A JP8247215A JP24721596A JPH09120686A JP H09120686 A JPH09120686 A JP H09120686A JP 8247215 A JP8247215 A JP 8247215A JP 24721596 A JP24721596 A JP 24721596A JP H09120686 A JPH09120686 A JP H09120686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
ferroelectric capacitor
state
voltage
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8247215A
Other languages
English (en)
Inventor
Jy-Der D Tai
ジェイ−ダー・ディー・タイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH09120686A publication Critical patent/JPH09120686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
    • G11C11/225Auxiliary circuits
    • G11C11/2273Reading or sensing circuits or methods
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
    • G11C11/221Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements using ferroelectric capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FERAM(10)においてデータを読み出
し復元する方法を提供する。 【解決手段】 FERAM(10)は、FET(11)
と強誘電体コンデンサ(12)とを含む。FETは、ワ
ード線(14)に接続されたゲートと、強誘電体コンデ
ンサを介してプレート線(15)に結合されたソース
と、ビット線(16)に接続されたドレインとを有す
る。リード・プロセスは、所定量の電荷をビット線コン
デンサ(17)に供給することによって開始される。F
ETがオンになった後、強誘電体コンデンサが充電さ
れ、FERAMに記憶されているデータによって決定さ
れる電圧低下が、ビット線に発生する。これにしたがっ
て、センス・アンプ(18)は、ビット線における電圧
を調節し、FERAMからデータを読み出す。プレート
線に電圧を印加し、FETをオフに切り換えることによ
って、FERAMにデータが復元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、データ
記憶素子からデータを読み出しデータを復元する方法に
関し、更に特定すれば、強誘電体ランダム・アクセス・
メモリ(FERAM:ferroelectric random access mem
ory )セルからデータを読み出しデータを復元する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性メモリの記録密度および電力消
費は、携帯用コンピュータや個人通信を含む低電力機器
の用途では、増々重要な問題になりつつある。通常、強
誘電体不揮発性データ記憶素子は、情報を記憶するため
の分極保持(polarization retention)コンデンサと、こ
のコンデンサにアクセスするための、双方向パス・ゲー
ト(bi-directional pass gate)のようなスイッチとを含
む。双方向パス・ゲート、例えば、相補型金属酸化物半
導体(CMOS)パス・ゲートをスイッチとして用いて
強誘電体メモリ・コンデンサにアクセスすると、パス・
ゲート間に電圧低下がないので、劣化のないデータの記
憶および復元が可能となる。しかしながら、高密度のF
ERAM構造では、単一トランジスタから成るパス・ゲ
ートが好ましい。その理由は、双方向パス・ゲートより
も使用するシリコン面積が狭くて済むからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当業者には周知によう
に、単一のn−チャネル絶縁ゲート電界効果トランジス
タを用いたパス・ゲートを通じて伝送される高レベル電
圧は、1トランジスタ・スレシホルド電圧に等しい量だ
け劣化し、その結果、FERAMセルにおいて論理
「1」を表わす高電圧を記憶および再現するときに、電
圧の劣化が生じる。同様に、単一のp−チャネル絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタを用いたパス・ゲートを通じ
て伝送される低レベル電圧は、1トランジスタ・スレシ
ホルド電圧に等しい量だけ劣化し、その結果、FERA
Mセルにおいて論理「0」を表わす低電圧を記憶および
再現するときに、電圧劣化を生じる。その結果、メモリ
・セルは対称的に動作せず、以降の「リード」動作の
間、メモリ・セルから抽出される電荷が少なくなってし
まう。
【0004】単一トランジスタ・パス・ゲートを有する
FERAMにおいてデータ劣化を防止する1つの技法
は、ワード線ブースタ(word line booster) を使用する
ことである。この技法は、ブースタを用いて、電源電圧
よりも1スレシホルド電圧高いワード線電圧を、パス・
ゲート・トランジスタのゲート電極に印加するものであ
る。ゲート電圧を上昇させることによって、電圧劣化を
防止する訳である。しかしながら、ワード線電圧がブー
ストされる毎に、ブースタは電力を消費する。更に、ワ
ード線電圧をブーストするには、余分な回路が必要とな
り、この回路が更にシリコン面積を占めることになる。
【0005】したがって、単一トランジスタ・パス・ゲ
ートを有する不揮発性メモリ・セルにおいて、データを
読み出し、完全に復元するエネルギ効率の高い技法を有
することができれば有利であろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、FERAMに
おいてデータを読み出し復元する方法を提供する。FE
RAMは、FETと強誘電体コンデンサとを含む。FE
Tは、ワード線に接続されたゲートと、強誘電体コンデ
ンサを介してプレート線に結合されたソースと、ビット
線に接続されたドレインとを有する。リード・プロセス
は、所定量の電荷をビット線コンデンサに供給すること
によって開始される。FETがオンになった後、強誘電
体コンデンサが充電され、FERAMに記憶されている
データによって決定される電圧低下が、ビット線に発生
する。これにしたがって、センス・アンプが、ビット線
における電圧を調節し、FERAMからデータを読み出
す。プレート線に電圧を印加し、FETをオフに切り換
えることによって、FERAMにデータが復元される。
【0007】
【発明の実施の形態】概して言えば、本発明は、例え
ば、強誘電体メモリ・セルのようなデータ記憶素子にお
いて、データにアクセスする方法を提供するものであ
る。更に特定すれば、本発明は、「リード」動作の後
に、FERAMセルにおいてデータを復元する方法を提
供する。
【0008】図1は、1トランジスタ−1コンデンサ構
成の強誘電体メモリ・セル10の回路構成図を示す。メ
モリ・セル10は、スイッチとして機能するn−チャネ
ル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(FET)11と、
分極保持コンデンサとして機能する強誘電体コンデンサ
12とを含む。FET11は、ワード線14に接続され
たゲート電極と、強誘電体コンデンサ12を介してプレ
ート線15に結合されたソース電極と、ビット線16に
接続されたドレインとを有する。尚、FETでは、ゲー
ト電極は制御電極として機能し、ソースおよびドレイン
電極は電流導通電極として機能することを注記してお
く。ワード線14は制御信号をFET11に伝送し、プ
レート線15は復元信号を強誘電体コンデンサ12に伝
送し、ビット線16はデータを伝送する。ワード線、プ
レート線、およびビット線のメモリ素子における使用
は、Evans およびWomackによる、"An Experimental 512
-bit Nonvolatile Memory with Ferroelectraic Storag
e Cell"(IEEE J. Solid-StateCircuits, vol. 23, no.
5, pp. 1171-1175, 1988 年10月)と題する論文に、
より詳しく記載されている。この論文の内容は、本願で
も使用可能である。更に、図1は、ビット線16とセン
ス・アンプ18とに接続されたビット線コンデンサ17
を含む。リード・プロセスの間にイネーブルされると、
センス・アンプ18はビット線16において電圧を検出
し、それを所定の基準電位と比較する。メモリ・セル1
0から読み出された論理値は、ビット線16における電
圧と所定の基準電位との間の関係によって決定される。
メモリ・セル10に記憶されている論理値は、強誘電体
コンデンサ12の分極状態によって決定される。強誘電
体コンデンサ12間の電圧は、強誘電体コンデンサ12
の正符号を有する電極の電位が強誘電体コンデンサ12
の他方の電極における電位よりも高いとき、正として定
義される。強誘電体コンデンサ12における電荷の極性
は、強誘電体コンデンサ12の正符号を有する電極上の
電荷が正のとき、正と定義される。
【0009】図2は、2トランジスタ−2コンデンサ構
成の強誘電体メモリ・セル20の回路構成図を示す。メ
モリ・セル20は、2つのn−チャネル絶縁ゲート電界
効果トランジスタ21,21’と、2つの強誘電体コン
デンサ22,22’とを含む。FET21のゲート電極
およびFET21’のゲート電極は、ワード線24に接
続されている。FET21のソース電極およびFET2
1’のソース電極は、それぞれ、強誘電体コンデンサ2
2および強誘電体コンデンサ22’を介して、プレート
線25に結合されている。FET21のドレイン電極お
よびFET21’のドレイン電極は、それぞれ、ビット
線26および相補ビット線26’に接続されている。図
2は、更に、ビット線26とセンス・アンプ28の第1
チャネルとに接続されているビット線コンデンサ27も
含む。同様に、相補ビット線コンデンサ27’は、相補
ビット線26’とセンス・アンプ28の第2チャネルと
に接続されている。強誘電体コンデンサ22の分極状態
は、メモリ・セル20に記憶されているデータの論理値
を決定する。強誘電体コンデンサ22’の分極状態は、
強誘電体コンデンサ22の分極状態と反対であり、デー
タの補数論理値を決定する。強誘電体コンデンサ22間
の電圧は、強誘電体コンデンサ22の正符号を有する電
極における電位が、強誘電体コンデンサ22の他方の電
極における電位よりも高いとき、正として定義される。
強誘電体コンデンサ22における電荷の極性は、強誘電
体コンデンサ22の正符号を有する電極上の電荷が正の
とき、正として定義される。強誘電体コンデンサ22’
間の電圧は、強誘電体コンデンサ22’の正符号を有す
る電極における電位が、強誘電体コンデンサ22’の他
方の電極における電位よりも高いとき、正として定義さ
れる。強誘電体コンデンサ22’における電荷の極性
は、強誘電体コンデンサ22’の正符号を有する電極上
の電荷が正のとき、正として定義される。
【0010】図3は、従来技術による、リード・プロセ
スの間の、強誘電体コンデンサにおける電圧(V)の関
数としての分極電荷(Q)のヒステリシス・ループ40
を示す。データが記憶されているメモリ・セルの中の強
誘電体コンデンサ間にゼロ電圧があるとき、強誘電体コ
ンデンサは、2つの分極状態、即ち、論理「1」分極状
態41または論理「0」分極状態48のいずれかであ
る。一例では、図1のメモリ・セル10における強誘電
体コンデンサの状態は、ヒステリシス・ループ40に従
う。論理「1」がメモリ・セル10内に記憶されている
場合、強誘電体コンデンサ12は分極状態41にある。
論理「0」がメモリ・セル10内に記憶されている場
合、強誘電体コンデンサ12は分極状態48にある。他
の例では、図2のメモリセル20における強誘電体コン
デンサ22,22’の状態は、ヒステリシス・ループ4
0に従う。論理「1」がメモリ・セル20に記憶されて
いる場合、強誘電体コンデンサ22は分極状態41にあ
り、一方強誘電体コンデンサ22’は分極状態48にあ
る。論理「0」がメモリ・セル20に記憶されている場
合、強誘電体コンデンサ22は分極状態48にあり、強
誘電体コンデンサ22’は分極状態41にある。
【0011】図1のメモリ・セル10を用いた例によれ
ば、「リード」コマンドが実行される前に、ワード線1
4、プレート線15、およびビット線16は、接地電圧
レベルに置かれる。FET11は非導通状態にあり、強
誘電体コンデンサ12はビット線16から絶縁されてい
る。強誘電体コンデンサ12のプレート間の電圧は0で
ある。論理「1」がメモリ・セル10に記憶されている
場合、強誘電体コンデンサ12は分極状態41にある。
図3におけるヒステリシス・ループ40を用いる従来技
術の実施例によれば、「リード」動作は以下の段階を含
む。
【0012】1)ビット線16がビット線電圧信号から
絶縁される。即ち、ビット線16はフローティング状態
となる。ワード線14における電圧およびプレート線1
5における電圧を、例えば、電源電圧(VDD)に上げ
る。FET11は導通状態となり、強誘電体コンデンサ
12をビット線16に結合する。プレート線15におけ
る電圧によって強誘電体コンデンサ12に発生した電界
は、その最初の分極電界(polarization field)とは逆方
向となる。この電界は強誘電体コンデンサ12を消極し
(depolarize)、強誘電体コンデンサ12のキャパシタン
スのビット線コンデンサ17のキャパシタンスに対する
比率によっては、強誘電体コンデンサ12を反対方向に
分極する。強誘電体コンデンサ12から抽出された分極
電荷はビット線コンデンサ17を充電し、ビット線16
における電圧を上昇させる。この時点では、強誘電体コ
ンデンサ12は抽出状態(extraction state)42にあ
る。抽出状態42と分極状態41との間の分極電荷の差
に等しい、大量の電荷が強誘電体コンデンサ12から抽
出され、ビット線コンデンサ17に供給される。ビット
線コンデンサ17に伝送された電荷は、ビット線16に
おける電圧を、高電圧レベルに上昇させる。
【0013】2)センス・アンプ18がイネーブルさ
れ、ビット線16における高電圧レベルを検出し、ビッ
ト線16における電圧をVDDに上昇させ、その結果、メ
モリ・セル10から論理「0」が読み出される。ここ
で、強誘電体コンデンサ12は中間状態43となる。
【0014】3)プレート線15を接地レベルにおく
と、ビット線16における高電圧は、強誘電体コンデン
サ12をその元の分極方向に分極する。FET11は、
FET11のソース電極における電圧が、FET11の
ゲート電極における電圧よりも、FET11のスレシホ
ルド電圧に等しい電圧だけ低い値に到達したときに、非
導通となる。強誘電体コンデンサ12間の電圧は、−V
DDよりも、FET11のスレシホルド電圧に等しい量だ
け、正側にあり、強誘電体コンデンサ12は負に充電さ
れた状態44になる。
【0015】4)強誘電体コンデンサ12は、ワード線
14を接地することによって、即ち、FET11をオフ
に切り換えることによって、ビット線16から絶縁され
る。強誘電体コンデンサ12の状態は、強誘電体コンデ
ンサ12からの漏れ(leakage) のために、負に充電され
ている状態44から、劣化した論理「1」分極状態46
に変化する。
【0016】続く「リード」動作では、強誘電体コンデ
ンサ12は最初に劣化した分極状態46にあるため、ワ
ード線14およびプレート線15における電圧がVDD
上昇したときに、強誘電体コンデンサ12から抽出され
る電荷が少なくなる。論理信号の品質におけるかかる劣
化を回避する1つの手法は、ブースタを用いて、ワード
線14における電圧を、FET11のスレシホルド電圧
に等しい量だけ、VDDより高い電圧にブーストすること
である。こうすることにより、強誘電体コンデンサ12
間の電圧がVDDに達するまで、FET11は導通状態を
維持する。負に充電された状態44において停止する代
わりに、強誘電体コンデンサ12の状態は、状態43か
ら飽和状態45に変化し、この状態において、強誘電体
コンデンサ12間の電圧は−VDDとなる。ワード線14
を接地することによって強誘電体コンデンサ12をビッ
ト線16から絶縁すると、強誘電体コンデンサ12の状
態は、強誘電体コンデンサ12からの漏れのために、飽
和状態45から分極状態41に変化する。したがって、
論理「1」が劣化なく復元されることになる。しかしな
がら、ワード線14をブーストする毎に、ブースタは電
力を消費する。加えて、ワード線14をブースとするに
は、余分な回路および余分なシリコン面積を必要とす
る。携帯用電子機器の用途では、電力およびシリコン面
積は貴重であり、したがって、余分な電力消費もシリコ
ン面積も望ましいものではない。
【0017】図4は、本発明の実施例による、リードお
よびライト・プロセスの間の、電圧(V)の関数として
の分極電荷(Q)のヒステリシス・ループ50を示す。
データが記憶されているメモリ・セルにおける強誘電体
コンデンサ間の電圧が0ボルトであるとき、強誘電体コ
ンデンサは3つの状態、即ち、論理「1」分極状態5
2、非対称論理「1」分極状態53、または論理「0」
分極状態62のいずれか1つとなっている。一例では、
図1のメモリ・セル10における強誘電体コンデンサ1
2の状態はヒステリシス・ループ50に従う。論理
「1」がメモリ・セル10に記憶されている場合、強誘
電体コンデンサ12は状態52または状態53にある。
論理「0」がメモリ・セル10に記憶されている場合、
強誘電体コンデンサ12は状態62にある。他の例で
は、図2のメモリ・セル20における強誘電体コンデン
サ22,22’の状態は、ヒステリシス・ループ50に
従う。論理「1」がメモリ・セル20に記憶されている
場合、強誘電体コンデンサ22は状態52または状態5
3にあり、強誘電体コンデンサ22’は状態62にあ
る。論理「0」がメモリ・セル20に記憶されている場
合、強誘電体コンデンサ22は状態62にあり、強誘電
体コンデンサ22’は状態52または状態53にある。
本発明の種々の実施例によれば、メモリ・セルから論理
「1」データを読み出すとき、強誘電体コンデンサが状
態52にあるか、あるいは状態53にあるかには無関係
に、ほぼ等しい量の電荷がビット線コンデンサから強誘
電体コンデンサに伝送される。したがって、強誘電体コ
ンデンサが状態53にある場合のメモリ・セルにおける
データの品質は、強誘電体コンデンサが状態52にある
ときのデータの品質と同様に良好である。
【0018】図1のセル10を用いた例によれば、「リ
ード」コマンドまたは「ライト」コマンドが実行される
前に、ワード線およびプレート線15は接地電圧レベル
に置かれる。FET11は非導通状態にある。強誘電体
コンデンサ12はビット線16から絶縁され、強誘電体
コンデンサ12間の電圧は0である。
【0019】図4におけるヒステリシス・ループ50を
用いた、本発明の第1実施例によれば、メモリ・セル1
0が論理「1」を記憶し、強誘電体コンデンサ12が論
理「1」分極状態52にあるとき、「リード」動作は以
下の段階を含む。
【0020】1)例えば、電源電圧VDDのような充電電
圧をビット線16に印加することにより、所定量の電荷
をビット線コンデンサ17に供給する。次に、ビット線
16はビット線電圧信号から絶縁される。即ち、ビット
線16はフローティング状態となる。
【0021】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号を、ワード線14に印加し、その結果、FET11を
導通状態に切り替える。強誘電体コンデンサ12は、F
ET11を介してビット線コンデンサ17に結合され
る。強誘電体コンデンサ12およびビット線コンデンサ
17は、最初にビット線コンデンサ17に記憶されてい
た電荷を分配する。ビット線コンデンサ17から強誘電
体コンデンサ12に伝送される電荷の極性は、最初に状
態52であって強誘電体コンデンサ12における分極の
極性と同一であるので、伝送される電荷は更に強誘電体
コンデンサ12を分極し、強誘電体コンデンサ12の状
態を、状態52から中間状態54に変化させる。状態5
4と状態52との間の分極電荷の差に等しい少量の電荷
が、ビット線コンデンサ17から強誘電体コンデンサ1
2に伝送される。ビット線コンデンサ17から伝送され
る少量の電荷のために、ビット線16において小さな電
圧低下が発生する。それでも、ビット線16における電
荷は、所定の基準電位よりも高い。
【0022】3)センス・アンプ18がイネーブルさ
れ、ビット線16における電圧を所定の基準電位と比較
して、例えばVDDのようなデータ値電圧をビット線16
に印加する。この結果、メモリ・セル10から論理
「1」が読み出される。強誘電体コンデンサ12の状態
は抽出状態56に変化し、一方、FET11は、そのソ
ース電極における電圧が、FET11のスレシホルド電
圧に等しい量だけ、ワード線14における電圧より低い
値に到達したときに、非導通となる。この時点で、強誘
電体コンデンサ12間の電圧は、FET11のスレシホ
ルド電圧に等しい電圧だけ、−VDDよりも正側にある。
【0023】4)ワード線14を接地することによっ
て、FET11がオフに切り換えられ、その結果、強誘
電体コンデンサ12がビット線16から絶縁される。強
誘電体コンデンサ12の状態は、強誘電体コンデンサ1
2からの漏れのために、状態56から状態52に変化す
る。FET11をオフに切り換える前にプレート線15
およびビット線16双方が接地されると、強誘電体コン
デンサ12間の電圧は0になり、強誘電体コンデンサ1
2の状態は状態52に変化する。いずれの場合でも、論
理「1」がメモリ・セル10に復元される。
【0024】リード・プロセスでは、プレート線15お
よびビット線16を接地する前にFET11がオフに切
り換えられるが、その後に続くメモリ・セル10のリー
ド・プロセスは、強誘電体コンデンサ12が状態56か
ら状態52へのその遷移を完了する前に、始まることが
ある。この場合、強誘電体コンデンサ12上に残ってい
る電荷の極性は、ビット線コンデンサ17から強誘電体
コンデンサ12へ伝送される電荷の極性と同一である。
したがって、ビット線コンデンサ17から強誘電体コン
デンサ12へ伝送される電荷量は更に少なくなり、その
結果、強誘電体コンデンサ12が状態52にある場合と
比較して、ビット線16における電圧低下も減少する。
ビット線における電圧低下の減少により、改善された論
理「1」信号がセンス・アンプ18に伝送されることに
なる。
【0025】図4のヒステリシス・ループ50を用いた
本発明の第1実施例によれば、メモリ・セル10が論理
「1」を記憶しており、強誘電体コンデンサ12が非対
称論理「1」状態53にあるとき、「リード」動作は以
下の段階を含む。
【0026】1)例えば、電源電圧VDDのような充電電
圧をビット線16に印加することによって、所定量の電
荷をビット線コンデンサ17に供給する。次に、ビット
線16はビット線電圧信号から分離される。即ち、ビッ
ト線16はフローティング状態となる。
【0027】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号を、ワード線14に印加し、その結果、FET11を
導通状態に切り替える。強誘電体コンデンサ12は、F
ET11を介してビット線コンデンサ17に結合され
る。強誘電体コンデンサ12およびビット線コンデンサ
17は、最初にビット線コンデンサ17に記憶してあっ
た電荷を分配する。ビット線コンデンサ17から強誘電
体コンデンサ12に伝送される電荷の極性は、最初に状
態53にあった強誘電体コンデンサ12における分極の
極性と同一であるので、伝送される電荷は更に強誘電体
コンデンサ12を分極し、図示のように、強誘電体コン
デンサ12の状態を、状態53から非対称状態55に変
化させる。状態55と状態53との間の分極電荷の差に
等しい少量の電荷が、ビット線コンデンサ17から強誘
電体コンデンサ12に伝送される。ビット線コンデンサ
17から伝送される少量の電荷のために、ビット線16
において小さな電圧低下が発生する。それでも、ビット
線16における電荷は、所定の基準電位よりも高い。
【0028】3)センス・アンプ18がイネーブルさ
れ、ビット線16における電圧を所定の基準電位と比較
して、例えばVDDのようなデータ値電圧をビット線16
に印加する。この結果、メモリ・セル10から論理
「1」が読み出される。強誘電体コンデンサ12の状態
は非対称抽出状態57に変化し、一方、FET11は、
そのソース電極における電圧が、FET11のスレシホ
ルド電圧に等しい量だけ、ワード線14における電圧よ
り低い値に到達したときに、非導通となる。この時点
で、強誘電体コンデンサ12間の電圧は、FET11の
スレシホルド電圧に等しい電圧だけ、−VDDよりも正側
にある。
【0029】4)ワード線14を接地することによっ
て、FET11がオフに切り換えられ、その結果、強誘
電体コンデンサ12がビット線16から絶縁される。強
誘電体コンデンサ12の状態は、強誘電体コンデンサ1
2からの漏れのために、状態57から状態53に変化す
る。FET11をオフに切り換える前にプレート線15
およびビット線16双方が接地されると、強誘電体コン
デンサ12間の電圧は0になり、強誘電体コンデンサ1
2の状態は状態53に変化する。いずれの場合にも、論
理「1」がメモリ・セル10において復元される。
【0030】リード・プロセスでは、プレート線15お
よびビット線16を接地する前にFET11がオフに切
り換えられるが、その後の続くメモリ・セル10のリー
ド・プロセスは、強誘電体コンデンサ12がその状態5
7から状態53への遷移を完了する前に、始まることが
ある。この場合、強誘電体コンデンサ12上に残ってい
る電荷の極性は、ビット線コンデンサ17から強誘電体
コンデンサ12へ伝送される電荷の極性と同一である。
したがって、ビット線コンデンサ17から強誘電体コン
デンサ12へ伝送される電荷量は更に少なくなり、その
結果、強誘電体コンデンサ12が状態53にある場合と
比較して、ビット線16における電圧低下は減少する。
ビット線16における電圧低下の減少により、改善され
た論理「1」信号がセンス・アンプ18に伝送されるこ
とになる。
【0031】図4のヒステリシス・ループ50を用いる
本発明の第1実施例によれば、メモリ・セル10が論理
「0」を記憶しており、強誘電体コンデンサ12が論理
「0」状態62にあるとき、「リード」動作は以下の段
階を含む。
【0032】1)例えば、電源電圧VDDのような充電電
圧をビット線16に印加することによって、所定量の電
荷をビット線コンデンサ17に供給する。次に、ビット
線16はビット線電圧信号から分離される。即ち、ビッ
ト線16はフローティング状態となる。
【0033】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号を、ワード線14に印加し、その結果、FET11が
導通状態に切り替えられる。強誘電体コンデンサ12
は、FET11を介してビット線コンデンサ17に結合
される。強誘電体コンデンサ12およびビット線コンデ
ンサ17は、最初にビット線コンデンサ17に記憶され
ていた電荷を分配する。ビット線コンデンサ17から強
誘電体コンデンサ12に伝送される電荷の極性は、最初
に状態62にあった強誘電体コンデンサ12における分
極の極性と反対であるので、伝送される電荷は強誘電体
コンデンサ12を消極し、強誘電体コンデンサ17のキ
ャパシタンスのビット線コンデンサ12のキャパシタン
スに対する比率によっては、強誘電体コンデンサ12を
反対方向に分極する。強誘電体コンデンサ12の状態
は、状態62から中間状態64に変化する。状態64と
状態62との間の分極電荷の差に等しい大量の電荷が、
ビット線コンデンサ17から強誘電体コンデンサ12に
伝送される。ビット線コンデンサ17から転送される大
量の電荷のために、ビット線16において大きな電圧低
下が発生する。そのため、ビット線16における電荷
は、所定の基準電位よりも低くなる。
【0034】3)センス・アンプ18がイネーブルさ
れ、ビット線16における電圧を所定の基準電位と比較
し、ビット線16における電圧を接地電圧レベルに低下
させる。この結果、メモリ・セル10から論理「0」が
読み出される。強誘電体コンデンサ12間の電圧は0と
なり、強誘電体コンデンサ12の状態は中間状態66に
変化する。
【0035】4)例えば電源電圧VDDのような復元信号
が、プレート線15に印加される。強誘電体コンデンサ
12間の電圧はVDDとなり、強誘電体コンデンサ12の
状態は飽和状態68に変化する。
【0036】5)ワード線14を接地することによって
FET11をオフに切り換え、その結果、強誘電体コン
デンサ12がビット線16から絶縁される。強誘電体コ
ンデンサ12の状態は、強誘電体コンデンサ12からの
漏れのために、状態68から状態62に変化する。FE
T11をオフに切り換える前にプレート線15およびビ
ット線16双方を接地すると、強誘電体コンデンサ12
間の電圧が0になり、強誘電体コンデンサ12の状態は
状態62に変化する。いずれの場合でも、メモリ・セル
10から「0」が復元される。
【0037】リード・プロセスでは、プレート線15お
よびビット線16を接地する前にFET11をオフに切
り換えるが、その後に続くメモリ・セル10のリード・
プロセスは、強誘電体コンデンサ12がその状態68か
ら状態62への遷移を完了する前に、始まることがあ
る。この場合、強誘電体コンデンサ12上に残っている
電荷の極性は、ビット線コンデンサ17から強誘電体コ
ンデンサ12へ伝送される電荷の極性と反対である。し
たがって、ビット線コンデンサ17から強誘電体コンデ
ンサ12へ伝送される電荷量が増大し、その結果、強誘
電体コンデンサ12が状態62にある場合と比較して、
ビット線16における電圧低下は増大する。ビット線に
おける電圧低下の増大により、改善された論理「0」信
号がセンス・アンプ18に伝送されることになる。
【0038】図4におけるヒステリシス・ループ50を
用いた本発明の第1実施例によれば、メモリ・セルに論
理「1」を記憶するための「ライト」動作は以下の段階
を含む。
【0039】1)ビット線16における電圧を、例え
ば、論理「1」を表わすVDDに上昇させる。
【0040】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号をワード線14に印加し、その結果、FET11は導
通状態に切り換えられる。強誘電体コンデンサ12は、
FET11を介して、ビット線コンデンサ17に結合さ
れる。FET11は、そのソース電極における電圧が、
FET11のスレシホルド電圧に等しい量だけ、ワード
線14における電圧よりも低い値に到達したときに、非
導通となる。強誘電体コンデンサ12間の電圧は、FE
T11の1スレシホルド電圧に等しい量だけ、−VDD
りも正側になる。強誘電体コンデンサ12の状態は、強
誘電体コンデンサ12が最初に状態52にあった場合は
状態56に変化し、強誘電体コンデンサ12が最初に状
態53または状態62にあった場合は状態57に変化す
る。
【0041】3)ワード線14を接地することによっ
て、FET11がオフに切り換えられ、その結果、強誘
電体コンデンサ12がビット線16から絶縁される。強
誘電体コンデンサ12の状態は、強誘電体コンデンサ1
2の漏れのために、状態56から論理「1」分極状態5
2へ、または状態57から非対称論理「1」分極状態5
3に変化する。FET11をオフに切り換える前にプレ
ート線15およびビット線16双方が接地されると、強
誘電体コンデンサ12間の電圧が0となり、強誘電体コ
ンデンサ12の状態は、状態56から状態52に、また
は状態57から状態53に変化する。いずれの場合で
も、メモリ・セル10に論理「1」が記憶される。
【0042】図4におけるヒステリシス・ループ50を
用いた本発明の第1実施例によれば、メモリ・セルに論
理「0」を記憶するための「ライト」動作は以下の段階
を含む。
【0043】1)ビット線16における電圧を、例え
ば、論理「0」を表わす接地電圧に低下させる。
【0044】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号をワード線14に印加し、その結果、FET11は導
通状態に切り換えられる。強誘電体コンデンサ12は、
FET11を介して、ビット線コンデンサ17に結合さ
れる。強誘電体コンデンサ12間の電圧はゼロであり、
強誘電体コンデンサ12はその初期状態のままである。
【0045】3)プレート線15における電圧をVDD
上昇させる。この時点で、強誘電体コンデンサ12間の
電圧はVDDとなり、強誘電体コンデンサ12の状態は、
強誘電体コンデンサ12の初期状態には無関係に、状態
68に変化する。
【0046】4)ワード線14を接地することによっ
て、FET11をオフが切り換えられ、その結果、強誘
電体コンデンサ12がビット線16から絶縁される。強
誘電体コンデンサ12の状態は、強誘電体コンデンサ1
2の漏れのために、状態68から論理「0」分極状態6
2に変化する。FET11をオフに切り換える前にプレ
ート線15およびビット線16双方が接地されると、強
誘電体コンデンサ12間の電圧が0となり、強誘電体コ
ンデンサ12の状態は、状態68から状態62に変化す
る。いずれの場合でも、メモリ・セル10に論理「0」
が記憶される。図2のメモリ・セル20を用いた例によ
れば、「リード」コマンドまたは「ライト」コマンドが
実行される前に、ワード線24およびプレート線25が
接地電圧レベルに置かれる。FET21およびFET2
1’は非導通状態である。強誘電体コンデンサ22およ
び強誘電体コンデンサ22’は、それぞれ、ビット線2
6および相補ビット線26’から絶縁される。各強誘電
体コンデンサ22,22’間の電圧は0である。
【0047】ヒステリシス・ループ50を用いた本発明
の第2実施例によれば、メモリ・セル20が論理「1」
を記憶しており、強誘電体コンデンサ22が論理「1」
分極状態52にあり、強誘電体コンデンサ22’が論理
「0」分極状態62にあるとき、「リード」動作は以下
の段階を含む。
【0048】1)例えば、電源電圧VDDのような充電電
圧をビット線26および相補ビット線26’双方に印加
することによって、所定量の電荷をビット線コンデンサ
27および相補ビット線コンデンサ27’双方に供給す
る。次に、ビット線26および相補ビット線26’はビ
ット線電圧信号から絶縁される。即ち、ビット線26お
よび相補ビット線26’はフローティング状態となる。
【0049】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号をワード線24に印加し、その結果、FET21およ
びFET21’が導通する。強誘電体コンデンサ22お
よび強誘電体コンデンサ22’は、それぞれ、FET2
1を介してビット線コンデンサ27に、FET21’を
介して相補ビット線コンデンサ27’に結合される。強
誘電体コンデンサ22およびビット線コンデンサ27
は、最初にビット線コンデンサ27に記憶されていた電
荷を分配する。ビット線コンデンサ27から強誘電体コ
ンデンサ22へ伝送される電荷の極性は、最初に状態5
2にあった強誘電体コンデンサ22における分極の極性
と同一であるので、伝送される電荷は更に強誘電体コン
デンサ22を分極し、強誘電体コンデンサ22の状態を
状態52から中間状態54に変化させる。状態54と状
態52との間の分極電荷の差に等しい少量の電荷が、ビ
ット線コンデンサ27から強誘電体コンデンサ22に伝
送される。ビット線コンデンサ27から伝送される少量
の電荷のために、ビット線26において小さな電圧低下
が発生する。同様に、強誘電体コンデンサ22’および
ビット線コンデンサ27’は、最初に相補ビット線コン
デンサ27’に記憶されていた電荷を分配する。しかし
ながら、相補ビット線コンデンサ27’から強誘電体コ
ンデンサ22’へ伝送される電荷の極性は、最初に状態
62にあった強誘電体コンデンサ22’における分極の
極性と反対であるので、伝送される電荷は強誘電体コン
デンサ22’を消極し、相補ビット線コンデンサ26’
のキャパシタンスの強誘電体コンデンサ22’のキャパ
シタンスに対する比率によっては、強誘電体コンデンサ
22’を反対方向に分極する。強誘電体コンデンサ2
2’の状態は、状態62から中間状態64に変化する。
中間状態64と状態62との間の分極電荷の差に等しい
大量の電荷が、相補ビット線コンデンサ27’から強誘
電体コンデンサ22’に伝送される。相補ビット線コン
デンサ27’から大量の電荷が転送される結果、相補ビ
ット線26’において大きな電圧低下が発生する。この
ため、ビット線26における電圧は、相補ビット線2
6’における電圧よりも高くなる。
【0050】3)第1チャネルがビット線26に接続さ
れ、第2チャネルが相補ビット線26’に接続されたセ
ンス・アンプ28がイネーブルされ、ビット線26にお
ける電圧を相補ビット線26’における電圧と比較し、
次いでビット線26における電圧をVDDに上昇させ、相
補ビット線26’における電圧を接地電圧レベルに低下
させる。その結果、メモリ・セル20から論理「1」が
読み取られる。強誘電体コンデンサ22の状態は抽出状
態56に変化し、一方、FET21は、そのソース電極
における電圧が、FET21のスレシホルド電圧に等し
い量だけ、ワード線24における電圧より少ない値に到
達したときに、非導通となる。強誘電体コンデンサ22
間の電圧は、FET21のスレシホルド電圧に等しい量
だけ、−VDDより正側となる。強誘電体コンデンサ2
2’間の電圧は0となり、強誘電体コンデンサ22’の
状態は中間状態66に変化する。
【0051】4)例えば、電源電圧VDDのような復元信
号をプレート線25に印加する。FET21は非導通状
態にあるので、強誘電体コンデンサ22は状態56のま
まである。この時点では、強誘電体コンデンサ22’間
の電圧はVDDであり、強誘電体コンデンサ22’の状態
は飽和状態68に変化する。
【0052】5)ワード線24を接地することによって
FET21およびFET21’をオフに切り換え、その
結果、強誘電体コンデンサ22および強誘電体コンデン
サ22’は、それぞれ、ビット線26および相補ビット
線26’から絶縁される。強誘電体コンデンサ22の状
態は、強誘電体コンデンサ22からの漏れのために、状
態56から状態52に変化する。強誘電体コンデンサ2
2’の状態は、強誘電体コンデンサ22’からの漏れの
ために、状態68から状態62に変化する。FET2
1,21’をオフに切り換える前にプレート線15およ
びビット線16双方が接地されると、各強誘電体コンデ
ンサ22,22’間の電圧は0になる。強誘電体コンデ
ンサ22の状態は状態56から状態52に変化し、強誘
電体コンデンサ22’の状態は状態68から状態62に
変化する。いずれの場合でも、メモリ・セル20におい
て論理「1」が復元される。
【0053】リード・プロセスでは、プレート線25、
ビット線26、および相補ビット線26’を接地する前
にFET21,21’がオフに切り換えられるが、その
後、強誘電体コンデンサ22が状態56から状態52へ
のその遷移を完了する前、または強誘電体コンデンサ2
2’が状態68から状態62へのその遷移を完了する前
に、メモリ・セル20の後続のリ−ド・プロセスが開始
することがある。この場合、強誘電体コンデンサ22上
の残りの電荷の極性は、ビット線コンデンサ27から強
誘電体コンデンサ22へ伝送される電荷の極性と同一で
ある。したがって、ビット線コンデンサ27から強誘電
体コンデンサ22に伝送される電荷量が少なくなり、そ
の結果、強誘電体コンデンサ22が状態52にある場合
と比較して、ビット線26における電圧低下も小さくな
る。強誘電体コンデンサ22’上の残りの電荷の極性
は、相補ビット線コンデンサ27’から供給電体コンデ
ンサ22’へ伝送される電荷の極性と反対である。した
がって、相補ビット線コンデンサ27’から強誘電体コ
ンデンサ22’へ伝送される電荷量は増大し、その結
果、強誘電体コンデンサ22’が状態62にある場合と
比較して、相補ビット線26’における電圧低下は増大
する。ビット線26において減少した電圧低下、または
相補ビット線26’において増大した電圧低下のため、
センス・アンプ28には改善された論理「1」信号が伝
送されることになる。
【0054】ヒステリシス・ループ50を用いた本発明
の第2実施例によれば、メモリ・セル20が論理「1」
を記憶しており、強誘電体コンデンサ22が非対称論理
「1」分極状態53にあり、強誘電体コンデンサ22’
が論理「0」分極状態62にあるとき、「リード」動作
は次の段階を含む。
【0055】1)例えば、電源電圧VDDのような充電電
圧をビット線26および相補ビット線26’双方に印加
することによって、所定量の電荷をビット線コンデンサ
27および相補ビット線コンデンサ27’双方に供給す
る。次に、ビット線26および相補ビット線26’はビ
ット線電圧信号から絶縁される。即ち、ビット線26お
よび相補ビット線26’はフローティング状態となる。
【0056】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号をワード線24に印加し、その結果、FET21およ
びFET21’が導通する。強誘電体コンデンサ22お
よび強誘電体コンデンサ22’は、それぞれ、FET2
1を介してビット線コンデンサ27に、FET21’を
介して相補ビット線コンデンサ27’に結合される。強
誘電体コンデンサ22およびビット線コンデンサ27
は、最初にビット線コンデンサ27に記憶されていた電
荷を分配する。ビット線コンデンサ27から強誘電体コ
ンデンサ22へ伝送される電荷の極性は、最初に状態5
2にあった強誘電体コンデンサ22における分極の極性
と同一であるので、伝送される電荷は更に強誘電体コン
デンサ22を分極し、強誘電体コンデンサ22の状態を
状態52から非対称中間状態55に変化させる。状態5
5と状態53との間の分極電荷の差に等しい少量の電荷
が、ビット線コンデンサ27から強誘電体コンデンサ2
2に伝送される。ビット線コンデンサ27から伝送され
る少量の電荷のために、ビット線26において小さな電
圧低下が発生する。同様に、強誘電体コンデンサ22’
およびビット線コンデンサ27’は、最初に相補ビット
線コンデンサ27’に記憶されていた電荷を分配する。
しかしながら、相補ビット線コンデンサ27’から強誘
電体コンデンサ22’へ伝送される電荷の極性は、最初
に状態62にあった強誘電体コンデンサ22’における
分極の極性と反対であるので、伝送される電荷は強誘電
体コンデンサ22’を消極し、相補ビット線コンデンサ
27’のキャパシタンスの強誘電体コンデンサ22’の
キャパシタンスに対する比率によっては、強誘電体コン
デンサ22’を反対方向に分極する。強誘電体コンデン
サ22’の状態は、状態62から中間状態64に変化す
る。中間状態64と状態62との間の分極電荷の差に等
しい大量の電荷が、相補ビット線コンデンサ27’から
強誘電体コンデンサ22’に伝送される。相補ビット線
コンデンサ27’から大量の電荷が転送される結果、相
補ビット線26’において大きな電圧低下が発生する。
このため、ビット線26における電圧は、相補ビット線
26’における電圧よりも高くなる。
【0057】3)第1チャネルがビット線26に接続さ
れ、第2チャネルが相補ビット線26’に接続されたセ
ンス・アンプ28が、イネーブルされ、ビット線26に
おける電圧を相補ビット線26’における電圧と比較
し、次いでビット線26における電圧をVDDに上昇さ
せ、相補ビット線26’における電圧を接地電圧レベル
に低下させる。その結果、メモリ・セル20から論理
「1」が読み取られる。強誘電体コンデンサ22の状態
は非対称抽出状態57に変化し、一方、FET21は、
そのソース電極における電圧が、FET21のスレシホ
ルド電圧に等しい量だけ、そのゲート電極における電圧
より少ない値に到達したときに、非導通となる。強誘電
体コンデンサ22間の電圧は、FET21のスレシホル
ド電圧に等しい量だけ、−VDDより正側となる。強誘電
体コンデンサ22’間の電圧は0となり、強誘電体コン
デンサ22’の状態は中間状態66に変化する。
【0058】4)例えば、電源電圧VDDのような復元信
号をプレート線25に印加する。FET21は非導通状
態にあるので、強誘電体コンデンサ22は状態57のま
まである。この時点では、強誘電体コンデンサ22’間
の電圧はVDDであり、強誘電体コンデンサ22’の状態
は図示の飽和状態68に変化する。
【0059】5)ワード線24を接地することによって
FET21およびFET21’がオフに切り換えられ、
その結果、強誘電体コンデンサ22および強誘電体コン
デンサ22’は、それぞれ、ビット線26および相補ビ
ット線26’から絶縁される。強誘電体コンデンサ22
の状態は、強誘電体コンデンサ22からの漏れのため
に、状態57から状態53に変化する。強誘電体コンデ
ンサ22’の状態は、強誘電体コンデンサ22’からの
漏れのために、状態68から状態62に変化する。FE
T21,21’をオフに切り換える前にプレート線15
およびビット線16双方が接地されると、強誘電体コン
デンサ22,22’間の電圧は0になる。強誘電体コン
デンサ22の状態は状態57から状態53に変化し、強
誘電体コンデンサ22’の状態は状態68から状態62
に変化する。いずれの場合でも、メモリ・セル20にお
いて論理「1」が復元される。
【0060】リード・プロセスでは、プレート線25、
ビット線26、および相補ビット線26’を接地する前
にFET21,21’をオフに切り換えるが、その後、
強誘電体コンデンサ22が状態57から状態53へのそ
の遷移を完了する前、または強誘電体コンデンサ22’
が相対68から状態62へのその遷移を完了する前に、
メモリ・セル20の後続のリード・プロセスが開始する
ことがある。この場合、強誘電体コンデンサ22上の残
りの電荷の極性は、ビット線コンデンサ27から強誘電
体コンデンサ22へ伝送される電荷の極性と同一であ
る。したがって、ビット線コンデンサ27から強誘電体
コンデンサ22に伝送される電荷量が少なくなり、その
結果、強誘電体コンデンサ22が状態53にある場合と
比較して、ビット線26における電圧低下も小さくな
る。強誘電体コンデンサ22’上の残りの電荷の極性
は、相補ビット線コンデンサ27’から供給電体コンデ
ンサ22’へ伝送される電荷の極性と反対である。した
がって、相補ビット線コンデンサ27’から強誘電体コ
ンデンサ22’へ伝送される電荷量は増大し、その結
果、強誘電体コンデンサ22’が状態62にある場合と
比較して、相補ビット線26’における電圧低下は増大
する。ビット線26において減少した電圧低下、または
相補ビット線26’において増大した電圧低下のため、
センス・アンプ28には改善された論理「1」信号が伝
送されることになる。
【0061】図4におけるヒステリシス・ループ50を
用いた本発明の第2実施例によれば、図2のメモリ・セ
ル20が論理「0」を記憶しているとき、「リード」動
作は、メモリ・セル20が論理「1」を記憶していると
きの「リード」動作の段階に類似した段階を含む。メモ
リ・セル20から論理「0」を読み出すプロセスの間、
センス・アンプがイネーブルされると、ビット線26に
おける電圧は接地電圧レベルに低下し、相補ビット線2
6’はVDDに上昇することを注記しておく。また、メモ
リ・セル20に論理「0」が記憶されているとき、強誘
電体コンデンサ22は最初に論理「0」分極状態62に
あり、その状態は、リード・プロセスの間、状態62か
ら中間状態64、中間状態66、および飽和状態68を
通って、状態62に戻る。一方、強誘電体コンデンサ2
2’は、最初に論理「1」分極状態52にあり、その状
態は、リード・プロセスの間、状態52から、中間状態
54および抽出状態56を通って、状態52に戻る。あ
るいは、強誘電体コンデンサ22’は最初に非対称論理
「1」分極状態53にあり、その状態は、リード・プロ
セスの間、状態53から、非対称中間状態55および非
対称抽出状態57を通って、状態53に戻る。
【0062】本発明の第2実施例によれば、論理「1」
を図2のメモリ・セル20に記憶する「ライト」動作は
以下の段階を含む。
【0063】1)ビット線26における電圧を、例え
ば、論理「1」を表わすVDDに上昇させる。相補ビット
線26’における電圧を、論理「1」の補数値を表わす
接地電圧レベルに低下させる。
【0064】2)例えば、電源電圧VDDのような制御信
号をワード線24に印加し、その結果、FET21およ
びFET21’が導通し、強誘電体コンデンサ22はF
ET21を介してビット線26に結合され、強誘電体コ
ンデンサ22’はFET21’を介して相補ビット線2
6’に結合される。FET21は、そのソース電極にお
ける電圧が、FET21のスレシホルド電圧に等しい量
だけ、ワード線24における電圧より少ない値に到達し
たときに、非導通状態になる。強誘電体コンデンサ22
間の電圧は、FET21のスレシホルド電圧に等しい量
だけ、−VDDより正側となる。強誘電体コンデンサ22
の状態は、強誘電体コンデンサ22が最初に状態52に
あった場合は状態56に変化し、強誘電体コンデンサ2
2が最初に状態53または状態62にあった場合は状態
57に変化する。強誘電体コンデンサ22’間の電圧は
0となり、強誘電体コンデンサ22’はその初期状態の
ままとなっている。
【0065】3)プレート線25における電圧をVDD
上昇させる。FET21は非導通状態なので、強誘電体
コンデンサ22はビット線26から絶縁されており、状
態56または状態57のいずれかのままである。この時
点では、強誘電体コンデンサ22’間の電圧はVDDであ
り、強誘電体コンデンサ22’の状態は、強誘電体コン
デンサ22’の初期状態には無関係に、状態68に変化
する。
【0066】4)ワード線24を接地することによっ
て、FET21およびFET21’がオフに切り換えら
れる。強誘電体コンデンサ22および強誘電体コンデン
サ22’は、それぞれ、ビット線26および相補ビット
線26’から絶縁される。強誘電体コンデンサ22は、
強誘電体コンデンサ22からの漏れのために、状態56
から非対称論理「1」分極状態52に、あるいは、状態
57から非対称論理「1」分極状態53に変化する。強
誘電体コンデンサ22’は、強誘電体コンデンサ22’
からの漏れのために、状態68から論理「0」分極状態
62に変化する。したがって、メモリ・セル20には論
理「1」が記憶される。
【0067】本発明の第2実施例によれば、論理「0」
を図2のメモリ・セル20に記憶するための「ライト」
動作は、メモリ・セル20に論理「1」を記憶するため
の「ライト」動作の段階に類似する段階を含む。論理
「0」をメモリ・セル20に書き込むとき、ビット線2
6における電圧は、論理「0」を表わす接地電圧レベル
に低下し、相補ビット線26’における電圧は、論理
「0」の補数値を表わすVDDに上昇することを注記して
おく。したがって、強誘電体コンデンサ22の状態は、
その初期状態には無関係に、飽和状態68を通って論理
「0」分極状態62に変化する。強誘電体コンデンサ2
2’の状態は、強誘電体コンデンサ22’が最初に状態
52にあった場合は、状態56を通って論理「1」分極
状態52に変化する。あるいは、強誘電体コンデンサ2
2’が最初に状態53または状態62にあった場合は、
状態57を通って非対称論理「0」分極状態53に変化
する。以上の説明から、不揮発性メモリ・セルにおいて
データを読み出し、復元する方法が提供されたことが認
められよう。本方法は、単一トランジスタのパス・ゲー
トにより、ワード線ブーストのような技法を用いること
なく、不揮発性メモリ・セルにおいてデータを読み出
し、データを完全に復元する。したがって、従来技術に
よる技法に対して、エネルギ効率を高めた代替案を提供
することになる。更に、本発明は、メモリ・セルにデー
タを書き込むために、ワード線ブースタを必要としな
い。したがって、本発明による方法を用いることによっ
て、従来技術と比較して、回路が簡略化され、シリコン
面積の節約になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による方法において用いる
ための、ビット線コンデンサとセンス・アンプとに接続
された1トランジスタ−1コンデンサ構成の強誘電体メ
モリ・セルを示す回路構成図。
【図2】本発明の第2実施例による方法において用いる
ための、ビット線コンデンサ、相補ビット線コンデン
サ、およびセンス・アンプに接続された、2トランジス
タ−2コンデンサ構成の強誘電体メモリ・セルを示す回
路構成図。
【図3】従来技術の実施例による、リード・プロセスの
間の、強誘電体コンデンサにおける電圧の関数としての
分極電荷のヒステリシス・ループを示すグラフ。
【図4】本発明の実施例による、リードおよびライト・
プロセスの間の、強誘電体コンデンサにおける電圧の関
数としての分極電荷のヒステリシス・ループを示すグラ
フ。
【符号の説明】
10 メモリ・セル 11 n−チャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ 12 強誘電体コンデンサ 14 ワード線 15 プレート線 16 ビット線 18 センス・アンプ 17 ビット線コンデンサ 20 強誘電体メモリ・セル 21,21’ n−チャネル絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタ 22,22’ 強誘電体コンデンサ 25 プレート線 26 ビット線 26’ 相補ビット線 28 センス・アンプ 27 ビット線コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ記憶素子(10)においてデータを
    読み出し、復元する方法であって:スイッチ(11)と
    分極保持コンデンサ(12)とを有する前記データ記憶
    素子(10)であって、前記スイッチ(11)は、制御
    信号を受信するために結合された制御電極と、復元信号
    を受信するために前記分極保持コンデンサ(12)を介
    して結合された第1電流導通電極と、データを伝送する
    ために結合された第2電流導通電極とを有する、前記デ
    ータ記憶素子を用意する段階;前記データ記憶素子(1
    0)にデータを供給する段階;前記スイッチ(11)を
    非導通状態にする段階;前記分極保持コンデンサ(1
    2)を通じて、前記スイッチ(11)の第1電流導通導
    通電極に第1復元信号を印加する段階;前記スイッチ
    (11)の第2電流導通電極に充電電圧を供給する段
    階;前記スイッチ(11)の第2電流導通電極に印加し
    た前記充電電圧を除去する段階;前記スイッチを導通状
    態にする段階;前記スイッチ(11)の第2電流導通電
    極における電圧に応答して、前記スイッチ(11)の第
    2電流導通電極にデータ値電圧を印加し、前記データ記
    憶素子(10)からデータを読み出す段階;前記分極保
    持コンデンサ(12)を通じて、前記スイッチ(11)
    の第1電流導通電極に第2復元信号を印加する段階;お
    よび前記スイッチ(11)を非導通状態とし、前記デー
    タ記憶素子(10)においてデータを復元する段階;か
    ら成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記データ記憶素子(10)にデータを供
    給する段階は:前記分極保持コンデンサ(12)を通じ
    て、前記スイッチ(11)の第1電流導通電極に、前記
    第1復元信号を印加する段階;前記スイッチ(11)の
    第2電流導通電極にデータ記憶電圧を印加する段階;前
    記スイッチ(11)を導通状態にする段階;前記分極保
    持コンデンサ(12)を通じて、前記スイッチ(11)
    の第1電流導通電極に、前記第2復元信号を印加する段
    階;および前記スイッチ(11)を非導通状態とし、前
    記データ記憶素子(10)においてデータを記憶する段
    階;を含むことを特徴とする、請求項1記載のデータ記
    憶素子(10)においてデータを読み出し復元する方
    法。
  3. 【請求項3】強誘電体メモリ・セル(10)においてデ
    ータを読み出し復元する方法であって:ワード線(1
    4)、プレート線(15)、ビット線(16)、電界効
    果トランジスタ(11)、および強誘電体コンデンサ
    (12)を有する前記強誘電体メモリ・セル(10)で
    あって、前記電界効果トランジスタ(11)は、前記ワ
    ード線(14)に結合されたゲート電極と、前記強誘電
    体コンデンサ(12)を介して前記プレート線(15)
    に結合されたソース電極と、前記ビット線(16)に結
    合されたドレイン電極とを有する、前記強誘電体メモリ
    ・セル(10)を用意する段階;前記強誘電体メモリ・
    セル(10)にデータを書き込む段階;前記電界効果ト
    ランジスタ(11)を非導通状態にする段階;前記プレ
    ート線(15)に第1復元信号を印加する段階;前記ビ
    ット線(16)を充電する段階;前記電界効果トランジ
    スタ(11)を導通状態にする段階;前記ビット線(1
    6)における電位に応答して、前記ビット線(16)に
    データ値電圧を印加し、前記強誘電体メモリ・セル(1
    0)からデータを読み出す段階;前記プレート線(1
    5)に第2復元信号を印加する段階;および前記電界効
    果トランジスタ(11)を非導通状態とし、前記強誘電
    体メモリ・セル(10)におけるデータを復元する段
    階;から成ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】強誘電体メモリ・セル(20)においてデ
    ータを読み出し復元する方法であって:ワード線(2
    4)、プレート線(25)、ビット線(26)、相補ビ
    ット線(26’)、第1電界効果トランジスタ(2
    1)、第2電界効果トランジスタ(21’)、第1強誘
    電体コンデンサ(22)、および第2強誘電体コンデン
    サ(22’)を有する強誘電体メモリ・セル(20)を
    用意する段階であって、前記第1電界効果トランジスタ
    (21)のゲート電極と前記第2電界効果トランジスタ
    (21’)のゲート電極とは前記ワード線(24)に結
    合され、前記第1電界効果トランジスタ(21)のソー
    ス電極と前記第2電界効果トランジスタ(21’)のソ
    ース電極とは、それぞれ、前記第1強誘電体コンデンサ
    (22)および前記第2強誘電体コンデンサ(22’)
    を介して前記プレート線(25)に結合され、前記第1
    電界効果トランジスタ(21)のドレイン電極と前記第
    2電界効果トランジスタ(21’)のドレイン電極と
    は、それぞれ、前記ビット線(26)と前記相補ビット
    線(26’)とに結合される、段階;前記強誘電体メモ
    リ・セル(20)にデータを書き込む段階;前記第1お
    よび第2電界効果トランジスタ(21,21’)を非導
    通状態にする段階;前記プレート線(25)に第1復元
    信号を印加する段階;前記ビット線(26)および前記
    相補ビット線(26’)を充電する段階;前記第1およ
    び第2電界効果トランジスタ(21,21’)を導通状
    態にする段階;前記ビット線(26)における電位が前
    記相補ビット線(26’)における電位よりも高いこと
    に応答して、前記ビット線(26)に第1データ値電圧
    を印加し、前記相補ビット線(26’)に第2データ値
    電圧を印加し、前記強誘電体メモリ・セル(20)から
    第1論理値を読み出す段階;前記ビット線(26)にお
    ける電位が前記相補ビット線(26’)における電位よ
    りも低いことに応答して、前記ビット線(26)に前記
    第2データ値電圧を印加し、前記相補ビット線(2
    6’)に前記第1データ値電圧を印加し、前記強誘電体
    メモリ・セル(20)から前記第1論理値の補数であ
    る、第2論理値を読み出す段階;前記プレート線(2
    5)に第2復元信号を印加する段階;および前記第1お
    よび第2電界効果トランジスタ(21,21’)を非導
    通状態とし、前記強誘電体メモリ・セル(20)におけ
    るデータを復元する段階;から成ることを特徴とする方
    法。
  5. 【請求項5】前記ビット線(26)における電位が、前
    記相補ビット線(26’)における電位よりも高いこと
    に応答して、前記ビット線(26)に第1データ値電圧
    を印加し、前記相補ビット線(26’)に第2データ値
    電圧を印加する前記段階は、前記ビット線(26)に電
    源電圧を印加する段階、および前記相補ビット線(2
    6’)に接地電圧を供給する段階を含むことを特徴とす
    る、請求項4記載の強誘電体メモリ・セル(20)にお
    いてデータを読み出し復元する方法。
JP8247215A 1995-08-31 1996-08-29 データ記憶素子におけるデータの読出および復元方法 Pending JPH09120686A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US522477 1995-08-31
US08/522,477 US5579257A (en) 1995-08-31 1995-08-31 Method for reading and restoring data in a data storage element

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09120686A true JPH09120686A (ja) 1997-05-06

Family

ID=24081022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8247215A Pending JPH09120686A (ja) 1995-08-31 1996-08-29 データ記憶素子におけるデータの読出および復元方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5579257A (ja)
EP (1) EP0760515A3 (ja)
JP (1) JPH09120686A (ja)
KR (1) KR970012697A (ja)
CN (1) CN1157458A (ja)
SG (1) SG40873A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002521873A (ja) * 1998-07-17 2002-07-16 ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド 一世帯内に複数のデバイスを備える双方向テレビ番組ガイドシステム
JP2014503930A (ja) * 2010-11-30 2014-02-13 レイディアント テクノロジーズ,インコーポレイテッド 強誘電体キャパシタを利用するアナログメモリ
US8959547B2 (en) 2007-04-20 2015-02-17 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing remote access to interactive media guidance applications
US9021538B2 (en) 1998-07-14 2015-04-28 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9071872B2 (en) 2003-01-30 2015-06-30 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US9125169B2 (en) 2011-12-23 2015-09-01 Rovi Guides, Inc. Methods and systems for performing actions based on location-based rules
US9204193B2 (en) 2010-05-14 2015-12-01 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for media detection and filtering using a parental control logging application
US9204184B2 (en) 1998-07-17 2015-12-01 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide with remote access
US9253262B2 (en) 2013-01-24 2016-02-02 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for connecting media devices through web sockets
US9294799B2 (en) 2000-10-11 2016-03-22 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system
US9307281B2 (en) 2007-03-22 2016-04-05 Rovi Guides, Inc. User defined rules for assigning destinations of content
US10063934B2 (en) 2008-11-25 2018-08-28 Rovi Technologies Corporation Reducing unicast session duration with restart TV

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2762971B2 (ja) * 1995-09-30 1998-06-11 日本電気株式会社 半導体記憶装置及びデータのアクセス方法
JP2800745B2 (ja) * 1995-11-10 1998-09-21 日本電気株式会社 強誘電体メモリ
US5666306A (en) * 1996-09-06 1997-09-09 Micron Technology, Inc. Multiplication of storage capacitance in memory cells by using the Miller effect
JP3770282B2 (ja) * 1996-11-19 2006-04-26 ローム株式会社 強誘電体記憶装置
US6097624A (en) 1997-09-17 2000-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of operating ferroelectric memory devices having reconfigurable bit lines
KR100224673B1 (ko) * 1996-12-13 1999-10-15 윤종용 불휘발성 강유전체 메모리장치 및 그의 구동방법
NO309500B1 (no) * 1997-08-15 2001-02-05 Thin Film Electronics Asa Ferroelektrisk databehandlingsinnretning, fremgangsmåter til dens fremstilling og utlesing, samt bruk av samme
KR100297874B1 (ko) 1997-09-08 2001-10-24 윤종용 강유전체랜덤액세스메모리장치
KR100275109B1 (ko) * 1997-12-23 2000-12-15 김영환 강유전체메모리장치및그동작방법
EP1126525A3 (en) * 2000-02-15 2005-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor memory device, method for driving the same and method for fabricating the same
JP4049519B2 (ja) 2000-07-17 2008-02-20 松下電器産業株式会社 強誘電体記憶装置
DE10054970A1 (de) * 2000-11-06 2002-05-23 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Steuerung der Lade- und Entladephasen eines Stützkondensators
DE10061580A1 (de) * 2000-12-11 2002-06-27 Infineon Technologies Ag Speichereinrichtung und Verfahren zu deren Betrieb
JP2002269973A (ja) * 2000-12-28 2002-09-20 Seiko Epson Corp 強誘電体メモリ装置およびその駆動方法
US6430093B1 (en) 2001-05-24 2002-08-06 Ramtron International Corporation CMOS boosting circuit utilizing ferroelectric capacitors
US6535446B2 (en) 2001-05-24 2003-03-18 Ramtron International Corporation Two stage low voltage ferroelectric boost circuit
EP1304701A1 (en) * 2001-10-18 2003-04-23 STMicroelectronics S.r.l. Sensing circuit for ferroelectric non-volatile memories
EP1306851A1 (en) * 2001-10-24 2003-05-02 STMicroelectronics S.r.l. Low fatigue sensing method and circuit for ferroelectric non-volatile storage units
US7366025B2 (en) * 2004-06-10 2008-04-29 Saifun Semiconductors Ltd. Reduced power programming of non-volatile cells
JP4452631B2 (ja) 2005-01-21 2010-04-21 パトレネラ キャピタル リミテッド, エルエルシー メモリ
DE102010007629B4 (de) * 2010-02-11 2013-08-14 Texas Instruments Deutschland Gmbh Integrierte Schaltung mit einem FRAM-Speicher und Verfahren zum Gewähren eines Lesezugriffs auf einen FRAM-Speicher
US10622050B2 (en) * 2018-05-09 2020-04-14 Micron Technology, Inc. Ferroelectric memory plate power reduction
US11218019B2 (en) * 2019-07-29 2022-01-04 Micron Technology, Inc. Power backup architecture using capacitor
US11409348B2 (en) 2019-07-29 2022-08-09 Micron Technology, Inc. Power backup architecture to manage capacitor health
US11289145B2 (en) * 2020-01-10 2022-03-29 Ferroelectric Memory Gmbh Memory cell, memory cell arrangement, and methods thereof

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4893272A (en) * 1988-04-22 1990-01-09 Ramtron Corporation Ferroelectric retention method
US5121353A (en) * 1989-07-06 1992-06-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Ferroelectric capacitor memory circuit MOS setting and transmission transistor
US5297077A (en) * 1990-03-30 1994-03-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory having ferroelectric capacitors polarized in nonvolatile mode
US5031143A (en) * 1990-11-21 1991-07-09 National Semiconductor Corporation Preamplifier for ferroelectric memory device sense amplifier
US5270967A (en) * 1991-01-16 1993-12-14 National Semiconductor Corporation Refreshing ferroelectric capacitors
US5530668A (en) * 1995-04-12 1996-06-25 Ramtron International Corporation Ferroelectric memory sensing scheme using bit lines precharged to a logic one voltage

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9118948B2 (en) 1998-07-14 2015-08-25 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9232254B2 (en) 1998-07-14 2016-01-05 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive television guide with server recording
US9226006B2 (en) 1998-07-14 2015-12-29 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US10075746B2 (en) 1998-07-14 2018-09-11 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive television guide with server recording
US9021538B2 (en) 1998-07-14 2015-04-28 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US9055318B2 (en) 1998-07-14 2015-06-09 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server storage
US9055319B2 (en) 1998-07-14 2015-06-09 Rovi Guides, Inc. Interactive guide with recording
US9154843B2 (en) 1998-07-14 2015-10-06 Rovi Guides, Inc. Client-server based interactive guide with server recording
US10027998B2 (en) 1998-07-14 2018-07-17 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for multi-tuner recording
US9084006B2 (en) 1998-07-17 2015-07-14 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household
JP2002521873A (ja) * 1998-07-17 2002-07-16 ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド 一世帯内に複数のデバイスを備える双方向テレビ番組ガイドシステム
US9185449B2 (en) 1998-07-17 2015-11-10 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household
US9706245B2 (en) 1998-07-17 2017-07-11 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household
US9204184B2 (en) 1998-07-17 2015-12-01 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide with remote access
US10271088B2 (en) 1998-07-17 2019-04-23 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide with remote access
JP2006262526A (ja) * 1998-07-17 2006-09-28 United Video Properties Inc 一世帯内に複数のデバイスを備える双方向テレビ番組ガイドシステム
US9237369B2 (en) 1998-07-17 2016-01-12 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household
US9294799B2 (en) 2000-10-11 2016-03-22 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system
US9071872B2 (en) 2003-01-30 2015-06-30 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US9369741B2 (en) 2003-01-30 2016-06-14 Rovi Guides, Inc. Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders
US9307281B2 (en) 2007-03-22 2016-04-05 Rovi Guides, Inc. User defined rules for assigning destinations of content
US10034054B2 (en) 2007-04-20 2018-07-24 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing remote access to interactive media guidance applications
US8959547B2 (en) 2007-04-20 2015-02-17 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for providing remote access to interactive media guidance applications
US10063934B2 (en) 2008-11-25 2018-08-28 Rovi Technologies Corporation Reducing unicast session duration with restart TV
US9204193B2 (en) 2010-05-14 2015-12-01 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for media detection and filtering using a parental control logging application
JP2014503930A (ja) * 2010-11-30 2014-02-13 レイディアント テクノロジーズ,インコーポレイテッド 強誘電体キャパシタを利用するアナログメモリ
US9125169B2 (en) 2011-12-23 2015-09-01 Rovi Guides, Inc. Methods and systems for performing actions based on location-based rules
US9253262B2 (en) 2013-01-24 2016-02-02 Rovi Guides, Inc. Systems and methods for connecting media devices through web sockets

Also Published As

Publication number Publication date
KR970012697A (ko) 1997-03-29
EP0760515A3 (en) 1998-01-07
EP0760515A2 (en) 1997-03-05
SG40873A1 (en) 1997-06-14
CN1157458A (zh) 1997-08-20
US5579257A (en) 1996-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09120686A (ja) データ記憶素子におけるデータの読出および復元方法
JP3220495B2 (ja) 強誘電体コンデンサのリフレッシュ
TW293908B (ja)
US4510584A (en) MOS Random access memory cell with nonvolatile storage
US5621680A (en) Data storage element and method for reading data therefrom
US6924997B2 (en) Ferroelectric memory and method of operating same
US9812204B1 (en) Ferroelectric memory cell without a plate line
US7468900B2 (en) Semiconductor memory device having a bitline amplified to a positive voltage and a negative voltage
JP2002124081A (ja) 強誘電体メモリ装置
JP3431122B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3646791B2 (ja) 強誘電体メモリ装置およびその動作方法
JP2020509523A (ja) アレイのメモリセルのプリライト
JPS6314505B2 (ja)
US6094369A (en) Ferroelectric nonvolatile memory element having capacitors of same dielectric constant and method thereof
US20170133076A1 (en) Fixed voltage sensing in a memory device
TW492005B (en) Nonvolatile ferroelectric memory device and method for driving same
US20060114740A1 (en) Ferroelectric memory and method of driving the same
US9899085B1 (en) Non-volatile FeSRAM cell capable of non-destructive read operations
US5724283A (en) Data storage element and method for restoring data
US6306704B1 (en) Nonvolatile ferroelectric memory
KR100338552B1 (ko) 불휘발성 강유전체 랜덤 액세스 메모리 장치 및 그것의 데이터읽기 방법
JPWO2004049346A1 (ja) 不揮発性メモリセルおよびその制御方法
JPH09147578A (ja) 不揮発性レジスタおよびデ−タにアクセスする方法
US6438020B1 (en) Ferroelectric memory device having an internal supply voltage, which is lower than the external supply voltage, supplied to the memory cells
EP0749127B1 (en) Data storage element and method for restoring data