JPH09119935A - 分注装置 - Google Patents

分注装置

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JPH09119935A
JPH09119935A JP30076595A JP30076595A JPH09119935A JP H09119935 A JPH09119935 A JP H09119935A JP 30076595 A JP30076595 A JP 30076595A JP 30076595 A JP30076595 A JP 30076595A JP H09119935 A JPH09119935 A JP H09119935A
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JP
Japan
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tip
pipettor
pipetter
dispensing device
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP30076595A
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English (en)
Inventor
Mikio Hojo
三木夫 北條
Masashi Yasuda
昌司 安田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピペッターの下に着脱自在に取り付けられた
チップをピペッターから離脱させることが自動的に簡単
に行なえ、特に、ヘッド部から下方に向けて複数のピペ
ッターが設けられ、各ピペッターの下にチップが着脱自
在に取り付けられた場合であっても、各ピペッターから
チップを離脱させることが自動的に簡単に行なえる分注
装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも上下方向に移動するヘッド部
11から下方に向けてピペッター12が設けられ、この
ピペッターの下にチップ13が着脱自在に取り付けられ
てなる分注装置において、上記のチップを押し下げてピ
ペッターからチップを離脱させるチップ外し部材14を
ピペッターに取り付けると共に、上記のヘッド部が上下
方向に移動するのに伴ってこのチップ外し部材を押し下
げる押し下げ手段20を取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検査液等の液
体が収容された試料容器内から液体を採取し、このよう
に採取した液体を被検査試料等が収容された反応容器内
に指定量供給するのに使用する分注装置に係り、少なく
とも上下方向に移動するヘッド部から下方に向けて設け
られたピペッターの下にチップが着脱自在に取り付けら
れた分注装置において、ピペッターからチップを離脱さ
せることが自動的に簡単に行なえるようになった分注装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、検査液等の液体が収容された
試料容器内から液体を採取し、このように採取した液体
を被検査試料等が収容された反応容器内に指定量だけ供
給するのに分注装置が使用されており、このような分注
装置としては、一般に、ヘッド部から下方に向けて設け
られたピペッターの下にチップを着脱自在に取り付け、
このヘッド部を上下のZ軸方向や平面的なX軸及びY軸
方向に移動させるようにしたものが用いられていた。
【0003】そして、このような分注装置においては、
サンプル間における相互汚染を防ぐために、ピペッター
の下に着脱自在に取り付けられたチップを頻繁に取り替
えるようにしていた。
【0004】ここで、上記のようにピペッターの下に取
り付けられたチップを取り替えるためにピペッターから
チップを離脱させるにあたり、従来においては、図1〜
図3に示すように、上下方向に伸びたねじ棒2aが設け
られた案内部材2に沿ってモータ1の回転により昇降す
るスライド部材3に上記のヘッド部11を取り付け、こ
のヘッド部11から下方に向けて設けられたピペッター
12の下にチップ13を着脱自在に取り付けると共に、
このピペッター12におけるチップ13の上方に、この
チップ13を押し下げてピペッター12からチップ13
を離脱させるチップ外し部材14をスライド可能に設け
る一方、上記のピペッター12を差し込んでチップ外し
部材14の上端を当て止めさせる切り込み部4aが形成
されたチップ外し用の固定部材4を別の位置に設けるよ
うにしていた。
【0005】そして、この分注装置において、ピペッタ
ー12に下に取り付けられたチップ13をピペッター1
2から離脱させるにあたっては、上記のようにチップ1
3が取り付けられたピペッター12を固定部材4の位置
に移動させ、この固定部材4における切り込み部4aの
下にチップ外し部材14が位置するようにして、この切
り込み部21にピペッター12を差し込み、この状態
で、前記のモータ1を回転させてスライド部材3と共に
ヘッド部11を案内部材2に沿って上昇させ、上記のチ
ップ外し部材14を固定部材4における切り込み部21
の位置で静止させて、チップ5をこのチップ外し部材1
4により下方に押してピペッター12から離脱させるよ
うにしていた。
【0006】しかし、このようにピペッター12からチ
ップ13を離脱させるにあたり、ピペッター12を固定
部材4が設けられた位置に移動させ、その後、この固定
部材4に設けられた切り込み部4aにピペッター12を
挿入させるという作業は面倒であり、またピペッター1
2が上手くこの切り込み部4aに差し込まれずに、分注
装置が破損したりするという問題があった。
【0007】また、近年においては、数多くの検査を行
なうために、ヘッド部11の下に多数のピペッター12
を設けると共に、この各ピペッター12の下にチップ1
3を着脱自在に取り付け、一度に多数の分注操作を行な
えるようにした分注装置が用いられるようになった。
【0008】しかし、このように多数のピペッター12
にチップ13が取り付けられた分注装置において、各ピ
ペッター12からチップ13を離脱させるあたり、上記
のようにピペッター12を固定部材4が設けられた位置
に移動させ、この固定部材4に設けられた切り込み部4
aにピペッター12を順々に挿入させて、各ピペッター
12からチップ13を離脱させるようにした場合、上記
のような問題と共に各ピペッター12からチップ13を
離脱させる作業に多くの時間を要するという問題も生じ
た。
【0009】また、各ピペッター12に対応させて、固
定部材4に多数の切り込み部4aを設け、各ピペッター
12を各切り込み部4aに差し込み、上記のようにして
各ピペッター12から各チップ13を一度に離脱させる
ようにした場合には、上記のようにモータ1を回転させ
てスライド部材3と共にヘッド部11を案内部材2に沿
って上昇させ、各チップ5をチップ外し部材14により
下方に押して各ピペッター12から離脱させるのに大き
な動力が必要になる等の問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上下方向
に移動するヘッド部から下方に向けて設けられたピペッ
ターの下にチップが着脱自在に取り付けられた分注装置
における上記のような問題を解決することを課題とする
ものであり、ピペッターからチップを離脱させることが
自動的に簡単に行なえ、特に、ヘッド部から下方に向け
て複数のピペッターが設けられ、各ピペッターの下にチ
ップが着脱自在に取り付けられた場合であっても、各ピ
ペッターからチップを自動的に簡単に離脱できるように
することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
分注装置においては、上記のような課題を解決するた
め、少なくとも上下方向に移動するヘッド部から下方に
向けてピペッターが設けられ、このピペッターの下にチ
ップが着脱自在に取り付けられてなる分注装置におい
て、上記のチップを押し下げてピペッターからチップを
離脱させるチップ外し部材をピペッターに取り付けると
共に、上記のヘッド部が上下方向に移動するのに伴って
このチップ外し部材を押し下げる押し下げ手段を取り付
けるようにしたのである。
【0012】そして、この発明における分注装置におい
て、ピペッターに着脱自在に取り付けられたチップをピ
ペッターから離脱させるにあたっては、上記のヘッド部
を上下方向に移動させ、この移動によりチップ外し部材
を押し下げ手段により押し下げて、このチップ外し部材
によってチップをピペッターから離脱させるようにす
る。
【0013】このようにすると、チップをピペッターか
ら離脱させるにあたって、従来のようにチップを外すた
めの固定部材が設けられた位置にピペッターを移動さ
せ、固定部材に設けられた切り込み部の下にチップ外し
部材が位置するようにして、ピペッターを切り込み部に
差し込んだりする必要がなく、どのような位置において
も、ピペッターに取り付けられたチップを自動的に簡単
に離脱させることができるようになる。
【0014】また、この発明における第2の分注装置に
おいては、少なくとも上下方向に移動するヘッド部から
下方に向けて複数のピペッターが設けられ、各ピペッタ
ーの下にチップが着脱自在に取り付けられてなる分注装
置において、上記の各ピペッターにおけるチップを押し
下げて各ピペッターからチップを離脱させるチップ外し
部材を回動アームに連結させると共に、上記のヘッド部
が上下方向に移動するのに伴って上記の回動アームを回
動させてチップ外し部材を押し下げる押し下げ手段を取
り付けるようにしたのである。
【0015】そして、この分注装置において、各ピペッ
ターに取り付けられたチップを各ピペッターから離脱さ
せるにあたっては、上記のヘッド部を上下方向に移動さ
せ、この移動に伴って上記の回動アームを押し下げ手段
により回動させて、この回動アームに連結されたチップ
外し部材を押し下げ、このチップ外し部材によって各チ
ップを各ピペッターから離脱させるようにする。
【0016】このようにすると、各ピペッターからチッ
プを離脱させるにあたり、従来のようにチップを外すた
めの固定部材が設けられた位置にピペッターを移動さ
せ、固定部材に設けられた切り込み部に各ピペッターを
順々に差し込んで、各ピペッターからチップを順々に離
脱させたりする必要がなく、どのような位置においても
各ピペッターに取り付けられたチップを自動的に簡単に
離脱させることができるようになり、また回動アームの
支点に対してこの回動アームを回動させる押し下げ手段
の位置を適当に調整することにより、少ない力で簡単に
各ピペッターの下に設けられたチップをチップ外し部材
によって一度に離脱できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明における分注装置
の実施形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0018】(実施形態1)この実施形態1における分
注装置においては、図4に示すように、上下方向に伸び
たねじ棒2aが設けられた案内部材2に沿ってモータ1
の回転により昇降するスライド部材3にヘッド部11を
取り付け、このヘッド部11から下方に向けて複数のピ
ペッター12を設けると共に、各ピペッター12の下に
それぞれチップ13を着脱自在に取り付けている。
【0019】また、この分注装置においては、上記のよ
うにヘッド部11から下方に向けて設けられた各ピペッ
ター12を貫通させて各チップ13の上方の位置に、各
チップ13を各ピペッター12から一度に離脱させる板
状になったチップ外し部材14を設けると共に、このチ
ップ外し部材14の上方において、上記のヘッド部11
に一端側を支点Oにして回動する回動アーム15を設
け、この回動アーム15の中央部と上記のチップ外し部
材14の中央部とを連結部材16によって連結させてい
る。
【0020】また、この回動アーム15の支点Oと反対
側の端部付近において、上記の案内部材2の下に押し下
げ手段20として、ヘッド部11側に向かってロッド2
1を伸縮させるソレノイド22を設け、このソレノイド
22によって伸縮するロッド21に押し下げ部材23を
回動自在に取り付け、このロッド21の伸縮により押し
下げ部材23を回動させるようにし、ロッド21を伸ば
した状態では、この押し下げ部材23が上記の回動アー
ム15と当たらない位置に待避する一方、ロッド21を
縮めた状態では、この押し下げ部材23が回動アーム1
5側に突出しこの回動アーム15の支点Oと反対側の端
部に当たるようにしている。
【0021】そして、この実施形態の分注装置におい
て、上記のヘッド部11から下方に向けて設けられた各
ピペッター12に着脱自在に取り付けられた各チップ1
3を離脱させるにあたっては、上記の図4に示すよう
に、上記ソレノイド22におけるロッド21を伸ばし、
上記の押し下げ部材23を回動アーム15と接触しない
位置に待避させ、この状態で、上記モータ1を回転さ
せ、スライド部材3と共にヘッド部11を案内部材2に
沿って下降させ、上記回動アーム15の支点Oと反対側
の端部を上記押し下げ部材23より下方に位置させるよ
うにする。
【0022】次に、この状態で、上記のソレノイド22
によりロッド21を収縮させ、上記押し下げ部材23を
回動させて、この押し下げ部材23を回動アーム15側
に突出させ、その後、モータ1を回転させて、スライド
部材3と共にヘッド部11を案内部材2に沿って上昇さ
せるようにする。
【0023】このようにすると、図5に示すように、回
動アーム15側に突出した押し下げ部材23に回動アー
ム15の支点Oと反対側の端部が当たり、ヘッド部11
の上昇に伴って、図6に示すように、この押し下げ部材
23により回動アーム15が下方に押され、その支点O
を中心としてこの回動アーム15が下方に回動し、これ
に伴って上記の連結部材16を介してチップ外し部材1
4が押し下げられ、このチップ外し部材14によって各
ピペッター12に取り付けられた各チップ13が一度に
離脱されるようになる。
【0024】このため、この分注装置においては、従来
のようにチップ外し用の固定部材4を別の位置に設け、
この固定部材4の位置までピペッター12を移動させて
各ピペッター12を固定部材4に設けられた切り込み部
4aに挿入させるという面倒な作業を行なう必要がな
く、どのような位置においても、各ピペッター12に取
り付けられたチップ13を一度に簡単かつ自動的に離脱
できるようになる。
【0025】なお、上記の分注装置においては、回動ア
ーム15を回動させる押し下げ部材23を回動アーム1
5と当たらない位置に待避させたり、この押し下げ部材
23を回動アーム15側に突出させるにあたり、この押
し下げ部材23を上記ソレノイド22によるロッド21
の伸縮によって回動させるようにしたが、この押し下げ
部材23をソレノイド22におけるロッド21と共にス
ライドさせて、この押し下げ部材23を回動アーム15
と当たらない位置に待避させたり、回動アーム15側に
突出させたりすることも可能である。
【0026】また、この分注装置においては、押し下げ
部材23により回動アーム15を回動させてチップ外し
部材14を押し下げるにあたり、スライド部材3と共に
ヘッド部11を案内部材2に沿って上昇させるように
し、これに伴って、押し下げ部材23により回動アーム
15を下方に回動させてチップ外し部材14を押し下げ
るようにしたが、上記回動アーム15における支点Oの
位置を変更させ、この支点Oを上記連結部材16の取付
位置と押し下げ部材23との間に設け、スライド部材3
と共にヘッド部11を案内部材2に沿って下降させるの
に伴って、この押し下げ部材23により回動アーム15
の押し下げ部材23側を上方に回動させ、これにより連
結部材16を介して上記のチップ外し部材14を押し下
げて、各ピペッター12に取り付けられた各チップ13
を一度に離脱させるようにすることも可能である。
【0027】(実施形態2)この実施形態の分注装置に
おいても、図7及び図8に示すように、上下方向に伸び
たねじ棒2aが設けられた案内部材2に沿ってモータ1
の回転により昇降するスライド部材3にヘッド部11を
取り付けている。
【0028】そして、この分注装置においては、上記の
ヘッド部11から下方に向けて1本のピペッター12を
設けると共に、このピペッター12の下にチップ13を
着脱自在に取り付けている。また、このチップ13の上
方において、このチップ13を押し下げてピペッター1
2からチップ13を離脱させるチップ外し部材14をピ
ペッター12にスライド可能に設けると共に、このチッ
プ外し部材14の上端に案内部材2側に突出した当たり
部14aを設けている。
【0029】また、この分注装置においては、上記実施
形態1の場合と同様に、案内部材2の下に押し下げ手段
20として、ヘッド部11側に向かってロッド21を伸
縮させるソレノイド22を設け、このソレノイド22に
よって伸縮するロッド21に押し下げ部材23を回動自
在に取り付け、このロッド21の伸縮により押し下げ部
材23を回動させるようにしている。
【0030】そして、このロッド21を伸ばした状態で
は、この押し下げ部材23が上記のチップ外し部材14
の上端における当たり部14aと当たらない位置に待避
する一方、ロッド21を縮めた状態では、この押し下げ
部材23がヘッド部11側に突出して、チップ外し部材
14の上端における当たり部14aに当たるようにして
いる。
【0031】そして、この実施形態の分注装置におい
て、上記のヘッド部11から下方に向けて設けられたピ
ペッター12に着脱自在に取り付けられたチップ13を
離脱させるにあたっては、上記のソレノイド22におけ
るロッド21を伸ばし、上記の押し下げ部材23をチッ
プ外し部材14の上端における当たり部14aと当たら
ない位置に待避させ、この状態で、上記モータ1を回転
させ、スライド部材3と共にヘッド部11を案内部材2
に沿って下降させ、上記のチップ外し部材14の上端に
おける当たり部14aをこの押し下げ部材23より下方
に位置させるようにする。
【0032】次に、この状態で、図7に示すように、上
記のソレノイド22によりロッド21を収縮させ、上記
の押し下げ部材23を回動させて、この押し下げ部材2
3をヘッド部11側に突出させ、その後、モータ1を回
転させて、スライド部材3と共にヘッド部11を案内部
材2に沿って上昇させるようにする。
【0033】このようにすると、図8に示すように、ヘ
ッド部11側に突出した押し下げ部材23にチップ外し
部材14の上端における当たり部14aが当たり、この
押し下げ部材23によりチップ外し部材14が静止さ
れ、さらにヘッド部11を案内部材2に沿って上昇させ
ると、このチップ外し部材14によりチップ13が下方
に押されてピペッター12から離脱されるようになる。
【0034】このため、この分注装置においても、従来
のようにチップ外し用の固定部材4を別の位置に設け、
この固定部材4の位置までピペッター12を移動させ
て、ピペッター12を固定部材4に設けられた切り込み
部4aに挿入させるという面倒な作業を行なう必要がな
く、どのような位置においても、ピペッター12に取り
付けられたチップ13を簡単かつ自動的に離脱できるよ
うになる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
第1の分注装置においては、ピペッターの下に着脱自在
に取り付けられたチップをピペッターから離脱させるに
あたって、ヘッド部を上下方向に移動させ、この移動に
よりチップ外し部材を押し下げ手段により押し下げて、
このチップ外し部材によってチップをピペッターから離
脱させるようにしたため、どのような位置においても、
ピペッターに取り付けられたチップを簡単かつ自動的に
離脱できるようになった。
【0036】また、この発明における第2の分注装置に
おいては、ヘッド部より下方に向けて設けれた複数のピ
ペッターの下に着脱自在に取り付けられた各チップを離
脱させるにあたって、上記のヘッド部を上下方向に移動
させ、この移動に伴って押し下げ手段により回動アーム
を回動させて、この回動アームに連結されたチップ外し
部材を押し下げ、このチップ外し部材によって各ピペッ
ターに取り付けられた各チップを離脱させるようにした
ため、どのような位置においても、各ピペッターに取り
付けられたチップを自動的に簡単に離脱できるようにな
り、また回動アームの支点に対してこの回動アームを回
動させる押し下げ手段の位置を適当に調整することによ
り、少ない力で簡単に各ピペッターの下に設けられたチ
ップをチップ外し部材によって一度に離脱できるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の分注装置において、チップが取り付けら
れたピペッターをチップ外し用の固定部材の位置に移動
させる状態を示した概略説明図である。
【図2】従来の分注装置において使用した固定部材の平
面図である。
【図3】従来の分注装置において、ピペッターに取り付
けられたチップを離脱させる状態を示した概略説明図で
ある。
【図4】この発明の実施形態1における分注装置の概略
図である。
【図5】この実施形態1における分注装置において、押
し下げ部材を回動アーム側に突出させて、回動アームを
回動させる状態を示した概略説明図である。
【図6】この実施形態1における分注装置において、複
数のピペッターに取り付けられたチップをチップ外し部
材によって一度に離脱させる状態を示した概略説明図で
ある。
【図7】この発明の実施形態2における分注装置におい
て、押し下げ部材をヘッド部側に突出させた状態を示し
た概略説明図である。
【図8】この実施形態2における分注装置において、ピ
ペッターに取り付けられたチップをチップ外し部材によ
って離脱させる状態を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 案内部材 3 スライド部材 11 ヘッド部 12 ピペッター 13 チップ 14 チップ外し部材 20 押し下げ手段 21 ロッド 22 ソレノイド 23 押し下げ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上下方向に移動するヘッド部
    から下方に向けてピペッターが設けられ、このピペッタ
    ーの下にチップが着脱自在に取り付けられてなる分注装
    置において、上記のチップを押し下げてピペッターから
    チップを離脱させるチップ外し部材がピペッターに取り
    付けられると共に、上記のヘッド部が上下方向に移動す
    るのに伴ってこのチップ外し部材を押し下げる押し下げ
    手段が取り付けられてなることを特徴とする分注装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも上下方向に移動するヘッド部
    から下方に向けて複数のピペッターが設けられ、各ピペ
    ッターの下にチップが着脱自在に取り付けられてなる分
    注装置において、上記の各ピペッターにおけるチップを
    押し下げて各ピペッターからチップを離脱させるチップ
    外し部材が回動アームに連結されると共に、上記のヘッ
    ド部が上下方向に移動するのに伴って上記の回動アーム
    を回動させてチップ外し部材を押し下げる押し下げ手段
    が取り付けられてなることを特徴とする分注装置。
JP30076595A 1995-10-24 1995-10-24 分注装置 Pending JPH09119935A (ja)

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