JPH09119584A - 摩耗感知機能付ホース - Google Patents

摩耗感知機能付ホース

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JPH09119584A
JPH09119584A JP7298947A JP29894795A JPH09119584A JP H09119584 A JPH09119584 A JP H09119584A JP 7298947 A JP7298947 A JP 7298947A JP 29894795 A JP29894795 A JP 29894795A JP H09119584 A JPH09119584 A JP H09119584A
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】ホースが摩耗限度に達した時点で正確に且
つ感度高くこれを感知し、ホースが破裂するのを未然に
防止できるようにする。 【解決手段】+極用と−極用の導電材から成る線状の一
対の感知体26,28をホース断面の同一半径方向位置
に且つ軸方向に所定距離隔てた位置に埋設し、ホースが
摩耗してそれら一対の感知体26,28が露出した時点
で導電性を有する搬送流体を介してそれら一対の感知体
26,28を導通状態とし、これによりホースが摩耗限
度に達したことを感知するようになす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は摩耗感知機能付ホ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル工事等において生成した泥水を
耐摩耗ホースを用いて地上に汲み上げるといったことが
行われている。この耐摩耗ホースの場合、耐摩耗性の内
面ゴム層が形成されているが、この耐摩耗性の内面ゴム
層が完全に摩耗してしまうと、ホースが高い内圧により
破裂する恐れがあるため、それ以前にホースを取り替え
ることが必要である。そのためには耐摩耗ホースの寿命
を知ることが必要である。
【0003】耐摩耗ホースの寿命を知る方法として従来
用いられているのは、ホースの使用時間,搬送量等に基
づいて経験的に寿命を算出する方法である。しかしなが
らこれは推測に基づいて寿命を算出するものであって不
正確であり、破裂の危険を避けるために安全を見込んで
早期にホースの取替えを行うべく、寿命を本来の寿命よ
りも短く設定することとならざるを得ない。この場合当
然にホースの使用量(消費量)が多くなり、コストの高
いものとなる。
【0004】そこでホースが実際に摩耗限度に達したと
きにこれを検知するための手段が従来提案されている。
その主たるものは、ホース内部に導線を埋設しておき、
ホースの摩耗量が一定摩耗量に達したときに埋設した導
線を露出させて搬送物により断線を起こさせ、その断線
を感知することによってホース寿命を知るといったもの
である(例えば特開平5−272469)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの場
合、ホースが限度まで摩耗して導線が露出しても直ちに
は導線が断線せず、それ以後一定時間ホースが使用され
続けてそこで初めて導線が断線するため、摩耗感知の感
度が鈍く、摩耗感知時期に遅れが生じるといった問題が
ある外、場合によって導線が露出しても搬送物によって
導線がホース内部から引き出されてしまって断線を起こ
さず、ホース摩耗限度が感知できない場合が生じ得ると
いった問題がある。
【0006】これを防止するため、導線を細くして断線
を起こしやすいものとした場合には、ホースの屈曲変形
やホースに加えられた圧力等によって、実際にホースが
摩耗していなくても導線が断線を起こしてしまうことが
あるといった問題を生ずる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明のホースは、導電性を有する流体を搬送するホー
スであって、+極用と−極用の導電材から成る線状の一
対の感知体をホース断面の同一半径方向位置に且つ軸方
向に所定距離隔てた位置に埋設し、それら一対の感知体
間の導通に基づいて摩耗感知するようになしたことを特
徴とする(請求項1)。
【0008】本願の別の発明のホースは、請求項1にお
いて、前記+極用及び−極用の一対の感知体を、ホース
全長に亘って互いに平行にスパイラル状に巻回した状態
でホース内部に埋設したことを特徴とする(請求項
2)。
【0009】本願の更に別の発明のホースは、請求項1
又は2において、ホース断面における耐摩耗性の内面ゴ
ム層の外側に、補強充填材としてのカーボンブラックを
含有していない絶縁ゴム層を介設し、該絶縁ゴム層内部
に前記一対の感知体を埋設したことを特徴とする(請求
項3)。
【0010】本願の更に別の発明のホースは、請求項3
において、前記絶縁ゴム層の更に外側に、耐摩耗性の中
間ゴム層を設けたことを特徴とする(請求項4)。
【0011】本願の更に別の発明のホースは、請求項
1,2,3,4の何れかにおいて、前記ホースが、両端
部に金具がアセンブリ固定されたものであり、前記感知
体の該金具のアセンブリ部分に対応する部分が樹脂の保
護チューブにて被覆されていることを特徴とする(請求
項5)。
【0012】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明
は、+極用と−極用の一対の感知体をホース内部に埋設
したものである。本発明のホースの場合、ホースが内面
側から摩耗してその摩耗量が一定摩耗量に達すると一対
の感知体が露出した状態になる。ここにおいて一対の感
知体が導電性を有する流体、例えば水を媒体として互い
に導通した状態となり、回路を形成した状態となる。従
って一対の感知体間に電圧印加しておくと、それら感知
体に微弱電流が流れるようになり、その電流検知に基づ
いてホースが一定摩耗量、例えば摩耗限度に達したこと
を知ることができる。
【0013】本発明のホースの場合、感知体の断線によ
って摩耗感知するものでなく、露出するに至った一対の
感知体を流体を介して導通状態とすることで摩耗感知す
るものであるため、ホースが一定摩耗量に達した時点で
直ちに、即ち一対の感知体が露出した時点で直ちに摩耗
感知することができ、従って摩耗感知に時間的な遅れを
生じず、感度高く摩耗感知することができる。
【0014】また感知体が断線せずに泥土等流体によっ
て引きずり出されてしまい、断線に基づく摩耗感知を行
なわなくなってしまうといった不都合を生じず、また本
発明は感知体の断線によって摩耗検知するものでなく、
感知体の露出自体によって摩耗感知するものであるため
に感知体を強度の強いものとなすことができ、ホースの
屈曲等によって感知体が断線を起こしてしまうといった
不都合を回避できる。
【0015】ここで本発明においては、上記感知体を、
銅線を平織りしたものとなすことができる。これにより
感知体を強度の強いものとなすことができ、しかも感知
体が露出状態となったときに流体との間に広い面積に亘
って接触状態とすることができ、摩耗感知の感度を高め
ることができる。
【0016】請求項2の発明は、上記+極用及び−極用
の一対の感知体をホース全長に亘って一定間隔を保ちつ
つ互いに平行にスパイラル状に埋設したもので、本発明
によれば、ホースの長手方向に沿った何れかの個所が設
定摩耗量に達した時点で直ちに摩耗感知することができ
る。
【0017】また本発明によれば、補強繊維を巻くのと
同様の手法で感知体をホース内部に埋設することができ
るため、感知体の埋設作業、ひいてはホース製造が容易
である利点が得られる。
【0018】次に請求項3の発明は、耐摩耗性の内面ゴ
ム層の外側に、カーボンブラックを含有していない絶縁
ゴム層を設けて、そこに一対の感知体を埋設するように
なしたもので、このようにすることにより、ホースが摩
耗して一対の感知体が露出する以前にそれら一対の感知
体がカーボンブラックを介して導通状態となるのを確実
に避けることができ、感度高く摩耗感知を行なうことが
できる。
【0019】請求項4の発明は、上記絶縁ゴム層の更に
外側に耐摩耗性の中間ゴム層を設けるようにしたもの
で、本発明によれば、摩耗感知以後、耐摩耗性のゴム層
が完全に摩耗してしまうまでに十分な余裕時間があり、
安全性を確保することができる。
【0020】請求項5の発明は、金具がアセンブリ固定
されるホース端部において、感知体を樹脂の保護チュー
ブにて被覆したものである。本発明者は、このような保
護チューブを被せない状態で感知体を接着状態で埋設
し、金具をアセンブリ処理したところ、そのアセンブリ
部分でゴム切れを起こし、その結果摩耗感知が不正確に
なるといった問題を生じた。そこで金具アセンブリ部分
については感知体を保護チューブにて被覆処理したとこ
ろ、このような不都合を生じず、正確に摩耗感知を行な
うことができた。
【0021】
【実施例】次に、本発明をトンネル工事の際に泥土を含
む泥水の搬送用に用いられる耐摩耗ホースに適用した場
合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1,図
3はその耐摩耗ホースの断面構成を示したもので、図示
のようにこの耐摩耗ホースは、ホース本体部分が、内側
から耐摩耗性の内面ゴム層10,その外側の絶縁ゴム層
12,耐摩耗性の中間ゴム層14,繊維補強層16,埋
ゴム層18,繊維補強層20,外面ゴム層22の積層構
造をなしている。尚、この例では各層の厚みが以下の厚
み、即ち内面ゴム層10が5mm,絶縁ゴム層12が4
mm,中間ゴム層14が1mm,外面ゴム層22が2.
5mmの厚みとされている。
【0022】内面ゴム層10は、補強充填材としてのカ
ーボンブラックを含有するNR/BRゴム(黒ゴム)か
らなっており、また絶縁ゴム層12は、補強充填材とし
てのカーボンブラックを含有していないNR/BRゴム
(白ゴム)からなっており、また中間ゴム層14は、内
面ゴム層10と同材質とからなり、更にその外側の埋ゴ
ム層18は、カーボンブラック含有のSBRゴム(黒ゴ
ム)、更に外面ゴム層22は、カーボンブラック含有の
NR/SBRゴム(黒ゴム)からなっている。
【0023】24はスパイラル状に巻かれた鋼線であっ
て、繊維補強層16と20との間に埋設されている。こ
の鋼線24と24との間の部分は埋ゴム層18にて埋め
られている。繊維補強層16,20は高強度ポリエステ
ル繊維をスパイラル巻きしたもの(2プライ)であり、
鋼線24とともにホースに所要の強度を付与している。
【0024】本例において、ホース本体の端部には、フ
ランジ部30A及び外周面が軸方向に凹凸状をなすニッ
プル部30Bを備えた内側金具30と、筒状の外側金具
32とが、ホース本体を半径方向に挟圧する状態でアセ
ンブリ固定されている。
【0025】本例において、絶縁ゴム層12の内部に
は、+極用と−極用の一対の連続した線状の感知体2
6,28が互いに平行をなすようにスパイラル状に巻回
された状態で埋設されている(図3参照)。これら感知
体26,28は銅線を帯状に平織りした形態のもので、
+極用の感知体26と−極用の感知体28とが、ホース
軸方向に交互となるようにホース全長に亘って同一半径
方向位置に且つ軸方向に互いに離間状態で一定のピッチ
Lをなすように埋設されている。
【0026】尚、図2に示しているように感知体26,
28は、厳密には線径0.12mmのステンレス線5本
とすず引き銅線6本とを1束とし、その12束を平織り
して構成したもので、絶縁ゴム層12内部に接着状態で
埋設されている。但し内側金具30と外側金具32との
間に位置する部分、つまり金具30,32のアセンブリ
固定部分については、外面がテフロンチューブ34にて
被覆され、その状態で絶縁ゴム層12内部に埋設されて
いる。
【0027】図1に示しているように、これら+極用の
感知体26と−極用の感知体28とは、ホース外部にお
いて検知器36に接続されており、かかる検知器36に
よって一対の感知体26,28間に一定の電圧を印加す
るようになっている。この検知器36は、感知体26,
28間に電流が流れたときに警報音(ブザー)を発生さ
せ、若しくはこれと併せてランプ点灯によりホースが摩
耗限度に至ったことを警告するようになっている。尚、
本例においてはホースが摩耗限界に達したときに一対の
感知体26,28が露出するように、それら感知体2
6,28の埋設位置が選定されている。
【0028】本例の耐摩耗ホースの場合、ホースが内面
側から摩耗して内面ゴム層10全体が摩耗し、そして一
対の感知体26,28が露出して内部の泥水に接触した
状態となると、それら一対の感知体26,28が泥水を
介して導通した状態となる。即ち、いわば回路が閉じた
状態となってそこに微弱電流が流れる。検知器36はこ
の微弱電流を感知してブザーを鳴らし、或いはこれと併
せてランプ点灯表示し、ホースが摩耗限度に達したこと
を使用者に知らしめる。
【0029】以上のように本例のホースの場合、感知体
26,28の断線によって摩耗感知するものでなく、露
出するに至った一対の感知体26,28を搬送流体を介
して導通状態とすることで摩耗感知するものであるた
め、ホースが摩耗限度に達した時点で直ちにこれを感知
するこができる。即ち摩耗感知に時間的な遅れを生じ
ず、感度高く摩耗感知することができる。
【0030】また感知体26,28が断線せずに搬送流
体によって引きずり出されてしまい、断線に基づく摩耗
感知を行なわなくなってしまうといった不都合を生じ
ず、また本例のホースは感知体26,28の露出自体に
よって摩耗感知するものであるために感知体26,28
を強度の強いものとなすことができ、ホースの屈曲等に
よって感知体26,28が断線を起こしてしまうといっ
た不都合を回避できる。
【0031】また本例では+極用及び−極用の一対の感
知体26,28をホース全長に亘って埋設しているた
め、ホースの長手方向に沿った何れかの個所が設定摩耗
量に達した時点で直ちに摩耗感知することができる。
【0032】更に本例によれば、補強繊維を巻くのと同
様の手法で感知体26,28をホース内部に埋設するこ
とができ、感知体26,28の埋設作業、ひいてはホー
ス製造が容易である。
【0033】加えて本例では、カーボンブラックを含有
していない絶縁ゴム層12を設けてそこに一対の感知体
26,28を埋設するようにしていることから、一対の
感知体26,28が当初より導通した状態となるのを確
実に避けることができ、感度高く摩耗感知を行なうこと
ができる。
【0034】また絶縁ゴム層12の更に外側に耐摩耗性
の中間ゴム層14を設けているため、摩耗感知以後、耐
摩耗性のゴム層が完全に摩耗して破裂の危険が生じるま
で十分な余裕時間があり、安全性を確保することができ
る。
【0035】その他、金具30,32がアセンブリ固定
されるホース端部において、感知体26,28をテフロ
ンチューブ34にて被覆保護しているため、金具30,
32のアセンブリ部分において感知体26,28の埋設
に基づきゴム切れを起すといったことを防止でき、ゴム
切れに基づく摩耗感知が不正確となるといったことを回
避できる。
【0036】〈実験例〉次に上記ホース(直径300m
mφ、長さ2m)を用いて摩耗感知試験を行った結果を
以下に説明する。実験は次のようにして行った。即ち、
図4に示しているようにホース本体の一端から300m
mの位置において、図中破線で示す部分のゴムを切除し
て一対の感知体26,28を露出させ、そしてホースの
両端を閉鎖治具にて閉鎖した状態で内部に工業用水を所
定圧力で充満させ、一対の感知体26,28間の電気抵
抗値を測定した。結果が表1に示してある。
【0037】但し表1中新品時の電気抵抗値とあるの
は、このようなゴム切除を行わない場合の測定値であ
り、またブランクとあるのは、ホース内部を空とした状
態での測定値である。また表中A側とあるのは、ゴム切
除部分に近いホース端から延び出た感知体26,28間
の電気抵抗測定値を示し、またB側とあるのは反対側端
における測定値を示している。
【0038】
【表1】
【0039】以上の結果から、ホースに対して内圧を加
えた状態と加えていない状態とでは測定値はあまり変わ
らず、いわば誤差の範囲であるのに対し、感知体26,
28を露出させた状態とそれら感知体26,28が露出
していない状態とでは、即ちホースが摩耗限度に達した
時点と新品時とでは電気抵抗値が大きく(1桁〜2桁程
度)変化すること、従ってホースの摩耗限度を高感度で
感知できることが分かる。
【0040】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明においては、場合に
よってホース肉厚方向に感知体を所定間隙をおいて二重
に設け、ホースの摩耗の程度に応じて段階的に摩耗量を
感知するようになすことも場合により可能であるし、ま
た本発明を生コン打設用ホースその他のホースに対して
適用することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない
範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である摩耗感知機能付ホース
の要部の断面構造を示す図である。
【図2】図1における金具アセンブリ部分の要部拡大断
面図及び図1における感知体の構成を示す図である。
【図3】図1のホースを一部切り開いて示す斜視図であ
る。
【図4】図1ないし図3のホースを用いて摩耗感知試験
を行ったときの試験方法の説明図である。
【符号の説明】
10 内面ゴム層 12 絶縁ゴム層 14 中間ゴム層 26,28 感知体 30 内側金具 32 外側金具 34 テフロンチューブ 36 検知器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する流体を搬送するホースで
    あって、+極用と−極用の導電材から成る線状の一対の
    感知体をホース断面の同一半径方向位置に且つ軸方向に
    所定距離隔てた位置に埋設し、それら一対の感知体間の
    導通に基づいて摩耗感知するようになしたことを特徴と
    する摩耗感知機能付ホース。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記+極用及び−極
    用の一対の感知体を、ホース全長に亘って互いに平行に
    スパイラル状に巻回した状態でホース内部に埋設したこ
    とを特徴とする摩耗感知機能付ホース。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、ホース断面に
    おける耐摩耗性の内面ゴム層の外側に、補強充填材とし
    てのカーボンブラックを含有していない絶縁ゴム層を介
    設し、該絶縁ゴム層内部に前記一対の感知体を埋設した
    ことを特徴とする摩耗感知機能付ホース。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記絶縁ゴム層の更
    に外側に、耐摩耗性の中間ゴム層を設けたことを特徴と
    する摩耗感知機能付ホース。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4の何れかにおい
    て、前記ホースが、両端部に金具がアセンブリ固定され
    たものであり、前記感知体の該金具のアセンブリ部分に
    対応する部分が樹脂の保護チューブにて被覆されている
    ことを特徴とする摩耗感知機能付ホース。
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