JPH09119101A - 給油装置及びその取付構造 - Google Patents

給油装置及びその取付構造

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JPH09119101A
JPH09119101A JP7275843A JP27584395A JPH09119101A JP H09119101 A JPH09119101 A JP H09119101A JP 7275843 A JP7275843 A JP 7275843A JP 27584395 A JP27584395 A JP 27584395A JP H09119101 A JPH09119101 A JP H09119101A
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JP
Japan
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oil supply
time
oil
sleeper
oil feed
Prior art date
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Application number
JP7275843A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Naito
博行 内藤
Masao Omori
雅生 大森
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Nabco Ltd
Kinki Nippon Railway Co Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
Kinki Nippon Railway Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N5/00Apparatus with hand-positioned nozzle supplied with lubricant under pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61KAUXILIARY EQUIPMENT SPECIALLY ADAPTED FOR RAILWAYS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61K3/00Wetting or lubricating rails or wheel flanges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給油装置により適時に鉄道路線等の分岐装置
へ潤滑油を給油する。 【解決手段】 給油装置1は、潤滑油を供給する給油ポ
ンプ4と、該給油ポンプ4の作動時刻を設定するスケジ
ュールタイマ5と、該スケジュールタイマ5の出力によ
り給油ポンプ4を所定時間作動させる給油タイマ6とを
備える。 【効果】 軌道切換を行う頻度が比較的少ない路線に取
付けた場合でも、給油ポンプ4から供給された潤滑油が
降雨等と共に流れ落ちるのを抑え、信頼性の向上を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道路線等の分
岐装置に潤滑油を給油する給油装置及びその取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道路線の分岐装置に潤滑油を給
油するには、床板及びトングレールの摺動部に潤滑油を
供給する給油ポンプと、トングレールの摺動回数を検出
器により検出してカウントするカウンタとを備え、該カ
ウンタからのカンウト出力により前記給油ポンプが作動
するように構成した給油装置(特公昭53-17208号)が使
用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の給油装置では、トングレールが摺動して軌道切替が行
われる時刻の間隔が例えば1日以上の長時間である場合
に、降雨等によって摺動部に供給された潤滑油が流れ落
ち、分岐装置の軌道切替時に潤滑油が不足するという問
題が起こった。また、取付施工するに際して、給油管を
門形金具等を用いて枕木の端面に打付けていたので、作
業が煩雑であった。
【0004】この発明の目的は、適時に潤滑油を給油で
き且つ取付施工が容易な給油装置及びその取付構造に関
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の給油装置
は、潤滑油を供給する給油ポンプと、該給油ポンプの作
動時刻を設定するスケジュールタイマと、該スケジュー
ルタイマの出力により給油ポンプを所定時間作動させる
給油タイマとを備えたものである。
【0006】請求項2記載の給油装置は、給油装置の給
油ポンプの作動時刻を所定時間毎に設定したものであ
る。
【0007】請求項3記載の給油装置は、給油装置の給
油ポンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻と同
時刻に設定したものである。
【0008】請求項4記載の給油装置は、給油装置の給
油ポンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻と異
なる時刻に設定したものである。
【0009】請求項5記載の給油装置は、給油装置の給
油ポンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻の直
前に設定したものである。
【0010】請求項6記載の給油装置は、給油装置の給
油ポンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻の直
後に設定したものである。
【0011】請求項7記載の給油装置は、スケジュール
タイマを作動させる電池を内蔵したものである。
【0012】請求項8記載の給油装置の取付構造は、枕
木と、該枕木の上面に固定した床板と、潤滑油を供給す
る給油装置と、該給油装置から供給される潤滑油を導通
する給油管と、枕木の端面に沿って上下方向に延びる中
片及び該中片の上端から延出し枕木の上面に沿って延び
る上片及び中片の下端に給油管を枕木の端面に沿わせて
掛止する掛止片からなる掛止具と、枕木の上面に沿って
延びる横片及び該横片の先端から立上がり給油管を上部
に固定する固定片からなる固定具とを備えたものであ
る。
【0013】給油装置は給油管の一端を接続している。
掛止具は、上片を枕木の上面に固定すると共に掛止片に
給油管を掛止している。固定具は、横片を枕木の上面の
床板の近傍に固定すると共に、固定片に給油管の他端開
口が床板の上方に位置するように給油管を固定してい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、この発明の実
施の形態に係る給油装置1は、床板2及び該床板2上に
摺動自在に支持されたトングレール3の間に潤滑油を給
油するものであり、図2に示すように、潤滑油を供給す
る給油ポンプ4と、該給油ポンプ4の作動時刻を設定す
るスケジュールタイマ5と、該スケジュールタイマ5の
出力により給油ポンプ4を所定時間作動させる給油タイ
マ6とから構成されている。
【0015】前記給油ポンプ4とスケジュールタイマ5
と給油タイマ6とは、図3に示すように、上面が開閉可
能で下部を固定部材17上に固定した箱型の本体ケース
1a内に収納されている。この他、本体ケース1a内に
は、図2に示すように、電源スイッチ付きの漏電を検知
するブレーカ4bと進行型親分配弁8aとを設けてい
る。前記ブレーカ4bは、通常はON状態となっており
漏電を検知するとOFF状態となる。また、該本体ケー
ス1aの側面には、電源表示灯1bと、内部に貯蔵した
潤滑油の残量を確認するための油面表示窓1cと、外方
へ延び出た電源線1dと、給油ポンプ4を任意に起動す
る作動点検用釦4aとを設けている。該作動点検用釦4
aは、給油ポンプ4の作動点検を容易化することに加
え、作業員が目視により床板2上の潤滑油が不足してい
ると認めた場合に即時手動で給油できるように設けられ
ている。
【0016】前記給油ポンプ4は、モータ4cと、該モ
ータ4cの下部に配置した潤滑油を貯蔵するタンク4d
と、潤滑油を供給する供給口4eとを備えたものであ
る。前記タンク4dの上面には潤滑油を補給するための
給油口4fを設けている。前記床板2は、図1及び図4
によく現れているように枕木7の上面に固定された長方
形の鋼板である。前記トングレール3は、床板2上に固
定した基本レール9に沿って傾斜方向に延びており、床
板2上を図4に示す矢印X方向に摺動し、床板2上に固
定した基本レール9に接近する状態と、前記基本レール
9との間に間隔をあける状態とになる。
【0017】前記進行型親分配弁8aは、図1に示すよ
うに給油ポンプ4から供給された潤滑油を2方に分配す
るものである。前記進行型親分配弁8aには2本のナイ
ロンチューブからなる給油管8の一端が接続されてい
る。該2本の給油管8は、図1に示すように、基本レー
ル9の両側に配置された2個の進行型子分配弁8bに他
端を各々接続している。これらの進行型子分配弁8b
は、図5及び図6に示すように、前記給油管8を通じて
潤滑油を一端から導入し、側部に開口した9箇所の排出
口12から排出するように構成したものである。前記各
排出口12には末端給油管8cの一端が各々連結されて
いる。これらの末端給油管8cは、約半数ずつ前記本体
ケース11の両側部11aに端部を固定した2本の蛇腹
チューブ10に各々挿通され、図1によく現れているよ
うに床板2に近い適宜な位置で、図7に示すように蛇腹
チューブ10から引き出されている。
【0018】該実施例に係る給油装置1を取付施工する
際には、先ず、図8及び図9に示す埋込具13と、図1
0に示す掛止具14と、図11及び図13に示す固定具
15とを準備する。
【0019】前記埋込具13は、前記蛇腹チューブ10
を挿通する挿通部13aと、該挿通部13aの下方へ突
出したL形棒13bと、該挿通部13aに挿通した蛇腹
チューブ10を締付けるビス・ナット13cとからな
る。前記掛止具14は、枕木7の端面に沿って上下方向
に延びる中片14aと、枕木7の上面に沿って延びる上
片14bと、前記中片14aの下端に前記給油管8を枕
木7の端面に沿わせて掛止する掛止片14cとからな
る。前記固定具15は、枕木7の上面に沿って延びる横
片15aと、該横片15aの先端から立上がった固定片
15bとからなる。該固定片15bの上部には給油管8
を嵌入する嵌入材15cを設けている。
【0020】次に、前記給油ポンプ4に前記2本の給油
管8の一端を接続すると共にその他端を前記各進行型子
分配弁8bに各々接続する。一方、前記各末端給油管8
cを束ねて前記蛇腹チューブ10に挿通し、この蛇腹チ
ューブ10を前記埋込具13の挿通部13aに挿通す
る。そして、前記進行型子分配弁8bの各排出口12に
前記各末端給油管8cの一端を接続すると共に、その他
端部を前述したような適宜な位置で蛇腹チューブ10か
ら引き出す。
【0021】更に、前記記埋込具13のビス・ナット1
3cを締結して挿通部13aに挿通した蛇腹チューブ1
0を締付けると共に、L形棒13bを地中に埋め込むこ
とにより、各末端給油管8cを地表に沿って固定する。
更に、前記掛止具14の上片を枕木7の上面に釘16で
固定すると共に、掛止片14cに前記末端給油管8c掛
止する。最後に、前記固定具15の横片15aを枕木7
の上面の前記床板2の近傍に釘16で固定すると共に、
固定片15bの嵌入材15cに、前記末端給油管8cの
他端開口8dが床板2の上方に位置するように末端給油
管8cを嵌入する。
【0022】このように、前記掛止具14の上片14b
と固定具15の横片15aとを枕木7の上面に固定する
に際して、釘16を、それぞれ掛止具14及び固定具1
5の上方から打付けられるので施工性に優れており、ま
た給油管8の他端開口8dに口金等を取付ける必要がな
く、取付施工が容易である。更に、従来例のようにトン
グレールの摺動回数を検出するための検出器をトングレ
ールに連結する必要がなく、既存の分岐装置にも簡単に
取付けることができる。
【0023】上記の給油装置1の作動原理について説明
する。すなわち、前記スケジュールタイマ5は、図13
に示すように、作動時刻T1になると、ブレーカがON
の場合には、給油ポンプ4に電力が供給され前記給油ポ
ンプ4が作動し、同時に前記給油タイマ6が所定時間T
2の計時を開始する。これによって、給油ポンプ4から
潤滑油が給油され、図12によく現れているように給油
管8の他端開口8dを経て床板2上に滴下する。更に、
所定時間T2が経過すると、給油ポンプ4に供給される
電力が遮断され、潤滑油の給油が停止する。
【0024】以上のように構成した給油装置1による
と、従来例のようにトングレールの摺動回数に応じて給
油ポンプが作動する構成ではないため、トングレール3
が摺動する時刻の間隔が例えば1日以上の長時間であっ
ても、トングレール3が摺動する時刻と次に摺動する時
刻との間に雨が降る等しても床板2上に供給された潤滑
油が流れ落ちることがない。従って、トングレール3が
摺動するに際して潤滑油が不足するという問題が起こら
ず、信頼性に優れている。
【0025】また、給油ポンプ4の作動させる給油タイ
マ6の設定時間T2の長さを変えることにより、給油ポ
ンプから1度に供給される潤滑油の容量を加減すること
ができるので、トングレール3が摺動する頻度等に応じ
て適量の潤滑油を供給することができる。
【0026】また、給油ポンプ4の作動時刻T1を所定
時間毎に設定した場合、給油ポンプ4を所定時間毎に作
動できるため、トングレール3が摺動する時刻が不規則
な路線に取付けても、常に適量の潤滑油を供給すること
ができる。
【0027】また、所定時刻になるとトングレール3を
摺動させて軌道切換する路線に取付け、給油装置の給油
ポンプ4の作動時刻T1をトングレール3が摺動する時
刻と同時刻に設定した場合、降雨時に床板2上に供給さ
れて軌道切換時刻の前に雨水と共に床板2上から流れ落
ちる潤滑油を最小限に抑え、潤滑油の節減を図ることが
できる。
【0028】更にまた、給油装置の給油ポンプ4の作動
時刻T1をトングレール3が摺動する時刻と異なる時刻
に設定した場合、給油管8のように比較的狭路から供給
された潤滑油を、軌道切替時刻と次の軌道切替時刻との
間に床板2全域に均等に行き渡らせることができる。こ
れにより、床板2及びトングレール3の摺動部の全体を
一様に潤滑して両者の偏磨耗を防止することができる。
【0029】また、給油ポンプ4の作動時刻T1をトン
グレール3が摺動する時刻の直前に設定した場合、給油
管8のように比較的狭路から供給された潤滑油を、軌道
切替時刻の前に床板2全域に行き渡らせることができ
る。このため、床板2及びトングレール3の摺動部の全
体を一様に潤滑して両者の偏磨耗を防止できることに加
え、降雨時にトングレール3が摺動する時刻の前に床板
2上から流れ落ちる潤滑油を比較的少量に抑え、潤滑油
の節減を図ることができる。
【0030】また、給油装置の給油ポンプ4の作動時刻
T1をトングレール3が摺動する時刻の直後に設定した
場合、軌道切換が比較的頻繁に行われ軌道切替時刻の間
隔が短くても、給油管等のような比較的狭路から供給さ
れた潤滑油を、軌道切替時刻と次の軌道切替時刻との間
に床板2の全域に行き渡らせることができる。これによ
り、床板2及びトングレール3の摺動部の全体を一様に
潤滑して両者の偏磨耗を防止することができる。
【0031】また、図示を省略したが、スケジュールタ
イマ5を作動させる電池を内蔵しているので、外部から
供給される電力が一時的に遮断されたとしても、スケジ
ュールタイマ5が停止することがなく、常に正確な時刻
を計時することができる。このため、スケジュールタイ
マ5を常時作動させるための電源線等の電源設備を別途
設置する必要がなく、既存の分岐装置へ簡単に取付ける
ことができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の給油装置によれば、給油
ポンプの作動時刻をスケジュールタイマで設定するもの
であり、従来例のようにトングレールの摺動回数に応じ
て給油ポンプが作動する構成ではないので、トングレー
ルが摺動する時刻の間隔が例えば1日以上の長時間であ
る場合に、トングレールが摺動する時刻と次の時刻との
間に雨が降る等しても床板上に供給された潤滑油が流れ
落ちることがない。従って、トングレールが摺動するに
際して潤滑油が不足するという問題が起こらず、信頼性
に優れている。
【0033】また、スケジュールタイマの出力により給
油タイマが給油ポンプを所定時間作動するため、給油ポ
ンプを作動する所定時間の長さを変えることにより、給
油ポンプから1度に供給される潤滑油の容量を加減する
ことができる。従って、トングレールが摺動する頻度に
応じて適量の潤滑油を供給し、潤滑油を効率的に使用す
ることができる。
【0034】請求項2記載の給油装置によれば、給油ポ
ンプが所定時間毎に作動するので、トングレールが摺動
する時刻が不規則な路線に取付けても、常に適量の潤滑
油を供給することができる。
【0035】請求項3記載の給油装置によれば、所定時
刻になるとトングレールを摺動して軌道切換する路線に
おいて、給油ポンプの作動時刻をトングレールが摺動す
る時刻と同時刻に設定しておけば、降雨時に床板上に供
給されて軌道切換時刻の前に雨水と共に床板上から流れ
落ちる潤滑油を最小限に抑え、潤滑油の節減を図ること
ができる。
【0036】請求項4記載の給油装置によれば、給油ポ
ンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻と異なる
時刻に設定しいるので、給油管等のように比較的狭路か
ら供給された潤滑油を、軌道切替時刻と次の軌道切替時
刻との間に床板全域に均等に行き渡らせることができ
る。このため、床板及びトングレールの摺動部の全体を
一様に潤滑して両者の偏磨耗を防止することができる。
【0037】請求項5記載の給油装置によれば、給油ポ
ンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻の直前に
設定しているので、給油管等のように比較的狭路から供
給された潤滑油を、軌道切替時刻の前に床板全域に行き
渡らせることができる。これにより、床板及びトングレ
ールの摺動部の全体を一様に潤滑して両者の偏磨耗を防
止できることに加え、降雨時にトングレールが摺動する
時刻の前に床板上から流れ落ちる潤滑油を比較的少量に
抑え、潤滑油の節減を図ることができる。
【0038】請求項6記載の給油装置によれば、給油ポ
ンプの作動時刻をトングレールが摺動する時刻の直後に
設定しているので、軌道切換が比較的頻繁に行われて軌
道切替時刻の間隔が短くなっても、給油管等のような比
較的狭路から供給された潤滑油を、軌道切替時刻と次の
軌道切替時刻との間に床板全域に行き渡らせることがで
きる。これにより、床板及びトングレールの摺動部の全
体を一様に潤滑して両者の偏磨耗を防止することができ
る。
【0039】請求項7記載の給油装置によれば、スケジ
ュールタイマを作動させる電池を内蔵しているので、外
部から供給される電力が停電や分岐装置の停止時におい
て一時的に遮断されても、スケジュールタイマが停止す
ることがなく、常に正確な時刻を計時することができ
る。このため、スケジュールタイマを常時作動させるた
めの電源線等の電源設備を別途設置する必要がなく、既
存の分岐装置へ簡単に取付けることができる。
【0040】請求項8記載の給油装置の取付構造によれ
ば、固定具の横片を枕木の上面の床板の近傍に固定する
と共に給油管の他端開口が床板の上方に位置するように
給油管を固定片に固定しているので、給油装置から供給
された潤滑油を給油管の他端開口を経て床板上に滴下で
きる。このため、給油管の他端開口に口金等を取付ける
必要がなく、また掛止具の上片及び固定具の横片を枕木
に固定するに際して、両者を枕木の上方から釘打ち等し
て固定できるので施工性が良い。更に、従来例のように
トングレールの摺動回数を検出するための検出器をトン
グレールに連結する必要がなく、既存の分岐装置へ簡単
に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る給油装置の取付状
態を示す平面図。
【図2】この発明の実施の形態に係る給油装置の平面
図。
【図3】この発明の実施の形態に係る給油装置の側面
図。
【図4】図1のA部を示す断面図。
【図5】図1のB部を示す平面図。
【図6】図1のB部を示す側面図。
【図7】図1のC部を示す平面図。
【図8】図1のD部を示す側面図。
【図9】図1のD部を示す断面図。
【図10】図1のE部を示す側面図。
【図11】図1のF部を示す平面図。
【図12】図1のF部を示す側面図。
【図13】この発明の実施の形態に係る給油装置の作動
原理を示す説明図。
【符号の説明】
1 給油装置 2 床板 3 トングレール 4 給油ポンプ 5 スケジュールタイマ 6 給油タイマ 7 枕木 8 給油管 8c 末端給油管(給油管) 14 掛止具 15 固定具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板及び該床板上に摺動自在に支持され
    たトングレールの間に潤滑油を給油する給油装置であっ
    て、潤滑油を供給する給油ポンプと、該給油ポンプの作
    動時刻を設定するスケジュールタイマと、該スケジュー
    ルタイマの出力により前記給油ポンプを所定時間作動さ
    せる給油タイマとを備えたことを特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】 前記給油装置の給油ポンプの作動時刻を
    所定時間毎に設定した請求項1記載の給油装置。
  3. 【請求項3】 前記給油装置の給油ポンプの作動時刻を
    前記トングレールが摺動する時刻と同時刻に設定した請
    求項1記載の給油装置。
  4. 【請求項4】 前記給油装置の給油ポンプの作動時刻を
    前記トングレールが摺動する時刻と異なる時刻に設定し
    た請求項1記載の給油装置。
  5. 【請求項5】 前記給油装置の給油ポンプの作動時刻を
    前記トングレールが摺動する時刻の直前に設定した請求
    項4記載の給油装置。
  6. 【請求項6】 前記給油装置の給油ポンプの作動時刻を
    前記トングレールが摺動する時刻の直後に設定した請求
    項4記載の給油装置。
  7. 【請求項7】 前記スケジュールタイマを作動させる電
    池を内蔵した請求項1記載の給油装置。
  8. 【請求項8】 枕木と、該枕木の上面に固定した床板
    と、潤滑油を供給する給油装置と、該給油装置から供給
    される潤滑油を導通する給油管と、前記枕木の端面に沿
    って上下方向に延びる中片及び該中片の上端から延出し
    前記枕木の上面に沿って延びる上片及び前記中片の下端
    に前記給油管を前記枕木の端面に沿わせて掛止する掛止
    片からなる掛止具と、前記枕木の上面に沿って延びる横
    片及び該横片の先端から立上がり前記給油管を上部に固
    定する固定片からなる固定具とを備え、 前記給油装置に前記給油管の一端を接続し、前記掛止具
    の上片を前記枕木の上面に固定すると共に掛止片に前記
    給油管を掛止し、前記固定具の横片を前記枕木の上面の
    前記床板の近傍に固定すると共に固定片に前記給油管の
    他端開口が前記床板の上方に位置するように前記給油管
    を固定した給油装置の取付構造。
JP7275843A 1995-10-24 1995-10-24 給油装置及びその取付構造 Pending JPH09119101A (ja)

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