JPH0911709A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0911709A JPH0911709A JP7162258A JP16225895A JPH0911709A JP H0911709 A JPH0911709 A JP H0911709A JP 7162258 A JP7162258 A JP 7162258A JP 16225895 A JP16225895 A JP 16225895A JP H0911709 A JPH0911709 A JP H0911709A
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- Japan
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- rib
- main
- tire
- ribs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 重荷重車両が比較的低速度で走行したり、或
いは比較的少ない積載荷重で走行する場合であっても、
リブ基調パターンにおけるリブの偏摩耗を抑制可能にす
る重荷重用空気入りラジアルタイヤの提供。 【構成】 トレッド１に形成した複数のリブのうち、最
外側のショルダーリブ５の内側に隣接するリブ４のショ
ルダー側縁部をタイヤ周方向に延びる細溝６により互い
に同一高さの主要リブ４ａと細リブ４ｂとに区分し、細
リブ４ｂのリブ幅Ｗ2 を主要リブ４ａのリブ幅Ｗ1 の
０．１〜０．５にすると共に、細リブ４ｂの表面にタイ
ヤ周方向に延びるサイプ８を設ける。
いは比較的少ない積載荷重で走行する場合であっても、
リブ基調パターンにおけるリブの偏摩耗を抑制可能にす
る重荷重用空気入りラジアルタイヤの提供。 【構成】 トレッド１に形成した複数のリブのうち、最
外側のショルダーリブ５の内側に隣接するリブ４のショ
ルダー側縁部をタイヤ周方向に延びる細溝６により互い
に同一高さの主要リブ４ａと細リブ４ｂとに区分し、細
リブ４ｂのリブ幅Ｗ2 を主要リブ４ａのリブ幅Ｗ1 の
０．１〜０．５にすると共に、細リブ４ｂの表面にタイ
ヤ周方向に延びるサイプ８を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック、バス等の重
荷重用車両に装着される空気入りラジアルタイヤに関
し、特にリブの偏摩耗を防止するようにした重荷重用空
気入りラジアルタイヤに関する。
荷重用車両に装着される空気入りラジアルタイヤに関
し、特にリブの偏摩耗を防止するようにした重荷重用空
気入りラジアルタイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】重荷重用空気入りラジアルタイヤのトレ
ッドパターンには、ブロックパターンに比べて耐摩耗性
に優れたリブ基調パターンが使用されることが多い。こ
のリブ基調パターンでは、特に最外側のショルダーリブ
の内側に隣接するリブにリブパンチやレールウェイ摩耗
等の偏摩耗を発生しやすいことが知られている。この偏
摩耗を抑えるための対策として、本出願人は上記ショル
ダーリブの内側に隣接するリブのショルダー側縁部にタ
イヤの周方向に延びる細溝を形成し、細リブを形成する
ようにした技術を既に提案した（特開平５−２４６２１
３号公報）。
ッドパターンには、ブロックパターンに比べて耐摩耗性
に優れたリブ基調パターンが使用されることが多い。こ
のリブ基調パターンでは、特に最外側のショルダーリブ
の内側に隣接するリブにリブパンチやレールウェイ摩耗
等の偏摩耗を発生しやすいことが知られている。この偏
摩耗を抑えるための対策として、本出願人は上記ショル
ダーリブの内側に隣接するリブのショルダー側縁部にタ
イヤの周方向に延びる細溝を形成し、細リブを形成する
ようにした技術を既に提案した（特開平５−２４６２１
３号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この細リブを
設ける対策は、重荷重車両が高速走行する場合や満載の
重荷重で走行する場合には上記偏摩耗を抑制する所期の
目的を達成するが、比較的低速度で走行したり、或いは
少ない積載荷重で走行する場合は、偏摩耗抑制の効果を
十分に発揮しないため、なお改良の余地があった。
設ける対策は、重荷重車両が高速走行する場合や満載の
重荷重で走行する場合には上記偏摩耗を抑制する所期の
目的を達成するが、比較的低速度で走行したり、或いは
少ない積載荷重で走行する場合は、偏摩耗抑制の効果を
十分に発揮しないため、なお改良の余地があった。
【０００４】本発明の目的は、リブ基調パターンを有す
るタイヤにおいて、重荷重車両が比較的低速度で走行し
たり、或いは比較的少ない積載荷重で走行する場合であ
っても、リブの偏摩耗を抑制可能にする重荷重用空気入
りラジアルタイヤを提供することにある。
るタイヤにおいて、重荷重車両が比較的低速度で走行し
たり、或いは比較的少ない積載荷重で走行する場合であ
っても、リブの偏摩耗を抑制可能にする重荷重用空気入
りラジアルタイヤを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の重荷重用空気入りラジアルタイヤは、トレッドにタ
イヤ周方向に延びる主溝を複数本設け、これら主溝に区
分された複数のリブを形成し、これらリブのうち最外側
のショルダーリブの内側に隣接するリブのショルダー側
縁部をタイヤ周方向に延びる細溝により互いに同一高さ
の主要リブと細リブとに区分し、該細リブのリブ幅Ｗ2
を前記主要リブのリブ幅Ｗ1 の０．１〜０．５にすると
共に、該細リブの表面にタイヤ周方向に延びるサイプを
設けたことを特徴とするものである。
明の重荷重用空気入りラジアルタイヤは、トレッドにタ
イヤ周方向に延びる主溝を複数本設け、これら主溝に区
分された複数のリブを形成し、これらリブのうち最外側
のショルダーリブの内側に隣接するリブのショルダー側
縁部をタイヤ周方向に延びる細溝により互いに同一高さ
の主要リブと細リブとに区分し、該細リブのリブ幅Ｗ2
を前記主要リブのリブ幅Ｗ1 の０．１〜０．５にすると
共に、該細リブの表面にタイヤ周方向に延びるサイプを
設けたことを特徴とするものである。
【０００６】本発明のタイヤは、早期に偏摩耗を発生す
るショルダーリブ内側に隣接するリブのショルダー側縁
部に、細溝で区分された主要リブと同一高さの細リブを
設けたので、その細リブが主要リブより先に摩耗して摩
耗の犠牲になり、かつ細溝の介在により主要リブに対し
て偏摩耗が波及・伝播しないようにするので耐摩耗性も
低下させることがない。
るショルダーリブ内側に隣接するリブのショルダー側縁
部に、細溝で区分された主要リブと同一高さの細リブを
設けたので、その細リブが主要リブより先に摩耗して摩
耗の犠牲になり、かつ細溝の介在により主要リブに対し
て偏摩耗が波及・伝播しないようにするので耐摩耗性も
低下させることがない。
【０００７】さらに積載荷重が幾分小さい場合や低速走
行する場合は、ショルダーリブ内側のリブの変形が満載
荷重時よりも小さくなるが、このとき細リブ先端部の剛
性が大きいと、主要リブの変形と同程度にかつ同時に変
形しないため、同時に接地しない。しかし、本発明の細
リブは表面にタイヤ周方向に沿うサイプが設けられて先
端部の剛性が小さくなっているので、主要リブの変形に
追従して変形すると共に同時に接地し、主要リブの摩耗
の犠牲部として偏摩耗を抑制する作用を行う。
行する場合は、ショルダーリブ内側のリブの変形が満載
荷重時よりも小さくなるが、このとき細リブ先端部の剛
性が大きいと、主要リブの変形と同程度にかつ同時に変
形しないため、同時に接地しない。しかし、本発明の細
リブは表面にタイヤ周方向に沿うサイプが設けられて先
端部の剛性が小さくなっているので、主要リブの変形に
追従して変形すると共に同時に接地し、主要リブの摩耗
の犠牲部として偏摩耗を抑制する作用を行う。
【０００８】以下、本発明を図に示す実施例によって具
体的に説明する。図１及び図２は、本発明による重荷重
用空気入りラジアルタイヤのトレッド部を示す。トレッ
ド１には４本の主溝２がタイヤ周方向に設けられ、これ
ら主溝２に区分されることによりセンターリブ３と、そ
の左右両側に２本ずつのミドルリブ４，４、ショルダー
リブ５，５が形成されている。主溝の本数は偶数本、奇
数本のいずれでもよく、この実施例のように偶数本の場
合にはセンターリブが形成されるが、奇数本の場合には
主溝がタイヤセンターに形成され、センターリブは形成
されない。
体的に説明する。図１及び図２は、本発明による重荷重
用空気入りラジアルタイヤのトレッド部を示す。トレッ
ド１には４本の主溝２がタイヤ周方向に設けられ、これ
ら主溝２に区分されることによりセンターリブ３と、そ
の左右両側に２本ずつのミドルリブ４，４、ショルダー
リブ５，５が形成されている。主溝の本数は偶数本、奇
数本のいずれでもよく、この実施例のように偶数本の場
合にはセンターリブが形成されるが、奇数本の場合には
主溝がタイヤセンターに形成され、センターリブは形成
されない。
【０００９】ショルダーリブ５の外端部外側には、ショ
ルダー側壁に細溝７がタイヤ周方向に沿って設けられて
いる。この細溝７はショルダーリブ５の外端部の剛性を
低減させ、偏摩耗防止の作用をすると共に、耐轍ワンダ
リング性を向上する作用を行う。ショルダーリブ５の内
側に隣接するミドルリブ４には、そのショルダー側の縁
部にタイヤ周方向に延びる細溝６が設けられ、この細溝
６によりリブ４が同一高さを有する主要リブ４ａと細リ
ブ４ｂとに区分されている。この細溝６の溝幅は主溝幅
よりも狭く、かつ０．５〜４ｍｍの範囲で形成されるこ
とが好ましい。主溝２の溝幅は、従来から重荷重用空気
入りタイヤに使用されている大きさでよく、通常は１０
〜２０ｍｍの範囲で形成される。
ルダー側壁に細溝７がタイヤ周方向に沿って設けられて
いる。この細溝７はショルダーリブ５の外端部の剛性を
低減させ、偏摩耗防止の作用をすると共に、耐轍ワンダ
リング性を向上する作用を行う。ショルダーリブ５の内
側に隣接するミドルリブ４には、そのショルダー側の縁
部にタイヤ周方向に延びる細溝６が設けられ、この細溝
６によりリブ４が同一高さを有する主要リブ４ａと細リ
ブ４ｂとに区分されている。この細溝６の溝幅は主溝幅
よりも狭く、かつ０．５〜４ｍｍの範囲で形成されるこ
とが好ましい。主溝２の溝幅は、従来から重荷重用空気
入りタイヤに使用されている大きさでよく、通常は１０
〜２０ｍｍの範囲で形成される。
【００１０】上記細リブ４ｂには、図３の拡大図に示す
ように、上端面にサイプ８がタイヤ周方向に沿って設け
られている。このサイプ８は、図４の実施態様のように
２本またはそれ以上設けるようにしてもよく、或いは図
５のように有限長のサイプ８を一定間隔で間欠的に設け
るようにしてもよい。また、図６のように、有限長のサ
イプ８を左右２列に設けるようにしてもよい。
ように、上端面にサイプ８がタイヤ周方向に沿って設け
られている。このサイプ８は、図４の実施態様のように
２本またはそれ以上設けるようにしてもよく、或いは図
５のように有限長のサイプ８を一定間隔で間欠的に設け
るようにしてもよい。また、図６のように、有限長のサ
イプ８を左右２列に設けるようにしてもよい。
【００１１】上記構成において、細リブ４ｂは主要リブ
４ａに先行して（遅れずに）摩耗することにより主要リ
ブ４ａの摩耗の犠牲になる作用を行うようにしたもので
あり、そのため細リブ４ｂの高さは主要リブ４ａと同一
高さにし、かつ主要リブ４ａの変形と同程度にかつ同時
に変形する剛性を保持している必要がある。そのため細
リブ４ｂの上端面のリブ幅Ｗ2 は、主要リブ４ａのリブ
幅Ｗ1 に対する比で、Ｗ2 ／Ｗ1 ＝０．１〜０．５の範
囲にしてある。この比が０．１よりも小さくては、細リ
ブ４ｂの剛性が小さくなりすぎるため、上記主要リブ４
ａの摩耗犠牲になる機能を奏することはできない。ま
た、０．５よりも大きいと、細リブ４ｂの剛性が高くな
りすぎるため、特に低荷重時や低速走行時において偏摩
耗防止効果が得られなくなる。
４ａに先行して（遅れずに）摩耗することにより主要リ
ブ４ａの摩耗の犠牲になる作用を行うようにしたもので
あり、そのため細リブ４ｂの高さは主要リブ４ａと同一
高さにし、かつ主要リブ４ａの変形と同程度にかつ同時
に変形する剛性を保持している必要がある。そのため細
リブ４ｂの上端面のリブ幅Ｗ2 は、主要リブ４ａのリブ
幅Ｗ1 に対する比で、Ｗ2 ／Ｗ1 ＝０．１〜０．５の範
囲にしてある。この比が０．１よりも小さくては、細リ
ブ４ｂの剛性が小さくなりすぎるため、上記主要リブ４
ａの摩耗犠牲になる機能を奏することはできない。ま
た、０．５よりも大きいと、細リブ４ｂの剛性が高くな
りすぎるため、特に低荷重時や低速走行時において偏摩
耗防止効果が得られなくなる。
【００１２】また、上記細リブ４ｂには、タイヤ周方向
にサイプ８が設けられることによって、先端部の剛性が
小さくなっている。そのため積載荷重が小さい場合や低
速走行時においても、主要リブ４ａの変形に追従して変
形すると共に同時に接地することになり、その主要リブ
４ａの摩耗犠牲部として作用することができ、主要リブ
４ａの偏摩耗を抑制するようにしている。
にサイプ８が設けられることによって、先端部の剛性が
小さくなっている。そのため積載荷重が小さい場合や低
速走行時においても、主要リブ４ａの変形に追従して変
形すると共に同時に接地することになり、その主要リブ
４ａの摩耗犠牲部として作用することができ、主要リブ
４ａの偏摩耗を抑制するようにしている。
【００１３】上記のような積載荷重が小さい場合や低速
走行時でのミドルリブ４の偏摩耗抑制効果を、さらに向
上するためには、サイプ８の深さｄを細リブ４ｂに隣接
する主溝２の深さＤに対する比で、０＜ｄ／Ｄ≦０．５
の範囲になるよう設定することが好ましく、さらに好ま
しくは０．３≦ｄ／Ｄ≦０．５の範囲にするとよい。サ
イプ８の深さｄが０．５Ｄを超えると、細リブ４ｂの先
端部が欠け易くなるだけでなく、主要リブ４ａの変形に
追従して変形し難くなり、所期の機能、即ち摩耗犠牲機
能を発揮し難くなる。
走行時でのミドルリブ４の偏摩耗抑制効果を、さらに向
上するためには、サイプ８の深さｄを細リブ４ｂに隣接
する主溝２の深さＤに対する比で、０＜ｄ／Ｄ≦０．５
の範囲になるよう設定することが好ましく、さらに好ま
しくは０．３≦ｄ／Ｄ≦０．５の範囲にするとよい。サ
イプ８の深さｄが０．５Ｄを超えると、細リブ４ｂの先
端部が欠け易くなるだけでなく、主要リブ４ａの変形に
追従して変形し難くなり、所期の機能、即ち摩耗犠牲機
能を発揮し難くなる。
【００１４】また、サイプ８のタイヤ周方向の長さＬと
しては、短かすぎても細リブ４ｂの剛性低下効果が少な
いため、少なくとも主要リブ４ａのリブ幅Ｗ1 と同一ま
たはそれ以上（Ｌ／Ｗ1 ≧１）にするのがよく、好まし
くはタイヤ全周長にすることが望ましい。
しては、短かすぎても細リブ４ｂの剛性低下効果が少な
いため、少なくとも主要リブ４ａのリブ幅Ｗ1 と同一ま
たはそれ以上（Ｌ／Ｗ1 ≧１）にするのがよく、好まし
くはタイヤ全周長にすることが望ましい。
【００１５】
【実施例】タイヤサイズを１１Ｒ２２．５ １４ＰＲ、
トレッドパターンを図２（図３）とし、このトレッドパ
ターンにおける細リブの高さを主要リブの高さと同一に
する点を共通にし、細リブに設けたサイプの長さＬの主
要リブのリブ幅Ｗ1 に対する比（Ｌ／Ｗ1 ）、同サイプ
の深さｄの主溝深さＤに対する比（ｄ／Ｄ）をそれぞれ
表１のように異ならせた本発明タイヤ１〜７、比較例タ
イヤをそれぞれ製作した。
トレッドパターンを図２（図３）とし、このトレッドパ
ターンにおける細リブの高さを主要リブの高さと同一に
する点を共通にし、細リブに設けたサイプの長さＬの主
要リブのリブ幅Ｗ1 に対する比（Ｌ／Ｗ1 ）、同サイプ
の深さｄの主溝深さＤに対する比（ｄ／Ｄ）をそれぞれ
表１のように異ならせた本発明タイヤ１〜７、比較例タ
イヤをそれぞれ製作した。
【００１６】また、比較の基準として、同一タイヤサイ
ズ、同一トレッドパターンで、細リブにサイプを施さな
い従来タイヤを製作した。これらタイヤについて、下記
の試験方法によりトレッドの耐摩耗性と耐偏摩耗性とを
それぞれ測定したところ、表１に示す結果が得られた。 （耐摩耗性）積載重量１０トンの車両（２−２・Ｄ）の
フロント２軸に試験タイヤを装着し、ＪＡＴＭＡ標準荷
重の５０％（１３５０ｋｇ／本）の負荷下に、走行パタ
ーンとして一般舗装路を９０％以上走行するように約５
万kmを、位置交換なしで走行した後のトレッドの摩耗量
を測定した。評価結果は、従来タイヤを１００とする指
数で表示し、指数が大きいほど優れていることを示す。
ズ、同一トレッドパターンで、細リブにサイプを施さな
い従来タイヤを製作した。これらタイヤについて、下記
の試験方法によりトレッドの耐摩耗性と耐偏摩耗性とを
それぞれ測定したところ、表１に示す結果が得られた。 （耐摩耗性）積載重量１０トンの車両（２−２・Ｄ）の
フロント２軸に試験タイヤを装着し、ＪＡＴＭＡ標準荷
重の５０％（１３５０ｋｇ／本）の負荷下に、走行パタ
ーンとして一般舗装路を９０％以上走行するように約５
万kmを、位置交換なしで走行した後のトレッドの摩耗量
を測定した。評価結果は、従来タイヤを１００とする指
数で表示し、指数が大きいほど優れていることを示す。
【００１７】（耐偏摩耗性）上記耐摩耗性試験におい
て、トレッド面を目視によりミドルリブに発生している
レールウェイ摩耗，リブパンチの大きさをそれぞれ大，
中，小の三つにランク付けして各々の発生率により評価
した。評価結果は、従来タイヤを１００とする指数で表
示し、指数が大きいほど耐偏摩耗性に優れていることを
示す。
て、トレッド面を目視によりミドルリブに発生している
レールウェイ摩耗，リブパンチの大きさをそれぞれ大，
中，小の三つにランク付けして各々の発生率により評価
した。評価結果は、従来タイヤを１００とする指数で表
示し、指数が大きいほど耐偏摩耗性に優れていることを
示す。
【００１８】
【表１】 表１の結果から、本発明タイヤは、いずれも耐摩耗性を
大幅に低減することなく、耐偏摩耗性を向上しているこ
とがわかる。
大幅に低減することなく、耐偏摩耗性を向上しているこ
とがわかる。
【００１９】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る空気入り
ラジアルタイヤは、それを装着した重荷重車両が低速度
で走行したり、少ない積載量で走行したりする場合であ
っても、ショルダーリブの内側に隣接するリブにおける
偏摩耗の発生を抑制することができる。
ラジアルタイヤは、それを装着した重荷重車両が低速度
で走行したり、少ない積載量で走行したりする場合であ
っても、ショルダーリブの内側に隣接するリブにおける
偏摩耗の発生を抑制することができる。
【図１】本発明に係る空気入りラジアルタイヤにおける
トレッド部の子午線断面図である。
トレッド部の子午線断面図である。
【図２】同タイヤにおけるトレッド面の一部展開図であ
る。
る。
【図３】図１における細リブ近傍を示す要部拡大断面を
含む斜視図である。
含む斜視図である。
【図４】図３に対応する他の実施態様を示す要部拡大断
面を含む斜視図である。
面を含む斜視図である。
【図５】図３に対応するさらに他の実施態様を示す要部
拡大断面を含む斜視図である。
拡大断面を含む斜視図である。
【図６】図３に対応するさらに他の実施態様を示す要部
拡大断面を含む斜視図である。
拡大断面を含む斜視図である。
１ トレッド ２ 主溝 ４ ミドルリブ（ショルダーリブの内側に隣接するリ
ブ） ４ａ 主要リブ ４ｂ 細リブ ５ ショルダーリブ ６ 細溝 ８ サイプ
ブ） ４ａ 主要リブ ４ｂ 細リブ ５ ショルダーリブ ６ 細溝 ８ サイプ
Claims (3)
- 【請求項１】 トレッドにタイヤ周方向に延びる主溝を
複数本設け、これら主溝に区分された複数のリブを形成
し、これらリブのうち最外側のショルダーリブの内側に
隣接するリブのショルダー側縁部をタイヤ周方向に延び
る細溝により互いに同一高さの主要リブと細リブとに区
分し、該細リブのリブ幅Ｗ2 を前記主要リブのリブ幅Ｗ
1 の０．１〜０．５にすると共に、該細リブの表面にタ
イヤ周方向に延びるサイプを設けた重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項２】 前記サイプの深さｄを、前記細リブに隣
接する主溝深さＤに対する比で、０＜ｄ／Ｄ≦０．５の
範囲にした請求項１に記載の重荷重用空気入りラジアル
タイヤ。 - 【請求項３】 前記サイプのタイヤ周方向に延びる長さ
Ｌを、前記主要リブの幅Ｗ1 に対する比で、Ｌ／Ｗ1 ≧
１にした請求項１または２に記載の重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162258A JPH0911709A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7162258A JPH0911709A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911709A true JPH0911709A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15751024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7162258A Pending JPH0911709A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911709A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11321235A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
| US6796349B2 (en) * | 2000-06-21 | 2004-09-28 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire including protrusion dividing groove space of main groove having groove width narrowed during inflation |
| KR100462201B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2004-12-16 | 한국타이어 주식회사 | 중차량용 공기입 타이어 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP7162258A patent/JPH0911709A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11321235A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
| US6796349B2 (en) * | 2000-06-21 | 2004-09-28 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire including protrusion dividing groove space of main groove having groove width narrowed during inflation |
| KR100462201B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2004-12-16 | 한국타이어 주식회사 | 중차량용 공기입 타이어 |
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