JPH09116954A - 群予約型空線制御アクセス方法 - Google Patents

群予約型空線制御アクセス方法

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JPH09116954A
JPH09116954A JP7268896A JP26889695A JPH09116954A JP H09116954 A JPH09116954 A JP H09116954A JP 7268896 A JP7268896 A JP 7268896A JP 26889695 A JP26889695 A JP 26889695A JP H09116954 A JPH09116954 A JP H09116954A
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JP
Japan
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signal
packet
packet group
group
transmission
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JP7268896A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kayama
英俊 加山
博 ▲吉▼田
Hiroshi Yoshida
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先頭バーストにおける衝突がなく、しかも、
チャネルの使用効率が高い群予約型空線制御アクセス方
法を提供すること。 【解決手段】 送信すべきパケット群が発生した端末局
3は空線信号Eを確認後上りチャネルにおいて上記パケ
ット群のパケット数の情報を含むを予約信号を無線基地
局2に送信する。これに対し無線基地局2は上記パケッ
ト群の送信許可を与える、これにより端末局3は上記パ
ケット群の送信を行う。この際、途中の上り信号または
下り信号に誤りがあったとしても、最初の予約−許可信
号のやりとりでリソースが確保されているため無線基地
局2および端末局3はそれぞれ禁止信号およびパケット
信号の送信を引き続き行う。また、上記端末局3が送信
中に送信すべきパケット群が発生した他の端末局3は、
無線基地局2からの下り禁止信号が空線信号に変わるの
を待って、同様の手順で送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話等の無
線通信システムに用いられる群予約型空線制御アクセス
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
〈従来技術1:空線制御アクセス方法〉従来の空線制御
アクセス方法としては、現行の中小都市方式自動車電話
で使用されているICMA(Idle-signal casting mult
iple access)がある。ICMAは上り(端末局→無線
基地局)制御チャネルの使用状況を下り(無線基地局→
端末局)制御チャネルにおいて報知する方法であり、空
き状態の場合は空線信号を報知して配下の全ての端末局
に対してチャネルへのアクセスを許可し、使用中の場合
には禁止信号を報知して他の端末局のアクセスを禁止す
ることによって、端末局から無線基地局への上り信号同
士の衝突による信号消滅を低減する効果がある。この方
式はFDMA(周波数分割多重)方式を対象としてお
り、禁止信号の報知は上りキャリアを検出した時点で開
始され、キャリアが受信されなくなった時点で空線信号
報知に切り替えられる。
【0003】〈従来技術2:ICMA−PE〉TDMA
(時分割多重)では信号をバーストに分割し、各バース
トをあらかじめ定められたスロット位置で送信する。従
ってTDMAチャネルで複数の端末局によるランダムア
クセスを行う場合、各端末局からのバースト送信タイミ
ングは一致しており、空線/禁止信号による送信制御タ
イミングもスロット毎となる。このような条件下では最
初のスロットを受信した後に空線/禁止信号の切り替え
判断を行うこととなるため、前述のICMAのようにキ
ャリアの有無に応じて空線/禁止信号を切り替えるので
はなく、受信したスロットの信号内容に応じたランダム
アクセス制御が可能となる。
【0004】ディジタル方式自動車電話システムで採用
されているICMA−PE(ICMA with Partial Ec
ho)方式ではこれにより信号が正確に受信された場合
で、受信信号内で最終バーストを示すフラグが設定され
ていない場合は禁止信号を報知し、受信信号内で最終バ
ーストを示すフラグが設定されていた場合、もしくは受
信信号が誤った場合に空線信号に切り替える制御を行っ
ている。また、本出願とは直接関係ないが、この方式の
特徴として受信信号の一部をパーシャルエコー(PE)
として下りで通知することによって、信号衝突時にキャ
プチャー(電波の強い方が正確に受信される現象)効果
を生かして効率を上げることができる。図14にTDM
A−TDD(時分割多重−1波復信送信)におけるIC
MA−PEの動作例を示す。このように本方式では上り
信号を正確に受信している間は禁止信号Kを報知する
が、上り信号が誤る(符号M)毎に空線信号Eの報知と
なり、端末局Bが空線信号E待ち状態にある時は衝突が
発生(符号F)することになり、ランダムな遅延(符号
D)の後リトライすることとなる。また下り信号が誤っ
た場合(符号M1)は端末局Aは送信できないため空線
信号報知となり、同様に衝突が発生する。
【0005】〈従来技術3:予約保留型ランダムアクセ
ス制御方法〉一般にTDMAでパケット通信を行う場
合、各パケットは複数のバーストに分割されて連続的に
送信されることになるため、従来技術2のICMA−P
Eのように各バーストの内容に応じて高度なアクセス制
御を行うことが可能になる。ところが無線区間で伝送誤
りが発生した場合、各バーストの内容に応じてアクセス
制御を行っていたのではそこで制御ができなくなる。こ
のような場合ICMA−PEではアクセスを中断させて
いたが、中断されたパケットは再びランダムアクセスを
試みることになるため衝突確率が高くなり、ランダムア
クセスの特性そのものの劣化を招くこととなる。
【0006】これに対し予約保留型ランダムアクセス制
御方法では、受信信号が誤った場合でもある一定時間禁
止信号を報知し、この間に無線伝送路が復旧した場合は
引き続きバーストを送信することによって、衝突するこ
となく一連のパケット信号を伝送することができ、特に
音声パケットの場合に遅延を生ずることなく伝送するこ
とが可能となる。図15にTDMA−TDDにおける予
約保留型ランダムアクセス制御方式の動作例を示す。ま
たここでは保留時間を3スロットとした。この図では上
りチャネルにおいて2度誤りが発生(符号M)してお
り、最初の誤り発生時にはチャネルが1スロット保留
(符号K1)された後、次のスロットで誤りが復旧して
いるが、2回目の誤り発生時は最後のバーストで誤った
にも関わらず3スロットの間はチャネルが保留され、こ
の間禁止信号が送信されている。この結果空線信号待ち
状態にある端末局Bはこの間送信待ち状態となり、無駄
なチャネル占有(符号L)が発生することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術2のICMA
−PEのように各バーストの内容に依存したアクセス制
御を行っていたのでは、誤り発生時に制御できなくなっ
てアクセスを中断させることとなり、図14の先頭バー
ストにおける衝突確率が高くなってしまうためランダム
アクセスの特性劣化を招いてしまう。一方従来技術3の
予約保留型ランダムアクセス制御方法では、図15に示
すように最終バーストで誤りが発生した場合であって
も、あらかじめ定められた保留時間の間禁止信号が報知
されてチャネルが保留されてしまうので、チャネル効率
を低下させる恐れがある。
【0008】そこでこの発明は、先頭バーストにおける
衝突がなく、しかも、チャネルの使用効率が高い群予約
型空線制御アクセス方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、まず最初の予約信号内
で、これから送信しようとするパケット群の長さ(TD
MAではバースト数に相当する)(l1)を示す。無線
基地局は端末局に対して送信権を与える際に、許可信号
内で送信許可を与えるパケット群の長さ(l1’:l
1’≦l1)を示すとともに、l1’のパケット群(第
1のパケット群)を送信するのに必要な期間、上りパケ
ットの伝送誤りの有無に関わらず前記禁止信号を報知し
続ける。自局宛の許可信号を受けた端末局も以後の下り
パケットの伝送誤りの有無に関わらず、前記送信許可を
受けたパケット群を送信する。
【0010】ところで請求項1の発明では、予約信号内
で指定できるパケット群は予約信号送信時点で送信バッ
ファにたまっていたパケットに限られるため、予約後の
パケット送信中に新たに送信バッファに到着したパケッ
トについては、パケット群送信後に改めて予約信号を送
信してランダムアクセスを行う必要がある。
【0011】これを防ぐために請求項2の発明は、引き
続き送信したいパケット群がある場合、許可を受けたパ
ケット群の最後のパケット信号内において、引き続き送
信したいパケット群(第2のパケット群)の長さ(l
2)を示す信号を付与して無線基地局に継続送信を要求
する。無線基地局はこの要求に対して送信許可を与える
場合は、引き続きl2の長さのパケット群を送信するの
に必要な期間、禁止信号を報知し続けるとともに、端末
局は最初の予約によって許可を受けたパケット群を送信
した後も引き続き禁止信号が報知されているのを確認し
て、以後l2の長さのパケット群を引き続き送信する。
この時端末局が確認する必要のある禁止信号は、最初の
予約によって許可を受けたパケット群を送信した直後に
報知される禁止信号のみであり、その他の禁止信号は確
認する必要はない。また、無線基地局も許可を与えたパ
ケット群の最後のパケット内で示されるl2の長さの継
続送信要求を確認した後は、上り信号の誤りの有無に関
わらずl2の長さのパケット群を送信するのに必要な期
間、禁止信号を報知し続ける。また、このパケット群を
送信した後にも端末局に引き続き送信したいパケット群
がある場合は、同様の動作を繰り返す。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の方法で送信
中に追加予約した際に、請求項1で示したように無線基
地局が送信を許可するパケット群(第3のパケット群)
の長さ(l2’:l2’≦l2)を指定できるようにし
たものである。
【0013】ところで本発明では群単位で送信権の要求
・許可を行うため、上位レイヤのプロトコルによっては
送信権を得て送信状態にあるパケット群を変更する必要
が生じる場合がある。
【0014】これに対応するため請求項4の発明は、途
中変更の際に変更要求信号を送信している。この信号に
は前記予約信号と同様、変更するパケット群の長さ(l
3)を示す信号を付与され、基地局は前記許可信号の場
合と同様に変更許可信号内で送信許可を与えるパケット
群の長さ(l3’:l3’≦l3)を示すとともに、l
3’のパケット群(第4のパケット群)を送信するのに
必要な期間、前記禁止信号を報知し続ける。この時、変
更前に送信を行っていたパケット群の送信権はキャンセ
ルされる。
【0015】請求項5の発明は、請求項4で使用してい
た変更要求信号と変更許可信号を用いず、上りパケット
信号および下り禁止信号内においてそれぞれ変更するパ
ケット群の長さ(l3)と許可するパケット群(第4の
パケット群)の長さ(l3’:l3’≦l3)を示すこ
とによって、請求項4と同様の効果を得る方法を示して
いる。
【0016】請求項1,2,3,4または5記載の群予
約型空線制御アクセス方法では、パケット群の送信前に
パケット群全体の送信許可または変更許可を与えるた
め、特に予約されたパケット群の長さが長い場合でパケ
ット群送信中に端末局がエリア外に移動してしまった場
合等は、無駄な禁止信号を報知し続けることとなる。
【0017】これを避けるため請求項6の発明は、無線
基地局が送信許可を与えた後の禁止信号報知中の上りパ
ケットがあらかじめ定められた期間連続して受信しなか
った場合、送信許可または変更許可を与えたパケット群
の長さに関係なく禁止信号の報知を停止し、空線信号の
報知を行っている。
【0018】パケットチャネルは複数のユーザーによっ
て共有されているため、アクセスできる機会は全てのユ
ーザーにとって均等である必要がある。これを実現する
方法として、請求項7及び8の発明は、各ユーザーが一
回のアクセス動作で連続して送信できるパケット群の最
大長をあらかじめ決めておき、請求項7の発明の場合は
無線基地局がこれを越える要求を拒否することを、また
請求項8の発明の場合は端末局が自発的に要求を制御す
ることを提案している。
【0019】さらに請求項9の発明は、連続して送信で
きるパケット群の最大長を、パケットチャネルを共有し
ているユーザーの数に応じて変化させている。
【0020】本発明による群予約型空線制御アクセス方
法では、パケット群の送信に先立って予約動作において
必要な無線リソースの割当を行うため、パケットを送信
している途中で伝送誤りが生じた場合でも空線信号報知
に戻らないことから、衝突することなく一連のパケット
群が伝送されると共に、必要以上に無線回線が確保され
ることはない。また、この時送信が許可されるパケット
群の長さは、無線基地局によって制御することが可能で
ある。(請求項1) また予約信号の送信以降にデータが到着した場合でも、
最後のパケットで追加送信したいパケット群の長さを指
定することによってランダムアクセスを行わずに継続送
信を行うことができる。(請求項2)この追加予約にお
いても、送信許可されるパケット群の長さは、無線基地
局によって制御可能である。(請求項3)
【0021】パケット群送信中において、上位プロトコ
ルからの要求によって送信パケット群に変更が生じた場
合、変更要求信号と変更許可信号(請求項4)または上
りパケット信号および禁止信号内(請求項5)において
それぞれ変更後の送信パケット群の要求と許可を割り込
み処理し、それまで送信中のパケット群の送信を停止す
ることによって、無駄な信号の送信を防止し、迅速な送
信パケット群の変更が可能となる。
【0022】さらに予約後に端末局が移動する等して長
時間信号が送られてこなくなった場合、空線信号報知に
切り替えて無線リソースを強制的に解放することによっ
て、無駄なリソース占有を防ぐことができる。(請求項
6) また、連続して送信できるパケット群の長さを制限する
ことによって、パケットチャネル上において多重されて
いる複数のユーザーのチャネルアクセスの公平性を実現
することができる(請求項7・8)とともに、このパケ
ット群の長さをパケットチャネル上のユーザー数に応じ
て変化させることによって、アクセスの公平性と衝突確
率の制御によるチャネル効率とのバランスをとることが
可能となる(請求項9)。
【0023】
【発明の実施の形態】本実施形態ではTDMA−TDD
システムに適用した場合について示す。第1図に本実施
形態におけるシステム構成を示す。本システムでは無線
制御局1に複数の無線基地局2,2・・・が接続され、
さらに各無線基地局2が形成する無線ゾーン4内におい
て複数の端末局3,3・・・が存在している。通信を行
おうとする端末局3は、自局が属する無線ゾーンを形成
している無線基地局2に対して、指定されたチャネル上
にランダムアクセスでパケットを送信する。以下の説明
では、請求項1,3,4,6,7,および9に記載の発
明の実施形態1と、請求項1,2,5,および8に記載
の発明の実施形態2に分けて説明を行う。
【0024】〈実施形態1〉はじめに実施形態1におけ
る動作概要を、タイムチャート用いて説明する。図2に
請求項1および7に対応した動作例1を示す。この図に
おいて上段は無線基地局及び端末局A,Bの送信信号を
示しており、それぞれ無線チャネルのスロットに対応し
た矩形で表現されている。また中段は端末局Aの送信パ
ケットの発生パターンを、下段は端末局Bの送信パケッ
ト発生パターンを各々示している。ここでは上位レイヤ
のフレームを無線のスロットに分解して送信する場合を
想定しており、分解された1スロットで送信される単位
を1パケットと定義し、上位レイヤのフレームをパケッ
トが複数組み合わされたパケット群(符号〜参照)
として定義している。
【0025】送信すべきパケット群が発生した端末局
Aは、空線信号Eを確認後上りチャネルにおいて無線基
地局に予約信号Y1を送信する。ここで本実施形態では
予約信号Y1はパケットとは別の専用の制御信号として
いるが、パケットに制御信号を相乗りさせることによっ
てパケット群の先頭パケットを予約信号として使用する
ことも可能である。この時点で送信するパケット群は5
つのパケットからなるため、予約信号内において5スロ
ット分の要求を行っている。
【0026】これに対し無線基地局は、許可信号G内に
おいて5スロットの送信許可を当端末局Aに与えてい
る。ここで本実施形態では許可信号を禁止信号Kとは別
の専用の制御信号としているが、両者を相乗りさせて同
一の信号とすることも可能である。これを受信した端末
局Aは、後続するスロット内において5パケットの送信
’を行っている。この時、「×」で示した途中の上り
信号M1,M2および下り信号M3が誤っているが、は
じめの予約−許可信号のやりとりでリソースが確保され
ているため、無線基地局は禁止信号の送信を引き続き行
い、端末局Aも引き続き上りパケットの送信’を行っ
ている。端末局Aが送信中に送信パケット群が発生し
た端末局Bは、下り禁止信号Kが空線信号に変わるのを
待って、同様の手順で送信を行う。
【0027】ところで今、この実施形態1において連続
して送信できるスロット数を7とする。これに対し図2
では端末局Aがパケット群の予約を行った際、この制
限を越えて8スロット分の予約を行っている。これは後
述する追加予約、及び変更要求による送信要求ではない
ため、この時までに端末局Aが連続して送信しているパ
ケット数は0である。この場合、無線基地局は予め設定
されている許可可能な最大連続数7スロットを許可信号
内において示す(符号G1)。
【0028】次に、図3に請求項3および7の発明に対
応した動作例2を示す。図2と同様の手順で予約信号Y
1送信により端末局Aがパケット群の送信を開始して
いるが、パケット転送中に別のパケット群の送信要求
が生じたため、先に予約されたパケットの最後のパケッ
ト内において、引き続き4スロット分の追加予約(符号
Y2)を行っている。これに対し無線基地局は追加送信
を許可するスロット数4を示した禁止信号K1を報知す
ることによって、この追加予約を受け付けている。端末
局Aは禁止信号K1を受けて引き続き4スロットのパケ
ットを送信するが、この場合も途中の上り信号M1,M
2および下り信号M3の誤りに関わらず、無線基地局は
禁止信号の送信を引き続き行い、端末局Aも引き続き上
りパケットの送信を行っている。
【0029】端末局Aはパケット群の送信中にさらに
別のパケットが発生したため、同様の手順で最終パケ
ット内において追加予約を行っているが、すでに制限値
である7スロット連続送信を行っているため、無線基地
局は禁止信号報知を打ち切って空線信号報知(符号E
1)に切り替えている。このため端末局Aは改めて予約
信号Y3の送出を行うが、この間空線信号待ち状態にあ
った端末局Bも同時に予約信号の送信を行ったため、衝
突が発生している。この場合、各端末局A,Bはランダ
ムな遅延(符号R1,R2)の後、予約信号の再送を行
うこととなる。図3では端末局Bのランダム遅延が端末
局Aのランダム遅延よりも短かったため、先に端末局B
のパケット群が送信された後、端末局Aのパケット
が送信されている。
【0030】次に、図4に請求項4の発明に対応した動
作例3を示す。ここでの相違点は端末局Aがパケット群
の追加予約を行った後で、パケット群の送信の取り
消しを行って次のパケット群の送信要求を行っている
ことである。この時、端末局Aはパケット群の送信を
既に開始しているが、これをキャンセルするため変更要
求信号H1を送信し、パケット群の長さ2スロットを
指定している。これを受信した無線基地局は、それまで
送信権を与えていたパケット群に対する禁止信号報知
を停止し、引き続き変更許可信号HG1を送信して、端
末局Aに対してパケット群の2スロット分の送信権を
与えている。
【0031】最後に、図5に請求項6の発明に対応した
動作例4を示す。ここでは端末局Aに8パケットからな
るパケット群PGが到着したとする。動作例1と同様に
端末局Aは予約信号Y1内において8スロット分の送信
要求を行い、無線基地局は許可信号G1内で8スロット
分の送信許可を与えている。ところがここで端末局Aが
1パケットP1を送信後他エリアへ移動したため、該無
線基地局では後続の上りパケットが受信できなくなって
いる。ここで無線基地局は、連続する4スロットにおい
て上りパケットを受信しなかった場合、当該予約を無効
として禁止信号Kの報知を停止させて空線信号E報知に
戻す。すなわち、図5に示すように最後にパケットを受
信してから4スロット上り信号を受信しなかった時点t
1で空線信号Eの報知となり、無線リソースの解放が行
われる。
【0032】次に、実施形態1における無線基地局およ
び端末局の動作をフローチャートを用いて説明する。図
6に無線基地局の動作フローを示す。無線基地局は、ま
ず、パラメータTL,nおよびhを初期化し(ステップ
Sa1)、端末局からの予約信号を待ち受ける(ステッ
プSa2)。ここで、TL、n、hおよび後述するl
(n)、l(n)’、LMAXは各々次のものを表す。 TL:一回の予約動作で連続して送信されているパケッ
ト(=スロット数) n:最初の予約を含む連続送信要求回数 h:変更要求によるものか否かを表すデータ、 l(n):送信要求数 l(n)’:l(n)に対する送信許可数 LMAX:連続してパケットを送信できる最大数
【0033】予約信号を受信した無線基地局は、その要
求パケット数がLMAXを越えていないかを判断し(ス
テップSa4)、越えている場合はLMAXを越えない
範囲で送信許可を与え、越えていない場合は要求のあっ
たパケット数の送信許可を与える(ステップSa4〜S
a7)。この判断においては変数LNを一時的に使用す
る。
【0034】ところでLMAXの値は別フロー(ステッ
プSa50〜Sa52)によって設定され、該無線基地
局と通信を行っているユーザー数が1の場合はLMAX
=70に(ステップSa51)、複数のユーザーと通信
している場合はLMAX=7(ステップSa52)に設
定される。この許可信号送信(ステップSa9)(また
は変更許可信号(ステップSa11)の後に、端末局か
らの信号を受信し、この間禁止信号の送信を行うが(ス
テップSa15)、途中で端末局からの変更要求信号を
受信(ステップSa12)した場合は許可信号、若しく
は変更許可信号を送信してから受信したスロット数をT
Lに加え(ステップSa13)、さらにn,h,LNの
各パラメータを更新し(ステップSa14)、予約信号
受付時と同様にLMAXを超えない範囲で変更許可を与
える(ステップSa50〜Sa52参照)。
【0035】また、上りパケットを受信している途中で
連続するmスロットにおいて上り信号を受信しなくなっ
た場合(ステップSa16)は、予約をキャンセルして
空線信号報知(ステップSa1)へ戻る。許可を与えた
スロットの受信が完了(ステップSa17)すると、T
Lの値を更新(ステップSa18)し、最後のパケット
内において追加送信の要求が示されているか否かを確認
して(ステップSa19)、追加要求が無ければ空線信
号報知(ステップSa1)へと戻るが、追加要求がある
場合はnを1増加させて連続送信パケット数のチェック
を行い、LMAXを越えない範囲で1(n)’を設定し
た後(ステップSa4〜Sa7)、これを付与した禁止
信号の報知(ステップSa15)を行い、既にLMAX
個のパケットが送信されている場合は直ちに空線信号報
知へと戻る。以後、これらの動作が繰り返される。
【0036】次に、実施形態1における端末局の動作フ
ローを図7に示す。端末局はまずパラメータnを初期化
する(ステップSb1)。送信パケット群が発生した場
合(ステップSb2)は、予約信号内で送信要求を行う
パケット数1(1)を設定(ステップSb3)し、空線
信号報知を待ってから(ステップSb4)予約信号の送
信(ステップSb5)を行う。その後許可信号を受信し
た場合(ステップSb6)は、そこで示される送信許可
パケット数1(1)’の送信(ステップSb8、ステッ
プSb9)を行うが、既に予約された送信パケット群に
変更要求(ステップSb7)があった場合はnを更新し
(ステップSb15)、変更要求に伴って生じた新たな
送信パケット群の長さ1(n)を示した変更要求信号
(ステップSb16)を送信する。これに対し変更許可
信号を受信(ステップSb17)した場合は、再びパケ
ット送信(ステップSb8,Sb9)を再開する。ま
た、変更許可信号を受信せず、空線信号報知を受けた場
合(ステップSb18)は、はじめの予約信号送信から
の動作を繰り返す。
【0037】許可を受けた1(n)’の内、1(n)’
−1のパケットを送信し終わった時点で引き続き送信し
たいパケットが存在する場合(ステップSb10)、追
加送信要求を最終パケットの送信時に行う(ステップS
b11)。最終パケット送信後も引き続き禁止信号を受
信した場合(ステップSb14)は、許可信号内におい
て許可された1(n)’個のパケットの送信を行う。ま
た追加送信パケットが無い場合は、そのまま最終パケッ
トを送信し初期状態(ステップSb1)へ戻る。
【0038】〈実施形態2〉次に、実施形態2について
説明を行う。図8に請求項2および8の発明に対応した
実施形態2の動作例1を示す。基本動作はほぼ実施形態
1で説明した通りであるが、端末局Aがパケット群の
送信途中にパケット群及びの4パケットが生起した
際、連続して送信できるパケット数が7であることを端
末局Aが認識して追加予約Y1のパケット数を3として
いる点が異なっている。この時、追加予約を行わなかっ
たパケットは、空線信号E報知後に改めて予約信号を
送信して送信権を得てからとなる。図8では、この時空
線信号待ち状態にあった端末局Bの予約信号と衝突(符
号Y2)しているため、ランダムな待ち時間と端末局B
の送信が完了した後、改めて送信されている(符号
’)。この他、端末局Aが追加予約Y1を行った際、
無線基地局は許可を与えるパケットの個数は特に指定せ
ず、単に禁止信号Kの報知のみを継続して行い、端末局
Aはこの禁止信号Kの報知を受けて、要求を行った継続
のパケットの送信がすべて許可されたものとして送信を
行っている点が、実施形態1と異なっている。
【0039】図9に請求項5の発明に対応した実施形態
2の動作例2を示す。ここでは図4と同様にパケット群
を送信中に、このパケット送信取り消しとパケット群
の送信要求が発生した場合について示している。ここ
では上りパケット内に2パケットの変更要求H1を、パ
ケット群の先頭パケットで示し、無線基地局はこれを
許可するため、禁止信号内において、変更後の送信パケ
ット数2を示している(符号K1)。この時直前のパケ
ット群に対する禁止信号は途中で停止され、引き続き
パケット群に対する禁止信号が報知されている。
【0040】次に、実施形態2における無線基地局およ
び端末局の動作をフローチャートを用いて説明する。図
10に実施形態2における無線基地局の制御フローを示
す。基本動作は図6の実施形態1の場合とほぼ同様であ
るが、各端末局の連続送信パケット数の管理を行わない
こと、及びユーザー数に応じたLMAXの値を変化させ
ないことにより、制御フローが簡素化されている。また
変更要求及び変更許可の信号の代わりに、1(n)指定
付きパケット(ステップSa108)及び1(n)’指
定付き禁止信号が使用されている点が異なっている。
【0041】図11および図12に本実施形態2におけ
る端末局の制御フローを示す。ここでは図7の実施形態
1に対して、端末局自身がLMAXの値を意識し、これ
を越えない範囲で送信権の要求を行うためにフロー(ス
テップSb103〜Sb105,ステップSb110〜
Sb113,ステップSb122〜Sb125)が追加
されている。また図10の場合と同様、変更要求及び変
更許可の信号の代わりに、1(n)指定付きパケット
(ステップSa108)及び1(n)’指定付き禁止信
号が使用されている。
【0042】以上の実施形態1および2においては本発
明のアクセス制御を無線基地局が行うこととしている
が、複数の無線基地局を集約する上位の無線制御局(図
1参照)が行うこととしても、同様の効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】本発明による群予約型空線制御アクセス
方法では、パケット群を送信している途中で伝送誤りが
生じた場合でも不用意に空線信号報知に戻らないことか
ら、衝突することなく一連のパケット群が伝送されると
共に、必要以上に無線回線が確保されることはないた
め、特に誤り発生率の高い無線伝送においてランダムア
クセスの特性低下を防止することが可能となる。
【0044】また予約信号の送信以降にデータが到着し
た場合でも、最後のパケットで追加送信したいパケット
群の長さを指定することによってランダムアクセスを行
わずに継続送信を行うことができるため、ランダムアク
セス特性を改善することが可能となる。図13にある条
件下で求めた本発明によるランダムアクセス特性の改善
例を示す。ここではLMAX=75とし、1(n)=5
(n=1,2,3...12)(14−4)及び1
(n)=75(n=1)(14−5)とした時の特性
と、ICMA−PEの特性(14−3)との比較を示し
た。この図からピーク値で比較すると1(n)=5の時
に約25%,1(n)=75の時は約35%スループッ
トが改善されることがわかる。
【0045】一方、連続して送信できるパケット群の長
さは、無線基地局または端末局によって制御することが
可能であるため、この長さを制限することによって、パ
ケットチャネル上において多重されている複数のユーザ
ーのチャネルアクセスの公平性を実現することができる
とともに、このパケット群の長さをパケットチャネル上
のユーザー数に応じて変化させることによって、チャネ
ル効率とのバランスをとることが可能となる。
【0046】さらに予約後に端末局が移動する等して長
時間信号が送られてこなくなった場合、空線信号報知に
切り替えて無線リソースを強制的に解放することによっ
て、無駄なリソース占有を防ぐことができる。またパケ
ット群送信中において、上位プロトコルからの要求等に
よって送信パケット群に変更が生じた場合、変更要求信
号と変更許可信号または上りパケット信号および禁止信
号内においてそれぞれ変更後の送信パケット群の要求と
許可を割り込み処理し、それまで送信中のパケット群の
送信を停止することによって、無駄な信号の送信を防止
し、迅速な送信パケット群の変更が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態におけるシステム構成を示
す図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態における動作例1
(請求項1・請求項7に対応)を示す図である。
【図3】 同第1の実施形態における動作例2(請求項
3・請求項7に対応)を示すである。
【図4】 同第1の実施形態における動作例3(請求項
4に対応)を示す図である。
【図5】 同第1の実施形態における動作例4(請求項
6に対応)を示す図である。
【図6】 同第1の実施形態における無線基地局の制御
フローを示す図である。
【図7】 同第1の実施形態における端末局の制御フロ
ーを示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態における動作例1
(請求項2・請求項8に対応)を示す図である。
【図9】 同第2の実施形態における動作例2(請求項
5に対応)を示す図である。
【図10】 同第2の実施形態における無線基地局の制
御フローを示す図である。
【図11】 同第2の実施形態における端末局の制御フ
ローの一部を示す図である。
【図12】 同制御フローの残りの部分を示す図であ
る。
【図13】 本発明によるランダムアクセス特性の改善
例を示す図である。
【図14】 従来のICMA−PEの動作例を示す図で
ある。
【図15】 従来の予約保留型ランダムアクセス制御方
法の動作例を示す図である。
【符号の説明】
1:無線制御局 2:無線基地局 3:端末局 4:無線ゾーン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と該無線基地局配下の複数の
    端末局との間で共通のパケットチャネルを用いて無線パ
    ケット通信を行うシステムであって、 前記無線基地局が前記パケットチャネルが使用中である
    ことを示す禁止信号と、空き状態であることを示す空線
    信号とを報知する手段を有し、新たにパケットを送信し
    ようとする前記各端末局は前記空線信号が報知されてい
    る状態に於いて、まず前記無線基地局へ予約信号を送信
    し、次いで前記無線基地局から当該端末局に対して送信
    権を与える許可信号を受信した後に後続のパケットの送
    信を開始し、前記無線基地局は当該端末局からのパケッ
    トを受信している間、前記禁止信号の報知を行って他の
    端末局からのアクセスを禁止する空線制御アクセス方法
    において、 前記端末局はあらかじめ送信しようとするパケットを単
    数または複数個集めてパケット群を生成し、前記予約信
    号内にて送信しようとする前記パケット群の長さ(l
    1)を示し、前記無線基地局は該端末局に対して送信権
    を与える際に、送信許可を与えるパケット群の長さを前
    記許可信号内で示すとともに、前記l1以下の長さのパ
    ケット群を第1のパケット群とし、前記端末局が前記第
    1のパケット群を送信するのに必要な期間、前記禁止信
    号を報知し続け、前記端末局は前記禁止信号が報知され
    ている期間に於いて、前記送信許可を受けた前記第1の
    パケット群を送信し、前記無線基地局は前記第1のパケ
    ット群の期間が終了した後に前記禁止信号を前記空線信
    号に切り替えることを特徴とする群予約型空線制御アク
    セス方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の群予約型空線制御アクセ
    ス方法において、 前記端末局は、前記第1のパケット群の送信後に引き続
    き送信する長さがl2である第2のパケット群がある場
    合、前記第1のパケット群の最後のパケット信号内にお
    いて前記第2のパケット群の追加送信要求を行い、追加
    する前記第2のパケット群の長さを示す信号を付与し、
    前記無線基地局は前記第2のパケット群に対して送信許
    可を与える場合は、引き続き前記第2のパケット群を送
    信するのに必要な期間、前記禁止信号を報知し続け、該
    端末局は引き続き前記禁止信号が報知されているのを確
    認し、前記第2のパケット群を、前記第1のパケット群
    の送信後に続けて送信し、以後引き続き送信する他のパ
    ケット群が無くなるまで繰り返し、前記端末局の送信パ
    ケット群が無くなった場合、もしくは前記無線基地局が
    送信を許可しない場合は、前記無線基地局が前記禁止信
    号を前記空線信号に切り替えることを特徴とする群予約
    型空線制御アクセス方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の群予約型空線制御アクセ
    ス方法において、 前記端末局は前記第1のパケット群の送信後に引き続き
    送信するパケット群がある場合、前記第1のパケット群
    の最後のパケット信号内において前記引き続き送信する
    パケット群の追加送信要求を行い、その際、当該引き続
    き送信するパケット群の長さ(l2)を示す信号を付与
    し、前記無線基地局は前記端末局から送られてくる前記
    l2の長さを有する第2のパケット群に対して送信許可
    を与える際に、送信許可を与えるパケット群の長さを前
    記禁止信号内で示すとともに、前記l2以下の長さのパ
    ケット群を第3のパケット群とし、前記端末局が前記第
    3のパケット群を送信するのに必要な期間、引き続き前
    記禁止信号を報知し続け、前記端末局は前記第3のパケ
    ット群の長さとともに引き続き前記禁止信号が報知され
    ているのを確認して、前記第3のパケット群を前記第1
    のパケット群の送信後に続けて送信し、以後引き続き送
    信するパケット群が無くなるまで繰り返し、前記端末局
    の送信パケット群が無くなった場合、もしくは前記無線
    基地局が送信を許可しない場合は、前記禁止信号を前記
    空線信号に切り替えることを特徴とする群予約型空線制
    御アクセス方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいづれかに記載
    の群予約型空線制御アクセス方法において、 前記端末局は前記第1または第2または第3のパケット
    群の送信権を得た後に送信中のパケット群に変更がある
    場合、当該パケット群送信のために前記禁止信号が報知
    されている期間内において変更要求を行い、変更するパ
    ケット群の長さ(l3)を付与した変更要求信号を送信
    し、前記基地局は前記禁止信号報知を停止して変更許可
    を与えるパケット群の長さを付与した変更許可信号を送
    信し、前記l3以下の長さのパケット群を第4のパケッ
    ト群とし、改めて前記第4のパケット群を送信するのに
    必要な期間、前記禁止信号を報知し続け、当該端末局は
    前記禁止信号が報知されている期間に於いて、前記変更
    許可を受けた前記第4のパケット群を送信し、以後引き
    続き送信するパケット群が無くなるまで繰り返し、前記
    端末局の送信パケット群が無くなった場合、もしくは前
    記無線基地局が送信を許可しない場合は、前記禁止信号
    を前記空線信号に切り替えることを特徴とする群予約型
    空線制御アクセス方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3のいづれかに記載
    の群予約型空線制御アクセス方法において、 前記端末局は前記第1または第2または第3のパケット
    群の送信権を得た後に送信中のパケット群に変更がある
    場合、前記第1または第2または第3のパケット群の中
    から任意のパケット信号内において変更要求を行い、そ
    の際、変更するパケット群の長さ(l3)を示す信号を
    付与し、前記基地局は該変更要求に対し変更許可を与え
    るパケット群の長さを、前記l3以下の長さである第4
    のパケット群の長さとして前記禁止信号内で示すととも
    に、変更前の送信権に対する禁止信号報知を直ちに終了
    し、引き続き前記第4のパケット群を送信するのに必要
    な期間、前記禁止信号を報知し続け、前記端末局は前記
    第4のパケット群の長さとともに引き続き前記禁止信号
    が報知されているのを確認して、前記第4のパケット群
    を送信し、前記無線基地局は前記第4のパケット群の期
    間が終了した際に前記禁止信号を前記空線信号に切り替
    えることを特徴とする群予約型空線制御アクセス方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5のいづれ
    かの項に記載の群予約型空線制御アクセス方法におい
    て、 前記無線基地局は前記端末局に対して前記送信許可また
    は前記変更許可を与えた後、前記禁止信号を報知してい
    る期間に於いて当該端末局からのパケット信号をあらか
    じめ定められた期間連続して受信しなかった場合、前記
    送信許可または前記変更許可を与えたパケット群の長さ
    に関係なく前記禁止信号の報知を停止し、前記空線信号
    の報知を行うことを特徴とする群予約型空線制御アクセ
    ス方法。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4または5のいづれ
    かの項に記載の群予約型空線制御アクセス方法におい
    て、 前記無線基地局は、前記端末局からの前記予約信号また
    は前記変更要求信号または前記パケット群の任意のパケ
    ットにおいて示されたパケット群の前記追加送信要求も
    しくは前記変更要求に対して前記送信許可または前記変
    更許可を与える際に、前記追加送信要求または前記変更
    要求において示されたパケット群の長さと前記追加送信
    要求または前記変更要求の送信までに既に連続して送信
    しているパケット群の長さの和が、前記端末局が連続し
    て送信できる長さとして予め定められたパケット群の長
    さを越える場合は、前記送信許可または前記変更許可を
    行わず、あるいは、前記端末局が連続して送信できるあ
    らかじめ定められたパケット群の長さを越えない範囲で
    前記送信許可または前記変更許可を与えることを特徴と
    する群予約型空線制御アクセス方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4または5のいづれ
    かの項に記載の群予約型空線制御アクセス方法におい
    て、 前記端末局は、前記予約信号もしくは前記パケット群の
    任意のパケットにおいて、前記無線基地局に対して前記
    送信要求または前記変更要求を行う際に、前記追加送信
    要求または前記変更要求において要求しようとしている
    パケット群の長さと前記追加送信要求または前記変更要
    求の送信までに既に連続して送信しているパケット群の
    長さの和が、前記端末局が連続して送信できる長さとし
    て予め定められたパケット群の長さを越える場合は、前
    記送信要求または前記変更要求を行わず、あるいは、連
    続して送信できる長さとして予め定められたパケット群
    の長さを越えない範囲で前記送信要求を行うことを特徴
    とする群予約型空線制御アクセス方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の群予約型空線制
    御アクセス方法において、 前記予め定められた連続して送信できるパケット群の長
    さを、前記パケットチャネルを共有しているユーザーの
    数に応じて変化させることを特徴とする群予約型空線制
    御アクセス方法。
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