JPH09116780A - 水平同期回路 - Google Patents

水平同期回路

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Publication number
JPH09116780A
JPH09116780A JP7273280A JP27328095A JPH09116780A JP H09116780 A JPH09116780 A JP H09116780A JP 7273280 A JP7273280 A JP 7273280A JP 27328095 A JP27328095 A JP 27328095A JP H09116780 A JPH09116780 A JP H09116780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
circuit
pulse width
capacitor
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP7273280A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Morimoto
真司 森本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP7273280A priority Critical patent/JPH09116780A/ja
Publication of JPH09116780A publication Critical patent/JPH09116780A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視カメラシステムのディスプレイモニタの
水平同期において、カメラ切り換えの際に生ずるスキュ
ー歪みを軽減する。 【解決手段】 フライバックトランス1で発生した水平
パルスのパルス幅をパルス幅拡張回路2により拡げる。
拡げた水平パルスP2を積分回路3に通すことで鋸波波形
の電圧が得られる。この積分回路出力S1を水平AFC回
路4の比較信号にする。これにより、引き込み範囲が拡
がり、水平位相のズレた映像信号に対しても引き込み動
作が可能となり、スキュー歪みが軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水平同期回路に係り、よ
り詳細には、複数の監視カメラを切り換え、モニタリン
グに使用するディスプレイモニタの水平同期において、
カメラ切り換えの際に生ずるスキュー歪みの改善を図っ
た回路に関する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラシステムにおいて、複数のカ
メラを切り換える際のカメラ間同期の取り方の1態様と
して、「簡易垂直同期タイプ」がある。同タイプは垂直
同期については各カメラ間で同期するようにするが、水
平同期については各カメラフリーというものである。ま
た、映像信号は一般にインターレース方式である。従っ
て、このインターレース方式のカメラ映像信号を上記簡
易垂直同期タイプの下で切り換えた場合、モニタには偶
数フィールドまたは奇数フィールドの映像信号がランダ
ムに入力されることになる。ここで、偶数フィールドの
映像信号と奇数フィールドの映像信号とでは両信号間に
1/2H(水平周期)の位相差がある。そのため、モニ
タに対し、偶数フィールドの映像信号と奇数フィールド
の映像信号とがランダムに入力されると、水平AFC
(自動周波数制御)回路の引き込み範囲の設定によって
は垂直走査の開始付近(画面上部付近)で部分的に水平
同期が乱れる、いわゆるスキュー歪みが発生する場合が
ある。なお、このスキュー歪みの現象はカメラ切り換え
時のある期間のみ現れ、同期引き込みがなされた後には
消滅する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、簡易垂
直同期タイプの同期方式の下でインターレース方式のカ
メラ映像を切り換えた場合、従来のモニタにおいてはカ
メラ切り換え時の一定期間スキュー歪みが発生する場合
があるという問題があった。本発明はこのようなスキュ
ー歪みの軽減を図ったディスプレイモニタの水平同期回
路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平同期信号
と比較信号とを位相比較し、同位相比較に基づき水平発
振周波数を制御するようにしてなる水平AFC回路の前
記比較信号の生成において、フライバックトランスより
の水平パルスのパルス幅を1水平周期の2分の1の幅以
上に拡げるパルス幅拡張回路と、前記パルス幅拡張回路
よりの水平パルスを積分し、鋸波状の信号にする積分回
路とを備え、同積分回路よりの信号を前記水平AFC回
路の比較信号に供するようにした水平同期回路を提供す
るものである。
【0005】
【作用】フライバックトランスで発生する水平パルス
は、水平AFC回路に必要な比較信号の根源となるもの
である。このフライバックトランスで発生した水平パル
スのパルス幅をパルス幅拡張回路により拡げる。拡げた
水平パルスを積分回路を通すことで鋸波波形の電圧が得
られる。この積分回路出力を水平AFC回路の比較信号
にする。これにより、引き込み範囲が拡がり、水平位相
のズレた映像信号に対しても引き込み動作が可能とな
り、スキュー歪みが軽減することとなる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による水平同期
回路を説明する。図1は本発明による水平同期回路の一
実施例を示す要部構成図、図2は図1を説明するための
水平同期信号と比較信号との位相関係図である。図1に
おいて、1はブラウン管アノード電圧の他、水平パルス
を発生するフライバックトランス(以下、「FBT」と
記す)、2はFBT1よりの水平パルスのパルス幅を拡
げるパルス幅拡張回路、3はパルス幅拡張回路2よりの
水平パルスを積分する積分回路、4は積分回路3よりの
鋸波電圧を比較信号として水平同期信号Shと位相比較
し、水平発振周波数を制御する水平AFC(自動周波数
制御)回路である。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。F
BT1よりの水平パルスのパルス幅をパルス幅拡張回路
2により拡げる。この場合、1水平周期の1/2以上の
パルス幅にするように拡げる。例えば、水平周期が63.5
μs(1/15.734 KHz)、FBT1で発生した水平パル
スP1のパルス幅が5μsである場合、5μsを38μs
(>1H/2)に拡げる(図2A)。このパルス幅拡張回路
2を例えば、入力パルスと異なる幅のパルス出力が得ら
れる単安定モノステーブルマルチバイブレータを使用す
る。上記拡げた水平パルスP2を積分回路3で積分する。
この積分出力S1は鋸波状の電圧となる〔図2(B)
(ハ)〕。
【0008】上記積分回路3の具体的回路例を併せて図
示した。この積分回路3の抵抗R、第1のコンデンサC1
及び第2のコンデンサC2等の定数設定においては、AF
C動作安定化のため鋸波電圧S1の波高値を極力高く、ま
た、波形なまりが少なくなるように留意する。そのた
め、抵抗Rと第1のコンデンサC1との時定数を1水平周
期の略2倍にし、且つ、同抵抗Rと第2のコンデンサC2
との時定数を1水平周期の略4分の1倍にそれぞれ設定
すると効果的である。この鋸波電圧S1を水平AFC回路
4の比較信号とし、水平同期信号Shとの位相比較(位相
比較部4a)、同位相比較に基づく発振部4bの制御を行
う。上記鋸波電圧S1と水平同期信号Shとの位相関係を図
2(B)に示す。同図のT1は水平帰線期間であるが、こ
のT1の中心と水平同期信号Shの中心とが一致した状態
(イ、ハ図)が同期中心となる。このT1内で同期信号Sh
が動く限り水平同期は保持される。これは一般に同期保
持範囲といわれているが、この同期保持範囲と同期引き
込み範囲とは関連し、前者が拡がると後者も広くなるこ
とは周知の通りである。
【0009】図2(C)は、本発明適用前の水平同期信
号Shと積分回路出力との位相関係を参考として図示した
ものであるが、図示のように、従来は水平帰線期間T2が
狭く、そのため前述の同期保持範囲が狭く、従って、同
期引き込み範囲が狭くなっていた。ただし、この水平帰
線期間は扱う映像信号との関係で定まる性質のものであ
り、水平帰線期間の狭いこと自体が全て悪いということ
ではない。つまり、前記簡易垂直同期タイプの同期方式
の下でインターレース方式のカメラ映像を切り換えた場
合、従来のような比較信号では問題が生じるということ
である。以上から、例えば、カメラ映像切り換えにより
水平同期信号Shが図2(B)(ロ)のように、正規位相
(イ図)からT3ズレた場合にも引き込み動作が遅れるこ
となく行われ、同期する。これに対し、従来(同図C)
では最終的には同期するが、そこに至る同期引き込みに
時間を要する。そのため、この間、部分的(画面上部)
に水平同期が乱れ、スキュー歪みが生じる。しかし、、
パルス幅を拡げることで上述のように同期引き込み動作
の遅れが改善されることとなる。これにより、部分的な
水平同期乱れに起因するスキュー歪みの発生を軽減す
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
易垂直同期タイプの同期方式の下でインターレース方式
のカメラ映像を切り換えるようにした監視カメラシステ
ムのディスプレイモニタにおいて、従来、カメラ切り換
え時に発生していた画面上部のスキュー歪みを軽減する
ことが可能となる。これにより、上記システムにおける
ディスプレイモニタの性能を向上させることができる。
また、本発明はパルス幅の適正化という設計仕様上で解
決したものであり、新たな回路を設けたものではない。
そのため、材料費のアップという弊害を伴うことがない
点も一つの特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水平同期回路の一実施例を示す要
部構成図である。
【図2】図1を説明するためのものであり、(A)は水
平パルス幅拡張の説明図、(B)及び(C)は水平同期
信号と比較信号との位相関係図である。
【符号の説明】
1 フライバックトランス(FBT) 2 パルス幅拡張回路 3 積分回路 R1 抵抗 C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ 4 水平AFC回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号と比較信号とを位相比較
    し、同位相比較に基づき水平発振周波数を制御するよう
    にしてなる水平AFC回路の前記比較信号の生成におい
    て、フライバックトランスよりの水平パルスのパルス幅
    を1水平周期の2分の1の幅以上に拡げるパルス幅拡張
    回路と、前記パルス幅拡張回路よりの水平パルスを積分
    し、鋸波状の信号にする積分回路とを備え、同積分回路
    よりの信号を前記水平AFC回路の比較信号に供するよ
    うにしたことを特徴とする水平同期回路。
  2. 【請求項2】 前記パルス幅拡張回路により拡げる水平
    パルス幅を、38μsのパルス幅としたことを特徴とす
    る請求項1記載の水平同期回路。
  3. 【請求項3】 前記積分回路を、一端に前記パルス幅拡
    張回路よりの水平パルスが印加された抵抗と、一端を前
    記抵抗の他端に接続した第1のコンデンサと、一端を前
    記第1のコンデンサの他端に接続し、他端を接地した第
    2のコンデンサとで構成し、同第2のコンデンサの両端
    電圧を積分出力としたことを特徴とする請求項1記載の
    水平同期回路。
  4. 【請求項4】 前記積分回路において、前記抵抗と第1
    のコンデンサとの時定数を1水平周期の略2倍にし、且
    つ同抵抗と前記第2のコンデンサとの時定数を1水平周
    期の略4分の1倍に設定したことを特徴とする請求項1
    又は請求項3記載の水平同期回路。
JP7273280A 1995-10-20 1995-10-20 水平同期回路 Pending JPH09116780A (ja)

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