JPH03191682A - テレビジョン受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明はテレビジョン受像機に関し、チャンネルを切
換えた時の画面乱れを無くすようにしたものである。

（従来の技術） テレビジョン受像機において、リモコン等によりチャン
ネルを切換える際、チューナが正しい周波数に変化する
過渡状態として、ノイズや横縞のつぶれた映像が現れ、
乱れた画面になる。特に、放送信号の周波数が標準周波
数よりずれているときや、同一のチャンネル番号であっ
ても、放送局側の送信形式により、周波数のオフセット
がされている場合には、チャンネル切換時の画面乱れが
強くなる。

このようなチャンネル切換時の画面乱れを除去するため
、チャンネル切換え時には画面の明るさを下げ（例えば
黒一色にする）、乱れた映像を目立たなくすることが考
えられる。しかしこの方法では、チャンネルを切換える
度に短時間ではあるが画面が暗くなり、明るさが急激に
変化することになる。これは人間の視覚に対して強い刺
激を与え、眼の疲労をもたらす欠点がある。

また、受信したチャンネルの番号を画面に表示する機能
を有したテレビジョン受像機では、チャンネル切ｐＩ！
時にチューナからのＩＦ出力の乱れにともなって偏向用
の同期信号が位相的に変動するため、チＶンネル番号画
像がノイズやつぶれを生じてしまう。

更に、画面の明るさを下げることは、ＣＲＴに印加する
高圧をより高めることであり、プレビジョン回路全体の
負荷が増すことになり、好ましくない。

（発明が解決しようと覆る課題） 以上説明したように、チャンネル切換時に画面の明るさ
を下げて、画像の乱れが画面に表示されないようにした
従来のテレビジョン受像機は、人聞の眼を疲労させると
ともに、明るさを下げた時に高圧が高（なり好ましくな
い。

また、受信チャンネル番号を画面に表示する機能を有し
たテレビジョン受像機では、画面を暗くしてもチャンネ
ルデータ画像の乱れを防止することはできない。

この発明は上記問題点を除去し、チャンネル切換時の画
面乱れを無くすようにしたテレビジョン受像機の提供を
目的とする。

［発明の構成］ （１１１題を解決するための手段） この発明は、テレビジョン放送信号を受信づるチューナ
と、該チューナからの出力を処理し映像復調された復調
信号を出力する信号処理回路と、該信号処理回路からの
Ｗｉ講低信号ビデオ信号と同期信号とに分離し、ビデオ
信号はビデオメモリを有する画像処理部にて処理し、同
期信号は偏向信号処理部にて偏向用信号として出力する
デジタル信号処理回路と、該デジタル信号処理回路から
の各出力によって映像を表示する受像管と、チャンネル
切換のタイミングにて前記信号処理回路から前記デジタ
ル信号処理回路に入力する信号を断つ信号切換手段と、
該信号切換手段の動作に合わせて、所定期間、チャンネ
ル切換直前に前記ビデオメモリに記憶した画像信号を表
示出力させるとともに前記偏向信号処理部から７リ一ラ
ン発生した偏向用信号にて前記受像管を偏向制御せしめ
る制御手段とを有する。

（作用） このような構成によれば、チャンネル切換直前にビデオ
メモリに記憶された画像が、切換後のチャンネルによる
映像が安定するまでの間、フリーランモードの偏向用信
号に従って表示される。

従って、チャンネル切換時におけるファインチュニング
までの乱れた映像が表示されることがない。

また、画面に表示されるチャンネルデータ画像ら安定す
る。

（実施例） 以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明する
。

第１図はこの発明に係るテレビジョン受像機の一実施例
を示す構成図である。

第１図において、１はテレビジョン放送信号を受信Ｊる
アンテナであり、アンテナ１に誘起した信号は、ＰＬＬ
制御型局部発振回路２１を有したチューナ２で希望のチ
ャンネルが選択される。

チューナ２のＩＦ出力２ａは、■Ｆ信号処理回路３に入
力される。ＩＦ信号処理回路３は、チューナ２からのＩ
Ｆ出力２ａを映像ｍａｔ、た復調信号３ａを出力する。

上記ＩＦ信号処理回路３からの復調信号３ａは、ＩＦ信
号処理回路３からの復調信号３ａと外部映像復調信号と
を切換選択するための信号切換用スイッチ４の第１入力
端子ａ＆−導かれる。信号切換用スイッチ４は、上記第
１入力端子ａ以外に第２゜第３入力端子す、ｃを有し、
第２入力端子すには外部入力端子８に接続されたＶＴＲ
等からの外部映像復調信号８ａが導かれ、第３入力端子
Ｃには基準電位点との間にコンデンサ９が接続されてい
る。

信号切換用スイッチ４の出力端子ｄからの信号４ａは、
マイク［１コンピユータ５によって制御されるデジタル
信号処理回路６に入力される。デジタル処理回路６は、
信号切換用スイッチ４からの映像復調信号をピア４４３
号と水平及び垂直の同期信号とに分離してそれぞれを処
理する。デジタル信号処理回路６は、上記ビデオ信号を
−Ｂビデオメモリ６１に記憶し、その出）】を画像信号
処理部６２で画像処理して受像管７に供給する。また、
デジタル信号処理回路６は、上記各同期信号を偏向信号
処理部６３で処理し、水平及び垂直の同期信号にそれぞ
れ同期した水平偏向出力１−１と重心偏向出力Ｖを受像
管７の水平及び垂直の偏向コイルに供給する。なお、図
示しないが、上記水平偏向出力にＵづいて高圧を発生し
ている。

上記マイクロコンピュータ５は、上記のごとくデジタル
信号処理回路６の処理プロセスを制御するとともに、チ
ューナ２のＰＬＬ制御型局部発振回路２１の発振周波数
を制御して、希望チャンネルの選局制御を行っている。

またマイクロコンピュータ５は、上記チャンネル切換に
合わせて上記信号切換スイッチ４に信号切換用の制御信
号５ａを送信している。即ち、新たにチャンネルが切換
られるたびに、所定期間、第３入力端子Ｃに切換接続す
る。

上記実施例の構成によれば、デジタル信号処理回路６に
、おけるビデオメモリ６１には、ＩＦ信号処理回路３か
らの復調信号３ａや外部入力端子８からの外部映８１復
調信号８ａによる画像信号が常に蓄えられている。マイ
クロコンピュータ５は、チューナ２をｌｌ−制御してチ
ャンネルを切換える際に、その直前にビデオメモリ６１
に蓄えられた画像信号を繰返し読出す指令５ｂをデジタ
ル信号処理回路６に供給するとともに、チャンネル切換
のタイミングに合わせて、信号切換用スイッチ４を第１
入力端子ａ（又は第２入力端子ｂ）より第３入力端子Ｃ
に切換える制御信号５ａを供給１゛る。これにより、デ
ジタル信号処理回路６へは、コンデンサ９を介して交流
信号を含まない信号が入力されて、ｆＦ信号処理回路３
（又は外部入力端子８）からの信号入力がカットされる
。デジタル信号処理回路６は、上記信号入力がカットさ
れることで、偏向用の同期信号を内部発生部ら、フリー
ランモードにで発生し、このフリーランモードの偏向用
信号を基準に、ビデオメモリ部６１に蓄えられているビ
デオ信号を繰返し読出づ。

チャンネル切換後、所定期間が経過して切換後のチャン
ネルによる映像が安定づると、マイクロコンピュータ５
は、信号切換用スイッチ４を第３入力端子Ｃから第１入
力端子ａに切換える。こうして、チャンネル切換時のノ
イズや横縞のつぶれた映像はデジタル信号処理回路６を
通過せず、受像管７には、同期の安定したチャンネル切
換前の映像から切換後の映像に切換ねることになる。

また、受信チャンネル番号画像を表示する場合て゛も、
その画像の表示位置の基準は、フリーランモードの偏向
用信号によって決定され、乱れることはない。

第２図に上記チャンネル切換時の動作をフローチャート
化して示す。

第２図にＪ３いて、ステップ８１〜８３は、チャンネル
切換同始時の処理を示し、ステップＳ１はデジタル信号
処理回路６に指令５ｂを出力し、ステップＳ２は信号切
換用スイッチ４へ制御信号５ａを出力する処理、ステッ
プＳ３はチューナ２ヘチヤンネルを切換る信号を送る処
理である。

ステップＳ３の後、マイクロコンピュータ５は、ステッ
プＳ＋を実行し、チャンネル切換後のＩＦ信号処理回路
３から出力される信号３ａが安定したか否かを判定する
。この判定は、タイムカウント処理によりある一定時間
の後に安定（Ｙｅｓ）と判断しても良いし、実際の信号
３ａの同期信号の有無や振幅レベルを判定しても良い。

この判定ステップＳ４の間、デジタル信号処理回路６は
、偏向用同期信号を内部発生して、チャンネル切換直前
にビデオメモリ６１に書込んだ画像信号を繰返し読出し
静止画表示処理しているわけである。

ステップＳ４の判定がＹｅｓになると、ステップＳｓ　
、Ｓｓを実行し、切換後のチャンネルを通常の処理で表
示する。

こうして、テレビジョン全体回路に負担をかけることな
く、チャンネル切換時の画面乱れを防止することができ
る。

［発明の効！ｌ！］ 以上説明したようにこの発明によれば、チャンネル切換
に伴って発生するノイズや横縞状の乱れが画面に表示さ
れることなく、チャンネルを切換ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るテレビジョン受ａｍの一実施例
を示す構成図、第２図は第１図の実施例の動作を示１フ
ローチャートである。 １・・・アンテナ、２・・・チューナ、３・・・ＩＦ信
号処理回路、４・・・信号切換用スイッチ、５・・・マ
イクロコンピュータ、６・・・デジタル信号処理回路、
６１・・・ビデオメモリ、７・・・受像管。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 テレビジョン放送信号を受信するチューナと、上記チュ
   ーナからの出力を処理し映像復調された復調信号を出力
   する信号処理回路と、 上記信号処理回路からの復調信号をビデオ信号と同期信
   号とに分離し、ビデオ信号はビデオメモリを有する画像
   処理部にて処理し、同期信号は偏向信号処理部にて偏向
   用信号として出力するデジタル信号処理回路と、 上記デジタル信号処理回路からの各出力によつて映像を
   表示する受像管と、 チャンネル切換のタイミングにて前記信号処理回路から
   前記デジタル信号処理回路に入力する信号を断つ信号切
   換手段と、 上記信号切換手段の動作に合わせて、所定期間、チャン
   ネル切換直前に前記ビデオメモリに記憶した両像信号を
   表示出力させるとともに前記偏向信号処理部からフリー
   ラン発生した偏向用信号にて前記受像管を偏向制御せし
   める制御手段とを具備したことを特徴とするテレビジョ
   ン受像機。