JPH09116158A - 軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置 - Google Patents
軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置Info
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- JPH09116158A JPH09116158A JP26866895A JP26866895A JPH09116158A JP H09116158 A JPH09116158 A JP H09116158A JP 26866895 A JP26866895 A JP 26866895A JP 26866895 A JP26866895 A JP 26866895A JP H09116158 A JPH09116158 A JP H09116158A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 携帯用表示装置には、軽量、小型で耐衝撃性
が要求される。すなわち、非耐熱性の軽量基板を使う液
晶ディスプレイが必要で、高精細小型の観点から、p−
Si TFTを使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレイが
不可欠となる。本発明は、ディスプレイの小型、軽量化
が可能な軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置を
提供する。 【解決手段】 小型、軽量化、耐衝撃性を実現するた
め、軽量基板としてプラスチック基板1または厚さ0.
5mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使用する。また、
この非耐熱性の基板に高性能の p−Si TFT を形成
するため、レーザ結晶化法5を用いる。レーザ結晶化の
熱が基板に直接伝導しないようにするため、基板の上に
熱放散手段2を設け、また、過度の熱入射がないよう
に、照射レーザビーム量を制限する。
が要求される。すなわち、非耐熱性の軽量基板を使う液
晶ディスプレイが必要で、高精細小型の観点から、p−
Si TFTを使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレイが
不可欠となる。本発明は、ディスプレイの小型、軽量化
が可能な軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置を
提供する。 【解決手段】 小型、軽量化、耐衝撃性を実現するた
め、軽量基板としてプラスチック基板1または厚さ0.
5mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使用する。また、
この非耐熱性の基板に高性能の p−Si TFT を形成
するため、レーザ結晶化法5を用いる。レーザ結晶化の
熱が基板に直接伝導しないようにするため、基板の上に
熱放散手段2を設け、また、過度の熱入射がないよう
に、照射レーザビーム量を制限する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイの小
型、軽量化が可能な軽量基板薄膜半導体装置および液晶
表示装置に関する。
型、軽量化が可能な軽量基板薄膜半導体装置および液晶
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、パーソナルコンピ
ュータを中心に薄型、軽量機器の表示装置として、10
インチから16インチ級のサイズが量産されている。最
近の動向として、携帯通信端末の表示装置として、約5
インチ級の小型液晶ディスプレイが不可欠となる。携帯
性の観点から、軽量で耐衝撃性が要求される。すなわ
ち、非耐熱性の軽量基板を使う液晶ディスプレイが必要
で、高精細小型の観点から、多結晶シリコン薄膜トラン
ジスタ(以下本明細書においては p−Si TFTと略
記する。)を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレイが
不可欠となる。p−Si TFT はガラス基板あるいは
石英基板の上に600℃から1000℃の固相結晶化、
または、レーザ結晶化で製作されている。高品質のSi
膜を形成するのに好適なレーザ結晶化技術の一例は、J.
Japan Appl. Phys. vol.33, (1994)5657 に H.Kuriy
ama,et al.によって述べられている。このような技術
による p−Si TFT の製作方法を図7にしたがって
説明する。
ュータを中心に薄型、軽量機器の表示装置として、10
インチから16インチ級のサイズが量産されている。最
近の動向として、携帯通信端末の表示装置として、約5
インチ級の小型液晶ディスプレイが不可欠となる。携帯
性の観点から、軽量で耐衝撃性が要求される。すなわ
ち、非耐熱性の軽量基板を使う液晶ディスプレイが必要
で、高精細小型の観点から、多結晶シリコン薄膜トラン
ジスタ(以下本明細書においては p−Si TFTと略
記する。)を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレイが
不可欠となる。p−Si TFT はガラス基板あるいは
石英基板の上に600℃から1000℃の固相結晶化、
または、レーザ結晶化で製作されている。高品質のSi
膜を形成するのに好適なレーザ結晶化技術の一例は、J.
Japan Appl. Phys. vol.33, (1994)5657 に H.Kuriy
ama,et al.によって述べられている。このような技術
による p−Si TFT の製作方法を図7にしたがって
説明する。
【0003】工程(a)において、通常厚さ1.1mm
のガラス基板71にSiO2等の絶縁膜3を約300nm
構成する。ついで、工程(b)において、Si 等の半導
体膜4を約50nmの厚さに気相蒸着(以下本明細書に
おいてはCVDと略記する。)法で形成する。ここで、
Si膜の品質を向上させるため、XeCl、ArF、KrF
、等のエキシマーレーザのエネルギービーム5を約5
00mJ/cm2のエネルギー強度で照射する。この紫
外線レーザ光は、Si 膜の極く表面で吸収され、Si 膜
のみが加熱されて、溶融状態になり、熱拡散により瞬時
に冷却、固化する。この結晶化によって特に電子移動度
が改善され、p−Si 中の電子移動度は非晶質中のそれ
の100乃至600倍となる。この加熱及び冷却期間は
高々1μsである。しかし、Si 膜の温度は融点近くの
1300から1400℃まで加熱される。Si 膜からの
熱伝導により、下の絶縁膜3の表面もほぼこの温度とな
る。絶縁膜3の下面は、温度が下降するが、数百℃にな
る。しかし、短時間の加熱のため、ガラスは変形等の損
傷を受けることがない。また、ガラス基板からの不純物
の進入を絶縁膜3で阻止できる。工程(c)において、
半導体膜4を島状に加工し、ゲート絶縁膜6、ゲート半
導体膜7をCVD法で形成する。工程(d)でゲートを
加工し、燐または硼素のイオンビーム8を注入し、約6
00℃で活性化し、n又はp導電型のソース及びドレイ
ンを形成する。工程(e)において、保護膜9を形成
し、コンタクトホールを形成後、ドレイン電極10、画
素電極11を形成し、TFT基板が作製される。以後、
既知の手法により、対向基板を対として貼り合わせ、液
晶表示装置とする。
のガラス基板71にSiO2等の絶縁膜3を約300nm
構成する。ついで、工程(b)において、Si 等の半導
体膜4を約50nmの厚さに気相蒸着(以下本明細書に
おいてはCVDと略記する。)法で形成する。ここで、
Si膜の品質を向上させるため、XeCl、ArF、KrF
、等のエキシマーレーザのエネルギービーム5を約5
00mJ/cm2のエネルギー強度で照射する。この紫
外線レーザ光は、Si 膜の極く表面で吸収され、Si 膜
のみが加熱されて、溶融状態になり、熱拡散により瞬時
に冷却、固化する。この結晶化によって特に電子移動度
が改善され、p−Si 中の電子移動度は非晶質中のそれ
の100乃至600倍となる。この加熱及び冷却期間は
高々1μsである。しかし、Si 膜の温度は融点近くの
1300から1400℃まで加熱される。Si 膜からの
熱伝導により、下の絶縁膜3の表面もほぼこの温度とな
る。絶縁膜3の下面は、温度が下降するが、数百℃にな
る。しかし、短時間の加熱のため、ガラスは変形等の損
傷を受けることがない。また、ガラス基板からの不純物
の進入を絶縁膜3で阻止できる。工程(c)において、
半導体膜4を島状に加工し、ゲート絶縁膜6、ゲート半
導体膜7をCVD法で形成する。工程(d)でゲートを
加工し、燐または硼素のイオンビーム8を注入し、約6
00℃で活性化し、n又はp導電型のソース及びドレイ
ンを形成する。工程(e)において、保護膜9を形成
し、コンタクトホールを形成後、ドレイン電極10、画
素電極11を形成し、TFT基板が作製される。以後、
既知の手法により、対向基板を対として貼り合わせ、液
晶表示装置とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯性の観点から、軽
量で耐衝撃性があり、非耐熱性の軽量基板を使う液晶デ
ィスプレイが必要である。高精細小型の観点から、 p
−Si TFT を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレ
イが不可欠となる。しかしながら、上記非耐熱性の軽量
基板の上に形成された半導体膜の結晶化をエネルギービ
ームによって行なうと、その熱によってガラス基板やプ
ラスチック基板に歪が発生したり、基板とその上に形成
された絶縁膜の結合に不具合が発生したり、さらにプラ
スチック基板ではその一部が分解してガスが発生した
り、絶縁膜との間の剥離を助長する等の不都合があっ
た。
量で耐衝撃性があり、非耐熱性の軽量基板を使う液晶デ
ィスプレイが必要である。高精細小型の観点から、 p
−Si TFT を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレ
イが不可欠となる。しかしながら、上記非耐熱性の軽量
基板の上に形成された半導体膜の結晶化をエネルギービ
ームによって行なうと、その熱によってガラス基板やプ
ラスチック基板に歪が発生したり、基板とその上に形成
された絶縁膜の結合に不具合が発生したり、さらにプラ
スチック基板ではその一部が分解してガスが発生した
り、絶縁膜との間の剥離を助長する等の不都合があっ
た。
【0005】尚、熱を放散するための公知例として特開
昭62−108565号がある。これは、発熱体(抵抗
体)の熱を放散するため、電極は横(両側)にあり、放
熱材は発熱体の上方に設けた例である。これにより、発
熱体の熱を上方又は横から引き出すことになり、発熱体
の加熱を防止する。しかし、この従来例は、発熱体の加
熱を問題としているものであって、半導体膜の多結晶化
時のエネルギービームによる加熱化の問題を扱ったもの
でない。また、下層の基板への加熱を問題にするもので
もない。
昭62−108565号がある。これは、発熱体(抵抗
体)の熱を放散するため、電極は横(両側)にあり、放
熱材は発熱体の上方に設けた例である。これにより、発
熱体の熱を上方又は横から引き出すことになり、発熱体
の加熱を防止する。しかし、この従来例は、発熱体の加
熱を問題としているものであって、半導体膜の多結晶化
時のエネルギービームによる加熱化の問題を扱ったもの
でない。また、下層の基板への加熱を問題にするもので
もない。
【0006】したがって、本発明の目的は、上記非耐熱
性の軽量基板の上に形成された半導体膜の結晶化をエネ
ルギービームによって行なうとき、そのような不都合が
生じず、ディスプレイの小型、軽量化が可能な軽量基板
薄膜半導体装置および液晶表示装置を提供することであ
る。
性の軽量基板の上に形成された半導体膜の結晶化をエネ
ルギービームによって行なうとき、そのような不都合が
生じず、ディスプレイの小型、軽量化が可能な軽量基板
薄膜半導体装置および液晶表示装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、軽量基板としてプラスチック基板または厚さ 0.5
mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使用する。また、こ
の非耐熱性の基板に高性能の p−Si TFT を形成す
るため、レーザ結晶化法を用いる。レーザ結晶化の熱が
基板に直接伝導しないようにするため、基板の上に熱放
散手段を設け、また、過度の熱入射がないように、照射
レーザビーム量を制限する。
め、軽量基板としてプラスチック基板または厚さ 0.5
mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使用する。また、こ
の非耐熱性の基板に高性能の p−Si TFT を形成す
るため、レーザ結晶化法を用いる。レーザ結晶化の熱が
基板に直接伝導しないようにするため、基板の上に熱放
散手段を設け、また、過度の熱入射がないように、照射
レーザビーム量を制限する。
【0008】
【発明の実施の形態】プラスチック基板または厚さ0.
5mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使うことにより、
表示装置の小型、軽量化が可能となる。また、照射レー
ザビーム量を制限し、熱放散手段を設けることにより、
この非耐熱性基板に損傷を与えることなく、高性能の薄
膜半導体装置および液晶表示装置を形成することができ
る。
5mm以下の可撓な薄型ガラス基板を使うことにより、
表示装置の小型、軽量化が可能となる。また、照射レー
ザビーム量を制限し、熱放散手段を設けることにより、
この非耐熱性基板に損傷を与えることなく、高性能の薄
膜半導体装置および液晶表示装置を形成することができ
る。
【0009】以下図1から6までを用い、本発明の実施
例を説明する。図1は本発明による、基本的なTFT基
板作製工程を示す。以下で使用するプラスチック基板の
耐熱性を考慮すると、プロセス温度は高々200℃以下
とする必要がある。工程(a)において、通常厚さ1m
mのプラスチック基板1にまず、アルミニウム、クロ
ム、タングステン等の熱放散膜2をスパッタ法で形成す
る。その際、熱放散膜2の厚さは、アルミニウムで1μ
m乃至500nm、クロムで200nm以下、タングス
テンで200nm以下が適当である。この上に、ECR
CVD、塗布形成法、等で低温のSiO2等の絶縁膜
3を約300nm構成する。以下、従来方法と同様に、
工程(b)において、Si 等の半導体膜4を約50nm
の厚さにスパッタ法やCVD法で形成する。ここで、S
i 膜の品質を改善するため、XeCl、ArF、KrF、等
のエキシマーレーザのエネルギービーム5を約500m
J/cm2のエネルギー強度で照射する。エネルギービ
ーム5は線状走査ビームであってもスポット状ビームで
あってもよい。この紫外線レーザ光は、Si 膜の極く表
面で吸収され、Si 膜のみが加熱されて、溶融状態にな
り、熱拡散により瞬時に冷却、固化する。この、加熱、
冷却期間は、高々1μsである。しかし、Si 膜の温度
は、融点近くの1300から1400℃まで加熱され
る。Si 膜からの熱伝導により、下の絶縁膜3の表面も
この温度となる。絶縁膜3の下面は、温度下降し、数百
℃になる。しかし、熱伝導の良い熱放散膜2により、熱
が吸収、拡散されるため、プラスチック基板1の表面温
度は200℃以下に保持できる。また、短時間の加熱の
ため、プラスチック基板1は変形等の損傷を受けること
がない。また、プラスチック基板1からの不純物の進入
を熱放散膜2、絶縁膜3で阻止できる。エネルギービー
ムとして、エキシマーレーザ以外に、電子線ビーム、赤
外線ビーム、等も使用可能である。工程(c)におい
て、半導体膜4を島状に加工し、ゲート絶縁膜6、ゲー
ト半導体膜7をスパッタ法や低温CVD法で形成する。
工程(d)でゲートを加工し、燐または硼素のイオンビ
ーム8を注入し、エキシマーレーザにより弱いエネルギ
ー、200mJ/cm2 で室温で活性化し、nまたはp
導電型のソース及びドレインを形成する。工程(e)に
おいて、低温で保護膜9を形成し、コンタクトホールを
形成後、ドレイン電極10、画素電極11を形成し、T
FT基板が作製される。以後、既知の手法により、対向
基板を対として貼り合わせ、液晶表示装置とする。プラ
スチック基板1に代えて、軽量のガラス基板を使用して
も、同様に、小型、軽量化を達成できる。ガラス基板を
使用するときは、厚過ぎると可撓でなくなるから、その
厚さは0.5mm 以下であることが望ましい。ガラス基
板は耐衝撃性においてプラスチック基板に劣るが、後者
が持つ熱によってその一部が分解してガスが発生した
り、絶縁膜との間の剥離を助長する等の不都合はない。
例を説明する。図1は本発明による、基本的なTFT基
板作製工程を示す。以下で使用するプラスチック基板の
耐熱性を考慮すると、プロセス温度は高々200℃以下
とする必要がある。工程(a)において、通常厚さ1m
mのプラスチック基板1にまず、アルミニウム、クロ
ム、タングステン等の熱放散膜2をスパッタ法で形成す
る。その際、熱放散膜2の厚さは、アルミニウムで1μ
m乃至500nm、クロムで200nm以下、タングス
テンで200nm以下が適当である。この上に、ECR
CVD、塗布形成法、等で低温のSiO2等の絶縁膜
3を約300nm構成する。以下、従来方法と同様に、
工程(b)において、Si 等の半導体膜4を約50nm
の厚さにスパッタ法やCVD法で形成する。ここで、S
i 膜の品質を改善するため、XeCl、ArF、KrF、等
のエキシマーレーザのエネルギービーム5を約500m
J/cm2のエネルギー強度で照射する。エネルギービ
ーム5は線状走査ビームであってもスポット状ビームで
あってもよい。この紫外線レーザ光は、Si 膜の極く表
面で吸収され、Si 膜のみが加熱されて、溶融状態にな
り、熱拡散により瞬時に冷却、固化する。この、加熱、
冷却期間は、高々1μsである。しかし、Si 膜の温度
は、融点近くの1300から1400℃まで加熱され
る。Si 膜からの熱伝導により、下の絶縁膜3の表面も
この温度となる。絶縁膜3の下面は、温度下降し、数百
℃になる。しかし、熱伝導の良い熱放散膜2により、熱
が吸収、拡散されるため、プラスチック基板1の表面温
度は200℃以下に保持できる。また、短時間の加熱の
ため、プラスチック基板1は変形等の損傷を受けること
がない。また、プラスチック基板1からの不純物の進入
を熱放散膜2、絶縁膜3で阻止できる。エネルギービー
ムとして、エキシマーレーザ以外に、電子線ビーム、赤
外線ビーム、等も使用可能である。工程(c)におい
て、半導体膜4を島状に加工し、ゲート絶縁膜6、ゲー
ト半導体膜7をスパッタ法や低温CVD法で形成する。
工程(d)でゲートを加工し、燐または硼素のイオンビ
ーム8を注入し、エキシマーレーザにより弱いエネルギ
ー、200mJ/cm2 で室温で活性化し、nまたはp
導電型のソース及びドレインを形成する。工程(e)に
おいて、低温で保護膜9を形成し、コンタクトホールを
形成後、ドレイン電極10、画素電極11を形成し、T
FT基板が作製される。以後、既知の手法により、対向
基板を対として貼り合わせ、液晶表示装置とする。プラ
スチック基板1に代えて、軽量のガラス基板を使用して
も、同様に、小型、軽量化を達成できる。ガラス基板を
使用するときは、厚過ぎると可撓でなくなるから、その
厚さは0.5mm 以下であることが望ましい。ガラス基
板は耐衝撃性においてプラスチック基板に劣るが、後者
が持つ熱によってその一部が分解してガスが発生した
り、絶縁膜との間の剥離を助長する等の不都合はない。
【0010】図2は、本発明で形成したTFTアレイ基
板21を使い、従来の工程でカラーフィルタ、遮光膜を
形成した対向基板23を対とし、配向膜22を形成して
セルを組立て、液晶24を封入し、偏光膜25を貼り付
けて液晶表示装置が完成する。対向基板23にプラスチ
ック基板または、薄型ガラス基板を使うとさらに小型、
軽量化を達成できる。液晶表示装置のより詳細な構造は
図6に示されている。
板21を使い、従来の工程でカラーフィルタ、遮光膜を
形成した対向基板23を対とし、配向膜22を形成して
セルを組立て、液晶24を封入し、偏光膜25を貼り付
けて液晶表示装置が完成する。対向基板23にプラスチ
ック基板または、薄型ガラス基板を使うとさらに小型、
軽量化を達成できる。液晶表示装置のより詳細な構造は
図6に示されている。
【0011】図3は本発明の異なる実施例を示す。
(a)は第1の実施例におる工程(b)の異なる処理方
法を示す。熱放散膜2をTFTが形成される領域よりや
や大きく形成しておき、エネルギービーム5を耐熱性の
エネルギーマスク31を用いて成形し、TFTの形成領
域よりやや大きく、半導体膜4に照射する。以下、実施
例1と同様の工程で加工し、TFTアレイ基板を得る。
この方法では、必要な領域のみにエネルギーを照射する
ため、基板に入射するエネルギーを低減でき、基板への
熱の負担を低減できる。同図(b)は(a)にほぼ対応
するTFTアレイ基板の領域の平面図を示す。主とし
て、透過型の液晶表示装置に適する構造を示す。TFT
32を形成する半導体膜4は、開口を設けた熱放散膜2
よりやや内側に形成されており、コンタクトホール33
を介して、ドレイン電極10、画素電極11が形成され
ている。(c)は(b)におけるA−A′部分の断面図
を示す。光透過領域において熱放散膜2より、画素電極
11をやや外側に大きくする(例えば2μm)ことによ
り、最小限の寸法で、不要な透過光を遮光できる。この
2μmの精度は、TFT基板製作過程の露光装置の精度
で決定でき、対向基板のカラーフィルタ側に遮光層を設
け、TFT基板側と位置合わせする精度より高い。すな
わち、TFT基板側に遮光層を設けることができ、対向
基板のカラーフィルタ側に余裕をもって大きく遮光層を
設ける構造より高開口率が可能となる。
(a)は第1の実施例におる工程(b)の異なる処理方
法を示す。熱放散膜2をTFTが形成される領域よりや
や大きく形成しておき、エネルギービーム5を耐熱性の
エネルギーマスク31を用いて成形し、TFTの形成領
域よりやや大きく、半導体膜4に照射する。以下、実施
例1と同様の工程で加工し、TFTアレイ基板を得る。
この方法では、必要な領域のみにエネルギーを照射する
ため、基板に入射するエネルギーを低減でき、基板への
熱の負担を低減できる。同図(b)は(a)にほぼ対応
するTFTアレイ基板の領域の平面図を示す。主とし
て、透過型の液晶表示装置に適する構造を示す。TFT
32を形成する半導体膜4は、開口を設けた熱放散膜2
よりやや内側に形成されており、コンタクトホール33
を介して、ドレイン電極10、画素電極11が形成され
ている。(c)は(b)におけるA−A′部分の断面図
を示す。光透過領域において熱放散膜2より、画素電極
11をやや外側に大きくする(例えば2μm)ことによ
り、最小限の寸法で、不要な透過光を遮光できる。この
2μmの精度は、TFT基板製作過程の露光装置の精度
で決定でき、対向基板のカラーフィルタ側に遮光層を設
け、TFT基板側と位置合わせする精度より高い。すな
わち、TFT基板側に遮光層を設けることができ、対向
基板のカラーフィルタ側に余裕をもって大きく遮光層を
設ける構造より高開口率が可能となる。
【0012】図4は本発明の他の一つの透過型の実施例
で、図3とは異なる応用例を示す。絶縁膜3に開口部4
1を設け、ドレイン電極10で熱放散膜2に電気的接続
を取り、熱放散膜2を配線に使用する。熱放散膜2は金
属で構成しており、低抵抗配線として使うことができ
る。また、プラスチック基板を引き伸ばしながら板状に
加工する方法(延伸法)で形成すると、偏光作用のよう
な光変調作用を得ることができ、図2におけるTFTア
レイ基板21側の偏光膜25を省略できる。
で、図3とは異なる応用例を示す。絶縁膜3に開口部4
1を設け、ドレイン電極10で熱放散膜2に電気的接続
を取り、熱放散膜2を配線に使用する。熱放散膜2は金
属で構成しており、低抵抗配線として使うことができ
る。また、プラスチック基板を引き伸ばしながら板状に
加工する方法(延伸法)で形成すると、偏光作用のよう
な光変調作用を得ることができ、図2におけるTFTア
レイ基板21側の偏光膜25を省略できる。
【0013】図5は本発明のさらに他の一つの実施例を
示す。プラスチック基板1の表面の画素電極11の近傍
に小さな凹凸を設ける。画素電極11にアルミニウムや
クロムのような電極を使うと、光を上方から照射したと
き、この領域は有効な反射電極となり、良好な反射型液
晶表示装置が可能となる。さらに、プラスチック基板1
の裏面に、熱放散膜2、絶縁膜3と同じ材料、または類
似した特性の材料で変形補償膜51、変形補償絶縁膜5
2を形成すると、熱放散膜2、絶縁膜3等の膜応力によ
る基板の変形、彎曲を防止できる。
示す。プラスチック基板1の表面の画素電極11の近傍
に小さな凹凸を設ける。画素電極11にアルミニウムや
クロムのような電極を使うと、光を上方から照射したと
き、この領域は有効な反射電極となり、良好な反射型液
晶表示装置が可能となる。さらに、プラスチック基板1
の裏面に、熱放散膜2、絶縁膜3と同じ材料、または類
似した特性の材料で変形補償膜51、変形補償絶縁膜5
2を形成すると、熱放散膜2、絶縁膜3等の膜応力によ
る基板の変形、彎曲を防止できる。
【0014】図6は本発明のさらに他の一つの透過型ま
たは反射型の実施例によるTFTアレイ基板21の構成
を示す。本発明によれば、高性能の p−Si TFT が
形成可能である。すなわち、表示エリアのTFT形成工
程とほぼ同一の工程で、同一基板上にTFT回路の形成
が可能となる。CMOS構成の回路を形成するには、n
チャンネル、pチャンネルのドーピングを行なう。走査
機能を持たせるには、インバータを組み合わせ、シフト
レジスタを形成する。TFTアレイからなる表示エリア
61の外周に、内蔵走査回路62、内蔵信号回路63、
さらに、外部回路とのインターフェイス回路を内蔵する
ことが可能である。内蔵走査回路62の出力はラインを
選択し、内蔵信号回路63がそのライン上の所定の画素
電極11(ITO)に信号を供給し、共通電極64(I
TO)との間に電界を発生させる。よく知られているよ
うに、カラー表示装置では一つの点はRGBの3個の画
素からなり、それらから出た光はカラーフィルタ65を
通って外に出る。この構造とすることで、配線で外部回
路から信号を入れるだけで表示装置を動作させることが
でき、従来のように、基板に多数のLSIチップから接
続した、千本以上の配線により信号を取り入れる必要が
なくなり、小型、軽量の表示装置が可能となる。 以上
の実施例では、液晶表示装置において薄膜半導体装置の
適用を述べたが、この他に、イメージセンサ等の大面積
回路の構成も可能である。また、TFT駆動のEL表示
装置にも適用できる。
たは反射型の実施例によるTFTアレイ基板21の構成
を示す。本発明によれば、高性能の p−Si TFT が
形成可能である。すなわち、表示エリアのTFT形成工
程とほぼ同一の工程で、同一基板上にTFT回路の形成
が可能となる。CMOS構成の回路を形成するには、n
チャンネル、pチャンネルのドーピングを行なう。走査
機能を持たせるには、インバータを組み合わせ、シフト
レジスタを形成する。TFTアレイからなる表示エリア
61の外周に、内蔵走査回路62、内蔵信号回路63、
さらに、外部回路とのインターフェイス回路を内蔵する
ことが可能である。内蔵走査回路62の出力はラインを
選択し、内蔵信号回路63がそのライン上の所定の画素
電極11(ITO)に信号を供給し、共通電極64(I
TO)との間に電界を発生させる。よく知られているよ
うに、カラー表示装置では一つの点はRGBの3個の画
素からなり、それらから出た光はカラーフィルタ65を
通って外に出る。この構造とすることで、配線で外部回
路から信号を入れるだけで表示装置を動作させることが
でき、従来のように、基板に多数のLSIチップから接
続した、千本以上の配線により信号を取り入れる必要が
なくなり、小型、軽量の表示装置が可能となる。 以上
の実施例では、液晶表示装置において薄膜半導体装置の
適用を述べたが、この他に、イメージセンサ等の大面積
回路の構成も可能である。また、TFT駆動のEL表示
装置にも適用できる。
【0015】
【発明の効果】非耐熱性の軽量基板を使用することによ
って、液晶ディスプレイの携帯性の観点から必要であ
る、軽量、小型で耐衝撃性が可能となる。また、高精細
小型の観点から、多結晶シリコン薄膜トランジスタ(p
−Si TFT)を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレ
イが可能となる。すなわち、本発明では、ディスプレイ
の小型、軽量化が可能な軽量基板薄膜半導体装置および
液晶表示装置を実現することができる。
って、液晶ディスプレイの携帯性の観点から必要であ
る、軽量、小型で耐衝撃性が可能となる。また、高精細
小型の観点から、多結晶シリコン薄膜トランジスタ(p
−Si TFT)を使った周辺回路内蔵の液晶ディスプレ
イが可能となる。すなわち、本発明では、ディスプレイ
の小型、軽量化が可能な軽量基板薄膜半導体装置および
液晶表示装置を実現することができる。
【図1】本発明によるTFTアレイ基板の作製工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明による液晶表示装置の断面図である。
【図3】本発明の他の一つの実施例によるTFTアレイ
基板へのエネルギービーム照射方法を示す断面図、上記
TFTアレイ基板の一部平面図及び断面図である。
基板へのエネルギービーム照射方法を示す断面図、上記
TFTアレイ基板の一部平面図及び断面図である。
【図4】本発明のさらに他の一つの実施例によるTFT
アレイ基板における配線方法を示す断面図である。
アレイ基板における配線方法を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに他の一つの実施例によるTFT
アレイ基板反射電極を示す断面図である。
アレイ基板反射電極を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の一つの実施例による内蔵回
路を形成したTFTアレイ基板の斜視図である。
路を形成したTFTアレイ基板の斜視図である。
【図7】従来の作製工程図である。
1 プラスチック基板 2 熱放散膜 3 絶縁膜 4 半導体膜 5 エネルギービーム 10 ドレイン電極 11 画素電極 21 TFTアレイ 31 エネルギーマスク 41 開口部 51 変形補償膜 52 変形補償絶縁膜 61 表示エリア 62 内蔵走査回路 63 内蔵信号回路 64 共通電極 71 ガラス基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/12
Claims (20)
- 【請求項1】 軽量の基板と、その基板上に形成した薄
膜半導体部と、より成る軽量基板薄膜半導体装置におい
て、半導体膜の結晶化をエネルギービームにより行なう
際の熱による上記基板の損傷を防止するのに十分な熱放
散手段を、上記基板の上であって上記半導体膜の下方に
有することを特徴とする軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項2】 上記結晶化を入射するエネルギービーム
の領域を限定して行ない、上記領域に半導体素子を形成
することを特徴とする請求項1記載の軽量基板薄膜半導
体装置。 - 【請求項3】 上記熱放散手段は金属層で形成した請求
項1記載の軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項4】 上記熱放散手段としての金属層が同時に
電気配線の役を果たすことを特徴とする、請求項3記載
の軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項5】 上記熱放散手段が同時に光反射膜の役を
果たすことを特徴とする、請求項1記載の軽量基板薄膜
半導体装置。 - 【請求項6】 上記基板が変形補償手段を有することを
特徴とする請求項1記載の軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項7】 上記基板が光変調機能をもつことを特徴
とする請求項1記載の軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項8】 上記熱放散手段が入射するエネルギービ
ームの領域より大きいことを特徴とする請求項2記載の
軽量基板薄膜半導体装置。 - 【請求項9】 上記軽量基板がプラスチック又は厚さ
0.5mm以下のガラス基板であることを特徴とする請
求項1〜8までのいずれか一つに記載の軽量基板薄膜半
導体装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の半導
体装置を液晶選択手段として設けてなる液晶表示装置。 - 【請求項11】 反射形又は透過形液晶表示であること
を特徴とする、請求項10記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】軽量の基板と、その基板上に形成したT
FTアレイ部と、上記基板の上であってTFTアレイ部
の半導体層の下方に設けた熱放散手段と、より成るTF
Tアレイ基板と、 該基板と対向する対向基板と、 TFTアレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して封
入した液晶部と、 TFTアレイ基板と対向基板とのそれぞれの外側に設け
た偏光膜と、 より成る液晶表示装置。 - 【請求項13】 上記軽量の基板は、プラスチック基板
又は厚さ0.5mm以下のガラス基板とする請求項12
記載の液晶表示装置。 - 【請求項14】 上記熱放散手段は、金属層とする請求
項12記載の液晶表示装置。 - 【請求項15】 上記熱放散手段としての金属層は、少
なくともその一部を光反射層として形成した請求項14
記載の液晶表示装置。 - 【請求項16】 上記軽量の基板は延伸法で形成したプ
ラスチック基板とし、上記偏光膜のうちでTFTアレイ
基板のものを取り除いた構成とする請求項12記載の液
晶表示装置。 - 【請求項17】 上記軽量の基板には、変形補償膜及び
又は変形補償絶縁膜を形成した請求項12記載の液晶表
示装置。 - 【請求項18】 上記金属層は、入射するエネルギービ
ームの領域より大きくした請求項12記載の液晶表示装
置。 - 【請求項19】 反射形又は透過形液晶表示であること
を特徴とする請求項12〜19のいずれかの液晶表示装
置。 - 【請求項20】 請求項12記載の液晶表示装置の軽量
基板には、この液晶表示に必要な周辺回路を併せて搭載
した液晶表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26866895A JPH09116158A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26866895A JPH09116158A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09116158A true JPH09116158A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17461743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26866895A Pending JPH09116158A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 軽量基板薄膜半導体装置および液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09116158A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-10-17 JP JP26866895A patent/JPH09116158A/ja active Pending
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