JPH09115557A - 電線分岐コネクタ - Google Patents
電線分岐コネクタInfo
- Publication number
- JPH09115557A JPH09115557A JP7274196A JP27419695A JPH09115557A JP H09115557 A JPH09115557 A JP H09115557A JP 7274196 A JP7274196 A JP 7274196A JP 27419695 A JP27419695 A JP 27419695A JP H09115557 A JPH09115557 A JP H09115557A
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
て、遠隔制御用工具や作業用ロボット等を使うことによ
って活線状態の電線への取付けを可能にすることを目的
とする。 【解決手段】 分岐コネクタ20が下部本体20Aと上
部本体20Bとからなり、下部本体20Aは、絶縁本体
21の中心を締付ボルト22が上向きに貫通し、締付ボ
ルト22の片側に幹線W1の保持部、反対側に分岐線W2
の保持部を有し、幹線W1の保持部内には心線表面に達
する歯状突起26を備えた接触部材25が埋め込まれて
おり、分岐線W2の保持部には施行前に分岐コネクタに
予め分岐線W2を仮保持するための保持具29を具えて
おり、上部本体20Bの幹線W1の保持部には下向きの
歯状突起31が接触部材30に設けられ、分岐線W2の
保持部側には下向きの突起34が接触部材30に設けら
れている。
Description
の遠隔制御用工具、又は作業用ロボット等による作業に
適する電線分岐コネクタに関するものであり、従来の水
密形分岐コネクタでは不可能であった電線に電気を流し
たままで行う活線工事を可能にした電線分岐コネクタに
関するものである。
る考案を提案した(実公昭63−31337)。これに
ついて図7と図8に基いて説明する。これはコネクタの
接触不良をなくすため、接触部材の歯状突起が心線と常
に安定した接触をするようコネクタの締付けを、簡単か
つ容易に行いうるようにした絶縁コネクタである。
の絶縁電線W1,W2の中心軸O1,O2を含む面で2つ割
りされた接触部材1,1は電線W1,W2の絶縁被覆C1,C
2を突き破って電線の心線I1,I2に圧接される歯状突
起2,2′を有している。接触部材1,1は金属のよう
な導電材料で造られ、心線I1,I2の接続を行う。この
接触部材1,1はこれらの外側を、2つ割りの絶縁本体
3,3′で覆われ、絶縁本体3,3′は、それぞれずれ
防止片3a,3bを具えている。
材1,1とは、間に電線W1,W2を挟んで、締付ボルト
4及びナット5で締付けられる。図の例ではストッパと
して締付ボルト4の外側に嵌装する鋼製のストッパカラ
−6を設け、このストッパカラ−6は絶縁本体内部で締
付ボルト4の外側に同心に嵌められていて、ナット5と
絶縁本体3,3′の上面に用いる平座金7との間に延長
する寸法を有している。このストッパカラ−6の軸方向
長さ寸法は接触部材1,1の歯状突起2,2′が電線W
1,W2の絶縁被覆C1,C2を突き破り、歯状突起の先端
が所定圧で電線の心線(導電部)の表面に圧接する寸法
になっている。
ト4を次第に締付けて行くと絶縁本体3,3′の下面に
四角座金8を介して接触する四角ナット5、絶縁本体の
上面の平座金7にそれぞれストッパカラ−6の両端が接
した位置で、ストッパカラ−6が圧縮変形しない材料で
構成されているので、ボルト4のねじ込みは不可能とな
り、適正締付状態に維持される。従って例えば図示のよ
うに締付ボルト4にブレ−クアウエイボルトを用いた場
合は、更にボルトを締めようとすればボルトの上部頭4
aと下部頭4bとの間が破断されるので、締付けが適正
に行われたことがわかる。すなわち、この状態で歯状突
起が自動的に所定圧で心線I1,I2に圧縮される。図2
で9はばね座金、10は絶縁ボルトカバ−、11は絶縁
ナットカバ−、12はコイルばねである。
ネクタによる電線接続工事において、遠隔制御用工具や
作業用ロボット等を使うことによって活線状態の電線へ
の取付けを可能にすることを目的とする。この目的のた
め、幹線への接続前に分岐コネクタに予め分岐線を仮保
持でき、かつ幹線の締付位置決めができるようにし、し
かも分岐コネクタの締付作業を電線の下側で行いうるよ
うな電線分岐コネクタを提供することを課題とする。
本体20Aと上部本体20Bとからなり、下部本体20
Aは、絶縁本体21の中心を締付ボルト22が上向きに
貫通し、締付ボルト22の片側に幹線W1の保持部、反
対側に分岐線W2の保持部を有し、幹線W1の保持部内に
は心線表面に達する歯状突起26を備えた接触部材25
が埋め込まれており、分岐線W2の保持部には施行前に
分岐コネクタに予め分岐線W2を仮保持するための保持
具29を具えており、前記上部本体20Bの幹線W1の
保持部には下向きの歯状突起31が接触部材30に設け
られ、分岐線W2の保持部側には下向きの突起34が接
触部材30に設けられている。又、接触部材30の長手
方向両端近傍に内向八字状に形成された樹脂ばねよりな
る電線ガイド32を上部本体に固着した。そして又、下
部本体20Aの前記歯状突起26及び上部本体20Bの
歯状突起31のまわりに、難燃性スポンジ27又は防水
用レジン或いは難燃性スポンジ27の上に防水用レジン
28を充填したものを貼付けた。さらにボルトカバ−3
5に視認性に優れた模様を付した。
本発明の分岐コネクタ20も図7の公知分岐コネクタと
同様、下部本体20Aと上部本体20Bの上下2つ割り
である。図2に分岐コネクタ20の下部本体20Aの内
部構造、図3に分岐コネクタの上部本体20Bの内部構
造を示す。下部本体20Aは絶縁本体21の中心を締付
ボルト22が貫通している。締付ボルト22は締付ボル
ト頭部23の頂部にさらにブレ−カウエイ部24が連設
されている。絶縁本体21内は幹線保持部と分岐線保持
部とを備え、幹線保持部及び分岐線保持部側に跨って一
体の接触部材25が埋め込まれている。接触部材25は
電線の心線表面に達する歯状突起26を有している。歯
状突起26のまわりには、異径の電線でもその損傷個所
をシ−ルできるよう、難燃性スポンジ27とその上に防
水用レジン28が充填されたものを貼り付けている。2
9は施行前に分岐コネクタの分岐線保持部に予め分岐線
W2を仮保持するための保持具で、図2(c)に示す如
く、絶縁本体21に対し例えばねじ29aで締付けて接
触部材に対し固定している。
て説明する。上部本体20Bの幹線保持部には下向きの
歯状突起31が接触部材30に設けられている。歯状突
起31のまわりにも下部本体と同様難燃性スポンジとそ
の上に防水用レジンが充填されたものを貼り付けてい
る。接触部材の両端には接触部材30の中央へ電線を誘
導する為の電線ガイド32が取付けられている。電線ガ
イド32は樹脂ばねよりなり、誘導部は内向八字状に形
成され、上部本体に対し、例えばねじ33等で固着され
ている。分岐線W2側にも下向きの歯状突起34が接触
部材30に設けられている。接触部材30は下部本体と
同様上部本体の樹脂内部にインサ−ト成形で埋め込まれ
ている。
締付ボルト22で締付けた状態を下からみたものであ
る。締付ボルト22で締付け、ブレ−カウエイ部24の
破断が完了したとき、ボルトカバ−35の回転が終了し
たことをはっきりと視認できるようにするため、視認性
の良い模様35aが付されている。
れの施工について図5を参照して以下説明する。 1)まず下部本体20Aに分岐線W2を保持具29で抑
え、ねじ29aをねじ込んで仮保持する(図5(a))。 2)次に、上部本体20B側の電線ガイド32の下部へ
幹線W1を位置させ、分岐線W2を仮保持した下部本体2
0Aを上部本体20Bに向け上昇する(図5(b))。 3)上部本体20Bと下部本体20Aが合体したところ
で、締付ボルト22で締付けを開始(図6(c))。 4)ブレ−カウエイ部24が破断するまで締付ける(こ
のときボルトカバ−35の回転が止ったことを視認性の
良い模様35aで視認できる)(図6(d))。
は、以下に示すような顕著な効果を有している。 請求項1の発明によれば、上部本体と下部本体を分割
し、下部本体を貫通する締付ボルトを下側から締付ける
ことができ、又幹線への施設前に分岐コネクタの下部本
体部に予め分岐線を仮保持できるので、活線への施工が
容易である。さらに、下部本体と締付ボルルトが一体型
のため、締付ボルトを緩めるだけで上下を容易に開くこ
とができる。 請求項2の発明によれば、樹脂ばねよりなる電線ガイ
ド32により、常に幹線の中心位置が決り、適正な締付
けが可能となった。又電線ガイド32の存在により、電
線の直径が異っても容易にガイドできるので、共用化が
可能となった。 請求項3の発明によれば、難燃性ス
ポンジ及び/又は防水用のレジンを、歯状突起の周りに
貼着したので、水密性が一段と向上した。又この構成に
より、異径の電線でもその損傷個所を容易にシ−ルでき
る。 請求項4の発明によれば、ボルトカバ−に視認性の良
い模様を付したので、締付ボルト22で締付ける際に、
その回転が終了した状態をはっきり視認できる。
体の内部を示す平面図、(b)は(a)のB−B断面図、
(c)は(a)のA−A断面図。
図、(b)は上部本体の内部を示す平面図、(c)は電線ガ
イドの詳細図。
段階(a)と(b)を示す。
から完了の段階(c)と(d)を示す。
部 24 ブレ−カウエイ部 25 接触部材 26 歯状突起 27 難燃性スポン
ジ 28 防水用レジン 29 保持具 29a ねじ 30 接触部材 31 歯状突起 32 電線ガイド 33 ねじ 34 突起 35 ボルトカバ− 35a 模様
Claims (4)
- 【請求項1】 分岐コネクタ(20)が下部本体(20A)と上
部本体(20B)とからなり、 下部本体(20A)は、絶縁本体(21)の中心を締付ボルト(2
2)が上向きに貫通し、締付ボルト(22)の片側に幹線
(W1)の保持部、反対側に分岐線(W2)の保持部を有し、
幹線(W1)の保持部内には心線表面に達する歯状突起(2
6)を備えた接触部材(25)が埋め込まれており、分岐線
(W2)の保持部には施行前に分岐コネクタに予め分岐線
(W2)を仮保持するための保持具(29)を具えており、 前記上部本体(20B)の幹線(W1)の保持部には下向きの歯
状突起(31)が接触部材(30)に設けられ、分岐線(W2)の
保持部側には下向きの突起(34)が接触部材(30)に設けら
れていることを特徴とする電線分岐コネクタ。 - 【請求項2】 接触部材(30)の長手方向両端近傍に内向
八字状に形成された樹脂ばねよりなる電線ガイド(32)を
上部本体に固着した請求項1の電線分岐コネクタ。 - 【請求項3】 下部本体(20A)の前記歯状突起(26)及び
上部本体(20B)の突起(34)のまわりに、難燃性スポンジ
(27)又は防水用レジン或いは難燃性スポンジ(27)の上に
防水用レジン(28)を充填したものを貼付けたことを特徴
とする請求項1の電線分岐コネクタ。 - 【請求項4】 ボルトカバ−(35)に視認性に優れた模様
を付したことを特徴とする請求項1の電線分岐コネク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274196A JPH09115557A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 電線分岐コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274196A JPH09115557A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 電線分岐コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09115557A true JPH09115557A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17538378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7274196A Pending JPH09115557A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 電線分岐コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09115557A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8827738B2 (en) | 2009-11-03 | 2014-09-09 | Orica Explosives Technology Pty Ltd | Connector, and methods of use |
CN108777381A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-09 | 贵州电网有限责任公司 | 一种高压线搭线头及其安装方法 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7274196A patent/JPH09115557A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8827738B2 (en) | 2009-11-03 | 2014-09-09 | Orica Explosives Technology Pty Ltd | Connector, and methods of use |
CN108777381A (zh) * | 2018-05-31 | 2018-11-09 | 贵州电网有限责任公司 | 一种高压线搭线头及其安装方法 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050825 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051110 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |