JPH09114789A - 統括コンソール装置およびコンソール装置 - Google Patents

統括コンソール装置およびコンソール装置

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JPH09114789A
JPH09114789A JP21609596A JP21609596A JPH09114789A JP H09114789 A JPH09114789 A JP H09114789A JP 21609596 A JP21609596 A JP 21609596A JP 21609596 A JP21609596 A JP 21609596A JP H09114789 A JPH09114789 A JP H09114789A
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JP21609596A
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Koji Kamioka
功司 上岡
Toshio Hirozawa
敏夫 廣澤
Tsutomu Ito
伊藤  勉
Motohide Kuninishi
元英 国西
Kaoru Tanimoto
かをる 谷本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台のコンソール装置の単一操作画面で、入
力されたコマンドを実行すべき中央処理装置を選択する
ことを可能にすることにある。 【構成】 キーボード130からの入力コマンドの送信先
である中央処理装置(CPU−A〜cpu−nのいずれ
か)をコマンド送信先選択プログラム7によりシステム構
成ファイル110とコマンド情報ファイル120を参照して選
択し、送信先に対応する交信処理プログラムにより送信
先のSVPに送信する。また、入力コマンドを送信先の
中央処理装置のコマンド形式に変換する必要があれば統
一コマンド情報ファイル160を参照してコマンド形式を
変換して送信する。また、入力コマンドの送信先が即決
まらないときは、プログラム7はファイル110と120を参
照して最初に送るコマンドとその送信先を選択し、送信
先からの応答をメッセージ解析プログラム8で解析し、
その結果に基づき入力コマンドの送信先を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台のコンソール
装置で複数台の計算機システムおよび複数の中央処理装
置を有する超並列計算機を制御する統括コンソール装置
に係り、更に詳しくは、入力されたコマンドを送信する
計算機システムあるいは中央処理装置を選択し、該選択
した計算機システムあるいは中央処理装置に入力された
コマンドを送信するようにした統括コンソール装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムにおいては、オペレータ
と該計算機システムとのインターフェイスを司るコンソ
ール装置が設けられている。このコンソール装置は、中
央処理装置本体対応に1台のみ設けるのが一般的であっ
た。これに対して、システムの信頼性向上、システム運
用の省力化、オペレータの誤操作防止のため、複数台の
計算機システムの中央処理装置に対して、1台のコンソ
ール装置で操作可能とする制御方式が特開平1−967
25号で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、1台
のコンソール装置の物理的に1台の表示装置に、各中央
処理装置対応にコンソール操作のためのウインドウを表
示し、各中央処理装置に対するコンソール操作は、操作
する中央処理装置に対応するウインドウを選択し、選択
したウインドウで行う制御方式により、1台のコンソー
ル装置での複数の中央処理装置のコンソール操作を実現
している。ところで、コンソール操作は、各中央処理装
置の稼動状態、システム構成、具体的には、各中央処理
装置でのジョブの状態、接続されている機器の状態、構
成等を確認した上で行う必要がある。また、各中央処理
装置で同一の機能を実現するコマンドが異なる場合があ
るため、各中央処理装置で入力可能であるコマンドを意
識したコンソール操作を行う必要がある。したがって、
上記従来技術のように、複数台の中央処理装置および複
数の中央処理装置を有する超並列計算機の各中央処理装
置対応にコンソール操作用のウインドウを1台のコンソ
ール装置に表示し、各ウインドウでコンソール操作を行
う方式では、各中央処理装置の稼動状態、システム構
成、入力可能コマンドを確認し、各中央処理装置に対応
するウインドウを選択してコンソール操作を行うことに
なり、コンソール操作の誤操作を誘発する要因となる。
したがって、本発明の目的は、1台のコンソール装置の
単一操作画面で入力されたコマンドを実行すべき中央処
理装置を選択することを可能とした統括コンソール装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、制御装置と、表示装置と、オペレータに
よって操作される入力装置と、前記入力装置から入力さ
れたコマンドの送信先を選択するためのデータが格納さ
れている記憶装置を備え、複数台の計算機システムおよ
び/または超並列計算機に接続され、前記入力装置から
入力されたコマンドを該コマンドに対応する前記計算機
システムの中央処理装置および/または超並列計算機に
おける中央処理装置に送信し、前記複数台の計算機シス
テムの中央処理装置および/または前記超並列計算機に
おける個々の中央処理装置から出力される信号線を取り
込むコンソール装置であって、前記制御装置は、前記入
力装置から入力されたコマンドを前記記憶装置に格納し
てあるデータに基づいて解析し、前記コマンドを実行す
べき中央処理装置を前記複数台の計算機システムの中央
処理装置および/または超並列計算機における複数の中
央処理装置から選択する選択手段と、前記選択手段によ
り選択された中央処理装置に前記コマンドを送信する手
段を具備するようにしている。また、表示装置とオペレ
ータによって操作される入力装置を有する入出力装置
と、該入出力装置が接続される中央処理装置と、該中央
処理装置に接続され前記入出力装置から入力されたコマ
ンドの送信先を選択するためのデータが格納されている
記憶装置を備え、複数台の計算機システムおよび/また
は超並列計算機に接続され、前記入出力装置から入力さ
れたコマンドを該コマンドに対応する前記入出力装置に
接続される中央処理装置、前記計算機システムの中央処
理装置および/または超並列計算機における中央処理装
置に送信し、前記入出力装置に接続される中央処理装
置、前記複数台の計算機システムの中央処理装置および
/または前記超並列計算機における個々の中央処理装置
から出力される信号線を取り込むコンソール装置であっ
て、前記入出力装置に接続される中央処理装置は、前記
入出力装置から入力されたコマンドを前記記憶装置に格
納してあるデータに基づいて解析し、前記コマンドを実
行すべき中央処理装置を、前記入出力装置に接続される
中央処理装置と前記複数台の計算機システムの中央処理
装置および/または超並列計算機における複数の中央処
理装置から選択する選択手段と、前記選択手段により選
択された中央処理装置に前記コマンドを送信する手段を
具備するようにしている。また、制御装置と、複数のコ
ンソール用画面を表示するマルチウインドウ表示装置
と、オペレータによって操作される入力装置を備え、複
数台の計算機システムおよび/または超並列計算機に接
続され、前記入力装置により前記マルチウインドウの内
の一つのコンソール用画面のウインドウが選択され、入
力コマンドが入力されたとき、前記複数台の計算機シス
テムの中央処理装置および/または超並列計算機の複数
の中央処理装置の内の前記選択されたコンソール用画面
に対応する中央処理装置に前記入力コマンドを送信する
コンソール装置において、前記入力装置から入力された
コマンドの送信先を選択するためのデータが格納されて
いる記憶装置を設け、前記制御装置に、前記入力装置か
ら入力されたコマンドを、前記記憶装置に格納してある
データに基づいて解析し、前記コマンドを実行すべき中
央処理装置を前記複数台の計算機システムの中央処理装
置および/または超並列計算機における複数の中央処理
装置から選択する選択手段と、前記選択手段により選択
された中央処理装置に前記コマンドを送信する手段を備
える統括コンソール制御部を設け、前記制御装置は、前
記入力装置により前記マルチウインドウの内の統括コン
ソール用画面のウインドウが選択され、入力コマンドが
入力されたとき、該入力コマンドを前記統括コンソール
制御部により選択された中央処理装置に送信するように
している。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1、図
3から図6、図8から図11により説明する。図1は、
本発明の統括コンソール装置を適用した計算機システム
の構成を示すブロック図である。図1は、統括コンソー
ル装置のコマンド送信先選択制御をパーソナル・コンピ
ュータ、またはワーク・ステーションで実現したときの
構成を示す。図1において、符号201、202、20
3は、各々計算機システムの中央処理装置であり、それ
ぞれの中央処理装置をCPU−A、CPU−B、CPU
−nと示してある。また、超並列計算機200は、符号
204、205、206の中央処理装置(CPU)を有
し、それぞれの中央処理装置をcpu−a、cpu−
b、cpu−nと示してある。各CPU201、20
2、203、204、205、206のもとで、オペレ
ーティング・システム(OS)が動作しており、それらの
OSのもとでアプリケーション・プログラムが動作す
る。なお、各CPU201、202、203、204、
205、206のもとで動作するOSは、同一であって
もよいし、異なっても構わない。図では、上記OSとア
プリケーション・プログラムを省略してある。また、各
CPU201、202、203、204、205、20
6には、サービス・プロセッサ(SVP)207、20
8、209、210、211、212が具備されてい
る。ここで、サービス・プロセッサSVPは中央処理装
置およびコンソール装置に対する論理制御回路部であ
り、SVPについては特開昭57−81655号公報に
記載されている。SVP207、208、209、21
0、211、212は線L1、L2、L3、L4、L
5、L6を介して制御装置100に接続されている。
【0006】制御装置100は、データ処理能力を具備
しており、パーソナル・コンピュータやワーク・ステー
ションで実現可能である。具体的には、MS−DOSや
UNIX等のOSが動作可能である。図では上記MS−
DOSやUNIX等のOSを省略してある。制御装置1
00には、各計算機のシステム構成及び超並列計算機の
システム構成を格納してあるシステム構成ファイル11
0、コンソール・コマンドの情報が格納してあるコマン
ド情報ファイル120、各中央処理装置でコマンドの形
式は異なるが同一の機能を持つコマンドを統一した情報
が格納されている統一コマンド情報ファイル160、キ
ーボード130、表示装置140が接続されている。統
括コンソール装置は、制御装置100、システム構成フ
ァイル110、コマンド情報ファイル120、統一コマ
ンド情報ファイル160、キーボード130、表示装置
140から構成される。なお、システム構成ファイル1
10とコマンド情報ファイル120、統一コマンド情報
ファイル160の情報は、ファイルであってもよいし、
制御装置100内のメモリにあっても構わない。図1の
制御装置100では、本発明の統括コンソール装置のコ
マンド送信先選択制御を実現する処理プログラム(コマ
ンド送信先選択プログラム7、メッセージ解析プログラ
ム8、コマンド生成プログラム9)が動作している。
【0007】交信処理プログラム1、2、3、4、5、
6は、各CPU201、202、203、204、20
5、206のSVP207、208、209、210、
211、212に対して線L1、L2、L3、L4、L
5、L6を介してコンソール・メッセージやコンソール
・コマンドの交信制御を司るプログラムである。例え
ば、交信処理プログラム1はCPU201、交信処理プ
ログラム2はCPU202、交信処理プログラム3はC
PU203に、交信処理プログラム4はCPU204、
交信処理プログラム5はCPU205、交信処理プログ
ラム6はCPU206に、それぞれ対応している。な
お、本発明においては、CPUの台数に制限を与えるも
のではない。コマンド送信先選択プログラム7は、シス
テム構成ファイル110、コマンド情報ファイル12
0、統一コマンド情報ファイル160を参照し、キーボ
ードから入力されたコンソール・コマンドである入力コ
マンド12を送信すべきCPUを全CPUの中から特定
する処理を行う。なお、入力コマンド12の内容は、キ
ーボード130から入力されたコマンドをキー入力処理
プログラム10が格納する。入力コマンドはコマンドと
オペランドからなる。メッセージ解析プログラム8は、
各CPUからの、コマンドに対する応答メッセージを解
析し、次にコンソール・コマンドを送信すべきCPUを
選択する。コマンド生成プログラム9は、入力コマンド
の最終的な送信先を決定するために必要とされるコマン
ドを作成する。表示処理プログラム11は、入力コマン
ドバッファ12の内容を表示装置140のコマンド表示
領域142への表示と、入力コマンドに対する応答メッ
セージとCPUから送られる通常のコンソール・メッセ
ージを表示装置140のメッセージ表示領域141へ表
示する。上記各プログラムについての詳細は後述する。
【0008】図3は、システム構成ファイル110に格
納されているシステム構成レコード50のレコード形式
の一例である。システム構成レコード50は、レコード
を識別するためのIDを示すレコードID111と、機
器の名称を格納する機器名称112と、機器名称112
が示す機器が接続されているCPUの名称を格納する接
続CPU113と、機器名称112が示す機器を識別す
るための機器ID114と、接続CPU113から見た
ときの機器ID114が示す機器の稼動状態を示す稼動
状態115と、機器ID114が示す機器に対するコマ
ンドを送信する単位を示す送信フラグ116で構成す
る。稼働状態115は、機器ID114が示す機器が、
接続CPU113から見て正常動作中の場合“1”であ
り、何等かの異常が発生した場合“0”である。送信フ
ラグ116は、“0”の場合、機器ID114が示す機
器が接続されているCPUの内、1台にのみコマンドを
送信することを示し、“1”の場合、機器ID114が
示す機器が接続されている全CPUにコマンドを送信す
ることを示す。符号50a、50b、50c、50d、
50e、50f、50g、50h、50i、50j、5
0k、50lは、図1のシステム構成でのシステム構成
レコード50を示す。
【0009】図1を参照するに、プリンタA14はCP
U−A201に接続されている機器である。図3では、
機器名称112からレコード50aがプリンタA14を
示すことが分かる。レコード50aの接続CPU113
から、プリンタA14が接続されているCPUは、CP
U−A201であることが分かり、稼動状態115か
ら、プリンタA14が正常稼動中であることが分かる。
また、レコード50aの機器ID114は、“000
1”であり、レコード50lの機器ID114が、この
値と同一の機器ID114を持つ。このことから、レコ
ード50lがレコード50aと同様に、プリンタA14
を示すレコードであることが分かる。次に、図1からス
プールA15はCPU−A201、CPU−B202、
CPU−n203に接続されている機器であることが分
かる。図3では、機器名称112から、レコード50
d、50e、50fがスプールA15を示すことが分か
り、接続CPU113から、スプールA15は、CPU
A−201、CPU−B202、CPU−n203の3
台のCPUに接続されており、送信フラグ116の値が
“0”ということから、スプールA15に対するコマン
ドは、スプールA15が接続されている3台のCPUの
内、いずれかの1台に送信すれば良いことが分かる。次
に、図1のディスク19は、図3の機器名称112から
レコード50j、50kがディスク19を示し、接続C
PU113から、cpu−b205とcpu−n206
に接続され、送信フラグ116の値が“1”ということ
から、コマンドは接続されている全CPUに対して送信
する必要があることが分かる。
【0010】図4は、コマンド情報ファイル120に格
納されているコマンド情報レコード60のレコード形式
の一例である。コマンド情報レコード60は、コマンド
の内容を示すコマンド121と、コマンド121で示す
コマンドのオペランドのフォーマットを格納するオペラ
ンド122と、コマンド送信先を選択するための情報が
コマンドのどの部分にあるかを示す識別オペランド12
3(例えば、レコード60bの場合、オペランド122
にはジョブ名、プリンタ名があるが、識別オペランド1
23にプリンタ名があるため、送信先を選択するための
オペランドはプリンタ名となる)と、コマンド121が
示すコマンドの送信先選択で使用するシステム構成ファ
イル110のレコードID111を格納する識別レコー
ドID124と、コマンド121が示す‘コマンド’の
送信先を求めるために、CPUに送信し、その応答を得
るためのコマンドを格納する識別コマンド125(すな
わち、コマンドの送信先をサーチするためのサーチコマ
ンドである)と、各中央処理装置でコマンド形式が異な
るが機能は同一であるコマンドを統一したコマンドであ
るか否かを示す統一フラグ126と、コマンドの応答メ
ッセージから、次のコマンドの送信先を選択するための
情報を格納するメッセージ解析情報127で構成する。
統一フラグ126は、コマンド121が示すコマンド
が、各中央処理装置でコマンドが異なるが機能は同一で
あるコマンドを統一した統一コマンドである場合、
“1”が設定され、統一したコマンドでない場合、
“0”が設定される。
【0011】符号60a、60b、60c、60d、6
0eはコマンド情報レコード60の一例である。例え
ば、レコード60dはコマンド121から、ジョブのキ
ャンセルを行うコマンドに対するレコードであり、識別
オペランド123の内容が“無し”であることから、オ
ペランド122で示すオペランドには、送信先選択のた
めの情報が無いことが分かる。また、識別レコードID
124からレコード60dが示すコマンドが使用するシ
ステム構成レコード50のレコードID111が“2”
であることが分かり、具体的には、レコード50d、5
0e、50f、50g、50h、50iを使用する。レ
コード60dの識別コマンド125からコマンド121
が示す‘コマンド’の送信先を求めるためにCPUに送
信されるコマンドは“ジョブ検索”であり、“ジョブ検
索”のコマンド情報ファイル120のレコードは、レコ
ード60eであることがわかる。レコード60dの統一
フラグ126が“0”ということから、レコード60d
が示すコマンドは統一コマンドでないことが分かる。
【0012】図5は、統一コマンド情報ファイル160
に格納される統一コマンド情報レコード161のレコー
ド形式の一例である。統一コマンド情報レコード161
は、統一コマンドを示す統一コマンド162、統一コマ
ンド162の機能と同一機能を持つ各CPUにおけるコ
マンドを示すCPUコマンド163および、CPUコマ
ンド163が示すコマンドを実行可能であるCPUを示
す対応CPU164で構成する。符号161a、161
bは統一コマンド情報レコード161の一例である。例
えば、レコード161a、161bは、統一コマンド1
62からディスクオンラインコマンドに対するレコード
であることが分かる。また、CPUコマンド163、対
応CPU164から、ディスクオンラインコマンドは、
CPU−A201では、aaaコマンドであり、CPU
−B202では、bbbコマンドであることが分かる。
【0013】次に、図6で、図1の構成での本発明の統
括コンソール装置のコマンド送信先選択制御の処理手順
を説明する。なお、具体例については後述する。図6
は、図1における、コマンドの送信先を選択する手順で
ある。コマンド送信先選択プログラム7は、入力コマン
ド12を取得後、コマンド情報ファイル120から入力
コマンド12を示すコマンド情報レコード60を取得す
る。 (1)コマンド情報レコード60の識別コマンド125
にコマンドが指定されている場合には、識別コマンド1
25に対応するコマンドを生成するために、コマンド生
成プログラム9を実行する。コマンド生成プログラム9
は、コマンド情報ファイル120から、コマンド送信先
選択プログラム7が取得したコマンド情報レコード60
の識別コマンド125に指定されているコマンドに対応
するレコードを取得し、取得したレコードのオペランド
122が示すオペランドを入力コマンド12から取得
し、該レコードのコマンド121と入力コマンド12か
ら取得したオペランドからコマンドを生成し、生成コマ
ンドバッファ13に格納する。コマンド生成プログラム
9の処理が終了すると、コマンド送信先選択プログラム
7は、生成コマンドバッファ13のコマンドを示すコマ
ンド情報ファイル120のコマンド情報レコード60を
取得し、該レコードの識別コマンド125がある場合、
生成コマンドバッファ13の、送信先を選択するための
コマンドを生成するため、再度、コマンド生成プログラ
ム9を実行する。例えば、該コマンド情報レコードが6
0eの場合には、該レコードの識別コマンド125は
“無し”となっているので、コマンド生成プログラム9
を再度実行することはない。
【0014】(2)取得した入力コマンド12に対応す
るコマンド情報レコード60、または、上記の生成コマ
ンドバッファ13に格納されたコマンドに対応するコマ
ンド情報レコード60の識別コマンド125にコマンド
が指定されてなく、識別オペランド123がある場合に
は、コマンド情報レコード60の識別コマンドID12
4とシステム構成ファイル110のレコードID111
とが一致し、コマンド情報レコード60の識別オペラン
ド123とシステム構成ファイル110の機器名称11
2が一致する全システム構成情報レコード50をシステ
ム構成ファイル110から取得する。取得した入力コマ
ンドに対応するコマンド情報レコード60、または、上
記生成コマンドバッファ13に格納されたコマンドに対
応するコマンド情報レコード60の識別コマンドが指定
されてなく、識別オペランド123が指定されてない場
合には、コマンド情報レコード60の識別レコード60
の識別レコード124とシステム構成ファイル110の
レコードID111とが一致する全システム構成レコー
ド50をシステム構成ファイル110から取得する。取
得したシステム構成レコード50が単一レコードの場
合、該レコードの接続CPU113のCPUをコマンド
送信先とし、取得したシステム構成レコード50が複数
レコードでかつ、送信フラグが“1”の場合は、該複数
レコード中、稼動状態115が“1”であるレコードの
接続CPU113のCPUをコマンド送信先とする。取
得したシステム構成レコード50が複数レコードでか
つ、送信フラグが“0”の場合、該複数レコード中、稼
動状態115が“1”であるレコードを1レコード選択
し、選択したレコードの接続CPU113のCPUをコ
マンド送信先とする。そして、取得した入力コマンド1
2または、生成コマンドバッファ13のコマンドを示す
コマンド情報レコード60のレコードの統一フラグ12
6が“0”の場合、先に選択したコマンド送信先のCP
Uに対応する交信処理プログラムにコマンドの送信指示
を送り、交信処理プログラムがコマンドを対応するCP
Uに送信する。取得した入力コマンド12または、生成
コマンドバッファ13のコマンドを示すコマンド情報レ
コード60の統一フラグ126が“1”の場合、統一コ
マンド情報ファイル160から、コマンド121の全レ
コード中、先に選択したコマンド送信先となるCPUに
対応する統一コマンド情報レコード161を取得し、統
一コマンド情報ファイから取得した統一コマンド情報レ
コード161のCPUコマンド163を生成するため、
コマンド生成プログラム9を実行し、コマンド生成プロ
グラム9が生成したコマンドを先に選択したコマンド送
信先となるCPUに対応する交信処理プログラムに、コ
マンドの送信指示を送り、交信処理プログラムがコマン
ドを対応するCPUに送信する。図6では、説明を簡略
化するため、CPU−A201とCPU−A201に対
応する交信処理プログラム1のみを記載している。
【0015】(3)次に、生成コマンドバッファ13に
コマンドがあり、そのコマンドが識別コマンドである前
記(1)の場合には、メッセージ解析プログラム8にお
いて、交信処理プログラムが受信したコマンドに対する
応答メッセージ22を解析し、次に送信するコマンドの
送信先を決定する。その結果をコマンド送信先選択プロ
グラムに送信する。コマンド送信先選択プログラム7
は、メッセージ解析プログラム8から受信したコマンド
送信先に対応する交信処理プログラムに対して、次のコ
マンドの送信指示を送る。すなわち、コマンド生成プロ
グラム9を1回だけ実行した場合には、入力コマンド1
2の送信指示を送り、複数回実行した場合には生成コマ
ンドバッファ13内のコマンド送信指示を送り、生成コ
マンドバッファ13内のコマンドに対する送信指示が全
て終わった後は入力コマンド12の送信指示を送る。
【0016】図8は、生成コマンドバッファ13のバッ
ファ形式の一例である。生成コマンドバッファ13は、
該バッファに格納してあるコマンドが統一コマンドを各
CPU別に変換したコマンドか、コマンドの送信先を識
別するために生成したコマンドかを示すコマンド種別3
00と、生成したコマンドが格納される生成コマンド領
域301で構成する。コマンド種別300が“0”の場
合、生成コマンド領域301の生成コマンドが統一コマ
ンドを各CPU別に変換したコマンドであることを示
し、“1”の場合は、コマンドの送信先を識別するため
に生成したコマンドであることを示す。
【0017】図9は、キーボード130から入力された
コマンドの送信先となるCPUを選択するコマンド送信
先選択プログラム7の処理フローである。コマンド送信
先選択プログラム7は、送信先を選択するコマンドのコ
マンド情報レコード60をコマンド情報ファイル120
から取得し(処理70)、コマンド情報レコード60の識
別コマンド125にコマンドが有るか否かを判定する
(処理71)。処理71の結果、識別コマンド125にコ
マンドがなかった場合、システム構成ファイル110か
ら、処理70で取得したコマンド情報レコード60の識
別レコードID124の内容と合致するレコードID1
11を持つ全システム構成レコード50を取得する(処
理72)。
【0018】コマンド情報レコード60の識別オペラン
ド123が無い場合、処理72で取得したシステム構成
情報レコード50の接続CPU113のCPUをコマン
ド送信先とし、コマンド情報レコード60の識別オペラ
ンド123が有る場合、処理72で取得したシステム構
成情報レコード50の機器名称が、送信先を選択するコ
マンドのコマンド情報レコードの識別オペランド123
の位置に存在するときは、その存在する機器名称を含ん
でいるシステム構成情報レコードの接続CPU113の
CPUをコマンド送信先とし(処理73)、処理74に移
る。
【0019】処理71の結果、処理70で取得したコマ
ンド情報レコード60の識別コマンド125にコマンド
があった場合、処理70で取得したコマンド情報レコー
ド60の識別コマンド125に対応するコマンドを生成
するため、後述するコマンド生成プログラム9を実行
(処理77)した後、処理77で実行したコマンド生成プ
ログラム9が生成し生成コマンドバッファ13に格納し
たコマンドの送信先となるCPUを選択するため、生成
したコマンドに対して、コマンド送信先選択プログラム
9を再帰的に実行する(処理78)。そして、後述するメ
ッセージ解析プログラム8が、生成コマンドに対する応
答メッセージを解析し入力コマンドの送信先となるCP
Uを決定した結果を取得し(処理79)、処理74に移
る。
【0020】処理73、79実行後、コマンド情報レコ
ードの統一フラグ126から、送信先を選択するコマン
ドか、統一コマンドであるか否かを判定する(処理7
4)。処理74の結果、送信先を選択するコマンドが統
一コマンドで無い場合、処理80に移る。送信先を選択
するコマンドが統一コマンドである場合、統一コマンド
情報ファイル160から、コマンド情報レコードが示す
コマンドのレコード中、処理73、処理79で決定した
コマンドの送信先となるCPUと対応CPU163が一
致する統一コマンド情報レコード161を取得する(処
理75)。取得した統一コマンド情報レコードのCPU
コマンド162のコマンドを生成するため、コマンド生
成プログラム9を実行する(処理76)。最後に、処理8
0で、処理73、処理79で選択したコマンド送信先と
なるCPUに対応する交信処理プログラム1、2、3、
4、5、6にコマンド送信指示を送り、コマンドをCP
Uに送信し、コマンド送信先選択プログラム7を終了す
る。
【0021】次に、コマンド送信先選択プログラム7が
実行するコマンド生成プログラム9の処理手順を図10
で説明する。図10は、コマンド生成プログラム9の処
理フローである。コマンド生成プログラム9は、コマン
ド情報ファイル120から、生成するコマンドのコマン
ド情報レコード60を取得する(処理81)。コマンド情
報レコード60のオペランド122が示す内容のオペラ
ンドを、現在生成している生成コマンドの応答メッセー
ジで送信先を選択するコマンドから取得する(処理8
2)。生成コマンド情報レコードのコマンド121、オ
ペランド122および、処理82で取得したオペランド
により生成コマンドを生成し、生成コマンドが、統一コ
マンドを各CPU対応のコマンドにするために生成した
コマンドである場合には、生成コマンドバッファ13の
コマンド種別300に"0"を設定し、コマンドの送信先
を選択するためのコマンドである場合には、生成コマン
ドバッファ13のコマンド種別300に"1"を設定し、
生成コマンドバッファ13の生成コマンド領域301に
生成したコマンドを格納し(処理83)、コマンド生成プ
ログラム9を終了する。
【0022】次に、交信処理プログラム1、2、3、
4、5、6が対応するCPUから受信したメッセージを
解析するメッセージ解析プログラム8の処理手順を図1
1で説明する。図11は、メッセージ解析プログラム8
の処理フローである。メッセージ解析プログラム8は、
生成コマンドバッファ13のコマンド種別300の値に
より、メッセージが、コマンド送信先を選択するための
識別コマンドの応答メッセージか否かを判断する(処理
91)。処理91の結果、応答メッセージが識別コマン
ドの応答メッセージでない場合には、図1の構成では、
表示処理プログラム11を実行し、表示装置140のメ
ッセージ表示領域141にメッセージを表示し、メッセ
ージ解析プログラム8を終了する。処理91の結果、生
成コマンドバッファ13の応答メッセージの場合には、
生成コマンドバッファ13のメッセージ解析情報127
の内容を取得し(処理92)、取得した情報が応答メッセ
ージに含まれているか否かを判定する(処理93)。処
理93の結果、応答メッセージにメッセージ解析情報1
27が含まれてない場合には、処理を終了し、処理93
の結果、応答メッセージにメッセージ解析情報127が
含まれている場合、応答メッセージを送信したCPUを
送信先とし(処理94)、メッセージ解析プログラム8
を終了する。
【0023】次に、図1、図3、図4と図9〜図11を
用いて、本発明の統括コンソール装置のコマンド送信先
選択制御の具体例としてジョブキャンセルコマンドの送
信先選択の処理を説明する。図1を参照するに、キーボ
ード130から入力されたジョブキャンセルコマンドを
キー入力処理プログラム10が入力コマンド12として
格納する。表示処理プログラム11は、入力コマンド1
2の内容を表示装置140のコマンド表示領域142に
表示する。次に、コマンド送信先選択プログラム7が、
入力コマンド12の送信先となるCPUを選択する。
【0024】図9を参照するに、コマンド送信先選択プ
ログラム7は、処理70において、コマンド情報ファイ
ル120から、ジョブキャンセルコマンドのコマンド情
報レコード60であるレコード60dを取得する。処理
71で、レコード60dの識別コマンドを参照し、識別
コマンド125に"ジョブ検索"コマンドが指定されてい
るので、処理77に移る。処理77では、識別コマンド
125であるジョブ検索コマンドを生成するため、コマ
ンド生成プログラム9を実行する。
【0025】図10を参照するに、コマンド生成プログ
ラム9は、処理81でコマン情報ファイル120から識
別コマンド125であるジョブ検索コマンドを示すコマ
ンド情報レコード60であるレコード60eを取得し、
処理82で、レコード60eのオペランド122が示す
ジョブ名を入力コマンド12のオペランドから取得する
(例えば、JOB A)。そして、処理83で、レコー
ド60eのコマンド121と、オペランド122の位置
に処理82で取得したオペランド(例えば、上記JOB
A)を代入して得たオペランドとから、コマンドを生
成し、生成コマンドバッファ13の生成コマンド領域3
01に格納すると共に、生成コマンドバッファのコマン
ド種別300の値を“1”に設定する。
【0026】再び、図9を参照するに、処理77で実行
したコマンド生成プログラム9により生成されたコマン
ドの送信先を選択するために、処理78で、生成コマン
ドバッファ13に対して、コマンド送信先選択プログラ
ム7を再帰的に実行する。生成コマンドバッファ13が
示すコマンドはジョブ検索コマンドであるので、処理7
0において、コマンド情報ファイル120のレコード6
0eを取得し、処理71において、レコード60eの識
別コマンド125を参照し、識別コマンド125が“無
し”となっているので、処理72に移る。処理72で
は、レコード60eの識別オペランドが“無し”となっ
ているので、システム構成ファイル110から、レコー
ド60eの識別レコードID124の値“2”とレコー
ドID111が一致するシステム構成レコード50であ
るレコード50d、50e、50f、50g、50h、
50iを取得する。次に、処理73において、レコード
50d、50e、50fの機器名称112が"スプール
A"と同一であり、送信フラグ116が"0"であり、レ
コード50d、50eの稼動状態が"1"であるので、レ
コード50dの接続CPU113が示すCPU−A20
1をコマンド送信先とする。また、レコード50g、5
0h、50iの機器名称112が"スプールB"と同一で
あり、送信フラグ116が"0"であり、レコード50
g、50h、50iの稼動状態が"1"であるので、レコ
ード50gの接続CPU113が示すcpu−a204
をコマンド送信先とする。次に、処理74において、レ
コード60eの統一フラグ126が"0"であるので、処
理80に移る。処理80は、CPU−A201、cpu
−a204に対応する交信処理プログラム1、4を実行
し、CPU−A201、cpu−a204にジョブ検索
コマンドを送信する。以上で、生成コマンドバッファ1
が示すコマンドであるジョブ検索コマンドに対するコマ
ンド送信先選択プログラム7の処理が終了し、ジョブキ
ャンセルコマンドに対するコマンド処理プログラム7の
処理78が終了する。
【0027】次に、処理79において、交信処理プログ
ラム1、4が受信したジョブ検索コマンドに対する応答
メッセージを解析するために、各交信処理プログラムが
受信した応答メッセージ別にメッセージ解析プログラム
8を実行する。図11を参照するに、メッセージ解析プ
ログラム8は、処理91において、生成コマンドバッフ
ァ13のコマンド種別300の値が"1"であるので、処
理92に移る。処理92では、生成コマンドバッファ1
3から、レコード60eのメッセージ解析情報127が
示す“ジョブ名”の部分をオペランド122に従い取得
する。次に、処理93において、応答メッセージに、処
理92で取得したジョブ名が応答メッセージに含まれて
いるか否かを判定し、含まれている場合には、処理94
に移り、その応答メッセージを受信した交信処理プログ
ラムに対応するCPUを、次に送信するコマンドである
入力コマンド12のジョブキャンセルコマンドの送信先
とする。
【0028】再び、図9を参照するに、処理79でジョ
ブキャンセルコマンドの送信先となるCPUを選択後、
処理74において、レコード60dの統一フラグ126
が"0"であるので、処理80に移る。処理80におい
て、処理79で選択したCPUに対応する交信処理プロ
グラムを実行し、入力コマンド12であるジョブキャン
セルコマンドを送信する。ジョブキャンセルコマンドを
送信した交信処理プログラムは、ジョブキャンセルコマ
ンドに対する応答メッセージをメッセージ解析プログラ
ムに送信する。図11を参照するに、処理91におい
て、生成コマンドバッファ13にコマンドが存在しない
ので、処理95に移り、処理95で、表示処理プログラ
ムを実行する。図1を参照するに、表示処理プログラム
11は応答メッセージを表示装置140のメッセージ表
示領域141に表示する。以上の処理手順で、ジョブキ
ャンセルコマンドに対する処理が完了する。
【0029】なお、前述の識別コマンド125が“無
し”ではなく、別の識別コマンド(以下、第2の識別コ
マンドという)がある場合には、コマンド情報ファイル
120から第2の識別コマンドを示すコマンド情報レコ
ードを取得し、前述のレコード60eに対する処理と同
じ処理を行ない、第2の識別コマンドに基づく第2のコ
マンドを生成し、第2のコマンドの送信先を選択し、第
2のコマンドを送信し、送信先からの応答メッセージを
メッセージ解析プログラムにより解析し、その解析結果
に従い、前述のレコード60eに基づき生成されたコマ
ンドの送信先を選択する。
【0030】次に、第2の実施例について説明する。図
2には、本発明の第2の実施例である統括コンソール装
置を適用した計算機システムの構成を示すブロック図で
ある。図2では、統括コンソール装置のコマンド送信先
選択制御をパーソナル・コンピュータ、またはワークス
テーションを用いた専用の制御装置では行なわず、単独
の中央処理装置CPU−A、CPU−B、……、CPU
−nの内の一台のCPU上で行なうようにしており、図
2では該一台のCPUとしてCPU−Aを用いた場合を
示している。このため、第2の実施例は第1の実施例と
同様の点が多い。したがって、図2では、図1と同じ意
味を有する装置、プログラムに対しては同一の符号を付
している。
【0031】図2では、SVP208、209、21
0、211、212が線L2、L3、L4、L5、L
6、を介してCPU201に接続されている。図2にお
ける、CPU201には、図1の制御装置100と同様
に、システム構成ファイル110、コマンド情報ファイ
ル120、統一コマンド情報ファイル160が接続さ
れ、CPU201に具備されているSVP207に線L
7を介して、キーボード/ディスプレイ装置150が接
続されている。なお、システム構成ファイル110とコ
マンド情報ファイル120、統一コマンド情報ファイル
160の情報は、ファイルであってもよいし、CPU2
01内のメモリにあっても構わない。CPU201内で
は、本発明の統括コンソール装置のコマンド送信先選択
制御を実現する図1で示す処理プログラムと同じ処理プ
ログラム(コマンド送信先選択プログラム7、メッセー
ジ解析プログラム8、コマンド生成プログラム9)が動
作している。交信処理プログラム2、3、4、5、6
は、各CPU202、203、204、205、206
のSVP208、209、210、211、212に対
して線L2、L3、L4、L5、L6を介してコンソー
ル・メッセージやコンソール・コマンドの交信制御を司
るプログラムである。また、入力コマンド12の内容
は、図1ではキーボード130から入力されたコマンド
をキー入力処理プログラム10が格納しているが、図2
では、キーボード/ディスプレイ装置から入力されたコ
マンドをコンソール交信プログラム21が受信し、格納
する。図2におけるコマンド処理プログラム20は、C
PU−Aに送られたコマンドに対応する処理を行い、コ
ンソール交信プログラム21は、線L7を介してキーボ
ード/ディスプレイ装置150とコンソール・メッセー
ジやコンソール・コマンドの交信制御を行うプログラム
である。
【0032】第1実施例で説明した図6、図9〜図11
に示す処理は第2実施例においても同様であるが、コマ
ンドの送信先を選択する手順には相違がある。図7は、
第2実施例の構成(図2)での本発明の統括コンソール
装置のコマンド送信先選択制御の処理手順を説明する。
図7は、図2における、コマンドの送信先を選択する手
順である。図7における処理は、コマンドの送信先の選
択までの処理手順は、図6の処理手順と同じである。た
だし、コマンド送信先を選択した結果、該コマンドの送
信先が、本発明の統括コンソール装置のコマンド送信先
選択制御方式を実現する処理プログラムが動作している
CPUである場合、コマンド送信先選択プログラム7
は、交信処理プログラムに送信指示を送ることと同様
に、処理プログラムが動作しているCPUに対する送信
指示である場合には、該CPUのコマンド処理プログラ
ム20にコマンド処理指示を送る。コマンド処理プログ
ラム20は、コマンド送信先選択プログラム7の指示に
従い、コマンドの処理を行う。
【0033】また、図9の処理91の結果、応答メッセ
ージが識別コマンドの応答メッセージでない場合には、
第1実施例の構成(図1)では、表示処理プログラム1
1を実行し、表示装置140のメッセージ表示領域14
1にメッセージを表示しているが、第2実施例の構成
(図2)では、コンソール交信プログラム21を実行
し、キーボード/ディスプレイ装置150にメッセージ
を表示し(処理95)、メッセージ解析プログラム8を終
了している。
【0034】次に、第3の実施例について説明する。図
12は、第3の実施例であるマルチウインドウ環境での
コンソール装置を適用した計算機システムの構成を示す
ブロック図である。なお、図1、図2と同じ意味を有す
る装置、プログラムに対しては、同一の符号を付してい
る。図12では、物理的に1台の表示装置140に、各
CPUのコンソールに対応するコンソール用ウインドウ
143、144、145、146と本発明の統括コンソ
ールの画面に対応するウインドウである統括コンソール
用ウインドウ147を表示する。マウス131で操作を
行うウインドウを選択し、選択されたウインドウをキー
ボード/マウス入力プログラム22がキー入力振分けプ
ログラム23に通知する。キー入力振分けプログラム2
3は、表示処理プログラム11に、選択されたウインド
ウを通知し、表示処理プログラム11が、選択されたウ
インドウを表示装置141上で、最上位の画面になるよ
う表示する。そして、キーボード130から入力された
コマンドをキーボード/マウス入力プログラム22が入
力コマンド12に格納し、キー入力振分けプログラム2
3にコマンドが入力されたことを通知する。キー入力振
分けプログラム23は、表示処理プログラム11にコマ
ンド表示指示を送ると共に、現在選択されているウイン
ドウが各CPUのコンソールに対応するウインドウ14
3、144、145、146の場合、選択されているウ
インドウが対応するCPU対応の交信処理プログラムに
コマンド送信指示を送る。また、キー入力振分けプログ
ラム23は、現在選択されているウインドウが統括コン
ソール画面の場合、コマンド送信先選択プログラム7に
コマンド送信先選択指示を送信する。表示処理プログラ
ム11は、キー入力振分けプログラム23から、コマン
ド表示指示を受取ると、現在、最上位に表示している、
ウインドウにコマンドを表示する。交信処理プログラム
1、2、3、4、5、6は、キー入力振分けプログラム
23から、コマンド送信指示を受取ると、入力コマンド
12の内容を対応するCPUに送信し、コマンドに対す
る応答メッセージを表示処理プログラム11に送信す
る。表示処理プログラム11は、交信処理プログラム
1、2、3、4、5、6から受信したメッセージを対応
するウインドウに表示する。なお、統括コンソール画面
147が、選択されている時の処理は、図1における処
理と同じである。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数台の計算機システムの中央処理装置、超
並列計算機が有する複数の中央処理装置のコンソール操
作が1台のコンソール装置で可能となり、システム構
成、システム稼動状態を意識しないコンソール操作、コ
マンドを送信すべき中央処理装置を意識しないコンソー
ル操作が可能となり、各中央処理装置で同一機能であり
ながら、別のコマンドを投入する必要があるコマンド
を、全中央処理装置で統一したコマンドで実現可能とな
るので、複数台の計算機システムの中央処理装置、超並
列計算機が有する複数の中央処理装置の運用の省力化、
オペレータの負荷軽減、オペレータの誤操作ポテンシャ
ルの減少によるシステム運転の信頼性向上の効果があ
る。また、複数台の計算機システムの中央処理装置、超
並列計算機が有する複数の中央処理装置のコンソール操
作をシングルシステム・イメージで行うことが可能とな
り、コンソール操作が簡略化される効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である統括コンソール装
置を適用した計算機システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例である統括コンソール装
置を適用した計算機システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】システム構成ファイルに格納されているシステ
ム構成レコードのレコード形式の例を示す図である。
【図4】コマンド情報ファイルに格納されているコマン
ド情報レコードのレコード形式の例を示す図である。
【図5】統一コマンドファイルに格納されている統一コ
マンド情報レコードのレコード形式の例を示す図であ
る。
【図6】図1に示すの統括コンソール装置のコマンド送
信先選択処理手順を示す図である。
【図7】図2に示すの統括コンソール装置のコマンド送
信先選択処理手順を示す図である。
【図8】生成コマンドバッファのバッファ形式の一例を
示す図である。
【図9】コマンド送信先選択プログラムの処理フローを
示す図である。
【図10】コマンド生成プログラムの処理フローを示す
図である。
【図11】メッセージ解析プログラムの処理フローを示
す図である。
【図12】本発明の第3の実施例であるコンソール装置
を適用した計算機システムの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1〜6 交信処理プログラム 7 コマンド送信先選択プログラム 8 メッセージ解析プログラム 9 コマンド生成プログラム 10 キー入力処理プログラム 11 表示処理プログラム 12 入力コマンド 13 生成コマンドバッファ 14 プリンタA 15 スプールA 16 プリンタB 17 プリンタC 18 スプールB 19 ディスク 20 コマンド処理プログラム 21 コンソール交信プログラム 22 キーボード/マウス入力処理プログラム 23 キー入力振分けプログラム 50 システム構成レコード 60 コマンド情報レコード 100 制御装置 110 システム構成ファイル 120 コマンド情報ファイル 130 キーボード 131 マウス 140 表示装置 143〜146 コンソール用ウィンドウ 147 統括コンソール用ウィンドウ 150 キーボード/ディスプレイ装置 160 統一コマンド情報ファイル 161 統一コマンド情報レコード 200 超並列計算機 201〜206 中央処理装置 207〜212 サービス・プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国西 元英 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 谷本 かをる 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、表示装置と、オペレータに
    よって操作される入力装置と、前記入力装置から入力さ
    れたコマンドの送信先を選択するためのデータが格納さ
    れている記憶装置を備え、複数台の計算機システムおよ
    び/または超並列計算機に接続され、前記入力装置から
    入力されたコマンドを該コマンドに対応する前記計算機
    システムの中央処理装置および/または超並列計算機に
    おける中央処理装置に送信し、前記複数台の計算機シス
    テムの中央処理装置および/または前記超並列計算機に
    おける個々の中央処理装置から出力される信号線を取り
    込むコンソール装置であって、 前記制御装置は、前記入力装置から入力されたコマンド
    を前記記憶装置に格納してあるデータに基づいて解析
    し、前記コマンドを実行すべき中央処理装置を前記複数
    台の計算機システムの中央処理装置および/または超並
    列計算機における複数の中央処理装置から選択する選択
    手段と、前記選択手段により選択された中央処理装置に
    前記コマンドを送信する手段を具備したことを特徴とす
    る統括コンソール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記記憶装置は、前記データの一部として、前記複数台
    の計算機システムおよび/または超並列計算機および前
    記複数台の計算機システムおよび/または超並列計算機
    に接続されている機器のシステム構成レコードを記憶
    し、各システム構成レコードが、前記機器の機器名称
    と、該機器名称が示す機器が接続されている中央処理装
    置の名称を含み、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力さ
    れ、前記コマンドに機器名称が含まれる場合、前記記憶
    装置から前記コマンドに含まれる機器名称をもつシステ
    ム構成レコードを検索し、該システム構成レコードの内
    容に基づいて前記コマンドの送信先を選択することを特
    徴とする統括コンソール装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記各システム構成レコードに中央処理装置からみた機
    器名称が示す機器の稼動状態を含み、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力さ
    れ、該コマンドに機器名称が含まれる場合、前記記憶装
    置から該コマンドに含まれる機器名称を持つシステム構
    成レコードを検索し、該検索したシステム構成レコード
    の前記稼動状態が正常稼動中の場合、コマンドを送信
    し、異常が発生している場合、コマンドを送信しないこ
    とを特徴とする統括コンソール装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記各システム構成レコードに、コマンドが複数の中央
    処理装置で実行可能であり、該複数の中央処理装置のど
    の中央処理装置で実行しても同一の結果を得られる場合
    と同一の結果を得られない場合とを示す送信フラグを含
    み、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力さ
    れ、該コマンドに機器名称が含まれ、前記記憶装置から
    該コマンドに含まれる機器名称を持つ複数のシステム構
    成レコードを検索した場合、該複数のシステム構成レコ
    ードの前記送信フラグが同一の結果を得られる場合を示
    すとき、前記複数のシステム構成レコードのそれぞれが
    示す中央処理装置の内の1台の中央処理装置に前記コマ
    ンドを送信し、前記複数のシステム構成レコードの前記
    送信フラグが同一の結果を得られない場合を示すとき、
    前記複数のシステム構成レコードのそれぞれが示す中央
    処理装置の全ての中央処理装置に前記コマンドを送信す
    ることを特徴とする統括コンソール装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記記憶装置が、前記データの一部として、前記中央処
    理装置に対するコマンドと該コマンドを送信するために
    必要となる情報を含むコマンド情報レコードを格納して
    おり、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力され
    た場合、前記記憶装置から前記コマンドを示すコマンド
    情報レコードを検索し、該コマンド情報レコードが指示
    する1以上のシステム構成レコードを前記記憶装置から
    検索し、該検索した1以上のシステム構成レコードが示
    す機器別に、コマンドを生成し、該システム構成レコー
    ドが示す前記機器の接続されている中央処理装置に生成
    したコマンドを送信することを特徴とする統括コンソー
    ル装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記制御装置は、前記検索したシステム構成レコードの
    うち前記稼動状態が正常稼動中のレコードが示す前記機
    器の接続されている中央処理装置に生成したコマンドを
    送信することを特徴とする統括コンソール装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記制御装置は、前記検索した各システム構成レコード
    の送信フラグが同一の結果を得られる場合を示すとき、
    前記複数のシステム構成レコードのそれぞれが示す中央
    処理装置の内の1台の中央処理装置に前記コマンドを送
    信し、同一の結果を得られない場合を示すとき、前記複
    数のシステム構成レコードのそれぞれが示す中央処理装
    置の全ての中央処理装置に前記コマンドを送信すること
    を特徴とする統括コンソール装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力さ
    れ、該コマンドに複数の中央処理装置に接続されている
    機器名称が含まれる場合、前記記憶装置から前記コマン
    ドに含まれる機器名称をもつ全てのシステム構成レコー
    ドを検索し、該全てのシステム構成レコードが示す前記
    機器が接続されている全ての中央処理装置を前記コマン
    ドの送信先とすることを特徴とする統括コンソール装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の統括コンソール装置にお
    いて、 前記各コマンド情報レコードが、各コマンドの送信先を
    選択するための情報を取得する識別コマンドを含み、 前記入力装置からコマンドが入力され、前記制御装置が
    前記コマンドの送信先を選択できない場合、 前記制御装置は、前記記憶装置から検索した前記コマン
    ド情報レコードの識別コマンドを抽出し、該抽出した識
    別コマンドに対応するコマンド情報レコードを前記記憶
    装置から検索し、該検索したコマンド情報レコードに基
    づきコマンドを生成し、該生成したコマンドの送信先と
    なる中央処理装置に該生成したコマンドを送信し、該中
    央処理装置における該生成したコマンドの実行結果に基
    づき前記入力装置から入力されたコマンドの送信先を選
    択することを特徴とする統括コンソール装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の統括コンソール装置に
    おいて、 前記生成したコマンドの送信先となる中央処理装置が複
    数台あるとき、該複数台の中央処理装置に該生成したコ
    マンドを送信し、該複数台の中央処理装置における該生
    成したコマンドの全ての実行結果に基づき前記入力装置
    から入力されたコマンドの送信先を選択することを特徴
    とする統括コンソール装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の統括コンソール装置に
    おいて、 前記制御装置は、前記記憶装置から検索した前記抽出し
    た識別コマンドに対応するコマンド情報レコードに第2
    の識別コマンドがある場合、該第2の識別コマンドを抽
    出し、該抽出した第2の識別コマンドに対応する第2の
    コマンド情報レコードを前記記憶装置から検索し、該検
    索した第2のコマンド情報レコードに基づき第2のコマ
    ンドを生成し、該生成した第2のコマンドの送信先とな
    る中央処理装置に該生成した第2のコマンドを送信し、
    該中央処理装置における該生成した第2のコマンドの実
    行結果に基づき前記生成したコマンドの送信先を選択す
    ることを特徴とする統括コンソール装置。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の統括コンソール装置に
    おいて、 前記記憶装置が、前記データの一部として、前記複数台
    の計算機システムおよび/または超並列計算機の複数の
    中央処理装置において同一の機能を実現するコマンドの
    形式が異なるコマンドを全中央処理装置で同一のコマン
    ドに統一する統一コマンド情報レコードを記憶してお
    り、各統一コマンド情報レコードが、統一コマンドと、
    該統一コマンドの機能を実現する各中央処理装置におけ
    るコマンドと、各中央処理装置の名称を含み、 前記各コマンド情報レコードが、該レコードにおけるコ
    マンドが統一コマンドであるか否かを示す統一フラグを
    含み前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力
    され、前記コマンドのコマンド情報レコードの統一フラ
    グが統一コマンドであることを示す場合、前記記憶装置
    から、前記統一コマンドを示す前記統一コマンドレコー
    ドを検索し、検索した統一コマンド情報レコードが示す
    各中央処理装置におけるコマンドを生成し、各中央処理
    装置に該生成したコマンドを送信することを特徴とする
    統括コンソール装置。
  13. 【請求項13】 表示装置とオペレータによって操作さ
    れる入力装置を有する入出力装置と、該入出力装置が接
    続される中央処理装置と、該中央処理装置に接続され前
    記入出力装置から入力されたコマンドの送信先を選択す
    るためのデータが格納されている記憶装置を備え、複数
    台の計算機システムおよび/または超並列計算機に接続
    され、前記入出力装置から入力されたコマンドを該コマ
    ンドに対応する前記入出力装置に接続される中央処理装
    置、前記計算機システムの中央処理装置および/または
    超並列計算機における中央処理装置に送信し、前記入出
    力装置に接続される中央処理装置、前記複数台の計算機
    システムの中央処理装置および/または前記超並列計算
    機における個々の中央処理装置から出力される信号線を
    取り込むコンソール装置であって、 前記入出力装置に接続される中央処理装置は、前記入出
    力装置から入力されたコマンドを前記記憶装置に格納し
    てあるデータに基づいて解析し、前記コマンドを実行す
    べき中央処理装置を、前記入出力装置に接続される中央
    処理装置と前記複数台の計算機システムの中央処理装置
    および/または超並列計算機における複数の中央処理装
    置から選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
    れた中央処理装置に前記コマンドを送信する手段を具備
    したことを特徴とする統括コンソール装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の統括コンソール装置
    において、 前記入出力装置が接続されている中央処理装置が、前記
    入出力装置から入力されたコマンドを実行すべき中央処
    理装置を選択した際、選択した中央処理装置が前記入出
    力装置が接続されている中央処理装置の場合、前記コマ
    ンドを前記入出力装置が接続されている中央処理装置が
    実行することを特徴とする統括コンソール装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の統括コンソール装置
    において、 前記記憶装置は、前記データの一部として、前記複数台
    の計算機システムおよび/または超並列計算機および前
    記複数台の計算機システムおよび/または超並列計算機
    に接続されている機器のシステム構成レコードを記憶
    し、各システム構成レコードが、前記機器の機器名称
    と、該機器名称が示す機器が接続されている中央処理装
    置の名称を含み、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力さ
    れ、前記コマンドに機器名称が含まれる場合、前記記憶
    装置から前記コマンドに含まれる機器名称をもつシステ
    ム構成レコードを検索し、該システム構成レコードの内
    容に基づいて前記コマンドの送信先を選択することを特
    徴とする統括コンソール装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の統括コンソール装置
    において、 前記記憶装置が、前記データの一部として、前記中央処
    理装置に対するコマンドと該コマンドを送信するために
    必要となる情報を含むコマンド情報レコードを格納して
    おり、 前記制御装置は、前記入力装置からコマンドが入力され
    た場合、前記記憶装置から前記コマンドを示すコマンド
    情報レコードを検索し、該コマンド情報レコードが指示
    する1以上のシステム構成レコードを前記記憶装置から
    検索し、該検索した1以上のシステム構成レコードが示
    す機器別に、コマンドを生成し、該システム構成レコー
    ドが示す前記機器の接続されている中央処理装置に生成
    したコマンドを送信することを特徴とする統括コンソー
    ル装置。
  17. 【請求項17】 制御装置と、複数のコンソール用画面
    を表示するマルチウインドウ表示装置と、オペレータに
    よって操作される入力装置を備え、複数台の計算機シス
    テムおよび/または超並列計算機に接続され、前記入力
    装置により前記マルチウインドウの内の一つのコンソー
    ル用画面のウインドウが選択され、入力コマンドが入力
    されたとき、前記複数台の計算機システムの中央処理装
    置および/または超並列計算機の複数の中央処理装置の
    内の前記選択されたコンソール用画面に対応する中央処
    理装置に前記入力コマンドを送信するコンソール装置に
    おいて、 前記入力装置から入力されたコマンドの送信先を選択す
    るためのデータが格納されている記憶装置を設け、 前記制御装置に、前記入力装置から入力されたコマンド
    を、前記記憶装置に格納してあるデータに基づいて解析
    し、前記コマンドを実行すべき中央処理装置を前記複数
    台の計算機システムの中央処理装置および/または超並
    列計算機における複数の中央処理装置から選択する選択
    手段と、前記選択手段により選択された中央処理装置に
    前記コマンドを送信する手段を備える統括コンソール制
    御部を設け、 前記制御装置は、前記入力装置により前記マルチウイン
    ドウの内の統括コンソール用画面のウインドウが選択さ
    れ、入力コマンドが入力されたとき、該入力コマンドを
    前記統括コンソール制御部により選択された中央処理装
    置に送信することを特徴とするコンソール装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のコンソール装置にお
    いて、 前記記憶装置は、前記データの一部として、前記複数台
    の計算機システムおよび/または超並列計算機および前
    記複数台の計算機システムおよび/または超並列計算機
    に接続されている機器のシステム構成レコードを記憶
    し、各システム構成レコードが、前記機器の機器名称
    と、該機器名称が示す機器が接続されている中央処理装
    置の名称を含み、 前記統括コンソール制御部は、前記入力装置からコマン
    ドが入力され、前記コマンドに機器名称が含まれる場
    合、前記記憶装置から前記コマンドに含まれる機器名称
    をもつシステム構成レコードを検索し、該システム構成
    レコードの内容に基づいて前記コマンドの送信先である
    中央処理装置を選択することを特徴とするコンソール装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のコンソール装置にお
    いて、 前記記憶装置が、前記データの一部として、前記中央処
    理装置に対するコマンドと該コマンドを送信するために
    必要となる情報を含むコマンド情報レコードを格納して
    おり、 前記統括コンソール制御部は、前記入力装置からコマン
    ドが入力された場合、前記記憶装置から前記コマンドを
    示すコマンド情報レコードを検索し、該コマンド情報レ
    コードが指示する1以上のシステム構成レコードを前記
    記憶装置から検索し、該検索した1以上のシステム構成
    レコードが示す機器別に、コマンドを生成し、該システ
    ム構成レコードが示す前記機器の接続されている中央処
    理装置に生成したコマンドを送信することを特徴とする
    コンソール装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6922736B2 (en) 2002-07-08 2005-07-26 Nec Corporation Computer system and data processing method

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