JPH09114255A - 画像形成方法および装置 - Google Patents

画像形成方法および装置

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JPH09114255A
JPH09114255A JP7271534A JP27153495A JPH09114255A JP H09114255 A JPH09114255 A JP H09114255A JP 7271534 A JP7271534 A JP 7271534A JP 27153495 A JP27153495 A JP 27153495A JP H09114255 A JPH09114255 A JP H09114255A
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ink
particle image
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particle
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JP7271534A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Machida
義則 町田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/228Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 the process involving the formation of a master, e.g. photocopy-printer machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/10Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
    • B41C1/1066Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by spraying with powders, by using a nozzle, e.g. an ink jet system, by fusing a previously coated powder, e.g. with a laser

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、インクによる画像を形成する画像形
成方法、および複写機やプリンタ等に適用される画像形
成装置に関し、水性インクの使用を可能とし、かつ高画
質な画像を形成する。 【解決手段】粒子の付着パターンによる粒子像22を形
成する粒子像形成工程と、粒子像22にインク24を供
給して、その粒子像22の粒子間空隙部分にインク24
を保持させるインク供給工程と、粒子像22に供給され
たインク24を、被転写体26に転写するインク転写工
程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクによる画像
を形成する画像形成方法、および複写機やプリンタ等に
適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に採用される現像方
法としては、大別して乾式現像方法と湿式現像方法が公
知である。湿式現像方法では現像剤として非常に微小な
着色粒子を分散した液体を使用するため、高解像度な画
像を形成することが可能であり、また、凹凸が少なく自
然な画像が得られるため高画質化が可能である。
【0003】従来の湿式現像方法としては、例えば石油
系の溶剤からなる絶縁性のキャリア液に、例えば樹脂と
被覆顔料とからなるトナーを分散した現像液を、静電潜
像が形成された静電潜像担持体表面と、該表面との間に
微小な間隔をおいて配置された対向電極との間に供給し
て、現像液を静電潜像担持体表面に接触させ、キャリア
液中での帯電したトナーの電気泳動を利用して静電潜像
を現像する方法が一般的である。
【0004】しかしながら、溶剤系絶縁性キャリア液を
使用した湿式現像方法では、キャリア液として使用する
石油系溶剤の蒸気が発生するという問題がある。そこ
で、この問題点を解決する湿式現像方法として、水性イ
ンクを用いたいくつかの現像方法が提案されている。な
お、本発明において、特に区別する必要がない限り、各
種現像剤及び着色インクを合わせて、単にインクと記載
する。
【0005】水性インク(水性の現像剤を含む)を用い
た現像方法としては、静電潜像と水性インクを接触させ
ると静電潜像が消失してしまうため、静電潜像を用いる
場合は画像部のみに選択的に水性インクを付着させる選
択的現像方法が提案されている。また、静電潜像を使わ
ずに現像を行なう方法として、濡れ性の差を応用した湿
潤現像方法、書き換え可能な版を作成する二段現像方法
などが提案されている。
【0006】以下、これら選択的現像方法、湿潤現像方
法、二段現像方法について、この順に説明する。選択的
現像方法は、特公昭44−9512号公報に代表される
ように、静電潜像担持体と接触もしくは近接して配置さ
れた、表面が微細凹凸に加工されているインクアプリケ
ータの凹部に現像液を保持し、静電潜像とインクアプリ
ケータとの間に電界を形成し、絶縁性インクであれば誘
電分極によって、あるいは導電性インクでは静電誘導に
よって、静電潜像とは逆極性の電荷を現像液に誘起し
て、クーロン力で現像液を静電潜像の画像部に付着させ
る現像法である。
【0007】この現像方法は高速性があることが確認さ
れており、通常の電子写真法と同等の高速現像が実現可
能である。また構成が単純で小型化、低コスト化が可能
である。この選択的現像方法は、静電潜像担持体とイン
クアプリケータの凸部を接触して現像を行うものと、非
接触で現像を行うものに大別でき、それぞれ以下のよう
な問題点がある。
【0008】接触型では、凸部に残留する不要インクに
よる地かぶりの発生、インクアプリケータが接触する時
及び離れる時にインクが毛管現象によって凸部をつたっ
て静電潜像担持体に不要に付着してしまう等の問題があ
る。また、解像度がインクアプリケータの凹凸構造に支
配されるため、高解像度を得るためにはインクアプリケ
ータ表面を、例えば10μmピッチの凹凸を形成するな
ど微細に加工しなければならず、高コストとなる。さら
に、インクアプリケータ表面を微細に加工した場合、イ
ンクアプリケータの凹部の液面規制が難しくなり非画像
部の汚れが発生しやすいという問題点を有している。
【0009】一方、非接触型の場合、基本的にインクア
プリケータと静電潜像担持体との間隙が現像性に大きく
影響するため、その間隙を極めて高精度に均一化する必
要上、各種部材に非常に高い精度が要求される。また、
インクの一部がクーロン力によって盛り上がり、そこに
さらに誘導電荷が集中してしまうため、一様なベタ画像
領域等ではその盛り上がりの発生が片寄ってしまい均一
なベタ現像ができず、抜けが発生したり細かい画像の再
現ができずに潰れてしまったりする。
【0010】これを改善するための方法として、特開平
1−209467号公報に示されているように、あらか
じめ所望の解像力を達成することができる程度に微小な
インク滴をインクアプリケータ上に独立に形成しておく
方法が提案されている。しかしながら、インク量が少な
くなるほど内部電荷量が小さくなるため誘導電荷による
クーロン力が得られにくくなり、したがって現像するた
めには大きな現像電界が必要となる。インクアプリケー
タと静電潜像担持体との間隙は現実的な精度上ある程度
以上(現実的には50μm以上)とらなければならない
ため、現像電界の大きさに制限が生じ、液滴を小さくし
すぎると現像自体が困難になり、したがって高解像度化
が困難である。
【0011】このように、選択的現像方法には、本質的
な問題点が多く、この選択的現像方法を採用して高画質
の画像を形成する画像形成装置を構成するのは現実性に
乏しい。次に、湿潤現像方法について説明する。湿潤現
像方法は、なんらかの外力により、画像部では親インク
性、非画像部では撥インク性となるようにインクに対す
る濡れ性を変え、インクで湿潤して画像部のみにインク
を付着させ現像を行うという現像方法であり、例えば特
公昭39−4299号公報には、帯電部と露光部とで濡
れ性を変化させる現像方法が提案されている。
【0012】この現像方法は、構成が単純で小型化、低
コスト化が可能であるが高速性は確認されていない。こ
の湿潤現像方法を採用するには、画像部と非画像部の、
インクに対する接触角どうしの差が90度以上でない
と、濡れ性のみを利用して画像を形成するのは困難であ
るにもかかわらず、何らかの外力を加えてこのような濡
れ性の変化を示す物質は現実的には存在しないのが実情
である。さらに、仮にこの条件を満足したとしても、高
解像の画像を形成する場合、隣接画素のインク連結によ
る画像の‘つぶれ’が発生し、解像度の高い画像を実現
することは困難である。
【0013】このように、この湿潤現像方法を採用した
画像形成装置も現実性に乏しい。次に二段現像方法につ
いて説明する。図10は、二段現像法を採用した画像形
成装置の概略構成図である。この画像形成装置には、静
電潜像を担持し得る、図示の矢印A方向に回転する感光
体ドラム1が備えられており、スコロトロン2により、
その感光体ドラム1の表面が一様に帯電され、その表面
が画像情報を担持した露光光11により露光され、これ
により感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
その後、特公昭45−13274号公報に示されている
ように、一段目の現像装置18により、静電潜像を撥イ
ンク性の物質によってネガ現像して非画像部に凸部を形
成し、次いで二段目の現像装置19により、感光体ドラ
ム1にインクを供給して凹部(画像部)にインクを保持
させることによって現像を行なう。
【0014】その現像の後記録用紙9を供給して、その
記録用紙9に、凹部(画像部)に保持されたインクを転
写することにより、その記録用紙9上にインク画像を形
成する。その後、感光体ドラム1表面はクリーニング装
置6によりクリーニングされ、イレーズランプ7により
除電され、スコロトロン2により次の画像形成のための
帯電が行なわれる。
【0015】二段現像法には、上記の、一段目でネガ現
像を行なう方式のほか、特開昭49−53046号公報
に示されているように、一段目の現像装置18で、親イ
ンク性の物質によってポジ現象を行なって凸部を構成
し、その後二段目の現像装置19で、インクを供給して
凸部にインクを保持させることによって現像を行う方式
もある。
【0016】これら二種類の現像方式のうちのいずれの
現像方式においても、一段目の現像装置18は電子写真
方式であるため、高速性、高解像度が達成でき、二段目
の現像装置19はインクの塗布工程であるため高速性が
あり、しかも解像力は一段目の現像像に規定されるため
高解像度が得られるという特徴を有する。しかしながら
実際には、基本的に濡れ性を応用した画像形成方法であ
るため、湿潤現像方法と同様に、高解像度な画像を出力
しようとした場合、隣接画素のインク連結によるつぶれ
が発生し、高解像を実現することは困難である。
【0017】また、これらの二段現像方法のうち、どち
らの方法を採用しても、一段目の現像装置18が固体粒
子で現像を行なうものである場合、二段目の現像装置1
9で水性インクを使用すると静電潜像が消失してしまう
ため、一段目の現像像が維持できず、画像を形成するこ
とは困難である。一方、一段目の現像装置18が液体で
現像を行なうものである場合は、その液体として溶剤系
の液体を使用することになるが、これでは、もともと溶
剤系の現像液を使用しなくても済むようにという所期の
目的を達成することができず、もし、一段目で水性イン
クを使用できるとしたら二段現像そのものが意味をなさ
ない結果となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上説明してきたとお
り、これまでに提案されてきた従来技術では、水性イン
クを用いて高速高画質(特に高解像力)の画像を形成す
ることは困難である。本発明は、上記事情に鑑み、水性
インクの使用を可能とし、かつ高画質な画像を形成する
ことのできる画像形成方法およびその画像形成方法を実
施する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成方法は、粒子の付着パターンによる粒子像
を形成する粒子像形成工程と、上記粒子像にインクを供
給して、その粒子像の粒子間空隙部分にインクを保持さ
せるインク供給工程と、上記粒子像に供給されたインク
を被転写体に転写するインク転写工程とを有することを
特徴とする。
【0020】ここで、上記粒子像形成工程は、静電潜像
を担持し得る支持体上に静電潜像を形成する静電潜像形
成工程と、上記支持体上に形成された静電潜像に粒体現
像剤を供給してその静電潜像を現像することにより、支
持体上に粒子像を形成する現像工程とを有するものであ
ることが好ましい。
【0021】この場合に、上記静電潜像形成工程は、支
持体を帯電する帯電工程と、帯電された支持体に画像情
報を担持した光を照射することにより支持体上に静電潜
像を形成する露光工程とを有するものであってもよく、
あるいは、上記静電潜像形成工程は、支持体上に、画像
情報に応じたパターンに荷電体を注入する工程であって
もよい。
【0022】また、上記粒子像形成工程は、磁気潜像を
担持し得る支持体上に磁気潜像を形成する磁気潜像形成
工程と、上記支持体上に形成された磁気潜像に磁性粒体
を供給してその磁気潜像を現像することにより、支持体
上に粒子像を形成する現像工程とを有するものであるこ
とも好ましい態様である。
【0023】あるいは、上記粒子像形成工程は、所定の
支持体上に、その支持体上に粒子として付着する物質を
飛翔させることにより、その支持体上に粒子の付着パタ
ーンによる粒子像を形成する工程であってもよい。尚、
上記粒子像形成工程は、支持体上に形成された粒子像を
その支持体上に固定する粒子像固定工程を有するもので
あってもよい。
【0024】その場合に、上記支持体として粒子像を粘
着させる粘着性を有する支持体を用い、上記粒子像固定
工程が、支持体上に形成された粒子像をその支持体に押
圧することにより、粒子像をその支持体上に固定する工
程であってもよく、あるいは、上記粒子像固定工程は、
支持体上に形成された粒子像を加熱しその粒子像の粒子
の表層部を溶融させてその粒子像を支持体上に固定する
工程であってもよい。
【0025】あるいは、上記粒子像形成工程が、支持体
上に形成された粒子像を所定の粒子像被転写体上に転写
して、その粒子像を粒子像被転写体上に固定する粒子像
転写固定工程を有するものであってもよい。この場合
に、上記粒子像被転写体として、粒子像を粘着させる粘
着性を有する粒子像被転写体を用い、上記粒子像転写固
定工程が、支持体上に形成された粒子像を上記粒子像被
転写体に押圧転写することにより、その粒子像をその粒
子像被転写体上に固定する工程であることが好ましい。
【0026】さらに、上記本発明の画像形成方法は、支
持体上に付着している粒子をその支持体上から除去する
清掃工程を有することが好ましい。さらに、上記本発明
の画像形成方法において、上記インク供給工程が、粒子
像の粒子間空隙部分以外の部分に供給されたインクを除
去する不要インク除去工程を有することが好ましい。
【0027】また、上記目的を達成する本発明の画像形
成装置は、粒子の付着パターンによる粒子像を形成する
粒子像形成手段と、上記粒子像にインクを供給して、そ
の粒子像の粒子間空隙部分にインクを保持させるインク
供給手段と、上記粒子像に供給されたインクを被転写体
に転写するインク転写手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0028】上記本発明の画像形成装置は、粒子像を形
成するにあたり、静電潜像を用いるものであってもよ
い。そのように構成された、本発明の画像形成装置のう
ちの第1の画像形成装置は、静電潜像を担持し得る支持
体と、その支持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成
手段と、支持体上に形成された静電潜像に粒体現像剤を
供給して静電潜像を現像することにより、支持体上に粒
子像を形成する現像手段と、支持体上に形成された粒子
像をその支持体上に固定する粒子像固定手段と、支持体
上に固定された粒子像にインクを供給して、その粒子像
の粒子間空隙部分にインクを保持させるインク供給手段
と、粒子像に供給されたインクを被転写体に転写するイ
ンク転写手段と、インク転写手段により被転写体にイン
クを転写させた後の、支持体上に付着している粒子をそ
の支持体上から除去する清掃手段とを備えたことを特徴
とする。
【0029】また、静電潜像を用いる構成を備えた本発
明の第2の画像形成装置は、静電潜像を担持し得る支持
体と、その支持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成
手段と、支持体上に形成された静電潜像に粒体現像剤を
供給してその静電潜像を現像することにより、支持体上
に粒子像を形成する現像手段と、支持体上に形成された
粒子像を所定の粒子像被転写体上に転写して、その粒子
像を粒子像被転写体上に固定する粒子像転写固定手段
と、粒子像被転写体上に固定された粒子像にインクを供
給して、その粒子像の粒子間空隙部分にインクを保持さ
せるインク供給手段と、粒子像に供給されたインクを、
被転写体に転写するインク転写手段とを備えたことを特
徴とする。
【0030】ここで、上記第2の画像形成装置におい
て、上記粒子像転写固定手段により粒子像を粒子像被転
写体に転写した後の支持体上に残存する粒子をその支持
体上から除去する清掃手段を備えることが好ましい。本
発明の画像形成方法ないし画像形成装置は、粒子像を、
その粒子像の粒子の形状を保ったまま支持体ないし粒子
像被転写体上に固定し、毛管現象を利用してその粒子像
の粒子間の空隙部分にインクを保持させ、そのように保
持されたインクを被転写体に転写することによりその被
転写体上にインクによる画像を形成するものである。
【0031】粒子像は支持体ないし粒子像被転写体上に
固定されている必要はあるが、特に粒子像を固定する工
程を置かなくても固定される場合はそのままでもよく、
あるいは、粒子像を固定する工程を置いてもよい。ただ
し、従来の電子写真法におけるトナー像の定着のように
粒子を溶かして定着する方法は採用されず、粒子を溶か
して固定する場合であっても粒子の表層部のみの溶解に
とどめ、粒子の形状を保ったまま固定される。
【0032】本発明は、粒子の形状を保ったまま固定さ
れた粒子像を形成することを最大の特徴とするものであ
り、これにより、その粒子像の粒子間に毛管現象を利用
してインクを保持させてそのインクを転写することがで
きる。本発明では、固定された粒子像を形成するにあた
り、例えば上述したように静電潜像を利用する方式、磁
気潜像を利用する方式、あるいは支持体に粒子として付
着する物質を飛翔させてその支持体上に粒子像を形成す
る方式のいずれを採用してもよく、あるいはそれら以外
のどのような粒子像形成方式を採用してもよい。
【0033】また、本発明における各種部材の材料等
も、上記特徴を発揮するように選択される。例えば、粒
子像が固定される支持体ないし粒子像被転写体表面は、
インクができる限り付着しないよう撥インク性のものを
採用することが好ましく、粒子像を形成する粒体および
インクは、粒子間にインクが保持されやすい材質、材料
のものが選択される。
【0034】本発明によれば、例えば従来の電子写真方
式、磁気写真方式等と同等の高解像度の粒子像を形成す
ることができ、しかも、粒子像の粒子間の空隙部分にイ
ンクを保持させて転写するものであるため粒子どうしの
間がインクで結ばれてエッジ部分のスムージングがなさ
れ、従来の湿式現像と同等程度の極めて高画質の画像を
形成することができる。また、本発明によれば、従来の
電子写真方式等と同等の高速性も得られる。しかも、イ
ンクとして水性インクを使用することができ、水性イン
クへの適合性も十分備わっている。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の画像形成方法の一実施形態
の各工程を示す模式図である。この各工程は、本発明の
画像形成方法の典型的な実施形態におけるものであり、
本発明の画像形成方法の他の実施形態は、図2以降に、
画像形成装置の形態で示されている。
【0036】この図1に示す実施形態における画像形成
方法では、先ず、静電潜像を担持し得る潜像担持体20
(本発明にいう支持体の一例;例えば、前述した図10
に示す感光ドラム1)上に静電潜像21を形成する
(A)。次に、その静電潜像21を固体粒子で現像して
支持体20上に粒子像22を形成する(B)。
【0037】次いで、表面が撥インク性を有する粘着フ
ィルム23(本発明にいう粒子像被転写体の一例)に転
写して固定する((C)〜(D))。次いで、その粘着
フィルム23に着色インキ24を供給して粘着フィルム
23の粒子像22の粒子間空隙部分のみに着色インク2
4を保持させ(E)、さらに、その着色インク24を供
給した粘着フィルム23に記録用紙25(本発明にいう
被転写体の一例)を接触させ(F)、粒子像22に保持
された着色インク24を記録用紙25に転写する
(G)。これにより、記録用紙25上に着色インク24
による画像が形成される。
【0038】図1に示す画像形成方法において、潜像担
持体20上に粒子像22を形成するまでのプロセスは、
通常の電子写真方式と同様であるため高速性があり、固
体粒子として小さな粒子を使用することによって高解像
の粒子像を形成することが可能である。また粒子像の書
き換えも高速に可能である。固体粒子としては、インク
を粒子間空隙に浸透保持できれば、材料、構成、形状等
に特に制限はない。但し図1に示した画像形成方法で
は、静電潜像を用いているため、静電的な現像ができる
必要がある。例えば、インクを粒子間空隙に浸透保持で
きれば、通常の電子写真用トナーを使用することもでき
る。固体粒子のサイズとしては、保持可能なインク量お
よび解像力の点から、直径0.5μm〜20μm、更に
好ましくは1μm〜15μmのものが使用される。ただ
し、所望の解像力等に応じ、この範囲に限定されるもの
ではない。
【0039】現像により形成された固体粒子像は、上述
したように、表面が撥インク性である粘着フィルム23
上に転写され、粘着フィルム23上に固体粒子が固定さ
れるが、本実施形態では、固体粒子像は、粘着により、
粘着フィルム23上に、粒子の形状変化がなく、粒子間
に空隙が形成されたまま固定される。この粘着固定の場
合の固体粒子の充填率は、本発明者による測定では、平
均粒径7μmの固体粒子を用いたとき、20〜30%で
あった。
【0040】液体は空隙や穴をもった固体と接触する
と、固体表面との濡れ、および毛管現象によって、固体
の有する空隙や穴に浸透し保持されるという性質があ
り、液体の固体に対する接触角が90度以下である場
合、この現像は非常に速やかに進行する。この毛管現象
は、液体が固体と接触した際に自然に進行するため、固
体粒子像22が固定された粘着フィルム23にインク2
4を供給すると、インク24は粒子像22の形成する空
隙に自然に吸収され、粒子像と同一のパターンのインク
像が形成される。
【0041】また空隙に一度浸入した液体はその空隙に
保持され、自然には流出しにくい。さらに、固体表面の
液体との濡れ性、空隙の大きさ、液体の表面張力や粘度
にもよるが、ある程度の外力を加えても、空隙に保持さ
れた液体の流出は起こらない。また、粘着フィルム23
の表面は撥インク性であるため、非画像部にはインク2
4は付着しにくく、特にインク24の撥インク性が非常
に高ければ(例えば粘着フィルム23とインク24の接
触角が100度以上であれば)、非画像部にインク24
は付着しない。
【0042】また、固体粒子像22の空隙に保持された
インク24はある程度以上の外力を加えない限り流出す
ることはないため、エアの吹き付けや非接触リバースロ
ール等による非画像部の不要インクの除去、さらにはブ
レード等による不要インクの除去を行っても、固体粒子
像の空隙に保持されたインク像は乱されず、非画像部に
残留するインクを機械的に効果的に除去することも可能
である。従って、表面がある程度の撥インク性であれば
本実施形態における粘着フィルム23として使用可能で
ある。
【0043】次いで、固体粒子像22に保持されたイン
ク24は、記録用紙25に圧力を加えて接触させること
によって、毛管現象により転写させることができる。ま
た粘着フィルム23の搬送支持部材と記録用紙25の支
持部材をバイアス電圧印加可能とし、静電的吸引力によ
って転写を行ってもよいし、両者を合わせて行ってもよ
い。固体粒子像23は粘着フィルム23上に容易に強固
に固定されるため、このインク24の転写の際に、固体
粒子像22がインク24と共に転写されることは防止さ
れる。
【0044】粘着フィルム23上に固定された粒子像2
2は再使用可能であり、同じインク画像を複数枚形成す
ることができる。その際には、インク24の供給とイン
ク24の転写とを繰り返せばよく、潜像形成及び固体粒
子による現像などのプロセスを省略できるため、更に高
速化が図られ、潜像担持体20の長寿命化、固体粒子の
使用量低減につながる。
【0045】また、インク24を転写する際に、圧力を
加えても固体粒子がスペーサとして機能するために、イ
ンク像のつぶれや飛び散りも防止される。本実施形態で
は、インクの保持が毛管現象を応用しているため、液体
状(液体もしくは流動体)のインクであればどんなイン
クであっても使用可能である。例えば一般的な水性イン
クであってもよく、あるいは、例えば一般的に二成分液
体現像剤と呼ばれる、キャリア液中にトナーを分散した
現像剤であってキャリア液中をトナーが電気泳動するも
の、あるいは一般的に一成分液体現像剤と称される、液
体もしくは流動体中に着色粒子が分散されているが電気
泳動現像のように着色粒子が液体中もしくは流動体中を
泳動することがないものであっても使用することがで
き、さらに絶縁性のインクであっても導電性のインクで
あってもよい。さらには、インクの供給時およびインク
の転写時に液体状にできれば固形インクの使用も可能で
ある。
【0046】図2は、本発明の画像形成装置の一実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態の画像形成装置
には、静電潜像担持体としての、アモルファスシリコン
感光体ドラム1の周囲に、帯電スコロトロン2、乾式現
像装置3、粘着フィルム4、圧接ロール5、クリーニン
グ装置6、イレーズランプ7が配置されている。粘着フ
ィルム4は送り出しロール41に巻回されており、その
送り出しロール41から送り出され、圧接ロール5によ
り感光体ドラム1に圧接され、支持ドラム12に支持さ
れ、巻取ロール42に巻き取られる。本実施形態では、
この粘着フィルム4が、本発明にいう粒子像被転写体の
一例である。その粘着フィルム4の搬送経路には、粘着
フィルム4に水性インクを供給する液体現像装置8、中
間転写ドラム91が配置されている。
【0047】感光体ドラム1は図示しない駆動装置によ
り図中矢印Aの方向に回転する。感光体ドラム1は、ま
ず帯電スコロトロン2によって表面が一様に帯電され
る。帯電された感光体ドラム1はレーザーROS(Ra
ster Output Scanner)装置10か
ら射出された、画像情報を担持する露光レーザ光11に
よって露光され、静電潜像の形成が行われる。
【0048】静電潜像が形成された感光体ドラム1は、
乾式現像装置3により、固体粒子で現像される。尚、こ
の実施形態では静電潜像担持体としてアモルファスシリ
コン感光体ドラム1を用いているが、静電潜像担持体と
しては、これに限られるものではなく、使用するインク
に対し耐性のある任意の感光体や誘電体のドラムあるい
はベルト等を用いることができる。
【0049】固定粒子としては、高抵抗で帯電が可能で
あるか、あるいは電界による誘電電荷により静電現像が
可能であればよく、大きさ、形状、材料、構成に特に制
限はない。ただし固体粒子の表面特性として、使用する
インクとの接触角が90度以下であることが望ましい。
本実施形態ではこの条件に見合う一般的な乾式電子写真
に用いられるトナー粒子が用いられている。本実施例形
態で使用されたトナー粒子は接触角が70〜80度、粒
径は5〜7μmのものである。
【0050】乾式現像装置3としては、一般的な乾式電
子写真に用いらる各種現像方法を採用した現像装置が使
用可能であるが、本実施形態では磁気ロールに保持させ
た磁性キャリア粒子にトナー粒子を保持させて、静電潜
像に近接もしくは接触させて現像を行う二成分乾式現像
法を採用した現像装置が用いられている。感光体ドラム
1上に形成されたトナー粒子像は粘着フィルム4上に転
写され、その後、感光体ドラム1は、クリーニング装置
6によって残留トナーを除去され、イレーズランプ7に
よって光除電され、次の画像形成に備える。
【0051】尚、本実施形態の説明において、表面に粘
着剤層が形成された粘着性を有するフィルム状、シート
状、あるいはテープ状のものを総称して粘着フィルムと
呼んでいる。粘着フィルム4は、使用するインクに対し
て撥インク性、耐インク性があれば一般的な粘着フィル
ムが使用可能である。本実施形態では、インクとして水
性インクを使用しており、このため、アクリル系または
シリコン系の粘着剤を塗布した粘着フィルムが適当であ
るが、それ以外の粘着フィルムを使用することも可能で
ある。本実施形態で使用したアクリル系の粘着フィルム
の、水性インクに対する接触角は約80度、シリコン系
の粘着フィルムの、水性インクに対する接触角は約90
度である。
【0052】本実施形態では、粘着フィルム4は、送り
出しロール41に巻回された状態で準備され図示の経路
で搬送される。粘着フィルム4は、その背面より弾性の
圧接ロール5によって感光体ドラム1に圧接される。圧
接ロール5は接離自在に支持されており、粘着転写時以
外は感光体ドラム1と離される。同一の画像を複数枚形
成する際は、粘着フィルム4は所定の長さに裁断されて
支持ドラム12に巻装され、所望の回数だけ繰り返し使
用される。
【0053】粒子像を粘着フィルム4に転写する方法と
しては、圧力転写の他に静電転写も可能であるが、粘着
フィルム4と粒子像の付着力を高めるためには圧力を加
えたほうが望ましい。本実施形態において、粘着フィル
ム4として、感熱型の粘着フィルムを使用してもよい。
感熱性の粘着フィルムは、室温程度の温度では粘着性が
低いため粘着フィルムの搬送が容易である。また粒子像
をその粘着フィルムに転写する際、感光体ドラム1表面
への粘着、剥離による機械的な負荷が低減でき、感光体
ドラム1の劣化防止に効果がある。
【0054】通常の粘着フィルムを使用した場合、多少
なりとも、粘着剤が感光体ドラム1表面に付着してしま
うというトラブルが発生する恐れがあるが、感熱型の粘
着フィルムを使用するとそのようなトラブルの発生の恐
れもない。感熱型の粘着フィルムを使用した場合、室温
程度では粘着性の低いもののトナー粒子像の転写は良好
に行われるが、非常に低温で使用する場合は転写不良が
発生する懸念があるため、補助的に静電的な転写を同時
に行ってもよい。感熱型の粘着フィルムを用いた場合
は、トナー粒子像転写後、液体現像装置8に至る前に、
その感熱型の粘着フィルム4を加熱ロール43で加熱す
ることによってその粘着フィルムに十分な粘着性が与え
られ、粒子像がその粘着フィルムに十分な強度で固定さ
れる。
【0055】トナー粒子像が転写された粘着フィルム4
には、液体現像装置8によって水性インクが供給され
る。水性インクとしては市販の各種水性塗料を水で希釈
したものや、水に微小(粒径1μm以下)な顔料を分散
したものなどが使用される。液体現像装置8としては水
性インクを粘着フィルム4全面に供給できるようなもの
であれば構成は特に限定されないが、本実施形態には図
3に示した構成の液体現像装置が採用されている。
【0056】この図3に示す液体現像装置8では、イン
ク供給管81を経由してきた水性インクを、スリットノ
ズル13から、粘着フィルム4に近接して配置されたプ
レート14上に供給し、粘着フィルム4とプレート14
との間を水性インクで満たすることにより、粘着フィル
ム4表面に水性インクを供給する。供給された水性イン
クは粒子像の粒子の空隙に速やかに吸収される。前述し
たように本実施形態で使用されている粘着フィルム4は
水性インクに対する撥インク性が高く、非画像部にはイ
ンクはほとんど残留しないが、画像部の間隔が小さい場
合など、インクの表面張力、粘性などの特性にもよる
が、隣接画素間にインクが不要に残留してしまう恐れが
あるため、この液体現像装置にはロール部材15が備え
られている。
【0057】ロール部材15と粘着フィルム4との間に
は所定の間隙が形成されており、その間隙は、ロール部
材15の両端に回転自在に取り付けられたトラッキング
ロール16と支持ドラム12の端部とを接触させること
によって維持されている。ロール部材15は、粘着フィ
ルム4の搬送方向とは逆方向に回転し、インクの粘性を
利用した不要インクの除去が行なわれる。ロール部材1
5に付着したインクはスクレーパ17によって掻き取ら
れ、インク回収管82を経由して回収される。
【0058】このような不要インク除去手段を備えるこ
とにより、粒子像に保持されたインクの流出なしに、良
好に不要インクを除去でき、解像度の高いインク像が形
成される。尚、不要インク除去手段として、上記のロー
ル部材15を用いるもののほか、エアをエアノズルなど
から粘着フィルム表面に吹き付けて不要インクの除去を
行なうものや、弾性のブレードを粘着フィルムに当接す
ることによって不要インク除去を行なうものなどを採用
することが可能である。
【0059】また、液体現像装置自体も、の図2に示す
液体現像装置のほか、粘着フィルム4と近接配設されて
回転駆動されるロール表面にインク付着させて粘着フィ
ルム4にインクを供給する組み上げロールタイプの液体
現像装置や、インク吸収部材にインクを吸着させ、その
インク吸収部材を粘着フィルム4と接触させてインクを
供給するスポンジタイプのもの等、種々の構成が可能で
ある。
【0060】図2に示すように、粘着フィルム4に供給
されたインクは、粘着フィルム4から、一旦中間転写ド
ラム91に転写され、さらに記録用紙9に転写される。
本実施形態では、中間転写ドラム91への転写の際は主
として静電的な転写が採用され、記録用紙9への転写の
際は圧接による転写が採用されている。インク像を粘着
フィルム4から中間転写ドラム91に転写する際、粒子
像は粘着フィルム4に確実に保持され、粒子が中間転写
ドラム91に転写されることは防止される。
【0061】尚、インク像を、粘着フィルム4から直接
に記録用紙9へ転写してもよいが、記録用紙9が粘着フ
ィルム4に付着してしまうトラブルを避けるために、粘
着フィルム4に付着しにくい材質の中間転写ロール91
を採用することが好ましい。図4は、本発明の画像形成
装置の他の実施形態の概略構成図である。図2に示す実
施形態と同様の構成部分については、図2に付した符号
と同一の符号を付して示し重複説明は省略する。
【0062】感光体ドラム1上に形成された粒子像は、
粘着性を有する中間転写ロール44(本発明にいう粒子
像被転写体の一例)に転写されてその粘着性により中間
転写ロール44に固定される。その中間転写ロール44
に固定された粒子像には液体現像装置8により水性イン
クが供給され、記録用紙9にそのインク像が転写され
る。中間転写ロール44上の粒子像はクリーニング装置
61によりその中間転写ロール44の表面から除去され
る。
【0063】このように、本発明にいう粒子像被転写体
は、図2に示すようなフィルム状のものに限られず、こ
の図に示すようなロール状ないしドラム状のもの、ある
いは、図示しないがエンドレスベルト状のものであって
もよい。図5はイオノグラフィー方式の実施形態を示す
概略構成図である。この装置には、本発明にいう支持体
の一例として、導電性の基体表面に誘電体層を形成した
誘電体ドラム101が備えられている。この誘電体ドラ
ム101には、その表面に、乾式現像装置3で供給され
る固体粒子に対する粘着性が付与され、かつ撥インク性
が付与されている。この誘電体ドラム101の表面に
は、イオノヘッド121で静電潜像が形成される。イオ
ノヘッド121は、例えばコロナ放電ないし沿面放電を
利用した電荷発生手段とスリット状の電界制御手段を備
えており、誘電体ドラム101の基体には、接地電位あ
るいは適切なバイアス電位が与えられている。イオノヘ
ッド121の電荷発生手段で発生した電荷は、電界制御
手段と誘電体ドラム101との間に形成される、画像情
報に応じた電界によって、誘電体ドラム101の表面に
注入され、その誘電体ドラム101の表面に静電潜像が
形成される。
【0064】誘電体ドラム101は矢印A方向に回転
し、乾式現像装置3により、その表面に形成された静電
潜像に固体粒子が供給されて、そこに粒子像が形成され
る。この粒子像は、押付けロール110により適切な圧
力で誘電体ドラム101に押し付けられ、これにより、
誘電体ドラム101の表面に粘着、固定される。誘電体
ドラム101上に固定された粒子像には液体現像装置8
により水性インクが供給され、そのインク像が記録用紙
9に転写される。その後、誘電体ドラム101は、クリ
ーニング装置6により、その表面の粒子像が除去され
る。
【0065】尚、ここでは誘電体ドラム101はその表
面に粘着性が与えられている旨説明したが、それに代わ
り、その表面を粘着性のない、あるいは粘着性に乏しい
硬質層で形成しておき、押付けロール110に代えて加
熱ロールを配置し、その加熱ロールから供給される熱
で、粒子像を形成する固体粒子の表層部のみを溶融して
誘電体ドラム101に付着させることにより、その粒子
像を誘電体ドラム101に固定してもよい。
【0066】このときには、固体粒子を、その表層部の
み溶解しやすい材料で構成し、あるいは均一な材料の固
体粒子を用い、加熱ロールで供給する熱量が固体粒子の
表層部のみ溶解する程度に調整される。尚、本発明者に
よる測定では、加熱固定の場合、平均粒径7μmの固体
粒子を用いたときの固体粒子の充填率は25〜40%
と、粘着固定の場合(20〜30%)よりも若干高まっ
たが、実用上十分な空隙が確保されていた。また、この
加熱固定のときの固体粒子の変形(縦横比の変化)は3
5%以下であり、加熱固定の場合も十分に粒状性を有し
ていた。
【0067】このように、本発明において静電潜像を用
いる場合であっても、一様に帯電した後に部分的に除電
して静電潜像を形成する、いわゆる電子写真方式に限ら
ず、この例のように静電潜像を直接書き込んでもよい。
また、この例では、本発明にいう支持体としての誘電体
ドラム101上に粒子像が固定され、中間転写体なしに
直接に記録用紙にインク像が転写される。
【0068】図6は、磁気写真方式(マグネットグラフ
ィー方式)の実施形態を示す概略構成図である。この装
置には、本発明にいう支持体の一例として、表面に磁性
体層を備えた磁気ドラム102が備えられている。ま
た、この磁気ドラム102の表面には撥インク性が付与
されている。磁性体層は、一般の磁気テープの磁性体層
と同様であり、例えば、マグネタイト、フェライトなど
の強磁性体粉末をバインダに分散してドラムの基体表面
に塗布したり、蒸着、スパッタリング、メッキ等によっ
て基体表面に金属膜を形成したものが使用可能である。
【0069】この磁気ドラム102の表面の磁性体層に
は、磁気ヘッド122により、画像情報に応じた磁気潜
像が書き込まれる。磁気ヘッド122としては、例えば
コイルに電流を流し、強い磁束を磁気ドラム102の磁
性体層に与える方式のものや、発熱素子やレーザを用い
て、もともと磁化された磁性体層の磁化を消去もしくは
反転させる方式のものが使用可能である。ここでは、消
磁されている磁性体層を磁化する方式のものが採用され
ている。
【0070】磁気ドラム102は矢印A方向に回転し、
磁気現像装置31により磁性の固体粒子が供給されてそ
の磁気潜像が現像され、その固体粒子による粒子像が形
成される。磁気現像装置31としては、例えば、回転す
るマグネットスリーブ上に磁性粒子を磁気的にブラシ状
に保持し、その保持した磁性粒子を磁気ドラム102と
接触させ、あるいは近接対向させる方式のものを採用す
ることができる。
【0071】このようにして磁気ドラム102上に形成
された粒子像は、特別な固定手段なしに磁力により、磁
性ドラム102の表面に固定される。あるいは、その固
定力が十分でないときは、図5に示す実施形態と同様
に、磁気ドラム102の表面に粘着性を与えておいて粒
子像をその磁気ドラム102に押し付けることにより、
あるいは、粒子像を構成する固体粒子の表層部のみを溶
解することにより、その粒子像を磁気ドラム102上に
固定してもよい。あるいは、図2,図4に示す実施形態
のように、粒子像を、フィルム状もしくはロール状の粒
子像被転写体に転写し、その粒子像被転写体上に粒子像
を固定してもよい。
【0072】図6に示す例では、粒子像は磁力により磁
気ドラム102に固定され、その粒子像に、液体現像装
置8により水性インクが供給され、記録用紙9にそのイ
ンク像が転写される。インク像転写後の粒子像はクリー
ニング装置6で除去され、磁性ドラム102は消磁装置
71で消磁され、次の画像形成に備えられる。尚、クリ
ーニングの際に既に消磁されている必要があれば、クリ
ーニング装置6と消磁装置71は図6に示す配置順序と
は逆の順序に配置される。
【0073】図7は、固体粒子飛翔方式の実施形態を示
す概略構成図である。矢印A方向に回転する、粘着性の
回転ドラム103上に、粒子像形成装置120により、
画像情報に応じて固体粒子が飛翔され、回転ドラム10
3上に粒子像が形成される。図8は、粒子像形成装置の
概略構成図である。
【0074】ここには、帯電粒子供給ロール121が備
えられており、帯電した固体粒子が、この帯電粒子供給
ロール121により、回転ドラム103と対向した位置
に搬送される。帯電粒子供給ロール121と回転ドラム
103との間の位置には制御電極123が配置されてお
り、この制御電極123には画像情報に応じた制御電圧
が印加される。一方、回転ドラム103の基体には接地
電位あるいは適切なバイアス電位が与えられており、帯
電粒子供給ロール121により搬送されてきた帯電固体
粒子は、制御電極123に印加された制御電圧に応じて
回転ドラム103に向かって飛翔し、これにより、回転
ドラム103上に固体粒子による粒子像が形成される。
【0075】この回転ドラム103上に形成された粒子
像は押付けロール110により回転ドラム103上に押
付けられ回転ドラム103の粘着性によりその回転ドラ
ム103上に固定される。他の構成は、例えば図5に示
す実施形態と同様であり、説明は省略する。この例に示
すように、潜像を形成することなく直接に粒子像を形成
してもよい。
【0076】尚、粒子像を直接形成するにあたり、回転
ドラム103上で粒子像が形成されればよく、必ずしも
固体粒子を飛翔させるものには限られない。例えば、粒
子像形成装置として、ワックス等の加熱溶融タイプの固
形体を用いたインクジェット方式を採用し、回転ドラム
103上に液滴を飛翔させてもよい。液滴は回転ドラム
103上で瞬時に固化し、そこに粒子像が形成される。
この場合、その固化の時点で回転ドラム103に固定さ
れ、したがって回転ドラム103に粘着性を付与するこ
とや、押付けロール110は不要となる。
【0077】図9は、固体粒子飛翔方式の他の実施形態
を示す概略構成図である。回転ドラム103に、送り出
しロール41に巻回されていた粘着フィルム4が巻回さ
れ、巻取りロール42に巻き取られる。この実施形態で
は、回転ドラム103上に巻回された粘着フィルム4上
に、粒子像形成装置120により、潜像を経由すること
なく直接に、粒子像が形成される。
【0078】この構成により、回転ドラム103の耐久
性を高めることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液体の毛管現象を用いてインクを保持することによって
現像を行うため、液体のインクであれば使用可能であ
り、したがって水性インクの使用も可能である。また、
毛管現象によるインク保持力が大きく、非画像部の不要
インクを除去するための外力を加えてもインクが流出す
ることが防止されるため、非画像部の不要インクを容易
に除去可能であり、地汚れのない高画質な画像が得られ
る。
【0080】さらに、本発明では、電子写真法あるいは
磁気写真法を用いることもでき、これらによって固体粒
子像が形成されるため、高速な画像形成が可能である。
さらに同一の画像の出力においては、固定された粒子像
を版として再使用することが可能であり、インクの供給
及びインクの転写工程のみで複数のインク画像が形成さ
れるため、さらに高速化することができる。また電子写
真法、あるいは磁気写真法を用いて高解像の粒子像が得
られるため、高解像なインク像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法の一実施形態の各工程を
示す模式図である。
【図2】本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概略
構成図である。
【図3】液体現像装置の一例を示す概略構成図である。
【図4】本発明の画像形成装置の他の実施形態の概略構
成図である。
【図5】イオノグラフィー方式の実施形態を示す概略構
成図である。
【図6】磁気写真方式(マグネットグラフィー方式)の
実施形態を示す概略構成図である。
【図7】固体粒子飛翔方式の実施形態を示す概略構成図
である。
【図8】粒子像形成装置の概略構成図である。
【図9】固体粒子飛翔方式の他の実施形態を示す概略構
成図である。
【図10】二段現像法を採用した画像形成装置の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電スコロトロン 3 乾式現像装置 4 粘着フィルム 5 圧接ロール 6 クリーニング装置 7 イレーズランプ 8 液体現像装置 9 記録用紙 10 レーザーROS装置 11 露光レーザ光 12 支持ドラム 20 支持体 21 静電潜像 22 粒子像 23 粘着フィルム 24 着色インキ 25 記録用紙 101 誘電体ドラム 102 磁気ドラム 103 回転ドラム 110 押付けロール 120 粒子像形成装置 121 イオノヘッド 122 磁気ヘッド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子の付着パターンによる粒子像を形成
    する粒子像形成工程と、 前記粒子像にインクを供給して、該粒子像の粒子間空隙
    部分にインクを保持させるインク供給工程と、 前記粒子像に供給されたインクを被転写体に転写するイ
    ンク転写工程とを有することを特徴とする画像形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記粒子像形成工程が、 静電潜像を担持し得る支持体上に静電潜像を形成する静
    電潜像形成工程と、 前記支持体上に形成された静電潜像に粒体現像剤を供給
    して該静電潜像を現像することにより、該支持体上に粒
    子像を形成する現像工程とを有することを特徴とする画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記静電潜像形成工程が、 前記支持体を帯電する帯電工程と、 帯電された支持体に画像情報を担持した光を照射するこ
    とにより該支持体上に静電潜像を形成する露光工程とを
    有することを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記静電潜像形成工程が、前記支持体上
    に、画像情報に応じたパターンに荷電体を注入する工程
    であることを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記粒子像形成工程が、 磁気潜像を担持し得る支持体上に磁気潜像を形成する磁
    気潜像形成工程と、 前記支持体上に形成された磁気潜像に磁性粒体を供給し
    て該磁気潜像を現像することにより、該支持体上に粒子
    像を形成する現像工程とを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記粒子像形成工程が、所定の支持体上
    に、該支持体上に粒子として付着する物質を飛翔させる
    ことにより、該支持体上に粒子の付着パターンによる粒
    子像を形成する工程であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記粒子像形成工程が、前記支持体上に
    形成された粒子像を該支持体上に固定する粒子像固定工
    程を有することを特徴とする請求項2から6記載のうち
    いずれか1項記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記支持体として、前記粒子像を粘着さ
    せる粘着性を有する支持体を用い、前記粒子像固定工程
    が、前記支持体上に形成された粒子像を該支持体に押圧
    することにより、該粒子像を該支持体上に固定する工程
    であることを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 前記粒子像固定工程が、前記支持体上に
    形成された粒子像を加熱し該粒子像の粒子の表層部を溶
    融させて該粒子像を該支持体上に固定する工程であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記粒子像形成工程が、前記支持体上
    に形成された粒子像を所定の粒子像被転写体上に転写し
    て、該粒子像を該粒子像被転写体上に固定する粒子像転
    写固定工程を有することを特徴とする請求項2から6の
    うちいずれか1項記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 前記粒子像被転写体として、前記粒子
    像を粘着させる粘着性を有する粒子像被転写体を用い、
    前記粒子像転写固定工程が、前記支持体上に形成された
    粒子像を前記粒子像被転写体に押圧転写することによ
    り、該粒子像を該粒子像被転写体上に固定する工程であ
    ることを特徴とする請求項10記載の画像形成方法。
  12. 【請求項12】 前記支持体上に付着している粒子を該
    支持体上から除去する清掃工程を有することを特徴とす
    る請求項2から11のうちいずれか1項記載の画像形成
    方法。
  13. 【請求項13】 前記インク供給工程が、粒子像の粒子
    間空隙部分以外の部分に供給されたインクを除去する不
    要インク除去工程を有することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成方法。
  14. 【請求項14】 粒子の付着パターンによる粒子像を形
    成する粒子像形成手段と、 前記粒子像にインクを供給して、該粒子像の粒子間空隙
    部分にインクを保持させるインク供給手段と、 前記粒子像に供給されたインクを被転写体に転写するイ
    ンク転写手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 静電潜像を担持し得る支持体と、 前記支持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
    と、 前記支持体上に形成された静電潜像に粒体現像剤を供給
    して該静電潜像を現像することにより、該支持体上に粒
    子像を形成する現像手段と、 前記支持体上に形成された粒子像を該支持体上に固定す
    る粒子像固定手段と、 前記支持体上に固定された粒子像にインクを供給して、
    該粒子像の粒子間空隙部分にインクを保持させるインク
    供給手段と、 前記粒子像に供給されたインクを被転写体に転写するイ
    ンク転写手段と、 前記インク転写手段により被転写体にインクを転写させ
    た後の、前記支持体上に付着している粒子を該支持体上
    から除去する清掃手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  16. 【請求項16】 静電潜像を担持し得る支持体と、 前記支持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段
    と、 前記支持体上に形成された静電潜像に粒体現像剤を供給
    して該静電潜像を現像することにより、該支持体上に粒
    子像を形成する現像手段と、 前記支持体上に形成された粒子像を所定の粒子像被転写
    体上に転写して、該粒子像を該粒子像被転写体上に固定
    する粒子像転写固定手段と、 前記粒子像被転写体上に固定された粒子像にインクを供
    給して、該粒子像の粒子間空隙部分にインクを保持させ
    るインク供給手段と、 前記粒子像に供給されたインクを被転写体に転写するイ
    ンク転写手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  17. 【請求項17】 前記粒子像転写固定手段により粒子像
    を粒子像被転写体に転写した後の前記支持体上に残存す
    る粒子を該支持体上から除去する清掃手段を備えたこと
    を特徴とする請求項16載の画像形成装置。
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