JPH09114224A - 物体検知装置 - Google Patents

物体検知装置

Info

Publication number
JPH09114224A
JPH09114224A JP29164495A JP29164495A JPH09114224A JP H09114224 A JPH09114224 A JP H09114224A JP 29164495 A JP29164495 A JP 29164495A JP 29164495 A JP29164495 A JP 29164495A JP H09114224 A JPH09114224 A JP H09114224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
toner
object detection
switching
switching circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29164495A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Yamada
孝樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP29164495A priority Critical patent/JPH09114224A/ja
Publication of JPH09114224A publication Critical patent/JPH09114224A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーセンサ等の物体検知素子の複数個に対
して1個の制御回路を共通に用い、構成の簡素化、低コ
スト化及び小型化を図り、取付作業を容易とする。 【解決手段】 複数個のトナーセンサS0乃至S3を1
個の制御回路20で制御する物体検知装置であって、制
御回路20は、検知回路30と、トナーセンサS0乃至
S3のいずれか1個を順次選択して検知回路30に接続
するスイッチング回路40と、スイッチング回路40の
順次選択動作を制御するスイッチ制御信号をスイッチン
グ回路40に印加するスイッチ制御信号発生回路50と
を備え、検知回路30はスイッチング回路40を介して
接続されたトナーセンサS0乃至S3の出力乃至特性変
化より物体有無を検知するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機のトナー等
の物体の有無、残量を検知するための物体検知装置に係
り、とくに複数個の槽のトナー等の粉体の有無、残量を
1個の制御回路を用いる簡単な構成でばらつきなく検知
可能な物体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等のトナー残量検知装置と
して特開昭56−43513号に示すものが知られてい
る。この特開昭56−43513号の装置は、トナー収
容槽に1個のトナーセンサを取り付け、それを制御する
ための1個の制御回路を有する。
【0003】図6は従来の物体検知装置としてのトナー
残量検知装置の1例を示す。この図において、1はトナ
ー収容槽であり、該トナー収容槽1内にトナー2が収容
されるようになっている。トナー収容槽1の側壁部に形
成されたセンサ取付穴3にはトナーセンサSが固着され
ている。このトナーセンサSは、両面に電極端子12,
13を形成した圧電磁器板14を金属振動板15の裏側
に貼りつけた圧電振動子10を有し、該圧電振動子10
を段付き円筒状ケース16の先端縁に固着し(圧電磁器
板14がケース内側になるようにし)、円筒状ケース1
6の先端開口を密閉した構造である。
【0004】前記トナーセンサSを制御する制御回路1
7は、例えば特開昭56−43513号のように、圧電
振動子10を発振素子として用いた発振回路を構成し、
圧電振動子10の発振出力を整流後、積分した積分出力
からトナー有無を検知するものであってもよい。この場
合、圧電振動子10がトナー収容槽1内のトナーに接触
しているトナー有り状態では圧電振動子10の振動が抑
制されて発振出力が無いのに対し、トナー無しでは圧電
振動子10の振動は抑制されないから、発振出力有りで
積分出力にトナー無しを示す信号が現れる。
【0005】また、制御回路を、特開平3−37592
号に示す回路構成とすることもできる。すなわち、特開
平3−37592号の場合、トナーセンサSが有する圧
電振動子10をその共振周波数近傍の高周波信号で駆動
し、圧電振動子10の両端の出力信号の位相から圧電振
動子10に接する位置でのトナーの有無、すなわちトナ
ー収容槽1内のトナー残量を検知するようになってい
る。ここで、圧電振動子10がトナー収容槽1内のトナ
ーに接触しているトナー有り状態では圧電振動子10の
振動は抑制されるのに対し、トナー無しでは圧電振動子
10の振動は抑制されないで共振状態となるから、トナ
ー有りとトナー無し状態とでは圧電振動子10両端に現
れる出力信号の波形、位相共に異なり、出力信号の位相
変化に着目してトナー有無を検知することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、カラ
ー複写機等の普及により、1台の装置に多種類のトナー
をそれぞれ収容した多数のトナー収容槽が搭載されるよ
うになってきているが、図6の従来装置の構成を適用し
た場合、各々のトナー収容槽にトナーセンサ(残量セン
サ)を取り付けるとともに、各トナーセンサに対して個
々に制御回路を設ける必要があった。
【0007】しかし、各々のトナー収容槽に取り付けら
れたトナーセンサに対し個々に制御回路を設ける構成で
あると、個々のトナーを制御する制御回路の回路性能の
ばらつきにより各トナーの検出レベルを正確に揃えるの
が難しく、各トナーについての検出精度のばらつきが大
きいきらいがあった。さらに、ばらつきを抑える為に
は、性能ばらつきの少ない部品を選択して使用する必要
があるため、部品コストの低減もできず、製品の低コス
ト化ができなかった。また、トナー収容槽の個数の増大
に対応して制御回路の個数も増やさなければならず、構
成の複雑化を招くとともに装置の小型化も困難であっ
た。
【0008】本発明は、トナーセンサ等の物体検知素子
の複数個に対して1個の制御回路を共通に用い、該制御
回路にスイッチング回路を設けて物体検知素子を1個ず
つ順次切り換えて選択する構成とすることで、従来の問
題点を解決するもので、構成の簡素化、低コスト化及び
小型化を図ることが可能で取付作業の容易な物体検知装
置を提供することを目的とする。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数個の物体検知素子を1個の制御回路
で制御する物体検知装置であって、前記制御回路は、検
知回路と、前記複数個の物体検知素子のいずれか1個を
順次選択して前記検知回路に接続するスイッチング回路
と、該スイッチング回路の順次選択動作を制御するスイ
ッチ制御信号を当該スイッチング回路に印加するスイッ
チ制御信号発生回路とを備え、前記検知回路は前記スイ
ッチング回路を介して接続された物体検知素子の出力乃
至特性変化より物体有無を検知する構成となっている。
【0011】また、前記物体検知素子を2端子型圧電ト
ナーセンサで構成し、該トナーセンサの一方の端子はア
ース線路に接続し、他端は前記スイッチング回路に接続
するようにしてもよい。
【0012】さらに、前記スイッチング回路を無可動接
点双方向型スイッチング素子で構成してもよく、あるい
は可動接点双方向型スイッチングリレーとしてもよい。
【0013】また、前記スイッチ制御信号発生回路を、
パルス発生器と、該パルス発生器の出力パルスを受ける
リングカウンタとを備える構成とし、該リングカウンタ
の各段の出力を前記スイッチ制御信号として用いてもよ
い。
【0014】前記制御回路が前記検知回路に接続中の物
体検知素子を表示する表示手段を有する構成とすること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る物体検知装置
の実施の形態を図面に従って説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態の全体構成を示
し、図2は制御回路における検知回路部分の構成を詳細
に示す。これらの図において、S0乃至S3は、物体検
知素子としてのトナーセンサであり、カラー複写機等の
装置において例えば4種類のトナーを個別に収容した4
個のトナー収容槽にそれぞれ取り付けられている。トナ
ーセンサS0乃至S3自体の構造は図6の従来例で説明
したトナーセンサSと同様であり、2個の電極端子を持
つ圧電振動子10を用いた2端子型圧電トナーセンサで
ある。
【0017】制御回路20は、選択されたトナーセンサ
S0乃至S3を用いてトナー有無(トナー残量)を検知
する検知回路30と、前記トナーセンサS0乃至S3の
いずれか1個を順次選択して検知回路30に接続するス
イッチング回路40と、該スイッチング回路40の順次
選択動作を制御するスイッチ制御信号を当該スイッチン
グ回路40に印加するスイッチ制御信号発生回路50と
で構成されている。
【0018】スイッチ制御信号発生回路50は、一定周
期(一定周波数)のパルス信号を出力するパルス発生器
としての無安定マルチバイブレータ51と、該無安定マ
ルチバイブレータ51からのパルス信号を受けるリング
カウンタ52と、該リングカウンタ52に付随するゲー
ト(非反転増幅器)G0乃至G3と発光ダイオードD0
乃至D3の組と、インバータゲート(反転増幅器)IN
V0乃至INV3とを備えている。
【0019】リングカウンタ52は、4段のフリップフ
ロップFF0乃至FF3の縦続接続(例えばNEC製μ
PD4013相当品を2個組み合わせたもの)及びNO
RゲートG4(例えばNEC製μPD4025相当品)
からなり、当該リングカウンタ52の各段の出力(FF
0乃至FF3の出力)がスイッチ制御信号Q0乃至Q3
としてスイッチング回路40に印加されている。
【0020】スイッチング回路40は、無可動接点双方
向型スイッチング素子であり、4個の無可動双方向アナ
ログスイッチSW0乃至SW3を内蔵したCMOSアナ
ログスイッチIC(例えばNEC製μPD5201相当
品)であり、前記スイッチ制御信号Q0乃至Q3はイン
バータゲートINV0乃至INV3を介してアナログス
イッチSW0乃至SW3のオン、オフをそれぞれ制御す
る信号として当該CMOSアナログスイッチICに印加
されている。
【0021】図2に示すように、検知回路30はスイー
プ発振器(掃引発振器)と、OPアンプ部(増幅整形回
路)と、位相検出部と、後処理部とを有するカスタムI
C(例えばTDK製TW6407相当品)である。スイ
ープ発振器はトナーセンサS0乃至S3の共振周波数
(トナーセンサが持つ圧電振動子の共振周波数)を含む
周波数範囲で掃引発振を行うものであって、その掃引周
期は抵抗Rfaで定まる。このスイープ発振器の発振出力
である駆動パルスは、抵抗Rin及びスイッチング回路4
0のアナログスイッチSW0乃至SW3のうちの1個
(選択されてオンになっているもの)を介しトナーセン
サS0乃至S3のいずれか1個に印加される。すなわ
ち、スイープ発振器はトナーセンサを共振周波数を含む
周波数範囲で駆動する駆動回路部として働くものであ
る。入力用コンデンサCinを介してトナーセンサ出力を
受けるOPアンプ部と位相検出部と後処理部は駆動され
た(発振出力が印加された)トナーセンサS0乃至S3
の出力電圧波形の位相からトナーの有無を検知するため
の検出回路部として機能する。
【0022】ここで、検知回路30のトナー有無の検知
する動作原理を図3及び図4を用いて説明する。検知回
路30に接続状態となっているトナーセンサが取り付け
られたトナー収容槽にトナーが有る場合(トナー残量が
十分でトナーセンサの圧電振動子がトナーに接触してい
る場合)、圧電振動子の振動がトナーで抑圧されるた
め、圧電振動子のインピーダンス及び位相の周波数特性
は図3(A)のようになり、顕著な共振点は現れない。
このため、全ての掃引周波数範囲において、スイープ発
振器の出力電圧である駆動パルスaは図3(B)のよう
な方形波であるのに対し、トナーセンサの出力電圧(O
Pアンプ部への入力)bは図3(C)の三角波で位相が
略90度遅れている。そして、OPアンプ部で増幅整形
後の出力電圧cは図3(D)のように駆動パルスaに対
して略90度位相が遅れた方形波となり、位相検出部の
位相基準(例えば45度の位相遅れを基準とする)より
も位相のずれが大きい状態となり、図3(E)の位相検
出部の判定出力dにはパルス電圧は現れず、トナー有り
と判定される。位相検出部の判定出力dを受ける後処理
部はスイープ発振器の1掃引で得られた判定データを1
回分として過去何回分かの判定データを蓄積して、最終
的にトナー有無を判定するチャタリング防止機能を持つ
(例えば、瞬間的にトナー無しの判定出力dが現れて
も、これが複数回継続しない限りトナー無しと判定しな
い)。
【0023】逆に、トナー収容槽にトナーが無い場合
(トナー残量が不足してトナーセンサの圧電振動子がト
ナーに接触していない場合)、圧電振動子の振動はトナ
ーで抑圧されなくなり、圧電振動子のインピーダンス及
び位相の周波数特性は図4(A)のようになって、顕著
な共振点が現れる。このため、共振点近傍では、スイー
プ発振器の出力電圧である駆動パルスaは図4(B)の
ような方形波で、トナーセンサの出力電圧(OPアンプ
部への入力)bも図4(C)の略同相の方形波に近似し
た波形となる。そして、OPアンプ部で増幅整形後の出
力電圧cは図4(D)のように駆動パルスaに対して略
同相の方形波となり、位相検出部の位相基準(例えば4
5度の位相遅れを基準とする)よりも位相のずれが小さ
い状態となり、図4(E)の位相検出部の判定出力dに
はパルス電圧が周期的に現れ、トナー無し(トナー残量
無し)と判定される。位相検出部の判定出力dを受ける
後処理部はスイープ発振器の1掃引で得られた判定デー
タを1回分として過去何回分かの判定データを蓄積し
て、最終的にトナー無しと判定し、抵抗R1を介して発
光ダイオードD11を点灯して、トナー無しを表示す
る。
【0024】なお、前記位相検出部の判定出力dによ
り、抵抗R2を介して発光ダイオードD12を点灯し
て、位相検出状況をモニタできるようにしている。
【0025】次に、本発明に係る実施の形態の全体的動
作説明を図5のリングカウンタのタイミングチャートを
用いて行う。
【0026】スイッチ制御信号発生回路50内の無安定
マルチバイブレータ51によって作り出された図5のク
ロックパルスCKがリングカウンタ52を構成している
フリップフロップFF0乃至FF3のCK端子部に入
る。最初、フリップフロップFF0乃至FF2のQ端子
部(Q0乃至Q2)は、LOW電圧(今後Loと表記す
る)であるから、NORゲートG4を通って、リングカ
ウンタ52の初段のフリップフロップFF0のD0端子
部には、HIGH電圧(今後Hiと表記する)が供給さ
れる。それによりクロックパルスCKの立ち上がり(図
5のP0)をとらえて初段のフリップフロップFF0の
Q0端子部にHiのパルス電圧が出力される(図5のP
1)。このHiのパルス電圧がスイッチング回路40の
無可動双方向アナログスイッチSW0の入力部(ピン番
号No.9)に入り、スイッチSW0が作動して閉成状
態となり、検知回路30とトナーセンサS0とを接続
し、トナーセンサS0が装着されたトナー収容槽のトナ
ー有り無しを検出する(このときリングカウンタ52の
他のフリップフロップQ1乃至Q3端子部はLoである
ので、スイッチSW1乃至SW3は開放状態で検知回路
30とトナーセンサS1乃至S3はつながれていな
い。)。
【0027】次に、初段のフリップフロップFF0のQ
0端子部がHiに移行したので、NORゲートG4を通
ってフリップフロップFF0のD0端子部にはLoが入
力され、Q0端子部はクロックパルスCKの立ち上がり
をとらえてLoへ移行する。また、前段のフリップフロ
ップFF0のQ0端子部がHiを受けてフリップフロッ
プFF1のD1端子部にHiが入力され、クロックパル
スCKの立ち上がりをとらえてQ1端子部がHiに移行
する。
【0028】このような動作の繰り返しにより、図5に
示すように、リングカウンタ52の各段のフリップフロ
ップFF0乃至FF3のQ0乃至Q3端子部は順次Hi
となり(順次Hiとなるスイッチ制御信号Q0乃至Q3
がスイッチング回路40に出力され)、スイッチング回
路40のスイッチSW0乃至SW3はSW0,SW1,
SW2,SW3の順に切り換えられて閉成状態となり、
トナーセンサS0,S1,S2,S3の順に検知回路3
0に接続されて駆動、検出動作が順次に行われる。
【0029】なお、現在選択されているトナーセンサが
どれであるかは、発光ダイオードD0乃至D3で表示で
き(S0選択時D0点灯、S1選択時D1点灯、S2選
択時D2点灯、S3選択時D3点灯)、選択されたトナ
ーセンサのトナー有無の最終判定結果は発光ダイオード
D11で知ることができる(D11点灯でトナー無
し)。
【0030】本発明に係る実施の形態によれば、次の通
りの効果を得ることができる。
【0031】(1) カラー複写機等の装置において、多
種類のトナーをそれぞれ収容したトナー収容槽のトナー
有無(トナー残量)検知は、各トナー収容槽に取り付け
られたトナーセンサS0乃至S3をスイッチング回路4
0で順次切り換えて1個の検知回路30に接続して行う
構成であり、複数個のトナーセンサに対し1個の制御回
路20を共用でき、構成の簡素化、検出精度のばらつき
の低減、部品及び製品コストの低減が可能である。ま
た、構成が簡単になるため、小型化も可能で、制御回路
が1個で済むため取付作業も容易となる。
【0032】(2) 各トナーセンサは、2端子型圧電振
動子を具備する2端子型圧電トナーセンサであり、該ト
ナーセンサの一方の端子を制御回路20と共通のアース
線路に接続し、他端はスイッチング回路40内のアナロ
グスイッチに接続しており、スイッチ個数を必要最小限
とすることができるとともに、各トナーセンサと制御回
路20との接続配線も簡単にすることが可能である。な
お、トナーセンサを図6の構成とする場合、通常金属振
動板15に接続した方の電極端子13をアース線路に接
続する。
【0033】(3) 前記スイッチング回路40は無可動
双方向アナログスイッチSW0乃至SW3を内蔵した無
可動接点双方向型スイッチング素子であり、IC化する
ことで小型に構成されており、小信号のスイッチ制御信
号で各スイッチの切り換え操作が可能である。
【0034】(4) 前記スイッチング回路40を切り換
え制御するためのスイッチ制御信号発生回路50は、パ
ルス発生器としての無安定マルチバイブレータ51と、
その出力パルスを受けるリングカウンタ52とを備えて
おり、該リングカウンタ52の各段の出力をスイッチ制
御信号Q0乃至Q3として用いており、回路構成の簡素
化、小型化、IC化が容易である。
【0035】(5) 制御回路20は、当該検知回路20
に接続中のトナーセンサSW0乃至SW3を表示する表
示手段として発光ダイオードD0乃至D3を備えてお
り、トナー無しを表示する発光ダイオードD11が点灯
したときに、どのトナー収納槽のトナーを補給すべきか
確実に認識することができる。例えば、発光ダイオード
D0点灯中に発光ダイオードD11が点灯したときは、
トナーセンサS0の付いたトナー収容槽のトナー補給が
必要であることを示す。
【0036】なお、スイッチング回路として、可動接点
双方向型スイッチングリレー(継電器)を用いることも
可能である。
【0037】また、検知回路は、図2の如きトナーセン
サの出力電圧の位相に着目した回路構成の代わりに、ト
ナーセンサの出力電圧の振幅あるいはトナーセンサを用
いた発振回路の発振の有無に着目してトナー有無検知を
行う回路構成とすることも可能である。
【0038】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の物体検知
装置によれば、トナーセンサ等の物体検知素子の複数個
に対して1個の制御回路を共通に用い、該制御回路にス
イッチング回路を設けて物体検知素子を1個ずつ順次切
り換えて選択する構成としたので、構成の簡素化、低コ
スト化及び小型化が可能で、取付作業も容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物体検知装置の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における検知回路部分を示
す回路図である。
【図3】前記検知回路のトナー有りのときの動作原理を
示す説明図である。
【図4】前記検知回路のトナー無しのときの動作原理を
示す説明図である。
【図5】スイッチ制御信号を出力するリングカウンタの
動作説明のためのタイミングチャートである。
【図6】従来の物体検知装置の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 トナー収容槽 2 トナー 10 圧電振動子 12,13 電極端子 16 段付き円筒状ケース 20 制御回路 30 検知回路 40 スイッチング回路 50 スイッチ制御信号発生回路 51 無安定マルチバイブレータ 52 リングカウンタ S,S0,S1,S2,S3 トナーセンサ D0,D1,D2,D3,D11,D12 発光ダイオ
ード FF0,FF1,FF2,FF3 フリップフロップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の物体検知素子を1個の制御回路
    で制御する物体検知装置であって、 前記制御回路は、検知回路と、前記複数個の物体検知素
    子のいずれか1個を順次選択して前記検知回路に接続す
    るスイッチング回路と、該スイッチング回路の順次選択
    動作を制御するスイッチ制御信号を当該スイッチング回
    路に印加するスイッチ制御信号発生回路とを備え、 前記検知回路は前記スイッチング回路を介して接続され
    た物体検知素子の出力乃至特性変化より物体有無を検知
    することを特徴とする物体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記物体検知素子は2端子型圧電トナー
    センサであり、該トナーセンサの一方の端子はアース線
    路に接続され、他端は前記スイッチング回路に接続され
    ている請求項1記載の物体検知装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング回路は無可動接点双方
    向型スイッチング素子である請求項1又は2記載の物体
    検知装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング回路は可動接点双方向
    型スイッチングリレーである請求項1又は2記載の物体
    検知装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ制御信号発生回路は、パル
    ス発生器と、該パルス発生器の出力パルスを受けるリン
    グカウンタとを備え、該リングカウンタの各段の出力を
    前記スイッチ制御信号として用いる請求項1,2,3又
    は4記載の物体検知装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は、前記検知回路に接続中
    の物体検知素子を表示する表示手段を有している請求項
    1,2,3,4又は5記載の物体検知装置。
JP29164495A 1995-10-16 1995-10-16 物体検知装置 Withdrawn JPH09114224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29164495A JPH09114224A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 物体検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29164495A JPH09114224A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 物体検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09114224A true JPH09114224A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17771623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29164495A Withdrawn JPH09114224A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 物体検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09114224A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412709C (zh) * 2003-12-16 2008-08-20 村田机械株式会社 成像装置
JP2011027778A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Tdk Corp 粉体センサ
KR101372465B1 (ko) * 2011-10-26 2014-03-11 티디케이가부시기가이샤 분체 센서
CN111025419A (zh) * 2019-11-22 2020-04-17 中国电子产品可靠性与环境试验研究所((工业和信息化部电子第五研究所)(中国赛宝实验室)) 腔体器件的检测设备及系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412709C (zh) * 2003-12-16 2008-08-20 村田机械株式会社 成像装置
JP2011027778A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Tdk Corp 粉体センサ
KR101372465B1 (ko) * 2011-10-26 2014-03-11 티디케이가부시기가이샤 분체 센서
CN111025419A (zh) * 2019-11-22 2020-04-17 中国电子产品可靠性与环境试验研究所((工业和信息化部电子第五研究所)(中国赛宝实验室)) 腔体器件的检测设备及系统
CN111025419B (zh) * 2019-11-22 2022-02-11 中国电子产品可靠性与环境试验研究所((工业和信息化部电子第五研究所)(中国赛宝实验室)) 腔体器件的检测设备及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3998043A (en) Electric timepiece for displaying the operating condition thereof
US5321403A (en) Multiple slope analog-to-digital converter
JPS6399655A (ja) 特定用途の集積回路
JPH09114224A (ja) 物体検知装置
JPH0337592A (ja) 粉体センサ
JPH11258074A (ja) 静電容量型力学量検出装置
US6542438B2 (en) Electronic watch transmitting/receiving system
US5202586A (en) Sample-and-hold circuit
JPS5997077A (ja) 時間電圧変換器
JPH07170294A (ja) シリアルデータ受信回路
JPH0827211B2 (ja) 光量測定装置
KR920005212B1 (ko) 플로피 디스크 드라이버의 트랙 제로 감지회로
RU2231801C1 (ru) Устройство для измерения емкости конденсаторного датчика
JP2890600B2 (ja) ワイヤドットプリンタ駆動回路
SU1709492A1 (ru) Устройство термокомпенсации кварцевого генератора
JPH07106938A (ja) 光電スイッチ
SU1721434A1 (ru) Емкостно-электронный преобразователь перемещени
SU1594432A1 (ru) Устройство регистрации однопол рных однократных импульсов
SU750569A1 (ru) Аналоговое запоминающее устройство
SU1136210A1 (ru) Устройство дл индикации
JPS63244996A (ja) 監視制御装置
SU1765860A1 (ru) Устройство дл анализа жидкостей и газов
SU1282195A2 (ru) Устройство дл обработки сигналов с магнитного носител
JP2001004402A (ja) 静電容量式変位測定装置
SU1317475A1 (ru) Устройство дл цифровой индикации с контролем

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030107