JPH09114166A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09114166A
JPH09114166A JP7275603A JP27560395A JPH09114166A JP H09114166 A JPH09114166 A JP H09114166A JP 7275603 A JP7275603 A JP 7275603A JP 27560395 A JP27560395 A JP 27560395A JP H09114166 A JPH09114166 A JP H09114166A
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JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
writing
control unit
memory
paper
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Application number
JP7275603A
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English (en)
Inventor
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の検出機構を設けることなくカートリッ
ジが正常に装着されているか否かを検出すること。 【解決手段】 エンジン制御部102はあらかじめ決め
られたEEPOROM6A上の所定のアドレスをプロセ
スカートリッジ有無判断のための領域として決めてお
り、後述のように、この領域に対して“0FFH”と
“00H”の2種類のデータを書き込み、その結果を読
み取って書き込んだデータとその後読み込んだデータが
一致していればプロセスカートリッジが正常に装着され
ているものと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体を有する
脱着可能なカートリッジに不揮発性メモリを搭載した画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子写真プリンタは、図7
の如き構成をなしている。ここで201は、静電潜像を
形成するための感光体ドラム、202は感光体ドラム2
01を一様に帯電するための帯電ローラ、203は感光
体ドラム201上の静電潜像を可視像化するための現像
器、204は現像剤となるトナーの容器、205は未転
写のトナーをクリーニングするクリーナ、206は前記
201〜205によって構成されているプロセスカート
リッジであり、本体に対して脱着可能である。207は
感光体ドラム201上に静電潜像を形成するための光源
となるレーザ、208はレーザ207からのレーザビー
ムを感光体ドラム201上で走査するためのポリゴンミ
ラー、209は折り返しミラー、210は207〜20
9によって構成されている光学ユニット、211は転写
材である用紙を積載しておくための用紙カセット、21
2は用紙カセット211内の用紙の有無を検出するため
の紙有無センサ、213は用紙カセット211に積載さ
れている用紙を搬送路に送り込むための給紙ローラ、2
14は給紙の際に用紙を分離するための分離爪、21
5,216は搬送ローラ、217は用紙の斜行を補正す
るためのレジストローラ、218は用紙先端を検出し、
画像の書き出し位置と用紙への転写のタイミングをとる
ためのTOPセンサ、219は感光体ドラム201上の
トナーを用紙に転写するための転写ローラ、202は用
紙に転写されたトナーを用紙に定着させるための定着ロ
ーラ、221は用紙が定着ローラ220から正常に出力
されたかを検出するための定着排紙センサ、222,2
23は用紙を機外に排出するまでの搬送を行う排出ロー
ラである。
【0003】図8には、前記構成を制御するための機能
ブロックを示す。
【0004】301は、ホストコンピュータからの画像
データを、レーザを点灯させるためのドット情報に展開
する機能と、プリンタエンジンに対してプリントの要求
あるいはプリントする際のエンジンの状態を指示した
り、エンジン内の状態をチェックしたりする機能を有す
るプリンタコントローラであって、不図示のインタフェ
ース等を介してホストコンピュータと情報の授受を行
う。302は前記プリンタコントローラ301の指示に
従い後述するプリンタエンジン各部を制御するエンジン
制御部、303は用紙を搬送するための駆動系をエンジ
ン制御部302の指示に基づき実行する用紙搬送制御
部、304はスキャナモータおよびレーザなどの制御を
エンジン制御部302の指示に基づき実行する光学系制
御部、305は帯電、現像、転写の各種高圧出力をエン
ジン制御部302の指示に基づき実行する高圧制御部、
306は定着器の温度をエンジン制御部302の指示に
基づき所定の温度に温調する定着器温度制御部、307
はカートリッジ内部のトナーの残量をモニタし、所定の
残量を下回った時点でエンジン制御部302にトナー無
しを報知するためのトナー無し検出部、308はプロセ
スカートリッジ206が装着されているか否かを検出す
るカートリッジ有無検出部、309は紙有無センサ、T
OPセンサなどからの入力信号を検出するセンサ入力部
である。
【0005】従来、上記のような構成において、プロセ
スカートリッジにはトナーの有無を検出する機能、すな
わち、トナー無し検出部307があった。このトナー有
無検出機能によって、プロセスカートリッジ内のトナー
が無くなったと判断した場合には、トナー無しをプリン
タコントローラに報知することにより、プロセスカート
リッジを新品に交換するためのメッセージを出力してい
た。
【0006】しかしながら、上記従来例ではプロセスカ
ートリッジの交換時期を報知するタイミングはトナー無
しのメッセージを出力するときであった。また、従来の
トナー無し検出機構はトナー残量が所定量以下になった
時点でトナー無しを検出しているので、検出後も複数枚
のプリントが可能であった。
【0007】したがって、カートリッジ寿命が正確には
検出されず、カートリッジはプリントが未だ可能な状態
であっても交換されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、カートリッジ
内に不揮発性メモリを搭載し、このメモリに例えばプリ
ント枚数情報などをアクセスして記憶しておき、この記
憶内容をアクセスして読み取ることによってカートリッ
ジの寿命を今まで以上に正確に検出することが考えられ
るが、カートリッジと画像形成装置との間の通信の種類
が多くなり、コストアップとなってしまう。
【0009】したがって、本発明は、カートリッジの有
無を前記不揮発性メモリへのアクセスを利用して検出す
ることによって、カートリッジの有無検出機構を新たに
設ける必要が無い画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0010】さらに本発明の他の目的は、本体の駆動に
よりカートリッジのギヤと本体のギヤとが噛み合い、カ
ートリッジの動作位置が確定し、本体との接点が確実に
接続された状態でカートリッジと本体との間で行われる
不揮発性メモリに対するアクセスを開始することによ
り、簡易な接点構成であっても、メモリのアクセスに対
する信頼性を向上させることができる画像形成装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、像担持体および不揮発性
メモリを有し、着脱自在なカートリッジを装着する装着
部と、前記不揮発性メモリに対して所定の情報をアクセ
スするためのメモリ制御手段と、前記メモリ制御手段に
よる前記不揮発性メモリへの所定の情報のアクセスの結
果に基づいて前記カートリッジの装着状態を判別する判
別手段とを有することを特徴とする。
【0012】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
において、前記メモリ制御手段は、前記カートリッジを
装着後少なくとも1回カートリッジのギヤの回転を行っ
た後に、前記不揮発性メモリへのアクセスを開始するこ
とを特徴とする。
【0013】さらに、請求項3にかかる発明は、請求項
1において、前記判別手段は、前記メモリ制御手段によ
る前記不揮発性メモリの所定アドレスに対する所定デー
タの書き込みおよび当該書き込み後の読み出しの結果に
基づいて前記カートリッジの装着状態を判断することを
特徴とする。
【0014】さらに、請求項4にかかる発明は、請求項
3において、前記判別手段は、前記所定データの書き込
みおよび当該書き込み後の読み出しの結果、前記カート
リッジが正しく装着されていると判断した後に、さらに
前記所定データの書き込みおよび当該書き込み後の読み
出しを実行し、当該実行結果に基づいて前記不揮発性メ
モリのアクセス異常を判断することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかるプリンタの
構造を示した図である。ここで1は、静電潜像を形成す
るための感光体ドラム、2は感光体ドラム1を一様に帯
電するための帯電ローラ、3は感光体ドラム1上の静電
潜像を可視像化するための現像器、4は現像剤となるト
ナーの容器、5は未転写のトナーをクリーニングするク
リーナ、6は前記1〜5によって構成されているプロセ
スカートリッジであり、本体に対して脱着可能である。
7は感光体ドラム1上に静電潜像を形成するための光源
となるレーザ、8はレーザ7からのレーザビームを感光
体ドラム1上で走査するためのポリゴンミラー、9は折
り返しミラー、10は7〜9によって構成されている光
学ユニット、11は転写材である用紙を積載しておくた
めの用紙カセット、12は用紙カセット11内の用紙の
有無を検出するための紙有無センサ、13は用紙カセッ
ト11に積載されている用紙を搬送路に送り込むための
給紙ローラ、14は給紙の際に用紙を分離するための分
離爪、15,16は搬送ローラ、17は用紙の斜行を補
正するためのレジストローラ、18は用紙先端を検出
し、画像の書き出し位置と用紙への転写のタイミングを
とるためのTOPセンサ、19は感光体ドラム1上のト
ナーを用紙に転写するための転写ローラ、20は用紙に
転写されたトナーを用紙に定着させるための定着ロー
ラ、21は用紙が定着ローラ20から正常に出力された
かを検出するための定着排紙センサ、22,23は用紙
を機外に排出するまでの搬送を行う排出ローラである。
24はプリンタエンジン(不図示)とプロセスカートリ
ッジ4とを電気的に接続するための接点である。
【0016】図2には、前記構成を制御するための機能
ブロックを示す。101は、ホストコンピュータからの
画像データを、レーザを点灯させるためのドット情報に
展開し、レーザに供給する機能と、プリンタエンジンに
対してプリントの要求あるいはプリントする際のエンジ
ンの状態を指示したり、エンジン内の状態をチェックし
たりする機能を有するプリンタコントローラであって、
不図示のインタフェース等を介してホストコンピュータ
と情報の授受を行う。102はエンジン制御部であっ
て、プリンタコントローラ101から送出されたコマン
ドに従い後述するプリンタエンジン各部を制御し、一
方、プリンタエンジンから送出されたステータスを受信
して、プリンタエンジンの情報をプリンタコントローラ
101に報知する。また、このエンジン制御部102
は、CPUと、プリンタエンジンの初期化、後述の図4
〜図6に示す如き作業を実行するためのCPUの制御手
順を格納したROMと、CPUの作業領域としてのRA
Mとを有している。
【0017】103〜109はプリンタエンジンの各部
を構成する。103は用紙を搬送するための駆動系をエ
ンジン制御部102の指示に基づき実行する用紙搬送制
御部、104はスキャナモータおよびレーザなどの制御
をエンジン制御部102の指示に基づき実行する光学系
制御部、105は帯電、現像、転写の各種高圧出力をエ
ンジン制御部102の指示に基づき実行する高圧制御
部、106は定着器の温度をエンジン制御部102の指
示に基づき所定の温度に温調する定着器温度制御部、1
07はカートリッジ内部のトナーの残量をモニタし、所
定の残量を下回った時点でエンジン制御部102にトナ
ー無しを報知するためのトナー無し検出部、109は紙
有無センサ12、TOPセンサ18などからの検出信号
を入力し、エンジン制御部102に出力するセンサ入力
部である。
【0018】図3は、図2におけるエンジン制御部10
2と、プロセスカートリッジ6との電気的な接続構成を
示している。
【0019】プロセスカートリッジ6は不揮発性メモリ
としてのEEPROM6Aを有しており、このEEPR
OM6Aは、エンジン制御部102内のCPU102A
からの電源(+3.3V)とグランド(GND)、チッ
プセレクト信号(CS)、シリアルクロック信号(CL
K)、シリアルデータ出力信号(DO)を入力し、CO
U102Aに供給するシリアルデータ入力信号(DI)
を出力するものであって、これらの授受を行うために、
エンジン制御部102内のCPU102Aとカートリッ
ジ6内のEEPROM6Aとが接点24(図1)を通じ
てケーブルによって接続されている。
【0020】ここで、シリアルデータ出力信号(DO)
とは、例えばそのプロセスカートリッジでのプリント枚
数のカウント値のデータであり、EEPROM6Aはこ
のデータを記憶し、さらに、そのカートリッジの管理番
号などを記憶する。また、シリアルデータ入力信号(D
I)とは、EEPROM6Aに記憶された上記プリント
枚数のカウント値のデータあるいは管理番号である。こ
れらのデータのやりとりは、チップセレクト信号(C
S)およびシリアルクロック信号(CLK)に基づいて
行われる。プリント枚数のカウント値は、これに基づい
てプリントコントローラ101およびエンジン制御部1
02において、そのプロセスカートリッジの感光体ドラ
ムの寿命を管理、検出したりするために用いられるもの
であり、また、管理番号は、ネットワーク上で、そのプ
ロセスカートリッジを管理するため等に用いられるもの
である。
【0021】さらに、CPU102AとEEPROM6
Aとの間では、シリアルデータ出力信号(DO)および
シリアルデータ入力信号(DI)として、図5および図
6で説明するような信号の授受を行う。
【0022】図4は、プロセスカートリッジ6内のEE
PROM6Aへのアクセスの許可/禁止を制御するため
のエンジン制御部102の動作シーケンスをフローチャ
ートで示したものである。
【0023】まず、エンジン制御部102は、内蔵CP
U内部のメモリ等の初期化を行い(S1)、次にプリン
タ各部の初期化を行う(S2)。その後プリンタコント
ローラ101との通信を開始した後(S3)、エンジン
内部に異常がないかどうかの自己診断を行う(S4)。
ここで言う異常とは、エンジンの駆動ができないような
条件となるもので、ドアオープン、ジャム、故障などで
あり、このような自己診断は周知事項であるので、詳細
説明は省略する。
【0024】S4で異常がない場合には用紙搬送制御部
103によってプロセスカートリッジを含む用紙搬送系
を所定時間駆動する(S5〜S7。なお、タイマはCP
U内部に設けられている)。これは、プロセスカートリ
ッジのギヤとエンジン側のギヤとの噛み合わせを確実に
行うこと、およびその他の用紙搬送系のギヤを初期化す
ることを目的としている。
【0025】そして、駆動を所定時間行った後に用紙搬
送系を停止し(S8)、プロセスカートリッジのメモリ
(EEPROM6A)へのアクセスを許可する(S9:
メモリアクセス許可フラグON)。このフラグONによ
りEEPROM6Aに対するデータの読み出し、および
データの書き込みを開始する。
【0026】その後は、ドアオープンになるのを監視し
(S10)、ドアオープンされた場合には即座にプロセ
スカートリッジのEEPROM6Aに対するアクセスを
禁止する(S11)。その後ドアクローズされた場合
(S12)には、S4に戻り、再度搬送系を所定時間駆
動した後にメモリへのアクセスを許可する。
【0027】図5はエンジン制御部102におけるプロ
セスカートリッジ有無の判断処理を示している。
【0028】まず、前述したようなEEPROM6Aへ
のアクセス許可フラグがONになっているか否かをチェ
ックし(S21)、ONであればカートリッジの有無チ
ェック処理を開始する。
【0029】エンジン制御部102はあらかじめ決めら
れたEEPOROM6A上の所定のアドレスをプロセス
カートリッジ有無判断のための領域として決めており、
後述のように、この領域に対して“0FFH”と“00
H”の2種類のデータを書き込み、その結果を読み取っ
て書き込んだデータとその後読み込んだデータが一致し
ていればプロセスカートリッジが正常に装着されている
ものと判断する。すなわち、エンジン制御部102内の
CPU102Aはエラーカウンタを有しており、このエ
ラーカウンタの値がNより大きいか否かを判断し(S2
2)、エラーカウンタの値がNより小さければ、EEP
ROM6Aの所定アドレスに“0FFH”を書き込み
(S23)、この書き込みが終了したならば(S2
4)、EEPROM6Aの前記所定アドレス内のデータ
の読み取りを行い(S25)、読み取ったデータが“0
FFH”であるか否かを判断し(S26)、“0FF
H”でなければエラーカウンタの値を1インクリメント
し(S27)、S22に戻る。S22でエラーカウンタ
の値がNより大きければ、エンジン制御部102内のC
PUのカートリッジ無しフラグをセットする(S2
8)。これによって、プロセスカートリッジ6がプリン
タの所定位置に正常に接続されていないことが検出され
たことになるので、エンジン制御部102は、プリンタ
コントローラ101にカートリッジ無しを報知し、これ
を受けてプリンタコントローラ101はカートリッジ無
しを例えば、操作パネル上の表示手段等に表示する。
【0030】一方で、S26で読み取ったデータが“0
FFH”であった場合には、S29に進み、データ“0
0H”をEEPROM6Aの上記とは別の所定アドレス
に書き込み、以下上記S23〜S27と同様にして読み
取ったデータが“00H”と一致するか否かを判断し、
一致しない場合はエラーカウンタを1インクリメント
し、S22に戻り(S29〜S33)、一致した場合
は、プロセスカートリッジ6がプリンタの所定位置に正
常に接続されていると判断して、エラーカウンタをクリ
アし(S34)、カートリッジ無しフラグをクリアし
(S35)、エンジン制御部102内のCPU102A
のカートリッジ有りフラグをセットし(S36)で終了
する。カートリッジ有りフラグがセットされれば、エン
ジン制御部102からプリンタコントローラ101にそ
の旨が報知される。
【0031】なお、以上の説明ではEEPROM6Aの
同一アドレスについてデータの書き込み、読み込みを行
って両者のデータを比較することを各々別データで2回
行って、プロセスカートリッジの有無を検出していた。
しかし、このチェックをEEPROM6Aの複数のアド
レスについて行った場合においても全く同様の機能を実
現することができる。
【0032】図6では、EEPROM6Aに対するメモ
リアクセス開始時に一旦カートリッジ有りを検出した後
に、図5で説明した所定アドレスへのデータ書き込み/
読み取りにより、プロセスカートリッジのEEPROM
6Aへのアクセス機能が正常であるか否かを判断する処
理について示している。
【0033】ここでは、前述の図5で示したようなプロ
トコルで書き込みデータと読み取りデータとが一致しな
いと判断した場合に(S22)、カートリッジ有りフラ
グの状態に基づいて現在の状態がプロセスカートリッジ
有りの状態(すなわち、プロセスカートリッジが正常に
接続されている状態)になっているか否かを判断する
(S37)。その結果、すでにカートリッジ有りフラグ
がON(セット)している場合には何らかの原因でEE
PROM6Aのアクセスが不能になったと判断できるの
で、エンジン制御部102内のCPU102Aのカート
リッジメモリ異常フラグをセットし(S38)、これに
よって、エンジン制御部102は、カートリッジ無しと
報知するのではなく、EEPROM6Aのアクセス不良
であることをプリンタコントローラに対して報知する。
これを受けてプリンタコントローラ101は、表示手段
等に対応する表示を行う。S37でカートリッジ有りフ
ラグがOFFのときはS39に進み、カートリッジ無し
フラグをセットする(S28と同様)。
【0034】以上の説明ではプロセスカートリッジ内の
不揮発性メモリとしてEEPROMを搭載する場合につ
いて述べている。しかし、この不揮発性メモリはNVR
AMでも全く同様の機能を実現することができる。ま
た、カートリッジ内にEEPROMを搭載したCPUを
搭載し、CPU間のシリアル通信を介してカートリッジ
内のCPUがEEPROMをアクセスすることも可能で
あることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カートリッジの有無検出機構を新たに設けることなくカ
ートリッジが正常に装着されているか否かを検出するこ
とができ、コストアップを抑えることができる。
【0036】さらに本発明によれば、カートリッジ内の
メモリに対してのアクセス開始タイミングを、カートリ
ッジが装着されてから少なくとも1回カートリッジの駆
動ギヤを駆動した後に行うことで、カートリッジとエン
ジン本体との接点が簡易なものであっても、駆動ギヤの
書き込みが行われることでカートリッジの装着位置が確
定し、設定と確実な接続が行われる位置に達した後にメ
モリへのアクセスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリンタの構造を示す図であ
る。
【図2】同プリンタの電気的ブロック図である。
【図3】エンジン制御部とプロセスカートリッジとの接
続態様を示す図である。
【図4】本発明にかかるエンジン制御部の動作フローチ
ャートである。
【図5】同じく他のフローチャートである。
【図6】同じく他のフローチャートである。
【図7】従来のプリンタの構造を示す図である。
【図8】同プリンタの電気的ブロック図である。
【符号の説明】
6A EEPROM 101 プリンタコントローラ 102 エンジン制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体および不揮発性メモリを有し、
    着脱自在なカートリッジを装着する装着部と、 前記不揮発性メモリに対して所定の情報をアクセスする
    ためのメモリ制御手段と、 前記メモリ制御手段による前記不揮発性メモリへの所定
    の情報のアクセスの結果に基づいて前記カートリッジの
    装着状態を判別する判別手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記メモリ制御手段
    は、前記カートリッジを装着後少なくとも1回カートリ
    ッジのギヤの回転を行った後に、前記不揮発性メモリへ
    のアクセスを開始することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記判別手段は、前
    記メモリ制御手段による前記不揮発性メモリの所定アド
    レスに対する所定データの書き込みおよび当該書き込み
    後の読み出しの結果に基づいて前記カートリッジの装着
    状態を判断することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記判別手段は、前
    記所定データの書き込みおよび当該書き込み後の読み出
    しの結果、前記カートリッジが正しく装着されていると
    判断した後に、さらに前記所定データの書き込みおよび
    当該書き込み後の読み出しを実行し、当該実行結果に基
    づいて前記不揮発性メモリのアクセス異常を判断するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP7275603A 1995-10-24 1995-10-24 画像形成装置 Pending JPH09114166A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7853158B2 (en) 2008-04-25 2010-12-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge
JP2011203347A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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