JPH09113460A - 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法 - Google Patents

反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法

Info

Publication number
JPH09113460A
JPH09113460A JP7271137A JP27113795A JPH09113460A JP H09113460 A JPH09113460 A JP H09113460A JP 7271137 A JP7271137 A JP 7271137A JP 27113795 A JP27113795 A JP 27113795A JP H09113460 A JPH09113460 A JP H09113460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bubble
reflective polarizer
polarizer
image
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7271137A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kato
清一 加藤
Yoichi Sato
洋一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP7271137A priority Critical patent/JPH09113460A/ja
Publication of JPH09113460A publication Critical patent/JPH09113460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型偏光体の粘着層中の泡を正確、かつ、
迅速に検出できる反射型偏光体の欠陥検査装置及び欠陥
検出方法を提供する。 【解決手段】 まず、光射出装置212から、反射型偏
光体1の偏光フィルムの偏光面と略直交する偏光面をも
つ偏光子22を介して、直線偏光として反射型偏光体1
へ向けて投光し、ビデオカメラ24により反射光を受光
する際、偏光フィルムの、照射光が到来してくる方向と
反対側からの反射光を除去した反射型偏光体1の中の泡
候補を検出し、次に、偏光子22を取り外し、光学顕微
鏡23の倍率を、偏光子22を取り付けて検査したとき
の倍率の略2倍の倍率とし、ステージ面251を垂直方
向に移動させて、光学顕微鏡23の焦点を粘着層内に合
わせ、検出した泡候補の箇所に的を絞って検査して、ガ
ラス基板側の粘着層の中の泡を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反射型偏光体の
欠陥検出装置及び欠陥検出方法に係り、詳しくは、透明
基板に偏光フィルムを接着剤を用いて接着して製造さ
れ、反射型の液晶表示素子を構成する反射型偏光体にお
いて、粘着層内部に生じる泡を検出するために用いて好
適な反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子においては、例えば、電圧
印加時に液晶の分子長軸が電極面に平行になるように配
向処理した2枚の透明電極上で液晶分子の配列方向が9
0度異なるように構成したセルに、分子位置に規則性を
もたず、分子軸が全体として一方向に向いた液晶である
ネマティック液晶を注入し、両電極間で分子長軸の配列
状態が連続的に90度捻れるようにする。そして、両電
極のさらに外側に、偏光させる方向を、互いに直交さ
せ、かつ、両電極における液晶の配向の向きにそれぞれ
合わせた偏光板を設け、所定の箇所における電圧のON
/OFFにより、所定のパターンの表示を液晶表示素子
に行わせる。反射型の液晶表示素子は、一方の偏光板の
外側に反射板を設けて該反射板からの反射光を観測する
方式をとっており、液晶の両側に、ガラス基板、透明電
極、偏光フィルムの順にそれぞれ層状に重ね、一方の側
の最も外側にアルミニウム膜等の反射板を設けた構成と
なっている。そして、それぞれの層は、接着剤を均一に
塗布することにより、互いに貼り合わされてなってい
る。ところが、この液晶表示素子の製造工程において、
粘着層中に、泡が生じることがある。この泡は、50μ
m程度の大きさであるが、ガラス基板側から入射してく
る光に対して反射を引き起こして、液晶表示素子による
表示が乱れる原因となることがあるため、泡の有無や大
きさ等を検査する必要がある。このため、特開平2−1
33883号公報に記載されているように、被検査物の
斜め上方から光を照射して、反射光を受光し、2値化等
の所定の画像処理を行って欠陥を検出する欠陥検出方法
が提案されている。上記公報記載の方法においては、例
えば、光が照射される向きに沿った被検査物の上面の所
定の測定線について、所定の濃度分布が得られた場合、
所定の明部濃度以上の極大値と所定の暗部濃度以下の極
小値とが隣接して現れた箇所で、この極大値と極小値と
の差が基準値以上である時、この位置に欠陥があると判
定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の欠陥検出方法により液晶表示素子の粘着層の泡
を検出する際に、ガラス基板上の微細な凹凸も同時に検
出されてしまい、粘着層の泡が正確に検出できないとい
う問題点があった。また、斜め上方から光を照射するた
めに、照射光を液晶表示素子の全体に均一に当てること
ができず、例えば、反射光が同程度の明るさ(濃度)で
あっても、泡かどうか簡単に判別できないので、複雑な
画像処理を必要とされるという欠点もあった。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、反射型偏光体の粘着層中の泡を正確、かつ、効
率的に検出できる反射型偏光体の欠陥検査装置及び欠陥
検出方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、透明基板−偏光フィルム−
反射層の層構造をなし、かつ、上記透明基板と上記偏光
フィルムとが、粘着層を介して接合されてなる反射型偏
光体の上記粘着層内に存在する泡を検出するための欠陥
検出装置であって、上記反射型偏光体を載置するXYZ
方向に移動可能なXYZステージと、該XYZステージ
の載置面に対して、略垂直方向に配置された照明用光源
と、上記XYZステージの載置面上の上記反射型偏光体
の偏光面に対して略直交する偏光面を持つように配置さ
れ、かつ、上記照明用光源からの上記反射型偏光体への
入射光線束の光線路上に、かつ、該光線路に対して略直
角に配置された着脱可能な偏光子と、上記反射型偏光体
の層内に存在する泡や傷の光学像を形成させる倍率可変
の結像光学系と、該結像光学系によって得られた泡や傷
の光学像を電荷像に変換して撮像データとして出力する
ための撮像手段と、該撮像手段から低倍率で得た第1の
撮像データに対して、予め設定された第1の基準値に基
づいて、2値化処理を施すことにより、上記透明基板の
傷も含まれる泡候補を抽出する泡候補抽出手段と、上記
撮像手段から高倍率で、かつ、上記泡候補抽出手段によ
って抽出された上記泡候補に的を絞ると共に、上記反射
型偏光体の粘着層内にピントを合わせることにより得た
第2の撮像データに対して、予め設定された第2の基準
値に基づいて、2値化処理を施すことにより、上記粘着
層内に発生した泡のみの抽出処理を行う泡抽出処理手段
とを備えてなることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、透明基板−
偏光フィルム−反射層の層構造をなし、かつ、上記透明
基板と上記偏光フィルムとが、粘着層を介して接合され
てなる反射型偏光体の上記粘着層内に存在する泡を検出
するための欠陥検出方法であって、XYZ方向に移動可
能なXYZステージに上記透明基板を上に向けた状態で
上記反射型偏光体を載置し、照明用光源を該XYZステ
ージの載置面に対して、略垂直方向に配置し、偏光子
を、上記XYZステージの載置面上の上記反射型偏光体
の偏光面に対して略直交する偏光面を持つように、か
つ、上記照明用光源からの上記反射型偏光体への入射光
線束の光線路上に、該光線路に対して略直角に配置した
状態で、まず、低倍率の結像光学系を用いて、上記反射
型偏光体の層内に存在する泡や傷の光学像を形成させ、
撮像手段によって、該結像光学系によって得られた泡や
傷の光学像を電荷像に変換して第1の撮像データを得、
該撮像手段から供給される第1の撮像データに対して、
予め設定された第1の基準値に基づいて、2値化処理を
施すことにより、上記透明基板の傷も含まれる泡候補を
抽出した後、上記偏光子を上記反射型偏光体への入射光
線束の光線路上から取り除き、今度は、高倍率の結像光
学系を用いて、上記粘着層内にピンとを合わせると共
に、上記泡候補抽出手段によって抽出された上記泡候補
に的を絞った泡の光学像を形成させ、上記撮像手段によ
って、該結像光学系によって得られた泡の光学像を電荷
像に変換して第2の撮像データを得、該撮像手段から供
給される上記第2の撮像データに対して、予め設定され
た第2の基準値に基づいて、2値化処理を施すことによ
り、上記泡候補から上記粘着層内に発生した泡のみの抽
出を行うことを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、まず、照明用光源か
ら投光された照射光を、偏光子を介して、所定の方向に
偏光面をもつ直線偏光として反射型偏光体へ向けて照射
し、撮像手段により受光する際、偏光子が偏光させる方
向と反射型偏光体を構成する偏光フィルムが偏光させる
方向とは互いに略90度ずらして設定されるので、偏光
フィルムの、照射光が到来してくる方向と反対側からの
反射光を除去した反射型偏光体の中の泡候補を検出する
ことができ、次に、偏光子を取り外し、結像光学系の倍
率を、偏光子を取り付けて検査したときの低倍率よりも
高くした高倍率とし、結像光学系のピントを粘着層内に
合わせ、低倍率で検出された泡候補の箇所について検査
して、粘着層の中の泡を探すので、粘着層の泡だけを他
の欠陥と区別して検出することができる。また、まず、
低倍率で反射型偏光体の泡候補を検出し、次に、的を絞
ったうえで高倍率で粘着層の泡を探すので、効率良く粘
着層の中の泡を検出することができる。また、検査に係
る各装置の操作は、自動的になされるので、迅速、か
つ、確実に泡を検出することができる。さらに、検査し
ようとする箇所へ、照明用光源により直角な方向から照
射光が照射され、さらに、XYZステージにより任意の
箇所の真上に照明用光源が対置するように反射型偏光体
を移動させることにより、反射型偏光体のどの箇所に対
しても、同条件で光を照射することができるので、反射
型偏光体は、均一に光を照射される。したがって、大き
さ及び種類等が同様の欠陥であれば、同程度の強さの反
射光が得られるので、泡候補抽出手段及び泡抽出処理手
段における2値化処理の前処理を単純化することがで
き、画像処理を効率よく行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である反
射型偏光体の欠陥検出装置の外観構成を示す斜視図、図
2は、この例の反射型偏光体の欠陥検出方法に係る反射
型偏光体の断面図、図3は、図1のA−A線に沿う縦断
面図、図4は、同欠陥検出装置の光学的構成を示す構成
図、図5は、同欠陥検出装置の電気的構成を示すブロッ
ク図、図6は、同欠陥検出装置の動作を説明するための
フローチャート、図7は、同反射型偏光体の中の欠陥に
よる光の反射を説明するための説明図、また、図8は、
同反射型偏光体によって反射された反射光の反射型偏光
体の厚み方向に対する濃度分布を説明するための説明図
である。この例に係る反射型偏光体1は、図2に示すよ
うに、光を受けるガラス基板11、ガラス基板11と後
述する偏光フィルタ13とを接着するための粘着層1
2、所定の方向に直線偏光した光のみを透過させる偏光
フィルタ13と、偏光フィルタ13と後述する反射板1
5とを接着するための粘着層12、偏光フィルタ13を
透過してきた光を到来してきた方向へ反射するアルミニ
ウム膜製の反射板14の順に積層された層構造をなして
構成されている。そして、例えば、この反射型偏光体1
から反射板側の粘着層12と反射板14とを除いた偏光
体と反射型偏光体1とで、それぞれのガラス基板側を相
対するようにして液晶を挟持することにより、反射型液
晶表示素子の主要部が構成される。ここで、例えば、反
射型偏光体1を製造する過程で、同図に示すように、ガ
ラス基板11には微細な傷11aが、粘着層12内には
微小な泡12aが発生することがある。
【0009】この例の欠陥検出装置2は、粘着剤の加熱
硬化時の不手際等によって当該粘着層12内に生じた泡
(欠陥)12aの個数等を検出する装置に係り、図1、
図3及び図4に示すように、反射型偏光体1へ光を照射
するための光源21と、該光源21から照射された光を
所定の方向に直線偏光させるための偏光子22と、反射
型偏光体1からの反射光で泡12a等を結像するための
光学顕微鏡23と、光学像を電荷像に変換し、電気信号
を生成する、例えば、電荷結合素子(CCD)を用いた
ビデオカメラ24と、反射型偏光体1を載置し、互いに
直交する3方向(X軸,Y軸,及びZ軸)に自在に移動
可能なステージ面251を有するXYZステージ25
と、ビデオカメラ24から送られてきた電気信号に2値
化処理を施して、泡12aに関する情報を得るための画
像処理装置26と、画像処理装置26による処理結果を
表示する表示装置27とから構成されている。
【0010】光源21は、検査に必要な光を発生させる
ためのハロゲンランプ210と、ハロゲンランプ210
で発生した光を後述する光照射装置212へ導くための
多数の光ファイバーからなる光ファイバー部211と、
内部において光ファイバー部211の各光ファイバーの
先端部が垂直下方へ向くように均一、かつ、密に整列さ
れ、円環状の断面を有して下面側から投光する光照射装
置212とから構成されている。XYZステージ25
は、図1に示すように、右へ向かう方向にX軸を、手前
に向かう方向にY軸を、下方に向かう方向にZ軸を有
し、それぞれの方向に、ステージ面251を精密、か
つ、迅速に移動させるための図示せぬ、ステップモータ
を備えたX駆動装置、Y駆動装置、及びZ駆動装置を有
している。ステージ面251は、画像処理装置26から
の指示により、所定の箇所へ移動し、かつ、ステージ面
251が結像の系の対象軸である光軸Bと交わる交点の
座標データを、常に、画像処理装置26へ送出する。
【0011】画像処理装置26は、図5に示すように、
装置各部を制御するための中央処理装置(以下、CPU
という)260と、ビデオカメラ24から送られてくる
アナログの電気信号をデジタルの電気信号に変換するア
ナログ/デジタル変換器(以下、A/D変換器という)
261と、所定の明るさ(濃度)をしきい値として、反
射型偏光体1の全領域の情報について「明」と「暗」の
2つの値に分ける2値化回路262と、XYZステージ
25におけるX座標及びY座標に対応させて、反射型偏
光体1の全領域における明るさについての2値情報が記
憶される揮発性のイメージメモリ263と、CPUの作
業領域が設定されるランダムアクセスメモリ(以下、R
AMという)264と、CPU260の処理プログラム
を格納するリードオンリメモリ(以下、ROMという)
265とを備えてなっている。
【0012】CPU260は、ROM265に記憶され
た各種演算処理プログラムをRAM264を用いて実行
することにより、泡12aの検出を行う。例えば、2値
化のために必要な各種演算を行ったり、偏光子22を入
射光路上に配設させて反射型偏光体1の中の欠陥である
泡候補を検出し、この泡候補の座標や大きさ等の情報を
RAM264に記憶させたり、偏光子22を入射光路上
から退避させて、光学顕微鏡23の倍率を所定の倍率に
設定し、XYZステージ25を制御して焦点を所定の位
置に設定させ、RAM264から泡候補の箇所の座標を
読み出し、この箇所の真上に光射出装置212、光学顕
微鏡23、及びビデオカメラ24が対置するようにし
て、泡12aを検出し、泡12aの座標や大きさ等の情
報をRAM264に記憶させる等の各部の制御を行う。
2値化回路262は、ノイズの軽減等の画質の改善のた
めの処理等を行った後、所定のしきい値に基づいて2値
化処理を行う。そして、この2値化処理されたデータ
は、イメージメモリ263に記憶される。RAM264
は、CPU260の作業領域が設定されるワーキングエ
リアと各種データを一時記憶できるデータエリアとを有
している。データエリアには、例えば、泡候補の座標等
が記憶される。ROM265は、CPU260が処理す
る各種プログラムを格納しているほか、装置各部の設定
に必要な設定値等も格納されている。例えば、泡12a
に焦点を合わせる際の、最大の明るさ(濃度)が得られ
る位置Z0から、Z軸上を移動すべき距離Zoff等も記憶
されている。
【0013】表示装置27は、例えば、CRTディスプ
レイであり、ビデオカメラ24により得られ、所定の処
理を経た反射型偏光体1の欠陥に関する画像が、リアル
タイムで表示されると共に、検査完了後は、泡12aの
大きさ別の個数及び位置の座標等が表示される。
【0014】次に、この例の欠陥検出装置2の動作につ
いて説明する。まず、反射型偏光体1をステージ面25
1上に載置し、欠陥検出装置2の電源を投入すると、C
PU260は装置各部の初期化を行い、図6のステップ
SP10において、偏光子22を入射光路上に、直線偏
光させる方向が、反射型偏光体1の偏光フィルタ13が
直線偏光させる方向と略直角になるように配設させる。
そして、ハロゲンランプ210を点灯させて所定の明る
さとし、光学顕微鏡23の倍率を低倍率に設定し、XY
Zステージ25を制御してZ軸方向にステージ面251
を移動させ、焦点を所定の位置に合わせる。次に、ステ
ップSP11へ進み、XYZステージ25を制御して、
X軸方向及びY軸方向にステージ面251を移動させ、
反射型偏光体1の真上を光射出装置212、光学顕微鏡
23、及びビデオカメラ24が所定の速さで走査してい
くようにする。この間、光射出装置212からは反射型
偏光体1へ略垂直に光が照射され、図7に示すように、
傷11a、又は泡12aに当たった光はここで反射し、
その他の光は、偏光フィルタ13において大部分吸収さ
れる。この泡候補からの反射光は、光学顕微鏡23を経
て、ビデオカメラ24で電気信号となり、画像処理装置
26へ送出される。
【0015】ステップSP12において画像処理装置2
6にビデオカメラ24から送られてくる電気信号は、A
/D変換器261でデジタルの電気信号に変換されて、
2値化回路262で、「明」又は「暗」の2値データと
され、イメージメモリ263に記憶される。さらに、ス
テップSP13では、CPU260は、「明」の部分、
すなわち、泡候補のXY座標及び大きさ等をRAM26
4に記憶させる。ステップSP14において、反射型偏
光体1の全領域で走査が完了したと判断したならば、ス
テップSP15へ進む。走査の途中であれば、ステップ
SP11へ戻り、検査を繰り返す。ステップSP15で
は、偏光子22を入射光路上から退避させ、光学顕微鏡
23の倍率をステップSP10で設定した倍率の、例え
ば、略2倍の倍率に設定する。
【0016】次に、ステップSP16へ進み、CPU2
60は、ステップSP13においてRAM264に記憶
させた泡候補のXY座標の内の1つを選び、このXY座
標の反射型偏光体1の真上に光射出装置212、光学顕
微鏡23、及びビデオカメラ24が対置するように、X
YZステージ25を制御して、ステージ面251を移動
させる。ステップSP17では、CPU260は、XY
Zステージ25を制御して、まず、所定の距離だけZ軸
上でステージ面251を移動させる。そして、図8に示
されように、反射板14の光源21側の表面付近に焦点
が合うようにする。ここで、反射板14からの反射光
が、光学顕微鏡23を経て、ビデオカメラ24で電気信
号となり、画像処理装置26のA/D変換器261でデ
ジタルの電気信号に変換された後、2値化処理がなされ
ることなく、CPU260へ送られる。A/D変換器2
61から送られてくる信号は、明るさ(濃度)に対応さ
せて8ビットで表現されている。すなわち、0が暗、2
55が明と定義される。CPU260は、この明るさ
(濃度)を一時RAM264に記憶させる。なお、2回
目以降の明るさ(濃度)の測定は、所定のZ軸上の方向
へ所定の微小距離だけステージ面251を移動させてか
ら行われる。次に、ステップSP18へ進み、ステップ
SP17で得られた明るさ(濃度)が、直前に測定した
値よりも大きい場合は、ステップSP16へ戻り、測定
を繰り返す。もし、直前に測定した値よりも小さい場合
は、直前のZ座標の位置までステージ面251を戻し、
ステップSP19へ進む。このときの直前のZ座標が反
射光の明るさ(濃度)が最大となるZ座標であるZ0と
なる。ステップSP19においては、さらに偏光フィル
ム13の厚さ等を基に予め求められた所定の距離Zoff
だけ、ステージ面251をZ軸上で移動させ、ガラス基
板11側の泡12aの位置に焦点が合うようにする。
【0017】次に、ステップSP20へ進み、現在の位
置で、反射型偏光体1からの反射光を観測する。すなわ
ち、反射光は、光学顕微鏡23を経て、ビデオカメラ2
4で電気信号となり、画像処理装置26へ送出される。
ステップSP21では、画像処理装置26にビデオカメ
ラ24から送られてくる電気信号は、A/D変換器26
1でデジタルの電気信号に変換されて、2値化回路26
2で、「明」又は「暗」の2値データとされ、イメージ
メモリ263に記憶される。ステップSP22で、CP
U260は、ステップSP21で処理されたデータによ
り欠陥を検出すると、ステップSP23においてこの欠
陥は泡12aであると判断し、欠陥が検出されないと、
ステップSP24において、当該位置における泡候補
は、傷11aであると判断する。そして、ステップSP
25へ進んで、CPU260が、RAM264にXY座
標を記憶された全部の泡候補について、検査を完了して
いないと判断すると、ステップSP16へ戻って、次の
泡候補のXY座標位置の真上に光射出装置212、光学
顕微鏡23、及びビデオカメラ24が対置するように、
ステージ面251を移動させる。もし、全部の泡候補に
ついて、検査を完了したと判断すると、表示装置27
に、全部の泡12a,…について、大きさ別の個数及び
位置の座標等を表示させる。なお、ガラス基板11側の
粘着層12内の泡12aを上述したように検出した後
に、反射板15側の粘着層12内の泡12aも検出す
る。この泡12aの検出は、偏光子22を退避させた状
態で、焦点を反射板14側の粘着層12に合わせて行わ
れるが、詳細は省略する。
【0018】この例の欠陥検出装置2によれば、まず、
光射出装置212から投光された照射光を、偏光子22
を介して、所定の方向に偏光面をもつ直線偏光として反
射型偏光体1へ向けて照射し、ビデオカメラ24により
受光する際、偏光子22が偏光させる方向と反射型偏光
体1を構成する偏光フィルム13が偏光させる方向とは
互いに略90度ずらして設定されるので、偏光フィルム
13の、照射光が到来してくる方向と反対側からの反射
光を除去した反射型偏光体1の中の泡候補を検出するこ
とができ、また、偏光子22を取り外し、光学顕微鏡2
3の倍率を、偏光子22を取り付けて検査したときの倍
率の略2倍の倍率とし、ステージ面251を垂直方向に
移動させて、光学顕微鏡23の焦点を粘着層内に合わ
せ、泡候補の箇所について検査して、ガラス基板11側
の粘着層12の中の泡12aを探すので、粘着層12の
泡だけを他の欠陥と区別して検出することができる。ま
た、まず、低倍率で反射型偏光体1の泡候補を検出し、
次に、的を絞ったうえで、高倍率で粘着層12の泡12
aを探すので、効率良く粘着層12の中の泡12aを検
出することができる。また、欠陥検出装置2を用いた泡
12aの検出の過程では、全て、CPU260が装置各
部を制御して、検出は自動的に行われるので、正確、か
つ、迅速に泡12aを検出することができる。さらに、
検査しようとする箇所へ、光射出装置212により垂直
に照射光が照射され、さらに、X駆動装置及びY駆動装
置を動作させて任意の箇所の真上に光射出装置212が
対置するようにステージ面251を移動させることによ
り、反射型偏光体1のどの箇所に対しても、同条件で光
を照射することができるので、反射型偏光体1は、均一
に光を照射される。したがって、大きさ及び種類等が同
様の欠陥であれば、同程度の強さの反射光が得られるの
で、画像処理装置26において2値化処理を行う際に、
例えば、反射型偏光体1の領域全体に亘って、明るさ
(濃度)の出現頻度を計数して得られるヒストグラムが
所定の正規分布になるように処理する明るさ(濃度)の
正規化を行う必要はないし、しきい値は、泡候補の検
出、泡の検出において、それぞれ、1つの値に固定して
おけば、充分である。このため、画像処理を効率的に行
うことができる。
【0019】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、反射板1
4からの反射光の濃度が最大となるZ座標を求める際
に、所定のZ軸上の範囲で濃度の測定を繰り返し、それ
ぞれの位置での濃度とZ座標値を全て記憶させ、この中
から、最大の濃度を示すZ座標を選び出すようにしても
よい。表示装置27としてはCRTディスプレイを用い
たが、さらに、プリンタを併用して、検出結果を印刷さ
せてもよい。また、欠陥検出装置2はキーボード等の入
力装置を備えた構成とし、例えば、2値化処理の基準と
なるしきい値や所定の距離Zoff等の各種設定値をこの
入力装置から入力できるようにしてもよい。また、光源
21で用いたハロゲンランプに替えて、例えば、キセノ
ンランプ等を用いてもよいし、光ファイバー211を介
さずに、直接光射出装置212の中にランプを配した構
成としてもよい。また、X駆動装置、Y駆動装置、Z駆
動装置で用いたステップモータに替えて、リニアモータ
等を用いてもよい。また、明るさ(濃度)を8ビットで
表現したが、12ビットであってもよい。また、偏光子
22を入射光路上から退避させて泡を検出する時の光学
顕微鏡23の倍率は、偏光子22を入射光路上に配置し
て泡候補を検出する時の倍率の略2倍としたが、2倍に
限るものでなく何倍でもよい。さらに、反射型偏光体1
の全領域について検査を行わず、所定の領域について泡
12aの検出を行い、この反射型偏光体1の良品/不良
品の判定を行うようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、まず、照明用光源から投光された照射光を、偏
光子を介して、所定の方向に偏光面をもつ直線偏光とし
て反射型偏光体へ向けて照射し、撮像手段により受光す
る際、偏光子が偏光させる方向と反射型偏光体を構成す
る偏光フィルムが偏光させる方向とは互いに略90度ず
らして設定されるので、偏光フィルムの、照射光が到来
してくる方向と反対側からの反射光を除去した反射型偏
光体の中の泡候補を検出することができ、次に、偏光子
を取り外し、結像光学系の倍率を、偏光子を取り付けて
検査したときの低倍率よりも高くした高倍率とし、結像
光学系のピントを粘着層内に合わせ、低倍率で検出され
た泡候補の箇所について検査して、粘着層の中の泡を探
すので、粘着層の泡だけを他の欠陥と区別して検出する
ことができる。また、まず、低倍率で反射型偏光体の泡
候補を検出し、次に、的を絞ったうえで高倍率で粘着層
の泡を探すので、効率良く粘着層の中の泡を検出するこ
とができる。また、検査に係る各装置の操作は、自動的
になされるので、迅速、かつ、確実に泡を検出すること
ができる。さらに、検査しようとする箇所へ、照明用光
源により直角な方向から照射光が照射され、さらに、X
YZステージにより任意の箇所の真上に照明用光源が対
置するように反射型偏光体を移動させることにより、反
射型偏光体のどの箇所に対しても、同条件で光を照射す
ることができるので、反射型偏光体は、均一に光を照射
される。したがって、大きさ及び種類等が同様の欠陥で
あれば、同程度の強さの反射光が得られるので、泡候補
抽出手段及び泡抽出処理手段における2値化処理の前処
理を単純化することができ、画像処理を効率よく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である反射型偏光体の欠陥
検出装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同反射型偏光体の断面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う縦断面図である。
【図4】同欠陥検出装置の光学的構成を示す構成図であ
る。
【図5】同欠陥検出装置の電気的構成を示すブロック図
である。
【図6】同欠陥検出装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】同反射型偏光体の中の欠陥による光の反射を説
明するための説明図である。
【図8】同反射型偏光体によって反射された反射光の反
射型偏光体の厚み方向に対する濃度分布を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
1 反射型偏光体 11 ガラス基板(透明基板) 11a 傷 12 粘着層 12a 泡 13 偏光フィルム 14 反射板(反射層) 2 欠陥検出装置 21 光源(照明用光源) 22 偏光子 23 光学顕微鏡(結像光学系) 24 ビデオカメラ(撮像手段) 25 XYZステージ 251 ステージ面(載置面) 26 画像処理装置(泡候補抽出手段、泡抽出処理
手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板−偏光フィルム−反射層の層構
    造をなし、かつ、前記透明基板と前記偏光フィルムと
    が、粘着層を介して接合されてなる反射型偏光体の前記
    粘着層内に存在する泡を検出するための欠陥検出装置で
    あって、 前記反射型偏光体を載置するXYZ方向に移動可能なX
    YZステージと、該XYZステージの載置面に対して、
    略垂直方向に配置された照明用光源と、 前記XYZステージの載置面上の前記反射型偏光体の偏
    光面に対して略直交する偏光面を持つように配置され、
    かつ、前記照明用光源からの前記反射型偏光体への入射
    光線束の光線路上に、かつ、該光線路に対して略直角に
    配置された着脱可能な偏光子と、 前記反射型偏光体の層内に存在する泡や傷の光学像を形
    成させる倍率可変の結像光学系と、該結像光学系によっ
    て得られた泡や傷の光学像を電荷像に変換して撮像デー
    タとして出力するための撮像手段と、 該撮像手段から低倍率で得た第1の撮像データに対し
    て、予め設定された第1の基準値に基づいて、2値化処
    理を施すことにより、前記透明基板の傷も含まれる泡候
    補を抽出する泡候補抽出手段と、 前記撮像手段から高倍率で、かつ、前記泡候補抽出手段
    によって抽出された前記泡候補に的を絞ると共に、前記
    反射型偏光体の粘着層内にピントを合わせることにより
    得た第2の撮像データに対して、予め設定された第2の
    基準値に基づいて、2値化処理を施すことにより、前記
    粘着層内に発生した泡のみの抽出処理を行う泡抽出処理
    手段とを備えてなることを特徴とする反射型偏光体の欠
    陥検出装置。
  2. 【請求項2】 透明基板−偏光フィルム−反射層の層構
    造をなし、かつ、前記透明基板と前記偏光フィルムと
    が、粘着層を介して接合されてなる反射型偏光体の前記
    粘着層内に存在する泡を検出するための欠陥検出方法で
    あって、 XYZ方向に移動可能なXYZステージに前記透明基板
    を上に向けた状態で前記反射型偏光体を載置し、照明用
    光源を該XYZステージの載置面に対して、略垂直方向
    に配置し、偏光子を、前記XYZステージの載置面上の
    前記反射型偏光体の偏光面に対して略直交する偏光面を
    持つように、かつ、前記照明用光源からの前記反射型偏
    光体への入射光線束の光線路上に、該光線路に対して略
    直角に配置した状態で、 まず、低倍率の結像光学系を用いて、前記反射型偏光体
    の層内に存在する泡や傷の光学像を形成させ、撮像手段
    によって、該結像光学系によって得られた泡や傷の光学
    像を電荷像に変換して第1の撮像データを得、 該撮像手段から供給される第1の撮像データに対して、
    予め設定された第1の基準値に基づいて、2値化処理を
    施すことにより、前記透明基板の傷も含まれる泡候補を
    抽出した後、 前記偏光子を前記反射型偏光体への入射光線束の光線路
    上から取り除き、 今度は、高倍率の結像光学系を用いて、前記粘着層内に
    ピンとを合わせると共に、前記泡候補抽出手段によって
    抽出された前記泡候補に的を絞った泡の光学像を形成さ
    せ、前記撮像手段によって、該結像光学系によって得ら
    れた泡の光学像を電荷像に変換して第2の撮像データを
    得、該撮像手段から供給される前記第2の撮像データに
    対して、予め設定された第2の基準値に基づいて、2値
    化処理を施すことにより、前記泡候補から前記粘着層内
    に発生した泡のみの抽出を行うことを特徴とする反射型
    偏光体の欠陥検出方法。
JP7271137A 1995-10-19 1995-10-19 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法 Pending JPH09113460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7271137A JPH09113460A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7271137A JPH09113460A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09113460A true JPH09113460A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17495838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7271137A Pending JPH09113460A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09113460A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159582A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Sumitomo Chem Co Ltd 複合偏光板の検査方法
JP2004150971A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Nitto Denko Corp フィルムの検査方法および検査装置
CN107024476A (zh) * 2016-03-10 2017-08-08 上海帆声图像科技有限公司 显示面板检测系统及其检测装置与检测方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05264468A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 多層半導体基板等における内部欠陥の検出方法及び装置
JPH05281129A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Nippon Avionics Co Ltd 透明部材の異物測定装置
JPH06294749A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Nippon Electric Glass Co Ltd 板ガラスの欠点検査方法
JPH076754U (ja) * 1993-06-30 1995-01-31 オリンパス光学工業株式会社 外観検査装置
JPH07146253A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sekisui Chem Co Ltd 粘着偏光フィルムの欠陥検査装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05264468A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 多層半導体基板等における内部欠陥の検出方法及び装置
JPH05281129A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Nippon Avionics Co Ltd 透明部材の異物測定装置
JPH06294749A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Nippon Electric Glass Co Ltd 板ガラスの欠点検査方法
JPH076754U (ja) * 1993-06-30 1995-01-31 オリンパス光学工業株式会社 外観検査装置
JPH07146253A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sekisui Chem Co Ltd 粘着偏光フィルムの欠陥検査装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159582A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Sumitomo Chem Co Ltd 複合偏光板の検査方法
JP4516648B2 (ja) * 1999-12-01 2010-08-04 住友化学株式会社 複合偏光板の検査方法
JP2004150971A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Nitto Denko Corp フィルムの検査方法および検査装置
CN107024476A (zh) * 2016-03-10 2017-08-08 上海帆声图像科技有限公司 显示面板检测系统及其检测装置与检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993995B2 (ja) 電気回路検査装置及び方法
JP7339643B2 (ja) 溶液に浸された眼用レンズの屈折力および厚さを検査するためのシステムおよび方法
US7719672B2 (en) Macro inspection apparatus and microscopic inspection method
JP6570977B2 (ja) 表面検査装置および表面検査方法
WO1999004249A1 (fr) Procede de verification de l'inegalite d'une substance emettrice de lumiere, dispositif concu a cet effet, et procede de triage de substrats transparents
JP2016105052A (ja) 基板検査装置
JPH11242001A (ja) 透光性物質の不均一性検査方法及びその装置並びに透明基板の選別方法
CN115876784B (zh) 一种工件缺陷检测方法、系统和设备
CN110044931A (zh) 一种曲面玻璃表面和内部缺陷的检测装置
CN110412035A (zh) 一种高反光材料表面检测方法及系统
JP2004170495A (ja) 表示用基板の検査方法及び装置
US4448527A (en) Method and apparatus for detecting surface defects in mechanical workpieces
WO2004005902A1 (ja) 光学的測定方法およびその装置
CN107328786A (zh) 一种膜表面缺陷检测装置及其检测方法
KR100532238B1 (ko) 박판막 검사방법, 이에 사용되는 장치 및 검사시스템
JP3789696B2 (ja) 電池の電解液リーク検査装置および電池の電解液リーク検査方法
JPH09113460A (ja) 反射型偏光体の欠陥検出装置及び欠陥検出方法
GB2095398A (en) Detecting surface defects in workpieces
JP2005134573A (ja) 検査方法および検査装置
KR102246219B1 (ko) 전자 부품의 적외선 검사 장치 및 그 방법
JP2003121372A (ja) 鋼板疵検査装置
KR100480490B1 (ko) 다중 접합 웨이퍼의 공간 검사장치
KR20160032576A (ko) 고속 카메라 및 적외선 광학계를 이용한 이미지 분석 시스템 및 방법
JP2000074849A (ja) 異物検出方法およびその装置
JPH10267858A (ja) ガラス基板の欠陥の良否判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040317