JPH0911226A - 基板分割装置 - Google Patents

基板分割装置

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JPH0911226A
JPH0911226A JP19250595A JP19250595A JPH0911226A JP H0911226 A JPH0911226 A JP H0911226A JP 19250595 A JP19250595 A JP 19250595A JP 19250595 A JP19250595 A JP 19250595A JP H0911226 A JPH0911226 A JP H0911226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
substrate sheet
rollers
roller
bar
Prior art date
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Pending
Application number
JP19250595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Inoue
▲隆▼文 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP19250595A priority Critical patent/JPH0911226A/ja
Publication of JPH0911226A publication Critical patent/JPH0911226A/ja
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の損傷を少なくする。微小規格の基板も
安定して分割する。基板シートの挿入ミスをなくす。基
板シートの割れを防止する。 【構成】 搬送されてきた基板シート11の先端を一対
のローラ14,15間に挿入し、下ローラ14を駆動し
て1mmだけその先端を突出させる。同時にブレイクロ
ーラ16A,16Bが下ローラ14に同期して回転し、
この突出端に接触させ、これを下方に向かって所定の力
で押圧する。ローラ14,15による挟圧部分を支点と
して、基板シート11の先端突出部に下方に向かって押
圧力が作用する結果、基板シート11から所定幅のバー
状基板12が折られ、分割される。よって、適切な力で
基板シートをバー状基板に分割することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は基板分割装置、詳しく
は複数のバー状基板を一体に形成した基板シートからバ
ー状基板を分割する基板分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板分割装置としては、
図4,図5に示すように、2つのローラを用いた装置が
知られていた。この装置では、ワーク(基板シート)1
は回転している上下2つのゴムローラ2,3の間に挿入
される。挿入されたワーク1は、基板シート1のスリッ
ト位置が中央(上下のローラ2,3の回転軸を含む平
面)にきたとき、硬いゴムの下ローラ2との接点を支点
にしてその両側を上ローラ3で押えられる形になり(図
6参照)、このスリットを境界にしてバー状基板4に分
割される。このとき、上ローラ3のゴム硬度は下ローラ
2のそれに比較して軟らかくしてある。また、上ローラ
3は一定の荷重でワーク1を押圧するように構成してあ
る。5はバー状基板4の搬出ベルトである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置にあっては、以下の欠点があった。まず、
基板シートを微小規格(サイズ)のバー状基板に分割す
るためには、上ローラ側をかなりの力で加圧しなければ
ならず(押圧力が過大となって)、バー折れ不良が出や
すい。次に、各基板シート(ロット)によりその加圧条
件が異なるため、上下ローラへの入口部分でのシートに
対する挿入高さが変動し、挿入ミスを起こす。さらに、
図6に示すように、バー状基板への分割時、上ローラの
衝撃が未分割の板状の基板シートにも伝わり、途中での
割れを引き起こす。
【0004】
【発明の目的】そこで、この発明は、バー状に分割する
力を小さくし、ワーク(基板)の損傷を少なくすること
を、その目的としている。また、微小規格のワークも安
定して分割できることを、その目的としている。また、
基板シートの挿入ミスをなくすことを、その目的として
いる。また、基板シートの割れを防止することを、その
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の基板の集合体である基板シートから基板を分
割する基板分割装置において、対向して配設され、これ
らの間に基板シートを挟むことができる一対のローラ
と、これらの一対のローラの間に挟まれた基板シートに
対して厚さ方向に力を印加するブレイクローラと、を有
するとともに、このブレイクローラの中心軸を、上記一
対のローラの各中心軸を含む平面から離間して配設した
基板分割装置である。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記ブレイクロ
ーラと一対のローラとの間の間隔を可変とした請求項1
に記載の基板分割装置である。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、一対のローラ
の間に基板シートを挟み、ブレイクローラでこの基板シ
ートを押圧する。この結果、基板シートには一対のロー
ラでの挟持部分を支点としてこれから離れた部分に厚さ
方向の力が加えられ、基板シートから基板が折られて分
割される。この場合、基板シートに切り欠き溝を形成し
ておくことにより、所望の部位での分割を行うことがで
きる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、このと
きの挟持部分からのブレイクローラの押圧位置を可変と
したため、これをワーク(基板シートから分割するバー
状基板)の幅寸法位置とすると、従来の上下ローラのゴ
ムの硬度差により分割する方法に比較して、分割に要す
る力は各段に小さくて済む。なお、このブレイクローラ
をカム状のローラとしてもよい。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る基板分割装置の一実施
例を図面を参照して説明する。図1〜図3は一実施例に
係る基板分割装置を示す図である。これらの図におい
て、11は基板シートであり、この基板シート11は複
数のバー状基板12が幅方向に連続して形成されたバー
状基板12の集合体である。基板シート11は、図示し
ていない搬送装置によりこの分割装置にまで搬送され
て、分割装置においてバー状基板12に分割され、ベル
ト13により次工程に搬送される。なお、このバー状基
板12の幅は例えば1mmとすることができ、これらの
バー状基板12の間には所定のスリット乃至溝が形成し
てある。
【0010】この分割装置にあっては、一対の下ローラ
14および上ローラ15を有しており、搬送されてきた
基板シート11の先端はこれらの一対の下ローラ14お
よび上ローラ15の間に挿入されることとなる。これら
のローラ14,15はそれぞれ所定の材質(ゴム硬度は
95および90)で所定の径を有しており、かつ、それ
ぞれの回転軸は互いに平行にかつ所定間隔だけ離間して
配設されている。すなわち、一対の下ローラ14および
上ローラ15の間に基板シート11の先端が挿入される
ように、基板シート11の厚さに対応してその外周面同
士は所定間隔だけ離間して配設されている。
【0011】下ローラ14はその回転軸は固定されてお
り、かつ、図示していないモータによって駆動される。
上ローラ15は回転自在に設けられ、その回転軸は下ロ
ーラ14の回転軸を中心にしてその円周方向に一定角度
範囲で可動に設けられている。
【0012】さらに、これらの一対のローラ14,15
から所定距離だけ離間してブレイクローラ16A,16
Bが配設されている。このブレイクローラ16A,16
Bは、基板シート11の挿入側とは反対側に、これらの
上下一対のローラ14,15の各回転軸を含む平面から
所定距離だけ離間して配設されている。この距離は、ブ
レイクローラ16A,16Bを移動可能に構成すること
で、可変とすることができる。例えば分割された基板1
2の幅に対応して好適な位置にブレイクローラ16A,
16Bは配設されている。
【0013】図2に示すように、ブレイクローラ16
A,16Bは、上ローラ15の側方に配設されており、
駆動ローラ17A,17Bを介して下ローラ14によっ
て駆動回転されるように配設されている。そして、これ
らのブレイクローラ16A,16Bは図示していないバ
ネにより下方に(下ローラ14方向に)向かって付勢さ
れている。このブレイクローラ16A,16Bのゴム硬
度は98である。なお、駆動ローラ17A,17Bのゴ
ム硬度は70である。
【0014】以上の構成に係る基板分割装置にあって
は、基板シート11の先端が一対のローラ14,15間
に挿入されると、下ローラ14を駆動して所定幅(1m
m)だけその先端を突出させる。同時にブレイクローラ
16A,16Bが下ローラ14と同期して駆動・回転
し、この突出端に接触し、かつ、これを下方に所定の力
で押圧する。この結果、上下ローラ14,15による挟
圧部分を支点として、基板シート11の先端突出部に
は、下方に向かって所定の押圧力が作用する。よって、
基板シート11から所定幅のバー状基板12が折られ、
分割されることとなる。このようにして分割されたバー
状基板12はベルト13によって次工程に搬送される。
なお、この分割時、ゴム製のローラ14,15,16は
その振動を吸収する。また、この分割装置によれば複数
のバー状基板12を連続的に分割が可能である。なお、
上記ブレイクローラ16A,16Bの下方への加圧力は
調整・可変とすることができる。基板シートの種類に応
じた適切な加圧力で分割を行うことができる。
【0015】
【効果】この発明によれば、適切な力で基板シートをバ
ー状基板に分割することができる。このため、その分割
不良の発生も少ない。また、挿入位置を固定化すること
ができるため、安定して基板シートを供給することがで
きる。また、上ローラで保持し、振動も吸収できるた
め、挿入側の基板シートへの衝撃が少なく、基板シート
の途中折れがない。さらに、微小幅の基板でも保持用の
上ローラ、ブレイクローラの位置変更により、分割のた
めの最適条件を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る基板分割装置の主要
部を示す側面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る基板分割装置の主要
部を示す正面図である。
【図3】この発明の一実施例に係る基板分割装置の主要
部を示す平面図である。
【図4】従来の基板分割装置の主要部を示す側面図であ
る。
【図5】従来の基板分割装置の主要部を示す正面図であ
る。
【図6】従来の基板分割装置の主要部の動作を説明する
ための側面図である。
【符号の説明】
11 基板シート、 12 バー状基板、 14 下ローラ、 15 上ローラ、 16A,16B ブレイクローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基板の集合体である基板シートか
    ら基板を分割する基板分割装置において、 対向して配設され、これらの間に基板シートを挟むこと
    ができる一対のローラと、 これらの一対のローラの間に挟まれた基板シートに対し
    て厚さ方向に力を印加するブレイクローラと、を有する
    とともに、 このブレイクローラの中心軸を、上記一対のローラの各
    中心軸を含む平面から離間して配設した基板分割装置。
  2. 【請求項2】 上記ブレイクローラと一対のローラとの
    間の間隔を可変とした請求項1に記載の基板分割装置。
JP19250595A 1995-07-04 1995-07-04 基板分割装置 Pending JPH0911226A (ja)

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JP19250595A JPH0911226A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 基板分割装置

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JP19250595A JPH0911226A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 基板分割装置

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JPH0911226A true JPH0911226A (ja) 1997-01-14

Family

ID=16292417

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19250595A Pending JPH0911226A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 基板分割装置

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JP (1) JPH0911226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013071866A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Ihi Corp 脆性材料製板の折割装置
JP2016207943A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社ディスコ 板状物の分割装置、加工装置及び板状物の分割方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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