JPH0911219A - 割りコンクリートブロックの仕分け方法及びその装置 - Google Patents

割りコンクリートブロックの仕分け方法及びその装置

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JPH0911219A
JPH0911219A JP16095695A JP16095695A JPH0911219A JP H0911219 A JPH0911219 A JP H0911219A JP 16095695 A JP16095695 A JP 16095695A JP 16095695 A JP16095695 A JP 16095695A JP H0911219 A JPH0911219 A JP H0911219A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片面割りブロックと両面割りブロックを形状
に応じた仕分けをする割りコンクリートブロックの仕分
け方法及びその装置を提供する。 【構成】 処理テーブル3より一定間隔に搬送コンベヤ
1に繰り出す複数個に割ったブロック群をクランプ搬出
装置9の下方に臨む搬送コンベヤのテーブルリフト8に
移動し、テーブルリフト8で持ち上げた片面割りブロッ
クと両面割りブロックとを、クランプ搬出装置側の下降
する2組のクランプ体16,16′でそれぞれ独立に挾
持し、これをクランプ搬出装置側ターンテーブル部13
に上昇させ、90°回転で横向きしたターンテーブル部
自体を走行台車部11の横移動で搬送コンベヤ1に直交
した両面割りブロック用排出コンベヤ21と片面割りブ
ロック用排出コンベヤ20側に移行し、クランプ体1
6,16′を段階的下降し、片面割りブロックと両面割
りブロックに対応する排出コンベヤに自動仕分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は所定のコンクリートブ
ロック塊を複数個に割った所謂割りブロックを、その割
り形状に応じて自動的に仕分けする割りコンクリートブ
ロックの仕分け方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリートブロックの形成と
しては、単なる所定型枠にコンクリートを打設し振動と
加圧を与えて固め、型抜きを行ってブロックを得る。だ
が、近時は趣味の多様化時代も加わってブロックの形状
(外形)も単なる平坦面をもつ角柱体形状から、自然石
を割ったような凹凸を表面に現す所謂割りブロックも多
用されるに至っている。この場合、割りブロックの形成
に当っては、複数個分の幅をもつブロック塊を先ず形成
し、該ブロック塊を一定幅に所定刃物をもって打ち割り
して複数個の割りブロックを得るものである。この複数
個に割った単一のブロック本体としては、両側に割り面
がでる両面割りブロックと片側にのみ割り面がでる片面
割りブロックが出現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この割りブロ
ックの商品出荷としては、割り形状に応じた用途別販売
を採る関係上(例えば、両面割りブロックは主として塀
使用に、片面割りブロックは土留め用など)、両面割り
ブロックと片面割りブロックとに予め仕分けをしなけれ
ばならず面倒なものである。従来、この種のブロック仕
分け作業は、全て手作業にていちいち分離しなければな
らず、1個単位の重さが15〜20Kgもあるブロックの
取扱いでは、極めて重労働な仕事となり非能率的であっ
た。特に、作業員が減少する昨今では問題となって来て
いる。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、複数個に割った
割りブロック中、両面割りブロックと片面割りブロック
をそれぞれ別途のクランプ体で挾持し両面割りブロック
用排出コンベヤと片面割りブロック用排出コンベヤに機
械的に移動するようにしたことで、上記課題を解決する
割りコンクリートブロックの仕分け方法及びその装置を
提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の単一
ブロックに分割したブロック塊を割り形状に応じて仕分
けする割りコンクリートブロックの仕分け方法におい
て、スプリッター処理テーブルより一定間隔をもって搬
送コンベヤに繰り出す複数個に割られたブロック群を、
クランプ搬出装置の下方に臨む搬送コンベヤのテーブル
リフト位置に移動し、該テーブルリフトで持ち上げたブ
ロック群中の同一形状となる片面割りブロックと両面割
りブロックとを、クランプ搬出装置側の下降する2組の
クランプ体でそれぞれ独立に挾持し、ブロックを挾持し
た各クランプ体をクランプ搬出装置のターンテーブル部
側に上昇させ、90°回転で横向きとしたターンテーブ
ル部自体を走行台車部の横移動で前記搬出コンベヤに直
交した両面割りブロック用排出コンベヤと片面割りブロ
ック用排出コンベヤ位置に臨ませ、各クランプ体を段階
的に下降させブロックを仕分け移行させるものである。
【0006】また、もう一つの発明は、上記方法を直接
実施する装置の発明であり、複数個に分割したブロック
群を一定間隔で横向きに繰り出す搬送コンベヤをスプリ
ッター用処理テーブルの前方に配置し、前記搬送コンベ
ヤの前方のクランプ搬出装置側の真下位置に臨む一対の
搬送チェーン部間に、該搬送チェーン部の搬送面より少
なくとも上位に昇降するテーブルリフトを設け、このテ
ーブルリフトの上方に、中間部に両面割りブロックを挾
持するクランプ体を両側部に片面割りブロックを挾持す
るクランプ体とを連設したクランプ部を、走行台車部に
備えたターンテーブル部に起立した昇降シリンダの下端
に取付けると共に、前記走行台車部を上部架設の走行レ
ールに載置し横移動自在としたクランプ搬出装置を形成
し、且つ前記走行レールの前端下方に前記搬送コンベヤ
に対し直交配置した両面割りブロック用排出コンベヤと
片面割りブロック用排出コンベヤを並設し、この各排出
コンベヤに対応して前記両面割りブロック用クランプ体
と片面割りブロック用クランプ体を下降させるようにし
たものである。
【0007】また、ターンテーブル部が、走行台車部の
上面に形成した円形レールを走行する車輪を備えたター
ンテーブル本体と、該ターンテーブル本体の一端に接続
した回転用シリンダの伸縮で90°回転自在としてな
る。
【0008】
【作用】上記のような構成のため、所定幅のブロック塊
を処理テーブル箇所でスプリッターをもって複数個に割
った単一ブロック群を、適宜手段で一定間隔をもって搬
送コンベヤに繰り出し、該搬送コンベヤの前端部分に移
動したときこの下方に待機したテーブルリフトが上昇し
複数個のブロック群を掬い上げる。ここで、上方に配置
のクランプ搬出装置側の2組のクランプ体を昇降シリン
ダを作動して下降させ、各クランプ体で片面割りブロッ
ク群と両面割りブロック群をそれぞれ独立に挾持し、上
方のターンテーブル部まで各クランプ体を引き上げ、こ
の状態で該ターンテーブル部を90°回転させてブロッ
ク全体の向きを横向きとする。
【0009】この後、クランプ体でブロックを吊り下げ
てなるターンテーブル部自体を走行台車部の駆動で横移
動し、前記搬送コンベヤに対し直交した片面割りブロッ
ク用排出コンベヤ及び両面割りブロック用排出コンベヤ
の上方位置まで段階的に移動させ、片面割りブロック用
排出コンベヤ位置にきたとき片面割りブロック群を挾持
するクランプ体を下降し、該クランプ体を開いて片面割
りブロック群を片面割りブロック用排出コンベヤに載せ
る。また両面割りブロック群を挾持したクランプ体を下
降させ、該クランプ体を開いて両面割りブロック群を両
面割りブロック用排出コンベヤに載置すれば、片・両面
割りブロック群の仕分け排出となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を一実施例の図に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0011】図1乃至図7は所定幅のブロック塊を複数
個(5個)の単一ブロックに割り、その割り形状に応じ
て仕分けする概略説明図で、図8乃至図12はその実施
仕分け装置を示し、1は中央両端及び上下位置に対向の
割り歯2aを配す公知のブロック割り用スプリッター2
を備えるブロック割り用処理テーブル3の前端に配置し
た割りブロック用搬送コンベヤで、該搬送コンベヤ1の
前端部分の一対の搬送チェーン1a間に、機体4側に取
付くシリンダ5に連結した作動杆6の前後位置に配設す
るリンクカム7で支持されたテーブルリフト8を配置す
る。この長手方向のテーブルリフト8は、少なくとも複
数個に割られ一定間隔で繰り出されるブロック群が載る
長さ分を有する。9は前記搬送コンベヤ1にあってテー
ブルリフト8位置の上方に配置した上部機体4′に取付
くクランプ搬出装置で、該クランプ搬出装置9の構成
は、両側に架設した走行レール10を走行する走行台車
部11と該走行台車部11の中央上部に配設の円形レー
ル12を回動するターンテーブル部13を形成し、且つ
該ターンテーブル部13の中心部に起立した昇降シリン
ダ14の走行台車部11の下面に突出するロッド部14
a端に設けたクランプ本体となる支持体15に、両側部
に片面割りブロック用クランプ体16を中間部に両面割
りブロック用クランプ体16′を並設する。この場合、
クランプ体16,16′は、一対のクランプ片部16
a,16a′の中間を中央支持枠部15aに支持軸17
で枢着し対向させると共に、クランプ片部16a,16
a′の上端開放部間に開閉用シリンダ18をそれぞれ横
装着し、クランプ片部16a,16a′の下端に挟み片
部19をそれぞれ設けた構成である。20は前記搬送コ
ンベヤ1の前方にあって直交位置に配置した片面割りブ
ロック用排出コンベヤであり、21は前記片面割りブロ
ック用排出コンベヤ20に対し平行配置した両面割りブ
ロック用排出コンベヤである。22,22は前記ターン
テーブル部13の昇降シリンダ14の両側に平行起立し
た案内桿23,23に挿通の昇降案内軸で、該昇降案内
軸22,22の下端を前記支持体15に取付けてなる。
24はターンテーブル部13に突設する支持アーム25
に横枢着した回転用シリンダで、該回転用シリンダ24
のロッド部24aを走行台車部11側の係止アーム26
に係止している。
【0012】次にこの作用を説明すると、先ずブロック
割り用処理テーブル3に所定幅をもつブロック塊を2
個、適宜手段(図示せず)をもって順次繰り込みし、該
処理テーブル3の後方に配置した公知のプッシャー27
の押圧で分割幅c(図1乃至図7の概略説明図では5個
の分割を示す)に応じてスプリッター2の割り位置に順
次送り、該スプリッター2の上下,左右に配設の割り歯
2aの押圧でブロック塊を割って行く(例えば、図1で
は2個のブロック塊をA1 ,B,B,B,A2 とA3 ,
B,B,B,A4 に分割)。
【0013】ここにおいて、処理テーブル3上において
割られた最先の割りブロックA1 (片面割りブロック)
を前方の搬送コンベヤ1に1個単位として押し出すと、
該搬送コンベヤ1はモータ28の駆動で前記処理テーブ
ル3上の次段の割りブロックB(両面割りブロック)の
押し出す速度より早送りし、該搬送コンベヤ1に乗り込
む次段の割りブロックBとに一定間隔aを隔てる。以
下、1個分のブロック塊が順次割られ、順次押し出され
搬送コンベヤ1に移行したら、該搬送コンベヤ1を更に
早送りし後続のブロック塊(処理テーブル3上の割りブ
ロック)を引き離す。
【0014】ここで、搬送コンベヤ1の前方部分のテー
ブルリフト8位置まで割りブロック群が達すると、テー
ブルリフト8は昇降手段となるシリンダ5が作動しこの
ロッド部5aを収縮し作動杆6を横スライドさせれば、
該作動杆6に連結したL字状のリンクカム7が回動して
搬送チェーン1aの搬送面より上昇する。即ち、搬送コ
ンベヤ1の前部に移動した一塊分の割りブロック群がテ
ーブルリフト8で掬い上げられる。この場合、割りブロ
ック群は、両端に片面割りブロックA1 とA2が位置し
中間に複数個の両面割りブロックB(図1乃至図7では
3個、図8乃至図10では6個)が位置する。また、こ
の搬送コンベヤ1では複数個の割られたブロックは一定
間隔aをもって移動するため、各ブロックの割り面が覗
かれ得るため、該搬送コンベヤ1の横部に検査員を配す
れば検査部門も兼ねられる。
【0015】次に、テーブルリフト8の上方に配置した
クランプ搬出装置9のターンテーブル部13の下部に突
設するクランプ体16,16′を、ターンテーブル部1
3に起立した昇降シリンダ14を作動しロッド部14a
を下方に繰り出し一体の支持体15と共に下降させ、予
め開いた状態のクランプ体16,16′の両挟み片部1
9,19を、一定間隔aで横向きした前記片面割りブロ
ックA1 とA2 と複数個の両面割りブロックBの外側に
それぞれ臨ませる。この状態で、各クランプ体16,1
6′の各開閉用シリンダ18を作動し挟み片部19,1
9を閉じれば、クランプ体16の挟み片部19は片面割
りブロックA1 とA2 を挾持し、クランプ体16′の挟
み片部19で複数個の両面割りブロックBを挾持する。
【0016】この後、クランプ搬出装置9の前記昇降シ
リンダ14のロッド部14aを縮めクランプ体16,1
6′を上昇させればそれぞれ独立に挾持した片面割りブ
ロックA1 ,A2 と両面割りブロックBが持ち上げれれ
る(図10の実線参照)。この場合、クランプ体16,
16′を取付けた支持体15は昇降シリンダ14の両側
に補助軸となる昇降案内軸22,22が配設されている
ため、安定した昇降と吊り下げ状態を保つ。
【0017】次に、ターンテーブル部13の一端に横配
設した回転用シリンダ24を作動しこのロッド部24a
を縮めれば、該回転用シリンダ24で支持アーム25に
引き寄せ回動が働き、該支持アーム25と一体のターン
テーブル部13が走行台車部11側の円形レール12を
転動するローラ29をもっ90°回転し、下方に吊り下
げられた前記クランプ体16,16′で挾持する片面割
りブロックA1 ,A2と両面割りブロックBを90°捻
った位置に向き換えをする。
【0018】しかる後、ターンテーブル部13を搭載し
た走行台車部11は、上部機体4′側に備えた走行用モ
ータ30を駆動し走行レール10の下部に配置した走行
チェーン31を回転し、該走行チェーン31と一体的に
移動し走行レール10を走行させる。
【0019】更に、走行レール10をもって前進(横移
行)する走行台車部11が、搬送コンベヤ1端に直交し
た片面割りブロック用排出コンベヤ20の真上位置に来
たら、走行用モータ30の駆動を一旦止めて走行台車部
11を停止する。ここで、ターンテーブル部13の昇降
シリンダ14を再度作動してクランプ体16,16′を
下降し、該クランプ体16,16′で挾持の片面割りブ
ロックA1 ,A2 と両面割りブロックBを片面割りブロ
ック用排出コンベヤ20の近傍位置まで下降させて止め
る。この片面割りブロック用排出コンベヤ20の箇所で
は、クランプ体16のみを開き片面割りブロックA1 ,
A2 を放ち片面割りブロック用排出コンベヤ20の搬送
チェーン20aに載置して第一仕分けとする。
【0020】最後に、前記昇降シリンダ14を作動しク
ランプ体16,16′を上昇させればクランプ体16′
に挾持されたままの両面割りブロックBのみが再度吊り
下げられる。この状態で走行台車部11を更に前進させ
前記片面割りブロック用排出コンベヤ20に平行する両
面割りブロック用排出コンベヤ21の真上位置に来たら
停止し、ここでも、ターンテーブル部13の昇降シリン
ダ14を作動してクランプ体16,16′を下降し、該
クランプ体16′で挾持した残る両面割りブロックBを
両面割りブロック用排出コンベヤ21の近傍位置まで下
降させる。この後、前記同様にクランプ体16′を開き
両面割りブロックBを放ち両面割りブロック用排出コン
ベヤ21の搬送チェーン21aに載置し第二仕分けとす
る。
【0021】このように、片面割りブロックA1 ,A2
と両面割りブロックBはクランプ体16,16′に独立
(別々)に吊り下げられ片面割りブロック用排出コンベ
ヤ20と両面割りブロック用排出コンベヤ21に分離載
置する。仕分け作業が終わった後は走行台車部11は元
のクランプ搬出装置位置に戻り、ターンテーブル部13
も90°戻し回転をしクランプ体16,16′の位置
を、搬送コンベヤ1の真上に臨ませ次段給送の片面割り
ブロックA1 ,A2 と両面割りブロックBを挾持し得る
よいうに開いた状態で待機する。
【0022】
【発明の効果】上述の様に、本発明の割りコンクリート
ブロックの仕分け方法及びその装置は、複数個に分割し
た割りブロック群を、搬送コンベヤで一定間隔として搬
送しクランプ搬出装置の真下に送りテーブルリフトの上
昇で掬い上げ、前記クランプ搬出装置側から下降する2
組のクランプ体で片面割りブロックと両面割りブロック
とを独立に挾持して吊り上げ、この状態でクランプ体を
ターンテーブル部の回転で90°横向きとし、該ターン
テーブル部を走行台車部の横移動で前記搬送コンベヤに
直交した両面割りブロック用排出コンベヤと片面割りブ
ロック用排出コンベヤの真上位置に臨ませ、両面割りブ
ロック用排出コンベヤと片面割りブロック用排出コンベ
ヤごとにクランプ体を下降して載置する段階的仕分けを
するようにしたので、単一のブロック塊を複数個に割っ
場合に生ずる片面割りブロックと両面割りブロックを、
出荷体制に応じた機械的な仕分けができ、従来の手作業
によるブロック形状別の仕分け作業が一掃され省力化に
寄与する。しかも、処理テーブルに連なる搬送コンベヤ
では片面割りブロックと両面割りブロックを一定間隔を
隔てて移動するので、搬送中途で割りブロックの割り面
が覗かれ得る。このため、搬送コンベヤの中途箇所に割
り不良(欠損)の検査部(ライン)を設けることもでき
る。また、片面割りブロックと両面割りブロックは別個
のクランプ体で挾持するため、誤動作のない分離と吊り
下げができる。更に、装置全体としては、搬送コンベヤ
に対し両面割りブロック用排出コンベヤと片面割りブロ
ック用排出コンベヤを直交配置としたので、比較的狭い
スペースでの装置据付ができ小規模のブロック成型所に
適した装置となる。また、ターンテーブル部の90°回
転動をシリンダ動作をもって行うため、ブロックの如き
重量物でも確実に回動し得る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す割りコンクリートブロッ
クの仕分装置のスプリッター処理テーブルから割りブロ
ックを繰り出す概略説明図である。
【図2】同搬送コンベヤに最先の割りブロックを載せた
説明図である。
【図3】同搬送コンベヤに順次繰り出される割りブロッ
ク間に一定間隔を隔てる説明図である。
【図4】同搬送コンベヤに一塊分の割りブロック群が載
った説明図である。
【図5】同搬送コンベヤのテーブルリフト部に割りブロ
ック群が搬送された説明図である。
【図6】搬送コンベヤと両面割りブロック用排出コンベ
ヤと片面割りブロック用排出コンベヤの位置関係を示す
説明図である。
【図7】同搬送コンベヤの真上位置に配するクランプ搬
出装置の概略説明図である。
【図8】搬送コンベヤの平面図である。
【図9】同搬送コンベヤの側面図である。
【図10】クランプ搬出装置部の側面図である。
【図11】同クランプ搬出装置部の平面図である。
【図12】クランプ体部の側面図である。
【符号の説明】
1 搬送コンベヤ 3 スプリッター用処理テーブル 8 テーブルリフト 9 クランプ搬出装置 10 走行レール 11 走行台車部 13 ターンテーブル部 14 昇降シリンダ 16,16′ クランプ体 18 開閉用シリンダ 20 片面割りブロック用排出コンベヤ 21 両面割りブロック用排出コンベヤ 22 昇降案内軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の単一ブロックに分割したブロッ
    ク塊を割り形状に応じて仕分けする割りコンクリートブ
    ロックの仕分け方法において、スプリッター処理テーブ
    ルより一定間隔をもって搬送コンベヤに繰り出す複数個
    に割られたブロック群を、クランプ搬出装置の下方に臨
    む搬送コンベヤのテーブルリフト位置に移動し、該テー
    ブルリフトで持ち上げたブロック群中の同一形状となる
    片面割りブロックと両面割りブロックとを、クランプ搬
    出装置側の下降する2組のクランプ体でそれぞれ独立に
    挾持し、ブロックを挾持した各クランプ体をクランプ搬
    出装置のターンテーブル部側に上昇させ、90°回転で
    横向きとしたターンテーブル部自体を走行台車部の横移
    動で前記搬送コンベヤに直交した両面割りブロック用排
    出コンベヤと片面割りブロック用排出コンベヤ位置に臨
    ませ、各クランプ体を段階的に下降させブロックを仕分
    け移行させることを特徴とする割りコンクリートブロッ
    クの仕分け方法。
  2. 【請求項2】 複数個に分割したブロック群を一定間隔
    で横向きに繰り出す搬送コンベヤをスプリッター用処理
    テーブルの前方に配置し、前記搬送コンベヤの前方のク
    ランプ搬出装置側の真下位置に臨む一対の搬送チェーン
    部間に、該搬送チェーン部の搬送面より少なくとも上位
    に昇降するテーブルリフトを設け、このテーブルリフト
    の上方に、中間部に両面割りブロックを挾持するクラン
    プ体と両側部に片面割りブロックを挾持するクランプ体
    とを連設したクランプ部を、走行台車部に備えたターン
    テーブル部に起立した昇降シリンダの下端に取付けると
    共に、前記走行台車部を上部架設の走行レールに載置し
    横移動自在としたクランプ搬出装置を形成し、且つ前記
    走行レールの前端下方に前記搬送コンベヤに対し直交配
    置した両面割りブロック用排出コンベヤと片面割りブロ
    ック用排出コンベヤを並設し、この各排出コンベヤに対
    応して前記両面割りブロック用クランプ体と片面割りブ
    ロック用クランプ体を下降させるようにしたことを特徴
    とする割りコンクリートブロックの仕分け装置。
  3. 【請求項3】 ターンテーブル部が、走行台車部の上面
    に形成した円形レールを走行する車輪を備えたターンテ
    ーブル本体と、該ターンテーブル本体の一端に接続した
    回転用シリンダの伸縮で90°回転自在となる請求項2
    記載の割りコンクリートブロックの仕分け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111516127A (zh) * 2020-05-29 2020-08-11 唐山贺祥机电股份有限公司 高压成型机用单层取坯装置

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CN111516127A (zh) * 2020-05-29 2020-08-11 唐山贺祥机电股份有限公司 高压成型机用单层取坯装置
CN111516127B (zh) * 2020-05-29 2022-03-11 唐山贺祥智能科技股份有限公司 高压成型机用单层取坯装置

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JP2638574B2 (ja) 1997-08-06

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