JPH09109564A - 感熱色素転写用色素供与体要素 - Google Patents

感熱色素転写用色素供与体要素

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JPH09109564A
JPH09109564A JP8228434A JP22843496A JPH09109564A JP H09109564 A JPH09109564 A JP H09109564A JP 8228434 A JP8228434 A JP 8228434A JP 22843496 A JP22843496 A JP 22843496A JP H09109564 A JPH09109564 A JP H09109564A
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dye
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thermal
poly
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JP8228434A
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Hanehem Richard C Van
コーネリアス バン ハネヒム リチャード
James P Muehlbauer
ポール ミュールバウアー ジェームス
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Eastman Kodak Co
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱色素供与体要素におけるシアン色素を安
定化すること。 【解決手段】 高分子バインダー中にナフトール−p−
フェニレンジアミン系シアン色素を含む色素層を表面に
有する支持体を含む感熱色素転写用色素供与体要素であ
って、前記色素層がさらに安定剤を含有し、前記安定剤
は、ニトロキシル系フリーラジカルを含有し且つ分子量
が400以上である化合物又はヒドロキシルアミン部分
を含有し且つ分子量が330以上である化合物を含み、
前記安定剤は前記色素の重量を基準として5〜10モル
%の量で存在している感熱色素転写用色素供与体要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱色素転写装置
用の色素供与体要素において特定の安定剤を使用するこ
とに、より詳細にはこのような要素においてp−フェニ
レンジアミン系シアン色素のための安定剤を使用するこ
とに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カラービデオカメラから電子的に
発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装置
が開発されている。このようなプリントを得る方法の一
つによると、まず電子像をカラーフィルターによって色
分解する。次いで、それぞれの色分解画像を電気信号に
変換する。その後、これらの信号を操作して、シアン、
マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させ、これらの
信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを得るた
め、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与体要素
を色素受容要素と向い合わせて配置する。次いで、それ
ら二つの要素を感熱プリントヘッドと定盤ローラーとの
間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを使用し
て、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感熱プリ
ントヘッドは数多くの加熱要素を有し、シアン、マゼン
タ及びイエローの信号に応じて逐次加熱される。その
後、この処理を他の2色について繰り返す。こうして、
スクリーンで見た元の画像に対応するカラーハードコピ
ーが得られる。この方法とそれを実施するための装置に
ついての詳細が、米国特許第4,621,271号明細
書に記載されている。
【0003】いずれの感熱色素供与体要素にとっても重
要な要件は、その有用な寿命の間画質を劣化させること
なく性能を維持することである。抵抗式ヘッドの感熱色
素転写用の色素供与体要素の色素層は、一般に高分子バ
インダーと拡散性色素を含む。この層に含まれる色素の
割合(%)は非常に高く、20〜80%の範囲にあるこ
とが典型的である。通常、色素はバインダー中に溶解さ
れているか、又は相分離して小さなドメインを形成して
いる。供与体要素の保存中には、温度や湿度が高くなる
ことがあり、また供与体要素を巻き取ってスプール状に
した際には供与体要素の裏側に塗被されているスリップ
層に色素層が接触することになる。このスリップ層に
は、色素層に対して可塑剤又は溶剤として作用しうる移
行性の潤滑油又は潤滑物質が含まれている場合がある。
このため、色素が移行性となって、さらに相分離した
り、色素が表面に移行したり、場合によっては色素が結
晶化するなど、色素層が変化する恐れがある。また、色
素がスリップ層へ転写されることもありうる。
【0004】米国特許第3,868,252号明細書
に、ハロゲン化銀系色拡散転写法においてニトロキシル
含有ポリマーを酸化剤として使用することが記載されて
いる。しかしながら、このようなポリマーが色素供与体
要素において有用であって素材原料の保存性能を改良す
ることについては何ら開示はされていない。米国特許第
4,695,287号明細書に、p−フェニレンジアミ
ン系シアン色素を含有する感熱色素転写用色素供与体要
素についての記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,69
5,287号明細書に記載されている要素には、その色
素層が雰囲気中の湿分と接触したり該要素を高温下で保
存したりすると、p−フェニレンジアミンシアン色素が
保存中に劣化する恐れがあるという問題がある。本発明
の目的は、存在するナフトール−p−フェニレンジアミ
ン系シアン色素を確実に安定化するために、感熱色素供
与体要素の色素層への添加剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの及びその他の目
的は、高分子バインダー中にナフトール−p−フェニレ
ンジアミン系シアン色素を含む色素層を表面に有する支
持体を含む感熱色素転写用色素供与体要素であって、前
記色素層がさらに安定剤を含有し、前記安定剤は、ニト
ロキシル系フリーラジカルを含有し且つ分子量が400
以上である化合物又はヒドロキシルアミン部分を含有し
且つ分子量が330以上である化合物を含み、前記安定
剤は前記色素の重量を基準として5〜10モル%の量で
存在している感熱色素転写用色素供与体要素に関する本
発明によると達成される。本発明において有用なニトロ
キシル系フリーラジカル化合物の例として、下記構造式
で示される化合物が含まれる。
【0007】
【化1】
【0008】上式中、R1 =O・又はOHであり、そし
てnは1〜約15である。本発明の好ましい実施態様で
は、上記化合物のnは8であり、その化合物は以下の構
造式で示される。
【0009】
【化2】
【0010】この化合物は、Ciba-Geigy社製のTinuvin
770(商標) を出発物質とし、これをJ. Phys. Chem., 9
7, 1138 (1993) に記載されている手順で変性してフリ
ーラジカルを生成させて合成される。本発明において有
用なヒドロキシルアミン部分を含有する化合物の例とし
て、下記構造式で示される化合物が含まれる。
【0011】
【化3】
【0012】上式中、R2 及びR3 は、各々独立に、炭
素原子数約1〜約15個のアルキル基を表す。本発明の
別の好ましい実施態様では、上記構造式において、R2
及びR3 が共にt−C5 11であり、以下の構造式の化
合物となる。
【0013】
【化4】
【0014】本発明において用いられる色素供与体に
は、熱の作用で色素受容層へ転写されうるものであれば
いずれのナフトール−p−フェニレンジアミン系シアン
色素を用いてもよい。このような色素の例として下記の
色素が挙げられる。
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】上記の色素は単独で使用してもよいし、併
用してもよい。これらの色素は、約0.05〜約1g/
2 の被覆量で使用することができ、また疎水性である
ことが好ましい。本発明の色素供与体要素において色素
バリヤ層を使用することにより、転写された色素の濃度
を改良することができる。このような色素バリヤ層用材
料として、米国特許第4,716,144号明細書に記
載され、特許請求されているもののような親水性材料が
挙げられる。
【0019】本発明の色素供与体要素の色素層は、支持
体の上に塗布すること、又はグラビア法のような印刷技
法によって支持体の上に印刷することができる。本発明
の色素供与体要素のための支持体としては、寸法安定性
があり、感熱プリントヘッドの熱に耐えられるものであ
れば、いずれの材料を使用してもよい。このような材料
として、ポリエステル、例えばポリ(エチレンテレフタ
レート)、ポリアミド、ポリカーボネート、セルロース
エステル、フッ素ポリマー、ポリエーテル、ポリアセタ
ール、ポリオレフィン及びポリイミドが挙げられる。支
持体の厚さは一般に約5〜約200μmである。所望で
あれば、米国特許第4,695,288号及び同第4,
737,486号明細書に記載されている材料のような
下塗層を支持体に塗被してもよい。
【0020】本発明の色素供与体要素に含まれる色素
は、高分子バインダー、例えば、セルロース誘導体
(例、酢酸水素フタル酸セルロース、酢酸セルロース、
酢酸プロピオン酸セルロース、酢酪酸セルロース、三酢
酸セルロース及び米国特許第4,700,207号明細
書に記載されている材料)、ポリカーボネート、ポリ酢
酸ビニル、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、
ポリ(スルホン)又はポリ(フェニレンオキシド)、の
中に分散されている。バインダーは、約0.1〜約5g
/m2 の被覆量で使用することができる。
【0021】本発明の色素供与体要素の反対側には、プ
リントヘッドが色素供与体要素に粘着しないようにする
ためにスリップ層を塗被することができる。このような
スリップ層は、高分子バインダー又は界面活性剤を含む
か又は含まずに、固体もしくは液体の潤滑剤又はその混
合物を含む。好ましい潤滑剤として、油状物又は100
℃未満で融解する半結晶性有機固体、例えば、ポリ(ス
テアリン酸ビニル)、蜜蝋、過フッ素化アルキルエステ
ルポリエーテル、ポリ(カプロラクトン)、シリコーン
油、ポリ(テトラフルオロエチレン)、カーボワック
ス、ポリ(エチレングリコール)又は米国特許第4,7
17,711号、同第4,717,712号、同第4,
737,485号及び同第4,738,950号明細書
に記載されている物質が挙げられる。スリップ層として
好適な高分子バインダーには、ポリ(ビニルアルコール
−コ−ブチラール)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ア
セタール)、ポリスチレン、ポリ(酢酸ビニル)、酢酪
酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸セル
ロース又はエチルセルロースが含まれる。
【0022】スリップ層における潤滑剤の使用量は、潤
滑剤の種類により大幅に異なるが、一般には約0.00
1〜約2g/m2 の範囲である。高分子バインダーを使
用する場合、潤滑剤は、使用した高分子バインダーの
0.05〜50重量%、好ましくは0.5〜40重量%
の範囲で存在する。
【0023】本発明の色素供与体要素と共に用いられる
色素受容性要素は、通常は色素像受容性層を表面に有す
る支持体を含む。その支持体はポリ(エーテルスルホ
ン)、ポリイミド、酢酸セルロースのようなセルロース
エステル、ポリ(ビニルアルコール−コ−アセタール)
又はポリ(エチレンテレフタレート)のような透明フィ
ルムであることができる。また、色素受容性要素用の支
持体は、バライタ塗被紙、ポリエチレン塗被紙、アイボ
リー紙、コンデンサー紙又は合成紙〔例、DuPont
社製Tyvek(商標)〕のように反射性であってもよ
い。また、白色ポリエステル(透明ポリエステルに白色
顔料を内蔵させたもの)のような着色した支持体を使用
してもよい。色素像受容性層は、例として、ポリカーボ
ネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ(塩化ビニ
ル)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポリ
カプロラクトン、ポリ(ビニルアセタール)、例えばポ
リ(ビニルアルコール−コ−ブチラール)、ポリ(ビニ
ルアルコール−コ−ベンザール)、ポリ(ビニルアルコ
ール−コ−アセタール)又はこれらの混合物を含むこと
ができる。色素像受容性層は、所期の目的に有効である
任意の量で存在することができる。一般には、約1〜約
5g/m2 の濃度で良好な結果が得られている。
【0024】上記したように、本発明の色素供与体要素
を用いて色素転写像を形成させる。この過程には、上記
の色素供与体要素を像様加熱する工程と、色素像を色素
受容性要素へ転写して色素転写像を形成させる工程とが
含まれる。本発明の色素供与体要素は、シート状で使用
しても、又は連続ロールもしくはリボンとして使用して
もよい。連続ロール又はリボン状で使用する場合、昇華
性シアン及び/又はマゼンタ及び/又はイエロー及び/
又はブラック又は他の色素のような複数種の色素による
領域を交互に有することができる。このように、本発明
の範囲には、一色、二色、三色又は四色(場合によって
は五色以上も)の要素が包含される。
【0025】本発明の好ましい実施態様では、色素供与
体要素は、シアン、イエロー及びマゼンタの領域が逐次
反復して塗布されているポリ(エチレンテレフタレー
ト)系支持体を含み、上記の工程を各色について逐次実
施して三色色素転写像を得る。もちろん、上記工程を一
色についてのみ実施した場合には、モノクロ色素転写像
が得られる。本発明の色素供与体要素から色素を転写す
るために用いることができる感熱プリントヘッドは市販
されている。
【0026】本発明の感熱色素転写集成体は、(a)上
記の色素供与体要素、及び(b)上記の色素受容性要素
を含み、その色素受容性要素は、その色素像受容性層と
色素供与体要素の色素層とが接触するように色素供与体
要素と重畳されている。モノクロ像を得る場合には、こ
れら二種の要素を含む上記の集成体を一体型ユニットと
して予め集成しておくことができる。この集成は、これ
ら二種の要素をその縁部で一時的に接着させることによ
って行うことができる。転写後、色素受容性要素を剥離
することで色素転写像を露呈させる。
【0027】三色像を得る場合には、別々の色素供与体
要素を使用して上記集成体を3回形成する。第一の色素
が転写された後、要素を剥離する。次いで、その色素受
容性要素に第二の色素供与体要素(又は異なる色素領域
を有する供与体要素の別の領域)を整合させて、工程を
繰り返す。同様にして第三の色を得る。
【0028】
【実施例】下記実施例により本発明をさらに説明する。実施例1 実施例では以下の対照用安定剤物質を使用した。
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】
【化10】
【0032】
【化11】
【0033】
【化12】
【0034】
【化13】
【0035】
【化14】
【0036】
【化15】
【0037】
【化16】
【0038】
【化17】
【0039】
【化18】
【0040】対照11:R1 =H、Tinuvin 770 (商
標)(Ciba-Geigy) 対照12:R1 =OC8 17、Tinuvin 123 (商標)
(Ciba-Geigy) 対照13:2,4,6−トリ−t−ブチルフェノール 対照14:t−ブチルヒドロキノン
【0041】下塗りしていない厚さ100μmのポリ
(エチレンテレフタレート)支持体の上に、上記シアン
色素C−1(0.27g/m2 )と表1に示した量の試
験対象の各種添加剤とを酢酸プロピオン酸セルロース系
バインダー(アセチル2.5%、プロピオニル45%)
中に含有する色素層をトルエン/メタノール/シクロペ
ンタノン(重量比70:25:5)溶剤混合物から塗布
することによって、インキュベーションテスト用のシア
ン色素供与体試料を製作した。これらの試料を裸のEs
tar(商標)(Eastman Chemical社)に対して60℃
/50%RHにおいて6週間インキュベートした。各々
の試料を基準条件として0℃においても保存した。イン
キュベーション後、各試料を高速液体クロマトグラフィ
ー(HPLC)で分析し、シアン色素被覆量の変化を測
定した。シアン色素濃度を外部標準から求め、色素被覆
量に換算した。各試料の色素残存量を各場合とも5モル
%における化合物1の結果に対して正規化した。(この
ため化合物1は1.0であり、色素の劣化が全くないこ
とを意味する。)このようにして各試料について化合物
1を基準とした色素安定性の相対等級を得た。以下に結
果を示す。
【0042】
【表1】
【0043】上記の結果は、色素含量基準で約5〜10
モル%の量において化合物1が有効であることを示して
いる。分子量が比較的低いニトロキシル類似体(対照
3)及び遊離アミン(対照11)は、10モル%の量で
使用した場合であっても無効であることがわかった。実施例2 この実施例は、実施例1と同様に、本発明の化合物を、
ニトロキシル、ヒドラジル及びガルビノキシル系フリー
ラジカルを含有する化合物をはじめとするその他各種の
フリーラジカル化合物と比較するものである。安定剤は
いずれも色素の5モル%で使用した。以下の結果が得ら
れた。
【0044】
【表2】
【0045】上記の結果は、別種のフリーラジカルキャ
リヤと比較した場合、本発明の化合物はその色素安定化
効力において優れていることを示している。実施例3 この実施例は、実施例2と同様に、本発明の化合物を、
その他常用の各種酸化防止剤又は安定剤と比較するもの
である。以下の結果が得られた。
【0046】
【表3】
【0047】上記の結果は、別種のフリーラジカルキャ
リヤと比較した場合、本発明の化合物はその色素安定化
効力において優れていることを示している。
【0048】
【発明の効果】本発明の安定剤を使用することによっ
て、素材原料保存時の色素供与体要素の色素劣化が最小
限に抑えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子バインダー中にナフトール−p−
    フェニレンジアミン系シアン色素を含む色素層を表面に
    有する支持体を含む感熱色素転写用色素供与体要素であ
    って、前記色素層がさらに安定剤を含有し、前記安定剤
    は、ニトロキシル系フリーラジカルを含有し且つ分子量
    が400以上である化合物又はヒドロキシルアミン部分
    を含有し且つ分子量が330以上である化合物を含み、
    前記安定剤は前記色素の重量を基準として5〜10モル
    %の量で存在している感熱色素転写用色素供与体要素。
JP8228434A 1995-08-30 1996-08-29 感熱色素転写用色素供与体要素 Pending JPH09109564A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US297995P 1995-08-30 1995-08-30
US60/002979 1996-04-16
US08/632,818 US5620941A (en) 1996-04-16 1996-04-16 Stabilizers for dye-donor element used in thermal dye transfer
US08/632818 1996-04-16

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JP8228434A Pending JPH09109564A (ja) 1995-08-30 1996-08-29 感熱色素転写用色素供与体要素

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