JPH09109533A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JPH09109533A
JPH09109533A JP29357795A JP29357795A JPH09109533A JP H09109533 A JPH09109533 A JP H09109533A JP 29357795 A JP29357795 A JP 29357795A JP 29357795 A JP29357795 A JP 29357795A JP H09109533 A JPH09109533 A JP H09109533A
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JP
Japan
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stencil sheet
tape cassette
heat
sensitive stencil
skirt member
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Pending
Application number
JP29357795A
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English (en)
Inventor
Toshihide Fujikawa
敏秀 藤川
Koichi Hirata
剛一 平田
Hiroshi Takami
弘 高見
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープカセットの孔版原紙を分断せずに使用
可能とし、制作コストを低減できるスタンプ装置を提供
すること。 【解決手段】 スタンプ装置10はテープカセット11
とテープカセット11に着脱自在に装着されるスカート
部材25とで構成され、先ず、孔版原紙13に穿孔され
サーマルプリンタから取外されたテープカセット11に
スカート部材25を前側から装着していく。次に、回動
規制機構31によりテープスプール18の回動が規制さ
れ導出口20から引き出せない状態の孔版原紙13の先
端部を引っ張って固定機構27により固定し、孔版原紙
13をインク含浸体26の表面に密着させる。このよう
にテープカセット11にスカート部材25を装着するこ
とでスタンプとして使用可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱性孔版原紙と
インク含浸体とを印刷対象体に押圧して穿孔画像を印刷
するスタンプ装置に関し、特に、テープカセットをサー
マルプリンタに装着して感熱性孔版原紙の先端側部分に
サーマルヘッドで加熱穿孔印字後、テープカセットをサ
ーマルプリンタから外し、テープカセットにスカート部
材を装着してスタンプとして使用するように構成したも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、把持部を有するスタンプ本体
と、スタンプ本体の底面部に取付けられたインク含浸体
と、インク含浸体の底面に密着され穿孔画像が形成され
た感熱性孔版原紙(以後、孔版原紙という)とを有し、
孔版原紙とインク含浸体とを印刷対象体に押圧して穿孔
画像を印刷するスタンプ装置が実用化されている。この
種のスタンプ装置には、孔版原紙をインク含浸体の下面
に密着させてから穿孔画像を形成したものと、穿孔画像
が形成された孔版原紙をインク含浸体の下面に密着させ
たものがある。
【0003】例えば、特開平7−149034号公報に
記載のスタンプ装置においては、孔版原紙でインク含浸
体を覆って印面部を構成し、孔版原紙の外周部分をスタ
ンプ本体の側面に貼着し、スタンプ本体に下方からスカ
ート部材を外嵌合させ、そのスタンプ装置を特殊な加熱
穿孔装置に装着してサーマルヘッドにより孔版原紙の印
面部に穿孔画像を形成する。しかし、このスタンプ装置
の場合、孔版原紙に加熱穿孔する為に特殊な加熱穿孔装
置が必要になる。
【0004】一方、本願出願人は、テープ状の感熱紙に
印字して種々のラベルを作成するラベル作成用サーマル
プリンタを実用化したが、このサーマルプリンタで、テ
ープ状の孔版原紙に穿孔印字して穿孔画像を形成し、そ
の穿孔印字した孔版原紙をスタンプ装置に適用すること
もできる。例えば、特開平7−156360号公報に
は、スタンプ装置の印面部に適用する穿孔画像を形成可
能なテープ状の感熱性孔版原紙を収容したテープカセッ
トであって、穿孔画像形成の際にサーマルヘッドを有す
るサーマルプリンタに着脱自在に装着されるテープカセ
ットと、サーマルプリンタを用いて、テープカセットの
テープ状の孔版原紙に所望の穿孔画像を形成して、所定
の長さに分断した孔版原紙を適用したスタンプ装置が記
載されている。
【0005】前記スタンプ装置は、握り部を有する押圧
部材と、押圧部材の下面側に取付けられたインク含浸体
と、インク含浸体の外周側に設けられたホルダー部材
と、ホルダー部材の下端部に下方から外嵌可能な保持枠
とを有し、孔版原紙を介して保持枠をホルダー部材に外
嵌させることで、印面部をインク含浸体の表面に密着さ
せ、孔版原紙の外周部をホルダー部材と保持枠間に挟持
させて、所定長さの孔版原紙をホルダー部材に装着す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報のス
タンプ装置においては、孔版原紙は非常に薄く、しか
も、テープ状の孔版原紙を分断した状態で取扱うため、
孔版原紙をホルダー部材に装着する作業が難しいこと、
テープカセットの他に押圧部材やホルダー部材等のスタ
ンプ体が必要であり、製作コストが高価になること、孔
版原紙を介してホルダー部材に保持枠を外嵌させるだけ
では、孔版原紙に適正な張力を付与できないため、孔版
原紙をインク含浸体の表面に確実に密着させることが難
しいこと、等の問題がある。本発明の目的は、テープカ
セットの孔版原紙を分断せずに適用して、孔版原紙をス
カート部材に簡単に装着可能にすること、スタンプ装置
の製作コストを低減すること、孔版原紙をインク含浸体
の表面に確実に密着させること、等である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のスタンプ装置
は、ケースと、このケース内のテープスプールに巻回さ
れたテープ状の感熱性孔版原紙と、感熱性孔版原紙の先
端部分をケース外へ導出する導出口と、感熱性孔版原紙
に加熱穿孔印字を施す為に感熱性孔版原紙の先端側部分
を外部に露出させる開放部とを備えたテープカセット
と、前記テープカセットに着脱自在に装着されるスカー
ト部材であって、その外側面部に取付けられインクを含
浸させたインク含浸体と、テープカセットの導出口から
導出されインク含浸体の表面に密着して延びた感熱性孔
版原紙の先端部を固定する固定機構とを備えたスカート
部材とを備え、テープカセットをサーマルプリンタに装
着して感熱性孔版原紙の先端側部分にサーマルヘッドで
加熱穿孔印字後テープカセットをサーマルプリンタから
外し、テープカセットにスカート部材を装着してスタン
プとして使用するように構成したものである。尚、イン
ク含浸体と感熱性孔版原紙とを印刷対象体に押圧した
際、インク含浸体の側面からインクが染み出すのを防止
する為に、インク含浸体には、その側面部にコーティン
グ等を施したものを適用するのが望ましい。
【0008】先ず、サーマルプリンタを用いて、テープ
カセットの感熱性孔版原紙に所望の穿孔画像を形成した
後、テープカセットをサーマルプリンタから取外して、
テープカセットにスカート部材を装着する。次に、テー
プカセットの導出口から導出された感熱性孔版原紙を、
インク含浸体の表面に密着させた後、固定機構により孔
版原紙の先端部を固定して、スタンプとして使用できる
スタンプ装置が構成される。
【0009】請求項2のスタンプ装置は、請求項1の発
明において、前記固定機構は、スカート部材に形成され
た小径孔と、スカート部材に可撓ヒンジを介して一体形
成された固定片と、この固定片に突設され小径孔に係合
するピン部とを備えたものである。尚、可撓ヒンジと
は、スカート部材と一体形成された可撓性を有する薄肉
部をいう。ここで、感熱性孔版原紙を挟んでピン部を小
径孔に係合させると、固定片とスカート部材間に感熱性
孔版原紙の先端部を挟持させて確実に固定できる。
【0010】請求項3のスタンプ装置は、請求項2の発
明において、前記スカート部材に、スカート部材をテー
プカセットに装着した状態において、テープカセットの
テープスプールの回動を規制する回動規制部を設けたも
のである。即ち、スカート部材をテープカセットに装着
すると、回動規制部によりテープスプールの回動が規制
され、導出口から感熱性孔版原紙が引出されないので、
感熱性孔版原紙の先端部を引っ張って、感熱性孔版原紙
に適正な張力を付与しながら、感熱性孔版原紙をインク
含浸体の表面に確実に密着させることができる。
【0011】請求項4のスタンプ装置は、請求項1〜請
求項3の何れか1項の発明において、前記テープカセッ
トの導出口の付近に感熱性孔版原紙を切断する為のカッ
ター部を設けたものである。即ち、固定機構による感熱
性孔版原紙の先端部の固定を解除し、カッター部により
感熱性孔版原紙を導出口の付近で切断して、使用済みの
感熱性孔版原紙を簡単に取外すことができる。
【0012】請求項5のスタンプ装置は、ケースと、こ
のケース内のテープスプールに巻回されたテープ状の感
熱性孔版原紙と、感熱性孔版原紙に加熱穿孔印字を施す
為に感熱性孔版原紙の先端側部分を外部に露出させる開
放部と、開放部より下流側において感熱性孔版原紙に内
側から臨むようにケースに矩形切欠き状に形成された係
合切欠き部と、係合切欠き部よりも下流側からケース内
に導入した感熱性孔版原紙を巻き取る巻取りスプールと
を備えたテープカセットと、前記テープカセットに着脱
自在に装着されるスカート部材であって、前記テープカ
セットの係合切欠き部に係脱自在に係合する係合部と、
この係合部の外側面部に取付けられインクを含浸させた
インク含浸体とを備え、テープカセットへの装着時に、
インク含浸体が感熱性孔版原紙に接触しない状態で係合
部を係合切欠き部に係合させてから所定距離移動させて
インク含浸体を感熱性孔版原紙に密着させるように構成
したスカート部材とを備え、テープカセットをサーマル
プリンタに装着して感熱性孔版原紙の先端側部分にサー
マルヘッドで加熱穿孔印字後テープカセットをサーマル
プリンタから外し、テープカセットにスカート部材を装
着してスタンプとして使用するように構成したものであ
る。尚、下流側とは、テープスプールと巻取りスプール
間の感熱性孔版原紙が走行する部分において、テープス
プールに対して巻取りスプール側をいう。
【0013】先ず、サーマルプリンタを用いて、感熱性
孔版原紙に加熱穿孔印字し、感熱性孔版原紙の穿孔画像
が形成された部分を、係合切欠き部の位置に合わせて、
テープカセットをサーマルプリンタから取外す。次に、
インク含浸体が感熱性孔版原紙に接触しない状態で、テ
ープカセットの係合切欠き部をスカート部材の係合部に
係合させた後、スカート部材に対してテープカセットを
所定距離移動させると、インク含浸体に感熱性孔版原紙
が密着して、スタンプとして使用できるスタンプ装置が
構成される。
【0014】請求項6のスタンプ装置は、請求項5の発
明において、前記巻取りスプールの代わりに、係合切欠
き部よりも下流側のケース部分に形成され感熱性孔版原
紙の先端部を外部へ導出する導出口と、この導出口から
出た感熱性孔版原紙の先端部をケースに固定する固定機
構とを設けたものである。ここで、テープカセットの導
出口から導出された感熱性孔版原紙の先端部を、固定機
構により固定することで、このテープカセットを、前記
と同様にスカート部材に装着して、スタンプとして使用
できるスタンプ装置を構成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るス
タンプ装置は、テープカセットと、このテープカセット
に装着されるスカート部材とを有し、テープカセットに
は、テープ状の感熱性孔版原紙を収容し、サーマルプリ
ンタにセットして、前記感熱性孔版原紙に穿孔印字が施
されるように構成したものを適用する。
【0016】最初に、サーマルプリンタ1について説明
すると、サーマルプリンタ1は、印字媒体としてのテー
プに文字や記号やマーク等をサーマルヘッドで印字する
装置であり、一般には種々のテープ状ラベルを作製する
のに適用されるもので、既存のものと略同様のものであ
るので簡単に説明する。図1に示すように、サーマルプ
リンタ1には、本体ケース2と、文字や記号等を入力す
る文字キーと各種機能キー等を有するキーボード部3
と、入力された文字や記号等を表示可能な液晶表示部4
と、テープカセット11が着脱自在に装着されるカセッ
ト装着部5が設けられ、サーマルプリンタ1の制御装置
には、この装置を制御する種々の制御プログラム、かな
入力文字列を漢字に変換する漢字変換プログラム等が格
納されている。
【0017】図1は開閉カバー6を開放した状態を示
し、この開閉カバー6を閉じると、カセット装着部5
と、液晶表示部4の後側の部分が開閉カバー6で覆われ
る。カセット装着部5には、孔版原紙13を搬送させな
がら、その熱可塑性フィルム14を加熱溶融するサーマ
ルヘッド7とプラテンローラ8と、テープカセット11
をカセット装着部5に装着した際に、テープスプール1
8の係合孔19に挿入される支軸5aが設けられてい
る。テープカセット11をカセット装着部5に装着し、
孔版原紙13を介してサーマルヘッド7をプラテンロー
ラ8に圧接させた状態で、プラテンローラ8を回動する
と、孔版原紙13に穿孔画像が形成されながら、穿孔画
像が形成された孔版原紙13の先端側部分が、カセット
装着部5の左側に設けられた開口9から外部へ導出され
る。
【0018】次に、テープカセット11について説明す
る。図2、図3に示すように、テープカセット11はケ
ース12を有し、ケース12内には、テープスプール1
8と、テープスプール18に巻回されたテープ状の孔版
原紙13が収納されている。テープスプール18には、
ケース12の孔部17に臨み、複数の係合爪19aを有
する係合孔19が設けられている。
【0019】テープカセット11のケース12には、孔
版原紙13の先端部分をケース12外へ導出する導出口
20と、孔版原紙13に加熱穿孔印字を施す為に孔版原
紙13の先端側部分を外部に露出させる開放部21であ
って、テープカセット11をサーマルプリンタ1のカセ
ット装着部5に装着した際に、サーマルヘッド7が挿入
可能な開放部21が設けられている。図4に示すよう
に、ケース12の左側面の導出口20の後側には、孔版
原紙13を切断するカッター22が、孔版原紙13の幅
方向向きに設けられている。
【0020】ここで、図5に示すように、孔版原紙13
は、熱可塑性フィルム14と、多孔性支持体15と、熱
可塑性フィルム14と多孔性支持体15とを接着する接
着層16とでテープ状に構成され、テープカセット11
内の孔版原紙13は、熱可塑性フィルム14がサーマル
ヘッド7に接触するように、多孔性支持体15を外周側
へ向けてテープスプール18に巻回されている。
【0021】熱可塑性フィルム14は、厚さ1〜4μm
の熱可塑性合成樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共
重合体等)を材料としたフィルムで構成され、多孔性支
持体15は、厚さ5〜15μmの天然繊維(例えば、マ
ニラ麻、こうぞ、みつまた等)、又は、合成繊維(例え
ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルニトリル等)、又は、半合成繊維(例
えば、レーヨン等)を主原料とした多孔性薄葉紙で構成
されている。
【0022】次に、スタンプ装置10について説明す
る。図2に示すように、スタンプ装置10は、テープカ
セット11と、テープカセット11に着脱自在に装着さ
れるスカート部材25とで構成される。スカート部材2
5について説明すると、図2、図6、図7に示すよう
に、スカート部材25には、その前面部25aに取付け
られインクを含浸させたインク含浸体26と、テープカ
セット11の導出口20から導出されインク含浸体26
の表面に密着して延びた孔版原紙13の先端部を固定す
る固定機構27と、スカート部材25をテープカセット
11に装着した状態において、テープカセット11のテ
ープスプール18の回動を規制する回動規制機構31が
設けられている。
【0023】固定機構27について説明すると、図8に
示すように、固定機構27は、スカート部材25の右側
壁部25dに形成された小径孔28と、スカート部材2
5に可撓ヒンジ29aを介して一体形成された固定片2
9と、この固定片29に突設され小径孔28に係合する
ピン部30からなり、孔版原紙13の先端部を挟んで、
ピン部30を小径孔28に係合させることで、孔版原紙
13が壁部25dと固定片29との間に固定される。可
撓ヒンジ29aは、スカート部材25と一体形成された
可撓性を有する薄肉部に形成されている。
【0024】回動規制機構31について説明すると、図
6、図7示すように、回動規制機構31は、スカート部
材25の上下の両壁部25bから夫々後側へ延びる1対
の取付け部32と、各取付け部32から内側へ突設さ
れ、係合爪33aを有する回動規制部33とで構成さ
れ、スカート部材25をテープカセット11に装着する
と、回動規制部33がテープスプール18の係合孔19
に係合して、テープスプール18の回動が規制される。
【0025】次に、テープカセット11の孔版原紙13
に穿孔画像を形成した後、このテープカセット11にス
カート部材25を装着して、スタンプ装置を構成する作
用について説明する。先ず、サーマルプリンタ1におい
て、印刷対象の文字列のデータを入力して印面編成を行
い、その印刷対象文字列のミラー文字を穿孔印字する為
の印字データを制御装置内に格納する。次に、カセット
装着部5にテープカセット11を装着した後印字作動さ
せると、孔版原紙13がプラテンローラ8で送られつ
つ、サーマルヘッド7により孔版原紙13に穿孔印字が
実行される。孔版原紙13への穿孔印字が終了すると、
孔版原紙13の穿孔画像が形成された先端側部分は、テ
ープカセット11の導出口20から開口9を通って、外
部へ導出さた状態になる。
【0026】次に、テープカセット11をカセット装着
部5から取外し、図2に示すように、テープカセット1
1にスカート部材25を前側から装着していく。図9に
示すように、テープカセット11にスカート部材25を
装着すると、回動規制機構31により、テープカセット
11のテープスプール18の回動が規制され、導出口2
0から孔版原紙13を引出せない状態になる。
【0027】次に、孔版原紙13の先端部を引っ張っ
て、孔版原紙13に適正な張力を付与しつつ、孔版原紙
13をインク含浸体26の表面へ密着させ、その後、固
定機構27により、孔版原紙13の先端部を固定して、
図10に示すように、スタンプとして使用できるスタン
プ装置10が構成される。孔版原紙13を取外す場合に
は、固定機構27による孔版原紙13の先端部の固定を
解除し、スカート部材25を装着したまま、カッター2
2により導出口20の近傍で孔版原紙13を切断してか
ら取除けばよい。
【0028】つまり、このスタンプ装置10によれば、
テープカセット11にスカート部材25を装着してスタ
ンプとして使用するように構成したので、穿孔画像が形
成された孔版原紙13の先端側部分を、テープカセット
11から分断しなくてもよく、孔版原紙13の取扱いが
容易になり、孔版原紙13をスカート部材25へ簡単に
装着することができる。更に、スタンプ装置10を簡単
な構造で構成できるうえ、テープカセット11をスタン
プ装置10の一部として使用するように構成したので、
スタンプ装置10の製作コストを著しく低減することが
できる。
【0029】また、前記固定機構27は、スカート部材
25の壁部25bに形成された小径孔28と、スカート
部材25に可撓ヒンジ29aを介して一体形成された固
定片29と、この固定片29に突設され小径孔28に係
合するピン部30からなるので、固定機構27を簡単な
機構で構成することができる。また、スカート部材25
に、テープカセット12のテープスプール18の回動を
規制する回動規制機構30を設けたので、スカート部材
25をテープカセット12に装着すると、導出口20か
ら孔版原紙13を引出せなくなる。即ち、孔版原紙13
の先端部を引っ張って、孔版原紙13に適正な張力を付
与することができ、孔版原紙13をインク含浸体26の
表面に確実に密着させることができる。
【0030】次に、別実施形態のスタンプ装置について
説明する。図11〜図14に示すように、別実施形態の
スタンプ装置40は、テープ状の孔版原紙43が収納さ
れたテープカセット41と、テープカセット41に着脱
自在に装着されるスカート部材50とで構成される。テ
ープカセット41が装着されるサーマルプリンタ(図示
略)は、前記実施形態と略同様のサーマルプリンタに構
成されるが、テープカセット41の巻取りスプール45
を回動させる為の駆動軸が設けられている。
【0031】テープカセット41について説明すると、
図11に示すように、テープカセット41のケース42
内には、テープ状の孔版原紙43と、孔版原紙43を巻
回したテープスプール44と、孔版原紙43を巻き取る
巻取りスプール45とが収納されている。また、ケース
42には、孔版原紙43に加熱穿孔印字を施す為に孔版
原紙43を外部に露出させる開放部47と、孔版原紙4
3に内側から臨むように矩形切欠き状に形成された係合
切欠き部48が設けられている。
【0032】孔版原紙43は、前記実施形態の孔版原紙
13と同様の構造に構成されており、テープスプール4
4から延びる孔版原紙43は、開放部47に案内された
後、複数のガイド部とガイドローラにガイドされて、係
合切欠き部48に案内され、その後、巻取りスプール4
5へ案内されている。尚、テープカセット41をサーマ
ルプリンタに装着すると、図11の鎖線位置にサーマル
ヘッド7Aが位置するため、孔版原紙43は多孔性支持
体を外側へ向けてテープスプール44に巻回されてい
る。
【0033】次に、スカート部材50について説明する
と、図12〜図14に示すように、スカート部材50
は、テープカセット41の係合切欠き部48に係脱自在
に係合する係合部51と、テープカセット41を載置す
る載置部52と、載置部52から段上がり状に形成され
た位置決め部53とを有する。係合部51の外側面部に
は、インク含浸体55が取付けられ、置決め部53の内
側面部には、テープカセット41のケース42に形成さ
れた孔部42a(図11参照)に係合するピン部53a
が突設されている。
【0034】テープカセット41をスカート部材50へ
装着する方法について説明する。先ず、前記と同様に、
サーマルプリンタを用いて、テープカセット41の孔版
原紙43に、サーマルヘッド7Aで穿孔画像を形成する
が、孔版原紙43に穿孔印字した後、図12に示すよう
に、孔版原紙43の穿孔画像が形成された部分を係合切
欠き部48に合わせる。次に、テープカセット41を下
降させ、図13に示すように、インク含浸体55と孔版
原紙43とが接触しない状態で、スカート部材50の係
合部51を、テープカセット41の係合切欠き部48に
係合させて、テープカセット41を載置部52に載置す
る。
【0035】次に、テープカセット41をスカート部材
50の位置決め部53側(矢印方向)へ所定距離移動さ
せると、図14に示すように、係合部51が係合切欠き
部48から突出して、孔版原紙43にインク含浸体55
が密着するとともに、テープカセット41の孔部42a
に位置決め部53のピン53aが係合して、テープカセ
ット41のスカート部材50への装着が完了し、スタン
プとして使用できるスタンプ装置40が構成される。こ
のスタンプ装置40によれば、基本的に前記実施形態と
略同様の効果を得ることができるが、孔版原紙43を直
接取扱わなくてもよいので、孔版原紙43をインク含浸
体へ一層簡単に密着させることができる。
【0036】次に、前記別実施形態のテープカセット4
1を部分的に変更したテープカセット41A,41Bに
ついて説明する。但し、前記別実施例のテープカセット
41と同一のものには同一の符号を付し、その説明は省
略する。図15のテープカセット41Aは、その開放部
47において、テープカセット41Aの前面側から、サ
ーマルヘッド7Bで孔版原紙43Aに加熱穿孔印字する
サーマルプリンタ(図示略)に適用されるものであり、
テープカセット41Aに収納されている孔版原紙43A
は、熱可塑性フィルムを外側へ向けてテープスプール4
4Aに巻回されており、テープスプール44Aから延び
る孔版原紙43Aは、開放部47へ案内された後、前記
テープカセット41とは、逆側から係合切欠き部48へ
案内され、その後、巻取りスプール45Aへ案内されて
いる。
【0037】図16のテープカセット41Bは、別実施
形態のテープカセット41において、巻取りスプール4
5の代わりに、係合切欠き部48よりも下流側のケース
42部分に形成され、孔版原紙43Bの先端部を外部へ
導出する導出口60と、この導出口60から出た孔版原
紙43Bの先端部を、テープカセット41Bの前面左端
に固定する固定機構61を設けたものであり、固定機構
61は、前記実施形態の固定機構27と同様き構造に構
成される。尚、テープカセット41Bを装着サーマルプ
リンタ(図示略)には、孔版原紙43Bを導出口60か
ら外部へ導出する為のテープ搬送機構が設けられてい
る。このテープカセット41Bにおいては、前記別実施
形態のテープカセット41に比べると、テープカセット
の内部構造を簡単化できる。
【0038】次に、実施形態及び別実施形態の変更態様
につい説明する。 1〕実施形態のテープカセットにおいて、カッター22
の代わりに、導出口20の近傍のケース内に、孔版原紙
13と略面直交方向に移動自在のカーターを設け、ケー
ス外面にカーターを操作する操作部を設けてもよい。 2〕実施形態の固定機構27において、スカート部材2
5の壁部25dに複数の小径孔を形成し、固定片29に
突設され前記複数の小径孔に夫々係合するピン部を設け
てもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1のスタンプ装置のスタンプ装置
によれば、インク含浸体が取付けられたスカート部材を
テープカセットに装着してスタンプとして使用するよう
に構成したので、穿孔画像が形成された感熱性孔版原紙
をテープカセットから分断しなくてもよく、感熱性孔版
原紙の取扱いが容易になって、感熱性孔版原紙のスカー
ト部材への取付け作業を簡単に行うことができる。しか
も、テープカセットをスタンプ装置の一部分として使用
するように構成したので、スタンプ装置の製作コストを
低減できる。また、スカート部材に、感熱性孔版原紙の
先端部を固定する固定機構を設けたので、感熱性孔版原
紙をスカート部材に確実に固定できる。
【0040】請求項2のスタンプ装置によれば、請求項
1と同様の効果を奏するが、前記固定機構は、スカート
部材に形成された小径孔と、スカート部材に可撓ヒンジ
を介して一体形成された固定片と、この固定片に突設さ
れ小径孔に係合するピン部とを備えたものであるので、
固定機構を簡単な機構で構成することができる。
【0041】請求項3のスタンプ装置によれば、請求項
2と同様の効果を奏するが、前記スカート部材に、スカ
ート部材をテープカセットに装着した状態において、テ
ープカセットのテープスプールの回動を規制する回動規
制部を設けたので、スカート部材がテープカセットに装
着されると、回動規制部によりテープスプールの回動が
規制され、導出口から感熱性孔版原紙が導出しないた
め、感熱性孔版原紙に適正な張力を付与して、感熱性孔
版原紙をインク含浸体の表面にに確実に密着させること
ができる。
【0042】請求項4のスタンプ装置によれば、請求項
1〜請求項3の何れか1項の発明と同様の効果を奏する
が、前記テープカセットの導出口の付近に感熱性孔版原
紙を切断する為のカッター部を設けたので、感熱性孔版
原紙を導出口の付近で簡単に切断することができる。
【0043】請求項5のスタンプ装着によれば、基本的
に請求項1と同様の効果を奏するが、穿孔画像が形成さ
れた感熱性孔版原紙をテープカセットから分断せず、し
かも、感熱性孔版原紙を直接取扱わなくてもよく、感熱
性孔版原紙をインク含浸体へ非常に簡単・確実に密着さ
せることができる。
【0044】請求項6のスタンプ装置によれば、請求項
5と同様の効果を奏するが、前記巻取りスプールの代わ
りに、係合切欠き部よりも下流側のケース部分に形成さ
れ感熱性孔版原紙の先端部を外部へ導出する導出口と、
この導出口から出た感熱性孔版原紙の先端部をケースに
固定する固定機構とを設けたので、テープカセットの内
部構造を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る加熱穿孔装置の平面図
である。
【図2】テープカセットとスカート部材の斜視図であ
る。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】テープカセットの要部拡大斜視図である。
【図5】感熱性孔版原紙の拡大断面図である。
【図6】図2のVI−VI線断面図である。
【図7】図2のVII −VII 線断面図である。
【図8】スカート部材の要部拡大図である。
【図9】スカート部材をテープカセットに装着したスタ
ンプ装置の斜視図である。
【図10】スタンプ装置の斜視図である。
【図11】本発明の別実施形態に係るテープカセット内
部の平面図である。
【図12】テープカセットとスカート部材の斜視図であ
る。
【図13】係合部を係合切欠き部に係合させた状態を示
すスタンプ装置の斜視図である。
【図14】スタンプ装置の斜視図である。
【図15】別実施形態の変更例のテープカセット内部の
平面図である。
【図16】別実施形態の変更例のテープカセット内部の
平面図である。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ 10,40 スタンプ装置 11,41,41A,41B テープカセット 12,42 ケース 13,43,43A,43B 感熱性孔版原紙 18,44,44A,44B テープスプール 20,60 導出口 21,47 開放部 22 カッター 25,50 スカート部材 26,55 インク含浸体 27,61 固定機構 28 小径孔 29 固定片 29a 可撓ヒンジ 30 ピン部 31 回動規制機構 45 巻取りスプール 48 係合切欠き部 51 係合部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケース内のテープスプー
    ルに巻回されたテープ状の感熱性孔版原紙と、感熱性孔
    版原紙の先端部分をケース外へ導出する導出口と、感熱
    性孔版原紙に加熱穿孔印字を施す為に感熱性孔版原紙の
    先端側部分を外部に露出させる開放部とを備えたテープ
    カセットと、 前記テープカセットに着脱自在に装着されるスカート部
    材であって、その外側面部に取付けられインクを含浸さ
    せたインク含浸体と、テープカセットの導出口から導出
    されインク含浸体の表面に密着して延びた感熱性孔版原
    紙の先端部を固定する固定機構とを備えたスカート部材
    と、 を備え、テープカセットをサーマルプリンタに装着して
    感熱性孔版原紙の先端側部分にサーマルヘッドで加熱穿
    孔印字後テープカセットをサーマルプリンタから外し、
    テープカセットにスカート部材を装着してスタンプとし
    て使用するように構成したことを特徴とするスタンプ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記固定機構は、スカート部材に形成さ
    れた小径孔と、スカート部材に可撓ヒンジを介して一体
    形成された固定片と、この固定片に突設され小径孔に係
    合するピン部とを備えたこと特徴とする請求項1に記載
    のスタンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記スカート部材に、スカート部材をテ
    ープカセットに装着した状態において、テープカセット
    のテープスプールの回動を規制する回動規制部を設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載のスタンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記テープカセットの導出口の付近に感
    熱性孔版原紙を切断する為のカッター部を設けたことを
    特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のス
    タンプ装置。
  5. 【請求項5】 ケースと、このケース内のテープスプー
    ルに巻回されたテープ状の感熱性孔版原紙と、感熱性孔
    版原紙に加熱穿孔印字を施す為に感熱性孔版原紙の先端
    側部分を外部に露出させる開放部と、開放部より下流側
    において感熱性孔版原紙に内側から臨むようにケースに
    矩形切欠き状に形成された係合切欠き部と、係合切欠き
    部よりも下流側からケース内に導入した感熱性孔版原紙
    を巻き取る巻取りスプールとを備えたテープカセット
    と、 前記テープカセットに着脱自在に装着されるスカート部
    材であって、前記テープカセットの係合切欠き部に係脱
    自在に係合する係合部と、この係合部の外側面部に取付
    けられインクを含浸させたインク含浸体とを備え、テー
    プカセットへの装着時に、インク含浸体が感熱性孔版原
    紙に接触しない状態で係合部を係合切欠き部に係合させ
    てから所定距離移動させてインク含浸体を感熱性孔版原
    紙に密着させるように構成したスカート部材と、 を備え、テープカセットをサーマルプリンタに装着して
    感熱性孔版原紙の先端側部分にサーマルヘッドで加熱穿
    孔印字後テープカセットをサーマルプリンタから外し、
    テープカセットにスカート部材を装着してスタンプとし
    て使用するように構成したことを特徴とするスタンプ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記巻取りスプールの代わりに、係合切
    欠き部よりも下流側のケース部分に形成され感熱性孔版
    原紙の先端部を外部へ導出する導出口と、この導出口か
    ら出た感熱性孔版原紙の先端部をケースに固定する固定
    機構とを設けたことを特徴とする請求項5に記載のスタ
    ンプ装置。
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