JPH09109422A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09109422A
JPH09109422A JP7269687A JP26968795A JPH09109422A JP H09109422 A JPH09109422 A JP H09109422A JP 7269687 A JP7269687 A JP 7269687A JP 26968795 A JP26968795 A JP 26968795A JP H09109422 A JPH09109422 A JP H09109422A
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  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットの位置や色に応じて、各インクのドッ
トの発生確率を変えることで、色再現のよい画像にする
画像処理装置を提供する。 【手段】 切替え部28で、色成分で処理するすべく切
替えると、入力画像データ4の色を判定する色判定部3
0で、第1補正値記憶部54に記憶された補正値を出力
し、この補正値と誤差記憶部40に記憶された拡散の誤
差データに基づいて色変換部20で入力画像データ4を
補正画像データに変換すると共に、変換された補正画像
データを多値化部22で多値化し、印字ヘッド18に出
力する。色変換部20と多値化部22とのデータを誤差
算出部24に入力して次回の誤差データを演算して、誤
差記憶部40内のデータ値を変更する。青系統の入力画
像ではシアンとマゼンタのインクドットを同じ画素に重
ねて打ち込ことを極力回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやワーク
ステーションなどで加工、編集、作成されたカラー画像
を、紙などの記録媒体に印刷する、シアン、マゼンタ、
イエロー及び墨等のインクを有する画像出力装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを吐出させて記録紙などの
記録媒体に付着させることによって画像を再生するイン
クジェットプリンタのインク吐出機構部は、この機構部
の制御や製造の容易性や、再生画像の安定性という観点
から、インクの吐出を行なうか否かの2段階の動作しか
行なわないものが主流であった。尚、このようなインク
吐出機構のことを2値ヘッドと呼ぶことにする。
【0003】ところで、前記2値ヘッドのインクジェッ
トプリンタを用いて、写真画のように豊富な階調を有す
る画像データの再現画像を得ようとしても、この2値ヘ
ッドが有する2段階の階調だけでは満足できる画像を再
現することができない。そのため、疑似的な中間階調表
現方法の従来の技術として、組織的ディザ法や誤差拡散
法と呼ばれる、所定領域内(以下、階調処理単位領域と
呼ぶ)に配置されるインクドット数の増減で豊富な階調
を再現するという面積階調の手法が採られている。な
お、この場合のインクドットの粒径は同じである。
【0004】しかしながら、このような面積階調の方法
は、複数のインクドットの配置領域を遠くから眺めれば
階調が再現されているように見えるというものであり、
必然的に再現画像の解像度は低下してしまう。さらに、
インクジェット式の2値ヘッドは同一濃度のインクしか
記録媒体(記録紙)付着させることができないため、イ
ンクの濃度を変えることによって階調を再現するグラビ
ア印刷のような重厚な画像を再現することができず、色
調例えば色の再現範囲(色域)は小さくなってしまう。
【0005】このような問題点を解決するために、図6
に示すようにインクの吐出量を多段階に変化させること
ができるインク吐出機構が考えられている。すなわち、
インクを吐出する、吐出しないの他に、僅かに吐出す
る、少し吐出する、多めに吐出するというような制御が
行えるものである。なお、このようなインク吐出機構の
ことを多値ヘッド100と呼ぶことにする。このよう
に、インクの吐出量を変えて吐出するインクの粒径Iを
可変とすれば、前述のグラビア印刷のような濃度階調を
行なうことができるということである。
【0006】また、多値ヘッド100が持つ再現可能な
階調数は、写真画が持つ階調数と遜色ないレベルである
ことが望ましいが、写真画がもつ階調数に至らない場合
でも、面積階調を併用することで、写真画に近似する階
調再現特性を示すことはできる。この場合、多少の解像
度の低下はあるが、2値ヘッドに比べ階調処理単位領域
を小さくすることができるので、解像度の低下を防止す
る効果がある。
【0007】例えば、図6及び図7(a)のような4段
階の階調(ドットなし:N=0%、小ドット:D2=25
%、中ドット:D1=50%、大ドット:Do=100 %、
1つのドット領域の面積に対するインクドットの面積の
比率で示す) を有する多値ヘッド100により制御する
場合、図7(b)に示すような階調処理単位領域(4×
4ドット)に対する相対的階調濃度は、 4ドット×4ドット×(4−1)段階+1段階=49段階 の階調を再現することができる。2値ヘッドで同様な階
調数を再現しようとすれば、階調処理単位領域はおおよ
そ7×7ドットも必要となり、階調処理単位領域が広く
なるので、再現画像の解像度が多値ヘッド100の場合
よりも悪化すると判断できる。このように、ごく僅かな
階調数でもインク吐出機構を多値化をすることによっ
て、再現画像の画質を改善することができる。
【0008】また、階調再現性と解像度を両立させるこ
とのできる誤差拡散法にも、多値ヘッドを用いることで
その性能を向上させることが可能となる。ところで、前
述のようなごく僅かな階調を有する多値ヘッド100に
より、面積階調を併用して様々な色を再現する場合、留
意しておくべきことがある。例えば、図9に示す減法混
色で理解できるように、シアン(C)とマゼンタ(M)
のインクを混色して青色を再現する場合、図8(a)に
示すように同じ位置にシアン(C)とマゼンタ(M)の
両インクドットを配置する(記録紙の表面の同じ位置に
重ねて両色のインクを載せる)方法と、図8(b)に示
すように、近接して隣合う位置にシアン(C)インクド
ットとマゼンタ(M)のインクドットとを配置し、遠方
より眺めることで青色に見せるという方法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(a)に示すように、両色のインクドットが重なってい
る場合には、光がシアン(C)とマゼンタ(M)の両イ
ンクを通過したのち記録紙Pで反射した光が混合して人
間の目に入り、知覚されるのに対して、図8(b)はシ
アン(C)のインクドットとマゼンタ(M)のインクド
ットそれぞれの箇所を単独で通過した後、記録紙Pで反
射した反射光が人間の目に入り、混合した色として知覚
している。そのため、図8(a)及び図8(b)の反射
光の成分は、表面反射や光学的なドットゲイン等の影響
により、全く異なってしまうので、図8(a)と図8
(b)との色は、同じ色としては知覚されにくい。
【0010】この両者のドットの配置方法は、インクの
種類や塗布するインク量によってそれぞれ短所と長所を
有しているが、図8(b)の場合には青色方向の色の再
現性(彩度)が際立って良好になることから、このよう
な配置方法の方が好ましい色と認識される場合が多い。
そして、多値ヘッドを用いて色を再現する場合であって
も、誤差拡散を始めとする面積階調を併用する限り、つ
まり、複数の色のインクドットを、階調処理単位領域中
に分散させて配置するか、重ねて配置するかにより、再
現される色合いが変化してしまうという現象が付きまと
うのである。
【0011】すなわち、図7に示すようなインク濃度を
100%、50%、25%、0%の4段階に変化し得る
多値ヘッドにて、面積階調を併用して25%の濃度を再
現しようとすると、図10に示すように、少なくとも3
つのドット配置方法が考えられる。すなわち、4×4ド
ットの階調処理単位領域において、図10(a)に示す
ように1つの画素PEに対して濃度100%のドットD
oを25%の面積率で配置する(つまり、4×4個の画
素PEに対して4つのドットDoを分散して配置する)
方法と、図10(b)の様に濃度50%のドットD1を
50%の面積率で配置する(つまり、4×4個の画素P
Eに対して8つのドットD1を分散して配置する)方法
と、図10(c)に示すように濃度25%のドットD2
を100%の面積率で配置する(つまり、4×4個の画
素PEに対して16個のドットD2を分散して配置す
る)方法とがある。
【0012】この時、シアン(C)のインクドットとマ
ゼンタ(M)のインクドットを共に25%の濃度で再現
しようとして、前述の図10(c)の様なドット配置方
法を採用すると、両インクのドットが同一位置に形成さ
れるので、図8(a)の様な形態となり、青色などの色
の再現が劣化するという問題点があった。なお、階調が
高いとき(高い濃度のとき)には、複数の色のインクが
同一箇所に重なる部分が多くなり、このような問題点が
顕著になるし、誤差拡散を用いる場合でも同様である。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、各色のドットの配置を、そのド
ットの位置あるいは出力する色の種類に応じて、各ドッ
トの発生確率を調整してドット配置位置を制御すること
により、色再現の良好な画像出力装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の画像処理装置は、色成分毎の信号から
なる入力画像データを多値の画像データに量子化する多
値化手段を備えるものであって、入力画像データにおけ
る色成分毎の補正値を算出する補正値算出手段と、補正
値算出手段で算出される色成分毎の補正値に基づいて入
力画像データを変換する色変換手段とを備え、多値化手
段は、色変換手段で変換される画像データを多値の画像
データに量子化するものである。
【0015】ここで、量子化とは、変数のとる範囲を重
複しないが、必ずしも等間隔でなくても良い有限個の区
間に分けて、その各区間をその区間内のある割当られた
値を使って指定することをいう。また、請求項2記載の
画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置におい
て、補正値算出手段として入力画像データの色彩情報を
識別する色彩識別手段と、色彩識別手段での識別結果に
基づいて色成分毎の補正値を出力する補正値出力手段と
を備えたものである。
【0016】さらに、請求項3記載の画像処理装置は、
請求項2記載の画像処理装置において、入力画像データ
は、RGBあるいはCMYKで表示される複数の色成分
からなり、色彩識別手段は、入力画像データの複数の色
成分のうち、最大値を示す色成分を識別するものであ
る。そして、請求項4記載の画像処理装置は、請求項1
記載の画像処理装置において、補正値算出手段として入
力画像データの位置情報を識別する位置識別手段と、位
置識別手段での識別結果に基づいて色成分毎の補正値を
出力する補正値出力手段とを備えるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を具体化し
たインクジェット式のプリンタ1の機能ブロック図であ
り、プリンタ1はパソコン等の外部装置2より入力画像
データ4を受け取り、所定の処理を施した画像を印刷出
力するものである。プリンタ1内部には、CPU10
と、画像処理プログラム等の制御プログラムを格納した
読み出し専用メモリ(ROM)11と、随時読み書き可
能なRAM12と、不揮発性RAM14と、キーボード
16と、印字ヘッド18とが備えられている。
【0018】CPU10内部には、本発明の色変換手段
としての色変換部20と、多値化手段としての多値化部
22と、誤差算出部24と、算出特性修正手段及び切替
え特性修正手段としての修正部26と、切替え手段とし
ての切替え部28と、本発明の色彩識別手段及び補正値
出力手段としての色判定部30と、本発明の位置識別手
段及び補正値出力手段としての位置判定部32とが配置
されている。
【0019】また、本発明の補正値算出手段は、切替え
部28と位置判定部32とから構成される。RAM12
内部には、誤差記憶部40が配置されている。不揮発性
RAM14内部には算出特性記憶手段としての補正値記
憶部50と、切替え特性記憶手段としての切替え値記憶
部52とが配置され、補正値記憶部50内部には、第1
補正値記憶部54と第2補正値記憶部56が配置されて
いる。
【0020】色変換部20は、外部装置2からの入力画
像データ4と、誤差記憶部40に記憶される誤差拡散法
等に用いられるデータと、色判定部30及び位置判定部
32から出力される色に関する選択か、位置に関する選
択かについてのデータ(補正データ)を受け取り、多値
化部22と誤差算出部24とにデータを出力するように
構成されている。多値化部22は、色変換部20が出力
するデータを受け取り、誤差算出部24及び印字ヘッド
18にデータを出力するように構成されている。
【0021】誤差算出部24は、色変換部20と多値化
部22とが出力するデータを受け取り、誤差記憶部40
に記憶されるデータを書き換えるように構成されてい
る。切替え部28は、入力画像データ4と切替え値記憶
部52のデータとを読み込み、色判定部30及び位置判
定部32にデータを出力するように構成されている。色
判定部30は、切替え部28から出力されるデータと第
1補正値記憶部54のデータとを読み込み、色変換部2
0にデータを出力するように構成されている。位置判定
部32は、切替え部28から出力されるデータと第2補
正値記憶部56のデータ(後述するcmy値)とを読み
込み、色変換部20にデータを出力するように構成され
ている。修正部26は、キーボード16から入力される
データを受け取り、切替え値記憶部52、第1補正値記
憶部54、第2補正値記憶部56のそれぞれのデータを
書き換えるように構成されている。
【0022】続いて、このように構成されたインクジェ
ット式のプリンタ1の画像処理の動作について図2及び
図3のフローチャートを参照しながら説明する。パソコ
ン等の外部装置2から入力画像データ4が読込まれる
と、切替え部28は切替え値記憶部52のデータを読み
取り、切替え値の識別を行なう(S1)。ユーザーが色
に関して処理したい場合には、キーボード16の所定の
キーを押下することにより、修正部26を介して切替え
値記憶部52の切替え値を設定記憶させ、その値を選択
する。ここで、色判定部30が選択されている場合には
(S1:yes )、色判定部30で後述する手順にしたが
って補正値の算出を行ない、色変換部20で色判定部3
0が出力する補正値を画像データ4に加算する(S
2)。さらに、色変換部20は誤差記憶部40に記憶さ
れる誤差データ(誤差拡散法を採用する場合には誤差拡
散データと称する)を呼び出し、これを加算する(S
3)。なお、色変換部20から出力するデータを補正画
像データと呼ぶ。
【0023】次に、この補正画像データを多値化部22
で多値化データに変換する(S4)。誤差算出部24で
補正画像データと多値化データとの誤差を算出する(S
5)。誤差算出部24により算出された誤差データに応
じて誤差記憶部40のデータを書き換え(S6)、次回
の色変換部20における誤差データの加算に供すること
になる。
【0024】次いで、多値化データを印字ヘッド18に
出力し(S7)、入力画像データ4が終了しているか否
かを判別し(S8)、最後の入力画像データ4に対する
処理が終了するまでS1からS7までの処理を繰り返
し、最後の入力画像データ4に対する処理が終了すれば
(S8:yes )、処理を終了する。S1で位置判定部3
2が選択されているときは、位置判定部32で補正値の
算出を行ない、色変換部20で位置判定部32が出力す
る補正値を画像データ4に加算し(S9)、S3以降の
処理に移る。入力画像データ4が終了していれば(S
8:yes )、処理を終了する。
【0025】続いて、色判定部30における前記S2の
詳細な動作について図3のサブルーチンフローチャート
を参照して説明する。色判定部30での色彩に関する処
理が選択されると、入力画像データ4が色判定部30に
転送される(S10)。色判定部30は入力画像データ
4のR(赤)G(緑)B(青)3成分のうち、最大値を
示す成分がB成分であるか否かを判定する(S11)。
出力画像にて青系統の色を鮮明にしたいときは、B成分
が最大値であるか否かで、以後の処理を実行すると良
い。
【0026】B成分が最大値でないときは(S11:n
o)、色判定部30は、補正値であるc=0%、m=0
%、y=0%を出力して(S12)、処理を終了して図
2のS3に移行する。B成分が最大値であるときは(S
11:yes )、色判定部30は第1補正値記憶部54に
記憶されるフラグFの値を読み取り、フラグFの値が1
であるか否かを判定する(S13)。フラグF=1であ
るときは(S13:yes )、補正値としてc=50%、
m=−50%、y=0%を出力し(S14)、第1補正
値記憶部54に記憶されるフラグFを0に書き換える
(S15)。
【0027】一方、フラグF=0のときは(S13:n
o)、色判定部30は補正値としてc=−50%、m=
50%、y=0%を出力し(S16)、第1補正値記憶
部54に記憶されるフラグを1に書き換える(S1
7)。なお、ステップS11が色彩識別手段の処理に該
当し、ステップS12、S14及びS16が補正値出力
手段の処理に該当する。なお、これらの補正値は第1補
正値記憶部54に予め記憶された値である。
【0028】また、S12、S14及びS16で出力さ
れる補正値は、上述の例に限定されるものではなく、第
1補正値記憶部54に記憶される補正値を、修正部26
を介して任意に設定して変更することができる。即ち、
出力される補正値としてのcmy値を第1補正値記憶部
54の領域に記憶しておき、フラグFの値に応じて出力
するcmy値の符号を切替えるようにして有ってもよい
し、cmy値の値を修正できるように設定されていても
よい。
【0029】次に、図2のS2及びS3の処理について
さらに詳細に説明する。色変換部20は、入力画像デー
タ4のR,G,Bのデータと、色判定部30が出力する
補正値c,m,yと、誤差記憶部40に記憶される誤差
データc1、m1、y1とを受け取り、以下に示す
(1)〜(6)式に基づいて補正画像データC,M,Y
を算出する。
【0030】 C1=(100 −R)+c ‥‥(1) M1=(100 −G)+m ‥‥(2) Y1=(100 −B)+y ‥‥(3) C= C1+c1 ‥‥(4) M= M1+m1 ‥‥(5) Y= Y1+y1 ‥‥(6) なお、前記各式において、C1,M1,Y1は図2のS
2で算出される値であり、c,m,yは補正値であり、
C,M,Yは補正画像データであり、c1,m1,y1
は誤差データであって、100 は100 %を示し、(1)〜
(6)式の各記号もそれぞれ%で示す値である。
【0031】続いて、ドットの形成について具体的に説
明を行なう。各色の印字ヘッドがインク濃度100 %、50
%、25%、0%の4段階の切替えが可能であるとし、R
=G=75%、B=100 %の均一なデータが入力画像デー
タ4として入力され、色判定部30が選択されている場
合について説明する。なお、フラグFの初期状態は1と
し、誤差記憶部40に記憶される誤差データc1、m
1、y1の初期値はそれぞれ0とする。
【0032】まず、シアンについて説明する。処理すべ
き最初の画像データ(すなわち第一の画素)について説
明する。前述のように、B=100 %がRGBの内で最大
値を示し、かつフラグF=1であるので、色判定部30
が出力する補正値cは50%である。色変換部20は
(1)式にしたがって値C1を演算すると、C1=(10
0 −R)+c=100 −75+50=75%となる。そして、
(4)式にC1及びc1の値を代入して、補正画像デー
タのC成分を算出する。この場合、補正画像データC=
75+0=75%となる。
【0033】続いて、多値化部22で多値化する。な
お、多値化データCo ,Mo ,Yo における閾値は100
%、50%、25%、であり、次のように設定している。即
ち、補正画像データであるC成分、M成分、Y成分の各
値が、それぞれ、 (C,M,Y)≧100 %のとき、多値化データ( Co ,
Mo ,Yo)=100 % 100%>(C,M,Y)≧50%のとき、多値化データ(
Co ,Mo ,Yo)=50% 50%>(C,M,Y)≧25%のとき、多値化データ( C
o ,Mo ,Yo)=25% 25%>(C,M,Y)のとき、多値化データ( Co ,M
o ,Yo)=0% とする。
【0034】従って、C=75%の補正画像データは、印
字ヘッド18が再現できる4段階の濃度のうちの50%を
上回る値であり、100 %を下回る値であるので、多値化
部22では、多値化データとしてCo =50%が選択され
るのである。同様にマゼンタは色判定部30が出力する
補正値m=−50%であるので、(2)式からM1=−
25%であり、この演算結果のM1と前記初期値の誤差デ
ータm1=0%とを(5)式に代入して、補正画像デー
タM=−25%となる。これは4段階の濃度の最低値であ
る0%を下回るため、多値化データはMo =0%とな
る。
【0035】イエローは同様の処理で、補正画像データ
Y=0%となり、多値化データYo=0%となる。ここ
で誤差算出部24は、前記補正画像データと多値化デー
タの誤差を算出し、誤差記憶部40に記憶させて次回の
誤差データとして採用するのである。 すなわち、次回
の誤差データとしてc1=C(75 %) −Co(50%) =+
25% m1=M( −25%) −Mo(0%) =−25%、 y1=Y(0%) −Yo(0%) =0%が記憶される。
【0036】なお、上記動作中に第1補正値記憶部54
に記憶されるフラグは0がセットされる(図3のS15
参照)。続いて、第二の画素(つまり前記第1の画素に
隣接する画素)について説明する。R=G=75%、B=
100 %の均一なデータが入力画像データ4として入力さ
れ(図3のS10)、このB=100 %はRGBのなかで
最大値を示し(S11:yes )、かつフラグF=0であ
るので(S13:no)、色判定部30が出力する補正値
c=−50%、m=50%、y=0%に設定されているので
(S16)、色変換部20は(1)式にしたがってC1
=−25%を求める。
【0037】次いで、この値C1と、前記の算出して記
憶された誤差データc1=+25%とから、(4)式よ
り、補正画像データのC成分を算出する。この場合、C
=0%となる。続いて、多値化部22で多値化する。C
=0%の補正画像データは、25%未満なので、多値化部
22では、多値化データとしてCo =0%が選択され
る。
【0038】同様にマゼンタは色判定部30が出力する
補正値m=50%であるので、補正画像データM=50%と
なり、多値化データはMo =50%となる。イエローも同
様の処理で、補正データY=0%であり、多値化データ
はY=0%となる。このとき、次回の誤差データc1=
m1=y1=0%となる。なお、上記動作中に第1補正
値記憶部54に記憶されるフラグFは1にセットされ、
以下同様な動作が繰り返される。このような動作を行な
うと、図4(a)に示すごとく、濃度50%のシアン
(C)とマゼンタ(M)のインクドットが隣接する画素
に交互に打ち込まれ、同一画素位置に異なる色のドット
が極力重ならないようにすることができるから、ブルー
(青)系統のカラーの再現画像を鮮明にすることができ
るのである。
【0039】次に、入力画像データ4として、R(赤)
=100%、G(緑)=B(青)=75%の色データが
入力される場合について説明する。この場合は、RGB
3成分のうちのB成分は最大値を示さないので(図3の
S11:no)、色判定部30から出力される補正値はc
=m=y=0%である(S12)。なお、誤差データ初
期値はc1=m1=y1=0%である。
【0040】これらの値を(1)〜(3)式に代入する
と、C1=0%、M1=25%、Y1=25%となり、
(4)〜(6)式より、補正画像データはC=0%、M
=Y=25%となる。これらの値は印字ヘッドが再現で
きる4段階の濃度に合致するので、多値化データはC=
0%、M=Y=25%となり、誤差データはc1=m1
=y1=0%のままとなる。この動作により印字される
ドットは図4(b)に示すように、同一の画素の部分
に、濃度25%のマゼンタ(M)及びイエロー(Y)の
インクドットが重なって打ち込まれることになる。
【0041】このような構成及び動作を行なうことで、
以下の様な効果を期待することができる。即ち、同一画
素位置に異なる色のドットを配置すると色再現が劣化し
てしまう色(例えばブルー系)に対しては、図4(a)
の様に隣り合う位置にドットを形成することができるの
で、良好な混合色を再現することができる。さらに、同
一の画素位置に異なる色のドットを配置しても色の再現
が劣化しない色に対しては、図4(b)に示すように同
一の画素位置にドットを形成できるので良好な解像度の
画像を提供することができるのである。
【0042】なお、色の識別は、S11の処理方法に限
定されるものではなく、上記実施形態では、RGBの色
成分のうちの最大値を識別する方法であったが、最小値
を識別するようにしてもよいし、最大値と最小値の差を
識別するものであってもよい。さらに、RGBから色
相、彩度、明度の成分を抽出して、この3つの属性を識
別値としても、本発明を適用させることができる。
【0043】また、入力画像データ4の色に応じて処理
を切替える処理に代えて、たとえば、入力画像データ4
の位置に応じて、処理方向に沿う偶数画素の位置では、
第2補正値記憶部56に記憶された補正値としてc=5
0%、m=−50%、y=0%を出力し、奇数画素の位
置では、c=ー50%、m=50%、y=0%を出力す
るものであってもよい。この場合には、位置判定部32
にて図2のS9の出力加算値を求める処理を実行すれば
良い。
【0044】このような方法にすると、入力画像データ
4の色を識別する処理を省くことができるので、高速に
処理を行ないながら、色再現の悪化する領域を減少させ
ることができる。上記入力画像データ4における位置を
識別し、所定の補正値を出力する機構が、図1の位置判
定部32に該当する。次に、図1と図5を参照しなが
ら、修正部26の動作について説明するキーボード16
により修正モードが設定されると、修正部26は修正値
の入力を行なう項目を問う(S20)。これら修正され
るべき項目は、色彩による判定か位置による判定かの切
替えと、第1補正値及び第2補正値のそれぞれの変更修
正である。S20にてキーボード16から切替値記憶部
52の修正が指示されると、修正部26は切替え値の入
力を待ち、ユーザはキーボード16を介して切替え値の
入力を行なう(S21)。そして、修正部26はこの入
力値に基づいて、色判定か位置判定かのいずれかに設定
すべく切替値記憶部52の書換えを行なう(S22)。
そして、修正モードを終了するか否かを問い(S2
3)、終了するならば(S23:yes )、処理を終え
る。S23で修正モードを継続する場合は(S23:n
o)、前記S20の処理に戻る。
【0045】S20で第1補正値記憶部54の修正が指
示された場合は、修正部26は補正値の入力を待ち、ユ
ーザはキーボード16を介して補正値を入力する(S2
4)。そして、修正部26はこの補正値に基づいて、第
1補正値記憶部54の書換えを行なう(S25)。ま
た、S20で第2補正値記憶部56の修正が指示された
場合は、修正部26は補正値の入力を待ち、ユーザはキ
ーボード16を介して補正値の入力を行なう(S2
6)。そして、修正部26はこの補正値に基づいて、第
2補正値記憶部56の書換えを行なう(S27)。
【0046】このような動作を行なうと、ユーザの所望
の色変換に修正することができるので、ユーザ個々の好
みに応じた画像を出力することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように請求
項1に記載の画像処理装置によれば、補正値算出手段は
入力画像データに基づいて色成分毎の補正値を算出す
る。色変換手段が、補正値算出手段で算出される色成分
毎の補正値に基づいて、入力画像データを変換し、多値
化手段が、色変換手段で変換された画像データを多値の
画像データに量子化する。
【0048】従って、複数の色成分を重ねて混色すると
好ましくない場合に、色変換手段で前記補正値に基づい
た入力画像データの変換を行なうので、各色のドットの
配置を、そのドットの位置あるいは出力する色の種類に
応じて、各ドットの発生確率を調整することができて、
出力画像の各色成分を分散化でき、好ましい画像にする
ことができるという効果を奏する。
【0049】また、請求項2記載の画像処理装置によれ
ば、請求項1記載の画像処理装置において、色彩識別手
段が入力画像データの色彩情報を識別し、補正値出力手
段が、色彩識別手段の識別結果に基づいて色成分毎の補
正値を出力するので、色彩の種別に応じた補正ができ、
これにより色再現性を向上させることができる。さら
に、請求項3記載の画像処理装置によれば、請求項2記
載の画像処理装置において、入力画像データが、RGB
あるいはCMYKで表示される複数の色成分にて構成さ
れ、色彩識別手段は、入力画像データの複数の色成分の
データ値のうち、最大値を示す色成分を識別するから、
高速に処理を行ないながら色彩に応じた補正を行なうこ
とができる。
【0050】そして、請求項4記載の画像処理装置にお
いては、請求項1記載の画像処理装置において、位置識
別手段が、入力画像データの位置情報を識別する。補正
値出力手段が、位置識別手段での識別結果に基づいて色
成分毎の補正値を出力するものであるので、色成分のデ
ータ値よりも処理数が少なくて済み、高速に処理を行な
いながら、色再現の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の処理動作を説明するメイン
フローチャートである。
【図3】色判定部の処理動作を説明するサブルーチンフ
ローチャート図である。
【図4】(a)はブルー系統の入力画像データを処理し
た結果の二色の色成分のインクドットを隣接する画素に
別々に配置した場合を示し、(b)は赤系統の入力画像
データを処理した結果、同一の画素に二色の色成分のイ
ンクドットを重ねた場合を示す説明図である。
【図5】修正モードの動作を説明するフローチャート図
である。
【図6】多値ヘッドの特性を説明する図である。
【図7】(a)は多値ヘッドにおける濃度差をインクド
ットの面積比率で示す説明図、(b)は4×4ドットの
階調処理単位領域にインクドットを配分した状態の説明
図である。
【図8】減法混色法の説明図である。
【図9】(a)は同一の画素に二色の色成分のインクド
ットを重ねた場合の反射光を示し、(b)は二色の色成
分のインクドットを隣接する画素に別々に配置した場合
を示す説明図である。
【図10】(a)は多値ヘッドによる濃度100%のイ
ンクドットを4×4ドットの階調処理単位領域に配分し
て面積階調を25%に設定する図、(b)は濃度50%
のインクドットを4×4ドットの階調処理単位領域に配
分して面積階調を25%に設定する図、(c)は濃度2
5%のインクドットを4×4ドットの階調処理単位領域
に配分して面積階調を25%に設定する図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 外部装置 4 入力画像データ 10 CPU 11 ROM 12 RAM 14 不揮発性RAM 18 印字ヘッド 20 色変換部 22 多値化部 26 修正部 28 切替え部 30 色判定部 32 位置判定部 50 補正値記憶部 52 切替え値記憶部 54 第1補正値記憶部 56 第2補正値記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z // G06T 1/00 G06F 15/66 310

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色成分毎の信号からなる入力画像データ
    を多値の画像データに量子化する多値化手段を備えた画
    像処理装置において、 前記入力画像データにおける色成分毎の補正値を算出す
    る補正値算出手段と、 前記補正値算出手段で算出される色成分毎の補正値に基
    づいて入力画像データを変換する色変換手段とを備え、 前記多値化手段は、前記色変換手段で変換される画像デ
    ータを多値の画像データに量子化することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記補正値算出手段は、前記入力画像デ
    ータの色彩情報を識別する色彩識別手段と、 前記色彩識別手段での識別結果に基づいて色成分毎の補
    正値を出力する補正値出力手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力画像データは、RGBあるいは
    CMYKで表示される複数の色成分からなり、 前記色彩識別手段は、前記入力画像データの複数の色成
    分のデータ値うち、最大値を示す色成分を識別するもの
    であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正値算出手段は、前記入力画像デ
    ータの位置情報を識別する位置識別手段と、 前記位置識別手段での識別結果に基づいて色成分毎の補
    正値を出力する補正値出力手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
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