JPH09109160A - 曲りゴムホース用マンドレル - Google Patents
曲りゴムホース用マンドレルInfo
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- JPH09109160A JPH09109160A JP29368295A JP29368295A JPH09109160A JP H09109160 A JPH09109160 A JP H09109160A JP 29368295 A JP29368295 A JP 29368295A JP 29368295 A JP29368295 A JP 29368295A JP H09109160 A JPH09109160 A JP H09109160A
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- mandrel
- rubber hose
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マンドレル外径がゴムホース内径と同じであ
り一体に形成されていたために、ゴムホースの挿入性、
引き抜き性が悪く、離型剤使用によって作業環境の悪化
し、また、形状変更に容易に対応できないという問題が
あった。 【解決手段】 外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一
定の間隔を有し同心に固着してなるキャップ部と、曲り
ゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両側
端部にそれぞれ固定側端部と差込側端部とを連設してな
るマンドレル本体とからなり、前記マンドレル本体の固
定側端部においては、前記キャップ部の内筒に固定側端
部を嵌入し、前記底板の外面から固定側端部の端面にボ
ルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンドレル本体
の差込側端部においては、差込側端部をキャップ部の内
筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴とする。
り一体に形成されていたために、ゴムホースの挿入性、
引き抜き性が悪く、離型剤使用によって作業環境の悪化
し、また、形状変更に容易に対応できないという問題が
あった。 【解決手段】 外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一
定の間隔を有し同心に固着してなるキャップ部と、曲り
ゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両側
端部にそれぞれ固定側端部と差込側端部とを連設してな
るマンドレル本体とからなり、前記マンドレル本体の固
定側端部においては、前記キャップ部の内筒に固定側端
部を嵌入し、前記底板の外面から固定側端部の端面にボ
ルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンドレル本体
の差込側端部においては、差込側端部をキャップ部の内
筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、曲りゴムホース
の加硫治具であって、加硫成形の際に未加硫ゴムホース
を挿着し、加硫装置内にセットして使用する曲りゴムホ
ース用マンドレルに関する。
の加硫治具であって、加硫成形の際に未加硫ゴムホース
を挿着し、加硫装置内にセットして使用する曲りゴムホ
ース用マンドレルに関する。
【０００２】
【従来の技術】曲りゴムホースは部品間の連結具として
使用されるものであり、曲りゴムホースの端部に部品か
ら突設したパイプを差し込み、クリップで緊締すること
によって部品に連結される。そして、曲りゴムホース
は、未加硫ゴムホースに曲りゴムホースの形状に合わせ
て形成した曲り鉄芯であるマンドレルを挿入し、これを
加硫缶等の加硫装置内にセットして加硫成形することに
よって製造されている。このような曲がりホースには内
径全体が同じ大きさである場合と、中央部よりも両端部
の内径を大きく形成する場合とがある。そして、マンド
レルは、曲りゴムホースの形状とともに、ホースの内
径、特に両端部の内径を規制するために使用される。マ
ンドレルには、曲りゴムホースの長さと端部の外径寸法
を規制するために、マンドレルと同心であってゴムホー
ス端部を挿入する略円筒状のキャップが取り付けられて
いる。
使用されるものであり、曲りゴムホースの端部に部品か
ら突設したパイプを差し込み、クリップで緊締すること
によって部品に連結される。そして、曲りゴムホース
は、未加硫ゴムホースに曲りゴムホースの形状に合わせ
て形成した曲り鉄芯であるマンドレルを挿入し、これを
加硫缶等の加硫装置内にセットして加硫成形することに
よって製造されている。このような曲がりホースには内
径全体が同じ大きさである場合と、中央部よりも両端部
の内径を大きく形成する場合とがある。そして、マンド
レルは、曲りゴムホースの形状とともに、ホースの内
径、特に両端部の内径を規制するために使用される。マ
ンドレルには、曲りゴムホースの長さと端部の外径寸法
を規制するために、マンドレルと同心であってゴムホー
ス端部を挿入する略円筒状のキャップが取り付けられて
いる。
【０００３】このような曲りゴムホースのマンドレルと
しては、当然曲りゴムホースの形状に合わせて成形され
る。例えば、内径全体が同一である場合には、図５に示
すように全体の外径寸法を曲がりホースの内径とほぼ同
一に形成したマンドレル１が使用され、両端部の内径が
大きい場合には、図６に示すように中央部を曲りゴムホ
ースの内径と同一に形成するとともに、両端部の外径を
ゴムホース端部の内径に合わせて中央部よりも大きく形
成したマンドレル３が使用される。そして、いずれのマ
ンドレルにおいても、マンドレルを加硫用治具に固定す
る固定側端部にはマンドレルの回りに同心に配置された
円筒状キャップ４を溶接し、他方のゴムホース差し込み
側端部には、未加硫ゴムホースを挿入した後に取り付け
る着脱自在な円筒状キャップ６が配設されている。前記
円筒状キャップ４の側面には、加硫装置内に設けた固定
用治具に着脱自在に嵌着するためのスリット７が設けら
れている。このようなマンドレルを使用することによっ
て柔らかい未加硫ゴムホースの長さ寸法と端部の内径を
規制した曲りゴムホースが製造される。
しては、当然曲りゴムホースの形状に合わせて成形され
る。例えば、内径全体が同一である場合には、図５に示
すように全体の外径寸法を曲がりホースの内径とほぼ同
一に形成したマンドレル１が使用され、両端部の内径が
大きい場合には、図６に示すように中央部を曲りゴムホ
ースの内径と同一に形成するとともに、両端部の外径を
ゴムホース端部の内径に合わせて中央部よりも大きく形
成したマンドレル３が使用される。そして、いずれのマ
ンドレルにおいても、マンドレルを加硫用治具に固定す
る固定側端部にはマンドレルの回りに同心に配置された
円筒状キャップ４を溶接し、他方のゴムホース差し込み
側端部には、未加硫ゴムホースを挿入した後に取り付け
る着脱自在な円筒状キャップ６が配設されている。前記
円筒状キャップ４の側面には、加硫装置内に設けた固定
用治具に着脱自在に嵌着するためのスリット７が設けら
れている。このようなマンドレルを使用することによっ
て柔らかい未加硫ゴムホースの長さ寸法と端部の内径を
規制した曲りゴムホースが製造される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】曲りゴムホースは部品
間の連結具として使用されるものであるから、高い寸法
精度が要求されるのは両端部の部品への連結部分であ
る。両端部以外の部分では低い寸法精度でも使用上差し
支えない。ところが、従来のマンドレルでは全体を曲り
ゴムホースの内径とほぼ同じ外径に形成しているから、
未加硫ゴムホースを差し込む際に差し込み難く、また、
引き抜き難いという問題がある。従って、作業能率が悪
いばかりでなく、作業者への労働負担も過大なものがあ
った。
間の連結具として使用されるものであるから、高い寸法
精度が要求されるのは両端部の部品への連結部分であ
る。両端部以外の部分では低い寸法精度でも使用上差し
支えない。ところが、従来のマンドレルでは全体を曲り
ゴムホースの内径とほぼ同じ外径に形成しているから、
未加硫ゴムホースを差し込む際に差し込み難く、また、
引き抜き難いという問題がある。従って、作業能率が悪
いばかりでなく、作業者への労働負担も過大なものがあ
った。
【０００５】また、従来は未加硫ゴムホースが差し込み
難いために、離型剤をマンドレルに塗布しているが、離
型剤を使用することはそれだけ手間がかかり、また作業
環境を悪化させることになる。さらに、従来はマンドレ
ルを一体に形成していたために、曲りゴムホースの形状
が変更された場合は勿論、連結する部品との関係で両端
部のみの内径寸法が変更された場合でも、新たなマンド
レルを製作しなければならない。新たなマンドレルを製
作することはそれだけ製作期間を要するとともに、製作
費用がかかり、これらは製品のコストアップをもたらす
という問題があった。
難いために、離型剤をマンドレルに塗布しているが、離
型剤を使用することはそれだけ手間がかかり、また作業
環境を悪化させることになる。さらに、従来はマンドレ
ルを一体に形成していたために、曲りゴムホースの形状
が変更された場合は勿論、連結する部品との関係で両端
部のみの内径寸法が変更された場合でも、新たなマンド
レルを製作しなければならない。新たなマンドレルを製
作することはそれだけ製作期間を要するとともに、製作
費用がかかり、これらは製品のコストアップをもたらす
という問題があった。
【０００６】この発明はかかる現況に鑑みてなされたも
ので、未加硫ゴムホースの挿入が容易であるとともに、
曲りゴムホースの形状変更や両端部の内径寸法変更に対
して速やかに対応できるようにした曲りゴムホース用マ
ンドレルを提供せんとするものである。
ので、未加硫ゴムホースの挿入が容易であるとともに、
曲りゴムホースの形状変更や両端部の内径寸法変更に対
して速やかに対応できるようにした曲りゴムホース用マ
ンドレルを提供せんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、請求項１に
係る曲りゴムホース用マンドレルは、外筒の底板に内筒
を前記外筒との間に一定の間隔を有し同心に固着してな
るキャップ部と、曲りゴムホースの内径よりも小さい外
径とした本体部の両側端部にそれぞれ固定側端部と差込
側端部とを連設してなるマンドレル本体とからなり、前
記マンドレル本体の固定側端部においては、前記キャッ
プ部の内筒に固定側端部を嵌入し、前記底板の外面から
固定側端部の端面にボルトを螺合させて一体に組み立
て、前記マンドレル本体の差込側端部においては、差込
側端部をキャップ部の内筒に着脱自在に嵌入して組み立
てることを特徴とする。また、請求項２に係る曲りゴム
ホース用マンドレルは、前記キャップ部の内筒を外筒か
ら突出させるとともに、先端部外面を先細のテーパー面
としたことを特徴とする。
成するために次のような構成とした。即ち、請求項１に
係る曲りゴムホース用マンドレルは、外筒の底板に内筒
を前記外筒との間に一定の間隔を有し同心に固着してな
るキャップ部と、曲りゴムホースの内径よりも小さい外
径とした本体部の両側端部にそれぞれ固定側端部と差込
側端部とを連設してなるマンドレル本体とからなり、前
記マンドレル本体の固定側端部においては、前記キャッ
プ部の内筒に固定側端部を嵌入し、前記底板の外面から
固定側端部の端面にボルトを螺合させて一体に組み立
て、前記マンドレル本体の差込側端部においては、差込
側端部をキャップ部の内筒に着脱自在に嵌入して組み立
てることを特徴とする。また、請求項２に係る曲りゴム
ホース用マンドレルは、前記キャップ部の内筒を外筒か
ら突出させるとともに、先端部外面を先細のテーパー面
としたことを特徴とする。
【０００８】また、請求項３に係る曲りゴムホース用マ
ンドレルは、外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一定
の間隔を有し同心に貫通させてなるキャップ部と、曲り
ゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両端
部に固定側端部と差込側端部とを連設してなるマンドレ
ル本体とからなり、前記マンドレル本体の固定側端部に
おいては、前記キャップ部の内筒にマンドレル本体の固
定側端部を挿入し、外筒の底板から突出した内筒の突出
部にボルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンドレ
ル本体の差込側端部においては、差込側端部をキャップ
部の内筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴と
する。また、請求項４に係る曲りゴムホース用マンドレ
ルは、前記内筒の突出部に反対側まで貫通する透孔を設
け、前記透孔をマンドレル本体の固定側端部に穿設した
貫通孔と連通させ、前記透孔及び貫通孔にボルトを挿通
しナットによって一体に組み立てることを特徴とする。
また、請求項５に係る曲りゴムホース用マンドレルは、
前記キャップ部の内筒を外筒から突出させるとともに、
先端部外面を先細のテーパー面としたことを特徴とす
る。
ンドレルは、外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一定
の間隔を有し同心に貫通させてなるキャップ部と、曲り
ゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両端
部に固定側端部と差込側端部とを連設してなるマンドレ
ル本体とからなり、前記マンドレル本体の固定側端部に
おいては、前記キャップ部の内筒にマンドレル本体の固
定側端部を挿入し、外筒の底板から突出した内筒の突出
部にボルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンドレ
ル本体の差込側端部においては、差込側端部をキャップ
部の内筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴と
する。また、請求項４に係る曲りゴムホース用マンドレ
ルは、前記内筒の突出部に反対側まで貫通する透孔を設
け、前記透孔をマンドレル本体の固定側端部に穿設した
貫通孔と連通させ、前記透孔及び貫通孔にボルトを挿通
しナットによって一体に組み立てることを特徴とする。
また、請求項５に係る曲りゴムホース用マンドレルは、
前記キャップ部の内筒を外筒から突出させるとともに、
先端部外面を先細のテーパー面としたことを特徴とす
る。
【０００９】また、請求項６に係る曲りゴムホース用マ
ンドレルは、曲りゴムホースの内径よりも小さい外径と
した本体部と本体部よりも大きな外径の固定側端部及び
差込側端部を連結可能に分割成形し、固定側端部及び差
込側端部には前記固定側端部及び差込側端部との間に一
定の間隔を有しゴムホース端部を挿入するキャップ部を
固着してなることを特徴とする。また、請求項７に係る
曲りゴムホース用マンドレルは、前記本体部と固定側端
部及び差込側端部との外径はテーパー面を介して連続し
ていることを特徴とする。また、請求項８に係る曲りゴ
ムホース用マンドレルは、前記本体部と固定側端部及び
差込側端部とはそれぞれ突き合わせ面に設けたメスネジ
とオスネジの螺合によって連結することを特徴とする。
ンドレルは、曲りゴムホースの内径よりも小さい外径と
した本体部と本体部よりも大きな外径の固定側端部及び
差込側端部を連結可能に分割成形し、固定側端部及び差
込側端部には前記固定側端部及び差込側端部との間に一
定の間隔を有しゴムホース端部を挿入するキャップ部を
固着してなることを特徴とする。また、請求項７に係る
曲りゴムホース用マンドレルは、前記本体部と固定側端
部及び差込側端部との外径はテーパー面を介して連続し
ていることを特徴とする。また、請求項８に係る曲りゴ
ムホース用マンドレルは、前記本体部と固定側端部及び
差込側端部とはそれぞれ突き合わせ面に設けたメスネジ
とオスネジの螺合によって連結することを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図１及び図２はこの発
明の第１の実施形態を示し、マンドレル本体１０は本体
部１１の両端に加硫用治具に固定する側の固定側端部１
２とゴムホースを差し込む側の差込側端部１３を連設し
てなり、固定側端部１２には固定キャップ部１４が、差
込側端部１３には着脱自在キャップ部１５が配設されて
いる。さらに詳述すると、マンドレル本体１０の外径寸
法Ｌ１は曲りゴムホースＨの内径より小さく形成し、直
径において１ｍｍ〜５ｍｍ小さく形成することが好まし
い。このように、本体部１１の外径を曲りゴムホースの
内径よりも小さく形成することによって、ゴムホースの
挿入及び引き抜きが容易になる。従って、作業性が向上
し離型剤の使用はほとんど不要になる。マンドレル本体
１０の固定側端部１２の先端面には、固定キャップ部１
４を固定するためのボルトを螺合するネジ穴１６が穿設
されており、差込側端部１３の先端部には溝１７と切欠
１８が設けられている。
図面に基づいて詳細に説明する。図１及び図２はこの発
明の第１の実施形態を示し、マンドレル本体１０は本体
部１１の両端に加硫用治具に固定する側の固定側端部１
２とゴムホースを差し込む側の差込側端部１３を連設し
てなり、固定側端部１２には固定キャップ部１４が、差
込側端部１３には着脱自在キャップ部１５が配設されて
いる。さらに詳述すると、マンドレル本体１０の外径寸
法Ｌ１は曲りゴムホースＨの内径より小さく形成し、直
径において１ｍｍ〜５ｍｍ小さく形成することが好まし
い。このように、本体部１１の外径を曲りゴムホースの
内径よりも小さく形成することによって、ゴムホースの
挿入及び引き抜きが容易になる。従って、作業性が向上
し離型剤の使用はほとんど不要になる。マンドレル本体
１０の固定側端部１２の先端面には、固定キャップ部１
４を固定するためのボルトを螺合するネジ穴１６が穿設
されており、差込側端部１３の先端部には溝１７と切欠
１８が設けられている。
【００１１】次に、固定キャップ部１４は図１に示すよ
うに、外筒１９の底板２０に内筒２１を前記外筒１９と
の間に一定の間隔を有し同心に固着してなる。前記外筒
１９は曲りゴムホースの端部の外径寸法と形状を規制
し、内筒２１は固定側端部１２の外周部を構成してゴム
ホース端部の内径寸法を規制する。従って、前記外筒１
９の長さは連結する際の部品側のパイプを挿入するのに
十分な長さであって、通常２０〜４０ｍｍの長さに形成
される。また、前記外筒１９の外側面には、従来と同様
に、加硫装置内に設けた固定用治具に着脱自在に嵌着す
るためのスリット２２が設けられている。前記内筒２１
の内径は固定側端部１２を嵌入できる大きさであり、外
径は曲りゴムホースの端部の内径寸法に合わせて曲りゴ
ムホースの内径寸法とほぼ同一に形成される。また、前
記内筒２１は外筒１９よりも長く、先端部外面は先細の
テーパー面２３とされている。テーパー面２３とするこ
とによって未加硫ゴムホースを容易に差し込むことがで
きる。前記底板２０の略中央部にはボルト２４のネジ部
２５を挿入する透孔２７が穿設されている。
うに、外筒１９の底板２０に内筒２１を前記外筒１９と
の間に一定の間隔を有し同心に固着してなる。前記外筒
１９は曲りゴムホースの端部の外径寸法と形状を規制
し、内筒２１は固定側端部１２の外周部を構成してゴム
ホース端部の内径寸法を規制する。従って、前記外筒１
９の長さは連結する際の部品側のパイプを挿入するのに
十分な長さであって、通常２０〜４０ｍｍの長さに形成
される。また、前記外筒１９の外側面には、従来と同様
に、加硫装置内に設けた固定用治具に着脱自在に嵌着す
るためのスリット２２が設けられている。前記内筒２１
の内径は固定側端部１２を嵌入できる大きさであり、外
径は曲りゴムホースの端部の内径寸法に合わせて曲りゴ
ムホースの内径寸法とほぼ同一に形成される。また、前
記内筒２１は外筒１９よりも長く、先端部外面は先細の
テーパー面２３とされている。テーパー面２３とするこ
とによって未加硫ゴムホースを容易に差し込むことがで
きる。前記底板２０の略中央部にはボルト２４のネジ部
２５を挿入する透孔２７が穿設されている。
【００１２】さらに、前記ボルト２４はネジ部２５とボ
ルト頭２９とからなり、ネジ部２５を透孔２７を通して
ネジ穴１６に螺合させ、ボルト頭２９によって固定キャ
ップ部１４の底板２０を締め付けて固定する。従って、
曲りゴムホースの形状が変更された場合には、ボルト２
４を緩めて取り外して新たに製作したマンドレル本体に
取り付ければよい。このように、曲りゴムホースの曲が
り形状が変更された場合でも、マンドレル本体のみを製
作すればよいから、短期間で容易に対応することがで
き、ボルト２４による固定であるから固定キャップ部１
２の取り換えもきわめて簡単に行うことができる。
ルト頭２９とからなり、ネジ部２５を透孔２７を通して
ネジ穴１６に螺合させ、ボルト頭２９によって固定キャ
ップ部１４の底板２０を締め付けて固定する。従って、
曲りゴムホースの形状が変更された場合には、ボルト２
４を緩めて取り外して新たに製作したマンドレル本体に
取り付ければよい。このように、曲りゴムホースの曲が
り形状が変更された場合でも、マンドレル本体のみを製
作すればよいから、短期間で容易に対応することがで
き、ボルト２４による固定であるから固定キャップ部１
２の取り換えもきわめて簡単に行うことができる。
【００１３】次に、差込側端部１３と着脱自在キャップ
部１５について説明する。差込側端部１３には、図２に
示すように、着脱自在キャップ部１５を取り付けるため
の溝１７と切欠１８が設けられている。着脱自在キャッ
プ部１５は、外筒１９ａの底板３２に内筒２１ａを貫通
させて設けられており、外筒１９ａと内筒２１ａは一定
の間隔を有し同心に固着されている。前記底板３２の周
面には内筒２１ａの内側に貫通する透孔３４が穿設され
ており、前記透孔３４にスプリングピン３３が埋設され
ている。前記スプリングピン３３の先端部は内筒２１ａ
内に進退自在に突出している。固定キャップ部１４と同
じく、前記外筒１９ａは曲りゴムホースの端部の外径寸
法と形状を規制し、内筒２１ａは差込側端部１３の外周
部を構成してゴムホース端部の内径を規制する。前記構
成に係る着脱自在キャップ部１５は、切欠１８にスプリ
ングピン３３の先端を当接させて着脱自在キャップ部１
５を軸方向に摺動させ、次いで、回動させればスプリン
グピン３３が溝１７に嵌入して固定される。
部１５について説明する。差込側端部１３には、図２に
示すように、着脱自在キャップ部１５を取り付けるため
の溝１７と切欠１８が設けられている。着脱自在キャッ
プ部１５は、外筒１９ａの底板３２に内筒２１ａを貫通
させて設けられており、外筒１９ａと内筒２１ａは一定
の間隔を有し同心に固着されている。前記底板３２の周
面には内筒２１ａの内側に貫通する透孔３４が穿設され
ており、前記透孔３４にスプリングピン３３が埋設され
ている。前記スプリングピン３３の先端部は内筒２１ａ
内に進退自在に突出している。固定キャップ部１４と同
じく、前記外筒１９ａは曲りゴムホースの端部の外径寸
法と形状を規制し、内筒２１ａは差込側端部１３の外周
部を構成してゴムホース端部の内径を規制する。前記構
成に係る着脱自在キャップ部１５は、切欠１８にスプリ
ングピン３３の先端を当接させて着脱自在キャップ部１
５を軸方向に摺動させ、次いで、回動させればスプリン
グピン３３が溝１７に嵌入して固定される。
【００１４】図３は第２の実施形態における固定側端部
を示し、差込側端部及びマンドレル本体は第１の実施形
態と同じであるから図面とともにその説明は省略する。
固定キャップ部３５は、外筒３６の底板３７に内筒３８
を貫通させ、内筒３８は前記外筒３６との間に一定の間
隔を有し同心に固着してなる。前記外筒３６は曲りゴム
ホースの端部の外径寸法と形状を規制し、内筒３８は固
定側端部１２の外周部を構成してゴムホース端部の内径
を規制する。内筒３８は外筒３６よりも長く、先端部は
先細のテーパー面３９とされている。また、内筒３８は
底板３７から突出しており、その突出部４０はマンドレ
ル本体１０の固定側端部１２にボルトで固定するのに十
分な長さに形成されている。尚、前記外筒３６の側面に
は、加硫装置内に設けた固定用治具に着脱自在に嵌着す
るためのスリット４１が設けられている。
を示し、差込側端部及びマンドレル本体は第１の実施形
態と同じであるから図面とともにその説明は省略する。
固定キャップ部３５は、外筒３６の底板３７に内筒３８
を貫通させ、内筒３８は前記外筒３６との間に一定の間
隔を有し同心に固着してなる。前記外筒３６は曲りゴム
ホースの端部の外径寸法と形状を規制し、内筒３８は固
定側端部１２の外周部を構成してゴムホース端部の内径
を規制する。内筒３８は外筒３６よりも長く、先端部は
先細のテーパー面３９とされている。また、内筒３８は
底板３７から突出しており、その突出部４０はマンドレ
ル本体１０の固定側端部１２にボルトで固定するのに十
分な長さに形成されている。尚、前記外筒３６の側面に
は、加硫装置内に設けた固定用治具に着脱自在に嵌着す
るためのスリット４１が設けられている。
【００１５】前記突出部４０には、ボルト４２を挿入す
る透孔４３が反対側に貫通して穿設されている。固定キ
ャップ部３５を装着するには、内筒３８にマンドレル本
体１０の固定側端部１２を挿入し、固定側端部１２に穿
設した貫通孔４５と前記透孔４３を一致させた後に、ボ
ルト４２を挿入してナット４７によって緊締すればよ
い。尚、固定キャップ部３５を固定側端部１２に固定す
るには、上記例の他、固定側端部１２の周面に１または
２以上の貫通しないネジ穴を穿設し、このネジ穴にボル
トを螺合させて固定するようにしてもよい。
る透孔４３が反対側に貫通して穿設されている。固定キ
ャップ部３５を装着するには、内筒３８にマンドレル本
体１０の固定側端部１２を挿入し、固定側端部１２に穿
設した貫通孔４５と前記透孔４３を一致させた後に、ボ
ルト４２を挿入してナット４７によって緊締すればよ
い。尚、固定キャップ部３５を固定側端部１２に固定す
るには、上記例の他、固定側端部１２の周面に１または
２以上の貫通しないネジ穴を穿設し、このネジ穴にボル
トを螺合させて固定するようにしてもよい。
【００１６】この実施形態においては、突出部４０をボ
ルト４２によって固定側端部１２に固定するから、固定
キャップ部３５の回転を防止するのに有効である。ま
た、曲りゴムホースの形状が変更された場合には、ボル
ト４２を緩めて取り外して新たに製作したマンドレル本
体に取り付ければよい。このように、曲りゴムホースの
形状が変更された場合でも、固定キャップ部１４と同様
な作用効果をを奏することができる。また、曲りゴムホ
ースの形状は変更されず、両端部の内径のみが変更され
た場合には固定キャップ部３５を取り換えれば良く、形
状変更、両端部の内径変更にスムーズに対応することが
できる。
ルト４２によって固定側端部１２に固定するから、固定
キャップ部３５の回転を防止するのに有効である。ま
た、曲りゴムホースの形状が変更された場合には、ボル
ト４２を緩めて取り外して新たに製作したマンドレル本
体に取り付ければよい。このように、曲りゴムホースの
形状が変更された場合でも、固定キャップ部１４と同様
な作用効果をを奏することができる。また、曲りゴムホ
ースの形状は変更されず、両端部の内径のみが変更され
た場合には固定キャップ部３５を取り換えれば良く、形
状変更、両端部の内径変更にスムーズに対応することが
できる。
【００１７】図４に示す実施形態は、マンドレル本体１
０ａの固定側端部と差込側端部とを着脱自在に連結した
ものである。即ち、マンドレル本体１０ａを本体部４９
と両端の固定側端部５０、差込側端部５１とに分割形成
してなり、着脱可能に連結してなる。前記固定側端部５
０と差込側端部５１とは同一構造であるから、固定側端
部５０について説明し差込側端部５１の説明は省略す
る。本体部４９の両端面に刻設したメスネジ５３に両側
端部の突き合わせ面に突設したオスネジ５５を螺合する
ことによって一体に組み立てられる。前記本体部４９と
固定側端部５０との外径はテーパー面５７を介して連続
している。
０ａの固定側端部と差込側端部とを着脱自在に連結した
ものである。即ち、マンドレル本体１０ａを本体部４９
と両端の固定側端部５０、差込側端部５１とに分割形成
してなり、着脱可能に連結してなる。前記固定側端部５
０と差込側端部５１とは同一構造であるから、固定側端
部５０について説明し差込側端部５１の説明は省略す
る。本体部４９の両端面に刻設したメスネジ５３に両側
端部の突き合わせ面に突設したオスネジ５５を螺合する
ことによって一体に組み立てられる。前記本体部４９と
固定側端部５０との外径はテーパー面５７を介して連続
している。
【００１８】この実施形態のように、両端の固定側端部
５０と差込側端部５１とを着脱可能とすることによっ
て、両端部を取り外して置き、本体部４９よりも長いゴ
ムホースの両端部を本体部４９からはみ出した状態に差
し込み、このはみ出したゴムホースの両端部にそれぞれ
固定側端部５０と差込側端部５１とを挿入して本体部４
９と螺合することができる。このようにゴムホースの差
し込み後に固定側端部５０と差込側端部５１とを螺合す
る場合には、ゴムホースの装着を容易に行うことができ
る。また、本体部４９と両端の固定側端部５０と差込側
端部５１とを連結した状態でゴムホースを差し込む場合
には、前記テーパー面５７は、ゴムホースの差し込みを
容易にする。また、ゴムホースの曲がり形状が変更され
た場合には、本体部４９のみを取り替えればよい。
５０と差込側端部５１とを着脱可能とすることによっ
て、両端部を取り外して置き、本体部４９よりも長いゴ
ムホースの両端部を本体部４９からはみ出した状態に差
し込み、このはみ出したゴムホースの両端部にそれぞれ
固定側端部５０と差込側端部５１とを挿入して本体部４
９と螺合することができる。このようにゴムホースの差
し込み後に固定側端部５０と差込側端部５１とを螺合す
る場合には、ゴムホースの装着を容易に行うことができ
る。また、本体部４９と両端の固定側端部５０と差込側
端部５１とを連結した状態でゴムホースを差し込む場合
には、前記テーパー面５７は、ゴムホースの差し込みを
容易にする。また、ゴムホースの曲がり形状が変更され
た場合には、本体部４９のみを取り替えればよい。
【００１９】尚、前記メスネジ５３とオスネジ５５とは
逆に相手側に形成してもよく、また、嵌合による構造等
他の任意の連結構造に変更することができる。嵌合によ
る構造の場合には、嵌合部の断面形状を円形、楕円形、
四角形、長方形、三角形等任意の形状を選択することが
できる。
逆に相手側に形成してもよく、また、嵌合による構造等
他の任意の連結構造に変更することができる。嵌合によ
る構造の場合には、嵌合部の断面形状を円形、楕円形、
四角形、長方形、三角形等任意の形状を選択することが
できる。
【００２０】前記固定側端部５０には、固定キャップ部
６０が固着されている。前記固定キャップ部６０は、曲
りゴムホースの長さと端部の外径寸法を規制する外筒６
１の底板６３に固定側端部５０を貫通させることによっ
て一体に固着されており、外筒６１は固定側端部５０の
回りに同心に配置されている。固定側端部５０の先端部
には溶接または螺合によって固定具６５が固定されてい
る。この実施形態においては、差込側端部５１を取り外
して未加硫ゴムホースを挿入し、その後差込側端部５１
をゴムホース端部に差し込んで本体部４９と連結すれば
よい。加硫後にゴムホースを引き抜くときは、差込側端
部５１を取り外してから引き抜けばきわめて容易に引き
抜くことができる。この実施形態においても、曲りゴム
ホースの曲がり形状が変更されたときには本体部のみを
取り換えればよい。また、ゴムホースの端部の内径寸法
が変更された場合には、固定側端部５０、差込側端部５
１を取り換えればよい。
６０が固着されている。前記固定キャップ部６０は、曲
りゴムホースの長さと端部の外径寸法を規制する外筒６
１の底板６３に固定側端部５０を貫通させることによっ
て一体に固着されており、外筒６１は固定側端部５０の
回りに同心に配置されている。固定側端部５０の先端部
には溶接または螺合によって固定具６５が固定されてい
る。この実施形態においては、差込側端部５１を取り外
して未加硫ゴムホースを挿入し、その後差込側端部５１
をゴムホース端部に差し込んで本体部４９と連結すれば
よい。加硫後にゴムホースを引き抜くときは、差込側端
部５１を取り外してから引き抜けばきわめて容易に引き
抜くことができる。この実施形態においても、曲りゴム
ホースの曲がり形状が変更されたときには本体部のみを
取り換えればよい。また、ゴムホースの端部の内径寸法
が変更された場合には、固定側端部５０、差込側端部５
１を取り換えればよい。
【００２１】
【発明の効果】この発明によれば、マンドレル本体を構
成する本体部の外径を曲りゴムホースの内径より小さく
形成するとともに、両端部にはマンドレルの外周部を構
成する内筒を外筒の底板に一体に形成したキャップ部を
着脱自在に取り付けたから、未加硫ゴムホースの挿入性
がよく、また、加硫後の引き抜き性が向上した。従っ
て、作業能率が向上するとともに、労働の軽減を図るこ
とができる。さらに、ゴムホースの挿入性、引き抜き性
がよいことから離型剤が不要であるかきわめて少量で足
り、塗布作業の手間が省けるとともに、作業環境を改善
することができる。また、マンドレルの外周部を構成す
る内筒と外筒とを一体に形成したキャップ部をマンドレ
ル本体の両端部に着脱自在に装着する構成としたから、
曲りゴムホースの形状が変更された場合でもキャップ部
のみの取り換えが可能である。従って、マンドレル製作
の期間を短縮し、費用を低減させることができる。ま
た、前記キャップ部の内筒を外筒から突出させるととも
に、先端部外面を先細のテーパー面とすることにより、
ゴムホースの挿入、引き抜きを一層容易に行うことがで
きる。
成する本体部の外径を曲りゴムホースの内径より小さく
形成するとともに、両端部にはマンドレルの外周部を構
成する内筒を外筒の底板に一体に形成したキャップ部を
着脱自在に取り付けたから、未加硫ゴムホースの挿入性
がよく、また、加硫後の引き抜き性が向上した。従っ
て、作業能率が向上するとともに、労働の軽減を図るこ
とができる。さらに、ゴムホースの挿入性、引き抜き性
がよいことから離型剤が不要であるかきわめて少量で足
り、塗布作業の手間が省けるとともに、作業環境を改善
することができる。また、マンドレルの外周部を構成す
る内筒と外筒とを一体に形成したキャップ部をマンドレ
ル本体の両端部に着脱自在に装着する構成としたから、
曲りゴムホースの形状が変更された場合でもキャップ部
のみの取り換えが可能である。従って、マンドレル製作
の期間を短縮し、費用を低減させることができる。ま
た、前記キャップ部の内筒を外筒から突出させるととも
に、先端部外面を先細のテーパー面とすることにより、
ゴムホースの挿入、引き抜きを一層容易に行うことがで
きる。
【００２２】曲りゴムホースの内径よりも小さい外径と
した本体部の両端に、本体部よりも大きな外径であって
ゴムホース端部を挿入するキャップ部を固着した固定側
端部と差込側端部とを連結可能とした曲りゴムホース用
マンドレルでは、差込側端部を取り外してゴムホースの
挿入、引き抜きができるので、これらの作業を一層容易
に行うことができる。また、前記本体部と固定側端部及
び差込側端部との外径をテーパー面を介して連続させる
ことにより、ゴムホースの差し込みが容易になり、差込
側端部の取り付けが容易になる。また、前記本体部と固
定側端部及び差込側端部とはそれぞれ突き合わせ面に設
けたメスネジとオスネジの螺合によって連結することに
よって、両者を着脱自在であってしかも確実に連結固定
することができる。
した本体部の両端に、本体部よりも大きな外径であって
ゴムホース端部を挿入するキャップ部を固着した固定側
端部と差込側端部とを連結可能とした曲りゴムホース用
マンドレルでは、差込側端部を取り外してゴムホースの
挿入、引き抜きができるので、これらの作業を一層容易
に行うことができる。また、前記本体部と固定側端部及
び差込側端部との外径をテーパー面を介して連続させる
ことにより、ゴムホースの差し込みが容易になり、差込
側端部の取り付けが容易になる。また、前記本体部と固
定側端部及び差込側端部とはそれぞれ突き合わせ面に設
けたメスネジとオスネジの螺合によって連結することに
よって、両者を着脱自在であってしかも確実に連結固定
することができる。
【図１】この発明の第１実施形態を示す固定側端部の断
面図である。
面図である。
【図２】この発明の第１実施形態を示す差込側端部の断
面図である。
面図である。
【図３】この発明の第２実施形態を示す固定側端部の断
面図である。
面図である。
【図４】この発明の第３実施形態を示す要部断面図であ
る。
る。
【図５】従来の曲りゴムホース用マンドレルの説明用側
面図である。
面図である。
【図６】同じく、従来の他の曲りゴムホース用マンドレ
ルの説明用側面図である。
ルの説明用側面図である。
１０ マンドレル本体 １１ 本体部 １２ 固定側端部 １３ 差込側端部 １４ 固定キャップ部 １５ 着脱自在キャップ部 １６ ネジ穴 １７ 溝 １８ 切欠 １９ 外筒 １９ａ 外筒 ２０ 底板 ２１ 内筒 ２１ａ 内筒 ２２ スリット ２３ テーパー面 ２４ ボルト ２５ ネジ部 ２７ 透孔 ２９ ボルト頭 ３２ 底板 ３３ スプリング ３４ 透孔 ３５ 固定キャップ部 ３６ 外筒 ３７ 底板 ３８ 内筒 ３９ テーパー面 ４０ 突出部 ４１ スリット ４２ ボルト ４３ 透孔 ４５ 貫通孔 ４７ ナット ４９ 本体部 ５０ 固定側端部 ５１ 差込側端部 ５３ メスネジ ５５ オスネジ ５７ テーパー面 ６０ 固定キャップ部 ６１ 外筒 ６３ 底板 ６５ 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 23:00
Claims (8)
- 【請求項１】 外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一
定の間隔を有し同心に固着してなるキャップ部と、曲り
ゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両側
端部にそれぞれ固定側端部と差込側端部とを連設してな
るマンドレル本体とからなり、前記マンドレル本体の固
定側端部においては、前記キャップ部の内筒に固定側端
部を嵌入し、前記底板の外面から固定側端部の端面にボ
ルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンドレル本体
の差込側端部においては、差込側端部をキャップ部の内
筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴とする曲
りゴムホース用マンドレル。 - 【請求項２】 前記キャップ部の内筒を外筒から突出さ
せるとともに、先端部外面を先細のテーパー面としたこ
とを特徴とする請求項１記載の曲りゴムホース用マンド
レル。 - 【請求項３】 外筒の底板に内筒を前記外筒との間に一
定の間隔を有し同心に貫通させてなるキャップ部と、曲
りゴムホースの内径よりも小さい外径とした本体部の両
端部に固定側端部と差込側端部とを連設してなるマンド
レル本体とからなり、前記マンドレル本体の固定側端部
においては、前記キャップ部の内筒にマンドレル本体の
固定側端部を挿入し、外筒の底板から突出した内筒の突
出部にボルトを螺合させて一体に組み立て、前記マンド
レル本体の差込側端部においては、差込側端部をキャッ
プ部の内筒に着脱自在に嵌入して組み立てることを特徴
とする曲りゴムホース用マンドレル。 - 【請求項４】 前記内筒の突出部に反対側まで貫通する
透孔を設け、前記透孔をマンドレル本体の固定側端部に
穿設した貫通孔と連通させ、前記透孔及び貫通孔にボル
トを挿通しナットによって一体に組み立てることを特徴
とする請求項３記載の曲りゴムホース用マンドレル。 - 【請求項５】 前記キャップ部の内筒を外筒から突出さ
せるとともに、先端部外面を先細のテーパー面としたこ
とを特徴とする請求項３または請求項４記載の曲りゴム
ホース用マンドレル。 - 【請求項６】 曲りゴムホースの内径よりも小さい外径
とした本体部と本体部よりも大きな外径の固定側端部及
び差込側端部を連結可能に分割成形し、固定側端部及び
差込側端部には前記固定側端部及び差込側端部との間に
一定の間隔を有しゴムホース端部を挿入するキャップ部
を固着してなることを特徴とする曲りゴムホース用マン
ドレル。 - 【請求項７】 前記本体部と固定側端部及び差込側端部
との外径はテーパー面を介して連続していることを特徴
とする請求項６記載の曲りゴムホース用マンドレル。 - 【請求項８】 前記本体部と固定側端部及び差込側端部
とはそれぞれ突き合わせ面に設けたメスネジとオスネジ
の螺合によって連結することを特徴とする請求項６また
は請求項７記載の曲りゴムホース用マンドレル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29368295A JP3072710B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 曲りゴムホース用マンドレル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29368295A JP3072710B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 曲りゴムホース用マンドレル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109160A true JPH09109160A (ja) | 1997-04-28 |
| JP3072710B2 JP3072710B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=17797872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29368295A Expired - Fee Related JP3072710B2 (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 曲りゴムホース用マンドレル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3072710B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100895950B1 (ko) * | 2007-11-05 | 2009-05-07 | 엘에스엠트론 주식회사 | 굴곡이 있는 가류호스 제조장치 |
| CN102357955A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-02-22 | 安徽中鼎密封件股份有限公司 | 一种橡胶管成型模具及橡胶管成型方法 |
| KR101352340B1 (ko) * | 2012-03-23 | 2014-01-15 | 주식회사 세명기업 | 자동차용 성형 고무호스의 로스 방지용 지그 |
| CN104476702A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-01 | 宁海建新胶管有限公司 | 一种用于生产橡胶管路的芯模 |
| CN112606274A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-04-06 | 安徽龙川橡塑科技有限公司 | 一种用于汽车空调滴水管的橡胶制造模具装置及其方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101968845B1 (ko) * | 2017-11-07 | 2019-04-15 | 주식회사 화승알앤에이 | 고무호스용 금형 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP29368295A patent/JP3072710B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100895950B1 (ko) * | 2007-11-05 | 2009-05-07 | 엘에스엠트론 주식회사 | 굴곡이 있는 가류호스 제조장치 |
| CN102357955A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-02-22 | 安徽中鼎密封件股份有限公司 | 一种橡胶管成型模具及橡胶管成型方法 |
| KR101352340B1 (ko) * | 2012-03-23 | 2014-01-15 | 주식회사 세명기업 | 자동차용 성형 고무호스의 로스 방지용 지그 |
| CN104476702A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-01 | 宁海建新胶管有限公司 | 一种用于生产橡胶管路的芯模 |
| CN112606274A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-04-06 | 安徽龙川橡塑科技有限公司 | 一种用于汽车空调滴水管的橡胶制造模具装置及其方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3072710B2 (ja) | 2000-08-07 |
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