JPH09108986A - 機械の軸受け装置 - Google Patents
機械の軸受け装置Info
- Publication number
- JPH09108986A JPH09108986A JP7268840A JP26884095A JPH09108986A JP H09108986 A JPH09108986 A JP H09108986A JP 7268840 A JP7268840 A JP 7268840A JP 26884095 A JP26884095 A JP 26884095A JP H09108986 A JPH09108986 A JP H09108986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- shaft
- flange
- bearing device
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/08—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
- B23Q11/0883—Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards for spindles, e.g. for their bearings or casings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部から軸受け装置の内部に切削液、あるい
は切削屑や塵等の異物が侵入することを確実に防ぎ、そ
の軸受け装置の寿命を向上させることができる機械の軸
受け装置を提供することである。 【解決手段】 主軸１が玉軸受け２，６によってハウジ
ング１３に回転可能に支持される。前記ハウジング１３
の端面部には、前記主軸１を貫通させるフランジ１２が
取り付けられる。前記フランジ１２を通してそのフラン
ジ１２の内面の環状の空気導入溝１２ｂに開口する空気
導入路１２ａが設けられる。その空気導入路１２ａは、
前記主軸１の外周面に対しその接線方向に沿って傾斜配
置されている。従って、前記空気導入路１２ａから導入
された圧縮空気は、前記空気導入溝１２ｂにスムーズに
導入されて周回した後、前記軸１の端部からその全周に
亙って均一に外部に噴出する。
は切削屑や塵等の異物が侵入することを確実に防ぎ、そ
の軸受け装置の寿命を向上させることができる機械の軸
受け装置を提供することである。 【解決手段】 主軸１が玉軸受け２，６によってハウジ
ング１３に回転可能に支持される。前記ハウジング１３
の端面部には、前記主軸１を貫通させるフランジ１２が
取り付けられる。前記フランジ１２を通してそのフラン
ジ１２の内面の環状の空気導入溝１２ｂに開口する空気
導入路１２ａが設けられる。その空気導入路１２ａは、
前記主軸１の外周面に対しその接線方向に沿って傾斜配
置されている。従って、前記空気導入路１２ａから導入
された圧縮空気は、前記空気導入溝１２ｂにスムーズに
導入されて周回した後、前記軸１の端部からその全周に
亙って均一に外部に噴出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械の軸受け装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば、工
作機械等に見受けられるように、軸と、前記軸をその軸
線を中心として回転可能に支持するハウジングと、前記
軸を貫通させた状態で前記ハウジングの端面部に取り付
けられたフランジと、前記フランジを通してそのフラン
ジの内面と前記軸の外周面との間に圧縮空気を導入する
空気導入路とを備えたものが存在する。前記空気導入路
は、前記フランジの内面と前記軸の外周面との間に外部
から切削液や切削屑等が侵入しないようにする目的で備
えられたものであって、前記軸に対してその軸線と略直
角な方向に１乃至数個設けられていた。
作機械等に見受けられるように、軸と、前記軸をその軸
線を中心として回転可能に支持するハウジングと、前記
軸を貫通させた状態で前記ハウジングの端面部に取り付
けられたフランジと、前記フランジを通してそのフラン
ジの内面と前記軸の外周面との間に圧縮空気を導入する
空気導入路とを備えたものが存在する。前記空気導入路
は、前記フランジの内面と前記軸の外周面との間に外部
から切削液や切削屑等が侵入しないようにする目的で備
えられたものであって、前記軸に対してその軸線と略直
角な方向に１乃至数個設けられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のものによれば、前記空気導入路が前記軸に対してそ
の軸線と略直角な方向に設けられていたので、その空気
導入路から導入された圧縮空気は初めに軸に衝突し、そ
れから軸の外周に沿って軸を回り込む空気と、軸の軸線
に沿って流れる空気とに分かれる。この時、後者に分か
れた空気の多くは軸の軸線に沿って流れて、そのまま軸
とフランジとの隙間から外部に流出してしまい、軸の外
周を回り込む空気は少ないため軸の回りから噴出する空
気が不均一になり、特に、空気導入路の前記軸を挟んだ
反対側の位置で空気の噴出が弱くなる。そのため、空気
の噴出が弱いところでは前記軸とフランジとの隙間から
主軸内部に切削液や切削屑等が侵入してしまい、主軸の
軸受けの潤滑油を洗い流して、主軸が破損してしまう恐
れがあった。
来のものによれば、前記空気導入路が前記軸に対してそ
の軸線と略直角な方向に設けられていたので、その空気
導入路から導入された圧縮空気は初めに軸に衝突し、そ
れから軸の外周に沿って軸を回り込む空気と、軸の軸線
に沿って流れる空気とに分かれる。この時、後者に分か
れた空気の多くは軸の軸線に沿って流れて、そのまま軸
とフランジとの隙間から外部に流出してしまい、軸の外
周を回り込む空気は少ないため軸の回りから噴出する空
気が不均一になり、特に、空気導入路の前記軸を挟んだ
反対側の位置で空気の噴出が弱くなる。そのため、空気
の噴出が弱いところでは前記軸とフランジとの隙間から
主軸内部に切削液や切削屑等が侵入してしまい、主軸の
軸受けの潤滑油を洗い流して、主軸が破損してしまう恐
れがあった。
【０００４】また、この問題を解決するために空気導入
路を複数箇所に設けたものでも、空気導入路の付近と、
各空気導入路の中間地点ではそれぞれの空気導入路から
流れてきた空気が衝突して、空気が主軸に沿ってその軸
線方向に噴出するため、その付近での空気の噴出が強く
なり不均一となっていた。また、この場合、装置を構成
する部品が増えてコストがかかるという問題があった。
路を複数箇所に設けたものでも、空気導入路の付近と、
各空気導入路の中間地点ではそれぞれの空気導入路から
流れてきた空気が衝突して、空気が主軸に沿ってその軸
線方向に噴出するため、その付近での空気の噴出が強く
なり不均一となっていた。また、この場合、装置を構成
する部品が増えてコストがかかるという問題があった。
【０００５】そこで、本発明は、前記した問題点を解決
するためになされたものであり、外部から軸受け装置の
内部に切削液、あるいは切削屑や塵等の異物が侵入する
ことを確実に防ぎ、その軸受け装置の寿命を向上させる
ことができる機械の軸受け装置を提供することを目的と
する。
するためになされたものであり、外部から軸受け装置の
内部に切削液、あるいは切削屑や塵等の異物が侵入する
ことを確実に防ぎ、その軸受け装置の寿命を向上させる
ことができる機械の軸受け装置を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の機械の軸受け装置は、軸
と、前記軸をその軸線を中心として回転可能に支持する
ハウジングと、前記軸を貫通させた状態で前記ハウジン
グの端面部に取り付けられたフランジと、前記フランジ
を通してそのフランジの内面と前記軸の外周面との間に
圧縮空気を導入する空気導入路とを備えたものを対象と
して、特に、前記空気導入路を前記軸の外周面に対しそ
の接線方向に沿って設けたものである。従って、前記空
気導入路から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿って
その接線方向に導入され、その軸の外周面とフランジの
内周面との間の隙間に円滑に回流させることができ、そ
して、圧縮空気を軸の端部からその外周面全体に亙って
均一に外部に噴出させることができる。
に、本発明の請求項１に記載の機械の軸受け装置は、軸
と、前記軸をその軸線を中心として回転可能に支持する
ハウジングと、前記軸を貫通させた状態で前記ハウジン
グの端面部に取り付けられたフランジと、前記フランジ
を通してそのフランジの内面と前記軸の外周面との間に
圧縮空気を導入する空気導入路とを備えたものを対象と
して、特に、前記空気導入路を前記軸の外周面に対しそ
の接線方向に沿って設けたものである。従って、前記空
気導入路から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿って
その接線方向に導入され、その軸の外周面とフランジの
内周面との間の隙間に円滑に回流させることができ、そ
して、圧縮空気を軸の端部からその外周面全体に亙って
均一に外部に噴出させることができる。
【０００７】また、請求項２に記載の機械の軸受け装置
は、前記空気導入路の設置位置に対応させて前記フラン
ジの内面と前記軸の外周面との間に、空気を回流させる
環状の空気導入溝を設けている。従って、前記空気導入
路から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿ってその接
線方向から前記空気導入溝に導入され、その空気導入溝
に沿って円滑に回流させることができ、そして、その圧
縮空気を軸の端部からその外周面全体に亙って均一に外
部に噴出させることができる。
は、前記空気導入路の設置位置に対応させて前記フラン
ジの内面と前記軸の外周面との間に、空気を回流させる
環状の空気導入溝を設けている。従って、前記空気導入
路から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿ってその接
線方向から前記空気導入溝に導入され、その空気導入溝
に沿って円滑に回流させることができ、そして、その圧
縮空気を軸の端部からその外周面全体に亙って均一に外
部に噴出させることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の機械の軸受け装
置を具体化した実施の形態について図面を参照して説明
する。
置を具体化した実施の形態について図面を参照して説明
する。
【０００９】図１は、本実施の形態の軸受け装置の断面
図である。本発明の軸としての主軸１の外周部の前後２
箇所には、それぞれ各一対の玉軸受け２，６が設けられ
ている。その各玉軸受け２，６の内輪２ａ，６ａが前記
主軸１に固定され、また、外輪２ｂ，６ｂがハウジング
１３の内面に固定されている。従って、主軸１はハウジ
ング１３に対して回転可能に支持されている。前記各軸
受２，６の内輪２ａ，６ａの軸方向間には、それぞれ間
座３，５，７が当接状態で前記主軸１に嵌合固定されて
いる。また、前記各玉軸受２，６の外輪２ｂ，６ｂの軸
方向間には、それぞれ間座４，８が当接状態で前記ハウ
ジング１３の内面に固定されている。
図である。本発明の軸としての主軸１の外周部の前後２
箇所には、それぞれ各一対の玉軸受け２，６が設けられ
ている。その各玉軸受け２，６の内輪２ａ，６ａが前記
主軸１に固定され、また、外輪２ｂ，６ｂがハウジング
１３の内面に固定されている。従って、主軸１はハウジ
ング１３に対して回転可能に支持されている。前記各軸
受２，６の内輪２ａ，６ａの軸方向間には、それぞれ間
座３，５，７が当接状態で前記主軸１に嵌合固定されて
いる。また、前記各玉軸受２，６の外輪２ｂ，６ｂの軸
方向間には、それぞれ間座４，８が当接状態で前記ハウ
ジング１３の内面に固定されている。
【００１０】前記玉軸受２，６の外側部には、それぞれ
リング状のラビリンス１１，９が玉軸受２，６の外側面
に当接した状態で主軸１に嵌合され、主軸１に螺合され
た軸受けナット１０により締め付け固定されている。前
記ハウジング１３の前端面には、前記主軸１を回転可能
に貫通させるフランジ１２が複数のねじ２０によって固
定されている。前記フランジ１２の後面とハウジング１
３の前面との間には、気密を保つためのシール１５が挟
持されている。また、前記フランジ１２は、主軸１の外
周面とフランジ１２の内周面との間の隙間が均一になる
ように一対の位置決めピン１４によりハウジング１３に
対して位置決めされている。さらに、前記フランジ１２
の内周面には、前記主軸１の外周面を取り巻くようにリ
ング状の空気導入溝１２ｂが設けられる。
リング状のラビリンス１１，９が玉軸受２，６の外側面
に当接した状態で主軸１に嵌合され、主軸１に螺合され
た軸受けナット１０により締め付け固定されている。前
記ハウジング１３の前端面には、前記主軸１を回転可能
に貫通させるフランジ１２が複数のねじ２０によって固
定されている。前記フランジ１２の後面とハウジング１
３の前面との間には、気密を保つためのシール１５が挟
持されている。また、前記フランジ１２は、主軸１の外
周面とフランジ１２の内周面との間の隙間が均一になる
ように一対の位置決めピン１４によりハウジング１３に
対して位置決めされている。さらに、前記フランジ１２
の内周面には、前記主軸１の外周面を取り巻くようにリ
ング状の空気導入溝１２ｂが設けられる。
【００１１】そして、前記フランジ１２には、前記空気
導入溝１２ｂの設置位置に対応させて、図２に示される
ように、空気導入路１２ａが前記主軸１の外周面に対し
てその接線方向に沿って設けられている。前記空気導入
路１２ａには、フランジ１２に固定された空気継ぎ手１
６が一直線状に接続される。前記空気継ぎ手１６には、
図示しない圧縮空気源からチューブ１７を介して圧縮空
気が注入されるようになっている。
導入溝１２ｂの設置位置に対応させて、図２に示される
ように、空気導入路１２ａが前記主軸１の外周面に対し
てその接線方向に沿って設けられている。前記空気導入
路１２ａには、フランジ１２に固定された空気継ぎ手１
６が一直線状に接続される。前記空気継ぎ手１６には、
図示しない圧縮空気源からチューブ１７を介して圧縮空
気が注入されるようになっている。
【００１２】以上のように構成された本実施の形態の軸
受け装置によれば、図示しない圧縮空気源から導かれた
圧縮空気は、チューブ１７、空気継ぎ手１６、空気導入
路１２ａを介して、フランジ１２の内側の空気導入溝１
２ｂに注入される。このとき、前述したように、空気導
入路１２ａは、主軸１に対してその外周面の接線方向に
沿って設けられて空気導入溝１２ｂに接続されているた
め、流入した空気は主軸１の外周面等に阻止されること
なくスムーズに空気導入溝１２ｂに流れ込み、その空気
導入溝１２ｂに沿って回流する。そして、回流しながら
主軸１の外周面とフランジ１２の内側面との間の隙間よ
り外部に均一に流出する。
受け装置によれば、図示しない圧縮空気源から導かれた
圧縮空気は、チューブ１７、空気継ぎ手１６、空気導入
路１２ａを介して、フランジ１２の内側の空気導入溝１
２ｂに注入される。このとき、前述したように、空気導
入路１２ａは、主軸１に対してその外周面の接線方向に
沿って設けられて空気導入溝１２ｂに接続されているた
め、流入した空気は主軸１の外周面等に阻止されること
なくスムーズに空気導入溝１２ｂに流れ込み、その空気
導入溝１２ｂに沿って回流する。そして、回流しながら
主軸１の外周面とフランジ１２の内側面との間の隙間よ
り外部に均一に流出する。
【００１３】この場合、玉軸受け２側には主軸ラビリン
ス部１ａ、ラビリンス１１、玉軸受け２等が抵抗となる
ため、ほとんどの空気は直ちに主軸前端部側に流れて外
部に放出される。このとき、空気は回流しながら流出し
て行くため、主軸１の外周のどの場所においても空気が
略均一に噴出する。従って、空気の流出の弱いところが
できず、切削液、あるいは切削屑や塵等の異物が主軸内
部に侵入することを確実に防ぐことができる。また、前
記フランジ１２とハウジング１３との間には、シール１
５が設けてあるのでこの部分から切削液が主軸１の内部
に侵入することもない。
ス部１ａ、ラビリンス１１、玉軸受け２等が抵抗となる
ため、ほとんどの空気は直ちに主軸前端部側に流れて外
部に放出される。このとき、空気は回流しながら流出し
て行くため、主軸１の外周のどの場所においても空気が
略均一に噴出する。従って、空気の流出の弱いところが
できず、切削液、あるいは切削屑や塵等の異物が主軸内
部に侵入することを確実に防ぐことができる。また、前
記フランジ１２とハウジング１３との間には、シール１
５が設けてあるのでこの部分から切削液が主軸１の内部
に侵入することもない。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項１に記載の機械の軸受け装置によれば、特
に、前記空気導入路を前記軸の外周面に対しその接線方
向に沿って設けたので、前記空気導入路から吹き出た空
気は、前記軸の外周面に沿ってその接線方向に導入さ
れ、その軸の外周面とフランジの内周面との間の隙間に
円滑に回流させることができ、そして、圧縮空気を軸の
端部からその外周面全体に亙って均一に外部に噴出させ
ることができる。従って、切削液、あるいは切削屑や塵
等の異物が外部から主軸内部に侵入するのを確実に防ぐ
ことができる。
発明の請求項１に記載の機械の軸受け装置によれば、特
に、前記空気導入路を前記軸の外周面に対しその接線方
向に沿って設けたので、前記空気導入路から吹き出た空
気は、前記軸の外周面に沿ってその接線方向に導入さ
れ、その軸の外周面とフランジの内周面との間の隙間に
円滑に回流させることができ、そして、圧縮空気を軸の
端部からその外周面全体に亙って均一に外部に噴出させ
ることができる。従って、切削液、あるいは切削屑や塵
等の異物が外部から主軸内部に侵入するのを確実に防ぐ
ことができる。
【００１５】また、請求項２に記載の機械の軸受け装置
によれば、前記空気導入路の設置位置に対応させて前記
フランジの内面と前記軸の外周面との間に、空気を回流
させる環状の空気導入溝を設けたので、前記空気導入路
から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿ってその接線
方向から前記空気導入溝に導入され、その空気導入溝に
沿って円滑に回流させることができ、そして、その圧縮
空気を軸の端部からその外周全体に亙って均一に外部に
噴出させることができる。従って、切削液、あるいは切
削屑や塵等の異物が外部から主軸内部に侵入するのを確
実に防ぐことができる。
によれば、前記空気導入路の設置位置に対応させて前記
フランジの内面と前記軸の外周面との間に、空気を回流
させる環状の空気導入溝を設けたので、前記空気導入路
から吹き出た空気は、前記軸の外周面に沿ってその接線
方向から前記空気導入溝に導入され、その空気導入溝に
沿って円滑に回流させることができ、そして、その圧縮
空気を軸の端部からその外周全体に亙って均一に外部に
噴出させることができる。従って、切削液、あるいは切
削屑や塵等の異物が外部から主軸内部に侵入するのを確
実に防ぐことができる。
【図１】本発明を具体化した実施の形態の機械の軸受け
装置の要部断面図である。
装置の要部断面図である。
【図２】軸受け装置の正面図である。
１ 主軸 ２ 玉軸受け ６ 玉軸受け １２ フランジ １２ａ 空気導入部 １２ｂ 空気導入溝 １３ ハウジング
Claims (2)
- 【請求項１】 軸と、前記軸をその軸線を中心として回
転可能に支持するハウジングと、前記軸を貫通させた状
態で前記ハウジングの端面部に取り付けられたフランジ
と、前記フランジを通してそのフランジの内面と前記軸
の外周面との間の隙間に圧縮空気を導入する空気導入路
とを備えた機械の軸受け装置において、 前記空気導入路を前記軸の外周面に対しその接線方向に
沿って設けたことを特徴とする機械の軸受け装置。 - 【請求項２】 前記空気導入路の設置位置に対応させて
前記フランジの内面と前記軸の外周面との間に、空気を
回流させる環状の空気導入溝を設けたことを特徴とする
請求項１に記載の機械の軸受け装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268840A JPH09108986A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 機械の軸受け装置 |
| US08/734,382 US5722779A (en) | 1995-10-17 | 1996-10-17 | Bearing unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268840A JPH09108986A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 機械の軸受け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09108986A true JPH09108986A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17464002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7268840A Pending JPH09108986A (ja) | 1995-10-17 | 1995-10-17 | 機械の軸受け装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5722779A (ja) |
| JP (1) | JPH09108986A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100384749B1 (ko) * | 2000-12-31 | 2003-05-22 | 대우종합기계 주식회사 | 스핀들 선단부의 이물질 차단장치 |
| WO2004011817A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Nsk Ltd. | 転がり軸受、グリース補給装置、主軸装置、グリース補給方法及びグリース補給プログラム |
| KR101452588B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-10-22 | 현대위아 주식회사 | 머시닝 센터 주축의 이물질 침입 방지장치 |
| CN104190957A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-12-10 | 北京鼎臣高科技有限公司 | 一种刀盘主轴头 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6257970B1 (en) * | 1997-01-23 | 2001-07-10 | Hao Chien Chao | Ergonomically friendly random orbital construction |
| IT1395684B1 (it) * | 2009-08-04 | 2012-10-16 | Felsinea S R L | Macchina per la lavorazione delle carni |
| US9051971B2 (en) * | 2012-02-23 | 2015-06-09 | Shanghai YJ Bearing Manufacture Co., Ltd. | Oil-mist-free and high-speed electric spindle |
| DE102013012000A1 (de) * | 2012-07-18 | 2014-01-23 | Franz Kessler Gmbh | Motorisch angetriebene Werkzeugmaschineneinheit mit einem Wälzlager |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2125446A (en) * | 1936-10-01 | 1938-08-02 | William T Hurtt | Bearing |
| US3090654A (en) * | 1961-05-12 | 1963-05-21 | United Aircraft Corp | Controlled-gap seal with hydrodynamic-thrust bearing |
| US3452839A (en) * | 1966-11-07 | 1969-07-01 | Judson S Swearingen | Reduction of power losses in high speed bearing lubrication |
| US5074408A (en) * | 1989-02-16 | 1991-12-24 | Wyko, Inc. | Bearing assembly for conveyors |
-
1995
- 1995-10-17 JP JP7268840A patent/JPH09108986A/ja active Pending
-
1996
- 1996-10-17 US US08/734,382 patent/US5722779A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100384749B1 (ko) * | 2000-12-31 | 2003-05-22 | 대우종합기계 주식회사 | 스핀들 선단부의 이물질 차단장치 |
| WO2004011817A1 (ja) * | 2002-07-29 | 2004-02-05 | Nsk Ltd. | 転がり軸受、グリース補給装置、主軸装置、グリース補給方法及びグリース補給プログラム |
| US8753016B2 (en) | 2002-07-29 | 2014-06-17 | Nsk Ltd. | Rolling bearing, grease supply system, spindle unit, grease supply method, and grease supply program |
| KR101452588B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-10-22 | 현대위아 주식회사 | 머시닝 센터 주축의 이물질 침입 방지장치 |
| CN104190957A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-12-10 | 北京鼎臣高科技有限公司 | 一种刀盘主轴头 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5722779A (en) | 1998-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2021244024A1 (zh) | 主轴结构 | |
| JPH09108986A (ja) | 機械の軸受け装置 | |
| DE102018002255A1 (de) | Elektromotor | |
| US7997838B2 (en) | Main spindle device | |
| JP2007054935A (ja) | 主軸装置のエアカーテン装置 | |
| JPH0825173A (ja) | 磁気軸受スピンドル装置 | |
| JPH0556339U (ja) | モータ内蔵型加工スピンドル装置 | |
| JP3452947B2 (ja) | 主軸装置の軸受潤滑機構 | |
| JPH0968231A (ja) | スピンドル支持装置および軸受 | |
| JP2000205469A (ja) | ロ―タリ―ジョイント | |
| JPH07266101A (ja) | スピンドルヘッド | |
| EP1088618B1 (en) | High speed electrical spindle with hybrid rotor support in wood-working machines. | |
| JPH0615176Y2 (ja) | 気体シール装置 | |
| JP2990896B2 (ja) | ラビリンスシール付き回転機構 | |
| JP2001232537A (ja) | 工作機械における回転軸のシール装置 | |
| WO2019188621A1 (ja) | 軸受装置の冷却構造 | |
| JPH0611743Y2 (ja) | ジェット潤滑スピンドル | |
| JPH08270660A (ja) | 円すいころ軸受装置 | |
| JP2002126966A (ja) | リップシール及び回転軸シール構造 | |
| JP3535709B2 (ja) | 加工装置のガスシール構造 | |
| US5398493A (en) | Spindle device capable of eliminating a rotational drive mechanism for a tubular spindle by using a spinning stream of compressed air | |
| JP6946224B2 (ja) | 軸受装置の冷却構造 | |
| JPH0746861Y2 (ja) | ロータリジョイント | |
| JPH0942465A (ja) | エアスピンドル | |
| DE3621125A1 (de) | Gehaeusezentrierung |