JPH09108765A - 液圧プレス装置 - Google Patents

液圧プレス装置

Info

Publication number
JPH09108765A
JPH09108765A JP29747495A JP29747495A JPH09108765A JP H09108765 A JPH09108765 A JP H09108765A JP 29747495 A JP29747495 A JP 29747495A JP 29747495 A JP29747495 A JP 29747495A JP H09108765 A JPH09108765 A JP H09108765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
piston
cylinder tube
die
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29747495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nakagawa
政夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP29747495A priority Critical patent/JPH09108765A/ja
Publication of JPH09108765A publication Critical patent/JPH09108765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/32Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/041Guides

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷間鍛造等に用いる液圧プレス装置を、軽
量、コンパクトで偏心荷重に強い構造とする。 【解決手段】 シリンダチューブ20を外形幅が略等し
いフレーム22上にボルト23で固定する。ピストン2
1の円筒形のヘッド部分24に連なるロッド部分26を
ヘッド部分24より小径の多角柱状とし、下端面27に
上型11を取付け、対向する側面28、28をガイド面
とする。フレーム22の開口上縁にスライド30を設
け、底面に下型12を搭載する。加圧室14の液圧でピ
ストン21を下方へ摺動させ、上型11と下型12間で
素材をプレス加工するとき、偏心荷重が発生してもスラ
イド30とガイド面28の摺動でこれを受け、ピストン
21を正確にガイドする。加圧力は、上型11、下型1
2、フレーム22を経てシリンダチューブ20に伝わ
り、加圧室14内の上向きの力と釣り合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷間鍛造など圧縮
力により加工を行う液圧プレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図2に
従来の液圧プレス装置の一例を示す。この装置のフレー
ムは主に、クラウン1、コラム2及びベッド3からな
り、コラム2を貫通するタイロッド4の両端にナット
5、5を掛け回してクラウン1とベッド3を締結して予
圧を掛け、変形しにくいものにしてある。即ちプレス機
械は、ハンマー等と異なり、金型で加工を行った時に発
生する反力をフレームの剛性で支えるもので、図2に示
すような高加圧力を必要とする用途に使われるプレス
も、汎用のプレス機でも基本的には同じ構造であるが、
高加圧力用のものは変形を抑えるためにフレームの剛性
を高めている。
【0003】またクラウン1には、ピストン6とこれを
収納したシリンダチューブ7及びキャップ8からなる液
圧シリンダが設けてあり、図中下方へ突出するピストン
ロッド9の先端にラム10を取り付け、ラム10の下面
に取り付けた上型11と、ベッド3上の下型12との間
でプレス加工を行えるようにしてある。即ち、液圧シリ
ンダの加圧室14に所定の液圧が印加されると、ピスト
ン6及びラム10が下降し、上型11と下型12の間の
素材(図示は省略してある)を加圧してプレス加工を行
う。このとき上型11が下向きに加える力は、下型12
からベッド3、コラム2及びタイロッド4を経てクラウ
ン1上のシリンダチューブ7に伝えられ、加圧室14中
で釣り合う。
【0004】ところで、冷間鍛造では小部品の加工にも
高い加圧力を必要とする。例えば直径100ミリの鉄板
を加工するのに1,000トン程度の加圧力を必要と
し、そのための金型は300ミリ角程度のものである
が、1,000トンの加圧力を発生させる液圧シリンダ
のシリンダチューブ7の直径は約1メートルとなる。そ
のため作動時には、偏心荷重、即ち荷重の合力中心がプ
レス中心と一致しない場合が生じることもあり、しかも
合力とプレス中心のずれが大きくて、モーメントも大き
な荷重が発生しやすくなる。このような偏心荷重に対す
る強度を上げるため、シリンダチューブ7と同程度以上
に径寸法の大きなラム10を用い、コラム2に支持させ
た長いガイド面を有するスライド13によりラム10を
上下方向で摺動ガイドする。このため、プレス装置全体
は金型に不釣り合いに大きくなっている。
【0005】さらに具体的には、上述のような従来の液
圧プレス装置の仕様は、使用する金型の大きさとは無関
係に、クラウン1に形成するシリンダチューブ7とタイ
ロッド14を通すための穴がクラウン1の強度不足を起
こさない大きさに決まり、この仕様に対するユーザーの
希望を取り入れる余地はほとんどなく、機械側の都合で
決めなければならなかった。また上述のようにラム10
が大きく、金型取り付け面が必要以上に大きくなるた
め、小さな金型で加工すると大きな集中荷重がフレーム
に加わることになり、それに対応するためにフレームの
曲げ剛性を上げなければならず、金型取り付け面の大き
さが強度的に余裕として働くのではなく、かえってより
厳しい条件になってしまっている。以上のような理由
で、1,000トン以上のプレスは大型化し、かつ高価
になっている。
【0006】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なしたもので、軽量かつ安価であり、しかもコンパクト
でかつ偏心荷重に強い液圧プレス装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液圧プレス
装置は、上記目的を達成するために、下型を搭載するフ
レームと、上型を保持する液圧シリンダとからなり、該
液圧シリンダのピストンの形状を、ヘッド部分の一方の
端面を液圧力の受圧面とするとともに、該ヘッド部分を
シリンダチューブとの密閉性を高めた円筒形状とし、ロ
ッド部分を上記ヘッド部分の外形状からはみ出さない多
角柱形状とするとともに、該ロッド部分の上記加圧室と
平行な多角形の面を上記上型の取り付け面とし、かつ少
なくとも対向する一対の側面をガイド面とし、上記フレ
ームに該ガイド面と摺接するスライドを設け、上記フレ
ーム上に上記液圧シリンダのシリンダチューブを搭載し
て固定連結してなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明の実施の形
態及び実施例を図面を参照して説明する。なお以下では
従来と共通する部分には共通する符号を付すに止め、重
複する説明は省略する。
【0009】図lは本発明に係る液圧プレス装置の一実
施形態の中央断面図(A)と、ピストンを下方から見た
斜視図(B)と、ピストンのロッド部分とスライドの関
係を示す底面図(C)である。図中20が液圧シリンダ
のシリンダチューブ、21がピストン、22がフレーム
であり、シリンダチューブ20とフレーム22とは外形
幅寸法をほぼ同じにし、シリンダチューブ20をフレー
ム22上に搭載し、複数本のボルト23で連結固定して
ある。
【0010】液圧シリンダのピストン21は、ヘッド部
分24の一方の端面25をプレスとしての加圧力の受圧
面としてシリンダチューブ20内に形成される加圧室1
4に臨ませるようにし、またヘッド部分24全体をシリ
ンダチューブ20との密閉性を高めるために円筒形状と
してある。一方、ロッド部分26は多角柱形状、例えば
図示の例のように隅部をカットした4角柱状としてあ
り、その径寸法をヘッド部分24の径寸法より小さくし
てヘッド部分24の外へはみ出さないようにしてある。
このロッド部分26の加圧室14と平行な端面27に上
型11を取り付け、4面の側面28・・・をガイド面と
してある。もちろんロッド部分26の形状としては図示
の形状に限定されることはなく、ガイド面とする側面
は、少なくとも対向する一対の面を用いればよい。
【0011】フレーム22は、開口部29を形成する対
向する内側面の上縁部にそれぞれスライド30、30を
設け、開口部29の底面にボルスタ31を配置し、その
上に下型12を搭載してある。
【0012】そしてシリンダチューブ20の加圧室14
に導かれた液圧でピストン21を下方へ摺動させると、
上型11が下降して下型12との間に挟まれる図示せぬ
素材に対して加圧力を加えて加工する。このプレス加工
により偏心荷重が発生しても、これをスライド30がピ
ストン21のガイド面28と摺動することにより受け、
ピストン21はスライド30によって回り止めされつつ
正確にガイドされる。
【0013】また加圧室14に発生した下向きの力は、
上型11から下型12に掛かり、さらにボルスタ31か
らフレーム22、ボルト23を経てシリンダチューブ2
0に伝えられ、シリンダチューブ1に加圧室14で発生
した上向きの力が加わっているので、これと釣り合う。
【0014】なお図示の実施形態では、ピストン21を
上昇させる駆動手段、例えば液圧シリンダを必要とする
が、説明簡略にするために図示を省略してある。またフ
レーム23には筒状、枠状その他種々の形状のものを採
用できるが、上型11、下型12及び素材を出し入れで
きるように開口を備えるようにすればよい。
【0015】上述の構造の液圧プレス装置を300ミリ
角の金型で1,000トンの加工をする冷間鍛造加工に
用いる場合について本発明者らの行った試算では、重量
も機械コストも2〜3分の1になり、大きなコストダウ
ンとなった。また投影面積と機械高さが非常に小さくな
った。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る液圧プレス装置は、以上説
明してきたように、液圧シリンダのピストンのロッド部
分がラムの役割を兼ね、ラムのガイドをロッド部分の側
面とフレームに設けるスライドで行い、従来の液圧プレ
ス装置のような大きなラム及びラムのガイドを不要とし
たので、大幅な軽量化とコストダウンが同時に図れ、ま
た設置に要する面積と機械高さが小さなコンパクトなも
のとなり、既存の組み立てラインへの導入や、スペース
の小さな町工場等のように従来の大型の液圧プレス装置
ではこれまで考えられなかった販路や用途が見いだせる
ものとなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液圧プレス装置の一実施形態の正
面から見た中央断面図(A)、ピストンの正面下方から
見た斜視図(B)及びピストンのロッド部分とスライド
の関係を示す底面図(C)である。
【図2】従来の液圧プレス装置の一例の正面から見た中
央断面図である。
【符号の説明】
11 上型 12 下型 14 加圧室 20 シリンダチューブ 21 ピストン 22 フレーム 23 ボルト 24 ピストンのヘッド部分 25 ピストンのヘッド部分の端面 26 ピストンのロッド部分 27 ピストンのロッド部分の端面 28 ガイド面 29 フレームの開口部 30 スライド 31 ボルスタ 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型を搭載するフレームと、上型を保持
    する液圧シリンダとからなり、該液圧シリンダのピスト
    ンの形状を、ヘッド部分の一方の端面を液圧力の受圧面
    とするとともに、該ヘッド部分をシリンダチューブとの
    密閉性を高めた円筒形状とし、ロッド部分を上記ヘッド
    部分の外形状からはみ出さない多角柱形状とするととも
    に、該ロッド部分の上記加圧室と平行な多角形の面を上
    記上型の取り付け面とし、かつ少なくとも対向する一対
    の側面をガイド面とし、上記フレームに該ガイド面と摺
    接するスライドを設け、上記フレーム上に上記液圧シリ
    ンダのシリンダチューブを搭載して固定連結してなるこ
    とを特徴とする液圧プレス装置。
JP29747495A 1995-10-19 1995-10-19 液圧プレス装置 Pending JPH09108765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29747495A JPH09108765A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 液圧プレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29747495A JPH09108765A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 液圧プレス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09108765A true JPH09108765A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17846973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29747495A Pending JPH09108765A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 液圧プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09108765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043723A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Toyota Motor Corp プレス機
CN105170787A (zh) * 2015-09-25 2015-12-23 嵊州市康力机械有限公司 一种应用于精冲压力机的八面滑块导轨调整机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043723A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Toyota Motor Corp プレス機
CN105170787A (zh) * 2015-09-25 2015-12-23 嵊州市康力机械有限公司 一种应用于精冲压力机的八面滑块导轨调整机构
CN105170787B (zh) * 2015-09-25 2018-09-28 嵊州市康力机械有限公司 一种应用于精冲压力机的八面滑块导轨调整机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06269894A (ja) 液圧プレス装置
US3919878A (en) Press with a prestressed frame
US3465669A (en) Guide for the slide of a vertical press
JP2001071033A (ja) プレスブレーキ
JPH09108765A (ja) 液圧プレス装置
JP2540450B2 (ja) C形フレ―ム構造のプレス装置
JPS5812088B2 (ja) 鍛造装置
JPH07256343A (ja) 板材の曲げ加工方法及びその方法に使用する装置
EP0373470B1 (en) Press device
JP2659905B2 (ja) 液圧プレス装置
JPS6232663Y2 (ja)
CN217044178U (zh) 一种卧式双动气动压力机
CN214866969U (zh) 一种环保型五金外壳冷锻压模具
CN220781927U (zh) 一种钣金模具冲压结构
JPS60203333A (ja) 鍛造装置
RU2020021C1 (ru) Штамп для получения изделий типа панелей с ребрами жесткости
SU1622060A1 (ru) Штамп дл местного деформировани стенки полой детали
JPH0248086Y2 (ja)
JPH0683111U (ja) ベンディングロール機を利用したプレス機
SU561601A1 (ru) Штамп дл штамповки крупногабаритных коленчатых валов
JPH06218585A (ja) 液圧プレス装置
JP3236358B2 (ja) パンチプレス
JPH10113798A (ja) プレス機及びプレス加工方法
SU1189539A1 (ru) Штамп для ступенчатой гибки листовых заготовок с отверстиями
JPH0242331Y2 (ja)