JPH09107931A - 海苔の加熱装置 - Google Patents

海苔の加熱装置

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JPH09107931A
JPH09107931A JP7275651A JP27565195A JPH09107931A JP H09107931 A JPH09107931 A JP H09107931A JP 7275651 A JP7275651 A JP 7275651A JP 27565195 A JP27565195 A JP 27565195A JP H09107931 A JPH09107931 A JP H09107931A
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box
guide rollers
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outlet
inlet
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Makoto Suzuki
允 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔の焼き或いは乾燥に用いる加熱装置の設
置スペースを小さくする。 【解決する手段】 側壁に海苔の侵入口21及び排出口22
を開設したボックス2と、ボックス2内にて互いに垂直
面内にて蛇行して周回可能に無端状に張設され侵入口21
から侵入した海苔を挟んで排出口から排出する一対の搬
送ベルト3、4と、ボックス2内に配備され海苔を加熱
するヒータ7とによって構成され、搬送ベルト3、4は
耐熱性に優れたネット状に形成され、ボックス2内には
侵入口21と排出口22に対応して夫々上下に一対のベルト
案内ローラ5、51、52、53が配備され、両搬送ベルト
3、4は、侵入側案内ローラ5、51から排出側案内ロー
ラ52、53へは、共通の複数の蛇行案内ローラ54に案内さ
れて互いに重なった状態で蛇行して走行し、排出側ガイ
ドローラ52、53から侵入側ガイドローラ5、51へは、互
いに離れた状態で移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、海苔の焼き或いは乾燥
に使用する加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
斯種加熱装置は、横長の長尺ボックスに該ボックスの前
後端を貫通して搬送ベルトを周回可能に設け、ボックス
内にヒータを配備して構成され、搬送ベルト上に並べて
載せられた海苔が、ボックス内を移行中に、ヒータによ
って加熱するものである。
【0003】上記加熱装置は、搬送ベルトは、ボックス
内をボックスの長手方向に真っ直ぐに移動するだけであ
るから、海苔を120枚/分程度の速度で、焼き或いは
乾燥するにはボックスの長さは4〜6m必要となる。
【0004】一般に加熱装置の上流側に海苔供給機、下
流側に海苔包装装置が接続され、定形のシート状生海苔
は、海苔供給装置から1枚つづ加熱装置に供給され、加
熱装置によって焼かれ或い乾燥された海苔は、包装装置
によって自動包装される。加熱装置の機長が長くなれ
ば、海苔加工包装ラインも長くなって、設備のためスペ
ースを広く必要とする不利があった。
【0005】本発明は、ヒータを内蔵したボックス内に
垂直面内で蛇行して周回する一対の搬送ベルト(3)(4)
を配備し、該搬送ベルト間に海苔を挟んで搬送すること
により、ボックスの前後の長さを小さくし、以て、狭い
スペース設置できる加熱装置を明かにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明の加熱装置は、側壁に海
苔の侵入口(21)及び排出口(22)を開設したボックス(2)
と、ボックス(2)内にて互いに垂直面内にて蛇行して周
回可能に無端状に張設され侵入口(21)から侵入した海苔
Sを挟んで排出口から排出する一対の搬送ベルト(3)
(4)と、ボックス(2)内に配備され海苔Sを加熱するヒ
ータ(7)とによって構成され、搬送ベルト(3)(4)は耐
熱性に優れたネット状に形成され、ボックス(2)内には
侵入口(21)と排出口(22)に対応して夫々上下に一対のベ
ルト案内ローラ(5)(51)、(52)(53)が配備され、両搬送
ベルト(3)(4)は、侵入側案内ローラ(5)(51)から排出
側案内ローラ(52)(53)へは、複数の蛇行案内ローラ(54)
に案内されて互いに重なった状態で蛇行して走行し、排
出側ガイドローラ(52)(53)から侵入側ガイドローラ(5)
(51)へは、互いに離れた状態で移行する。
【0007】
【作用及び効果】海苔Sを挟んだ一対の搬送ベルト(3)
(4)は、ボックス(2)内を垂直面内で蛇行して走行する
ため、ボックスの前後方向の長さが短かくとも、搬送ベ
ルト(3)(4)の速度を落とすことなく、海苔Sを焼き或
いは乾燥させるに必要な時間だけ、ボックス(2)内に滞
留させることができる。従って、焼き或いは乾燥の加工
能率を低下させることはない。
【0008】海苔Sは、一対の搬送ベルトに挟まれた状
態で移行するため、上下方向に蛇行して走行する際も、
海苔の位置がずれることはない。ボックスの前後方向の
長さを短くできる分だけ加熱装置(1)の設置スペースは
狭くて済む。
【0009】
【発明の実施の態様】図1は、本発明の加熱装置(1)の
上流側に海苔供給機(8)、下流側に海苔包装装置(9)を
接続した状態を示している。以下の説明で、前とは海苔
包装装置(9)側、後とは海苔供給機(8)側のことであ
る。
【0010】加熱装置(1)は、縦長の直方体のボックス
(2)内に、上下に一対の搬送ベルト(3)(4)を無端状に
張設し、ベルトの走行移行路に沿って複数のヒータ(7)
を配備して構成される。
【0011】ボックス(2)は、高さ約2m、前後の長さ
約1.2、幅長さ約0.6mであり、前後方向の長さは、
従来の横長ボックスの1/4 〜1/5の長さである。ボック
ス(2)の後側壁に海苔の侵入口(21)、前側壁に排出口(2
2)が、夫々床面から0.9m程度の高さに横長に開設さ
れている。
【0012】ボックス(2)内には侵入口(21)と排出口(2
2)に対応して夫々上下に一対の侵入案内ローラ(5)(5
1)、排出案内ローラ(52)(53)が配備される。
【0013】上侵入案内ローラ(5)と上排出案内ローラ
(52)に接近して2個、ボックス(2)の上部の前後に2
個、計4個の上部戻り案内ローラ(55)が配備される。下
侵入案内ローラ(51)と下排出案内ローラ(53)に接近して
2個、ボックス(2)の下部の前後に2個、計4個の下部
戻り案内ローラ(56)が配備される。
【0014】更にボックス(2)内には、上記各ローラよ
りも内側にて上部に2個、略中央部に2個、下部に1
個、計5個の蛇行案内ローラ(54)が配備されている。
【0015】上搬送ベルト(3)は、上側の侵入案内ロー
ラ(5)、5つの蛇行案内ローラ(54)、上側の排出案内ロ
ーラ(52)、上部の4つの戻り案内ローラ(55)を経て再び
侵入案内ローラ(5)に戻る様に張設されている。
【0016】下搬送ベルト(4)は、下側の侵入案内ロー
ラ(51)、5つの蛇行案内ローラ(54)、下側の排出案内ロ
ーラ(53)、下部の4つの戻り案内ローラ(56)を経て再び
侵入案内ローラ(51)に戻る様に張設されている。
【0017】従って、両搬送ベルト(3)(4)は、侵入案
内ローラ(5)(51)上で重なり、侵入案内ローラ(5)(51)
から排出案内ローラ(52)(53)へは、共通の5つの蛇行案
内ローラ(54)に案内されて互いに重なった状態で蛇行し
て走行し、排出案内ローラ(52)(53)上で互いに上下に分
れ、排出側ガイドローラ(52)(53)から侵入側ガイドロー
ラ(5)(51)へは、互いに別個の4つの蛇行案内ローラ(5
4)、(56)を経て移行する。
【0018】実施例では、侵入案内ローラ(5)(51)又は
排出案内ローラ(52)(53)が無断変速機付きの回転駆動装
置(図示せず)に連繋される。上記搬送ベルト(3)(4)
は、ガラス繊維束をネット状に編んで形成され、表面に
ポリフッ化エチレン(商品名、テフロン)等の耐熱性樹脂
層にて被覆されている。ベルト(3)(4)の網目は、1辺
が5mm程度の正方形を呈している。
【0019】搬送ベルト(3)(4)の長手方向の両側縁
は、帯状補強部(31)(41)が形成され、該補強部の背面に
は、全周に亘って、索(32)(33)が縫合されており、該索
が上記各ローラの端部に開設した周溝(50)に嵌まって、
ベルトの左右の蛇行を防止する。
【0020】上流端と下流端の蛇行案内ローラ(54)の間
にてベルトの走行移行路の両側に交互に押えロール(6)
が配備され、該ロールはベルトの背面を押えて、搬送ベ
ルト(3)(4)間の開きを防止する。
【0021】上流端と下流端の蛇行案内ローラ(54)の間
にて、ベルト(3)(4)の走行移行に向けてヒータ(7)が
配備される。ヒータ(7)は、開口をベルトの移行路に向
けて固定配備されたカバー(71)内に、遠赤外線を発する
発熱管(72)を配備して構成される。ヒータ(7)にはコン
トローラ(図示せず)が連繋され、発熱量の調節が可能で
ある。
【0022】又、ボックス(2)には、必要に応じて外気
取入れ用のベンチレータ(図示せず)が設けられる。
【0023】海苔供給機(8)は、基台(80)上に海苔のス
トッカー(82)を配備し、基台(80)内に設けた、吸引取出
し装置(83)によってストッカー(82)に積層された海苔束
の最下部の海苔を1枚づつ吸引して取り出し、海苔送出
しコンベア(81)に受け渡す公知のものである。海苔送出
しコンベア(81)は、前記加熱装置(1)の侵入口(21)に接
続されている。
【0024】海苔包装装置(9)は、排出口(22)のコンベ
ア(91)から排出された海苔を1枚ずつ、或いは複数枚束
ねた状態で、又は、定形海苔を所定の大きさに切断して
から包装するものあり、何れも公知の構造であり、本願
発明とは直接には関係しないので説明は省略する。
【0025】然して、 海苔供給機(8)から加熱装置
(1)の侵入口(21)に送り込まれた海苔は、侵入口(21)の
内側の侵入案内ローラ(5)(51)に沿って走行する一対の
搬送ベルト(3)(4)に挟み込まれ、蛇行案内ローラ(54)
に案内されてボックス(2)内を垂直面内で蛇行して走行
する。
【0026】そのため、ボックスの前後方向の長さが短
かくとも、又、搬送ベルト(3)(4)の速度を落とすこと
なく、海苔を焼き或いは乾燥させるに必要な時間だけボ
ックス(2)内に滞留できる。海苔Sは、一対の搬送ベル
トに挟まれた状態で移行するため、上下方向に蛇行して
走行する際も、海苔の位置がずれることはない。
【0027】搬送ベルト(3)(4)の速度を落とす必要が
ないため、焼き或いは乾燥の加工能率を低下させること
はない。ボックスの前後方向の長さを短くできる分だ
け。設置スペースは狭くて済む。
【0028】尚、上記加熱装置(1)は、ヒータ(7)の有
効熱量、ヒータの数、ベルトの走行速度等によって、海
苔焼機と海苔乾燥機の2つの用途に分れるが、コントロ
ーラによってヒータを制御し、又、変速機によってベル
トの走行速度を調節することにより、海苔焼き機と乾燥
機に使い分けることもできる。本発明は、上記実施例の
構成に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の
範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱装置の断面図である。
【図2】加熱装置の平面図である。
【図3】侵入口近傍の斜面図である。
【符号の説明】
(1) 加熱装置 (2) ボックス (21) 侵入口 (22) 排出口 (3) 搬送ベルト (4) 搬送ベルト (5) 侵入案内ローラ (52) 排出案内ローラ (7) ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に海苔の侵入口(21)及び排出口(22)
    を開設したボックス(2)と、ボックス(2)内にて互いに
    垂直面内にて蛇行して周回可能に無端状に張設され侵入
    口(21)から侵入した海苔Sを挟んで排出口から排出する
    一対の搬送ベルト(3)(4)と、ボックス(2)内に配備さ
    れ海苔Sを加熱するヒータ(7)とによって構成され、搬
    送ベルト(3)(4)は耐熱性に優れたネット状に形成さ
    れ、ボックス(2)内には侵入口(21)と排出口(22)に対応
    して夫々上下に一対のベルト案内ローラ(5)(51)、(52)
    (53)が配備され、両搬送ベルト(3)(4)は、侵入側案内
    ローラ(5)(51)から排出側案内ローラ(52)(53)へは、共
    通の複数の蛇行案内ローラ(54)に案内されて互いに重な
    った状態で蛇行して走行し、排出側ガイドローラ(52)(5
    3)から侵入側ガイドローラ(5)(51)へは、互いに離れた
    状態で移行することを特徴とする海苔の加熱装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067802A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Makoto Suzuki 焼き海苔包装装置
JP2006158260A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Berusurii Nishihatsu Kk 海苔焼釜装置
JP2010239937A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Berusurii Nishihatsu:Kk 海苔伸し機
US11957141B2 (en) 2016-07-18 2024-04-16 Cj Cheiljedang Corporation Apparatus for manufacturing grilled seaweed and method for manufacturing grilled seaweed

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US11957141B2 (en) 2016-07-18 2024-04-16 Cj Cheiljedang Corporation Apparatus for manufacturing grilled seaweed and method for manufacturing grilled seaweed

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Effective date: 19971111