JPH09106430A - 情報処理装置および表計算方法 - Google Patents
情報処理装置および表計算方法Info
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- JPH09106430A JPH09106430A JP8124612A JP12461296A JPH09106430A JP H09106430 A JPH09106430 A JP H09106430A JP 8124612 A JP8124612 A JP 8124612A JP 12461296 A JP12461296 A JP 12461296A JP H09106430 A JPH09106430 A JP H09106430A
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- button
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- cell
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Abstract
(57)【要約】
【課題】情報処理装置における表形式文書において、ユ
ーザがより簡便に計算を行うことができる操作環境を提
供する。 【解決手段】表示画面上の表形式文書のセル内に文字や
数字が格納されている。複数のセルからなる表ととも
に、計算用ボタン2001−6〜10、および制御ボタ
ン2001−11〜13が表示される。さらに、同じ画
面上に計算式の表示領域が設けられる。セル内の数値項
目を利用した計算時には、計算対象のセル内の数値項目
と所望の計算ボタンとを組み合わせて(例えば交互に)
指定することにより、計算内容表示領域に計算式および
計算結果が表示される。実行ボタン2001−11を指
定すると、当該計算結果が目的のセル内に格納される。
ーザがより簡便に計算を行うことができる操作環境を提
供する。 【解決手段】表示画面上の表形式文書のセル内に文字や
数字が格納されている。複数のセルからなる表ととも
に、計算用ボタン2001−6〜10、および制御ボタ
ン2001−11〜13が表示される。さらに、同じ画
面上に計算式の表示領域が設けられる。セル内の数値項
目を利用した計算時には、計算対象のセル内の数値項目
と所望の計算ボタンとを組み合わせて(例えば交互に)
指定することにより、計算内容表示領域に計算式および
計算結果が表示される。実行ボタン2001−11を指
定すると、当該計算結果が目的のセル内に格納される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報装置に係り、
特に、情報処理装置においてユーザが定型フォーム等を
利用して表形式文書を作成する際に利用することができ
る計算機能に関するものである。
特に、情報処理装置においてユーザが定型フォーム等を
利用して表形式文書を作成する際に利用することができ
る計算機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置における表計算等の
操作方式では、ユーザがすべての計算内容を入力装置か
ら一字一句入力するか、計算の種別と対象となる項目を
選択して設定するものである。
操作方式では、ユーザがすべての計算内容を入力装置か
ら一字一句入力するか、計算の種別と対象となる項目を
選択して設定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の表計算等の操作
方式では、設定が複雑で、計算内容が多くなると入力間
違いを起こしやすかった。
方式では、設定が複雑で、計算内容が多くなると入力間
違いを起こしやすかった。
【0004】本発明の目的は、ユーザがより簡便に計算
を行うことができる操作環境を提供することにある。
を行うことができる操作環境を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示画面上に表示した複数のセルからな
る表のセル内に文字および数値の項目を格納した表形式
文書を扱う情報処理装置において、少なくとも加減乗除
を含む計算を行うための計算ボタンと、計算を実行する
ための制御ボタンとを、前記複数のセルとともに表示画
面上に表示し、任意のセル内に表示された数値と所望の
前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバイ
スにより順次指定することにより所望の計算を実行し、
前記制御ボタンを指定することにより、該実行結果を所
望のセル内に格納することを特徴とする情報処理装置を
提供する。
に、本発明は、表示画面上に表示した複数のセルからな
る表のセル内に文字および数値の項目を格納した表形式
文書を扱う情報処理装置において、少なくとも加減乗除
を含む計算を行うための計算ボタンと、計算を実行する
ための制御ボタンとを、前記複数のセルとともに表示画
面上に表示し、任意のセル内に表示された数値と所望の
前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバイ
スにより順次指定することにより所望の計算を実行し、
前記制御ボタンを指定することにより、該実行結果を所
望のセル内に格納することを特徴とする情報処理装置を
提供する。
【0006】この情報処理装置において、前記任意のセ
ル内に表示された数値と所望の前記計算ボタンとを組み
合わせてポインティングデバイスにより順次指定された
数値及び計算ボタンの演算記号を式として表示する計算
内容表示領域を有し、前記実行結果は、前記所望のセル
内に格納される前に当該計算内容表示領域に一旦表示さ
れることが好ましい。
ル内に表示された数値と所望の前記計算ボタンとを組み
合わせてポインティングデバイスにより順次指定された
数値及び計算ボタンの演算記号を式として表示する計算
内容表示領域を有し、前記実行結果は、前記所望のセル
内に格納される前に当該計算内容表示領域に一旦表示さ
れることが好ましい。
【0007】前記任意のセル内に表示された数値と所望
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより指定する際、例えば、計算対象の数値項目と
計算ボタンとを交互に指定する。
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより指定する際、例えば、計算対象の数値項目と
計算ボタンとを交互に指定する。
【0008】前記表示される表形式文書を画面上でスク
ロールすることによって多数の数値項目の中から所望の
数値項目を選択して計算を行うことができる。
ロールすることによって多数の数値項目の中から所望の
数値項目を選択して計算を行うことができる。
【0009】前記任意のセル内に入力された文字から数
値部分を抽出して計算対象の数値として利用することが
できる。
値部分を抽出して計算対象の数値として利用することが
できる。
【0010】また、本発明は、表示画面上に表示した複
数のセルからなる表のセル内に文字および数値の項目を
格納した表形式文書を扱う情報処理装置における表計算
方法であって、少なくとも加減乗除を含む計算を行うた
めの計算ボタンと、計算を実行するための制御ボタンと
を、前記複数のセルとともに表示画面上に表示し、任意
のセル内に表示された数値と所望の前記計算ボタンとを
組み合わせてポインティングデバイスにより順次指定す
ることにより所望の計算を実行し、前記制御ボタンを指
定することにより、該実行結果を所望のセル内に格納す
ることを特徴とする表計算方法を提供するものである。
数のセルからなる表のセル内に文字および数値の項目を
格納した表形式文書を扱う情報処理装置における表計算
方法であって、少なくとも加減乗除を含む計算を行うた
めの計算ボタンと、計算を実行するための制御ボタンと
を、前記複数のセルとともに表示画面上に表示し、任意
のセル内に表示された数値と所望の前記計算ボタンとを
組み合わせてポインティングデバイスにより順次指定す
ることにより所望の計算を実行し、前記制御ボタンを指
定することにより、該実行結果を所望のセル内に格納す
ることを特徴とする表計算方法を提供するものである。
【0011】本発明の装置において、セル内に数値が格
納された表の任意の数値項目に対して計算を行おうとす
るとき、ユーザは計算したい数字の入力されている項目
と、予め表示された計算ボタンを組み合わせてポインテ
ィングデバイスにより順次指定する。この操作に応じ
て、計算結果が得られ、この計算結果は所望のセル内に
格納される。
納された表の任意の数値項目に対して計算を行おうとす
るとき、ユーザは計算したい数字の入力されている項目
と、予め表示された計算ボタンを組み合わせてポインテ
ィングデバイスにより順次指定する。この操作に応じ
て、計算結果が得られ、この計算結果は所望のセル内に
格納される。
【0012】このように、本発明によれば、すでに表の
セル内に入力されている数値をそのまま計算に利用する
ので、改めて数値を入力し直す必要がなく、誤入力の防
止、および迅速な入力操作が図れる。また、表示画面上
に表示された計算対象の数値項目と計算ボタンをポイン
ティングデバイスで直接的に指定するので、操作性がよ
く、使い勝手が向上する。
セル内に入力されている数値をそのまま計算に利用する
ので、改めて数値を入力し直す必要がなく、誤入力の防
止、および迅速な入力操作が図れる。また、表示画面上
に表示された計算対象の数値項目と計算ボタンをポイン
ティングデバイスで直接的に指定するので、操作性がよ
く、使い勝手が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
ついて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態の構成図で
ある。図1において、101は入力装置、401は本発
明による文書編集処理部[計算モード時]、501は項
目選択処理部、601は計算処理部、701は表示処理
部、201は表示装置、301は記憶装置を表わす。
ある。図1において、101は入力装置、401は本発
明による文書編集処理部[計算モード時]、501は項
目選択処理部、601は計算処理部、701は表示処理
部、201は表示装置、301は記憶装置を表わす。
【0015】入力装置101は、キーボードおよびマウ
スあるいはペン入力装置等のポインティングデバイスに
より構成され、文書編集処理部401での文字入力や項
目選択などの入力に利用される。
スあるいはペン入力装置等のポインティングデバイスに
より構成され、文書編集処理部401での文字入力や項
目選択などの入力に利用される。
【0016】表示装置201は、CRTまたは平面ディ
スプレイデバイス等により構成され、文書編集処理部4
01で処理された内容を表示するのに利用される。
スプレイデバイス等により構成され、文書編集処理部4
01で処理された内容を表示するのに利用される。
【0017】記憶装置301は、ROM、RAM等のメ
モリ、およびハードディスク装置等から構成され、項目
選択処理部501や、計算処理部601の文書編集処理
部401でデータを記憶、管理するために利用される。
モリ、およびハードディスク装置等から構成され、項目
選択処理部501や、計算処理部601の文書編集処理
部401でデータを記憶、管理するために利用される。
【0018】文書編集処理部401は、周知のマイクロ
プロセッサおよび入出力インタフェース(いずれも図示
せず)によるプログラム制御により実現される。したが
って、文書編集処理部410の処理を記述したプログラ
ムも前記記憶装置301に格納しておくことができる。
プロセッサおよび入出力インタフェース(いずれも図示
せず)によるプログラム制御により実現される。したが
って、文書編集処理部410の処理を記述したプログラ
ムも前記記憶装置301に格納しておくことができる。
【0019】図2から図7は、本発明の一実施の形態の
操作フロー画面を示したものである。
操作フロー画面を示したものである。
【0020】図2において、2001−1は操作用入力
デバイス(ポインティングデバイス)、2001−2は
セル表示領域、2001−2−1は計算対象項表示、2
001−2−2は計算結果入力項表示、2001−3は
横スクロールボタン、2001−4は縦スクロールバ
ー、2001−5は計算内容表示領域、2001−6は
加算ボタン「+」、2001−7は減算ボタン「−」、
2001−8は乗算ボタン「×」、2001−9は除算
ボタン「÷」、2001−10は計算実行ボタン
「=」、2001−11は「実行」ボタン、2001−
12は「取消」ボタン、2001−13は「計算取消」
ボタンを表わす。また、2001−6〜10を計算ボタ
ン、2001−11〜13を制御ボタンと総称する。
デバイス(ポインティングデバイス)、2001−2は
セル表示領域、2001−2−1は計算対象項表示、2
001−2−2は計算結果入力項表示、2001−3は
横スクロールボタン、2001−4は縦スクロールバ
ー、2001−5は計算内容表示領域、2001−6は
加算ボタン「+」、2001−7は減算ボタン「−」、
2001−8は乗算ボタン「×」、2001−9は除算
ボタン「÷」、2001−10は計算実行ボタン
「=」、2001−11は「実行」ボタン、2001−
12は「取消」ボタン、2001−13は「計算取消」
ボタンを表わす。また、2001−6〜10を計算ボタ
ン、2001−11〜13を制御ボタンと総称する。
【0021】ポインティングデバイス2001−1は計
算対象項や、計算ボタン2001−6〜10、制御ボタ
ン2001−11〜13を指定し、各処理をおこなうた
めに利用される。セル表示領域2001−2には計算対
象データや、計算結果データが表示される。計算対象項
表示2001−2−1はポインティングデバイス200
1−1で指定されている計算項を示す。計算結果入力項
表示2001−2−2は計算結果を入力する項目を示
す。横スクロールボタン2001−3は、表の横幅が表
示画面内に収まらない場合に、セル表示領域を横にスク
ロールするために利用される。縦スクロールボタン20
01−4は、表の高さが表示画面内に収まらない場合
に、セル表示領域を縦にスクロールするために利用され
る。計算内容表示領域2001−5は、選択した計算対
象項の内容や計算過程、計算結果を表示する領域であ
る。2001−6〜10の計算ボタンは、ユーザが各計
算処理を選択するために利用されるボタンである。実行
ボタン2001−11は、計算した結果を計算結果入力
項表示2001−2−2で表示されるセルに代入するた
めに利用されるボタンである。取消ボタン2001−1
2は、計算結果を破棄して通常の編集モード(後述する
図12)に戻るために利用されるボタンである。計算取
消ボタン2001−13は、計算途中又は計算結果を破
棄して何も入力されていない状態にするために利用され
るボタンである。
算対象項や、計算ボタン2001−6〜10、制御ボタ
ン2001−11〜13を指定し、各処理をおこなうた
めに利用される。セル表示領域2001−2には計算対
象データや、計算結果データが表示される。計算対象項
表示2001−2−1はポインティングデバイス200
1−1で指定されている計算項を示す。計算結果入力項
表示2001−2−2は計算結果を入力する項目を示
す。横スクロールボタン2001−3は、表の横幅が表
示画面内に収まらない場合に、セル表示領域を横にスク
ロールするために利用される。縦スクロールボタン20
01−4は、表の高さが表示画面内に収まらない場合
に、セル表示領域を縦にスクロールするために利用され
る。計算内容表示領域2001−5は、選択した計算対
象項の内容や計算過程、計算結果を表示する領域であ
る。2001−6〜10の計算ボタンは、ユーザが各計
算処理を選択するために利用されるボタンである。実行
ボタン2001−11は、計算した結果を計算結果入力
項表示2001−2−2で表示されるセルに代入するた
めに利用されるボタンである。取消ボタン2001−1
2は、計算結果を破棄して通常の編集モード(後述する
図12)に戻るために利用されるボタンである。計算取
消ボタン2001−13は、計算途中又は計算結果を破
棄して何も入力されていない状態にするために利用され
るボタンである。
【0022】今、表内の数値項目に対してある計算を行
おうとする際、計算したい項目の第1項目をポインティ
ングデバイス2001−1で指定して選択する(図
2)。なお、計算結果を格納するセルは、計算結果入力
項表示2001−2−2で示されているように、前もっ
て指定されているものとする。続いて計算種別(例えば
加算「+」)を選択するために、ポインティングデバイ
ス2001−1で加算ボタン2001−6を指定する
(図3)。この指定を行う時点では、図2で指定した第
1項目の数値(ここでは「50」)が計算表示内容表示
領域2001−5に表示されている。
おうとする際、計算したい項目の第1項目をポインティ
ングデバイス2001−1で指定して選択する(図
2)。なお、計算結果を格納するセルは、計算結果入力
項表示2001−2−2で示されているように、前もっ
て指定されているものとする。続いて計算種別(例えば
加算「+」)を選択するために、ポインティングデバイ
ス2001−1で加算ボタン2001−6を指定する
(図3)。この指定を行う時点では、図2で指定した第
1項目の数値(ここでは「50」)が計算表示内容表示
領域2001−5に表示されている。
【0023】次に計算したい項目の第2項目を選択する
ために、その項目をポインティングデバイス2001−
1で指定する(図4)。この指定を行う時点では、図3
で指定した加算ボタン2001−6の記号「+」が計算
内容表示領域2001−5に追加表示されている。
ために、その項目をポインティングデバイス2001−
1で指定する(図4)。この指定を行う時点では、図3
で指定した加算ボタン2001−6の記号「+」が計算
内容表示領域2001−5に追加表示されている。
【0024】ついで、ポインティングデバイス2001
−1で計算実行ボタン2001−10(「=」)を指定
することにより、この計算を実行させる(図5)。計算
実行ボタン2001−10を指定する時点で、計算内容
表示領域2001−5には、図4で指定した第2項目の
数値(ここでは「40」)が追加表示されている。
−1で計算実行ボタン2001−10(「=」)を指定
することにより、この計算を実行させる(図5)。計算
実行ボタン2001−10を指定する時点で、計算内容
表示領域2001−5には、図4で指定した第2項目の
数値(ここでは「40」)が追加表示されている。
【0025】最後に、実行ボタン2001−11(「実
行」)を指定する(図6)。この指定を行う時点では、
計算結果(ここでは「90」)が計算内容表示領域20
01−5に表示されている。
行」)を指定する(図6)。この指定を行う時点では、
計算結果(ここでは「90」)が計算内容表示領域20
01−5に表示されている。
【0026】その後、この計算結果は、計算結果入力項
表示2001−2−2に代入される(図7)。
表示2001−2−2に代入される(図7)。
【0027】図2、図4の計算対象の項目の指定におい
て、ユーザは所望のデータ(セル)を何度でも選択しな
おすことができる。選択した項目は計算内容表示領域2
001−5に更新して表示される。
て、ユーザは所望のデータ(セル)を何度でも選択しな
おすことができる。選択した項目は計算内容表示領域2
001−5に更新して表示される。
【0028】図3の計算種別の指定において、ユーザは
所望の計算種別を何度でも選択しなおすことができる。
選択した計算種別は計算内容表示領域2001−5に更
新表示される。
所望の計算種別を何度でも選択しなおすことができる。
選択した計算種別は計算内容表示領域2001−5に更
新表示される。
【0029】図2から図7の例では、あらかじめセルに
入力されているデータを利用して「50」「+」「4
0」「=」と順次指定して計算を行うが、これは電卓を
利用した計算で「5」「0」「+」「4」「0」「=」
の順次指定を行ったのと同様の操作であり、同様の結果
が得られる。ただし、電卓とは異なり、数値は1桁ずつ
入力するのではなく、1つの数値の全桁が一括して入力
(指定)される。したがって、迅速な入力操作が行え
る。
入力されているデータを利用して「50」「+」「4
0」「=」と順次指定して計算を行うが、これは電卓を
利用した計算で「5」「0」「+」「4」「0」「=」
の順次指定を行ったのと同様の操作であり、同様の結果
が得られる。ただし、電卓とは異なり、数値は1桁ずつ
入力するのではなく、1つの数値の全桁が一括して入力
(指定)される。したがって、迅速な入力操作が行え
る。
【0030】図8は、図1の項目選択処理部501の処
理内容を示したフローチャートである。図8により、項
目選択処理部501の詳細を説明する。
理内容を示したフローチャートである。図8により、項
目選択処理部501の詳細を説明する。
【0031】ポインティングデバイス2001−1で指
定(タップ)された領域がセル表示領域の場合(501
−1)は、計算項目を決定する。第1項目が決定してい
なければ、第1項目が決定される(501−2、501
−3)。第1項目が既に決定していれば、第2項目が決
定される(501−2、501−4)。ステップ501
−3、501−4では後述の数値抽出処理が行われ、適
当な数値が取得される。これらの処理が終わると、計算
内容表示領域2001−5に表示する内容を更新するた
めの表示処理を行う。
定(タップ)された領域がセル表示領域の場合(501
−1)は、計算項目を決定する。第1項目が決定してい
なければ、第1項目が決定される(501−2、501
−3)。第1項目が既に決定していれば、第2項目が決
定される(501−2、501−4)。ステップ501
−3、501−4では後述の数値抽出処理が行われ、適
当な数値が取得される。これらの処理が終わると、計算
内容表示領域2001−5に表示する内容を更新するた
めの表示処理を行う。
【0032】指定されたボタンが計算ボタンの場合は
(501−5)、計算種別を決定する。「=」ボタンす
なわち計算実行ボタン2001−10が指定されれば、
計算処理を行う(501−6)。その他の計算ボタン2
001−6〜9が指定されれば、計算種別を決定する
(501−6、501−7)。これらの処理が終わる
と、計算内容表示領域2001−5に表示する内容を更
新するための表示処理を行う。
(501−5)、計算種別を決定する。「=」ボタンす
なわち計算実行ボタン2001−10が指定されれば、
計算処理を行う(501−6)。その他の計算ボタン2
001−6〜9が指定されれば、計算種別を決定する
(501−6、501−7)。これらの処理が終わる
と、計算内容表示領域2001−5に表示する内容を更
新するための表示処理を行う。
【0033】指定されたボタンが制御ボタンの場合(5
01−8)は、計算結果の更新や、取り消し等を行う。
すなわち、「実行」ボタンが指定された場合(501−
9)は、計算結果を入力するセルへのデータ代入処理
(501−10)と、文字入力等を行うための編集モー
ドへ移行するための処理(501−11)を行う。「取
消」ボタンが指定された場合(501−12)は、計算
結果は破棄して文字入力等を行うための編集モードへ移
行するための処理(501−11)を行う。「計算取
消」ボタンが指定された場合(501−13)は、計算
内容のクリア(501−14)を行う。これらの処理が
終わると、計算内容表示領域2001−5に表示する内
容を更新するための表示処理を行う。
01−8)は、計算結果の更新や、取り消し等を行う。
すなわち、「実行」ボタンが指定された場合(501−
9)は、計算結果を入力するセルへのデータ代入処理
(501−10)と、文字入力等を行うための編集モー
ドへ移行するための処理(501−11)を行う。「取
消」ボタンが指定された場合(501−12)は、計算
結果は破棄して文字入力等を行うための編集モードへ移
行するための処理(501−11)を行う。「計算取
消」ボタンが指定された場合(501−13)は、計算
内容のクリア(501−14)を行う。これらの処理が
終わると、計算内容表示領域2001−5に表示する内
容を更新するための表示処理を行う。
【0034】図9は、図1の計算処理部601の処理内
容を示したフローチャートである。図9で計算処理部6
01の詳細を説明する。
容を示したフローチャートである。図9で計算処理部6
01の詳細を説明する。
【0035】計算種別が加算の場合は加算処理(601
−1、601−2)を行う。他の場合も同様に、計算種
別が減算の場合は減算処理(601−3、601−
4)、計算種別が乗算の場合は乗算処理(601−5、
601−6)、計算種別が除算の場合は除算処理(60
1−7)を行う。これらの処理が終わると計算結果を表
示可能範囲まで数値の丸め処理(601−8)を行な
う。
−1、601−2)を行う。他の場合も同様に、計算種
別が減算の場合は減算処理(601−3、601−
4)、計算種別が乗算の場合は乗算処理(601−5、
601−6)、計算種別が除算の場合は除算処理(60
1−7)を行う。これらの処理が終わると計算結果を表
示可能範囲まで数値の丸め処理(601−8)を行な
う。
【0036】図10は、図1の表示処理部701の処理
内容を示したフローチャートである。図10で表示処理
部701の詳細を説明する。
内容を示したフローチャートである。図10で表示処理
部701の詳細を説明する。
【0037】計算する第1項目が決定している場合(7
01−1)は、第1項目の数値を表示するための文字列
生成処理(701−2)を行う。計算種別が決定してい
る場合(701−3)は、それぞれの計算種別に応じた
記号(例えば加算なら「+」文字に変換する)を表示す
るための文字列生成処理(701−4)を行い、先に生
成されている文字列と結合(701−5)する。計算す
る第2項目が決定している場合(701−6)は、第2
項目の数値を表示するための文字列生成処理(701−
7)を行い、先に生成されている文字列と結合する(7
01−8)。これらの処理が終わると、計算内容表示領
域2001−5に表示する内容を更新する(701−
9)。
01−1)は、第1項目の数値を表示するための文字列
生成処理(701−2)を行う。計算種別が決定してい
る場合(701−3)は、それぞれの計算種別に応じた
記号(例えば加算なら「+」文字に変換する)を表示す
るための文字列生成処理(701−4)を行い、先に生
成されている文字列と結合(701−5)する。計算す
る第2項目が決定している場合(701−6)は、第2
項目の数値を表示するための文字列生成処理(701−
7)を行い、先に生成されている文字列と結合する(7
01−8)。これらの処理が終わると、計算内容表示領
域2001−5に表示する内容を更新する(701−
9)。
【0038】図11は、図1の項目選択処理部501で
行われる数値抽出処理の処理内容を示したフローチャー
トである。図11で数値抽出処理の処理の詳細を説明す
る。
行われる数値抽出処理の処理内容を示したフローチャー
トである。図11で数値抽出処理の処理の詳細を説明す
る。
【0039】まず、取得する文字を1文字ずつ進めるの
に使用する文字カウンタn0にを初期化(5001)す
る。n番目の文字が数字か否かをで判断し(500
2)、数字ならn番目の文字をバッファに追加する(5
003)。次に文字カウンタを進め(5004)、次の
文字を取得し数字か否か判断するためにステップ500
2の前に戻り、ループ処理する。判断する文字が数字以
外になったところでこの処理を終える。これにより、例
えば選択したセルの文字が「50個」の場合は「50」
と解釈される。
に使用する文字カウンタn0にを初期化(5001)す
る。n番目の文字が数字か否かをで判断し(500
2)、数字ならn番目の文字をバッファに追加する(5
003)。次に文字カウンタを進め(5004)、次の
文字を取得し数字か否か判断するためにステップ500
2の前に戻り、ループ処理する。判断する文字が数字以
外になったところでこの処理を終える。これにより、例
えば選択したセルの文字が「50個」の場合は「50」
と解釈される。
【0040】次に、図12〜図27に、図2〜図11で
説明した機能を備えた具体的な情報処理装置の構成を説
明する。データ通信機能を有する携帯用のコンピュータ
に適用して好適なものである。ハードウエア構成として
は、第1の実施の形態と同様に、図1の構成を用いるこ
とができる。以下では、表示画面に表形式に表示された
数値群の合計・平均処理のための操作について説明す
る。
説明した機能を備えた具体的な情報処理装置の構成を説
明する。データ通信機能を有する携帯用のコンピュータ
に適用して好適なものである。ハードウエア構成として
は、第1の実施の形態と同様に、図1の構成を用いるこ
とができる。以下では、表示画面に表形式に表示された
数値群の合計・平均処理のための操作について説明す
る。
【0041】図12は、本装置における通常の編集画面
を示す。図に示すように、ハードウエアとしてのキーボ
ードを用いることなく、画面上にキーボードの各種のキ
ーを表示しポインティングデバイスによる指示により画
面上から各種の文字および指示を入力できるようになっ
ている。
を示す。図に示すように、ハードウエアとしてのキーボ
ードを用いることなく、画面上にキーボードの各種のキ
ーを表示しポインティングデバイスによる指示により画
面上から各種の文字および指示を入力できるようになっ
ている。
【0042】図13は、図12の画面において、ユーザ
がこれから実行する処理の結果を格納すべき項目位置
(すなわちセル)をポインティングデバイスにより選択
した状態を示す。選択された項目位置は、この例では、
反転表示されている。
がこれから実行する処理の結果を格納すべき項目位置
(すなわちセル)をポインティングデバイスにより選択
した状態を示す。選択された項目位置は、この例では、
反転表示されている。
【0043】図14は、図13の画面において、その画
面右端に操作メニューを開いた場面を示している。この
操作メニューは、例えば、図13の画面の外にある「メ
ニュー」ボタン(図示せず)をタップすることにより開
くことができる。このメニューの例では、データの送受
信、合計・平均、四則演算の各種操作が選択肢として挙
げられている。今、図2で説明したと同様な成績の点数
表において、画面上の操作によりある範囲内の複数の項
目の値の合計値を求めるものとする。
面右端に操作メニューを開いた場面を示している。この
操作メニューは、例えば、図13の画面の外にある「メ
ニュー」ボタン(図示せず)をタップすることにより開
くことができる。このメニューの例では、データの送受
信、合計・平均、四則演算の各種操作が選択肢として挙
げられている。今、図2で説明したと同様な成績の点数
表において、画面上の操作によりある範囲内の複数の項
目の値の合計値を求めるものとする。
【0044】そのために、図15に示すように、ユーザ
は、ポインティングデバイスを用いて、前記メニューか
ら「合計・平均」を選択する。このメニュー項目は、表
内の指定した範囲の数値の合計または平均値を求める処
理の実行を指示するためのものである。この指示に応答
して、装置は、図16に示すような「合計平均画面」を
表示する。図16の例では、デフォルト状態として「合
計」が選択されているが、後述するように、ユーザの指
示により「平均」に切り替えることができる。
は、ポインティングデバイスを用いて、前記メニューか
ら「合計・平均」を選択する。このメニュー項目は、表
内の指定した範囲の数値の合計または平均値を求める処
理の実行を指示するためのものである。この指示に応答
して、装置は、図16に示すような「合計平均画面」を
表示する。図16の例では、デフォルト状態として「合
計」が選択されているが、後述するように、ユーザの指
示により「平均」に切り替えることができる。
【0045】次に、図17に示すように、ユーザはポイ
ンティングデバイスの操作により、計算対象範囲内の最
初の項目(始点)を指定する。指定された項目は、図の
例ではグレー表示されている。ついで、図18に示すよ
うに、ユーザは、計算対象範囲内の最後の項目(終点)
を指定する。これに応答して、装置は、図18に示すよ
うに、その指定された範囲全体をグレー表示する。さら
に、装置はこの指定された範囲内の数値の合計を計算
し、その結果(合計結果)を第1の実施例と同様の計算
内容表示領域に表示する。
ンティングデバイスの操作により、計算対象範囲内の最
初の項目(始点)を指定する。指定された項目は、図の
例ではグレー表示されている。ついで、図18に示すよ
うに、ユーザは、計算対象範囲内の最後の項目(終点)
を指定する。これに応答して、装置は、図18に示すよ
うに、その指定された範囲全体をグレー表示する。さら
に、装置はこの指定された範囲内の数値の合計を計算
し、その結果(合計結果)を第1の実施例と同様の計算
内容表示領域に表示する。
【0046】そこで、図19に示すように、ユーザがポ
インティングデバイスを用いて、画面上の「実行」ボタ
ンを指示すると、図20に示すように、先に指定してお
いた計算結果格納位置にその合計値が格納される。ま
た、画面は「合計平均」画面から編集画面に戻る。
インティングデバイスを用いて、画面上の「実行」ボタ
ンを指示すると、図20に示すように、先に指定してお
いた計算結果格納位置にその合計値が格納される。ま
た、画面は「合計平均」画面から編集画面に戻る。
【0047】なお、図18の段階で、ユーザが「平均」
ボタンを指示すれば、装置は、既に指定されている計算
対象指定範囲の数値の平均値を算出して、図21に示す
ように計算結果表示領域に表示する。その後、「実行」
ボタンの指示によりこの結果が所定の位置に格納される
のは、合計の場合と同様である。
ボタンを指示すれば、装置は、既に指定されている計算
対象指定範囲の数値の平均値を算出して、図21に示す
ように計算結果表示領域に表示する。その後、「実行」
ボタンの指示によりこの結果が所定の位置に格納される
のは、合計の場合と同様である。
【0048】当初から、合計ではなく平均を行いたい場
合には、図16の「合計平均」画面において「平均」を
選択すればよい。これに対して装置は、合計の場合と同
様に項目の範囲が指定されると、図21に示すようにそ
の範囲内の数値の平均値を算出して、計算結果表示領域
に表示する。
合には、図16の「合計平均」画面において「平均」を
選択すればよい。これに対して装置は、合計の場合と同
様に項目の範囲が指定されると、図21に示すようにそ
の範囲内の数値の平均値を算出して、計算結果表示領域
に表示する。
【0049】図22は、図14のメニューにおいて、
「四則演算」を選択した場面を示す。これにより、図2
の「四則演算」画面が表示される。この画面におけるユ
ーザの操作手順および装置の処理については、図2〜図
11を用いて前述したとおりである。
「四則演算」を選択した場面を示す。これにより、図2
の「四則演算」画面が表示される。この画面におけるユ
ーザの操作手順および装置の処理については、図2〜図
11を用いて前述したとおりである。
【0050】次に、図23〜図27により、合計・平均
操作の処理フローを説明する。図23〜図25はそのメ
インフローであり、図26、図27はそのサブルーチン
である。これらの処理は、図17で説明した計算対象指
定範囲の指定操作以降の操作に対応するものであり、図
1の構成においては、項目選択処理部501および計算
処理部601の処理に相当する。
操作の処理フローを説明する。図23〜図25はそのメ
インフローであり、図26、図27はそのサブルーチン
である。これらの処理は、図17で説明した計算対象指
定範囲の指定操作以降の操作に対応するものであり、図
1の構成においては、項目選択処理部501および計算
処理部601の処理に相当する。
【0051】図23の処理は、表示画面に対する、ポイ
ンティングデバイスによるユーザの指示(タップ)によ
り起動される。まず、この指示がセル領域内に行われた
か否かをチェックする(231)。セル領域へのタップ
であれば、それが第1項目(すなわち範囲の始点)の決
定であるかを調べる(232)。これは、未だ第1項目
が決定されていなければ第1項目の指定と判定し、既に
第1項目が決定されていれば第2項目の指定と判定す
る。第2項目でない場合には、指示された項目を第1項
目と決定する(233)。第1項目でなければ、指示さ
れた項目を第2項目と決定する(234)。したがっ
て、何度でも範囲を指定し直すことができる。第2項目
が決定されれば、計算対象指定範囲が確定するので、そ
の時点で設定されている計算種別の計算処理を行う(2
35)。この計算処理の詳細については後述する。
ンティングデバイスによるユーザの指示(タップ)によ
り起動される。まず、この指示がセル領域内に行われた
か否かをチェックする(231)。セル領域へのタップ
であれば、それが第1項目(すなわち範囲の始点)の決
定であるかを調べる(232)。これは、未だ第1項目
が決定されていなければ第1項目の指定と判定し、既に
第1項目が決定されていれば第2項目の指定と判定す
る。第2項目でない場合には、指示された項目を第1項
目と決定する(233)。第1項目でなければ、指示さ
れた項目を第2項目と決定する(234)。したがっ
て、何度でも範囲を指定し直すことができる。第2項目
が決定されれば、計算対象指定範囲が確定するので、そ
の時点で設定されている計算種別の計算処理を行う(2
35)。この計算処理の詳細については後述する。
【0052】ステップ233またはステップ235の
後、セル表示領域の更新を行う(236)。この処理
は、第1項目の決定後にはその項目をグレー表示し(図
17)、第2項目の決定後には、計算対象指定範囲全体
をグレー表示すること(図18)を含む。ついで、計算
内容表示領域の更新を行う(237)。この処理は、図
18に示したような計算内容表示領域に計算結果を文章
で表示することを含む。ステップ236、237の処理
結果は表示処理部(図1の701)へ渡される。
後、セル表示領域の更新を行う(236)。この処理
は、第1項目の決定後にはその項目をグレー表示し(図
17)、第2項目の決定後には、計算対象指定範囲全体
をグレー表示すること(図18)を含む。ついで、計算
内容表示領域の更新を行う(237)。この処理は、図
18に示したような計算内容表示領域に計算結果を文章
で表示することを含む。ステップ236、237の処理
結果は表示処理部(図1の701)へ渡される。
【0053】ステップ231でセル領域へのタップでな
いと判定された場合、図24に移り、ユーザの指示が計
算切替ボタンのタップか否かを判定する(238)。そ
うでなければ、図25のステップ244へ進み、そうで
あれば、ステップ239へ進む。ステップ239では、
計算切替ボタンの計算種別が「合計」か「平均」かを調
べる。合計であれば、計算種別が合計である旨を記憶す
る(241)。また、平均であれば、計算種別が平均で
ある旨を記憶する(240)。ステップ240、241
の処理は、例えば、計算種別を示すフラグを設け、この
フラグが1か0かを決定することにより行える。
いと判定された場合、図24に移り、ユーザの指示が計
算切替ボタンのタップか否かを判定する(238)。そ
うでなければ、図25のステップ244へ進み、そうで
あれば、ステップ239へ進む。ステップ239では、
計算切替ボタンの計算種別が「合計」か「平均」かを調
べる。合計であれば、計算種別が合計である旨を記憶す
る(241)。また、平均であれば、計算種別が平均で
ある旨を記憶する(240)。ステップ240、241
の処理は、例えば、計算種別を示すフラグを設け、この
フラグが1か0かを決定することにより行える。
【0054】ついで、指定された計算種別の計算処理を
行う。この計算処理は、図23のステップ235に示し
た計算処理と同じであり、その詳細は後述する。続い
て、計算内容表示領域の更新を行う(243)。この処
理も、図23のステップ237の処理と同様である。
行う。この計算処理は、図23のステップ235に示し
た計算処理と同じであり、その詳細は後述する。続い
て、計算内容表示領域の更新を行う(243)。この処
理も、図23のステップ237の処理と同様である。
【0055】図24のステップ238において、ユーザ
の指示が計算切替ボタンのタップではないと判定された
場合、図25に移り、それが制御ボタンのタップか否か
を調べる(244)。そうでなければ処理を終了し、そ
うであれば制御ボタンの種別を調べる。すなわち、「実
行」ボタンであれば(245)、先に計算結果の格納位
置として指定されているセルへ計算結果のデータを代入
する(247)。ついで、図20に示したように、計算
モードから通常の編集モードに戻り(248)、それに
応じて表示画面も変化する。制御ボタンが「取消」ボタ
ンであれば、ステップ248へ移行し、そうでなければ
処理を終了する。
の指示が計算切替ボタンのタップではないと判定された
場合、図25に移り、それが制御ボタンのタップか否か
を調べる(244)。そうでなければ処理を終了し、そ
うであれば制御ボタンの種別を調べる。すなわち、「実
行」ボタンであれば(245)、先に計算結果の格納位
置として指定されているセルへ計算結果のデータを代入
する(247)。ついで、図20に示したように、計算
モードから通常の編集モードに戻り(248)、それに
応じて表示画面も変化する。制御ボタンが「取消」ボタ
ンであれば、ステップ248へ移行し、そうでなければ
処理を終了する。
【0056】図26は、ステップ235、242の計算
処理の詳細例を示す。計算対象指定範囲の全体について
の計算が終了するまで(261)、以下のステップ26
2〜264を繰り返す。すなわち、計算対象指定範囲内
の各セルを順次指定するセルカウンタを進め(26
2)、そのセルカウンタで指定されたセルデータを取得
してその数値を抽出し(263)、この抽出した数値を
現在の累計値に加算する(264)。指定範囲内のすべ
てのセルについてこのような累計処理が終了した後、現
在指定されている計算種別が「平均」か「合計」かを調
べる(265)。「合計」であれば、累積値をそのまま
用いることができるので、このサブルーチンの処理を終
了し、呼び出し元に戻る。「平均」であれば、累積値を
指定範囲内の総セル数で除算して、平均値を求める(2
66)。その後、呼び出し元に戻る。
処理の詳細例を示す。計算対象指定範囲の全体について
の計算が終了するまで(261)、以下のステップ26
2〜264を繰り返す。すなわち、計算対象指定範囲内
の各セルを順次指定するセルカウンタを進め(26
2)、そのセルカウンタで指定されたセルデータを取得
してその数値を抽出し(263)、この抽出した数値を
現在の累計値に加算する(264)。指定範囲内のすべ
てのセルについてこのような累計処理が終了した後、現
在指定されている計算種別が「平均」か「合計」かを調
べる(265)。「合計」であれば、累積値をそのまま
用いることができるので、このサブルーチンの処理を終
了し、呼び出し元に戻る。「平均」であれば、累積値を
指定範囲内の総セル数で除算して、平均値を求める(2
66)。その後、呼び出し元に戻る。
【0057】図27は、ステップ237、243で説明
した計算内容表示領域更新の詳細例を示す。まず、指定
範囲内の第1項目が決定されたか否かを調べる(27
1)。決定されていない場合、計算内容表示領域の消去
処理を行う(272)。第1項目が決定された場合、第
2項目が決定されたかを調べる(273)。ステップ2
72の後、およびステップ273で第2項目未決定の場
合、呼び出し元へ戻る。第2項目が決定された場合、図
26で説明した計算処理を行う(274)。ついで、計
算内容表示領域に計算結果を文章で表示するために、そ
の文章の要素である、範囲、計算種別、計算結果の文字
列(図18の例では、「1行2列〜3行2列の合計値は
150です」)を生成する(275)。その後、呼び出
し元に戻る。
した計算内容表示領域更新の詳細例を示す。まず、指定
範囲内の第1項目が決定されたか否かを調べる(27
1)。決定されていない場合、計算内容表示領域の消去
処理を行う(272)。第1項目が決定された場合、第
2項目が決定されたかを調べる(273)。ステップ2
72の後、およびステップ273で第2項目未決定の場
合、呼び出し元へ戻る。第2項目が決定された場合、図
26で説明した計算処理を行う(274)。ついで、計
算内容表示領域に計算結果を文章で表示するために、そ
の文章の要素である、範囲、計算種別、計算結果の文字
列(図18の例では、「1行2列〜3行2列の合計値は
150です」)を生成する(275)。その後、呼び出
し元に戻る。
【0058】なお、この図27の処理において、ステッ
プ274の計算処理が行われる場合には、この呼び出し
元の図23および図24の計算処理ステップ235、2
42でそれぞれ同じ計算が先に実行されている。したが
って、図27のこの計算処理は冗長な処理であり、必須
のものではない。但し、サブルーチンとしての汎用性を
持たせるために、図27の処理中に計算処理ステップを
含ませてある。
プ274の計算処理が行われる場合には、この呼び出し
元の図23および図24の計算処理ステップ235、2
42でそれぞれ同じ計算が先に実行されている。したが
って、図27のこの計算処理は冗長な処理であり、必須
のものではない。但し、サブルーチンとしての汎用性を
持たせるために、図27の処理中に計算処理ステップを
含ませてある。
【0059】以上、本発明の好適な実施の形態について
のみ説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、種
々の変形・変更を行うことが可能である。
のみ説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく、種
々の変形・変更を行うことが可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは計算したい数
字の入力されている項目を数字ボタンと見立てて、あた
かも専用の計算パッドを利用し電卓で計算を行う感覚で
簡便に計算を行うことができるので、情報処理装置の操
作性を向上させることができる。
字の入力されている項目を数字ボタンと見立てて、あた
かも専用の計算パッドを利用し電卓で計算を行う感覚で
簡便に計算を行うことができるので、情報処理装置の操
作性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す、構成図である。
【図2】図1の実施の形態における計算モードの編集画
面の一例を示す説明図である。
面の一例を示す説明図である。
【図3】図1の実施の形態における計算モードの編集画
面の一例を示す説明図である。
面の一例を示す説明図である。
【図4】図1の実施の形態における、計算モードの編集
画面の一例を示す説明図である。
画面の一例を示す説明図である。
【図5】図1の実施の形態における計算モードの編集画
面の一例を示す説明図である。
面の一例を示す説明図である。
【図6】図1の実施の形態における計算モードの編集画
面の一例を示す説明図である。
面の一例を示す説明図である。
【図7】図1の実施の形態における計算終了後の編集画
面の一例を示す説明図である。
面の一例を示す説明図である。
【図8】図1の項目選択処理部の処理のフローチャート
である。
である。
【図9】図1の計算処理部の処理のフローチャートであ
る。
る。
【図10】図1の表示処理部の処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図11】図1の実施の形態における数値抽出処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】図1〜図11で説明した機能を有する情報処
理装置の通常の編集モードでの表示画面の一例を示す説
明図である。
理装置の通常の編集モードでの表示画面の一例を示す説
明図である。
【図13】図12の画面において、計算結果を格納する
セルを選択した場面の説明図である。
セルを選択した場面の説明図である。
【図14】図13の画面において、操作メニューを開い
た場面の説明図である。
た場面の説明図である。
【図15】図14の画面において、操作メニューから
「合計・平均」を選択した場面の説明図である。
「合計・平均」を選択した場面の説明図である。
【図16】図15の画面での選択により得られた合計平
均画面の説明図である。
均画面の説明図である。
【図17】図16の画面において計算対象指定範囲の始
点を指示した場面の説明図である。
点を指示した場面の説明図である。
【図18】図17の画面において計算対象指定範囲の終
点を指示した場面の説明図である。
点を指示した場面の説明図である。
【図19】図18の画面において、「実行」ボタンを指
示した場面の説明図である。
示した場面の説明図である。
【図20】図19の画面から実行結果がセル内に格納さ
れた場面を示す説明図である。
れた場面を示す説明図である。
【図21】図18の画面において「平均」ボタンを指示
した場面の説明図である。
した場面の説明図である。
【図22】図14の操作メニューにおいて、「四則演
算」を指示した場面の説明図である。
算」を指示した場面の説明図である。
【図23】実施の形態における合計平均操作のメイン処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図24】図23の処理に続く処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図25】図24の処理に続く処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図26】図23、図24の計算処理のサブルーチンの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図27】図23、図24の計算内容表示領域更新処理
のサブルーチンのフローチャートである。
のサブルーチンのフローチャートである。
101・・・入力装置 201・・・表示装置 301・・・記憶装置 401・・・文書編集処理部[計算モード時] 501・・・項目選択処理部 601・・・計算処理部 701・・・表示処理部
Claims (10)
- 【請求項1】表示画面上に表示した複数のセルからなる
表のセルに文字および数値の項目を格納した表形式文書
を扱う情報処理装置において、少なくとも加減乗除を含
む計算を行うための計算ボタンと、計算を実行するため
の制御ボタンとを、前記複数のセルとともに表示画面上
に表示し、任意のセル内に表示された数値と所望の前記
計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバイスに
より順次指定することにより所望の計算を実行し、前記
制御ボタンを指定することにより、該実行結果を所望の
セル内に格納することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】前記任意のセル内に表示された数値と所望
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより順次指定された数値及び計算ボタンの演算記
号を式として表示する計算内容表示領域を有し、前記実
行結果は、前記所望のセル内に格納される前に当該計算
内容表示領域に一旦表示されることを特徴とする請求項
1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】前記任意のセル内に表示された数値と所望
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより指定する際、計算対象の数値項目と計算ボタ
ンとを交互に指定することを特徴とする請求項1または
2記載の情報処理装置。 - 【請求項4】前記表示される表形式文書を画面上でスク
ロールすることによって多数の文字および数値項目の中
から所望の文字および数値項目を選択して計算を行うこ
とのできる請求項1、2または3記載の情報処理装置。 - 【請求項5】前記任意のセル内に表示された文字をポイ
ンティングデバイスにより指定する際、文字中に数値が
含まれる場合に数値部分を抽出して計算対象の数値項目
として扱う手段を有する請求項1、2、3または4記載
の情報処理装置。 - 【請求項6】表示画面上に表示した複数のセルからなる
表のセル内に文字および数値の項目を格納した表形式文
書を扱う情報処理装置における表計算方法であって、少
なくとも加減乗除を含む計算を行うための計算ボタン
と、計算を実行するための制御ボタンとを、前記複数の
セルとともに表示画面上に表示し、任意のセル内に表示
された数値と所望の前記計算ボタンとを組み合わせてポ
インティングデバイスにより順次指定することにより所
望の計算を実行し、前記制御ボタンを指定することによ
り、該実行結果を所望のセル内に格納することを特徴と
する表計算方法。 - 【請求項7】前記任意のセル内に表示された数値と所望
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより順次指定された数値及び計算ボタンの演算記
号を式として表示する計算内容表示領域を前記表示画面
上に設け、前記実行結果は、前記所望のセル内に格納さ
れる前に当該計算内容表示領域に一旦表示することを特
徴とする請求項6記載の表計算方法。 - 【請求項8】前記任意のセル内に表示された数値と所望
の前記計算ボタンとを組み合わせてポインティングデバ
イスにより指定する際、計算対象の数値項目と計算ボタ
ンとを交互に指定することを特徴とする請求項6または
7記載の表計算方法。 - 【請求項9】前記表示される表形式文書を画面上でスク
ロールすることによって多数の文字および数値項目の中
から所望の文字および数値項目を選択して計算を行うこ
とを特徴とする請求項6、7または8記載の表計算方
法。 - 【請求項10】前記任意のセル内に表示された文字をポ
インティングデバイスにより指定する際、文字中に数値
が含まれる場合に数値部分を抽出して計算対象の数値項
目として扱うことを特徴とする請求項6、7、8または
9記載の表計算方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8124612A JPH09106430A (ja) | 1995-08-04 | 1996-05-20 | 情報処理装置および表計算方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-199952 | 1995-08-04 | ||
JP19995295 | 1995-08-04 | ||
JP8124612A JPH09106430A (ja) | 1995-08-04 | 1996-05-20 | 情報処理装置および表計算方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09106430A true JPH09106430A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=26461270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8124612A Pending JPH09106430A (ja) | 1995-08-04 | 1996-05-20 | 情報処理装置および表計算方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09106430A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293785A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Takeshi Nakadokoro | プログラム仕様定義方法 |
JP2015504200A (ja) * | 2011-11-18 | 2015-02-05 | ジュウハイ キングソフト オフィス ソフトウェア カンパニー リミテッドZhuhai Kingsoft Office Software Co., Ltd | 手持型タッチデバイス上の電子スプレッドシートの制御方法 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124612A patent/JPH09106430A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293785A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Takeshi Nakadokoro | プログラム仕様定義方法 |
JP2015504200A (ja) * | 2011-11-18 | 2015-02-05 | ジュウハイ キングソフト オフィス ソフトウェア カンパニー リミテッドZhuhai Kingsoft Office Software Co., Ltd | 手持型タッチデバイス上の電子スプレッドシートの制御方法 |
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