JPH0910642A - 超音波噴霧装置 - Google Patents

超音波噴霧装置

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JPH0910642A
JPH0910642A JP20437795A JP20437795A JPH0910642A JP H0910642 A JPH0910642 A JP H0910642A JP 20437795 A JP20437795 A JP 20437795A JP 20437795 A JP20437795 A JP 20437795A JP H0910642 A JPH0910642 A JP H0910642A
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ultrasonic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用姿勢を変動させても霧化状態を安定させる
ことができ、しかも液だれの発生を防止できる実用的な
超音波噴霧装置を実現する。 【解決手段】噴霧液50の容器を第1タンク205a
と、第2タンク205bおよびカートリッジタンク30
の2つの分け、第2のタンク205bの方を第1タンク
205aより水平状態で上部に位置するように形成し
て、テーパ状の連通部205cにより両タンクを連通す
るようにし、かつ連通部205cの径を第1タンク20
5aの径より小さくする。これにより、傾けた状態でも
使用することができる。また、第2タンク205cの前
面側に空気孔216を形成し、電源スイッチ224に連
動し、空気孔216を使用時に開状態に、未使用時に閉
状態に保持するバルブ219を設ける。その結果、安定
に霧化状態を保持でき、液だれを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内の噴霧液に
超音波エネルギを与えることによりポンプ機能を発生さ
せ、吸い上げて霧化する超音波トランスデューサを用い
た超音波噴霧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の噴霧装置の代表的なものとして、
内部に液化ガスを充填したスプレイ容器が広く知られて
いる。これは、有底円筒状に成形された金属製容器の開
口端に噴射ノズルを一体化した噴霧ブロックがかしめ固
定され、この容器内にスプレイ液およびフロンまたはL
PG等の液化ガスが加圧充填された構造となっている。
このような構造のスプレイ容器は、殺虫剤、整髪料、芳
香剤等、一般家庭をはじめ広く用いられている。
【0003】ところで、このような従来の噴霧装置にあ
っては、容器と噴霧ブロックとが一体構造となっている
ことから、スプレイ液がなくなった際の廃棄処分に当た
り、噴霧装置全体を廃棄することとなる。しかしなが
ら、これでは、使い捨てのため噴霧装置の再利用が考慮
されておらず、資源のリサイクルの観点から好ましくな
い。また、破棄処理時に噴霧装置内に残留したフロンは
オゾン層破壊という環境問題を招き、またLPGが原因
となって引火および爆発といった危険性が少なからずあ
る。
【0004】そこで、出願人は、超音波トランスデュー
サを内蔵した噴霧ブロックを、噴霧液を充填した容器の
開口端に対して着脱可能な結合手段を介して取り付けた
超音波噴霧装置を提案した(実願平5−41429号
参照)。
【0005】図26は、この超音波噴霧装置の構成を示
す縦断面図である。この超音波噴霧装置は、図26に示
すように、噴霧ブロック1、超音波トランスデューサ
2、および噴霧液4を収容する容器3により構成されて
いる。噴霧ブロック1は、第1ハウジング1aおよび第
2ハウジング1bからなり、第1ハウジング1aの内周
には、容器3の開口端3aの外周に形成された雄ねじ部
3bと螺合する雌ねじ部1cが形成され、噴霧ブロック
1が容器2に対して着脱自在となっている。そして、こ
れら第1ハウジング1aおよび第2ハウジング1bを貫
通するように超音波トランスデューサ2が内蔵されてい
る。また、噴霧ブロック1の第1のハウジング1aと容
器3との間には、容器3内に充填された噴霧液4の漏れ
を防止するためのOリング3cおよびシールパッキング
3dを介在させている。
【0006】このような構成において、図示しない直流
電源による駆動電流を超音波トランスデューサ2に供給
すると、超音波振動が起こり、この超音波振動に伴い容
器3内の噴霧液4が吸い上げられる。吸い上げられた噴
霧液4は、超音波トランスデューサ2の端部2aで霧化
されると共に、図示しないフィルタの微細孔によって、
所望粒径の霧の割合や噴出速度が調整されて大気中に放
出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た超音波噴霧装置では、使用姿勢が変動すると噴霧液4
の液面が変動して、超音波トランスデューサ2の霧化ポ
ンプに噴霧液が付いたり付かなかったりして霧化状態が
安定せず、また、空気孔が設けられていないために、容
器3内が徐々に真空状態となり霧化できなくなる。ま
た、単に空気孔を容器3に設けたとしても、使用姿勢の
変化により空気孔に液が付いたり、付かなかったりする
ため、霧化が安定せず、また霧化されずに液体のままで
超音波トランスデューサ2の先端部から流出する、いわ
ゆる液だれ現象が発生するという問題がある。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、使用姿勢を変動させても霧化状
態を安定させることができ、しかも液だれの発生を防止
できる実用的な超音波噴霧装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の超音波噴霧装置は、第1の容器と、噴霧液
が充填され、上記第1の容器に対して連通するように着
脱自在に取り付けられる第2の容器と、上記第2の容器
から第1の容器内に供給された噴霧液に対して超音波エ
ネルギを与えて当該噴霧液を吸い上げて霧化する超音波
トランスデューサとを有する。
【0010】また、本発明の超音波噴霧装置では、装置
の鉛直軸方向において上記第2の容器が上記第1の容器
より上部に設けられ、また、上記第1の容器と上記第2
の容器との連通部の径が上記第1の容器の径より小さく
設定されている。さらに、上記連通部の内壁が所定の角
度傾斜させて形成されている。
【0011】また、本発明の超音波噴霧装置では、上記
第2の容器の連通部側に空気孔が形成されている。ま
た、上記空気孔を動作時には開状態に保持し、非動作時
は閉状態に保持する手段を有する。さらに、動作状態か
ら非動作状態への切り替わり時に、上記空気孔を閉状態
に保持しつつ、所定時間だけ霧化動作を継続させる手段
を有する。
【0012】また、上記第1の容器に、少なくとも上記
超音波トランスデューサの噴霧液の吸い上げ部を噴霧液
内に位置させる噴霧液の液溜め構造を有する。また、少
なくとも非動作時に上記空気孔を含むその周辺を噴霧液
で充満させる液溜め構造を有する。さらに、上記第1の
容器側が上記第2の容器側より高い位置に位置する場合
に両容器間の連通部を閉塞させる逆流防止弁、または上
記第1の容器と上記第2の容器との連通部を駆動スイッ
チに連動して開閉する逆流防止弁を有するを有する。
【0013】本発明の超音波噴霧装置によれば、第2の
容器に噴霧液が充填されて、第2の容器が第1の容器と
連通するように装着される。これにより、連通部を介し
て第2の容器内の噴霧液が第1の容器に流入する。そし
て、装置の鉛直軸方向において第2の容器が第1の容器
より上部に設けられていると、装置を傾けて使用しても
容易に第2の容器から第1の容器に噴霧液が流入し、ま
た、第1の容器と第2の容器との連通部の径が第1の容
器の径より小さく設定されていると、適量の噴霧液が第
1の容器に流入し、姿勢差による液の流動を抑えること
ができる。第2の容器から第1の容器内に供給された噴
霧液に対しては、超音波トランスデューサにより超音波
エネルギが与えられて吸い上げられ、霧化されて、外部
に放出される。
【0014】また、第2の容器に形成された空気孔によ
り、霧化時に発生する空気流の影響が相殺され、安定な
霧化動作が行われる。また、空気孔が動作時には開状態
に保持され、非動作時は閉状態に保持される。その結
果、容器内の内圧が調整され、液だれが防止される。さ
らに、動作状態から非動作状態への切り替わり時には、
空気孔が閉状態に保持されつつ、所定時間だけ霧化動作
が継続される。これにより、使用後の液だれが確実に防
止される。
【0015】また、液溜め構造により、使用姿勢におい
てトランスデューサ通路からの空気流入が防止され、タ
ンク内の気密性が保持されて液だれが確実に防止され
る。
【0016】また、空気孔の形成領域に液溜め部を設け
ることにより、容器内が確実に定圧に保持される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る超音波噴霧
装置の一実施形態を示す断面図である。この超音波噴霧
装置10は、図1に示すように、本体部20、カートリ
ッジタンク30、および噴霧用ホーン40により構成さ
れている。
【0018】本体部20は、上部の前面側(図中、左
側)および後面側(図中、右側)に開口部201a、2
01bがそれぞれ形成された略円筒状をなす本体ケース
201を有している。この本体ケース201の開口部2
01a、201bは、その軸心を互いにずらして形成し
てある。具体的には、後面側の開口部201bの軸心が
前面側の開口部201aの軸心よりも水平方向において
上部に位置するように形成されている。
【0019】本体ケース201の上部における前面側の
開口部201aには、両端面部が開口したアダプタ20
2の後端部が嵌め込まれ、アダプタ202の先端部周囲
を囲うように前カバー203が設けられている。そし
て、アダプタ202の先端部に対して噴霧用ホーン40
が、たとえばネジ締め等により着脱自在に取り付けられ
る。本体ケース201の上部における後面側の開口部2
01bには、両端面が開口した後ケース204が嵌め込
まれている。
【0020】そして、前面側に設けられたアダプタ20
2の後端部の開口部から後端面側の後ケース204の開
口部に亘って、両端が開口した2段状をなす本体タンク
部205が形成されている。本体タンク部205は、ア
ダプタ202と同軸でかつ互いに連通する第1タンク2
05aと、連通部205cを介して第1タンク205a
より水平軸に対して上部に形成された第2タンク205
bにより構成されている。これにより、本体部20が傾
斜しても、噴霧液50が第2タンク205bから第1タ
ンク205aに流入し易くなっている。
【0021】第1タンク205aの後部と第2タンク2
05bの後部とを連通させるための連通部205cは反
射波の影響を防止するために、第2タンク205bの前
部から第1タンク205aの後部に向かって傾斜する、
いわゆるテーパ状に形成されている。また、連通部20
5bの径A1は第1タンク205aの径A2より小さく
設定してある。これは、第2タンク205bから第1タ
ンク205aに流入する噴霧液50の流入量を小さく
し、適度な量を第1タンク205aに供給するためであ
る。
【0022】第2タンク205bの後端部を囲み、およ
び本体部201の後部に突出するように、カートリッジ
継ぎ手管206が設けられている。このカートリッジ継
ぎ手管206に対して、カートリッジタンク30の本体
301の開口部301aに設けられたアダプタ302が
着脱自在に装着され、カートリッジ継ぎ手管206に装
着されたカートリッジタンク30とは、継ぎ手管20
6、アダプタ302を通して連通し、カートリッジタン
ク30に収容されている噴霧液50が、アダプタ30
2、継ぎ手管206を介して第2タンク205bに流入
し、さらに連通部205cを介して第1タンク205a
に流入する。
【0023】そして、第1タンク205aの中央部より
やや後端側から、アダプタ202の先端側に亘って超音
波トランスデューサ207が配置されている。
【0024】図2は、超音波トランスデューサ207を
分解して示す縦断面図である。超音波トランスデューサ
207は、図2に示すように、第1トランスデューサ2
08と第2トランスデューサ209とが互いに螺着さ
れ、各々の軸方向中央部には、噴霧液を吸い上げる通路
208a、209aがそれぞれ形成されている。また、
第1トランスデューサ208と第2トランスデューサ2
09との間には、圧電素子210、セラミック振動子2
11、+側端子212、−側端子213が図示の状態に
重畳配置され、図示しない直流電源が端子212,21
3に接続される。さらに、第2トランスデューサ209
の端部209bには、5μm〜10μmの微細孔が多数
形成されたフィルタ214とこのフィルタ214を保持
するキャップ215が設けられている。
【0025】このような構成を有する超音波トランスデ
ューサ207は、第1トランスデューサ208および第
2トランスデューサ209の外周部に取り付けられたO
リングORを介して、図1に示すように、アダプタ20
2の後端部および第1タンク205aの先端部に対して
固定されている。そして、本体ケース201と図示しな
い超音波トランスデューサ207の取り付け板は、弾性
部材を介して固定される。これにより、超音波トランス
デューサ207から外部への振動の影響、逆に外部振動
の超音波トランスデューサ207への影響が防止され
る。
【0026】また、本体ケース201とアダプタ202
間、アダプタ202と前ケース203間、本体ケース2
01と第2タンク205c、第2タンク205cと後ケ
ース204間にもOリングORが用いられ固定されてい
る。また、カートリッジ継ぎ手管206と第2タンク2
05cの後端面、およびカートリッジ継ぎ手管206と
アダプタ302の先端面との接触部には防水用パッキン
グPKが設けられている。
【0027】さらに、第2タンク205cの前面部に
は、図1および図3に示すように、霧化時に発生する空
気流の影響を防止するための空気孔216が形成されて
いる。第2タンク205bの前面の空気孔216を含む
領域にはフィルタ217が設けられ、フィルタ217
は、空気孔216と連通する空気孔218aが形成され
たフィルタ押さ板218によりOリングORを用いて固
定されている。
【0028】そして、フィルタ押え板218の空気孔2
18aを開閉するための略T字形状をなすバルブ219
が設けられ、バルブ219の後端部はバルブレバー22
0の一端側に固定されている。バルブレバー220の他
端側は、軸221aを中心にバルブレバーバネ222で
付勢されながら回転する回転部221に連結され、回転
部221の後端側にはバルブレバー220と略直交する
レバー223が形成されている。このレバー223は、
本装置の電源スイッチ224のスイッチレバー224a
の動きに連動するように構成されている。この連動に伴
い回転部221が回転し、バルブレバー220が移動す
ることになるが、バルブレバー220の先端は、本体ケ
ース201の上内面部に形成された移動規制部201a
により移動範囲が規制されている。
【0029】電源スイッチ224がオフ状態に設定され
ているときは、図1に示すように、バルブ219により
空気孔218a、216が閉塞される。これに対して、
電源スイッチ24がオン状態に設定されると、図3に示
すように、スイッチレバー224aによりレバー223
が上方に押し上げられることに連動して回転部221が
左回転し、これに応じてバルブレバー220が左回転す
る。バルブレバー220の回転に伴いバルブ219が図
中、左方向に移動することから、空気孔218a、21
6の閉塞状態が解除され、開状態となる。
【0030】このように、第2タンク205bの前面側
に空気孔216が形成されているので、超音波トランス
デューサ207が霧化時に発生する空気流の影響を受け
ず、安定な霧化状態を実現できる。また、本体を傾斜さ
せると、液だれ傾向となり、霧化できなくなるおそれが
あるが、第2タンク205b内およびカートリッジタン
ク30内の液圧により空気流入が抑制され、液だれが生
じにくくなっており、傾斜による霧化量の変化も安定改
善され、安定する。
【0031】また、この空気孔216の開閉機構部に
は、たとえば図4(a)に示すように、フィルタ217
を覆うように粘着テープ等からなる空気遮断フィルム2
30を設けることにより、フィルタ217の破損や剥が
れあるいは空気漏れを防止できる。また、図4(b)に
示すように、空気遮断フィルタ230をOリングORお
よびフィルタ押さえ板218により支持することが望ま
しい。また、図5に示すように、空気遮断フィルム23
0を設ける代わりに、OリングORをさらに1個設けて
フィルタ押さえ板218により同時に押さえることによ
って、同様に、フィルタ217の破損や剥がれあるいは
空気漏れを防止できる。さらに、図6に示すように、空
気孔216をテーパ状に形成することにより、霧化液の
粘性や表面張力等の違いによる通気の妨げにより霧化で
きなくなることを防止できるとともに、洗浄時に液が孔
部に溜まってしまい洗浄できなくなりフィルタ217が
目ずまりを起こす等の弊害を防止できる。また、空気孔
216の内壁に発水材および発油材をコーティングする
ことが望ましい。また、第1タンク205aは、発水
性、発油性を有することが望ましい。
【0032】また、電源スイッチ224がオン状態から
オフ状態に切り替えられたときには、所定時間、たとえ
ば2秒間だけ電源への接続状態を切断するのを遅延させ
るように構成されている。これは電気回路により遅延回
路が構成され、駆動回路225に設けられる。これによ
り、霧化の停止が遅延されて、使用後の液だれが防止さ
れる。
【0033】本体部20の電源スイッチ224の配置位
置より下部に駆動回路225が配置されており、本体部
20の最下部に直流電源226が交換可能に配置されて
いる。直流電源226は、たとえば4個の単3電池によ
り構成される。
【0034】ホーン40は、風の影響を避けるために、
取り付けられるもので、通常は取りはずされて、図7に
示すように、超音波トランスデューサ207のフィルタ
を保護するためのフィルタ保護キャップ227が着脱自
在に取り付けられて使用される。また、未使用時には、
フィルタ保護キャップ227の前面側を覆う乾燥防止保
護キャップ228が装着される。
【0035】さらに、図8および図9に示すように、略
L字形状をなす本体保持台60,60aに保持させるこ
とも可能である。図8の保持台60は、本体10の下端
部とカートリッジタンク30を所定各度傾斜させた切欠
部61,62にセットさせた状態で保持する。図9の保
持台60は、本体10の下端部とフィルタ保護キャップ
227側を所定各度傾斜させた切欠部61a,62aに
セットさせた状態で保持する。これら保持台60は、い
ずれも装置がセットされた状態で、噴霧液が第1タンク
205aのいわゆる液溜め室より流出しないような姿勢
で保持する構造となっている。これにより、液だれの発
生が防止される。また、本体部20の保持台60,60
aとの間に手を容易に挿入可能な空間Sが形成されるこ
とから、作業開始が容易に行える。また、図9の保持台
60aの場合、液だれが発生したとしても、液溜めが可
能である。
【0036】さらに、一般的には、図7に示すように、
霧化量調整つまみ229が設けられる。この霧化調整つ
まみ229を回転することにより抵抗値を変化させて電
圧を調整し、使用者が霧化量を任意に調整できるように
構成される。また、たとえば、噴霧液50の種類により
粘度等の違うことから、噴霧液50に応じた強弱補正を
行うことにより、より幅の広い利用が可能となる。
【0037】また、同様な箇所にタイマ調整つまみを設
けることも可能である。これにより、上記空気孔を開状
態に保持しつつ霧化動作を継続させる時間を調整でき、
液体の種類に応じた使用が可能となる。
【0038】また、たとえば第1タンク205a内の液
量を確認できるように、図10に示す如く、第1タンク
205aを透明部材で形成し、本体ケース201に透明
部材201bを配置した覗き窓201cが形成される。
第1タンク205cは透明液が流入するとレンズとな
る。さらに、見やすくするために、覗き窓201cに対
応する第1タンク205cの外周面にレンズ230を設
けることが望ましい。
【0039】次に、上記構成による動作を説明する。ま
ず、未使用時には電源スイッチ224がオフ状態に設定
されており、バルブ219により第2タンク205bの
前面側に形成された空気孔218a、216が閉塞され
ている。この状態で、カートリッジタンク30のアダプ
タ302がカートリッジ継ぎ手管206から離脱され
て、カートリッジタンク30の本体301内に所望の噴
霧液50が充填される。そして、カートリッジタンク3
0のアダプタ302がカートリッジ継ぎ手管206に対
して装着される。これにより、、カートリッジタンク3
0に収容されている噴霧液50が、アダプタ302、継
ぎ手管206を介して第2タンク205bに流入し、さ
らに連通部205cを介して第1タンク205a内に流
入する。
【0040】この状態で、使用者は、本体部20の下部
を把持しながら、電源スイッチ224をオン状態に切り
替える。電源スイッチ24がオン状態に設定されると、
スイッチレバー224aによりレバー223が上方に押
し上げられることに連動して回転部221が回転し、こ
れに応じてバルブレバー220が回転してバルブ219
による空気孔218a、216の閉塞状態が解除され、
開状態となる。
【0041】また、電源スイッチ224がオン状態にな
ったことに伴い、超音波トランスデューサ207の圧電
素子210に所定の直流電圧が印加され、セラミック振
動子211が厚み方向に超音波振動する。この超音波振
動が第1トランスデューサ208から第2トランスデュ
ーサ209に向かう方向に伝播して、第1タンク205
a内の噴霧液50が通路208aおよひ209aを介し
て吸い上げられる。このようにして吸い上げられた噴霧
液50は、第2トランスデューサ209の端部209b
で超音波の放射圧によって霧化されるとともに、フィル
タ214の微細孔を介して大気中に放出される。この噴
霧量は、噴霧液50の粘度等に応じて、たとえば霧化調
整つまみ229を回転することにより任意に調整され
る。
【0042】この噴霧状態時には、空気孔218a、2
16が開状態にあることから、第2タンク205b内に
空気が流入し、そのタンク内の空気圧が安定に保持さ
れ、霧化時に発生する空気流の影響を受けることがな
く、安定に霧化状態が保持される。また、本体部20を
傾けて使用されても、タンク内の液圧により空気流入が
抑制される。したがって、液だれは生じにくく、霧化量
の変化も安定させることができる。また、第1タンク2
05aと第2タンク205bとの連通部205cはテー
パ状に形成されていることから、超音波トランスデュー
サ207の振動による発生する波の反射による影響が防
止され、また、使用後、タンク内の残液の取り出しも容
易で掃除しやすい。
【0043】ここで、使用が終わると、電源スイッチ2
24がオフ状態に設定される。これに伴い、スイッチレ
バー224aによるレバー223の上方へのに押し上げ
状態が解除され、バネ222の付勢力により回転部22
1が右回転して初期状態に復帰し、これに連動して、バ
ルブレバー220も右方向に移動して、バルブ219に
より空気孔218a、216が閉塞される。しかし、電
源スイッチ224がオフ状態に設定されても、図示しな
い遅延回路が働いて、たとえば2秒間は噴霧状態が保持
される。これにより、タンク内の圧力が低下して液だれ
が確実に防止される。さらに、第1および第2トランス
デューサ208、209の通路208a,209a内に
噴霧液50が残留することも防止され、使用後の液だれ
が確実に防止される。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、噴霧液50の容器を第1タンク205aと、第2タ
ンク205bおよびカートリッジタンク30の2つの分
け、第2のタンク205bの方を第1タンク205aよ
り水平状態で上部に位置するように形成して、テーパ状
の連通部205cにより両タンクを連通するようにし、
かつ連通部205cの径を第1タンク205aの径より
小さくしたので、本体部20が傾斜したとしても、超音
波トランスデューサ207が配置される第1タンク20
5a内に噴霧液50を確実にかつ適量で流入させること
ができ、傾けた状態でも使用することができる。また、
第2タンク205cの前面側に空気孔216を形成し、
電源スイッチ224に連動し、空気孔216を使用時に
開状態に、未使用時に閉状態に保持するバルブ219を
設けたので、安定に霧化状態を保持でき、液だれを防止
できる。さらに、電源スイッチ224がオフ状態に設定
されても、所定時間だけ噴霧状態を保持するので、使用
後の液だれを確実に防止できる利点がある。
【0045】なお、上述した実施形態においては、電気
的な遅延回路を用いて電源スイッチ224のオフ後に所
定時間だけ霧化状態を保持して使用後の液だれを確実に
防止する場合を例に説明したが、この遅延機能は電気的
な回路に限定されるものではない。たとえば、図11お
よび図12に示すように、第1タンク205aの下部に
連通する弾性タンク205dを設けて、この弾性タンク
205dを電源スイッチ224のオン・オフに連動され
るようにして、第1タンク205aの容積を変化させる
ことにより、第1タンク205a内の圧力を調整するよ
うに構成することも可能である。なお、図12がオン状
態の場合、図11がオフ状態の場合を示している。
【0046】また、図11および図12に示す弾性タン
ク方式に代えて、図13に示すように、第1タンク20
5aの下部に連通するタンク205eを設けて、このタ
ンク205eの容積を電源スイッチ224のオン・オフ
に連動するピストン205fにより調整して、第1タン
ク205aの容積を変化させることにより、第1タンク
205a内の圧力を調整するように構成することも可能
である。
【0047】以上の図11〜図13に示す機械式のもの
を採用しても上述した装置と同様の効果を得ることがで
きる。
【0048】さらに、実用的には、液だれを確実に防止
するために、使用姿勢においてトランスデューサ通路か
らの空気流入を防止でき、タンク内の気密性が保持され
ることが望ましい。これを実現する手段としては、図1
4,図15に示すように、第1タンク205aの連通部
205c近傍領域に、トランスデューサ207の通路先
端部208bが常時液に接するように噴霧液50を所定
量貯留する液溜め部70,70aを設けるか、図16に
示すように、第1タンク205aと第2タンク205b
およびカートリッジタンク30が略直交するように構成
する等、種々の態様が可能である。
【0049】なお、図14に示す液溜め部70は、連通
部205cの傾斜を図1の場合と逆にして液50が溜ま
り易いように構成したものであり、図15に示す液溜め
部70aは、図1の構成に加えて、突起片71を設けて
溜まり易いように構成したものである。図14〜16の
構成により、液だれを確実に防止することができる。
【0050】また、同様に、第1タンク205a側をカ
ートリッジタンク30側より高い位置に位置させる場合
にも第1タンク205a側に液を残し、液だれを防止さ
せるために、たとえば図17〜図19に示すように、第
2タンク205bのカートリッジタンク30との継ぎ手
管206部分に逆流防止弁80,80a,80bを設け
ることも効果的である。
【0051】図17の例は、逆流防止弁を、その動きが
継ぎ手管206部領域で自由に移動可能な球状体80に
より構成し、同図(b)に示すように、第1タンク20
5a側がカートリッジタンク30側より高い位置に位置
する場合にのみ、第1タンク205a内の液の圧力およ
び自重により継ぎ手管206とカートリッジタンク30
とを連通させる連通孔206aを閉塞するように構成さ
れている。
【0052】図18の例は、逆流防止弁を、その動きが
継ぎ手管206部領域で自由に移動可能な板状体80a
により構成し、同図(b)に示すように、第1タンク2
05a側がカートリッジタンク30側より高い位置に位
置する場合にのみ、第1タンク205a内の液の圧力お
よび自重により継ぎ手管206とカートリッジタンク3
0とを連通させる連通孔206aを閉塞するように構成
されている。
【0053】図19の例は、逆流防止弁を、その動きが
継ぎ手管206部領域で一端側を中心に回転可能な板状
体、すなわちフラッパーバルブ80bにより構成し、同
図(b)に示すように、第1タンク205a側がカート
リッジタンク30側より高い位置に位置する場合にのみ
継ぎ手管206とカートリッジタンク30とを連通させ
る連通孔206aを閉塞するように構成されている。
【0054】また、図20は、図15の液溜め部70a
を設けた構成に、第2タンク205bの連通部分を、電
源スイッチ224のオン・オフに連動して回転すること
により開状態または閉状態に保持する円板状の逆流防止
弁80dを設けた構成例を示す。図20(a)が電源ス
イッチ224がオン状態にセットされ、第2タンク20
5bの連通部分が開状態となっている場合を示し、図2
0(b)が電源スイッチ224がオフ状態にセットさ
れ、第2タンク205bの連通部分が閉状態となってい
る場合を示している。この場合は、逆流を防止できるこ
とはもとより、液だれも確実に防止することができる。
【0055】また、図21および図22に示すように、
タンク内を定圧に保持するために、空気孔216の形成
領域に液溜め部90,90aを設けることが望ましい。
なお、図21の例では、空気孔216に形成位置が図1
の場合と異なり、タンク側部に設けられているが、機能
的には全く問題はない。このような構成にすることによ
り、液溜め部90、90aに貯留されている噴霧液50
が空気孔216の弁の働きをなし、タンク内を定圧に保
持できる。特に、図21に示す空気孔216の中心から
トランスデューサ207の通路先端部208bの位置ま
での距離dが大きい程、タンク内を負圧に近づけること
ができる。その結果、液だれが生じにくく、遅延時間あ
るいは負圧量が少なくて済む等の利点がある。
【0056】図23は、本発明に係る超音波噴霧装置の
好適な実施形態を示す図である。この構成は、図15に
示す液溜め部70aと図21に示す液溜め部90とを組
合わせ、かつ、空気孔216の領域の液溜め部90を装
置を水平にした場合に、液溜め部70aの下方側に設け
ている。これにより、液だれの発生を確実に防止でき、
実用に即した超音波噴霧装置を実現することができる。
【0057】図24は、本発明に係る超音波噴霧装置の
好適な他の実施形態を示す図である。この構成は、図1
5に示す液溜め部70aと図22に示す液溜め部90a
とを組合わせ、かつ、空気孔216の領域の液溜め部9
0aを装置を水平にした場合に、液溜め部70aの下方
側に設けている。本実施形態においても、液だれの発生
を確実に防止でき、実用に即した超音波噴霧装置を実現
することができる。
【0058】図25は、本発明に係る超音波噴霧装置の
さらに好適な他の実施形態を示す図である。この構成
は、図23の構成に加えて、第1タンク205aと第2
タンク205との間に、球形状の逆流防止弁80dを設
けたものである。本実施形態においても、液だれの発生
を確実に防止でき、さらに実用に即した超音波噴霧装置
を実現できる利点がある。また、カートリッジタンク3
0を円錐形状にすることにより、液を確実に第1タンク
205a内に送ることができるため、液が少なくなって
も連続使用可能で液だれ防止となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用姿勢を変動させても霧化状態を安定させることがで
き、しかも液だれの発生を防止できる実用的な超音波噴
霧装置を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波噴霧装置の一実施例を示す
断面図である。
【図2】本発明に係る超音波トランスデューサを分解し
て示す縦断面図である。
【図3】図1に示す超音波噴霧装置の本体部の要部の拡
大断面図である。
【図4】本発明に係る第2のタンクに設けられた空気孔
の開閉機構部の他の例を示す図である。
【図5】本発明に係る第2のタンクに設けられた空気孔
の開閉機構部のさらに他の例を示す図である。
【図6】本発明に係る第2のタンクに設けられた空気孔
の好適な例を示す図である。
【図7】ホーンを取り付けていない場合の構成および使
用状態を説明するための図である。
【図8】本発明に係る本体保持台の構成例を示す図であ
る。
【図9】本発明に係る本体保持台の他の構成例を示す図
である。
【図10】噴霧液の残量を確認するための構成例を示す
図である。
【図11】本発明に係る遅延部として弾性タンク方式を
採用した場合の構成例を示し、オフ状態を示す図であ
る。
【図12】本発明に係る遅延部として弾性タンク方式を
採用した場合の構成例を示し、オン状態を示す図であ
る。
【図13】本発明に係る遅延部としてピストン方式を採
用した場合の構成例を示す図である。
【図14】本発明に係る液溜め部の構成例を示す図であ
る。
【図15】本発明に係る液溜め部の他の構成例を示す図
である。
【図16】本発明に係る液溜め構造の例を示す図であ
る。
【図17】本発明に係る逆流防止弁の構成例を説明する
ための図である。
【図18】本発明に係る逆流防止弁の他の構成例を説明
するための図である。
【図19】本発明に係る逆流防止弁のさらに他の構成例
を説明するための図である。
【図20】本発明に係る電源スイッチに連動する逆流防
止弁の構成例を説明するための図である。
【図21】空気孔の形成領域に液溜め部を設けた構成例
を示す図である。
【図22】空気孔の形成領域に液溜め部を設けた他の構
成例を示す図である。
【図23】本発明に係る超音波噴霧装置の好適な実施形
態を示す図である。
【図24】本発明に係る超音波噴霧装置の好適な他の実
施形態を示す図である。
【図25】本発明に係る超音波噴霧装置のさらに好適な
他の実施形態を示す図である。
【図26】従来の超音波噴霧装置の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10…超音波噴霧装置 20…本体部 201…本体ケース 202…アダプタ 203…前ケース 204…後ケース 205…本体タンク部 205a…第1タンク 205b…第2タンク 205c…連通部 206…カートリッジ継ぎ手管 207…超音波トランスデューサ 216,218a…空気孔 219…バルブ 224…電源スイッチ 225…駆動回路 226…直流電源 227…フィルタ保護キャップ 228…乾燥防止保護キャップ 229…霧化調整つまみ 230…空気遮断フィルム 30…カートリッジタンク 40…ホーン 50…噴霧液 60,60a…本体保持台 70,70a…液溜め部 80〜80d…逆流防止弁 90,90a…液溜め部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の容器と、 噴霧液が充填され、上記第1の容器に対して連通するよ
    うに着脱自在に取り付けられる第2の容器と、 上記第2の容器から第1の容器内に供給された噴霧液に
    対して超音波エネルギを与えて当該噴霧液を吸い上げて
    霧化する超音波トランスデューサとを有する超音波噴霧
    装置。
  2. 【請求項2】 装置の鉛直軸方向において上記第2の容
    器が上記第1の容器より上部に設けられている請求項1
    記載の超音波噴霧装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の容器と上記第2の容器との連
    通部の径が上記第1の容器の径より小さく設定されてい
    る請求項1または2記載の超音波噴霧装置。
  4. 【請求項4】 上記連通部の内壁が所定の角度傾斜させ
    て形成されている請求項1、2または3記載の超音波噴
    霧装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の容器の連通部側に空気孔が形
    成されている請求項1、2、3または4記載の超音波噴
    霧装置。
  6. 【請求項6】 上記空気孔を動作時には開状態に保持
    し、非動作時は閉状態に保持する手段を有する請求項5
    記載の超音波噴霧装置。
  7. 【請求項7】 動作状態から非動作状態への切り替わり
    時に、上記空気孔を閉状態に保持しつつ、所定時間だけ
    霧化動作を継続させる手段を有する請求項6記載の超音
    波噴霧装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の容器に、少なくとも上記超音
    波トランスデューサの噴霧液の吸い上げ部を噴霧液内に
    位置させる噴霧液の液溜め構造を有する請求項1〜7の
    いずれかに記載の超音波噴霧装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも非動作時に上記空気孔を含む
    その周辺を噴霧液で充満させる液溜め構造を有する請求
    項1〜8のいずれかに記載の超音波噴霧装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の容器側が上記第2の容器側
    より高い位置に位置する場合に両容器間の連通部を閉塞
    させる逆流防止弁を有する請求項1〜9のいずれかに記
    載の超音波噴霧装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の容器と上記第2の容器との
    連通部を駆動スイッチに連動して開閉する逆流防止弁を
    有する請求項1〜9のいずれかに記載の超音波噴霧装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002028545A1 (fr) 2000-10-05 2002-04-11 Omron Corporation Dispositif de pulverisation de liquides
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