JPH09106414A

JPH09106414A - 建築物に関する条件項目及びｃｇ画像の表示方法

Info

Publication number: JPH09106414A
Application number: JP7264553A
Authority: JP
Inventors: Minoru Funaki; 実船木; Kazuaki Kuratate; 和明倉立; Kanji Manabe; 貫治真鍋
Original assignee: Sekisui House Ltd
Current assignee: Sekisui House Ltd
Priority date: 1995-10-12
Filing date: 1995-10-12
Publication date: 1997-04-22

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】複数種の建築物の中から所望の建築物を選択
して、実際に当該建築物の外部及び内部を歩き回ってい
るのと同様のウォークスルーを行う。【解決手段】複数種の建築物Ｚ１乃至Ｚ４に関する条
件項目を予め記憶すると共に、これら建築物に関する３
次元形状データを予めＣＡＤシステムにより作成してお
き、各建築物に関する条件項目を画面上に表示して顧客
に所望の建築物を選択させた後、選択された建築物に関
する３次元形状データに対し仮想的な視点を設定し、こ
の視点位置を手動の入力操作に応じて３次元形状データ
に対し停止又は所望方向へ移動させながら３次元画像デ
ータ及び前記視点位置に基づく演算により、所望位置か
ら見た状態を表わすＣＧ画像を生成して静止画又は動画
として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複数種の建築物の
中から、建物形式等の各種の条件項目に基づいて所望の
建築物を選択した後、当該選択した建築物について、予
め作成されている３次元ＣＡＤデータに基づいて、ＣＧ
画像によって静止画又は動画を表示できるようにした、
建築物に関するＣＧ画像及び条件項目の表示方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】一般に、一戸建て住宅やマンション等を
購入する際には、予めその建築物の延床面積、道路付、
玄関方位、建物間口及び価格等の各種の条件項目や、当
該建築物の外観等を考慮して、最適な建築物を選択する
のが通例である。一方、顧客の嗜好に基づいて住宅を設
計して新築する場合も、まず、建築業者が用意した複数
種の建物形式の中から、最も顧客の好みを満足する形式
を選択した後、細部の構造に適宜変更を加えるのが通例
である。

【０００３】その場合、各種形式の建築物の外観につい
ては完成見本である外観写真を一枚ずつ個々に見ること
により、また当該建築物の各種の条件項目については個
々の資料を見て判断することにより、顧客の好みに応じ
たものを選択する方法を用いているが、係る方法は前記
写真や資料の整理等が煩雑であり、顧客の前で必要な写
真等を素早く取り出せない場合があって、甚だ不便であ
る。

【０００４】そこで、従来、複数種の建築物に関する静
止画像や各種の条件項目をコンピュータに予め記憶させ
ておき、ＣＲＴ等の各種表示用の画面を複数の領域に分
割して、複数種の建築物を表す静止画を前記画面に同時
に表示し、これらの中から顧客が選択した所望の建築物
を画面全体に拡大して表示できるようにすると共に、必
要により、前記各種の条件項目のリストを画面上に表示
できるようにした建築写真の検索表示方法が提案されて
いる（特開平５−２４１５７号公報参照）。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
検索表示方法は、各種の建築物を静止画として表示する
ものであるから、臨場感が乏しく、且つ、通常、建築物
の外観が表示されるのみで、屋内の各部屋の状況等は表
示されないので、顧客は自らが購入又は建築しようとし
ている建築物の細部についての充分なイメージが得られ
にくい問題を有していた。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記した不具
合を解消するため、各種の条件項目等に基づいて選択し
た建築物を、ＣＧ画像（コンピュータグラフィックスに
よる画像）を用いて静止画又は動画として表示し、手動
の入力操作に基づいて、前記建築物の外部及び／又は内
部を自由に歩き回っているのと同様の視聴覚効果を与え
られるようにすることを目的とする。

【０００７】そのため、請求項１に係る建築物に関する
条件項目及びＣＧ画像の表示方法は、複数種の建築物に
関する条件項目を予め記憶すると共に、前記複数種の建
築物に関する３次元形状データを予めＣＡＤ（Computer
-aided design)システムにより作成しておき、前記各建
築物に関する条件項目を画面上に表示して顧客に所望の
建築物を選択させた後、選択された建築物に関する前記
３次元形状データに対し仮想的な視点を設定し、この視
点位置を手動の入力操作に応じて前記３次元形状データ
に対し停止又は所望方向へ移動させながら前記３次元画
像データと前記視点位置とに基づく演算により、前記建
築物を所望位置から見た状態を表わすＣＧ画像に対応し
たＣＧ画像用データを生成し、このＣＧ画像用データに
基づいて前記選択された建築物に関するＣＧ画像を前記
画面上に静止画又は動画として表示するようにしたこと
を特徴とするものである。

【０００８】すなわち、顧客は、まず、前記各種の条件
項目等に基づいて、所望の建築物を選択する。そして、
当該選択された建築物について、予め作成されている３
次元形状データに基づき、当該建築物をＣＧ画像により
静止画又は動画として表示し、建築物の外部及び／又は
内部を実際に歩き回っているのと同様の感覚で観察する
ことができる（ウォークスルー）。この場合、前記視点
の位置を基準として、必要な演算処理が施されて、公知
の視野変換が行われ、前記視点から見た建築物の外部又
は内部をＣＧ画像に対応したＣＧ画像用データが生成さ
れる（いわゆる、レンダリング）。前記視点が停止して
いるときには、前記ＣＧ画像が静止画として表示され、
前記視点が移動しているときには、ＣＧ画像が動画（ア
ニメーション）として描写されることになる。又、前記
視点が屋外に位置しているときには、建築物の外部、つ
まり、外壁等が表示され、視点を屋内に移動させること
により、屋内の各部屋等の状況が描写される。

【０００９】このように、ＣＧ画像によって表示された
建築物が顧客の嗜好を満足すれば、表示を終了すること
ができるが、当該建築物が顧客の嗜好を満足しない場
合、前記各種の条件項目等に基づいて、異なる種類の建
築物を選択し、同様のＣＧ画像の表示を行えば良い。

【００１０】請求項２に係る建築物に関する条件項目及
びＣＧ画像の表示方法は、請求項１の方法において、前
記条件項目は、建物形式、延床面積、道路付、玄関方
位、建物間口及び価格の内の任意の一又は複数の項目を
含むことを特徴としている。これにより、顧客は、前記
の各種条件項目に基づいて、自らの嗜好、要求を満足す
る建築物を的確に選択できるようになる。

【００１１】請求項３に係る建築物に関する条件項目及
びＣＧ画像の表示方法は、請求項１又は２の方法におい
て、前記複数種の建築物から所望の建築物を選択する際
に、前記条件項目と共に前記複数種の建築物の外観を表
す静止画を前記画面上に表示するようにしたことを特徴
とするものである。これにより、顧客は各種の建築物の
外観を見ながら所望の建築物を選択できるので、所望の
建築物の選択を一層、的確に行えるようになる。

【００１２】請求項４に係る建築物に関する条件項目及
びＣＧ画像の表示方法は、請求項１又は３のいずれかの
方法において、前記ＣＧ画像の表示中に、前記画面の一
部又は全部の領域を利用して、表示中の建築物に関する
条件項目を表示するようにしたことを特徴とするもので
ある。これにより、顧客は所望の建築物をＣＧ画像で見
ている間に、必要により当該建築物に関する各種の条件
項目を画面上で確認することができるようになる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図３及び図４に示すように、ＣＧ画
像の表示を行うための表示室１（プレゼンテーションル
ーム）、その前部の壁２に、遮光シャッタ３ａ付きの上
下方向に細長い窓３を、例えば、２個有し、且つ前部近
傍の壁２と図示しない天井との間に上下幅の狭い通気用
の間隙４を有する以外には、外部光が侵入しにくい構造
となっており、全体として大略暗室状に構成されてい
る。表示室１の４方の壁２の上端部近傍には、室内側へ
水平に張り出す張出部５が形成され、張出部５の下面に
は、所定の間隔で小型の照明器具６が設けられる一方、
表示室１の前記不図示の天井には、図示しない大型の照
明器具が取り付けられている。

【００１４】表示室１の後方に、壁２を隔てて投影室７
が形成されている。図５にも示すように、表示室１と投
影室７間の壁２の中央部には、サイズが１００インチ以
上、具体的には、例えば、１２５インチ程度の大画面の
スクリーン８（画面：画素数は１２８０×１０２４ドッ
ト程度）が埋め込まれている。スクリーン８は、例え
ば、投影室７側に、光を効率的に集めるレンズ状の加工
（フレネルレンズ）が施される一方、表示室１側に前記
光を水平方向へ広げる縦スジ（レンティキュラーレン
ズ）の加工が施されたフレネルレンティキュラースクリ
ーン等からなる。

【００１５】投影室７内には載置台１０が配置され、こ
の載置台１０上に、３本の投射管１１ａを有するプロジ
ェクタ１１（投影機）が設置されている。プロジェクタ
１１とスクリーン８との間には、反射ミラー１２が配置
され、プロジェクタ１１からの投影像が反射ミラー１２
で反射された後、スクリーン８に後方から投影され、こ
のスクリーン８への投影像を表示室１内で、該スクリー
ン８の前方から鑑賞できるようになっている。なお、投
影室７のスペースを充分に確保できる場合は、反射ミラ
ー１２を使用せずにプロジェクタ１１からスクリーン８
に直接投影するようにしても良い。図中、Ｄは表示室１
及び投影室７に各々開閉自在に設けたドアである。

【００１６】表示室１内には、スクリーン８上のＣＧ画
像を鑑賞する鑑賞者Ｖや、後述するワークステーション
１５を操作するオペレータ等が着座するための複数の椅
子１３と、前記鑑賞者Ｖが各種書類、カタログ等を置い
たり、メモを取る際等に使用されるテーブル１４等が適
宜配置されると共に、表示室１の片隅のスペースには、
予め作成されたＣＡＤデータに基いて、住宅等の建築物
に関するＣＧ画像を表示するためのＣＧ画像用データを
生成するワークステーション１５が設置されている。

【００１７】図６にも示すように、ワークステーション
１５は、テーブル１６上に載置されたＣＲＴ１７（Cath
ode Ray Tube) 、キーボード１８、マウス１９、プリン
タ２１、及び前記テーブル１６の下方に配置された入出
力兼演算装置２２等を備え、予めＣＡＤシステムにより
作成された建築物に関する３次元形状データと、オペレ
ータＯ（又は鑑賞者Ｖ自身）によるキーボード１８及び
マウス１９等の入力操作とに応じてＣＧ画像用データが
生成され、これに基づいて、ＣＲＴ１７と前記スクリー
ン８とに、前記建築物に関するＣＧ画像が同時に表示さ
れるようになっている。

【００１８】入出力兼演算装置２２は、図７に仮想的に
透視状態の斜視図を示すように、システムバススロッ
ト、グラフィックススロット、ＶＭＥバススロット等を
含むバス及びグラフィックススロット２２ａと、ＳＣＳ
Ｉ−ＩＩドライブスロット等を含むドライブスロット２
２ｂと、電源ユニット２２ｃ等を内蔵している。前記バ
ス及びグラフィックススロット２２ａは、更に、ＣＰ
Ｕ、メモリ等を含んでいても良い。

【００１９】図８にブロック構成図を示すように、前記
入出力兼演算装置２２は、複数個、例えば、２個のＣＰ
Ｕ２３（１５０ＭＨｚ) と、メインメモリ２４と、Ｉ／
Ｏシステム群２５とを備え、これらは同期式のシステム
バス２６（１．２ＧＢ／ｓ、２５６ｂｉｔ）と、入出力
バス２７（３２０ＭＢ／ｓ）とにより相互に連結され
て、データの送受信を行えるようになっている。

【００２０】Ｉ／Ｏシステム群２５は、グラフィックス
インターフェース２８、所定数のＨＩＯスロット３０、
Ｅｔｈｅｒｎｅｔ３１、ＶＭＥ６４バス３２及びＳＣＳ
Ｉ−ＩＩインターフェース３３を備えている。グラフィ
ックスインターフェース２８は、補助画像処理部３４
（Reality Engine２）を介して前記ＣＲＴ１７（画面サ
イズは、例えば、２１インチ）に接続されると共に、図
示しないが、前記プロジェクタ１１にも接続されてい
る。前記補助画像処理部３４はグラフィックスインター
フェース２８からの画像データに対して、周知のアンチ
エリアシング、テクスチャマッピング等の処理を施した
後、ＣＲＴ１７等に出力するものである。

【００２１】ＨＩＯスロット３０は、グラフィックスや
ＳＣＳＩ−ＩＩ等の入出力装置を接続するための、機器
増設用のスロット（差込み口）で、空いているＨＩＯス
ロット３０に各種拡張ボードを追加実装して、機能アッ
プを図ることができるようになっている。例えば、グラ
フィックスとして、今一つの補助画像処理部３４を追加
することにより、２系統のグラフィックス処理系統を具
備することができ、ＣＲＴ１７及びスクリーン８等の複
数画面への出力の高速化を実現できる。

【００２２】Ｅｔｈｅｒｎｅｔ３１は、ＬＡＮ(Local A
rea Network)を接続するための接続ポートであり、この
Ｅｔｈｅｒｎｅｔ３１を用いて他のコンピュータ、例え
ば、ＣＡＤシステムと接続することにより、フロッピー
ディスク等の物理的な媒体を介さずに、ＣＡＤシステム
と直接、３次元形状データ等の送受信を行うことが可能
になる。ＶＭＥ６４バス３２は、ある種のコンピュータ
の拡張規格であって、接続部位の形状、信号線の配置等
を取り決めることにより、各種の拡張機器の接続性を保
証するものである。

【００２３】前記ワークステーション１５を用いて表示
室１内で購入予定又は建築予定等の住宅に関するＣＧ画
像を表示する場合、図９に示すように、予め、住宅ＣＡ
Ｄシステムで、建物形式等の各種の条件項目を異にする
複数種の住宅の平面図を作成する（Ｓ１）。係る住宅の
一例としての２階建の住宅Ｚ１の１階部分の平面図を図
１１に、２階部分の平面図を図１２に各々示す。各平面
図には、住宅Ｚ１の平面形状や間取り等が表されてい
る。

【００２４】続いて、前記住宅ＣＡＤシステムで前記複
数種の住宅の各３次元形状データ（３次元モデル）を作
成する（図９中Ｓ２）。係る３次元形状データに基いて
表された住宅の一例として、前記住宅Ｚの斜視図、北立
面図及び西立面図を各々図１３乃至図１５に示す。

【００２５】又、外構ＣＡＤシステムで、前記複数種の
各住宅に付属すべき塀や門等の外構（図示せず）を表す
３次元形状データを作成する一方（図９中Ｓ３）、一般
ＣＡＤシステムで、前記複数種の住宅に各々隣接する実
在の住宅、道路或いは遠景の住宅、ビルディング等の実
在の近隣環境（図示せず）に関する３次元形状データを
作成する（Ｓ４）。

【００２６】更に、一般ＣＡＤシステムで、前記各種住
宅の屋外及び屋内の点景部品、例えば、屋外の樹木、自
動車等の車両、石、自転車、道路標識等（図示せず）
や、屋内の家具、調度類、装飾品、絵画等に関する３次
元形状データを予め作成し（Ｓ５）、これらを点景部品
用のライブラリーに蓄えておく（Ｓ６）。以上がＣＧ画
像の表示に先立って行うべきＣＡＤシステムによる画像
データの作成である。なお、前記住宅ＣＡＤシステム及
び外構ＣＡＤシステムは、各々住宅及び外構に関する３
次元形状データを作成するための各種データベース等を
備えたＣＡＤシステムである。

【００２７】前記ワークステーション１５には、前記複
数種の住宅の３次元形状データと共に、各住宅に関する
条件項目、例えば、建物形式、延床面積、道路付、玄関
方位、建物間口及び価格等の項目を予め記憶しておく。

【００２８】ワークステーション１５で前記ＣＡＤデー
タに基いて、所望の住宅、外構、点景部品及び当該住宅
の近隣環境等をＣＧ画像として作成、表示する場合、ま
ず、３次元形状データを作成済の前記複数種の住宅の中
から、顧客に所望の住宅を選択させる。この場合、顧客
が、前記条件項目により、希望の条件、例えば、価格が
８０００万円以下で、且つ、建物間口が８．５ｍ以上な
る条件を提示し、オペレータＯがワークステーション１
５に当該条件を入力すると、係る条件を満足する住宅が
リストアップされて、例えば、図１に示すように、ＣＲ
Ｔ１７及びスクリーン８に前記条件を満足する住宅のリ
ストＬが表示される。

【００２９】顧客は前記リストＬを見て、直ちに所望の
住宅を選択しても良いが、必要により、図２に示すよう
に、スクリーン８を所定数の領域に分割して、前記リス
トＬに含まれる住宅の外観を所定数毎、例えば、４棟毎
にスクリーン８に表示し、外観を見ながら所望の住宅を
選択することができる。この場合、図２のように、住宅
Ｚ１乃至Ｚ４の外観を表示しながら、同時に各住宅Ｚ１
乃至Ｚ４の条件項目を、例えば、各住宅Ｚ１乃至Ｚ４を
表す静止画の下方に表示することもできる。

【００３０】顧客が前記リストＬ及び／又は外観を表す
静止画によって、所望の住宅、例えば、住宅Ｚ１を選択
し、オペレータＯが選択された住宅Ｚ１をワークステー
ション１５に入力すると、例えば、図５に示すように、
当該住宅Ｚ１のみがスクリーン８全体に表示される。そ
して、以後、この住宅Ｚ１について、予め作成した前記
３次元形状データに基づき、以下の手順により、静止画
又は動画によるウォークスルーを行う。

【００３１】すなわち、選択された住宅Ｚ１及びその外
構等に関する３次元形状データを入出力兼演算装置２２
に読み込む（図１０中Ｓ７）。そして、ワークステーシ
ョン１５によりデータ統合及び画像調整のための処理を
行うが、この処理方法としては、（ａ）手作業による処
理と、（ｂ）自動化処理との２通りがある。

【００３２】その内、（ａ）の手作業による場合、ま
ず、前記住宅Ｚ１、外構、点景部品等に関する各種形状
データを、レンダリングソフトを用いて、以後のＣＧ画
像の作成、表示処理の際に読み取り可能なファイル形式
にコンバートする（Ｓ８）。続いて、ＣＡＤデータから
コンバートされた面に対し、各面単位或いは隣接する複
数の面のグループ単位をマウス等で選択し、素材情報を
設定することにより、色付けを行う（Ｓ９）。

【００３３】本発明では、主として、（ｂ）の自動化処
理で形状コンバートを行うことを想定しているが、この
場合、前記ＣＡＤシステムにおいて、前記住宅Ｚ１に関
する３次元形状データに、予め、建物仕様情報が付加さ
れる。該建物仕様情報には、前記住宅Ｚ１の建物形式
（例えば、形式Ｉ、形式ＩＩ等）、外装材の色彩（外装
材の素材は住宅Ｚ１の種類により決定される）、屋根材
の種類と色彩等、住宅Ｚ１の外観を決定する上で重要な
情報が含まれる。

【００３４】前記（ｂ）の自動化処理においては、ワー
クステーション１５でコンバートプログラムにより、形
状コンバート及び色付け作業が行われる（Ｓ１０）。こ
こでは、コンバート後の３次元形状データが、パース図
（３次元透写図）としてではなく、ファイルとして出力
される。すなわち、前記パース図では、視点から見えな
い部分の描画は行われないが、本発明ではＣＧ画像用の
出力であるため、作成される３次元データの全てがファ
イルとして出力される。

【００３５】前記ファイル出力において、住宅Ｚ１の各
部位、例えば、壁、床、サッシ等はＣＡＤ上では別個の
ものとしてデータ保存されている。ここでは、各々の部
位の３次元形状データの出力の際に、どの部位の形状デ
ータであるかを示す情報が、部位名称又は番号によっ
て、前記形状データに内部情報として埋め込まれる。以
下にその例を示す。部位名称（又は番号）：壁３次元形状データ（壁） │ ３次元形状データの終り部位名称（又は番号）：サッシ３次元形状データ（サッシ） │ ３次元形状データの終り部位名称（又は番号）：床３次元形状データ（床） │ ３次元形状データの終り

【００３６】一方、前記住宅Ｚ１の各部位にいかなる素
材が使用され、従って、各部位がいかなる色彩を呈する
か等の情報は、前記３次元形状データには含まれず、別
途、素材情報ファイルにより提供される。この素材情報
ファイルは、例えば、各住宅が属する建物形式毎に準備
されており、前記コンバートプログラムによって、前記
ＣＡＤシステムの３次元形状データに含まれた前記建物
仕様情報が読み込まれ、これに基いて、当該住宅Ｚ１の
建物形式に合致した素材情報ファイルが選択される。

【００３７】各素材情報ファイルには、前述した壁、サ
ッシ等の各部位名称と、各部位で標準的に使用される素
材（当該部位が屋根材であれば、例えば、カラーベスト
で、色彩はブラウン等）と、該素材に対応するＣＧソフ
ト上での属性情報（例えば、反射係数０．４、テクスチ
ャマッピングはＹＡＮＥ、ＲＧＢが６００ｍｍＸ４００
ｍｍ相当、張り込みはＺ軸下から上へ）とが対応表とし
て記憶されている。

【００３８】又、これらの素材情報ファイルのマスター
となる、全ての情報を有するマスターファイルがバック
アップファイルとして備えられている。そして、例え
ば、前記住宅Ｚ１の一部の部位の素材又は色彩等を前記
素材情報ファイルに記憶されたもの以外のものに変更し
たい場合、前記マスターファイルから所望の情報を呼び
出して前記素材情報ファイル中の情報の一部と置換する
ことができる。

【００３９】例えば、図１６中Ａ部に示すように、当該
住宅Ｚ１に関する建物仕様情報の建物形式が形式Ｉ、外
装材が種類Ｉ（色彩はオフグレー）、屋根材が平瓦（色
彩はブラック）である場合、素材情報ファイルとして
は、建物形式に基づき、図１６中Ｂ部に示す形式Ｉ用の
ものが選択される。ここでは、形式Ｉ用の素材情報ファ
イルの標準的な外装材として、種類Ｉ（ペールグレー）
が登録されており、前記建物仕様情報中の外装材とは相
違している。この場合、図１６中Ｃ部に示す前記マスタ
ーファイルから建物仕様情報に対応した外装材に関する
情報Ｃ１が呼び出され、前記素材情報ファイル中の外装
材に関する情報Ｂ１に代えて記憶される。前記３次元形
状データのファイルと、この素材情報ファイルとは、以
後、セットとして取り扱われる。

【００４０】その後、前記外構、点景部品及び近隣環境
に関する各３次元形状データに対しても、ワークステー
ション１５で各々（ａ）又は（ｂ）の処理によって形状
コンバート及び色付け作業が行われた後、コンバート済
の住宅Ｚ１、外構、点景部品等に関するファイル及びそ
れらに対応する前記素材情報ファイルがＣＧソフトに読
み込まれ、前記住宅Ｚ１、外構、点景部品等を全て同一
画面に合成状態で表示できるように、各種ファイルの統
合処理が行われて、全体の構成が作成される（図１０中
Ｓ１１）。続いて、統合されたファイルに対し、ラジオ
シティ法等により前記住宅Ｚ１等の画像に日向又は日陰
等に応じた陰影を付与するための演算が行われ、且つ照
明計算、日当り計算等の各種演算が行われる（Ｓ１
２）。

【００４１】この場合、前記照明計算により、例えば、
昼間の太陽光の下での前記住宅Ｚ１等を表すためのＣＧ
画像用データと、夜間に前記住宅Ｚ１に付属する照明器
具を点灯した状態での前記住宅Ｚ等を表すためのＣＧ画
像用データ等、互いに異なる複数種の照明状態に対応す
る複数種のＣＧ画像用データが準備される。更に、外壁
や壁紙等の各種表面材については、各々、色彩、模様、
凹凸形状等の異なる複数種の表面材が準備され、各表面
材に対応した複数種のＣＧ画像用データが用意される。

【００４２】Ｓ１２で各種演算、調整を終了した後、前
記ファイルに基いて、前記ワークステーション１５でＣ
Ｇ画像の表示用ソフトを用い、前記３次元形状データに
対して設定した仮想的な視点位置を、オペレータによる
マウス１９等での入力操作に応じて停止又は所望方向へ
移動させると、この視点位置の移動に伴ってリアルタイ
ムの演算が行われ、該演算により得られたＣＧ画像用デ
ータがスクリーン８及びＣＲＴ１７に出力されることに
より、各時点で前記視点位置に対応する所望位置から前
記住宅Ｚ１、外構、点景部品等を見た状態を表示するＣ
Ｇ画像が動画又は静止画として表示される（Ｓ１３）。

【００４３】以下、ウォークスルーのための、より具体
的な操作方法につき説明する。図１７に示すように、Ｃ
ＲＴ１７上にはカーソルＧが表示され、このカーソルＧ
は、例えば、キーボード１８上の４個のカーソルキー１
８ａを選択的に操作することにより、ＣＲＴ１７の画面
１７ａ上で上下方向及び／又は左右方向へ移動可能であ
る。

【００４４】そして、前記レンダリングの基準となる仮
想的な視点位置は、カーソルＧを前記画面１７ａ上で上
方へ移動させると前記視点位置が高くなり、カーソルＧ
を下方へ移動させると前記視点位置が低くなると共に、
カーソルＧを右又は左方向へ移動させると、それに応じ
て視点（視線）の向きが右又は左方向へ旋回するように
なっている。更に、マウス１９に付属した、左ボタン１
９ａを押圧すると視点位置が前進し、中ボタン１９ｂを
押圧すると視点位置の前後方向への移動が停止し、右ボ
タン１９ｃを押圧すると視点位置が後退するようになっ
ている。

【００４５】図１８にＣＧ画像としてスクリーン８に表
示された前記住宅Ｚ１の昼間における外観の一例を示
す。ここでは、前記ラジオシティ法等に基づく演算によ
り陰影が付与されており、図中ドットの付された部分が
陰になっている。前記ＣＲＴ１７上でカーソルＧを移動
させ、且つ、マウス１９の各ボタン１９ａ乃至１９ｃを
操作することによって、前記視点の向きを転換させ、或
いは、視点位置を画面の奥行き方向で移動させると、実
際に前記住宅Ｚの外部及び内部を歩き回っているのと同
様の視聴覚効果を与える動画がＣＧ画像として生成さ
れ、この動画は陰影を付与された状態で表示される。

【００４６】カーソルキー１８ａ及びマウス１９の各ボ
タン１９ａ乃至１９ｃを操作することにより前記視点位
置を屋内に移動させると、例えば、図１９に示すよう
に、前記３次元形状データに基いてワークステーション
１５で演算が行われ、該演算により生成されたＣＧ画像
用データに基づいて屋内Ｉの状況がスクリーン８及びＣ
ＲＴ１７上に表示される。図１９は陰影の付与前の状態
を示し、図２０に前記ラジオシティ法による陰影の付与
後のＣＧ画像を示す。図２０においては、ハッチングの
間隔の狭い部分程、暗くなっている。

【００４７】前記視点位置を屋内で、順次、移動又は停
止させることにより、図２１に示す洋室Ｊ、図２２に示
す厨房Ｋ及び図２３に示す浴室Ｙ等の各部屋が、順次、
動画又は静止画として表示される。キーボード１８及び
マウス１９によって前記仮想的な視点位置を移動させる
操作と、前記ＣＧ画像の表示の切換わりとの対応関係に
つき、図１１の平面図を参照しながら説明する。例え
ば、今、前記視点位置がＰ点、つまり、食堂Ｍ内にあ
り、視点が矢印Ｑ方向を向いているものとすると、図示
しないが、画面上には前記厨房Ｋの仕切りＫ１が表示さ
れている。

【００４８】ここで、厨房Ｋの方向に接近するのであれ
ば、マウス１９上の前進用の左ボタン１９ａを押圧すれ
ば良い。一方、視点の向きを居間Ｎの方向へ転換するの
であれば、カーソルキー１８ａで前記カーソルＧを左側
に移動させれば良い。上記ウォークスルー中に生じる任
意の静止画は、プリンタ２１等でカラー印刷でき、この
印刷中にもウォークスルーは継続して行える。

【００４９】なお、前記ウォークスルーを行っている間
に、必要により、当該住宅Ｚ１に関する前記建物形式等
の各種の条件項目を、スクリーン８上の一部の領域に表
示することができる。

【００５０】前記スクリーン８上のＣＧ画像は２次元的
な画像として鑑賞しても良いが、これを３次元の立体像
として鑑賞できるようにすれば、空間の広さ感等が把握
し易くなるので、実際の住宅Ｚ１の内外を歩き回って観
察している状態に一層近似した画像を得ることができ
る。立体像を得る方法としては、図２４に示すように、
例えば、鑑賞者Ｖに、各々開閉自在の右目用シャッター
３６ａと左目用シャッター３６ｂとを備えた液晶シャッ
ターメガネ３６を着用させる方法がある。この液晶シャ
ッターメガネ３６を用いて立体像を得る原理は周知であ
るが、以下で簡単に説明する。

【００５１】スクリーン８等の表示装置には、右目用映
像信号ＲＩと左目用映像信号ＬＩとが交互に供給される
一方、液晶シャッターメガネ３６の右目用シャッター３
６ａを開く右目用シャッター開信号ＲＯと、左目用シャ
ッター３６ｂを開く左目用シャッター開信号ＬＯとが、
右目用シャッター３６ａと左目用シャッター３６ｂとに
交互に供給される。そして、液晶シャッターメガネ３６
を着用した鑑賞者Ｖが、右目と左目で交互に右目用映像
信号ＲＩと左目用映像信号ＬＩとを視認することによ
り、ＣＧ画像が立体像として認識される。

【００５２】前記液晶シャッターメガネ３６の代わり
に、例えば、図２５に示す偏光メガネ３７を用いて、立
体像を得ることもできる。ここでは、スクリーン８等の
表示装置の前方に偏光板３８が設けられ、この偏光板３
８に、偏光板制御信号θ_R、θ _Lとが交互に供給され
て、その偏光方向が交互に９０°転換されることによ
り、右目用映像ＲＩと左目用映像ＬＩとが交互に偏光板
３８を透過し、更に、右目用映像ＲＩは偏光メガネ３７
の右目用偏光板３７ａを、左目用映像ＬＩは左目用偏光
板３７ｂを各々透過することにより、前記ＣＧ画像が立
体像として認識される。なお、偏光メガネ３７を用いる
場合、２台のプロジェクタ１１を用い、一方のプロジェ
クタ１１で右目用映像信号を、他方のプロジェクタ１１
で左目用映像信号を各々連続的に投影し、これらを偏光
板３８及び偏光メガネ３７で分離して、各々右目と左目
で視認させることにより、立体像を得ることもできる。

【００５３】更に、立体像を得るために、例えば、図２
６、図２７に示すＨＭＤ（ヘッドマウントディスプレ
イ）４０を使用することもできる。このＨＭＤ４０は、
鑑賞者Ｖの両目の前方に位置する画像表示部４１と、鑑
賞者Ｖの両耳に当てがわれる２個のヘッドホン４２と、
画像表示部４１及びヘッドホン４２等を連結するフレー
ム４３と、フレーム４３の上部に取り付けられ、鑑賞者
Ｖの頭部の動きを検出する検出センサ４４とを有する本
体４５、ジョイスティック４６及び操作ボタン４７（図
５）等の操作器具を有するコントロールボックス４８、
並びにコントロールボックス４８から本体４５の画像表
示部４１及びヘッドホン４２等に各々信号を送信すると
共に、検出センサ４４の検出信号等をコントロールボッ
クス４８に出力するケーブル４９を備えている。図示し
ないが、コントロールボックス４８は、必要により、前
記ワークステーション１５に接続される。

【００５４】図２８に示すように、画像表示部４１はレ
ンズ等からなる光学系５１と、液晶ディスプレー等から
なる表示部５２とを備え、鑑賞者Ｖの右目と左目に対
し、互いに視差を有するＣＧ画像が表示されることによ
り、図中、Ｔの位置（目からその焦点距離Ｕだけ離れた
位置）に虚像が作り出される。これにより、鑑賞者Ｖに
は、図中、Ｘの位置に目的物が存在するかのような視覚
効果が与えられる。

【００５５】鑑賞者Ｖが前記ＨＭＤ４０を着用し、頭部
を右又は左方向へ旋回させると、前記検出センサ４４に
より、それが検出されて、ＣＧ画像を作成、表示するた
めの前記仮想的な視点の向きが右又は左方向へ旋回する
と共に、ジョイスティック４６等により、前記視点位置
を前進又は後退させることができる。そして、前記視点
の方向転換及び視点位置の移動に伴って、前記ワークス
テーション１５でリアルタイムで演算が行われて、ＣＧ
画像用データが生成されることにより、ＨＭＤ４０でウ
ォークスルーが行われる。

【００５６】なお、前記住宅Ｚ１について、ウォークス
ルーを行っている途中で又は終了後に、顧客が住宅Ｚ１
について不満を抱き、異なる住宅についてウォークスル
ーを行うことを希望する場合、図１のリストＬに戻っ
て、異なる住宅を選択し、前記と同様の手順でウォーク
スルーを行うことができ、その場合、前記条件項目を変
更することにより、異なる住宅群をピックアップして、
その中から所望の住宅を選択することも可能である。な
お、前記の実施の形態では、表示室１の後方に別途に投
影室７を設けて、スクリーン８の裏側から投影するよう
にしたが、投影室７を設けずに、表示室１内にプロジェ
クタ１１を配置して、前方から投影するようにしても良
い。その場合、スクリーン８としては、銀幕等、前方か
らの投影に適したものを使用することができる。又、ス
クリーン８及びプロジェクタ１１の代わりに、大画面の
ハイビジョンテレビ等を用いて、表示を行うようにして
も良い。

【００５７】

【発明の効果】以上、説明したように、本発明の建築物
に関するＣＧ画像及び条件項目の表示方法は、複数種の
建築物に関する条件項目を予め記憶すると共に、前記複
数種の建築物に関する３次元形状データを予めＣＡＤシ
ステムにより作成しておき、前記各建築物に関する条件
項目を画面上に表示して顧客に所望の建築物を選択させ
た後、選択された建築物に関する前記３次元形状データ
に対し仮想的な視点を設定し、この視点位置を手動の入
力操作に応じて前記３次元形状データに対し停止又は所
望方向へ移動させながら前記３次元画像データと前記視
点位置とに基づく演算により、前記建築物を所望位置か
ら見た状態を表わすＣＧ画像に対応したＣＧ画像用デー
タを生成し、このＣＧ画像用データに基づいて前記選択
された建築物に関するＣＧ画像を前記画面上に静止画又
は動画として表示するようにしたものであるから、顧客
は建物形式等の各種条件項目の異なる複数種の建築物の
中から、前記条件項目に基づいて所望の建築物を選択
し、選択した建築物について、自身がその内部及び外部
を歩き回っているのと同様の視覚効果を与える動画（又
は静止画）を生成して表示することができ、これによ
り、購入予定又は建築予定等の建築物の構造等を細部ま
で正確に把握することができるようになる。

【００５８】前記表示方法において、前記条件項目は、
建物形式、延床面積、道路付、玄関方位、建物間口及び
価格の内の任意の一又は複数の項目を含むものであれ
ば、顧客は、前記の各種条件項目に基づいて、自らの嗜
好、要求を満足する建築物を的確に選択できる利点があ
る。

【００５９】前記表示方法において、前記複数種の建築
物から所望の建築物を選択する際に、前記条件項目と共
に前記複数種の建築物の外観を表す静止画を前記画面上
に表示するようにすれば、顧客は各種の建築物の外観を
見ながら所望の建築物を選択できるので、所望の建築物
の選択を一層、的確に行えるようになる。

【００６０】前記表示方法において、前記ＣＧ画像の表
示中に、画面の一部又は全部の領域を利用して、表示中
の建築物に関する条件項目を表示するようにすれば、顧
客は所望の建築物をＣＧ画像で見ている間に、必要によ
り当該建築物に関する各種の条件項目を画面上で確認す
ることができるので、有益である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明方法により複数種の住宅から所望の住宅
を選択するのに使用するリストを表示したスクリーンを
示す正面図。

【図２】前記複数種の住宅の外観を表示したスクリーン
を示す正面図。

【図３】本発明方法によりＣＧ画像の表示を行う表示室
と投影室とを示す概略水平断面図。

【図４】前記表示室を後方から見た状態を示す斜視図。

【図５】前記表示室を前方から見た状態を示す斜視図。

【図６】前記表示室内のワークステーションの設置され
たコーナを示す斜視図。

【図７】前記ワークステーションの入出力兼演算装置を
透視状態で示す斜視図。

【図８】前記入出力兼演算装置を示すブロック構成図。

【図９】本発明によるＣＧ画像の作成表示に先立ってＣ
ＡＤシステムで住宅に関する３次元形状データを作成す
る手順を示すフローチャート。

【図１０】前記３次元形状データをレンダリングソフト
で読み取り可能な状態にコンバートする手順を示すフロ
ーチャート。

【図１１】前記ＣＡＤシステムで作成された２階建住宅
の１階部分を示す平面図。

【図１２】前記ＣＡＤシステムで作成された２階建住宅
の２階部分を示す平面図。

【図１３】前記ＣＡＤシステムで作成された２階建住宅
の斜視図。

【図１４】前記ＣＡＤシステムで作成された２階建住宅
の北立面図。

【図１５】前記ＣＡＤシステムで作成された２階建住宅
の西立面図

【図１６】自動処理で形状コンバートを行う場合に使用
される素材情報ファイルの作成手順を示す説明図。

【図１７】前記ワークステーションの要部を示す正面
図。

【図１８】本発明方法により住宅を陰影を付してＣＧ画
像として表示した画面を示す正面図。

【図１９】前記住宅の屋内をＣＧ画像として表示した画
面を示す正面図。

【図２０】前記住宅の屋内を示すＣＧ画像に陰影を付与
した状態を示す正面図。

【図２１】前記住宅内の洋室をＣＧ画像として表示した
画面を示す部分正面図。

【図２２】前記住宅内のキッチンをＣＧ画像として表示
した画面を示す部分正面図。

【図２３】前記住宅内の浴室をＣＧ画像として表示した
画面を示す部分正面図。

【図２４】液晶シャッターメガネを用いて立体像を得る
原理を示す説明図。

【図２５】偏光メガネを用いて立体像を得る原理を示す
説明図。

【図２６】本発明により使用可能なヘッドマウントディ
スプレイを示す側面図。

【図２７】前記ヘッドマウントディスプレイを示す背面
図。

【図２８】前記ヘッドマウントディスプレイにより立体
像を得る原理を示す説明図。

【符号の説明】

８スクリーン（画面）ＬリストＺ１住宅（建築物）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｇ０６Ｆ 15/62 ３６０

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数種の建築物に関する条件項目を予め
記憶すると共に、前記複数種の建築物に関する３次元形
状データを予めＣＡＤシステムにより作成しておき、前
記各建築物に関する条件項目を画面上に表示して顧客に
所望の建築物を選択させた後、選択された建築物に関す
る前記３次元形状データに対し仮想的な視点を設定し、
この視点位置を手動の入力操作に応じて前記３次元形状
データに対し停止又は所望方向へ移動させながら前記３
次元画像データと前記視点位置とに基づく演算により、
前記建築物を所望位置から見た状態を表わすＣＧ画像に
対応したＣＧ画像用データを生成し、このＣＧ画像用デ
ータに基づいて前記選択された建築物に関するＣＧ画像
を前記画面上に静止画又は動画として表示するようにし
たことを特徴とする建築物に関するＣＧ画像及び条件項
目の表示方法。
【請求項２】前記条件項目は、建物形式、延床面積、
道路付、玄関方位、建物間口及び価格の内の任意の一又
は複数の項目を含むことを特徴とする請求項１記載の建
築物に関する条件項目及びＣＧ画像の表示方法。
【請求項３】前記複数種の建築物から所望の建築物を
選択する際に、前記条件項目と共に前記複数種の建築物
の外観を表す静止画を前記画面上に表示するようにした
ことを特徴とする請求項１又は２記載の建築物に関する
条件項目及びＣＧ画像の表示方法。
【請求項４】前記ＣＧ画像の表示中に、前記画面の一
部又は全部の領域を利用して、表示中の建築物に関する
条件項目を表示するようにしたことを特徴とする請求項
１乃至３のいずれか記載の建築物に関する条件項目及び
ＣＧ画像の表示方法。