JP2003157290A - イメージシミュレーション用処理方法、イメージシミュレーション用処理システム、イメージシミュレーション用処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

イメージシミュレーション用処理方法、イメージシミュレーション用処理システム、イメージシミュレーション用処理プログラム及び記録媒体

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JP2003157290A
JP2003157290A JP2001354120A JP2001354120A JP2003157290A JP 2003157290 A JP2003157290 A JP 2003157290A JP 2001354120 A JP2001354120 A JP 2001354120A JP 2001354120 A JP2001354120 A JP 2001354120A JP 2003157290 A JP2003157290 A JP 2003157290A
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simulation
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curtain
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Teru Sadayuki
輝 定行
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現実の不特定の現場写真を背景画像を対象と
してこれに仮想の3次元オブジェクトであるカーテンを
任意配置で合成してインテリアデザインにおけるイメー
ジシミュレーションを簡易に実現し誰もが容易に実行し
得るようにする。 【解決手段】 現実の室内状況の現場写真をスキャナに
より取り込んでシミュレーション画面領域81に背景画
像85として表示する。マウスのクリック操作によりカ
ーテン割付領域86の四隅位置が指定されると、カーテ
ンタイプ選択画面領域82で選択されたカーテンタイプ
の基本カーテン形状を、背景画像とその視点との位置関
係に合致するようにカーテン割付領域と同形状に変形す
る。変換後のカーテン形状データをカーテン割付領域に
割り付け、カーテン生地選択画面領域83で選択された
カーテン生地をテクスチャマッピングして合成表示させ
る。以上をカーテン割付領域、カーテンタイプ、カーテ
ン生地について繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現実又は現実に模
した風景、建造物の外観もしくは室内状況、又は、人物
等の画像を背景画像として用い、この背景画像の一部に
仮想の3次元オブジェクトを合成することにより、状況
の変化をシミュレーションするために用いられるイメー
ジシミュレーション用処理方法、システム、プログラム
及びかかるプログラムを記録した記録媒体に関する。特
に現実の建造物に対するインテリアデザインを仮想空間
上でイメージシミュレーションすることにより確認した
り決定したりする場合等に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばインテリアのコーディネー
トを行うためにイメージシミュレーションが用いられて
いる。この方法は、ディスプレイ画面上に予めモデル化
された特定の室内状況を表示させ、この室内状況の画像
に対し家具や調度品等の予めモデル化されたオブジェク
トを順次貼り付けて試行錯誤することにより、インテリ
アデザインの決定支援を行うものである。
【0003】また、例えばレンダリング技術の分野で
は、仮想の立体背景に対し仮想の物体を合成することも
可能である。
【0004】さらに、例えばMixed Realityでは、ヘッ
ドマウントディスプレイを装着し、このヘッドマウント
ディスプレイに対し現実の映像と仮想の3次元オブジェ
クトとをリアルタイムで重ねて表示し、被験者の動きに
応じて3次元オブジェクトの位置を変更調整することに
より、現実の背景画像の一部に仮想の3次元オブジェク
トを合成することも可能になってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
インテリアデザインにおいて用いられるイメージシミュ
レーションでは、背景画像として用いられる室内状況は
個々の顧客の住宅(建造物)の現実の室内状況ではなく
て、各種の室内状況を想定して予め数種類の室内状況モ
デルを3次元画像として作成したものを用いており、ま
た、オブジェクトも上記室内状況モデルに合致するよう
に予め3次元画像として作成したものを単にはめ込むよ
うになっている。このため、顧客は家具やカーテン等の
調度品については実際の製品に擬した画像により確認し
得るものの、それを自分の現実の住宅に適用した場合に
はどのようになるかの確認をすることはできず、頭の中
で想像する以外に確認し得ないものであった。つまり、
室内状況モデルと、これに合成する各オブジェクトとは
3次元画像として互いに合致するように予め組み合わさ
れたものを用いており、これ以外のものを組み合わせる
ことはできないものである。
【0006】また、上記レンダリング技術を応用してイ
メージシミュレーションを行うには、予め仮想の立体背
景や物体について3次元オブジェクトのモデリングが必
要となり、このモデリングに多大な時間と手作業を必要
とする。このため、このような手法により行うイメージ
シミュレーションをアプリケーションソフトウェアとし
て提供するには高価なものになる。また、立体背景は予
め作成されたものであり、不特定の現実の3次元空間を
背景として選択することはできない。
【0007】さらに、上記のMixed Realityをイメージ
シミュレーションに適用すると、イメージシミュレーシ
ョンを行うために専用の機材や一般的ではない機器類が
必要となる上に、実際に使用するためには複雑な設定を
行う必要があり、例えばインテリアデザイン等のイメー
ジシミュレーションを一般の誰もが簡易に行い得るもの
ではない。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、任意に選択さ
れる不特定の背景画像を対象としてこれに3次元オブジ
ェクトを任意配置で合成し得るイメージシミュレーショ
ンを簡易に実現し、かつ、このイメージシミュレーショ
ンを誰もが容易に実行し得るイメージシミュレーション
用処理方法、システム、プログラム及びかかるプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、任意に選択される不特定の画像を背景画
像として取り込み、この背景画像の一部に対し予め用意
した種々の3次元オブジェクトをその背景画像と3次元
的に合致するように変換した上で合成させることで簡易
にイメージシミュレーションを行い得るようにしたもの
である。
【0010】具体的には、任意の背景画像を対象として
これに3次元オブジェクトを任意配置で合成するイメー
ジシミュレーション用処理方法を対象とする請求項1に
係る発明では、シミュレーション用の少なくとも1種の
3次元オブジェクトを予め作成して記憶保持させてお
き、3次元空間を描写した任意の画像を取り込んでシミ
ュレーション画面領域に背景画像として表示させる手順
と、このシミュレーション画面領域に表示された上記背
景画像上に上記3次元オブジェクトを合成すべき領域と
して選択設定された割り付け領域についてその割り付け
形状データを取得する手順と、取得した割り付け形状デ
ータに基づき上記3次元オブジェクトの形状が上記割り
付け領域に3次元的に合致するように上記3次元オブジ
ェクトの形状データを変換する手順と、変換した形状デ
ータにより表される3次元オブジェクトを上記割り付け
領域に割り付ける手順と、割り付けた3次元オブジェク
トに対し所望のテクスチャをマッピングする手順とを備
えることとした。
【0011】ここで、背景画像として取り込む「3次元
空間を描写した画像」とは、3次元的な奥行きを有する
空間を描写した(2次元の)画像のことであり、写真画
像、イラストレーションもしくは絵画等が含まれる。ま
た、「3次元的に合致するように」とは、背景画像とし
て映し込まれている空間の空間構造と3次元オブジェク
トの形状とが互いに合致し、かつ、背景画像の空間構造
とそれを見ている視点との3次元的な位置関係と、3次
元オブジェクトとそれを捉える視点との位置関係とが互
いに合致するように、という意味である。上記背景画像
が写真画像である場合には上記の「それを見ている視
点」とは写真を撮像したカメラのことになる。以上の解
釈は以下の各請求項において同じである。
【0012】この請求項1によれば、所定の任意の画像
が取り込まれて背景画像として表示され、この背景画像
にイメージシミュレーション用の3次元オブジェクトを
割り付ける領域が選択されれば、その割り付け形状デー
タに基づき3次元オブジェクトが上記背景画像と3次元
的に合致するように変換されて割り付けられ、これにテ
クスチャがマッピングされると、上記背景画像に対し仮
想の3次元オブジェクトがあたかも存在するように合成
されてイメージが形成されることになる。このため、任
意の背景画像に対し仮想の3次元オブジェクトを配置し
た場合のイメージシミュレーションを簡易に行うことが
可能になる。しかも、シミュレーション用の3次元オブ
ジェクトは背景画像としての3次元空間を描写した画像
に対し3次元的に合致するように変換された後のものが
合成されるため、背景画像として不特定画像が取り込ま
れたとしても、その背景画像に上記3次元オブジェクト
がもともと存在していたように表示されるため、イメー
ジシミュレーションにより仮想上の状況の変化を的確に
把握して、イメージシミュレーションによる確認、判
断、決定を的確に行い得る。
【0013】上記の背景画像として現実の状況を描写し
た画像を取り込むようにすることもできる(請求項
2)。このようにすることにより、現実の状況を示す背
景画像を対象にして、より的確なイメージシミュレーシ
ョンを行い得ることになる。ここで、「現実の状況を描
写した画像」としては、現実の状況を撮像した写真画
像、現実の状況を描画したイラストレーションもしくは
絵画等が挙げられる。
【0014】また、上記の3次元オブジェクトの形状デ
ータを背景画像と3次元的に合致するように変換させる
具体方法としては、背景画像と3次元オブジェクトとの
3次元的な位置関係が合致するように3次元オブジェク
トを捉える視点の位置関係を変更調整し、変更調整後の
3次元オブジェクトの形状データに変換することにより
行うようにしてもよい(請求項3)。これにより、背景
画像と3次元オブジェクトとの3次元的な位置関係が合
致されて3次元オブジェクトが背景画像中にもともと存
在しているように3次元オブジェクトの元形状データを
変換させ得る。上記の視点の位置関係の調整のより具体
的な手法としては、上記3次元オブジェクトを3次元空
間で移動、旋回及び拡縮のいずれか1種以上を行うこと
により視点位置を変更調整するようにすればよい(請求
項4)。
【0015】また、任意の背景画像を対象としてこれに
3次元オブジェクトを任意配置で合成するイメージシミ
ュレーション用処理システムを対象とする請求項5に係
る発明では、シミュレーション用に予め作成された少な
くとも1種の3次元オブジェクトの形状データを記憶保
持する記憶手段と、3次元空間を描写した任意の画像を
取り込んで表示手段のシミュレーション画面領域に背景
画像として表示させる背景画像取込処理手段と、上記シ
ミュレーション画面領域に表示された上記背景画像上に
上記3次元オブジェクトを合成すべき領域として選択設
定された割り付け領域についてその割り付け形状データ
を取得して一時記憶する設定データ取得処理手段と、取
得した割り付け形状データに基づき上記3次元オブジェ
クトの形状が上記割り付け領域に3次元的に合致するよ
うに上記3次元オブジェクトの形状データを変換するデ
ータ変換処理手段と、変換した形状データにより表され
る3次元オブジェクトを上記割り付け領域に割り付け、
割り付けた3次元オブジェクトに対し所望のテクスチャ
をマッピングしてシミュレーションイメージを合成表示
するレンダリング処理手段とを備えることとした。
【0016】この請求項5によれば、上記請求項1に係
るイメージシミュレーション用処理方法を確実に実施し
得る。すなわち、背景画像取込処理手段により3次元空
間を描写した任意の画像が取り込まれて背景画像として
表示手段に表示され、この背景画像にイメージシミュレ
ーション用の3次元オブジェクトを割り付ける領域が選
択されれば、その選択設定された割り付け形状データが
設定データ取得処理手段に一時記憶される。そして、こ
の割り付け形状データに基づきデータ変換処理手段によ
り3次元オブジェクトが上記背景画像と3次元的に合致
するように変換され、変換後の3次元オブジェクトがレ
ンダリング処理手段により上記割り付け領域に割り付け
られ、これにテクスチャがマッピングされて上記背景画
像に対し仮想の3次元オブジェクトがあたかも存在する
ように合成されたイメージが表示されることになる。
【0017】上記請求項5においては、入力手段として
スキャナをさらに備え、背景画像取込処理手段としてス
キャナにより読み取られる画像を取り込んで背景画像と
して表示手段に表示させる構成を採用することもできる
(請求項6)。このようにすることにより、現実の状況
を撮像した写真(銀塩写真)や、現実の状況を描画した
イラストレーション等を容易に取り込んで背景写真とし
て表示することが可能になる。すなわち、背景画像とし
ていわゆるデジタルカメラ等のCCD(電荷結合素子)
カメラにより撮像して画像データにして取り込むという
手法を採用しなくても、通常のカラー写真等により撮像
された現実の状況を上記スキャナにより容易に画像とし
て取り込んで背景画像とすることが可能になる。
【0018】さらに、任意の背景画像を対象としてこれ
に3次元オブジェクトを任意配置で合成するイメージシ
ミュレーション用処理プログラムを対象とする請求項7
に係る発明では、コンピュータに以下の各機能を含む機
能を実現させるものとした。すなわち、3次元空間を描
写した任意の画像を取り込んでシミュレーション画面領
域に背景画像として表示させる機能と、シミュレーショ
ン用に予め作成されて記憶保持された少なくとも1種の
3次元オブジェクトを上記シミュレーション画面領域に
表示された上記背景画像上に合成すべき領域として選択
設定される割り付け領域についてその割り付け形状デー
タを取得する機能と、取得した割り付け形状データに基
づき上記3次元オブジェクトの形状が上記割り付け領域
に3次元的に合致するように上記3次元オブジェクトの
形状データを変換する機能と、変換した形状データによ
り表される3次元オブジェクトを上記割り付け領域に割
り付ける機能と、割り付けた上記3次元オブジェクトに
対し所望のテクスチャをマッピングする機能とである。
【0019】この請求項7によれば、この処理プログラ
ムをコンピュータにセットアップすることにより、請求
項1の処理方法をコンピュータにより確実に実行させる
ことが可能になり、そのコンピュータを請求項5の処理
システムとして機能させ得ることになる。
【0020】上記の請求項7のイメージシミュレーショ
ン用処理プログラムは、ネットワーク等の伝送経路を通
してコンピュータにダウンロードさせてもよいし、ある
いは、上記イメージシミュレーション用処理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(請求
項8)を用いてコンピュータにセットアップさせるよう
にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜請求
項4のいずれかのイメージシミュレーション用処理方法
によれば、任意に選択される不特定の背景画像を対象と
してこれに3次元オブジェクトを任意配置で合成すると
いうイメージシミュレーションを簡易に実現することが
でき、かつ、このイメージシミュレーションを誰もが容
易に実行することができるようになし得る。その際、シ
ミュレーション用の3次元オブジェクトが、背景画像と
して取り込まれる3次元空間を描写した任意の画像に対
し3次元的に合致するように変換されて合成されるた
め、背景画像として不特定の画像が取り込まれたとして
も、その背景画像に上記3次元オブジェクトがもともと
存在していたように表示させることができる。このよう
なイメージシミュレーションにより仮想上の状況の変化
を的確に把握して、イメージシミュレーションによる確
認、判断、決定を的確に行うことができる。
【0022】特に請求項2によれば、上記の背景画像と
して取り込む画像として現実の状況を描写した画像が用
いられるため、現実の状況を示す背景画像を対象にし
て、より的確なイメージシミュレーションを行うことが
できるようになる。そして、請求項3によれば、3次元
的な視点の位置関係の調整により不特定の背景画像と、
任意の3次元オブジェクトとを確実に3次元的に互いに
合致させることができ、さらに請求項4によればその視
点の位置関係の調整の具体方法を提供することができ
る。
【0023】また、請求項5又は請求項6のイメージシ
ミュレーション用処理システムによれば、上記の請求項
1のイメージシミュレーション用処理方法を確実に実施
することができ、それによる効果を確実に得ることがで
きるようになる。特に請求項6によれば、現実の状況を
描写する画像として通常のカラー写真等により表された
現実の状況をスキャナにより容易に画像として取り込ん
で背景画像とすることができる。
【0024】さらに、請求項7のイメージシミュレーシ
ョン用処理プログラムによれば、この処理プログラムを
コンピュータにセットアップすることにより、請求項1
の処理方法をコンピュータにより確実に実行させること
ができ、そのコンピュータを請求項5の処理システムと
して機能させることができるようになる。
【0025】そして、請求項8のイメージシミュレーシ
ョン用処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体によれば、上記請求項7の処理プログラ
ムをコンピュータに搭載させるための記録媒体を提供す
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明の実施形態を実現するシス
テムの一例を示し、2はコンピュータ本体、3は入力手
段、4は表示手段としてのディスプレイ、5はスキャ
ナ、6は出力手段の一つであるプリンタである。本実施
形態では住宅内のインテリアデザインについてのイメー
ジシミュレーションを対象とするものを説明し、中でも
現実の室内状況に対し3次元オブジェクトとしての仮想
のカーテンをイメージシミュレーションすることにより
設置するカーテンを決定するためのインテリアデザイン
についてのイメージシミュレーション処理を対象として
以下説明する。このような実施形態は例えばインテリア
ショップに出向いた顧客のために使用される。
【0028】上記コンピュータ本体2は、CDドライブ
21やFDドライブ22と、CPUと、記憶手段を構成
する内部もしくは外部の記憶装置となどを備え、この記
憶装置の一部にはOSや種々の機能を実現するためのプ
ログラム及び本実施形態のイメージシミュレーション用
処理プログラムが格納されている。入力手段3は図1に
例示するようにキーボード3aやマウス3bにより構成
され、ディスプレイ4はTFT又はCRTあるいはTF
Tタブレット等により構成されている。
【0029】上記コンピュータ本体2は、図2に示すよ
うに上記記憶装置の一部に割り当てられた記憶手段とし
てのデータ記憶部23と、上記イメージシミュレーショ
ン用処理プログラムの起動により実現される背景画像取
込処理部24、設定データ一時記憶部25、及び、レン
ダリング処理部26とを備えている。
【0030】上記データ記憶部23には、シミュレーシ
ョン用に予め作成された3次元オブジェクトについての
データが予め記憶保持されている。具体的には、多種デ
ザイン(多種タイプ)のカーテン形状についての基本カ
ーテン形状データと、これらのカーテン形状に適用する
多種の生地(素材別、柄・色別)についてのテクスチャ
マップデータとが予め記憶保持されている。
【0031】上記カーテン形状としては、例えば図3
(a)に示すスタンダードタイプの閉状態のカーテン形
状71、図3(b)に示すスタンダードタイプの開状態
のカーテン形状72、図3(c)に示すスタンダードタ
イプの半開き状態のカーテン形状73、図4(a)に示
すセンタークロスタイプのカーテン形状74、図4
(b)に示すクロスオーバータイプのカーテン形状7
5、図4(c)に示すセパレートタイプのカーテン形状
76等があり、これらについての基本カーテン形状デー
タが予め記憶保持されている。また、上記カーテン生地
のテクスチャマップデータには、材質(光沢、透過度、
凹凸度)、柄(模様)や色等が反映されている。
【0032】上記背景画像取込処理部24は、背景画像
取込処理手段を構成するものであり、任意の画像を取り
込み、上記処理プログラムの起動によりディスプレイ4
に表示された画面8(図5参照)のシミュレーション画
面領域81に対し背景画像として表示させるようになっ
ている。上記の取り込まれる画像としては、原則として
顧客がカーテンを設置しようとする現実の室内状況を撮
像した写真画像が取り込まれる。この写真画像の取り込
みは、デジタルカメラ等により撮像した現場写真の画像
をUSB接続等により取り込んだり、あるいは、通常の
カラー写真の現場写真をスキャナ5によりスキャンして
写真画像として取り込んだりすればよい。また、写真画
像のデジタルデータを記録したCD−RやFDを用いて
上記のCDドライブ21やFDドライブ22により取り
込んでもよい。さらにはインターネット等の伝送経路を
介して顧客から送信された写真画像を取り込むようにし
てもよい。以上の写真画像としては例えばJpegタイプ、
Bmpタイプ、Gifタイプ等の画像データにより処理され
る。
【0033】上記設定データ一時記憶部25は設定デー
タ取得処理手段を構成するものであり、上記シミュレー
ション画面領域81に表示された背景画像上に上記3次
元オブジェクトとしてのカーテンを合成すべき領域とし
て顧客等により選択設定された割り付け領域についてそ
の割り付け形状データを取得して一時記憶するようにな
っている。
【0034】上記レンダリング処理部26はレンダリン
グ処理手段を構成するものであり、データ変換処理手段
としてのデータ変換部27や照明付加部28を備えてい
る。上記データ変換部27は取得した割り付け形状デー
タに基づきカーテンの形状を上記割り付け領域に3次元
的に合致するように上記基本カーテン形状データを変換
するようになっている。また、上記照明付加部28は顧
客等の選択指令があれば、その選択設定を受けて合成す
るカーテンに対し室外光又は室内光が照射されたように
画像に効果付けするようになっている。そして、上記レ
ンダリング処理部26は、変換後のカーテン形状データ
に基づきカーテンを上記割り付け領域に割り付け、割り
付けたカーテンに対し顧客等が選択したテクスチャマッ
プデータをマッピングしてシミュレーションイメージを
合成表示するようになっている。
【0035】以下、イメージシミュレーション用処理プ
ログラムにより実現されるイメージシミュレーション処
理を具体的に説明する。
【0036】上記処理プログラムが起動されると図示省
略の基本処理部により画面8(図5参照)がディスプレ
イ4に表示される。この画面8にはその大半領域にシミ
ュレーション画面領域81が設定され、右側上部にカー
テンタイプ選択画面領域82が設定され、右側下部にカ
ーテン生地選択画面領域83が設定されている。上記カ
ーテンタイプ選択画面領域82には種々のカーテンタイ
プ(図3及び図4参照)のカーテン形状71〜76,…
が簡易表示され、これらがスクロール表示により一覧し
得るようになっている。また、上記カーテン生地選択画
面領域83には種々のカーテン生地の柄(模様・色)が
データ記憶部23のテクスチャマップデータに基づき簡
易表示され、これらがスクロール表示により一覧し得る
ようになっている。そして、上記のカーテンタイプ選択
画面領域82又はカーテン生地選択画面領域83から所
望のカーテン形状又はカーテン生地をマウス3bでクリ
ック操作することにより、そのカーテンタイプ又はカー
テン生地が選択されてその選択指令が出力されるように
なっている。
【0037】まず、例えばスキャナ5に現場写真(例え
ば図7に示す写真)をセットし、上記画面8の「ファイ
ル」ボタン84をクリックして表示されるプルダウンメ
ニュー(図示省略)から「背景画像の取込」を選択して
クリック操作する。これにより、上記現場写真の取込処
理が行われ、取り込まれた写真画像が上記シミュレーシ
ョン画面領域81に背景画像として表示される(ステッ
プS1)。図8に上記図7の現場写真が背景画像として
取り込まれた画像例の図を、図9に図8を線図により表
した図をそれぞれ示す。
【0038】次に、上記「ファイル」ボタン84をクリ
ック操作して表示されるプルダウンメニュー(図示省
略)から「位置指定」を選択してクリック操作し、背景
画像85(図9参照)上でカーテンを取り付けるカーテ
ン取付位置の指定操作が顧客等により行われると、その
カーテン割付領域86(図9に一点鎖線で囲んだ領域)
の割付形状データを取得して設定データ一時記憶部25
に一時記憶する(ステップS2)。上記カーテン取付位
置の指定は例えばマウス3bのカーソル87を、カーテ
ンを設置したい領域の各隅角位置(4点)に移動させて
クリック操作する。これを受けて、シミュレーション画
面領域81に設定されたXY座標系の座標値(X,Y
)、(X,Y)、(X,Y)、(X
)が割付形状データとして取得されて一時記憶され
る。
【0039】そして、顧客等によりカーテンタイプが選
択されて入力設定されると、その選択されたものに対応
するカーテンタイプの基本カーテン形状データをデータ
記憶部23から抽出し(ステップS3)、設定データ一
時記憶部25に一時記憶する。上記のカーテンタイプの
選択は上記カーテンタイプ選択画面領域82において選
択したカーテンタイプをクリック操作して「デザイン決
定」ボタン821をクリック操作することにより行う。
【0040】上記のステップS2で割付形状データが取
得され、ステップS3で基本カーテン形状データが抽出
されると、上記割付形状データに基づき基本カーテン形
状データの変換が行われる(ステップS4)。この変換
は割付形状データにより表されるカーテン割付領域86
に対し、選択されたカーテン形状(例えば71)が背景
画像85と3次元的に合致するように行う。具体的には
背景画像85に表された室内空間の空間構造と上記カー
テン形状71を基本とする3次元形状とが互いに合致
し、かつ、上記背景画像85の空間構造とこれを撮像し
たカメラ(視点)との3次元的な位置関係と、上記カー
テン形状71のカーテンとこれを捉える視点との位置関
係とが互いに合致するように上記カーテン形状71のカ
ーテンに対する視点の位置関係を変換し、視点の位置関
係を変換した後のカーテン形状データを演算により求め
る。
【0041】すなわち、図10に示すように割付形状デ
ータに基づきカーテン割付領域85の4辺の寸法a,
b,c,dを演算する。そして、主として奥行き方向に
直交する2辺の高さ寸法a,cの対比に基づき図11に
示すように基本カーテン形状データにより表されるカー
テン形状71を旋回して視点Pに対する相対回転位置を
変換し、一次変換形状71aとする。次に、主として奥
行き方向の2辺の斜辺寸法b,dの対比に基づき上記一
次変換形状71aに対する視点Pの相対上下位置を変換
して二次変換形状71bとする。これにより、基本カー
テン形状データをカーテン割付領域86の形状に合致し
かつ背景画像85と3次元的に合致する変換後のカーテ
ン形状データが得られ、これが上記カーテン割付領域8
6に表示される。
【0042】上記のカーテン割付領域86に表示された
テクスチャがマッピングされる前のカーテン形状を見
て、カーテンタイプを他のものに変えたい場合には、カ
ーテンタイプ選択画面領域82で他のカーテンタイプを
クリック操作し「デザイン決定」ボタン821をクリッ
ク操作すると(ステップS5でNO)、上記のステップ
S3及びS4が繰り返されて新たなカーテンタイプのカ
ーテンが表示される。
【0043】一方、選択したカーテンタイプでよければ
(ステップS5でYES)、顧客等によりカーテン生地
が選択についての入力設定を受けて、その選択されたも
のに対応するカーテン生地のテクスチャマップデータを
データ記憶部23から抽出し(ステップS6)、設定デ
ータ一時記憶部25に一時記憶させる。上記のカーテン
生地の選択は上記カーテン生地選択画面領域83におい
て選択したカーテン生地をクリック操作して「生地決定
ボタン」831をクリック操作することにより行われ
る。
【0044】そして、抽出されたテクスチャマップデー
タを上記カーテン割付領域86のカーテン形状にマッピ
ングし、選択されたカーテン形状にテクスチャを合成し
たシミュレーションイメージをシミュレーション画面領
域81に表示する(ステップS7)。図8の現実の室内
状況を表示した画像例に対しカーテン形状1の仮想のカ
ーテンを合成表示した画像例(シミュレーションイメー
ジ)を図12に示す。
【0045】上記シミュレーションイメージを見て、カ
ーテン生地を他のものに変えたい場合には、カーテン生
地選択画面領域83で他のカーテン生地をクリック操作
し「生地決定」ボタン831を再度クリック操作して再
選択すると(ステップS8でNO)、上記のステップS
6及びS7が繰り返されて再選択により変更したカーテ
ン生地のカーテンが合成表示されたシミュレーションイ
メージがシミュレーション画面領域81に表示される。
【0046】以上のカーテン生地の変更についてのシミ
ュレーションを行う場合に、カーテン生地としてレース
生地等の光が透過し易いものが選択されると、そのレー
ス生地等のテクスチャマップデータがマッピングされて
背景画像が透けて見えるように合成表示されることにな
る。図13に、50%の透過度を有するテクスチャマッ
プデータがマッピングされた画像例を示す。これによ
り、仮想のカーテンであっても、現実に近い透け感を有
するカーテンとして表示されるため、的確なイメージシ
ミュレーションを実現させることができる。
【0047】そして、他の位置にカーテンを設置するイ
メージシミュレーションを繰り返したければ、上記の
「位置指定」ボタンをクリック操作すると(ステップS
9でNO)、ステップS2〜S8が繰り返されて他のカ
ーテン割付領域にもカーテンが設置されたシミュレーシ
ョンイメージが得られることになる。全てが終われば
「終了」ボタン88をクリック操作して終了させる(ス
テップS9でYES)。
【0048】以上の各処理の任意の過程で「印刷」ボタ
ン89をクリック操作することにより、図示省略の印刷
処理部によってその時にシミュレーション画面領域81
に表示されている画像を印刷することができる。
【0049】また、上記のシミュレーションイメージを
シミュレーション画面領域81に表示させた状態で、
「設定」ボタン90をクリック操作することにより表示
されるプルダウンメニュー(図示省略)から「照明付
加」の内のいずれかの設定を選択してクリック操作する
と、照明付加部28の処理により上記シミュレーション
イメージのカーテンにあたかも照明光があたったように
効果付けされる。上記照明付加の内、室外光としては例
えば3種類程度の光源位置(例えばカーテンの鉛直面に
対し75度、65度、45度からの光源照射位置)から
顧客が選択するようになっている。上記75度の光源位
置は例えば出窓のように日当たりのよい場合、上記45
度の光源位置は例えば庇等により影ができる場合であ
る。また、室内光としては各種のパターンが予め作成さ
れ、これらのパターンから顧客等に選択させるようにな
っている。このパターンは室内光の色、強さ、光源のX
YZ座標位置、大きさ、光源の種類(平行光、スポット
ライトのような放射光)を組み合わせて設定されてい
る。このような照明の付加処理は基本処理ではなくて顧
客等により随時に選択された場合に行われる。
【0050】<他の実施形態>なお、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態
を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、
3次元オブジェクトとしてカーテンを設定した場合につ
いて説明したが、他の内装品を3次元オブジェクトとし
て選択してインテリアデザインのためのイメージシミュ
レーションを行うようにしてもよい。さらに、インテリ
アデザイン以外に住宅のエクステリアデザイン、街の景
観デザイン(例えばビル外面の一部に垂れ幕や横断幕を
設置した場合のデザイン)、あるいは、アパレルデザイ
ン(任意の人物画像を背景画像として用い衣服の3次元
オブジェクトを合成表示することによるデザイン決定
等)のためのイメージシミュレーションに適用するよう
にしてもよい。
【0051】上記実施形態において図6のフローチャー
トに基づいて説明した処理手順は固定的なものではな
く、その処理手順を種々に変更することが可能である。
すなわち、操作者が行う操作である「カーテン取付位置
の指定」、「カーテンタイプの選択」及び「カーテン生
地の選択」に基づき実行されるイベントはイベントドリ
ブンの関係にあり、これらの順序はいずれの順序であっ
てもよく、いずれの段階で指定又は選択が行われたとし
ても設定データ一時記憶部25に一時記憶されて基本カ
ーテン形状データの変換や合成表示を実行させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の処理システムを示す模式図
である。
【図2】図1のコンピュータ本体等のシステムを示すブ
ロック図である。
【図3】カーテン形状例を示し、図3(a)はスタンダ
ードタイプの閉状態のカーテン形状、図3(b)はスタ
ンダードタイプの開状態のカーテン形状、図3(c)は
スタンダードタイプの半開き状態のカーテン形状をそれ
ぞれ示す。
【図4】図3とは異なるカーテン形状を示し、図4
(a)はセンタークロスタイプのカーテン形状、図4
(b)はクロスオーバータイプのカーテン形状、図4
(c)はセパレートタイプのカーテン形状をそれぞれ示
す。
【図5】実施形態の処理プログラムにより表示される画
面を線図により示す正面図である。
【図6】操作と処理とを示すフローチャートである。
【図7】取り込まれる現場写真例を画像により示す正面
図である。
【図8】図7の現場写真が背景画像として取り込まれた
画面の状態を画像により示す正面図である。
【図9】図8の画像を線図により示す図5対応図であ
る。
【図10】カーテン割付領域を拡大して示す説明図であ
る。
【図11】基本カーテン形状の正対状態の視点位置を回
転及び上下移動させてカーテン割付領域の割付形状に合
致するように変換する過程を示す説明図である。
【図12】変換後のカーテンを合成表示した図8対応図
である。
【図13】透過度の高いカーテン生地の場合の図12対
応図である。
【符号の説明】
2 コンピュータ本体 3 入力手段 4 ディスプレイ(表示手段) 5 スキャナ 23 データ記憶部(記憶手段) 24 背景画像取込処理部(背景画像取込処理手
段) 25 設定データ一時記憶部(設定データ取得処
理手段) 26 レンダリング処理部(レンダリング処理手
段) 27 データ変換部(データ変換処理手段) 71〜76 カーテン形状(3次元オブジェクト) 71b 変換後のカーテン形状 81 シミュレーション画面領域 85 背景画像 86 カーテン割付領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の背景画像を対象としてこれに3次
    元オブジェクトを任意配置で合成するイメージシミュレ
    ーション用処理方法であって、 シミュレーション用の少なくとも1種の3次元オブジェ
    クトを予め作成して記憶保持させておき、 3次元空間を描写した任意の画像を取り込んでシミュレ
    ーション画面領域に背景画像として表示させる手順と、 このシミュレーション画面領域に表示された上記背景画
    像上に上記3次元オブジェクトを合成すべき領域として
    選択設定された割り付け領域についてその割り付け形状
    データを取得する手順と、 取得した割り付け形状データに基づき上記3次元オブジ
    ェクトの形状が上記割り付け領域に3次元的に合致する
    ように上記3次元オブジェクトの形状データを変換する
    手順と、 変換した形状データにより表される3次元オブジェクト
    を上記割り付け領域に割り付ける手順と、 割り付けた3次元オブジェクトに対し所望のテクスチャ
    をマッピングする手順とを備えていることを特徴とする
    イメージシミュレーション用処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のイメージシミュレーシ
    ョン用処理方法であって、 上記背景画像として現実の状況を描写した画像を取り込
    むようにする、イメージシミュレーション用処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のイメージ
    シミュレーション用処理方法であって、 上記3次元オブジェクトの形状データの変換は、背景画
    像と3次元オブジェクトとの3次元的な位置関係が合致
    するように3次元オブジェクトを捉える視点の位置関係
    を変更調整し、変更調整後の3次元オブジェクトの形状
    データに変換することにより行う、イメージシミュレー
    ション処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のイメージシミュレーシ
    ョン用処理方法であって、 3次元オブジェクトを3次元空間で移動、旋回及び拡縮
    のいずれか1種以上を行うことにより視点の位置関係を
    変更調整する、イメージシミュレーション用処理方法。
  5. 【請求項5】 任意の背景画像を対象としてこれに3次
    元オブジェクトを任意配置で合成するイメージシミュレ
    ーション用処理システムであって、 シミュレーション用に予め作成された少なくとも1種の
    3次元オブジェクトの形状データを記憶保持する記憶手
    段と、 3次元空間を描写した任意の画像を取り込んで表示手段
    のシミュレーション画面領域に背景画像として表示させ
    る背景画像取込処理手段と、 上記シミュレーション画面領域に表示された上記背景画
    像上に上記3次元オブジェクトを合成すべき領域として
    選択設定された割り付け領域についてその割り付け形状
    データを取得して一時記憶する設定データ取得処理手段
    と、 取得した割り付け形状データに基づき上記3次元オブジ
    ェクトの形状が上記割り付け領域に3次元的に合致する
    ように上記3次元オブジェクトの形状データを変換する
    データ変換処理手段と、 変換した形状データにより表される3次元オブジェクト
    を上記割り付け領域に割り付け、割り付けた3次元オブ
    ジェクトに対し所望のテクスチャをマッピングしてシミ
    ュレーションイメージを合成表示するレンダリング処理
    手段とを備えていることを特徴とするイメージシミュレ
    ーション用処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のイメージシミュレーショ
    ン用処理システムであって、 入力手段としてスキャナを備え、背景画像取込処理手段
    はスキャナにより読み取られる画像を取り込んで背景画
    像として表示手段に表示させるように構成されている、
    イメージシミュレーション用処理システム。
  7. 【請求項7】 任意の背景画像を対象としてこれに3次
    元オブジェクトを任意配置で合成するイメージシミュレ
    ーション用処理プログラムであって、コンピュータに、 3次元空間を描写した任意の画像を取り込んでシミュレ
    ーション画面領域に背景画像として表示させる機能と、 シミュレーション用に予め作成されて記憶保持された少
    なくとも1種の3次元オブジェクトを上記シミュレーシ
    ョン画面領域に表示された上記背景画像上に合成すべき
    領域として選択設定される割り付け領域についてその割
    り付け形状データを取得する機能と、 取得した割り付け形状データに基づき上記3次元オブジ
    ェクトの形状が上記割り付け領域に3次元的に合致する
    ように上記3次元オブジェクトの形状データを変換する
    機能と、 変換した形状データにより表される3次元オブジェクト
    を上記割り付け領域に割り付ける機能と、 割り付けた上記3次元オブジェクトに対し所望のテクス
    チャをマッピングする機能とを含む機能を実現させるた
    めのイメージシミュレーション用処理プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のイメージシミュレーシ
    ョン用処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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