JP3720587B2 - 画像合成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像合成装置、特に、実写画像を基にして、それを背景とした商品カタログの作成や、住宅等の内装変更後のイメージを表わした画像等の作成に適用して好適な、画像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像合成を、実写画像のみを用いて行う場合、違和感の無い合成画像を得るために、企画段階で合成を前提に綿密な計算がなされた実写画像の素材を準備し、それらを印刷用のレイアウト・スキャナやトータル・スキャナ・システムの画像処理ステーション、デザイン専用システム等の専用機によって、合成する処理が行われている。
【0003】
又、近年、住宅等で使用されているバス・トイレタリやキッチン等の商品カタログを作成するために、実写した背景画像とCG(コンピュータ・グラフィックス)技術により作成した浴槽等の部品とを画像合成したり、インテリア・シミュレーション等において、家具、カーテン、壁紙等の内装をCGで作成し、そのCG画像を室内の実写画像に合成することにより、得られる合成画像から内装を変更した場合のイメージを確認することが行われている。
【0004】
このように、合成画像の素材にCG画像を用いる場合、背景として使用する実写画像を、合成を前提に厳密に条件を決めて撮影し、その撮影条件が予め明らかである場合は、その撮影条件を用いてCG画像を作成することにより、実写画像とそのCG画像を合成し、違和感の無い合成画像を容易に作成することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、合成を前提に撮影されていない、即ち撮影条件が不明な実写画像を用いて、それにCG画像を合成して違和感の無い合成画像を作成するためには、オペレータが経験と勘で実写画像に合うような条件を試行錯誤で求めてCG画像を生成し、それを用いて合成処理を行っているため、合成操作が難しいという問題があった。
【0006】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、任意の実写画像とCG画像を合成する場合、特別な経験や勘がなくとも、違和感の無い合成画像を容易に作成することができる画像合成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、実写画像とCG画像とを合成する画像合成装置において、画面表示されている実写画像から視点位置情報を推定する手段と、推定した視点位置情報から、実写画像の3次元空間情報を推定する手段と、推定した3次元的空間情報に基づいて実写画像中の合成対象とする対象物の大きさを推定する手段と、推定した対象物の大きさに基づいて合成用のCG画像を生成する生成手段と、生成したCG画像を透視投影変換して、前記実写画像に合成する手段と、を備えていると共に、CG画像用のテクスチャとなる実写画像から、繰り返しの模様やパターンの基本単位部分と基本単位の大きさを指示して、基本となる単位テクスチャ画像を作成する手段と、単位テクスチャ画像の大きさと単位テクスチャ画像を読み出す手段を備え、前記生成手段が、推定された前記対象物の大きさに基づいて、画面上で選択された単位テクスチャ画像とテクスチャ画像に関連づけられた単位テクスチャ画像の大きさから合成用のCG画像を生成する機能を有することにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
即ち、本発明においては、実写画像に合成するCG画像を、該実写画像から推定した視点を中心とする3次元空間情報に基づいて作成できるようにしたので、これら実写画像とCG画像とをそれぞれ素材として違和感の無い合成画像を、特別な経験や勘がなくとも容易且つ確実に作成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
一般に、違和感の無い合成画像を作成すためには、合成に用いる各々の素材画像が、同一の撮影条件、即ち視点、アングル、光の当たり方等が等しくなくてはならない。設定条件が不明の実写画像を用いて違和感の無い合成画像を作成するためには、実写画像を撮影したときの撮影条件を推定する必要がある。
【0010】
そこで、この実施形態では、実写画像にCG画像を合成する際に、1枚の実写画像から撮影条件である、視点位置情報(視点位置、視距離、対象物の位置関係等)を、専用のハードウェアを用いなくとも容易に推定できるようにし、推定したその条件を基にして合成用のCG画像を生成し、それを透視投影変換した後、実写画像に張込んで合成する機能を有する画像合成システム(画像合成装置)を提供する。
【0011】
又、この実施形態では、前記実写画像から光源位置情報を推定し、推定した光源位置情報に基づいて、前記CG画像に陰影処理を施す機能を備えている。
【0012】
又、この実施形態では、前記実写画像からCG画像を合成する対象場所の実際の大きさを推定する機能と、CG画像のテクスチャとなる実写画像から基本となる単位テクスチャ画像を作成する機能と、推定した合成対象物(場所)の大きさ情報に基づいて単位テクスチャ画像から対象場所用のCG画像を作成する機能を備えている。
【0013】
以下、図面を参照して、より具体的な実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る一実施形態の画像合成システム(画像合成装置)の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
この画像合成システムは、実写画像を入力するスキャナ等の画像入力装置10と、入力した実写画像の画像データ等を保持する画像保持用メモリ12と、該メモリ12に保持されている画像データに基づいてその画像を表示する画像表示装置14と、上記メモリ12に保持されている合成後の画像データ等を出力する画像出力装置16とを備えている。
【0015】
又、上記画像保持用メモリ12には、該メモリ12から入力した実写画像データについて、後に詳述する画像合成のための各種演算処理を実行するための演算部18が接続され、この演算部18には視点位置情報演算部20、光源情報演算部22、室内空間大きさ情報演算部24、合成位置大きさ情報演算部26、単位テクスチャ画像演算部28、CG画像生成部30、画像データ合成部32が含まれている。
【0016】
又、上記演算部18には、ユーザインターフェースとしてマウス等のポインティングデバイスからなる情報入力部34が接続され、画像表示装置14のディスプレイに表示されている実写画像等を見ながら、該情報入力部34で画像合成の演算処理に必要なデータをオペレータが入力できるようになっている。
【0017】
このシステムでは、図2に示すフローチャートに従って、画像合成迄の基本的な処理が実行される。まず、スキャナ10で実写画像の取込みを行い(ステップ1)、そのデータをメモリ12で保持するとともに、実写画像を画像表示装置(ディスプレイ)14に表示する。そして、ディスプレイ14上の実写画像を見ながら情報入力部34から情報を入力することにより、視点位置情報演算部20で、既に読み込んである実写画像から視点位置情報を推定する。
【0018】
この視点位置情報演算部20で実行する視点位置情報の推定は、前記図2のフローチャートにおける消失点計算(ステップ2)、大きさ情報の入力(ステップ3)、視点位置情報(視点位置、視距離)推定(ステップ4)迄の処理に当る。
【0019】
前記ステップ2で実行する消失点計算は、スキャナで取り込んだ実写画像において、3次元空間内の平行線が透視図上で1点、即ち消失点で交わることを利用して、実写画像中の平行線から消失点座標を求めることを意味する。
【0020】
即ち、室内を撮影した実写画像に写し込まれているテーブル、窓、畳、天井等の形状を表わす線は、3次元的には一般に平行線である。従って、実写画像が、例えば図3のようであったとすると、天井の平行線は消失点に収束することから、直交する3軸方向の3つの消失点は、各軸にそれぞれ平行な2本の線分をディスプレイ上で指定することにより、2直線の交点として求められる。
【0021】
この時点での消失点座標は、ディスプレイ用表示座標系である2次元の座標値として求められる。但し、図3に示した画像は、図4に示したように、カメラを床に対して水平に設置し、仰角=0として撮影されていることから、鉛直方向の平行線は写真の画面に対して平行な位置関係にあるため、左右2つの消失点のみとなり、上下方向に第3の消失点は存在していない。
【0022】
ステップ3の大きさ情報の入力は、読み込んだ前記実写画像中に写し込まれている、例えば窓の一辺の長さ等の予め既知の物体の大きさ情報を、前記情報入力部34により入力することにあたる。この大きさ情報を入力することによって、撮影したときのカメラ位置である視点位置や、カメラから投影面中心(視心)までの距離である視距離等の視点位置情報を求めることが可能となる。この場合、大きさ情報が正しいほど視点位置を正確に求めることができるが、ある程度大きさが推定できるようなものであればよい。
【0023】
ステップ4の視点位置情報推定では、中心的処理として視点位置、視距離の計算を行う。以下、これについて詳述する。なお、この推定方法については、近藤、木村、田嶋による、「手描き透視図の視点推定とその応用」情報処理学会論文誌 昭和63年7月、に詳細に説明されている。
【0024】
まず、投影中心である視点座標(視点位置)を求める方法を以下に述べる。ここでは、視点と視心を結ぶ直線上に地上座標系の原点があると想定している。
【0025】
図5は、視点Eと消失点Vの関係を示したもので、Fは視距離である。点Pを含み、角度αである半直線Lを考える。このとき、点P(x,y)は、投影面上のP′(x′,F)に変換される。この点Pを半直線L上に無限大の長さにとると消失点Vと一致する。これから、直線Lの消失点の座標は(F/tanα,F)となる。
【0026】
図6は、視点座標系E−UVWと、地上座標系O−XYZとの関係を、(A)の平面図と(B)の側面図で示したものである。ここで、視点をE、視軸をVとし、視点Eから線分V1−V2に対して直交する線分を引き、その交点をHLとする。HL′は、このHLの平面図の座標、E′は視点の側面図の座標、F′は視点EからHLまでの距離を示す。この図6は、W軸の周りにα、U軸の周りにβだけ傾けた状態を示している。消失点V1、V2、V3は、原点を視心Cとする画面の座標系C−UWにおいて、次のようになる。
【0027】
V1=(F′/tanα,Ftanβ) …(1)
V2=(−F′tanα,Ftanβ) …(2)
V3=(0,−F/tanβ) …(3)
F′=F/cosβ …(4)
HL=(0,Ftanβ) …(5)
【0028】
上記(1)〜(5)式を利用して、V1、V2、V3が既知のとき、方位角α、仰角β、視距離F、視心Cを次の手順により求める。これを、図7も参照しながら説明する。
【0029】
(1)線分V1−V2の中点を求め、該中点を中心として、直径をV1−V2とする円を作画する。
【0030】
(2)V3から直線V1−V2に下ろした垂線と、直線V1−V2との交点HL′、上記円との交点Eを求める。
【0031】
(3)線分E−HL′と線分HL′−V2より角度αを求める。
【0032】
(4)線分E−HL′と線分HL′−V3より視距離Fを求める。
【0033】
(5)前記(4)式を利用して、視距離Fと線分E−HL′から角度βを求める。
【0034】
(6)V1から線分V2−V3に下ろした垂線と、V2から線分V1−V3に下ろした垂線との交点を視心Cとする。
【0035】
次に、視心情報が既知の場合に視点位置情報を推定する方法を、前記図3に示した2消失点画像と実質上同一の図8を用いて説明する。
【0036】
この図8に示した実写画像Gは、床面に対して水平にカメラを設置して撮影されたと推定され、仰角βは0°である。このような2消失点の場合、前記図4に示したように、消失点の位置は目の高さ(視線)の延長線上にある。又、この画像Gは、スキャナで取り込んだ後、トリミング作業を行っていないことから、図8に示すように視線の中心となる視心Cは、2つの消失点を結んだ線上にあり、且つx軸方向の中心にあるとして以下の手順で視距離Fを算出する。
【0037】
(1)左右2つの消失点を求めるために、3次元空間内でそれぞれ平行な2組の平行線を指定し、2直線の交点として消失点V1、V2を計算する。
【0038】
(2)線分V1−V2の中点Mを求め、中点を中心とし、直径をV1−V2とする円を作画する。
【0039】
(3)線分V1−V2上にあり、且つ実写画像のx軸方向の中心Cを求める。
【0040】
(4)視心Cから半円に垂線を引き、交点が視点Eとなる。
【0041】
(5)線分E−Cより視距離Fを求める。
【0042】
一方、視心情報が不明の場合、即ち、同様に2消失点画像ではあるが、トリミングされているために、視心が実際の画像の中心から反れていて不明の場合に、視点位置情報を推定する方法を、図9を用いて説明する。なお、この推定方法については、F.ホーエンベルク著、増田訳「技術における構成幾何学」(上巻)日本評論社、に詳細に説明されている。
【0043】
図9(A)に示した実写画像Gは、太い実線で示す直方体が写し込まれているが、トリミングによりその左端が切断されているため、画像の中心が不明になっている。但し、この場合は、画像G中でA′B′C′D′(但し、D′は見えない)で示す直方体の上面の一部にあたる四角形が、同図(B)に示すように寸法a、bが明らかな四角形ABCDであるとする。
【0044】
上記画像中の物体で、実際の3次元空間では水平線に平行でお互いに直交する2本の線分、ここでは、図9(B)で線分AB、ACの長さが上記のように既知であるとして、以下の手順で視点位置、即ち視距離を推定できる。
【0045】
(1)左右2つの消失点を求めるために、水平線にそれぞれ平行な2組の平行線から消失点V1、V2を求める。
【0046】
(2)線分V1−V2の中点を求め、その中点を中心とし、直径をV1−V2とする円を作画する。
【0047】
(3)長方形ABCDが画像に写し込まれているA′B′C′(D′)を、上で求めた円周上の平面図AÅBÅCÅDÅに変換する。
【0048】
(4)線分BÅ−DÅを延長して線分V1−V2と交わる点Fが線分B−Dの消失点となる。即ち、V1、V2、Fは、それぞれ線分A−B、線分B−C、線分B−Dに平行な線が画面上で交わる点である。
【0049】
(5)角DBCであるαは、線分B−Cと線分C−Dによって与えられる。
【0050】
(6)視点Eは、空間で直径がV1−V2である水平円の上にあり、且つ弦F−V2に対して円周角2αを持つ水平円の上にもあることから、これらの円の交点として与えられる。
【0051】
(7)視点Eから線分V1−V2に引いた垂線により視心、ここではHが求められ、線分E−Hより視距離Fが求まる。
【0052】
以上は2消失点画像の場合出あるが、次に1消失点画像における視点位置情報の推定方法を説明する。
【0053】
図10(A)は、消失点と、実写画像に写し込まれている基準面について、予め入力された座標値等を利用して、視点位置情報を推定する方法を示したものである。このとき既知の情報は、消失点Vと、基準面である四角形ABCDの各頂点座標であるとする。
【0054】
ここで基準面とは、便宜上、視点位置との関係を変えて図10(B)に示したように、実写画像中に写し込まれている大きさが既知の直方体の上面に当る長方形である。従って、上記基準面は、大きさと位置する高さが既知であり、その大きさは縦×横で、高さはその長方形が床にあるなら高さ:0、床より上にある場合は床からの高さで与えられる。
【0055】
上記図10(A)で直線SLは水平線、四角形abcdは横幅を線分ABに合わせて辺ab がSLに接している四角形ABCDの平面図であるとすると、視点E、視距離Fは以下の透視図の作図法を基にした計算手法によって求めることができる。
【0056】
1.四角形ABCDが写し込まれている実写画像中で、水平な1組の平行線A−D、B−Cの交点から消失点Vを求める。
【0057】
2.入力された基準面ABCDに水平方向の手前の辺ABの両端の点から水平線SLに対して垂線を引き、その交点をそれぞれa、bとする。
【0058】
3.ここで基準面は、前記のように直方体の上面(長方形)であり、その辺の長さは予め入力されているので、その情報を利用して、線分a、bをそれぞれ基準面ABCDの頂点A、Bに対応させて、該基準面ABCDの平面図abcdを作る。
【0059】
4.基準面の水平方向の奥の辺CDの両端の点から水平線SLに対して垂線を引き、その交点をそれぞれC′、D′とする。
【0060】
5.平面図の点c、dからそれぞれC′、D′を通る半値線を引く。この2直線の交点が視点Eとなる。
【0061】
6.視点EとSLとの距離から視距離Fを求める。
【0062】
以上詳述した如く、視点位置、視距離、対象物の位置関係等の視点位置情報を推定する演算が前記視点位置情報演算部20で実行され、前記図2のフローチャートでステップ4の処理が終了すると、その視点位置情報を用いて2次元の実写画像から3次元空間情報を推定することにより、前記図3又は図8の実写画像の場合であれば、図11に示すような室内空間の大きさ推定を行うことが可能となる(ステップ5)。
【0063】
これを、前記画像表示装置14の画面に表示された図12の実写画像を用いて具体的に説明する。但し、実際の実写画像では分り難いので、この図12では簡略化してある。
【0064】
本実施形態の画像合成システムでは、上記実写画像に矢印Aで示した点をマウス等でクリックして指示すると、この点を中心として、垂直方向と、該中心から左右の消失点へそれぞれ向う線からなる軸方向に延びたガイドラインが表示されている。
【0065】
そして、この実写画像中の基準点、即ち、床と壁が交わる点や、天井と壁が交わる点をマウス等で指定すると、室内空間大きさ情報演算部26で計算した結果を用いて、図13に示したように視点位置から見た空間の大きさをメッシュでトレース表示することが可能となり、実写画像に映し込まれている空間の3次元的構成を推定することができる。又、この画像合成システムは、床と壁が交わる点が実写画像中に映し出されていない場合でも、その点を推測しながらマウス等で指定できるようなガイド機能も持ち合わせている。
【0066】
以上ように推定した室内空間の大きさは、前記図11又は図13に示すように、実写画像から得られた3次元情報に基づいて、例えば40cm間隔でメッシュを張り込むことによって確認することができる。この図には、便宜上2次元的に表示してあるが、実際には、例えば40cm×40cm×40cmの寸法からなる3次元的なメッシュを張り込んでいる。
【0067】
次に、ここで実写画像から3次元情報を推定するために実行する前記2消失点画像における2次元画像の3次元化について詳細に説明する。
【0068】
前記図5、図6に示したように、直方体の辺は、視点−消失点を結ぶ直線に平行であることを利用して、2次元画像の3次元化を行うことができる。これを、図14を用いて詳述する。なお、この方法については、杉下による「3次元形状生成のためのスケッチインターフェース」埼玉大学、平成6年2月、に詳細に説明されている。
【0069】
図14で、P1、P2と投影面上の点で、両点を結ぶ直線は消失点Vを通る。Cは視心、Eは視点である。視点と消失点を結ぶ直線が、3次元空間上におけるP1′、P2′を通る直線と平行であること、及び、視点EとP1とを結ぶ直線上にP1′が存在し、視点EとP2とを結ぶ直線上にP2′が存在することから、P1′−P2′間の距離が分かれば、P1′、P2′の位置(座標)を決定できる。
【0070】
そこで、視心Cが地上座標系の原点(0,0,0)に位置し、視点Eが地上座標系のx軸上の正方向に位置していると仮定し、
P1 (x1 ,y1 )、P2 (x2 ,y2 )
P1 ′(x1 ′,y1 ′,z1 ′)、P2 ′(x2 ′,y2 ′,z2 ′)
C(x0 ,y0 )、E(F,0,0)、V(xs ,ys ,zs )
のように定めると、P1 ′、P2 ′の各座標値は媒介変数t、sを用いて、次の(6)〜(12)式によって求められる。ここで、Fは視距離である。
【0071】
Figure 0003720587
【0072】
上記(10)式で、DはP1 ′−P2 ′間の距離であり、このP1 ′−P2 ′間の距離を与えることにより、2次元形状から3次元形状を得ることができる。得られた3次元形状は、視心Cが地上座標系の原点に位置し、視点EがX軸上の正方向に位置しているとの仮定の下での座標なので、実際の3次元空間の座標を得るためには変換行列によって座標変換を行う必要がある。その変換行列は、先に求めた方位角α、仰角βを用いて構成される。又、最初の2点の座標が求まれば、それを基に残りの点の座標を求めることができる。
【0073】
次に、前記1消失点画像における2次元画像の3次元化(復元)の場合を図15を用いで説明する。なお、以下でA、B、C、Pに付した添字2、3は、それぞれ各点の2次元座標、3次元座標であることを表わしている。
【0074】
図中の点A、Bは、大きさの基準となる線分ABの両端の点、点A′、B′はその3次元空間上での座標である。又、点Pは、3次元での視点E3 から線分A′B′と平行に引いた線と投影面Sとの交点である。
【0075】
投影面Sにおいて、視心C2 (xc ,yc )、視距離F、点A2 (xa ,ya )、点B2 (xb ,yb )、点P2 (xp ,yp )とすれば、これらを視点が投影面に直交することを前提に3次元化すると、次のようになる。
【0076】
A3 (0,xa −xc ,ya −yc ),B3 (0,xb −xc ,yb −yc ),C3 (0,0,0),E3 (F,0,0),P3 (0,xp −xc ,yp −yc )
【0077】
又、点A′、B′はそれぞれ直線EA、EB上にあり、線分EAの長さのs倍がEA′の長さになり、線分EBの長さのt倍がEB′の長さであるとすると、次の(13)式、(14)式が成り立つ。
【0078】
【数1】
Figure 0003720587
【0079】
又、線分A′B′と線分EPは平行であるので、線分A′B′の長さがDであるとすると、次の(15)式の関係から(16)式が得られる。
【0080】
【数2】
Figure 0003720587
【0081】
上記(13)式、(14)式及び(16)式から、A′(za ′,ya ′,za ′)、B′(xb ′,yb ′,zb ′)の座標は、それぞれ次の(17)式、(18)式のように表わされる。
【0082】
【数3】
Figure 0003720587
【0083】
なお、(17)式中の定数s、(18)式中の定数tは、それぞれ以下の(19)式、(20)式のようになっている。
【0084】
【数4】
Figure 0003720587
【0085】
なお、ここでは、長さの基準を入力された基準面の対角線としたが、基準面の水平方向や奥行き方向の辺でも、それらに合わせて式を変えれば3次元復元は可能である。
【0086】
又、最初の2点A′、B′の座標が求まれば、それらを基に残りの点の座標を求めることもできる。
【0087】
以上詳述したような2次元の実写画像から3次元空間情報を推定する計算処理を、前記室内空間大きさ情報演算部24で行うことにより、前記ステップ4で推定した視点位置情報を用いて、前述した図11又は図13に示したような立体再構成が可能となる。即ち、前記ステップ3で入力した大きさ情報を用いることによって、視点位置から見た空間の大きさをメッシュでトレース表示することが可能となり、実写画像に写し込まれている空間の3次元的情報、即ち室内空間の大きさを推定することができる。従って、前記図11又は図13に示したように、視点に近い位置ほど寸法が大きいメッシュが張り込まれた画像を作成することが可能となる。
【0088】
前記図2のステップ5で、上記室内空間の大きさ推定が終了すると、得られた3次元空間情報は前記情報演算部24からメモリ12に出力され、保持される。
【0089】
次いで、その情報を用いて光源条件の推定を行う(ステップ6)。この光源情報の推定は、画像表示装置14のディスプレイ上で、そこに表示されている実写画像に写し込まれている光源の位置をマウス等で指定することにより、その位置を前述した3次元空間情報を用いて、光源情報演算部22で推定計算して求めることにより行われる。
【0090】
即ち、上記の如く、視点位置情報が求まったことから、それを用いて実写画像中に写し込まれている物体の位置、大きさ等の3次元的空間情報を推定することができるようになったので、画像中の照明器具や窓といった光を放つ物体、即ち光源の3次元的な位置を推定できる。光源の位置が決まれば合成しようとするCG画像の物体に光が照射する方向を光学的に計算できる。このように推定された光源位置(条件)は、前記メモリ12に出力され、保持される。
【0091】
次いで、ステップ7では実写画像に写し込まれている物体である、CG画像を合成したい対象物を選択し、画像表示装置14のディスプレイ上で該対象物の頂点をマウス等で指定し、その点の実際の高さを入力することにより、前記合成位置大きさ情報演算部26により対象物の大きさ、即ち合成位置の大きさを推定計算して求める。
【0092】
これを、前記図12に相当する図16、図17を用いて具体的に説明する。合成位置大きさ推定に処理が移ると、画面上にマウスにより移動されるカーソルの先端を交点とし、該交点を通り垂直に延びた線と、同交点を通り消失点へ向かう線からなる2本のガイドラインが表示される。
【0093】
そこで、合成したい対象物(ここでは収納棚の扉)のところへカーソルを持って行き、図16に示したようにその頂点▲1▼を指定し、その点の3次元室内空間における高さを入力し、次いで指定した頂点▲1▼の対角にあたる頂点▲2▼を同様に指定する。以上の操作から、この対象物である扉の大きさ(縦×横)が推定される。以上の操作を他の扉についても同様に実行する。このように推定された大きさ情報は、前記メモリ12に出力され、保持される。
【0094】
次のステップ8では、前記単位テクスチャ画像演算部28によりCG画像のテクスチャとなる実写画像から、模様やパターン、形状の基本となる単位テクスチャ画像が作成される。これは、前記メモリ12に出力され、所定のテクスチャファイルに保持される。
【0095】
図18には、この単位テクスチャ画像の作成手順を概念的に示した。同図(A)は、オリジナルのテクスチャ画像で、上記CG画像のテクスチャになる実写画像に当たる。このテクスチャ画像から、テクスチャの基本となる単位テクスチャ画像を作成する場合、同図(B)にイメージを示すように、(1)繰り返しの模様やパターンの基本単位部分を指定し、(2)基本単位の大きさ情報(この場合、縦、横の大きさ)を入力、(3)上記の情報等を該当するテクスチャ画像に関連付けて上記テクスチャファイルに保存することにより作成が完了する。同様の操作により必要な種類の単位テクスチャ画像の作成が行われ、それぞれ対応するテクスチャファイルに保存される。
【0096】
更に、CG画像生成部30では、前記メモリ12から読み込まれる合成位置大きさ情報と、前記情報入力部34により指定されたテクスチャファイルから読み込まれる上記メモリ12上の単位テクスチャ画像とを用い、且つ、前記メモリ12から読み込まれる実写画像データと共に、既に指定してある視点位置情報、光源情報等を用いて、対象物の実際の大きさに則したテクスチャ画像の生成、実写画像における配置場所での陰影処理が施されたCG画像が生成される(ステップ9)。図19は、このように生成されたCG画像のイメージを示したものである。但し、グラデーションは省略してある。
【0097】
ここで実行されるCG画像の生成について更に詳述すると、CG画像の表面の明るさは、面の向き、視点の位置、光源の位置との空間的な位置関係によって変化する。即ち、実写画像の視点位置情報から、視点、光源の位置が決まり、CG画像を合成する位置を指定することによって面の向きが決まり、その影の形状が求まる。
【0098】
次に、合成したい物体の材質、即ちテクスチャを指定することによって反射係数は決まり、CG画像の陰影処理に必要な条件が揃う。このような条件を使用し、陰影処理して生成したCG画像を、画像データ合成部32に出力する。
【0099】
この画像データ合成部32では、上記ステップ9で生成されたCG画像が入力されると、マウス等の情報入力部34により指定する、画像表示装置14に表示されている実写画像中の合成位置に対して、前記メモリ12から読み込まれるステップ7で入力された合成対象位置の座標値を用いて、該CG画像を実写画像を生成(撮影)したときの視点条件に合わせて透視投影変換し、その変換画像を配置することにより合成する(ステップ10)。
【0100】
本実施形態の画像合成システムで上記ステップ10の合成処理を行う場合の具体的操作を、図20〜図22の合成画像を参照しながら説明する。
【0101】
図20は、前記図12に相当する実写画像を背景画像とした合成開始画面であり、この画面の下段には、複数種類の単位テクスチャ画像がウインド表示されている。オペレータがこの合成画面上でマウスを用いて合成対象物である収納棚の扉を指定すると、その周囲が縁取りされて該扉が選択されたことが表示される。
【0102】
又、同画面上で、上記対象物に合成したいテクスチャを上記ウインドからマウスを用いて選択すると、同様に選択された単位テクスチャのウインドが縁取りされて表示される。
【0103】
図21には、合成対象として4枚の扉と、左から2番目のウインドの単位テクスチャ画像が選択されたことが画面上に表示されていることが示されている。
【0104】
この図21の画面の状態で、合成実行を指示すると、前述したように前記CG画像生成部30により対象物の大きさ情報、テクスチャの情報を参照して、CG画像が生成され、前記画像データ合成部32により指定場所に該CG画像が合成され、図22に示した合成済画面が表示され、合成が終了する。
【0105】
以上詳述した如く、この実施形態によれば、撮影条件が不明な実写画像でも、そこから視点位置情報と陰影情報を推定することができるため、違和感の無い合成画像を生成することができる。従って、この実施形態の画像合成システムを用いることにより、次のような具体的な処理を行うことが可能となる。
【0106】
一般に、住宅等で使用されているバス・トイレタリといった衛生機器やキッチンは、同一形状による色違いや、素材の違い等からなる多数の組合せが可能となっている。これらの商品カタログは、商品毎にスタジオにセットを組み、カメラで撮影している。しかし、このように撮影により作成するカタログは、通常1種類しかなく、色違いの商品に関しては色のサンプルを表示する場合が多い。
【0107】
そこで、このシステムを利用することによって、撮影した1枚の実写画像にCG画像を合成することによって、色や素材の違う商品も実際にスタジオ撮影したものと同様に、商品全体のイメージを撮影コストをかけることなく、均一な品質で、簡単に表現できる。
【0108】
又、インテリア・シミュレーション等において、家具やカーテン、壁紙といった住宅内部の内装を変更する際に、現状を撮影した実写画像に対して、変更予定の家具やカーテン、内装材をCG画像で生成して合成することによって、事前に変更後のイメージを確認することができる。
【0109】
以上、本発明について具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、実写画像に写し込まれている対象物と実質的に同一形状でテスクチャが異なる物体のCG画像を生成し、そのCG画像を該実写画像に合成する場合、特別な経験や勘がなくとも、違和感の無い合成画像を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の画像合成システムを示すブロック図
【図2】本実施形態における画像合成の処理手順を示すフローチャート
【図3】消失点の求め方を示す説明図
【図4】2消失点画像における投影面とカメラの関係を示す説明図
【図5】視点と消失点の関係を示す説明図
【図6】視点推定計算を説明するための線図
【図7】視点情報を推定する方法を示す説明図
【図8】2消失点実写画像で視点情報を推定する方法を示す説明図
【図9】2消失点実写画像で視点情報を推定する方法を示す他の説明図
【図10】1消失点画像で視点情報を推定する方法を示す説明図
【図11】3次元空間情報を基に空間の大きさを推定した状態を示す説明図
【図12】実写画像の一例を示す説明図
【図13】上記実写画像について空間の大きさを推定した状態を示す説明図
【図14】2消失点2次元画像の3次元化を説明するための線図
【図15】1消失点2次元画像の3次元化を説明するための線図
【図16】上記実写画像において合成対象物の頂点を指定している状態を示す説明図
【図17】上記実写画像において合成対象物の対向頂点を指定している状態を示す説明図
【図18】単位テクスチャ画像を作成するための実写画像を示す説明図
【図19】合成用CG画像の一例を示す説明図
【図20】合成開始前の実写画像が表示された画面を示す説明図
【図21】合成操作中の実写画像が表示された画面を示す説明図
【図22】合成操作後の実写画像が表示された画面を示す説明図
【符号の説明】
10…画像入力装置
12…画像保持用メモリ
14…画像表示装置
16…画像出力装置
18…演算部
20…視点位置情報演算部
22…光源情報演算部
24…室内空間大きさ情報演算部
26…合成位置大きさ情報演算部
28…単位テクスチャ画像演算部
30…CG画像生成部
32…画像データ合成部
34…情報入力部

Claims (4)

  1. 実写画像とCG画像とを合成する画像合成装置において、
    画面表示されている実写画像から視点位置情報を推定する手段と、
    推定した視点位置情報から、実写画像の3次元空間情報を推定する手段と、
    推定した3次元的空間情報に基づいて実写画像中の合成対象とする対象物の大きさを推定する手段と、
    推定した対象物の大きさに基づいて合成用のCG画像を生成する生成手段と、
    生成したCG画像を透視投影変換して、前記実写画像に合成する手段と、を備えていると共に、
    CG画像用のテクスチャとなる実写画像から、繰り返しの模様やパターンの基本単位部分と基本単位の大きさを指示して、基本となる単位テクスチャ画像を作成する手段と、
    単位テクスチャ画像の大きさと単位テクスチャ画像を読み出す手段を備え、
    前記生成手段が、推定された前記対象物の大きさに基づいて、画面上で選択された単位テクスチャ画像とテクスチャ画像に関連づけられた単位テクスチャ画像の大きさから合成用のCG画像を生成する機能を有していることを特徴とする画像合成装置。
  2. 請求項1において、
    前記対象物の大きさを推定する手段が、前記実写画像上に写し込まれている対象物の頂点の座標値と、その点の実際の高さとから該対象物の大きさを推定する演算機能を有していることを特徴とする画像合成装置。
  3. 請求項1において、
    前記実写画像から光源位置情報を推定する手段と、
    推定した光源位置情報に基づいて、前記CG画像に陰影処理を施す手段と、を備えていることを特徴とする画像合成装置
  4. 実写画像とCG画像とを合成する画像合成装置において、
    画面表示されている実写画像から視点位置情報を推定する手段と、
    推定した視点位置情報から、実写画像の3次元空間情報を推定する手段と、
    推定した3次元的空間情報と、前記実写画像上に写しこまれている対象物の頂点の座標値と、その点の実際の高さとから該対象物の大きさを推定するする手段と、
    推定した対象物の大きさに基づいて合成用のCG画像を生成する生成手段と、
    前記実写画像から光源位置情報を推定する手段と、
    推定した光源位置情報に基づいて、前記CG画像に陰影処理を施す手段と、
    生成したCG画像を透視投影変換して、前記実写画像に合成する手段と、を備えていると共に、
    CG画像用のテクスチャとなる実写画像画像から、基本となる単位テクスチャ画像を作成する手段を備え、
    前記生成手段が、推定された前記対象物の大きさに基づいて、画面上で選択された単位テクスチャ画像から合成用のCG画像を生成する機能を有していることを特徴とする画像合成装置。
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