JPH09106003A - 写真フィルム用磁気信号読取装置 - Google Patents

写真フィルム用磁気信号読取装置

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JPH09106003A
JPH09106003A JP7264112A JP26411295A JPH09106003A JP H09106003 A JPH09106003 A JP H09106003A JP 7264112 A JP7264112 A JP 7264112A JP 26411295 A JP26411295 A JP 26411295A JP H09106003 A JPH09106003 A JP H09106003A
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signal
magnetic
frequency
photographic film
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Application number
JP7264112A
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English (en)
Inventor
Jo Nakajima
丈 中嶋
Kazuo Genda
和男 源田
Hiroaki Yamagishi
弘明 山岸
Makoto Isozaki
眞 磯崎
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械精度上ばらつきの多い記録用磁気ヘッド
で記録されたデータを安定して読取ることにより、装置
間での互換性マージンが広い写真フィルム用磁気信号読
取装置を提供することにある。 【構成】 写真用フィルムに設けられた磁性面に接触し
て、磁気記録信号を読取る磁気ヘッド1と、当該磁気ヘ
ッド1からの読取り信号波形を適当な振幅まで増幅する
増幅回路2,3と、該増幅回路3からのデジタル信号復
調のために必要とする周波数帯域以外のノイズを切り捨
てる帯域フィルタ4と、当該帯域フィルタ4を通過した
再生信号のピークの時間位置のピーク検出回路5,6及
びピーク位置を弁別してデジタルの“1”“0”信号に
復調する復調回路7〜9とを備えた写真フィルム用磁気
信号読取装置において、帯域フィルタ4の高域遮断周波
数を読取った記録信号の最高周波数の1.5倍未満とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実質的に透明な磁気層
に情報が磁気記録された写真フィルムから、記録信号を
読取る磁気ヘッドを備えて、その読取り波形を増幅・処
理してデジタル信号を再生して利用する各種の写真処理
装置や、画像入力装置等におけるデータ入力などの、写
真フィルム用磁気信号読取装置に関するものである。よ
り詳しくは、写真フィルムから読取った信号波形をデジ
タル信号として再生する際に、不要周波数帯域外のノイ
ズを抑制して読取りデータの信頼度を向上する帯域フィ
ルタの特性に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影条件や焼き付け条件等の情報交換を
容易に行う写真システムとして、実質的に透明な磁気記
録層(以下、写真フィルム磁性層という。)を写真フィ
ルムの裏面全面に設け、撮影条件や焼き付け条件等の情
報を写真フィルム磁気層にデジタル記録し、斯かる写真
フィルム磁気層から撮影情報をデジタル信号に再生して
読み取り可能にしたシステムが提案されている(国際出
願WO−90/04205,WO−90/04214,
米国特許USP−4965627,USP−49757
32参照)。斯かるシステムによれば、写真フィルム磁
性層から撮影条件を引伸ばし焼付けプリンタでデジタル
信号に再生して読取ることにより、色調が良く失敗のな
い印画を得ることができ、又、焼付けプリンタで写真フ
ィルム磁性層に焼付け条件等をデジタル記録することに
より、再度焼付ける際に再現性の良い印画を得ることが
でき、撮影フィルム画像をコンピューターに取込む際に
撮影日付や撮影条件等のデータを自動的に入力すること
ができる。
【0003】図5は写真フィルム磁性層における磁気記
録再生方式の概念を示すタイムチャートである。
【0004】図5(a)は写真フィルム磁性層にデジタ
ル信号を記録するために記録用磁気ヘッドを流れる記録
電流を示したものである。写真フィルム磁性層における
磁気記録方式は、クロック信号とデータを磁化磁性及び
パルスの長さ即ち時間で表すものであり、写真フィルム
の磁性層に所定間隔でN極で磁化したクロックと、斯か
るクロック間にデータをS極として磁化することにより
磁気記録するものである。例えばクロック間に記録され
たデータが先行するクロックに近ければ、データ“1”
を表しており、クロック間に記録されたデータが後続す
るクロックに近ければ、データ“0”を表している。
【0005】図5(b)は図5(a)の記録電流により
磁化された写真フィルム磁性層における磁化状態を表し
たものである。
【0006】図5(c)は読取用磁気ヘッドにおける再
生信号を示したものであり、図5(d)は読取用磁気ヘ
ッドからの再生信号を再微分した波形を示したものであ
る。
【0007】図5(e)はピーク検出回路とこれに続く
整形回路から出力された再生波形を示したものである。
この再生波形の立ち上がりを再び微分してパルスとして
取り出せばクロックパルスが再生され、立ち下がりを微
分して取り出せばデータパルスであり、これがクロック
パルスとの位置関係によって記録されたデータが“1”
か“0”かが判別できる。即ち、連続する2つのクロッ
クの間隔の半分に区切り、何れかのウインド内にデータ
の読取り波形のピークの時間位置が検出されるかによっ
てデータ“1”、“0”を復調するものであり、先行す
るウインド内にデータパルスを検出すればデータ“1”
を再生し、後続するウインド内にデータパルスを検出す
れば、データ“0”を復調する。
【0008】以上が写真フィルム磁性層における磁気記
録再生方式の概念である。
【0009】写真フィルム磁気層は、実質的に透明とす
るため、分散塗布された磁性体粒子の密度は、オーディ
オ又はビデオ記録用磁気テープ、あるいはフロッピー・
ディスク等のデジタル情報記録磁気媒体と比較して、例
えば1/100程度といったごく薄いもので、磁性体粒
子によって光が遮られることが少ないものとなってい
る。このことは記録される磁気エネルギーもその分弱く
て、磁気ヘッドの巻線を最大限度多く巻いても読取り信
号の振幅は極めて小さいものとなる。これは必然的に増
幅回路の残留ノイズ、装置内ノイズや外来ノイズとの信
号対雑音比、即ちS/N比を悪化させ、デジタル信号を
復調する際のエラー発生の確率が無視できなくなる。斯
かる磁気記録エネルギーの低下に起因したS/N比の悪
化を少なくするには次の点を考慮する必要がある。写
真フィルムの磁性層は、磁気記録の線密度やトラック密
度はあまり高くせずに余裕をもって記録する。磁気信
号読取装置は、残留ノイズの少ないオペアンプ等の部品
や回路方式を選ぶ。ヘッド巻線へのノイズ誘導を最小
とするよう電気的・磁気的シールドを厳重に行う。高
性能の帯域フィルタや、より高密度のデジタル・データ
記録において通常採用されているAGC付き増幅回路、
高性能のピーク検出回路等を採用する。
【0010】上述した図5(c)に示す再生信号には、
時間は場の広い磁化と時間は場の狭い磁化が隣り合った
場合、再生系の周波数特性によっては信号波形のピーク
位置が本来の記録電流の変化点よりも時間幅の広い方に
多少異動することがある。これが波形干渉によるピーク
シフトである。ピークシフトの方向はこのように記録波
形によって決まる。又、図5(c)の再生信号の一部に
前述のノイズが重畳している状況を示しており、ノイズ
の振幅(S/N比)、周波数、本来の信号との位相関係
によってピークの位置関係が変動する。これがノイズに
よるピークシフトである。ノイズによるピークシフト方
向は信号とノイズの位相関係によって一定しないランダ
ムなピークシフト、即ちジッターとなる。このとき再生
系の通過周波数帯域が狭くなると読取り信号の波形干渉
が大きくなって前後の波形に依存するピークシフトは大
きくなる。
【0011】一般に前述した波形干渉によるピークシフ
トを少なくするためにはヘッド及び増幅器の通過帯域は
広いほうがよい。しかし、ノイズ重畳によるピーク位置
のジッタを少なくするためには外部/内部のノイズをで
きるだけ小さくするほか、高周波域のノイズを除去する
帯域フィルタをピーク検出回路の前段に挿入するのが通
常である。
【0012】斯かる帯域フィルタ或いは高域フィルタの
周波数特性は波形干渉によるピークシフトとランダム性
ノイズによるピークシフトを総合的に少なくすることが
できる通過帯域に最適化して設定する必要がある。
【0013】磁気ヘッドの抵抗分による熱擾乱ノイズや
信号再生系のオペアンプ半導体ノイズ等のランダム性ノ
イズは、通常、通過周波数帯域が広いと大きくなり、そ
の振幅は通過帯域幅の平方根に比例して大きくなって、
ノイズ重畳によるランダムなピークシフト(ジッター)
は大きくなるので、高域側を遮断して通過帯域を狭くす
ればノイズによるピーク位置のばらつき、即ちジッター
を少なくすることができる。一方、高周波数側の減衰域
を広げ過ぎて通過帯域幅を狭くしすぎると波形干渉によ
るピークシフトが大きくなってしまうからである。
【0014】フロッピーディスク装置やハードディスク
装置におけるデジタル記録変調方式は、最高周波数と最
低周波数の比が約2であるFM記録方式(2周波記録方
式)やMFM記録方式を採用しているので、読出し時最
高周波数の1.5倍ないし2.5倍の遮断周波数をもつ
フィルタを使用するのが通常良いとされている。即ち、
基本変調周波数f1を0.5f、最大変調周波数f2を1
fとすれば、フィルタの遮断周波数は1.5fないし
2.5fとするのが経験上良いとされてきた。
【0015】写真フィルム磁性層における磁気記録は、
EP0346775 A1(USApplicatio
n No.206646)のパルス位置変調方式を採用
するならば、FM記録方式やMFM記録方式と同様に最
高周波数と最低周波数の比が約2程度であるので、使用
するフィルタとしては、これまでの常識的な帯域、即ち
最大周波数の1.5倍ないし2.5倍、又は波形再現性
を重視してそれ以上の遮断周波数をもつフィルタが用い
られてきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真フ
ィルムの磁気信号読取り系における回路の特性、特に帯
域フィルタの特性は、写真フィルム磁性層の諸条件、及
び通常起りうるアジマス角度やヘッドと磁性層間の隙間
(スペーシング)を勘案すれば、フロッピーディスクや
ハードディスクのフィルタにおける常識とは必ずしも一
致しないことがわかった。
【0017】以下に写真フィルム磁性層の諸条件とスペ
ーシング損失と波形干渉によるピークシフト及びノイズ
重畳によるランダムなピークシフトとの関係を解析す
る。
【0018】写真フィルムはオーディオ・テープやビデ
オ・テープのベース材料と比較して厚く、小さいカート
リッジあるいはパトローネに収容されて巻癖も大きいの
で、磁気ヘッドと写真フィルムの磁性層の密着走行が悪
くなって定常的あるいは非定常的に読取り信号の振幅が
小さくなる傾向にある。斯かる読み取り信号の振幅が小
さくなる傾向は、比較的に記録密度の低い写真フィルム
の磁気記録に於いても、1μmも隙間(スペーシング)
ができて読取り信号の振幅は1/2以下になってしまう
こともある。これを隙間損失(スペーシング損失)とい
う。
【0019】このように写真フィルム用磁気信号再生装
置は、スペーシング損失の変動要因も加わって小さな振
幅の読取り信号しか得られないことにより、磁気ヘッド
の抵抗成分による熱擾乱ノイズや信号再生系のオペアン
プを構成する半導体ノイズが無視できないほどに相対的
に大きくなるので、S/N比は十分に確保できなくな
る。従って、磁気ヘッドの抵抗成分による熱擾乱ノイズ
や半導体ノイズによる読取り信号ピーク位置のジッタ
ー、即ちS/N比に起因するランダムなピークシフトの
影響が大きくなる。
【0020】また、写真フィルム用磁気記録再生は、写
真フィルム磁性層への磁気記録をカメラ等で行い、写真
フィルム磁性層からの磁気読取りを各種の写真処理装置
等の写真フィルム用磁気信号読取装置で行われることを
前提とする。従って、書込み用磁気ヘッドのギャップと
読取り用磁気ヘッドのギャップがフィルム進行方向とな
す角度が一致しないオフセット角度損失、いわゆるアジ
マス角度損失が発生する頻度が増加する。斯かるアジマ
ス角度損失により磁気信号読取装置からの読取り信号の
振幅が減少することにより、S/N比を悪化させること
になる。
【0021】また、写真フィルム磁性層からの読み取り
に際して、アジマス角度損失による波形干渉によるピー
クシフトも発生する。なお、アジマスによる波形干渉は
S/N比悪化と別の問題もある。
【0022】写真フィルム磁性層は、前述のように記録
できる磁気記録エネルギーが弱いため、読取り信号振幅
を確保すべくトラック幅を広目にとるようにしており、
線記録密度が同じならばトラック幅が広いほどアジマス
角度損失が大きくなるので、アジマス角度損失による読
み取り信号の振幅の低下が無視できなくなる。
【0023】上述したように、写真フィルム用磁気信号
読取装置は、実質的に透明な磁気層から記録データを読
みとる際に、フロッピー・ディスクや磁気テープのデー
タ記録を読みとるほどに安定しないことも多く、特にデ
ータ記録するカメラ等に設けた記録用磁気ヘッドのアジ
マス角度と大きくずれていてアジマス損失が大きかった
り、データ記録時のカメラの使用環境や写真フィルム用
磁気信号読取装置の設置環境によってカートリッジ内の
フィルムのカールがきつい場合があり、フィルム磁性層
と磁気ヘッド・ギャップとの走行時密着度が悪くなって
スペーシング損失が大きい様な場合にエラーを生じやす
いという問題点が十分には解決されていない。
【0024】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、機械
精度上ばらつきの多い記録用磁気ヘッドで記録されたデ
ータを安定して読取ることにより、装置間での互換性マ
ージンが広い写真フィルム用磁気信号読取装置を提供す
ることにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本出願人は、上記課題に
対する検討を行った結果、本発明の目的を達成すべくフ
ィルタ特性の最適化を試みた。写真フィルムの磁気信号
読取り系に於いては、とくに通過帯域フィルタの高域遮
断周波数は従来例と比較して思い切って低く設定する方
が、通常達成できるS/N比レベルにおいてはより低い
エラー・レートを実現でき、更に通常発生するアジマス
角度の誤差やヘッドと磁性層間の隙間(スペーシング)
に対しても広く許容できることがわかった。
【0026】本発明の目的は、以下の構成によって達成
される。
【0027】(1) 写真用フィルムに設けられた磁性
面に接触して、磁気記録信号を読取る磁気ヘッドと、当
該磁気ヘッドからの読取り信号波形を適当な振幅まで増
幅する増幅回路と、当該増幅回路からのデジタル信号復
調のために必要とする周波数帯域以外のノイズを切り捨
てる帯域フィルタと、当該帯域フィルタを通過した再生
信号のピークの時間位置の検出回路及びピーク位置を弁
別してデジタルの“1”“0”データに復調する復調回
路とを備えた写真フィルム用磁気信号読取装置であっ
て、前記帯域フィルタの高域遮断周波数は読取った記録
信号の最高周波数の1.5倍未満であることを特徴とす
る写真フィルム用磁気信号読取装置。
【0028】ここで、読み取った記録信号の最高周波数
とは読み取って得られる記録信号で規定される最高周波
数である。具体的には、フィルタ回路の高域遮断周波数
は、高くとも通常のフロッピーディスク装置やハードデ
ィスク装置などデジタルデータ磁気記録装置での常識的
なフィルタ帯域となっている記録信号の最高周波数の
1.5倍〜2.5倍の範囲よりも低い方が良く、好まし
くは信号の最高周波数の約1.1倍〜1.3倍の間とす
ることにより総合的に最大のウインド・マージンが得ら
れる。
【0029】(2) 前記帯域フィルタの高域遮断周波
数以上の高域減衰率は、オクターブあたり24dB又は
それ以上の急峻な減衰率を示すものとし、遮断周波数以
上で減衰量が極大値を示す種類のフィルタにあっては極
大減衰周波数以上の周波数において減衰量が30dB以
下にはならないものであることを特徴とする(1)の写
真フィルム用磁気信号読取装置。
【0030】ここで、高域遮断周波数とは、高域遮断特
性において中域周波数における通過特性よりも約3dB
減衰する周波数をいう。高域遮断周波数特性は、オクタ
ーブあたり約24dB又はそれ以上減衰する、比較的急
峻な遮断特性のものについて述べている。
【0031】12〜18dB/オクターブといった緩い
遮断特性をもつフィルタは、読取った信号の最高周波数
の1.1倍よりも更に低い遮断周波数の方が良い場合も
ある。
【0032】何れのフィルタにおいても、遮断周波数以
上で一旦減衰度が極大となってから、更に高い周波数で
の減衰量が少なくなって、例えば30dB以下になるよ
うな特性であってはならない。
【0033】(3) 前記帯域フィルタの高域遮断周波
数は、一例として読取った記録信号の最高周波数の1.
1倍ないし1.3倍の間であることを特徴とする(1)
又は(2)の写真フィルム用磁気信号読取装置。
【0034】
【作用】
(1) 写真フィルムにおける磁気記録読取り回路の帯
域フィルタとして、高域遮断周波数を最高信号周波数の
1.5倍未満、望ましくは1.1〜1.3倍と低くする
ことにより、磁気エネルギーが小さくてS/N比が悪く
なりがちな透明磁性層からエラーが少ない安定した磁気
信号を読取ることができる。
【0035】(2) 写真フィルムにおける磁気記録読
取り回路の帯域フィルタとして、高域遮断周波数を最高
信号周波数の1.5倍未満、望ましくは1.1〜1.3
倍と低くすることにより、磁気書込み装置のヘッドとの
アジマス角度誤差に対するマージンが十分にとれる。
【0036】(3) 写真フィルムにおける磁気記録読
取り回路の帯域フィルタとして、高域遮断周波数を最高
信号周波数の1.5倍未満、望ましくは1.1〜1.3
倍と低くすることにより、フィルムの磁気層と磁気ヘッ
ドとのスペーシングに対する許容マージンが大きくとれ
る。
【0037】
【実施例】図1は本実施例の写真フィルム用磁気信号読
取装置を示すブロック図である。
【0038】本実施例の写真フィルム用磁気信号読取装
置は、例えば焼き付けプリンタに取り付けて写真フィル
ム磁性層から撮影情報をデジタル信号に復調して読み取
るものであり、読取用磁気ヘッド1と前置増幅器2とA
GC増幅器3と帯域フィルタ4とピーク検出回路とデー
タ復調回路から構成してある。以下に各部構成及び機能
に付いて説明する。
【0039】本実施例における写真フィルム磁性層にお
ける磁気記録方式は、説明の便宜上、クロック信号とデ
ータをパルスの長さ即ち時間で表すパルス位置変調方式
を採用しており、具体的には写真フィルムの磁性層に所
定間隔でN極で磁化したクロックと、斯かるクロック間
にデータをS極として磁化することにより磁気記録する
ものである。例えば、クロック間に記録されたデータが
先行するクロックに近ければデータ“1”を表してお
り、クロック間に記録されたデータが後続するクロック
に近ければデータ“0”を表している。
【0040】なお、本実施例ではパルス位置変調方式を
用いて説明するが、斯かる変調方式に限定されず、本発
明はFM記録方式やMFM記録方式等のデジタル変調記
録方式にも採用できる。
【0041】読取用磁気ヘッド1は、写真フィルム磁気
層に記録されたデータを読取る磁気ヘッドである。読取
用磁気ヘッド1から得られる信号振幅はフィルム走行速
度にもよるが、通常数十ないし100μVp−p 程度
である。読取用磁気ヘッド1は、フィルム磁気層やヘッ
ドの特性ばらつきによる出力増加を含む変動や、スペー
シング損失あるいはアジマス損失による出力減少方向の
変動がある。また、読取用磁気ヘッド1から得られる信
号は前述したランダム性のノイズを含んでいる。
【0042】前置増幅器2は、読取用磁気ヘッド1から
の出力信号を数百mVp−p付近まで増幅してAGC増
幅器3に送出するものであり、AGC増幅器3は読取信
号から前述の変動を吸収し、とくに激しいドロップアウ
トが無い限り例えば1VP-P程度の安定した信号を得る
ものである。
【0043】帯域フィルタ4は、AGC増幅器3からの
信号からデジタル信号の復調に必要な周波数帯域以外を
切り捨てて、ノイズ重畳によるランダム性のピークシフ
トのばらつき、即ちジッターをなるべく小さくするもの
である。帯域フィルタ4として不要な高周波帯域をなる
べく効果的に遮断するため、通常4極ベッセル型など
の、オクターブ当り24dB又はそれ以上といった急峻
な減衰特性をもつフィルタを採用することが望ましい。
但し高域遮断周波数をどんどん低くすると“1”“0”
のデータに読取りパルス波形の干渉による定常的なピー
クシフトが段々大きくなる。よってこの両者の妥協によ
る最適化をはかる必要があり、その最適化に本発明の特
徴がある。
【0044】なお、帯域フィルタ4の低域については、
読取るべき磁気信号が遅めの方形波成分を含むため、な
るべく低域が伸びている方が良い。従って、低域につい
ては特別な工夫を凝らしていない。
【0045】本実施例において、帯域フィルタ4の最適
遮断周波数の評価基準は、記録された既知のデジタル信
号の“1”“0”データビットがピーク・シフトによっ
て復調エラーを生ずる確率(何ビット読んで1ビット誤
るか、以降エラー・レートということもある。)を実測
するか、あるいはピーク・シフトの状況、即ち定常ピー
ク・シフト量と非定常ピーク・シフト(ジッター)量の
分布から確率計算して判断するものであり、同じ磁気記
録フィルムを読んでエラー確率が低いほど良いとする。
【0046】帯域フィルタ4の後にピーク検出回路が図
1に示すように接続されている。
【0047】本実施例のピーク検出回路は読取波形を微
分器5によって微分した波形が電圧ゼロ(0)のレベル
を越える時間位置を読取信号のピーク位置としてとら
え、これを変換点として整形増幅器6で増幅すると略書
込み信号が復元できる。その復元波形の(+)から
(−)の立ち下がりが回路7においてクロック位置とし
て復調され、(−)から(+)の立ち上がりがデータパ
ルスとしてデータウインド・ゲート8,9に送出され
る。
【0048】データパルスの復調は、理論上“1”信号
のときにあるべきパルス位置の時間範囲に“1”パルス
通過ウインドをクロック及びデータウインド発生器7で
発生し、その時間位置にデータパルスがあれば、“1”
ウインドゲート8から“1”出力を生じ、同様に理論上
“0”信号のときにあるべきパルス位置の時間範囲に
“0”パルス通過ウインドをクロック及びデータウイン
ド発生器7で発生し、その時間位置にデータパルスがあ
れば、“0”ウインドゲート9から“0”データ信号出
力を生じる。“1”パルス通過ウインドは連続する2つ
のクロックの間隔を半分に区切り、この場合前半をデー
タ“1”ウインド・ゲートとし、後半をデータ“0”ウ
インド・ゲートとしている。
【0049】本実施例の復調回路は、“1”“0”の何
れかを示すデータパルスが波形干渉又はノイズ重畳によ
ってピークシフトしても、“1”“0”夫々のウインド
幅範囲内であれば復調エラーは生じない。復調エラーを
生ずる確立の高まる場合を推測すれば、上述したように
信号振幅低下に伴うS/N比の低下によるピーク位置の
変動(ジッター)と、アジマス・エラー及び帯域フィル
タ4を含む信号通過帯域による波形干渉によるピークシ
フトとが重なって現れる総合的なピーク・シフトによ
り、“1”“0”のウインド範囲を越える場合であると
考えられる。従って、本実施例における復調回路の復調
エラーは、前述のように波形干渉等によるピークシフト
にランダムなノイズ等によるピークシフト(ジッター)
が重なることによって、データパルスのピーク位置がウ
インド範囲を越えて生ずることになるので、復調エラー
はランダムノイズの大きさ等により確率的に発生すると
考えることができる。前述の説明から、復調エラーは、
“0”データあるいは“1”データの夫々何ビットに1
個発生するかという統計的確率で評価できる。これを通
常エラー・レートと言う。ここではその逆数をとってエ
ラー・マージン指数とする。
【0050】なお、本実施例では信号振幅低下の原因と
して、前述したもののほかにフィルム磁性層の欠陥によ
るドロップアウト(信号欠落)やヘッド・ギャップの目
ずまりによるものも含めて考えている。
【0051】以上が本実施例の写真フィルム用磁気信号
読取装置の概略構成である。
【0052】続いて帯域フィルタ4の高域遮断周波数と
エラー確率の関係について述べる。
【0053】図2は本実施例の写真フィルム用磁気信号
読取装置におけるフィルタ違いによるアジマス誤差とエ
ラー・マージン測定データを示すグラフである。図2
(a)はデータ“0”に対する帯域フィルタの周波数特
性とエラー・マージンとの関係を示したグラフであり、
図2(b)はデータ“1”に対する帯域フィルタの周波
数特性とエラー・マージンとの関係を示したグラフであ
る。
【0054】本実施例では、帯域フィルタ4の最適遮断
周波数の判定基準は、同じ磁気記録フィルムを読んで例
えば“0”データパルスを10nビット読んで1個のエ
ラーを生じる程度のエラー・レートが低いほど良いとす
るものである。この指数“n”の値が実用上少なくとも
n=6程度又はそれ以上を確保できることが望ましい。
なお、“1”データパルスに対する帯域フィルタ4の最
適遮断周波数の判定基準も同様とする。
【0055】図2に示したグラフにおいて、縦軸はエラ
ー・マージン指数を示しており、横軸はアジマス損失角
を示してある。ここで、アジマス角とは書込みヘッド・
ギャップのオフセット角と、読取りヘッド・ギャップの
オフセット角との間の角度の差の絶対値である。
【0056】f2は読取信号の最高周波数を示してお
り、“0”“1”データとも、最高読取り磁束反転/秒
数の1/2に相当する最高読取周波数f2=1f(kH
z)であり、最低読取周波数f1=約0.5f(kH
z)である。
【0057】□は読取信号の最高周波数f2の2.6倍
の高周波遮断周波数であるベッセル型の帯域フィルタを
用いてエラー・マージンとの関係を示したものであり、
+は読取信号の最高周波数f2の2.1倍の高周波遮断
周波数であるベッセル型の帯域フィルタを用いてエラー
・マージンとの関係を示したものであり、◇は読取信号
の最高周波数f2の1.3倍の高周波遮断周波数である
ベッセル型の帯域フィルタを用いてエラー・マージンと
の関係を示したものである。
【0058】図2のグラフに示した実験結果によれば、
帯域フィルタ4として約2.6f2の広い高域遮断周波
数の場合、アジマス角度誤差が大きくなると、エラー発
生確率はどんどん大きくなり、最悪約1.35°になる
と最悪マージン6以下になる虞れがある。これは書込み
ヘッドと読取りヘッドのオフセット角に夫々0.7°程
度の組立てあるいは取付け角度誤差があった場合の最悪
ケースである。帯域フィルタの高域遮断周波数を約2.
1f、約1.3fと低くしてエラー確率をみれば、何れ
のアジマス角度においても高域遮断周波数が低い方が大
きいエラー・マージンが得られることが分かった。
【0059】図3はフィルタ違いによるパルス位置ずれ
測定データを示すグラフである。
【0060】図3(a)はデータ“0”のウインドマー
ジンに対する波形干渉によるピークシフトをフィルタ帯
域及びアジマス角とパルス位置の変動との関係として示
したグラフであり、図3(b)はデータ“1”のウイン
ドマージンに対する波形干渉によるピークシフトとフィ
ルタ帯域及びアジマス角とパルス位置の変動との関係を
示したグラフである。
【0061】図3に示したグラフにおいて、縦軸はパル
ス位置の変動(%)を示しており、横軸はアジマス損失
角を示してある。アジマス角は図2と同様に書込みヘッ
ド・ギャップのオフセット角と、読取りヘッド・ギャッ
プのオフセット角との間の角度の差の絶対値である。
【0062】f2は読取信号の最高周波数を示してお
り、“0”“1”データとも、最高読取り磁束反転/秒
数の1/2に相当する最高読取周波数f2=1f(kH
z)であり、最低読取周波数f1=約0.5f(kH
z)である。
【0063】□は読取信号の最高周波数f2の2.6倍
の高周波遮断周波数であるベッセル型の帯域フィルタを
用いてエラー・マージンとの関係を示したものであり、
+は読取信号の最高周波数f2の2.1倍の高周波遮断
周波数であるベッセル型の帯域フィルタを用いてエラー
・マージンとの関係を示したものであり、◇は読取信号
の最高周波数f2の1.3倍の高周波遮断周波数である
ベッセル型の帯域フィルタを用いてエラー・マージンと
の関係を示したものである。
【0064】図3に示した実験結果によれば、写真フィ
ルム磁気記録において一般的に生じ得るアジマス角度差
を1.35度程度として、0度付近で2〜3%のピーク
シフトを生じている。フィルタ帯域を最高信号周波数f
2の2.6倍から1.3倍に変えても、ピークシフトの
差は1%以下となっている。これは主としてアジマス角
の影響によって生じるピークシフトは最大13%程度で
あることに比べて僅かなシフト量である。
【0065】図4はフィルタ違いによるスペーシング・
ロスとエラー・マージン測定データを示すグラフであ
る。
【0066】斯かるグラフは代表的なアジマス角度にお
けるS/N比を意図的に変化してエラー・マージンがど
う変化するかを示している。
【0067】図4に示したグラフにおいて、S/N比は
帯域フィルタ4を通したあとの読取り信号振幅(Vp−
p)に対するランダム性のノイズ振幅(Vrms)の比
として示してある。前述の通り、写真フィルム磁気層の
磁気記録エネルギーが小さいために、読取りヘッドの巻
線をインダクタンスが過大にならない範囲で最大限巻い
ても読取り信号振幅は数十μVないし100μVp−p
程度しか得られない。これに対してノイズは、ヘッド巻
線の抵抗分による熱擾乱雑音及び主として前置増幅器1
の半導体雑音により、ローノイズ・オペアンプを選択し
ても入力換算で数μVrms以上のランダム性のノイズ
が発生することになる。帯域フィルタ4を通すと必要な
周波数帯域においてほぼ1μVrms程度のノイズを含
んでいることになる。
【0068】図4に示したデータを得るためのS/N比
の変化方法としては、読取りヘッド・ギャップをフィル
ム磁気層の反対側から押して密着走行をはかるパッドの
押圧条件を変えて読取り信号振幅を逐次下げることによ
ってS/Nを下げて試験した。
【0069】図4に示した実験結果によれば、スペーシ
ング損失等によるS/N劣化を含めて考察すれば、エラ
ー・マージン指数はS/Nの影響が大きいが、ここでも
同じアジマス・同じS/Nにおいては帯域フィルタの高
域遮断周波数がこの場合約1.1fと低い方がエラー・
マージンが高いことが分かった。このS/N比は帯域フ
ィルタ4を通過した後であるから、同じフィルタ前ノイ
ズでは遮断周波数の低いフィルタの場合の方が測定ノイ
ズは小さくS/Nが良くなるため、高域遮断周波数との
差が大きな遮断周波数の低いフィルタの方が良いことが
分かる。
【0070】遮断周波数の低いフィルタの方が良い第一
の理由は、写真フィルム磁気記録の場合、波形干渉によ
るピークシフトよりも、S/N比がとれないため、ラン
ダムなピークシフト(ジッター)の方がエラー発生への
寄与度が大きいので、これがフィルタ高域遮断周波数を
狭くすると効果的に抑制されるために、総合的には良い
結果となるものである。
【0071】また、遮断周波数の低いフィルタの方が良
い第二の理由として、FMやMFM記録方式ではクロッ
ク信号は位相ロック・ループ(PLL)回路によって信
号ピーク位置を平均化してジッターの影響を取り除くの
に対し、写真フィルムにおける磁気記録変調方式として
パルス位置変調方式を用いた場合は、各データパルス間
に必ず存在させるクロック・パルスは通常、平均化しな
いで用いるためにノイズの影響がより大きくなるためも
ある。
【0072】即ち、クロック・パルスとデータ・パルス
の間の時間によって“0”“1”をきめるパルス位置変
調方式では、クロック・パルスのジッターも、データ・
パルスのジッターに加算されるため、影響がより大きく
なることによる。また、写真フィルムにおいては搬送速
度の変動も大きい場合があり、パルス位置変調方式のク
ロック・パルス位置を平均化することも通常困難であ
る。
【0073】また、遮断周波数付近の減衰特性がシャー
プでも、減衰極があって、それ以上の周波数で再び減衰
量が悪くなるようなフィルタ、例えば連立チェビシェフ
特性のフィルタでは、減衰極以上の周波数での減衰量が
あまり良くなければ、その部分でノイズが通過して読取
り信号のピーク位置のジッターを増やす要因となる。よ
って、この種のフィルタでは、減衰極以上の周波数での
減衰量があまり悪くならないもの、例えば最悪でも減衰
量30dB以下にならないことが必要である。
【0074】高域減衰特性がオクターブあたり12dB
〜18dBといった緩いものでは、残留する高域ノイズ
の悪影響を軽減するために、更に遮断周波数が低い方が
総合的にエラー発生確率が小さくなる場合もある。
【0075】
【発明の効果】本発明は、上記構成を備えることによ
り、機械精度上ばらつきの多い記録用磁気ヘッドで記録
されたデータを安定して読取ることにより、装置間での
互換性マージンが広い写真フィルム用磁気信号読取装置
を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の写真フィルム用磁気信号読取装置を
示すブロック図である。
【図2】フィルタ違いによるアジマス誤差とエラー・マ
ージン測定データを示すグラフである。
【図3】フィルタ違いによるパルス位置ずれ測定データ
を示すグラフである。
【図4】フィルタ違いによるスペーシング・ロスとエラ
ー・マージン測定データを示すグラフである。
【図5】写真フィルム磁性層における磁気記録再生方式
の概念を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 読取用磁気ヘッド 2 前置増幅器 3 AGC増幅器 4 帯域フィルタ 5 微分器 6 整形増幅器 7 クロック及びデータウインド発生器 8 データ“1”ウインド・ゲート 9 データ“0”ウインド・ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真用フィルムに設けられた磁性面に接
    触して、磁気記録信号を読取る磁気ヘッドと、当該磁気
    ヘッドからの読取り信号波形を適当な振幅まで増幅する
    増幅回路と、当該増幅回路からのデジタル信号復調のた
    めに必要とする周波数帯域以外のノイズを切り捨てる帯
    域フィルタと、当該帯域フィルタを通過した再生信号の
    ピークの時間位置の検出回路及びピーク位置を弁別して
    デジタルの“1”“0”データに復調する復調回路とを
    備えた写真フィルム用磁気信号読取装置において、前記
    帯域フィルタの高域遮断周波数は読取った記録信号の最
    高周波数の1.5倍未満であることを特徴とする写真フ
    ィルム用磁気信号読取装置。
  2. 【請求項2】 前記帯域フィルタの高域遮断周波数以上
    の高域減衰率は、オクターブあたり約24dB又はそれ
    以上の減衰率に漸近するものとし、遮断周波数以上で減
    衰量が極大値を示す種類のフィルタにあっては極大減衰
    周波数以上の周波数において減衰量が30dB以下には
    ならないものであることを特徴とする請求項1記載の写
    真フィルム用磁気信号読取装置。
  3. 【請求項3】 前記帯域フィルタの高域遮断周波数は、
    読取った記録信号の最高周波数の約1.1倍ないし1.
    3倍であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の写真フィルム用磁気信号読取装置。
JP7264112A 1995-10-12 1995-10-12 写真フィルム用磁気信号読取装置 Pending JPH09106003A (ja)

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