JPH09105627A - 管路計測装置 - Google Patents

管路計測装置

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JPH09105627A
JPH09105627A JP28802395A JP28802395A JPH09105627A JP H09105627 A JPH09105627 A JP H09105627A JP 28802395 A JP28802395 A JP 28802395A JP 28802395 A JP28802395 A JP 28802395A JP H09105627 A JPH09105627 A JP H09105627A
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JP
Japan
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leg
probe
casing
legs
conduit
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP28802395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takagi
博 高木
Ritsuo Hasegawa
律雄 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Precision Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Precision Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09105627A publication Critical patent/JPH09105627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 依って本発明は、正確に管路に沿った走行が
できることによって計測精度を向上させる。 【解決手段】 加速度計12とジャイロスコープ14を
ケーシング16内に搭載したプローブ20と、該ケーシ
ングに回動自在に軸支され、該ケーシングから外に突出
し、その脚先が管路内面に接触して走行できる一側の脚
22Aと、前記プローブの中心軸線L0を含む平面に対
して前記一側の脚とは対称の状態に配設された他側の脚
22Bと、前記一側の脚と他側の脚とのなす角度が互い
に広がるよう常時付勢している弾力性部材26A,26
Bと、前記軸支の軸JAを中心とした前記一側の脚22
Aの回動を伝達し、前記他側の脚22Bを前記一側の脚
の回動方向とは反対の向きに同じ大きさの角度回動させ
る伝達機構28A,28Bとを具備するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路の曲り状態等
を計測するために使用され、加速度計とジャイロスコー
プをケーシング内に装備した管路計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設した管路は、地盤条件や周囲
の工事等の影響によって時間と共に曲ったり、計画した
位置からずれたりすることがある。こうした状態を効率
よく計測するために、内部に加速度計とジャイロスコー
プとを搭載したプローブという管路計測装置を用い、走
行脚の先端にローラーや摺動板を取り付けて管路内を走
行させることにより短時間で計測できるようになってき
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、走行プロ
ーブと管路内面とには隙間があり、プローブは正確に管
路に沿って走行できるとは限らず、プローブは管路内を
該管路の長手方向に正確に沿って走行しなければ精度の
良い計測ができない。一般に、管路は長いものが多く、
所定長さの管を接続して管路を形成する。特にこうした
管路では、その接続部分は他の領域とは内径が異なって
いる場合も多く、こうした管路内を走行させると、この
部分でプローブが傾いたり走行位置が偏ったりして管路
状態を正確に計測できない。
【0004】依って本発明は、正確に管路に沿った走行
ができることによって計測精度を向上させることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、加速度計とジャイロスコープをケーシング内に搭載
したプローブと、該ケーシングに回動自在に軸支され、
該ケーシングから外に突出し、その脚先が管路内面に接
触して走行できる一側の脚と、前記プローブの中心軸線
を含む平面に対して前記一側の脚とは対称の状態に配設
された他側の脚と、前記一側の脚と他側の脚とのなす角
度が互いに広がるよう常時付勢している弾力性部材と、
前記軸支の軸を中心とした前記一側の脚の回動を伝達
し、前記他側の脚を前記一側の脚の回動方向とは反対の
向きに同じ大きさの角度回動させる伝達機構とを具備し
たことを特徴とする管路計測装置を提供する。
【0006】また、加速度計とジャイロスコープをケー
シング内に搭載したプローブにおいて、一端がケーシン
グから突出し、長手方向にスライドできる自由度を有し
て途中位置をケーシングによってピン支持状に回転自在
に支持した脚を、プローブの中心軸線の周りに回転させ
れば互いに重なるような位置関係に複数本配設し、該複
数本の脚の前記ケーシング内の各端部を、プローブの長
手方向にスライド自在なスライド機構にピン支持連結す
ると共に、弾力性部材によって前記複数本の脚が夫々拡
開する方向に常時付勢していることを特徴とする管路計
測装置を提供する。
【0007】前者では、ケーシングから外に出ている一
側と他側の脚のなす角度が互いに拡開するように弾力性
部材によって常時付勢されているため、走行管路の径が
途中で変化していても脚はそれに合うように回動して脚
先が管路内壁面に沿って走行する。この時、一側の脚と
他側の脚とは、夫々の側の拡開角度や収縮角度が同じに
なるよう伝達機構によって互いに連動しているため、常
にプローブは管路の中心軸線に沿って走行できる。
【0008】後者では、各脚は長手方向にスライドでき
る自由度を有して途中位置がケーシングにピン支持状に
支持され、弾力性部材によって前記複数本の脚が夫々拡
開する方向に常時付勢されているため、管路径が変動し
ても各脚先はその変動に追随できる。また、各脚はプロ
ーブの中心軸線周りに回転対称状に配設され、内側端部
がスライド機構にピン連結されているため、各脚は一緒
に拡開或いは収縮し、その拡開或いは収縮量は同じにな
り、このためプローブは常に管路の中心軸線に沿って走
行できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
の形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明
に係る管路計測装置の第1実施形態構造例の説明図であ
り、模式的に描いている。管路は同径の管路要素10A
と10Cとを短い大径の接続管10Bによって接続した
状態を示している。傾斜計12とジャイロスコープ14
とがケーシング16内に搭載したプローブ20に、以下
に説明する機構を設けて管路内を走行させ、常に管路の
中心軸線L0に沿って走行できる。
【0010】即ち、走行のための対の脚22A,22B
が、夫々の一端がケーシング16から外部に突出し、先
端に走行用のローラー24を装着している。対の脚22
Aと22Bとは、図のようにプローブ20の中心軸線
(上記L0と一致している)を含む平面(図1の紙面に
垂直の面)に対して対称に配設されている。これらの脚
の他に対の脚を更に有してもよく、また、プローブ20
の前部(この図における左部)にも後部に配設した上記
の対の脚22A,22Bと同様な対の脚を配設した方が
走行が安定するが、図示を省略している。
【0011】前記各脚22A,22Bは夫々軸芯JA,
JBを中心として回動自在であり、コイルばね等の弾力
性部材26A,26Bによって矢印の方向に常時付勢さ
れている。従って、各脚22A,22Bは各軸芯を中心
に外側に拡開するように力を受けており、管路の内径が
変化しても脚先(ローラー)がその内面に常時押し付け
られるように構成されている。更には、対となった2個
の歯車28A,28Bが噛合して、夫々が上記各軸芯J
A,JBを中心にして回転するように取り付けられてい
る。歯数は同じであるため、互いに反対方向に回転する
と共に、回転角度は同じである。
【0012】従って、上記弾力性部材の作用で各脚先が
常時管路内面に押し付けられて走行するが、その際、脚
22Aが所定角度拡開すれば、他の脚22Bは同じ角度
だけ拡開することになり、プローブ20は常にその中心
軸線を管路の中心軸線L0に一致させて走行でき、計測
精度が向上する。即ち、管路計測装置が管路10Aから
管路10Bに入ると各脚22A,22Bは同時に夫々2
点鎖線22A’,22B’の状態に拡開し、管路10C
に入ると再び実線の位置に収縮して走行する。
【0013】伝達機構はこの実施形態例のように1対の
歯車に限らず、例えば、軸芯JAと軸芯JBを一致させ
た場合のように必要に応じて更に多くの歯車を組み合わ
せてもよく、また、円柱やベルト使用の摩擦伝動にして
もよいが、回転を正確に伝達する歯車が好ましい。
【0014】図2と図3は本発明に係る第2実施形態例
を示しており、第1実施形態例の場合と同様なプローブ
20に、いわば傘の骨組み機構のような機構を装備させ
ている。図3に示すように同じ長さの3本の脚32A,
32B,32Cの先をプローブ中心軸線上のスライド機
構38にピン支持状態で取り付け、他端はケーシング1
6の外に突出させてローラー24をはかせている。ま
た、途中位置はケーシング16に突出させたピン軸P
を、該ピン軸の直径と同じ幅で長さの長い長孔Hで受
け、各脚がピン軸Pの周りに回転自在であると共に、脚
の長手方向に移動自在である。更には、各脚のケーシン
グ内の端部は前記スライド機構を介してコイルばねのよ
うな弾力性部材36によって常時矢印の方向に付勢され
ており、各脚を常時拡開させるよう作用している。
【0015】各脚はケーシング16内の各端部がスライ
ド機構によって一緒にプローブ20の中心軸線に平行に
進退するため、各脚の拡開や収縮の角度は同じとなり、
プローブ20はその中心軸線を常に管路の中心軸線L0
に一致させて走行でき、計測精度が向上する。即ち、管
路計測装置が管路10Aから管路10Bに入ると、各脚
32A,32B,32Cは同時に夫々2点鎖線32
A’,32B’等の状態に拡開し、管路10Cに入ると
再び実線の位置に収縮して走行する。この第2実施形態
例の場合も脚の数は3本に限らず、必要に応じて変更し
てもよく、また、プローブ20の前部にも同様な組の脚
を装着させてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、弾力性部材の作用で管路径が変化しても各脚先
は常に管路内面に接触し、更には、プローブの外に突出
した各脚は一緒に同じ角度拡開又は収縮する構造のた
め、夫々が一緒のタイミングで拡開縮径し、これによっ
てプローブは常に管路の中心に沿って走行できるため、
計測精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る第1実施形態例の管路計測
装置の管路内走行の模式的縦断面図である。
【図2】図2は本発明に係る第2実施形態例の管路計測
装置の管路内走行の模式的縦断面図である。
【図3】図3は図2の矢視線C−Cによる横断面図であ
る。
【符号の説明】
10A,10B,10C 管路 12 傾斜計 14 ジャイロ
スコープ 16 ケーシン
グ 20 プローブ 22A,22B,32A,32B,32C 脚 26A,26B,36 弾力性部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度計とジャイロスコープをケーシン
    グ内に搭載したプローブと、 該ケーシングに回動自在に軸支され、該ケーシングから
    外に突出し、その脚先が管路内面に接触して走行できる
    一側の脚と、 前記プローブの中心軸線を含む平面に対して前記一側の
    脚とは対称の状態に配設された他側の脚と、 前記一側の脚と他側の脚とのなす角度が互いに広がるよ
    う常時付勢している弾力性部材と、 前記軸支の軸を中心とした前記一側の脚の回動を伝達
    し、前記他側の脚を前記一側の脚の回動方向とは反対の
    向きに同じ大きさの角度回動させる伝達機構とを具備し
    たことを特徴とする管路計測装置。
  2. 【請求項2】 加速度計とジャイロスコープをケーシン
    グ内に搭載したプローブにおいて、 一端がケーシングから突出し、長手方向にスライドでき
    る自由度を有して途中位置をケーシングによってピン支
    持状に回転自在に支持した脚を、プローブの中心軸線の
    周りに回転させれば互いに重なるような位置関係に複数
    本配設し、 該複数本の脚の前記ケーシング内の各端部を、プローブ
    の長手方向にスライド自在なスライド機構にピン支持連
    結すると共に、弾力性部材によって前記複数本の脚が夫
    々拡開する方向に常時付勢していることを特徴とする管
    路計測装置。
JP28802395A 1995-10-09 1995-10-09 管路計測装置 Abandoned JPH09105627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013231647A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Toa Harbor Works Co Ltd 削孔位置計測用プローブ
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JP2021162547A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 学校法人 中央大学 管路形状推定方法及び管路形状推定装置

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