JPH09105543A - 排気フード付き作業台 - Google Patents

排気フード付き作業台

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JPH09105543A
JPH09105543A JP25889795A JP25889795A JPH09105543A JP H09105543 A JPH09105543 A JP H09105543A JP 25889795 A JP25889795 A JP 25889795A JP 25889795 A JP25889795 A JP 25889795A JP H09105543 A JPH09105543 A JP H09105543A
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
workbench
exhaust hood
work table
work
Prior art date
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Application number
JP25889795A
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English (en)
Inventor
Hiroo Mizushima
裕男 水島
Moritaka Imamura
盛敬 今村
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Shinwa Corp
Original Assignee
Shinwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業スペースが大きく確保できて作業がし易
くなり、しかも不使用時には格納できて邪魔にならない
排気フード付き作業台を提供すること。 【解決手段】 作業台本体2と、前後方向へ移動自在に
取り付けられた作業テーブル8と、この作業テーブル8
の後部に一体的に取り付けられた排気フード9と、開口
された場合に排気フード9の内部と上面板の下方とを連
通させる開口部10と、開口部10を通じて前記排気フ
ード9内の空気を排出する排気手段13と、を備えたこ
とを特徴としている。上記構成によると、作業テーブル
8の手前側に大きな作業スペースが確保できる。しかも
作業テーブル8は手前に引き出せば足元に蹴込み代が確
保でき、楽な作業姿勢を保てる。そして作業テーブル8
を押し込んで格納すれば作業テーブル8が作業台本体2
の前方に出っ張らず、邪魔にならなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉塵や有毒ガスな
どがを発生する作業を行なうなどに用いて有効な排気フ
ード付き作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】電気部品や電子部品などを半田付けする
ような場合には、鉛成分などが蒸発し、それを吸い込む
と健康への悪影響が心配される。このために、半田付け
の作業台に吸気ファンや排気ダクトを取り付け、これら
排気装置により半田付け作業に伴って発生する有害ガス
を作業台の近辺から排除し、良好な作業環境を保つよう
にしている。
【0003】例えば、従来、実公平3−20686号に
示されているように、作業台上にフードを設け、このフ
ードに排気ダクトを連結し、この排気ダクトを通じてフ
ード内のガスを排気する局所排気装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の排気装置では、局排フードの手前に大きな
作業スペースがないため、局排フードの内部でなければ
作業が行えないという制限があり、そのため作業がやり
にくい欠点があった。
【0005】また、従来の作業台は、椅子に座った作業
員の足元にいわゆる蹴込み代があまりなく、そのため椅
子に座った作業員の作業姿勢が窮屈で疲れやすいという
不具合もあった。
【0006】さらに、従来の作業台は、局排フードのみ
を作業台の上に設置してこの上部に排気ダクトを連結
し、この排気ダクトで排気する構成をとっているため、
局排フードの設置場所は排気ダクトの長さなどにより拘
束されてしまい、作業台を自由にレイアウトすることが
限られ、作業台の移動の自由を損なうという問題もあ
る。
【0007】そして、作業台ごとに個別にスイッチを設
けてある排気装置では作業終了時に作業者がスイッチを
切り忘れ、そのため電力を無駄に消費することがあり、
また多数の作業台に接続された排気ダクトが集合化され
ている排気装置では各々の作業台の都合に合わせてスイ
ッチ操作ができず、そのため同じく電力を無駄に消費す
ることがあった。
【0008】また作業台より上方に排気ダクトが引き出
されているのでこの排気ダクトが目障りであり、外観も
良くないという問題もあった。本発明は上記の事情にも
とづきなされたもので、その目的とするところは、作業
スペースが大きく確保できて作業がし易くなり、しかも
不使用時には格納できて邪魔にならなく、スイッチ操作
が容易な排気フード付き作業台を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、脚部およびこの脚部の上端に設
けられた上面板を有する作業台本体と、上記上面板に前
後方向へ移動自在に取り付けられ、手前側に引き出され
た場合に前端が上記上面板の前端より手前側に突出する
作業テーブルと、この作業テーブルの後部に一体的に取
り付けられ前面および下面が開放された排気フードと、
上記上面板に形成され、上記作業テーブルを手前に引き
出した場合に開口されるとともに後方に押し込んだ場合
に閉塞され、上記開口された場合に前記排気フードの内
部と上面板の下方とを連通させる開口部と、上記上面板
の下方に設けられ、上記開口部を通じて前記排気フード
内の空気を排出する排気手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0010】請求項1の構成によると、作業テーブルの
後部に排気フードを設けたので作業テーブルの手前側に
大きな作業スペースが確保でき、作業がし易くなる。し
かも作業テーブルは移動自在に取り付けられており、手
前に引き出して作業することができるので、足元にいわ
ゆる蹴込み代が確保でき、そのため椅子に座った作業員
は楽な作業姿勢を保てるようになり、作業がやり易くな
る。
【0011】そして作業をしない時は作業テーブルを押
し込んで格納すれば作業テーブルが作業台本体の前方に
出っ張ることがなくなり、邪魔にならなくなる。請求項
2の発明は、上記排気手段は、上記作業台本体に取着さ
れ、上記開口部に連通する吸込口および吹き出し口を有
する排気ダクトと、上記排気ダクトに取り付けられ、前
記排気フード内の空気を吸込口から吸い込んで吹き出し
口から排出するファンと、を備えたことを特徴とする請
求項1記載の排気フード付き作業台である。
【0012】請求項2の構成によると、作業台本体に一
体的に排気ダクトおよびファンが取り付けられているか
ら、排気フード内の空気を上記ファンにより良好に排気
することができる。そして上記ファンは作業台本体に取
り付けられているので、作業台本体をどこへでも移動で
きる。
【0013】請求項3の発明は、上記排気ダクトにはフ
ィルタが設けられていることを特徴とする請求項2に記
載の排気フード付き作業台である。請求項3の構成によ
ると、排気ダクトにはフィルタが設けられており、この
フィルタにより清浄な空気に浄化することができる。
【0014】請求項4の発明は、上記作業台本体および
作業テーブルの少なくとも一方には、作業テーブルを引
き出した場合にオン作動されて排気手段を作動させると
ともに、作業テーブルを格納した場合にオフ作動されて
排気手段を停止させるスイッチ手段を設けたことを特徴
とする請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載の排
気フード付き作業台である。
【0015】請求項4の構成によると、作業テーブルを
引き出しただけで自動的に排気手段が作動するので、い
ちいち手作業で電源を入れたり切ったりすることがな
く、スイッチを切り忘れるなどの不具合がなくなり、便
利である。
【0016】また、個別にスイッチ操作を行なえるた
め、不使用の作業台を排気したり、使用中の作業台を排
気することがない。請求項5の発明は、上面板に複数の
作業テーブルおよびこれに一体的に取り付けられた排気
フードを設けるとともに、作業台本体に1つの排気ダク
トを設け、この排気ダクトは上記作業テーブルが引き出
された場合に開口されるそれぞれの開口部に連通してお
り、いずれか1台の作業テーブルを引き出した場合に上
記排気ダクトに収容したファンが作動して、引き出され
た作業テーブルの排気フードの内部を排気することを特
徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の
排気フード付き作業台である。
【0017】請求項5の構成によると、複数の作業テー
ブルを有する作業台であっても各排気フードは1台のフ
ァンで共用して排気されるため、その構成を簡単にする
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明について、1台の作業
台に複数の作業テーブルを設けた実施例を図面にもとづ
き説明する。図1は排気フード付き作業台の正面図、図
2は図1のA−A線に沿う作業テーブルを引き出したと
きの断面図、図3は図1のA−A線に沿う作業テーブル
を押し込んだときの断面図、図4は排気フード付き作業
台の平面図、図5は図2、図3の開口部付近の拡大図で
ある。
【0019】図において1は排気フード付き作業台1で
あり、この作業台1は作業台本体2を備えている。上記
作業台本体2は、複数の脚部3…と、これら脚部3…の
上端に取り付けられた上面板4とで構成されている。脚
部3の下端には移動用車輪5が取り付けられており、こ
の移動用車輪5により、排気フード付き作業台1が移動
自在になっている。
【0020】上記作業台本体2の上面板4は左右方向に
長い長方形をなしており、手前側には左右に離間して一
対の切り欠き部6、6が形成されている。これら切り欠
き部6、6は四角に切り取られており、前端は上面板4
の前端縁に開放されている。これら切り欠き部6、6の
それぞれ両縁側にはガイドレール7…が取り付けられて
いる。これらガイドレール7…は断面L字状またはコ字
形もしくはH字形の型材からなり、上記切り欠き部6、
6の前後方向に伸びている。これらガイドレール7…に
は作業テーブル8、8が前後へスライド自在に嵌合され
ている。作業テーブル8、8は上記切り欠き部6、6の
形状に似た四角形の板材からなり、手前に引出された場
合にこの作業テーブル8、8の前端が上面板4の前端よ
り手前に出張るようになっており、また押し込まれたと
きには作業テーブル8、8の前端が上面板4の前端と同
一またはそれより引っ込むようになっている。
【0021】上記前後にスライド自在な作業テーブル
8、8にはそれぞれ排気フード9、9が取り付けられて
いる。この排気フード9、9は板金または樹脂製プレー
ト、好ましくは透明プレートにより形成されており、下
面および前面が開口された箱状をなしている。この排気
フード9、9は作業テーブル8、8の後部側に一体的に
取り付けられており、作業テーブル8、8を前後にスラ
イドすると、排気フード9、9も一体的にスライドす
る。上記排気フード9、9の背面板の下端と、作業テー
ブル8、8の後端との間には間隔が確保されている。
【0022】上記作業テーブル8、8を前方にスライド
させると、作業テーブル8、8の後端が切り欠き部6、
6の後端から離れ、よって切り欠き部6、6の後端が開
口する。つまり作業テーブル8を前方に引き出すと、上
面板4に形成した切り欠き部6、6の後端に上下に連通
する開口部10、10が形成される。この開口部10を
上記排気フード9が覆うようになり、よって作業テーブ
ル8を前方に引き出すと排気フード9は開口部10に連
通する。
【0023】なお、この開口部10、10が開口したま
まであると、作業テーブル8、8の上面から部品等が落
下する心配があり、これを防止するために、開口部1
0、10の下方には落下防止具11、11が取り付けら
れている。この落下防止具11、11は、例えば網状
体、または多数の孔を有するプレートなどで構成されて
おり、そのため空気は落下防止具11、11を容易に通
過できるようになっている。
【0024】また、排気フード9、9の上部には、イオ
ンを発生するイオナイザー12、12が取り付けられて
いる。上記作業台本体2の下方には、排気手段13が取
り付けられている。排気手段13について説明すると、
本実施例の場合、作業台本体2の上面板4の下面に排気
ダクト14が取り付けられている。排気ダクト14内に
はファン15が設けられている。上記排気ダクト14の
上端には吸込口16が形成されており、これら吸込口1
6には集合ダクト17、17が連結されている。これら
集合ダクト17、17は前記作業テーブル8、8が引き
出された場合に開口される上面板4の開口部10、10
と排気ダクト14の内部とを連通している。また排気ダ
クト14の下端には吹き出し口18が開口されている。
【0025】前記排気ダクト14にはフィルタレール1
9が取り付けられており、このフィルタレール19には
フィルタ20がガイドされて着脱自在に差し込まれてい
る。フィルタ20はガス吸着剤を利用して鉛蒸気を取り
除くガス吸着フィルタや集塵フィルタなどを適宜組み合
わせて用いられており、このフィルタ20は排気ダクト
14に吸い込まれた空気を通過させて鉛蒸気や粉塵など
を吸収して取り除く。
【0026】前記上面板4には、切り欠き部6、6の後
端に位置して、リミットスイッチ21、21が取り付け
られている。これに対向して作業テーブル8、8の後端
にはスイッチ作動金具22、22が取り付けられてお
り、このスイッチ作動金具22、22は、作業テーブル
8が所定量引き出されたときリミットスイッチ21から
離れ、このときリミットスイッチ21はオン作動し、ま
た作業テーブル8が所定位置まで押し込まれた場合には
リミットスイッチ21に当接し、これによりリミットス
イッチ21はオフ作動するようになっている。上記リミ
ットスイッチ21がオンすると電源とファン15が電気
的に接続され、ファン15が回転し、またリミットスイ
ッチ21がオフすると電気接続が断たれファン15の回
転が停止されるようになっている。
【0027】本実施例の場合、上面板4に2台の作業テ
ーブル8、8を設け、そしてこれら作業テーブル8、8
が引き出された場合に開口される開口部10、10は集
合ダクト17、17を介して排気ダクト14に連通して
いる。いずれか一方の作業テーブル8が引き出されると
これに対応するリミットスイッチ21がオン作動してフ
ァン15が回転し、この引き出した作業テーブル8に設
置されている排気フード9の内部を排気するようになっ
ている。また、この一方の作業テーブル8を押し込まれ
るとこれに対応するリミットスイッチ21がオフ作動
し、ファン15が停止するようになっており、これによ
り作業テーブル8に設置されている排気フード9の内部
を排気しなくなる。しかしいずれか一方の作業テーブル
8が引き出されているときにはファン15は回転し、作
業終了後、2台の作業テーブル8、8が共に閉じられた
ときに初めてファン15の回転が停止されるようになっ
ている。
【0028】このような構成をなす実施例の作用につい
て説明する。作業テーブル8を所定位置に引き出すと、
開口部10が開くとともにこれに対応したリミットスイ
ッチ21がオンし、このためファン15が作動する。
【0029】ファン15の回転により排気フード9内の
空気が開口部10、集合ダクト17、排気ダクト14を
通じて吹き出し口18より排出される。そのため作業者
が作業テーブル8上にて、例えば半田付けなどの作業を
行なうと、作業テーブル8上に生じた鉛成分の蒸気は空
気と一諸に排気フード9から排気ダクト14を通して吹
き出し口18から排除される。したがって作業テーブル
8上の作業環境を良好な雰囲気に保つことができる。
【0030】なお、排気ダクト14を通る空気はフィル
タ20を通過して、鉛蒸気や塵埃が取り除かれ、そのた
め吹き出し口18から排出される空気は鉛蒸気や塵埃が
良好に取り除かれた清浄な空気になる。よって吹き出し
口18から作業台1の下方に排気されても、この排気は
清浄化された空気であるから、作業環境を良好に保つ。
【0031】上記のような実施例によれば、作業テーブ
ル8、8の後部に排気フード9、9を設けたので作業テ
ーブル8、8の手前側に大きな作業スペースが確保で
き、そのため排気フード9、9内に手を突っ込まなくて
も手前で作業でき、よって作業がし易くなる。しかも作
業テーブル8、8は移動自在に取り付けられており、作
業のときに手前に引き出すので、足元にいわゆる蹴込み
代が確保でき、そのため窮屈な姿勢にならずに椅子に座
った作業員は楽な作業姿勢を保てるので、作業がやり易
くなる。
【0032】ここで、排気フード9、9の手前の作業テ
ーブル8上で半田付けの作業を行なっても排気フード
9、9は前面が開口しており、この前面開口部を通して
作業テーブル8上の空気が排気フード9に吸引されるた
め、作業者が有毒ガスを吸い込むなどの不具合が防止さ
れる。
【0033】そして、作業をしない時は作業テーブル
8、8を押し込んで格納すれば作業テーブル8、8が作
業台本体2の前方に出っ張ることがなくなり、よって通
路に対しスペースを取ることがなく、そのため邪魔にな
ることがない。
【0034】作業テーブル8、8を押し込むと開口部1
0が閉じられるので、排気ダクト14に不要な空気が導
入されることがない。さらに、作業テーブル8を引き出
すだけでスイッチ21がオン作動し、排気ダクト14内
のファン15が回転する。そのため作業テーブル8を引
き出すだけで自動的に排気が行なえ、いちいちスイッチ
を手動操作する必要がない。
【0035】また、作業テーブル8を押し込むだけで、
スイッチ21が自動的にオフ作動され、ファン15の回
転を停止することができる。そのためスイッチの切り忘
れなどの不具合がなくなり、大変便利である。
【0036】そして上記実施例の場合、1つの作業台1
に2台の作業テーブル8、8を設け、いずれか一方の作
業テーブル8が引き出されているときにファン15が回
転し、作業終了後、2台の作業テーブル8、8が共に閉
じられたときに初めてファン15の回転が停止されるよ
うになっている。そのため作業テーブルを引き出してい
るときにはいつでも排気を行なうようになっており、作
業テーブルを使用中に排気を止められるなどの不具合が
なくなる。
【0037】そして複数の排気フード9、9が単一のフ
ァン15に連結されているので、ファン15は複数の排
気フード9、9に共用になっており、よって排気ダクト
14はコンパクトになり、ファン15の使用数も少なく
て済み、構造が簡単になる。
【0038】また、外部へ排気するためのダクトが作業
台上部に設けられておらず、そのため作業や移動の際に
邪魔になることがなく、また空間的な効率を優れたもの
にすることができる。
【0039】さらに上記作業台本体2の脚部3…に移動
用車輪5…を設けたので、作業台本体2の移動を容易
に、また自在に行なうことができる。なお、上記実施例
では作業台1に排気ダクトおよびファンを一体的に取り
付けたので作業台1を任意に移動させることができる
が、排気手段は作業台1に一体的に取り付けることに限
らず、上面板の開口部10を排気ダクトやチューブを介
して図示しない集中排気装置に接続し、この集中排気装
置を通じて排気フードの空気を外部に排出するような構
成であっても良い。
【0040】また、本実施例は作業台1台につき排気フ
ードが2台設けられているものについて説明したが、作
業台1台につき排気フードが1台であっても、または複
数台であっても構わない。
【0041】さらに、現在使用している作業台を利用し
て作業テーブルや排気フードおよび排気ダクトを取り付
けて製作することもできる。また、フィルタ20は脱着
容易にしてあり、用途に応じて集塵フィルタやガス吸着
フィルタなどに交換してもよい。さて、上記実施例では
半田付け作業を行なう場合について述べたが、粉塵や有
毒ガスを発生する作業であれば、どのような作業につい
ても使用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明により、請求項1の発明によ
れば、作業テーブルの手前側に大きな作業スペースが確
保でき、また足元にいわゆる蹴込み代が確保でき、作業
をしない時は格納すれば邪魔にならない排気フード付き
作業台を提供することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、作業テーブルを
手前に引き出せば開口部が開口され、排気フード内の空
気を排気する排気フード付き作業台を提供することがで
きる。
【0044】請求項3の発明によれば、フィルタに排気
フード内の空気を通過させると、排気フード内の空気を
清浄な空気に浄化する排気フード付き作業台を提供する
ことができる。
【0045】請求項4の発明によれば、作業テーブルを
引き出しただけで自動的に排気手段が作動する便利な排
気フード付き作業台を提供することができる。請求項5
の発明によれば、ファンが共用のため形状をコンパクト
にでき、また個別の台のみを作動させ、無駄な排気を行
なわない排気フード付き作業台を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる排気フード付き作業台
の正面図。
【図2】同実施例に係わる図1のA−A線に沿う使用時
の断面図。
【図3】同実施例に係わる図1のA−A線に沿う非使用
時の断面図。
【図4】同実施例に係わる排気フード付き作業台の平面
図。
【図5】同実施例に係わる開口部付近の拡大図であり、
(a)図は作業テーブルを引き出した状態の拡大図、
(b)図は作業テーブルを閉じたときの拡大図。
【符号の説明】
1…排気フード付き作業台 2…作業台本体 4…上面板 5…移動用車輪 7…ガイドレール 8…作業テーブル 9…排気フード 10…開口部 13…排気手段 14…排気ダクト 16…吸込口 17…集合ダクト 18…吹き出し口 21…リミットスイッチ 22…リミット作動金具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部およびこの脚部に設けられた上面板
    を有する作業台本体と、 上記上面板に前後方向へ移動自在に取り付けられ、手前
    側に引き出された場合に前端が上記上面板の前端より手
    前側に突出する作業テーブルと、 この作業テーブルの後部に一体的に取り付けられ前面お
    よび下面が開放された排気フードと、 上記上面板に形成され、上記作業テーブルを手前に引き
    出した場合に開口されるとともに後方に押し込んだ場合
    に閉塞され、上記開口された場合に前記排気フードの内
    部と上面板の下方とを連通させる開口部と、 上記上面板の下方に設けられ、上記開口部を通じて前記
    排気フード内の空気を排出する排気手段と、 を備えたことを特徴とする排気フード付き作業台。
  2. 【請求項2】 上記排気手段は、 上記作業台本体に取着され、上記開口部に連通する吸込
    口および吹き出し口を有する排気ダクトと、 上記排気ダクトに取付られ、前記排気フード内の空気を
    吸込口から吸い込んで吹き出し口から排出するファン
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の排気フード
    付き作業台。
  3. 【請求項3】 上記排気ダクトにはフィルタが設けられ
    ていることを特徴とする請求項2に記載の排気フード付
    き作業台。
  4. 【請求項4】 上記作業台本体および作業テーブルの少
    なくとも一方には、作業テーブルを引き出した場合にオ
    ン作動されて排気手段を作動させるとともに、作業テー
    ブルを格納した場合にオフ作動されて排気手段を停止さ
    せるスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれか一に記載の排気フード付き作業
    台。
  5. 【請求項5】 上面板に複数の作業テーブルおよびこれ
    に一体的に取り付けされた排気フードを設けるととも
    に、作業台本体に1つの排気ダクトを設け、この排気ダ
    クトは上記それぞれの作業テーブルが引き出された場合
    に開口されるそれぞれの開口部に連通しており、いずれ
    か1台の作業テーブルを引き出した場合に上記排気ダク
    トに収容したファンが作動して、上記引き出された作業
    テーブルの排気フードの内部を排気することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の排気フ
    ード付き作業台。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293817A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Taikisha Ltd 開放式プッシュプル型換気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293817A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Taikisha Ltd 開放式プッシュプル型換気装置

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