JPH09105465A - グランドパッキンシール診断装置 - Google Patents

グランドパッキンシール診断装置

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Publication number
JPH09105465A
JPH09105465A JP7262919A JP26291995A JPH09105465A JP H09105465 A JPH09105465 A JP H09105465A JP 7262919 A JP7262919 A JP 7262919A JP 26291995 A JP26291995 A JP 26291995A JP H09105465 A JPH09105465 A JP H09105465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gland packing
measuring fluid
gland
pressure
pressure sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7262919A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Imai
秀喜 今井
Noriyuki Wani
紀之 和仁
Norihiro Itano
則弘 板野
Kenta Mikuriya
健太 御厨
Kou Kei
虹 景
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Yokogawa Electric Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP7262919A priority Critical patent/JPH09105465A/ja
Publication of JPH09105465A publication Critical patent/JPH09105465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部の予防保全或いは取り付け不良等の
故障検知が可能なグランドパッキンシール診断装置を提
供する。 【解決手段】 シール部分にグランドパッキンが使用さ
れているグランドパッキンシール装置のグランドパッキ
ンシール診断装置において、前記グランドパッキンに設
けられ漏洩測定流体の圧力を検出する圧力センサを具備
したことを特徴とするグランドパッキンシール診断装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール部の予防保
全或いは取り付け不良等の故障検知が可能なグランドパ
ッキンシール診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来より一般に使用されている
従来例の構成説明図で、開閉弁に使用された使用例を示
す、例えば、特開昭63−275875号「調節弁のリ
ーク検出装置」に示されている。図3は図2の詳細説明
図である。
【0003】図において、1はボディ、2はボディ1の
弁座を開閉するプラグである。3はボディ1とプラグ2
との間に設けられたグランドパッキンである。4はグラ
ンドパッキン3の外周面上端部に設けられた第1の温度
センサである。
【0004】5はグランドパッキン3の内周面に設けら
れた第2の温度センサである。6は第1の温度センサ4
からの出力信号を増幅する第1の前置増幅器である。7
は第2の温度センサ5からの出力信号を増幅する第2の
前置増幅器である。
【0005】8は第1の前置増幅器6と第2の前置増幅
器7からの出力信号を比較増幅する比較増幅器である。
9は比較増幅器8からの出力信号が予め設定された値以
上の場合に動作して警報を発する警報器である。
【0006】以上の構成において、グランドパッキン3
から測定流体が漏洩すると、第1の温度センサ4と第2
の温度センサ5による出力信号に差を生じ、これら出力
信号の差信号が比較増幅器8で増幅され、出力信号とし
て警報器9に入力される。この出力信号が予め設定され
た値より大きい場合、警報器9が動作し、警報を発し、
測定流体が漏洩したことを知らせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、測定流体が常温である場合は、測定
流体が漏洩したことを検知出来ない。しかも、外気温度
は季節によって変動するため、常温に近い範囲の測定流
体に対しても、測定流体が漏洩したことを確実に検知出
来ない。
【0008】本発明は、この問題点を、解決するもので
ある。本発明の目的は、シール部の予防保全、故障検知
が可能なグランドパッキンシール診断装置を提供するに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、 (1)シール部分にグランドパッキンが使用されている
グランドパッキンシール装置のグランドパッキンシール
診断装置において、前記グランドパッキンに設けられ漏
洩測定流体の圧力を検出する圧力センサを具備したこと
を特徴とするグランドパッキンシール診断装置。 (2)前記圧力センサが前記グランドパッキンの外部側
から2番目のグランドパッキンに設けられたことを特徴
とする請求項1記載のグランドパッキンシール診断装
置。 を構成したものである。
【0010】
【作用】以上の構成において、グランドパッキンから測
定流体が漏洩すると、グランドパッキンに設けられ、漏
洩測定流体の圧力を検出する圧力センサが測定流体の漏
洩を検知する。以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の要部構
成説明図で、Vパッキンを使用した例について説明す
る。図において、図2と同一記号の構成は同一機能を表
わす。以下、図2と相違部分のみ説明する。
【0012】図において、21は複数枚のVパッキンか
らなるアッパーグランドパッキン、22は複数枚のVパ
ッキンからなるロアグランドパッキンである。
【0013】23はアッパーグランドパッキン21の外
部側から2番目のグランドパッキンに、パイプ24とア
ダプタ25とを介して設けられ、漏洩測定流体の圧力を
検出する圧力センサである。26は、圧力センサ23に
接続され、圧力センサ23からの信号が、予め設定した
値を越えた場合、信号を発する信号処理装置である。
【0014】以上の構成において、グランドパッキン2
1,22に傷が出来ると、測定流体が漏洩する。通常、
傷は測定流体に含まれるごみが、プラグ2とグランドパ
ッキン21,22との間に挟まれ、プラグ2が上下動す
ることによってできる。このため、グランドパッキン2
1,22は、図1の下部から上部へ一枚ずつ順番に損傷
していくと考えられる。従って、漏洩測定流体の圧力
も、下から順に上部へと伝わって行く。
【0015】アッパーグランドパッキン21の外部側か
ら3番目のグランドパッキン及びそれより下部のグラン
ドパッキンが全て損傷すると、測定流体が外部側から3
番目のグランドパッキンまで漏洩し、漏洩測定流体の圧
力は圧力センサ23により検知される。圧力センサ23
の出力が、予め設定した範囲を越えた場合、信号処理装
置26は測定流体の漏洩の信号を発する。
【0016】この結果、本発明では、測定流体の有する
圧力情報を圧力センサ23により直接利用するようにし
たので、測定流体の漏洩を確実に検出する事ができる。
なお、測定流体は管路を流れているので、大気圧より大
か小であり、漏洩測定流体は大気圧との圧力差により確
実に検出する事ができる。
【0017】また、アッパーグランドパッキン21の外
部側から2番目のグランドパッキンに、圧力センサ23
を設ければ、測定流体の外部への漏れを、最外部側のグ
ランドパッキンで防止できるので、特に、有毒な測定流
体が外部に漏洩するのを防止でき、有毒な測定流体に対
して有効である。
【0018】なお、前述の実施例においては、圧力セン
サ23はアッパーグランドパッキン21の外部側から2
番目のグランドパッキンに設けられていると説明した
が、これに限ることはない。
【0019】但し、外部側から2番目のグランドパッキ
ンに設けられれば、有毒な測定流体が外部に漏洩するの
を防止でき、有毒な測定流体に対して特に有効である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、測定流体が有する圧力情報を圧力センサにより
直接利用するようにしたので、測定流体の漏洩を確実に
検出する事ができる。
【0021】請求項2の発明によれば、測定流体の外部
への漏れを、最外部側のグランドパッキンで防止できる
ので、特に、有毒な測定流体に対して有効である。
【0022】従って、本発明によれば、シール部の予防
保全或いは取り付け不良等の故障検知が可能なグランド
パッキンシール診断装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【図3】図2の要部詳細説明図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 プラグ 3 グランドパッキン 21 アッパーグランドパッキン 22 ロアグランドパッキン 23 圧力センサ 24 パイプ 25 アダプタ 26 信号処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和仁 紀之 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化学 株式会社水島事業所内 (72)発明者 板野 則弘 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化学 株式会社水島事業所内 (72)発明者 御厨 健太 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 景 虹 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シール部分にグランドパッキンが使用され
    ているグランドパッキンシール装置のグランドパッキン
    シール診断装置において、 前記グランドパッキンに設けられ漏洩測定流体の圧力を
    検出する圧力センサを具備したことを特徴とするグラン
    ドパッキンシール診断装置。
  2. 【請求項2】前記圧力センサが前記グランドパッキンの
    外部側から2番目のグランドパッキンに設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載のグランドパッキンシール診
    断装置。
JP7262919A 1995-10-11 1995-10-11 グランドパッキンシール診断装置 Pending JPH09105465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7262919A JPH09105465A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 グランドパッキンシール診断装置

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JP7262919A JPH09105465A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 グランドパッキンシール診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09105465A true JPH09105465A (ja) 1997-04-22

Family

ID=17382430

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JP7262919A Pending JPH09105465A (ja) 1995-10-11 1995-10-11 グランドパッキンシール診断装置

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JP (1) JPH09105465A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013572A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 ジャパン・ハムワージ株式会社 ロータリーベーン式舵取機のアクチュエーターのグランドシール装置
JP2019199896A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 Kyb株式会社 流体漏れ検出システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015013572A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 ジャパン・ハムワージ株式会社 ロータリーベーン式舵取機のアクチュエーターのグランドシール装置
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