JPH09105305A - 高温用蒸気タービンロータ材 - Google Patents
高温用蒸気タービンロータ材Info
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- JPH09105305A JPH09105305A JP26395495A JP26395495A JPH09105305A JP H09105305 A JPH09105305 A JP H09105305A JP 26395495 A JP26395495 A JP 26395495A JP 26395495 A JP26395495 A JP 26395495A JP H09105305 A JPH09105305 A JP H09105305A
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Abstract
力発電用蒸気タービンロータ材として有利に適用しうる
同材料に関する。 【解決手段】 重量比で炭素:0.1〜0.18%、シ
リコン:0.005〜0.1%、マンガン:0.01〜
1%、クロム:8〜11%、バナジウム:0.1〜0.
25%、ニオブおよび/またはタンタルの合計:0.0
1〜0.1%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
ン:1.3〜1.9%及び不可避的不純物及び鉄からな
る鉄基合金であって、組織中にδフェライトを含まずマ
ルテンサイトのマトリックスが形成されている高温用蒸
気タービンロータ材。
Description
ロータ材に関し、特に火力発電用蒸気タービンロータ材
として有利に適用しうる同材料に関する。
られる高温用ロータ材としては、CrMoV鋼や12C
r鋼があげられる。このうち、CrMoV鋼は高温強度
の限界から566℃までの蒸気温度のプラントに制限さ
れる。一方、12Cr鋼製のロータ材(例えば特開昭6
0−165359号、特開昭62−103345号各公
報など)は高温強度がCrMoV鋼よりも優れているた
め、最高600℃程度の蒸気温度のプラントに適用する
ことも可能であるが、これを越える温度に対しては高温
強度が不足することから蒸気タービンロータとしての適
用は困難である。
Cr系鋼の材料で600℃以上の蒸気条件で適用できる
高温強度の優れた高温用蒸気タービンロータ材を提供す
るものである。
重ねた結果、以下に示す優れた高温用蒸気タービンロー
タ材を発明した。すなわち、本発明の高温用蒸気タービ
ンロータ材は以下の(1)〜(3)の構成を有するもの
である。
%、シリコン:0.005〜0.1%、マンガン:0.
01〜1%、クロム:8〜11%、バナジウム:0.1
〜0.25%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.
01〜0.1%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
ン:1.3〜1.9%及び不可避的不純物及び鉄からな
る鉄基合金であって、組織中にδフェライトを含まずマ
ルテンサイトのマトリックスが形成されていることを特
徴とする高温用蒸気タービンロータ材。
%、シリコン:0.005〜0.1%、マンガン:0.
01〜1%、クロム:8〜11%、バナジウム:0.1
〜0.25%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.
01〜0.1%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
ン:0.1〜0.5%、タングステン:0.9〜3%を
含有し、かつモリブデン及びタングステンの含有量〔M
o〕,〔W〕が0.75≦〔Mo〕+ 1/2〔W〕および
3≦〔W〕/〔Mo〕をそれぞれ満足し、かつ不可避的
不純物及び鉄からなる鉄基合金であって、組織中にδフ
ェライトを含まずマルテンサイトのマトリックスが形成
されていることを特徴とする高温用蒸気タービンロータ
材。
でボロン:0.001〜0.03%含有していることを
特徴とする上記(1)又は(2)記載の高温用蒸気ター
ビンロータ材。
成分として合金元素の厳選を行って高温強度の改善を鋭
意行い、優れた高温特性を有する新しい高温用蒸気ター
ビンロータ材を発明した。従来の12Cr鋼系タービン
ロータ材にはNiが0.5%程度は添加されている。N
iは本質的にはクリープ破断強度を低下させる元素であ
るが、基地組織を制御するうえでδフェライトの抑制に
有効であり、かつ靱性も向上させるため、これらの有用
な効果を優先した結果の添加である。一方、本発明材で
はクリープ破断強度の確保を最優先に考え、不可避的に
混入するものを除いてはNiを完全に排除し、同時にδ
フェライトの出現を抑制するためにその他の強化元素を
バランスよく添加した点に特徴がある。また、靱性に悪
影響を及ぼすSiやMnの含有量も極力低減し靱性を確
保している。
ロータ材における成分限定理由を述べる。なお以下の説
明における%は重量%を意味する。
リープ破断強度の向上に寄与する。しかし、本合金系で
は0.1%未満では十分な効果は得られず、また0.1
8%を越えると使用中に炭窒化物が凝集粗大化し、高温
長時間強度を劣化させる。このため0.1〜0.18%
とする。望ましい成分範囲は0.12〜0.16%であ
る。
反面、基地を脆化させる元素である。本発明のロータ材
の製造においては真空カーボン脱酸法を適用するので、
その添加量は製鋼において必要な最小限度の量にとど
め、成分範囲を0.005〜0.1%とする。望ましい
範囲は0.005〜0.05%である。
もに鍛造時の熱間割れを防止するのに有用な元素であ
る。また、δフェライトの生成を抑制する作用がある。
しかし、Mnを加えると、その量に応じてクリープ破断
強度が劣化し、また本質的には鉄鋼の脆化を進める元素
でもあるため、本発明ではクリープ破断強度の確保を重
視して、添加の最大量を1%とした。また、特に0.1
5%以下に抑えるとクリープ破断強度はさらに改善され
る。このため、必要に応じて0.15%以下に抑えて添
加することが必要である。ただし、0.01%未満に制
御するためには原料鋼の厳選と過度の精錬工程が必要と
なりコスト高を招くため、最低量を0.01%に設定し
ている。望ましい成分範囲は0.01〜0.15%であ
る。
断強度の改善に寄与し、かつマトリックス中に溶け込ん
で耐酸化性を改善するとともにマトリックス自体を強化
することでもクリープ破断強度の向上に寄与する。8%
未満であるとその効果が十分でなく、また11%を越え
る量を添加すると本合金系ではδフェライトを生成しや
すくなって強度の低下や靱性の劣化をもたらす。このた
め、成分範囲を8〜11%とする。望ましい範囲は9.
5〜10.5%である。
強度を改善する。0.1%未満では十分な効果が得られ
ない。また、逆に0.25%を越える量を添加すると、
むしろクリープ破断強度は低下してしまう。このため、
成分範囲を0.1〜0.25%とする。
aは炭窒化物を形成して高温強度の改善に寄与する。ま
た、高温で析出する炭化物(M23C6 )を微細にして長
時間クリープ破断強度の改善に寄与する。両元素の合計
量が0.01%未満ではその効果はなく、また0.1%
を越える量を添加すると、鋼塊製造時に生成したNb及
び/又はTaの炭窒化物が熱処理(溶体化処理)時にマ
トリックスに十分に固溶できず、使用中に粗大化して長
時間のクリープ破断強度を低下させる。そこで成分範囲
を0.01〜0.1%に限定する。
を形成して高温強度の改善に寄与する。0.01%未満
では十分な炭窒化物を形成することができないために、
クリープ破断強度が十分に得られない。また、0.1%
を越える量を添加すると、長時間側で炭窒化物が凝集粗
大化して十分なクリープ破断強度を得ることができなく
なる。このため、0.01〜0.1%とする。望ましい
量は0.04〜0.07%である。
中に固溶してクリープ破断強度を改善する。添加量が
1.3%未満であれば顕著な効果は期待されない。一
方、多量に添加すると不安定な析出物が増加するととも
にδフェライトの生成を促進するために、添加量の上限
を1.9%に制限している。
ロータ材における成分限定理由を述べる。
リープ破断強度の向上に寄与する。しかし、本合金系で
は0.08%未満では十分な効果は得られず、また0.
16%を越えると使用中に炭窒化物が凝集粗大化し、高
温長時間強度を劣化させる。このため、限定範囲を0.
08〜0.16%とする。望ましい成分範囲は0.12
〜0.15%である。
反面、基地を脆化させる元素である。本発明のロータ材
の製造においては真空カーボン脱酸法を適用するので、
その添加量は製鋼において必要な最小限度の量にとど
め、成分範囲を0.005〜0.1%とする。望ましい
範囲は0.005〜0.05%である。
もに鍛造時の熱間割れを防止するのに有用な元素であ
る。また、δフェライトの生成を抑制する作用がある。
しかし、Mnを加えると、その量に応じてクリープ破断
強度が劣化し、また本質的には鉄鋼の脆化を進める元素
でもあるため、本発明ではクリープ破断強度の確保を重
視して、添加の最大量を1%とした。また、特に0.1
5%以下に抑えるとクリープ破断強度はさらに改善され
る。このため、必要に応じて0.15%以下に抑えて添
加することが必要である。ただし、0.01%未満に制
御するためには原料鋼の厳選と過度の精錬工程が必要と
なりコスト高を招くため、最低量を0.01%に設定し
ている。望ましい成分範囲は0.01〜0.15%であ
る。
断強度の改善に寄与し、かつマトリックス中に溶け込ん
で耐酸化性を改善するとともにマトリックス自体を強化
することでもクリープ破断強度の向上に寄与する。8%
未満であるとその効果が十分でなく、また11%を越え
る量を添加すると本合金系ではδフェライトを生成しや
すくなって強度の低下や靱性の劣化をもたらす。このた
め、成分範囲を8〜11%とする。望ましい範囲は9.
5〜10.5%である。
強度を改善する。0.1%未満では十分な効果が得られ
ない。また、逆に0.25%を越える量を添加すると、
むしろクリープ破断強度は低下してしまう。このため、
成分範囲を0.1〜0.25%とする。
aは炭窒化物を形成して高温強度の改善に寄与する。ま
た、高温で析出する炭化物(M23C6 )を微細にして長
時間クリープ破断強度の改善に寄与する。両元素の合計
量が0.01%未満ではその効果はなく、また0.1%
を越える量を添加すると、鋼塊製造時に生成したNb及
び/又はTaの炭窒化物が熱処理(溶体化処理)時にマ
トリックスに十分に固溶できず、使用中に粗大化して長
時間のクリープ破断強度を低下させる。そこで成分範囲
を0.01〜0.1%に限定する。
を形成して高温強度の改善に寄与する。0.01%未満
では十分な炭窒化物を形成することができないために、
クリープ破断強度が十分に得られない。また、0.1%
を越える量を添加すると、長時間側で炭窒化物が凝集粗
大化して十分なクリープ破断強度を得ることができなく
なる。このため、0.01〜0.1%とする。望ましい
量は0.04〜0.07%である。
中や炭窒化物中に固溶してクリープ破断強度を改善す
る。両元素をともに添加する場合、Wの原子量がMoの
原子量のほぼ2倍であることからMo及びWの含有量を
等価のMo量に置き換えた値(Mo当量;〔Mo〕+ 1
/2〔W〕)を考慮する必要がある。すなわちMo当量
0.75%未満ではマトリックス中や炭窒化物中に固溶
してクリープ破断強度を改善する顕著な効果は現れな
い。ただし、同一Mo当量であっても、Moに比べてW
の量を増やしたほうがクリープ破断強度の向上に有効な
ことが知られているため、その効果が顕著となるように
3≦〔W〕/〔Mo〕としている。一方、Moを0.5
%を越える量添加すると不安定な析出物が出現しやすく
なり、長時間クリープ破断強度に弊害が現れる。またW
が0.9%未満ではクリープ破断強度の向上が顕著では
なく逆に3%を越えると靱性の低下を招く。さらにMo
やWを多量に添加するとδフェライトの生成を促進して
しまう。以上の点を総合的に判断して、Mo添加量を
0.1〜0.5%、W添加量を0.9〜3%とし、かつ
0.75≦〔Mo〕+ 1/2〔W〕および3≦〔W〕/
〔Mo〕の式を満足することとした。
ンロータ材における成分限定理由を述べるが、C、S
i、Mn、Cr、Mo、W、V、Nb及び/又はTa、
Nについては上記本発明の第1および第2の高温用蒸気
タービンロータ材において説明したとおりであるので、
以下、ボロンについてのみ説明する。
る。このため、クリープ破断強度の改善に寄与する。し
かし、多量に添加すると熱間加工性が悪くなるとともに
靱性が低下する。したがって、実際に添加量を制御でき
る最低量の0.001%を下限値とし、上限値を悪影響
が現れない0.03%とする。望ましい範囲としては
0.005〜0.02%である。
明し、本発明の効果を明らかにする。
の第1の高温用蒸気タービンロータ材の化学成分を示
す。試料番号1〜5が本発明材、試料番号6〜8が比較
材に相当する。全ての材料は50kg真空高周波溶解炉
にて溶製し、加熱温度:1200℃にて鍛造を行った。
各種試験に用いた試験材熱処理は胴径1200φのロー
タを油冷したときの中心部を模擬した焼入れ処理を行
い、次いで焼もどしは0.2%耐力がおよそ75〜80
kgf/mm2 になるように各材料の焼もどし温度を決
めて行った。
よびクリープ破断特性を示す。本発明材のシャルピー衝
撃値(常温試験)はいずれも9.5kgf−m以上の高
い値を示しており、Niを排除しても十分に高い衝撃値
を確保できていることがわかる。600℃で20kgf
/mm2 の荷重を負荷した場合のクリープ破断時間に着
目すると、本発明材は比較材に比べて大幅に破断時間が
のびていることがわかる。以上のことは、Niの排除と
その他の元素の適切な成分設計がクリープ破断強度の向
上に有効であることを示唆している。
材は優れた高温強度を有するため、蒸気温度が600℃
を越える超々臨界圧発電プラント用の高温用蒸気タービ
ンロータ材として有用である。本発明により、現在の超
々臨界圧発電プラントをさらに高温化し、化石燃料の節
約に寄与するとともに二酸化炭素の発生量を低く抑える
上で有用なものであると言える。
の第2の高温用蒸気タービンロータ材の化学成分を示
す。試料番号9〜13が本発明材、試料番号14〜16
が比較材に相当する。全ての材料は実施例1で説明した
処理と同じ処理を行った。
よびクリープ破断特性を示す。本発明材のシャルピー衝
撃値(常温試験)はいずれも9.5kgf−m以上の高
い値を示しており、Niを排除しても十分に高い衝撃値
を確保できていることがわかる。600℃で20kgf
/mm2 の荷重を負荷した場合のクリープ破断時間に着
目すると、本発明材は比較材に比べて大幅に破断時間が
のびていることがわかる。以上のことは、Niの排除と
その他の元素の適切な成分設計がクリープ破断強度の向
上に有効であることを示唆している。
気タービンロータ材も実施例1と同様な効果を奏するこ
とが判る。
の第3の高温用蒸気タービンロータ材の化学成分を示
す。全ての材料は実施例1で説明した処理と同じ処理を
行った。試料番号17、18は実施例1で用いた試料番
号3の成分をベースとしてBを添加した本発明材、試料
番号19は試料番号3の成分をベースにBを本発明以上
に添加した比較材である。また、試料番号20および2
1は実施例2で用いた試料番号10の成分をベースとし
てBを添加した本発明材、試料番号22はその試料番号
10の成分をベースにBを本発明以上に添加した比較材
である。
よびクリープ破断特性を示す。本発明材のシャルピー衝
撃値(常温試験)はいずれも9.5kgf−m以上の高
い値を示しており、ベース材(試料番号3、10)と比
較しても遜色ない。このことは本発明材における添加範
囲内では、Bの添加は衝撃値に対して少なくとも悪い影
響を及ぼすことはないことを示している。600℃で2
0kgf/mm2 の荷重を負荷した場合のクリープ破断
時間に着目すると、本発明材はベース材(試料番号3、
10)に比べて破断時間がのびていることがわかる。一
方、B添加量が多い比較材(試料番号19、22)で
は、ベース材に比べて破断時間が短くなっている。以上
のことは、本発明の第1および第2に示したタービンロ
ータ材のFeの一部を本発明の第3に示した成分範囲の
Bに置き換えることで、より一層クリープ破断強度が向
上することを示唆している。
優れた高温強度を有するため、蒸気温度が600℃を越
える超々臨界圧発電プラント用の高温用蒸気タービンロ
ータ材として有用である。本発明により、現在の超々臨
界圧発電プラントをさらに高温化し、化石燃料の節約に
寄与するとともに二酸化炭素の発生量を低く抑える上で
有用なものであると言える。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量比で炭素:0.1〜0.18%、シ
リコン:0.005〜0.1%、マンガン:0.01〜
1%、クロム:8〜11%、バナジウム:0.1〜0.
25%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.01〜
0.1%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデン:
1.3〜1.9%及び不可避的不純物及び鉄からなる鉄
基合金であって、組織中にδフェライトを含まずマルテ
ンサイトのマトリックスが形成されていることを特徴と
する高温用蒸気タービンロータ材。 - 【請求項2】 重量比で炭素:0.08〜0.16%、
シリコン:0.005〜0.1%、マンガン:0.01
〜1%、クロム:8〜11%、バナジウム:0.1〜
0.25%、ニオブ及び/又はタンタルの合計:0.0
1〜0.1%、窒素:0.01〜0.1%、モリブデ
ン:0.1〜0.5%、タングステン:0.9〜3%を
含有し、かつモリブデン及びタングステンの含有量〔M
o〕,〔W〕が0.75≦〔Mo〕+ 1/2〔W〕および
3≦〔W〕/〔Mo〕をそれぞれ満足し、かつ不可避的
不純物及び鉄からなる鉄基合金であって、組織中にδフ
ェライトを含まずマルテンサイトのマトリックスが形成
されていることを特徴とする高温用蒸気タービンロータ
材。 - 【請求項3】 鉄の一部をボロンで置換し、重量比でボ
ロン:0.001〜0.03%含有していることを特徴
とする請求項1又は2記載の高温用蒸気タービンロータ
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26395495A JP3581458B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 高温用蒸気タービンロータ材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26395495A JP3581458B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 高温用蒸気タービンロータ材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09105305A true JPH09105305A (ja) | 1997-04-22 |
JP3581458B2 JP3581458B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=17396564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26395495A Expired - Fee Related JP3581458B2 (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 高温用蒸気タービンロータ材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3581458B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017180647A1 (en) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | Terrapower, Llc | High temperature, radiation-resistant, ferritic-martensitic steels |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP26395495A patent/JP3581458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017180647A1 (en) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | Terrapower, Llc | High temperature, radiation-resistant, ferritic-martensitic steels |
CN108779535A (zh) * | 2016-04-11 | 2018-11-09 | 泰拉能源公司 | 高温、耐辐射铁素体-马氏体钢 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3581458B2 (ja) | 2004-10-27 |
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