JPH09105155A - 建設機械の姿勢安定度算出装置 - Google Patents

建設機械の姿勢安定度算出装置

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JPH09105155A
JPH09105155A JP26297195A JP26297195A JPH09105155A JP H09105155 A JPH09105155 A JP H09105155A JP 26297195 A JP26297195 A JP 26297195A JP 26297195 A JP26297195 A JP 26297195A JP H09105155 A JPH09105155 A JP H09105155A
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JP
Japan
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front mechanism
moment
gravity
revolving
center
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Application number
JP26297195A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Seki
一秀 関
Yoshimi Shiba
好美 柴
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より緻密な演算により転倒モーメントと安定
モーメントを演算し、より正確な建設機械の姿勢安定度
を算出する装置を提供すること 【解決手段】 ブームシリンダ4のボトム圧力と、ブー
ムシリンダ4が旋回体2の旋回面となす角度と、フロン
ト機構3の総重量と、走行体1の重量および重心位置情
報と、旋回体2の重量および重心位置情報と、転倒支点
位置情報と、支軸5の位置情報と、ブームシリンダ4の
端部位置情報と、ブームシリンダ4のピストン面積情報
とにより、フロント機構3の重心位置を演算し、この重
心位置に基づいてフロント機構3による転倒支点まわり
の転倒モーメントを演算し、走行体1と旋回体2からな
る本体による転倒支点まわりの安定モーメントを演算
し、転倒モーメントと安定モーメントを比較して姿勢安
定度を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルや油圧ク
レーン等の建設機械の姿勢の安定度を算出する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば油圧ショベルを例に説明する。油
圧ショベルは、図2に示す通り、走行体1、旋回体2お
よびフロント機構3を有し、フロント機構3の先端に取
り付けられた作業部材、例えばバケット10等の操作に
よって各種の作業を行うことができる。この時、フロン
ト機構3を水平方向に長く延ばしたり、フロント機構3
の先端部に取り付けられた作業部材等が重い場合には、
油圧ショベル本体の姿勢の安定度が悪くなる。
【0003】特公平4−63934号公報の装置では、
油圧ショベル本体の転倒モーメントと安定モーメントを
演算し、それらの演算結果を比較し、安定度が悪くなっ
た場合はオペレータに余裕度をもって警報を発して知ら
せ、これにより未然に油圧ショベル本体の転倒を防止し
ている。しかしながら、特公平4−63934号公報の
装置では、転倒モーメントと安定モーメントの演算にお
いて、すなわち姿勢の安定度の算出において、ブームや
アームや作業部材等のすべての構成要素の長さ、重量、
重心位置を予め設定しておかなければならず、多機種、
特殊アタッチメントへの対応が困難となる問題が生じ
る。さらに、ユーザがアタッチメントの交換を行った場
合の対応も困難となる。また、フロント機構の姿勢を検
出するためにブームとアームの連結点等に角度検出器も
必要とする。しかし、油圧ショベルを運搬する場合、過
積載対策としてユーザがフロント機構を分解して運搬
し、運搬後ユーザが組み立て直す場合があり、この時、
角度検出器の破損、接続不良と言った問題が発生するこ
ともある。
【0004】特開平6−42014号公報の装置はこれ
らの問題を次のようにして解決している。ブームシリン
ダの負荷圧力とブームの角度とに対応するブームの持ち
上げ可能モーメントの複数の値を予め第1の記憶部に記
憶するとともに、油圧ショベル本体の転倒支点に応じた
安定モーメントを第2の記憶部に予め記憶しておき、ブ
ームシリンダの負荷圧力の検出値とブームの角度の検出
値とに基づいて第1の記憶部からブームの持ち上げ可能
モーメントを求め、このモーメントから油圧ショベルに
作用する転倒モーメントを導き出し、この転倒モーメン
トを第2の記憶部の安定モーメントと比較し油圧ショベ
ルの姿勢の安定度を算出している。そして、その比較値
が油圧ショベルを転倒させる恐れのある値に近づいた場
合はオペレータに余裕度をもって警報を発して知らせ、
未然に油圧ショベルの転倒を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開平6
−42014の装置は、転倒モーメントをブームの支軸
まわりのモーメントで近似しているため、より正確な転
倒モーメントを導き出していない。特に、ブームの支軸
と転倒モーメントの転倒支点との水平距離が大きくなっ
た場合、転倒モーメントを実際より大きく評価してしま
う。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ため、より緻密な演算により転倒モーメントと安定モー
メントを演算し、より正確な建設機械の姿勢安定度を算
出する装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図1および
図2に対応づけて本発明を説明する。上記目的を達成す
るために、請求項1の建設機械の姿勢安定度算出装置
は、走行体1と、走行体1に支持され旋回することが可
能な旋回体2と、旋回体2に支軸5により支持され取り
付けられたフロント機構3と、一端が旋回体2に取り付
けられ、もう一方の端がフロント機構3に取り付けら
れ、フロント機構3を旋回体2の旋回面に鉛直な面内に
おいて回動させるように作動する油圧シリンダ4とを設
けた建設機械の姿勢安定度算出装置に適用される。そし
て、油圧シリンダ4の少なくともボトム圧力を検出する
圧力検出手段101、102と、油圧シリンダ4が旋回
体の旋回面となす角度を検出する角度検出手段103
と、記憶手段121〜124と、演算手段111〜11
9と、比較手段131とを備える。記憶手段121〜1
24には、フロント機構3の総重量、走行体1の重量お
よび重心位置情報、旋回体2の重量および重心位置情
報、転倒支点位置情報、支軸5位置情報、油圧シリンダ
4の旋回体側に取り付けられた一端とフロント機構3側
に取り付けられた他の一端の位置情報、および油圧シリ
ンダのピストン面積情報がそれぞれ記憶され、演算手段
111〜119は、圧力検出手段101と角度検出手段
103により検出されたそれぞれの値と、記憶手段12
1〜124に記憶されたそれぞれの情報から、フロント
機構3の重心位置を演算し、この重心位置に基づいてフ
ロント機構3による転倒支点まわりの転倒モーメントを
演算し、走行体1と旋回体2からなる本体による転倒支
点まわりの安定モーメントとを演算する。比較手段13
1は、演算手段111〜119により求められたフロン
ト機構3による転倒支点まわりの転倒モーメントと、走
行体1と旋回体2からなる本体による転倒支点まわりの
安定モーメントとを比較しその比較結果を出力する。請
求項2の姿勢安定度算出装置は、請求項1の姿勢安定度
算出装置に適用され、本体の水平面に対する傾きを検出
する傾斜検出手段105をさらに備え、演算手段11
5、116、117、119は傾斜検出手段により検出
された値により補正演算をする。請求項3の姿勢安定度
算出装置は、請求項1の姿勢安定度算出装置に適用さ
れ、走行体1と旋回体2の旋回角を検出する旋回角検出
手段106をさらに備え、演算手段118は旋回角検出
手段106により検出された値により補正演算をする。
請求項4の姿勢安定度算出装置は、請求項1の姿勢安定
度算出装置に適用され、支軸5に作用する力を検出する
力検出手段104をさらに備え、演算手段119は圧力
検出手段101、102と角度検出手段103と力検出
手段104のそれぞれの検出値からフロント機構3の総
重量を演算する。
【0008】なお、本発明の構成を説明している上記課
題を解決するための手段の項では、分かりやすく説明す
るため実施の形態の図に対応づけて説明したが、これに
より本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【実施の形態】図1〜図5を用いて実施の形態を説明す
る。なお、図2の油圧ショベルを建設機械の一例として
以下説明する。油圧ショベルは従来の技術で説明したよ
うに、走行体1と、この走行体1に支持された旋回体2
と、旋回体2に支軸5で回動可能に取り付けられたフロ
ント機構3より構成される。フロント機構3はブームシ
リンダ4の作動により支軸5を中心に、旋回体の旋回面
に対する鉛直面内において回動する。ブームシリンダ4
はボトム支軸6で旋回体2に、ロッド支軸7でフロント
機構3に連結している。フロント機構3は、ブーム8お
よびブーム8より先に取り付くもの、例えばアーム9や
バケット10等すべてを含んだものである。
【0010】図1は本実施の形態のブロック図である。
図1において、制御装置200は第1の演算部111〜
第9の演算部119、第1の記憶部121〜第4の記憶
部124および比較部131からなり、具体的には不図
示のCPUおよびその周辺回路で構成される。ブームシ
リンダボトム圧力センサ101は、ブームシリンダ4の
ボトム側油圧配管に取り付けられ、ブームシリンダ4の
ボトム圧力を検出し、その検出値を第1および第9の演
算部111、119に送る。ブームシリンダロッド圧力
センサ102は、ブームシリンダ4のロッド側油圧配管
に取り付けられ、ブームシリンダ4のロッド圧力を検出
し、その検出値を第1および第9の演算部111、11
9に送る。ブームシリンダ角度検出センサ103は、ボ
トム支軸6にとりつけられたポテンションメータによ
り、ブームシリンダ4の旋回体2の旋回面に対する垂直
方向の角度を検出し、その検出値を第1および第9の演
算部111、119に送る。力検出センサ104は、支
軸5に取り付けられたピン型ロードセル(XY2軸検
出)により支軸5に作用する力を検出し、その検出値を
第9の演算部119に送る。本体傾斜検出センサ105
は、旋回体2内部に取り付けられた傾斜計により本体
(走行体1および旋回体2)のフロント機構3方向の水
平面に対する傾斜角を検出し、その検出値を第5、第
6、第7および第9演算部115、116、117、1
19に送る。旋回体旋回角検出センサ106は、走行体
1と旋回体2の旋回機構に取り付けられたアブソリュー
ト型のエンコーダにより走行体1に対する旋回体2の旋
回角を検出し、その検出値を第8の演算部118に送
る。
【0011】第1の記憶部121には、第9の演算部1
19により演算されたフロント機構3の総重量が記憶さ
れる。第2の記憶部122には、予め走行体1および旋
回体2の重量と重心位置が記憶されている。第3の記憶
部123には、走行体1に存在する複数の転倒支点位置
が記憶されている。第4の記憶部124には、ブームシ
リンダ4のボトム室側ピストン面積およびロッド室側ピ
ストン面積と、支軸5とボトム支軸6とロッド支軸7の
位置関係情報が記憶されている。
【0012】第1の演算部111は、ブームシリンダボ
トム圧力センサ101と、ブームシリンダロッド圧力セ
ンサ102と、ブームシリンダ角度検出センサ103と
で検出されたそれぞれの値と、第4の記憶部124から
送られてくるブームシリンダ4のボトム室側ピストン面
積およびロッド室側ピストン面積と、支軸5とボトム支
軸6とロッド支軸7の位置関係情報の値とから、ブーム
シリンダ4によりフロント機構3を押し上げようとする
支軸5まわりのモーメントを演算する。このモーメント
はフロント機構3の重力による支軸5まわりのモーメン
トと釣り合っているため、この値をフロント機構3の重
力による支軸5まわりのモーメントとして第2の演算部
112に送出する。
【0013】第9の演算部119は、ブームシリンダボ
トム圧力センサ101と、ブームシリンダロッド圧力セ
ンサ102と、力検出センサ104と、本体傾斜検出セ
ンサ105とで検出されたそれぞれの値と、第4の記憶
部124から送られてくるブームシリンダ4のボトム室
側ピストン面積およびロッド室側ピストン面積と、支軸
5とボトム支軸6とロッド支軸7の位置関係情報の値と
から、フロント機構3の総重量を演算して第1の記憶部
121に送出する。
【0014】第2の演算部112は、第1の記憶部12
1から送られてくるフロント機構3の総重量の値と、第
1の演算部111から送られてくるフロント機構3の重
力による支軸5まわりのモーメントの値から、フロント
機構3の重心位置を演算し第3の演算部113に送出す
る。
【0015】第5の演算部115は、第4の記憶部12
4に記憶された支軸5の位置を本体傾斜検出センサ10
5で検出された値により補正演算し、第3の演算部11
3に送出する。
【0016】第6の演算部116は、第2の記憶部12
2に記憶された走行体1および旋回体2の重心位置を本
体傾斜検出センサ105で検出された値により補正演算
し、第4の演算部114に送出する。
【0017】第8の演算部118は、第3の記憶部12
3に記憶された転倒支点位置を旋回体旋回角検出センサ
106で検出された値により決定し、第7の演算部11
7に送出する。
【0018】第7の演算部117は、第8の演算部11
8から送られてくる旋回体の旋回角の値により決定され
た転倒支点位置を本体傾斜検出センサ105で検出され
た値により補正演算し、第3の演算部113と第4の演
算部114に送出する。
【0019】第3の演算部113は、第1の記憶部12
1から送られてくるフロント機構3の総重量と、第2の
演算部から送られてくるフロント機構の重心位置と、第
5の演算部から送られてくる本体傾斜角の値により補正
された支軸5の位置と、第7の演算部117から送られ
てくる旋回体の旋回角の値と本体傾斜角の値により補正
された転倒支点位置の値から、フロント機構3による転
倒支点まわりの転倒モーメントを演算し、比較部131
に送出する。
【0020】第4の演算部114は、第2の記憶部12
2から送られてくる走行体1および旋回体2の重量と、
第6の演算部116から送られてくる本体傾斜角の値に
より補正された走行体1および旋回体2の重心位置と、
第7の演算部117から送られてくる旋回体の旋回角の
値と本体傾斜角の値により補正された転倒支点位置の値
から、本体(走行体1および旋回体2)による転倒支点
まわりの安定モーメントを演算し、比較部131に送出
する。
【0021】比較部131は、第3の演算部113から
送られてくるフロント機構3による転倒支点まわりの転
倒モーメントと、第4の演算部114から送られてくる
本体(走行体1および旋回体2)による転倒支点まわり
の安定モーメントの比を取り、安定度を算出し出力す
る。
【0022】このようにして、油圧ショベルの姿勢の安
定度を算出することができる。次に、上記説明した演算
内容について、図3〜図5を用いてさらに詳しく説明す
る。
【0023】図3はフロント機構3とブームシリンダ4
をモデル化した図である。図3において、座標系XYは
油圧ショベルを中心に考えた座標で、旋回体2が旋回す
る旋回中心軸をY軸とし、走行体1の最下面にあり旋回
中心軸と原点Oで直交しフロント機構の向いている方向
をX軸としたものである。旋回中心軸と旋回面とは互い
に直角の関係にあるので、旋回面と走行体1の最下面す
なわちX軸とは平行関係にある。また、座標系X’Y’
は、座標系XYの原点Oと同じ原点を持つ水平面を基準
とした座標である。すなわち、原点Oを通りフロント機
構が向いている方向で水平面に平行な軸をX’軸、水平
面に鉛直な軸をY’としたものである。座標系XYと座
標系X’Y’との傾きθtは油圧ショベルが水平面に対
してθt傾いていることを示し、図3においてはフロン
ト機構の方向を向いて油圧ショベル本体が水平面に対し
て下向きに傾いていることを示している。ここで、 Lr:支軸5とロッド支軸7間の距離 Sb:ブームシリンダ4のボトム室側ピストン面積 Sr:ブームシリンダ4のロッド室側ピストン面積 Pb:ブームシリンダ4のボトム圧力 Pr:ブームシリンダ4のロッド圧力 θs:ブームシリンダ4のX軸となす角度 θb:支軸5とロッド支軸7を結ぶ線がX軸となす角度 θt:油圧ショベル本体の水平面に対する傾斜角度 θv:ブームシリンダ4の推力の向きと支軸5、7を結
ぶ線分Lrに垂直な直線とのなす角度 F :ブームシリンダ4の推力 W :フロント機構3の総重量 N :支軸5に作用する力 5 :支軸5の位置 6 :ボトム支軸6の位置 7 :ロッド支軸7の位置 G :フロント機構3の重心位置 R :転倒支点位置 である。以下各位置データは、前記座標系とあわせて、
各成分を例えば5x、5y、5x’、5y’、Gx’、
Gy’の様に記述し、また、ベクトル量である力データ
を成分で示す際も、Fx、Fy、Nx’、Ny’の様に
記述する。
【0024】水平面を基準とする座標系X’Y’におい
て、まず、支軸5まわりのモーメントは釣り合っている
ため次の式(1)が得られる。式(1)左辺の第1項は
ブームシリンダ4によりフロント機構3を押し上げよう
として作用するモーメントであり、第2項はフロント機
構3の重力により作用するモーメントである。
【数1】 |F|・cos(θv)・Lr+Wy’・(Gx’−5x’)=0・・(1) ここで|F|は、次の式(2)で表され、
【数2】 |F|=n・(Pb・Sb−Pr・Sr) ・・・・・・・・・・・・(2) n:ブームシリンダ4の本数 θvは、次の式(3)で表される。
【数3】 θv=90゜+θb−θs ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) θbとθsには、次の式(4)の関係があり、
【数4】 tan(θs)=(Lr・sin(θb)+(5y−6y))/ (Lr・cos(θb)−(6x−5x)) ・・・(4) また、ロッド支軸7の位置は、支軸5を中心として半径
Lrの円とボトム支軸6を通過し傾きθsの直線の交点
で、かつ、支軸5とボトム支軸6を通過する直線に対し
正領域、すなわち図3では右上に存在する。したがっ
て、Pb、Pr、θsがそれぞれのセンサにより検出さ
れ、n、Sb、Sr、Lr、支軸5および支軸6の位置
情報が記憶部に記憶されているので、式(1)の第1
項、すなわちブームシリンダ4によりフロント機構3を
押し上げようとする支軸5まわりのモーメントを求める
ことができる。このモーメントはフロント機構3の重力
によるモーメントと釣り合っているため、式(1)左辺
第2項すなわちフロント機構3の重力によるモーメント
を、式(1)より求めることができる(第1の演算部1
11)。
【0025】式(1)左辺第2項のWy’は、水平面を
基準とする座標系X’Y’の鉛直方向の成分であるた
め、フロント機構3の総重量Wそのものであり、図3に
おける重力Wである。この重力WはX’軸(水平軸)に
垂直な方向を向いている。フロント機構3の総重量Wは
後述する第9の演算部で演算され、演算された値が第1
の記憶部121に記憶されている。このフロント機構3
の総重量Wと上記第1の演算部111の結果から、(G
x’−5x’)すなわちフロント機構3の重心位置を求
めることができる(第2の演算部112)。
【0026】次に、フロント機構3による転倒支点Rま
わりのモーメントMtは次の式(5)で表され、
【数5】 Mt=(Gx’−Rx’)・Wy’ ・・・・・・・・・・・・・・・(5) これを変形すると、
【数6】 Mt={(Gx’−5x’)−(Rx’−5x’)}・Wy’ ・・・(6) となる。
【0027】ここで、本体の傾斜角度すなわち座標系X
Yと座標系X’Y’のなす角度θtが小さくて、Rx=
Rx’、5x=5x’とみなすことができれば、式
(6)は、
【数7】 Mt=((Gx’−5x’)−(Rx−5x))・Wy’ ・・・・・(7) で表される。(Gx’−5x’)は上記第2の演算部1
12により求まっており、Rxは第3の記憶部に記憶さ
れており、5xは第4の記憶部に記憶されており、W
y’は上記の通り第1の記憶部に記憶されているので、
式(7)によりフロント機構3による転倒支点Rまわり
のモーメントMtを求めることができる(第3の演算部
113)。このモーメントMtは、フロント機構3の重
力による転倒モーメントである。
【0028】なお、本体の傾斜角度が無視できない場合
は、支軸5および転倒支点Rの座標軸XYにおける座標
値を時計回りにθt回転させる一次変換により座標軸
X’Y’における座標値を求めることができ、
【数8】 5x’=cos(θt)・5x+sin(θt)・5y ・・・・・・(8) となり、θtが検出されれば支軸5の位置の補正演算が
できる(第5の演算部115)。同様にして、
【数9】 Rx’=cos(θt)・Rx+sin(θt)・Ry ・・・・・・(9) となる(第7の演算部117)。これらの値を、式
(6)の(Rx’−5x’)項に代入すると、
【数10】 Mt={(Gx’−5x’)−(cos(θt)・(Rx−5x) +sin(θt)・(Ryー5y))}・Wy’ ・・・・・(10 ) となる。(Gx’−5x’)は上記第2の演算部112
により求まっており、Rx、Ryは第3の記憶部に記憶
されており、5x、5yは第4の記憶部に記憶されてお
り、Wy’は上記の通り第1の記憶部に記憶されている
ので、式(10)により本体の傾斜角度θtが無視でき
ない場合のフロント機構3による転倒支点Rまわりの転
倒モーメントMtを求めることができる(第3の演算部
113)。
【0029】次に、第4図に本体(走行体1および旋回
体2)部分をモデル化した図を示す。ここで、 H :走行体1の重心位置 J :旋回体2の重心位置 I :走行体1の総重量 K :旋回体2の総重量 である。水平面を基準とする座標系X’Y’において、
本体(走行体1および旋回体2)による転倒支点Rまわ
りの安定モーメントMaは、次の式(11)により表さ
れる。
【数11】 Ma=(Rx’−Hx’)・Iy’+(Rx’−Jx’)・Ky’・・(11 ) Iy’、Ky’は重力を表しているので、I=Iy’、
K=Ky’である。ここで、本体の傾斜角度が小さく、
Rx=Rx’、Hx=Hx’、Jx=Jx’とみなすこ
とができれば、式(11)は
【数12】 Ma=(Rx−Hx)・Iy’+(Rx−Jx)・Ky’ ・・・・・(12 ) で表され、Rxは第3の記憶部、Hx、Jx、I(=I
y’)、K(=Ky’)は第2の記憶部に記憶されてい
るので、式(12)より本体(走行体1および旋回体
2)による転倒支点Rまわりの安定モーメントMaを求
めることができる(第4の演算部114)。
【0030】なお、本体の傾斜角度が無視できない場合
は、上記第5の演算部115と同様にして、
【数13】 Hx’=cos(θt)・Hx+sin(θt)・Hy ・・・・・(13)
【数14】 Jx’=cos(θt)・Jx+sin(θt)・Jy ・・・・・(14) となる(第6の演算部116)。Rx’は式(9)の通
りであるので、これらの式を式(11)に代入し、第3
の記憶部に記憶されているRx、第2の記憶部に記憶さ
れているHx、Jx、I(=Iy’)、K(=Ky’)
とから、本体の傾斜角度θtが無視できない場合の、本
体による転倒支点RまわりのモーメントMaを求めるこ
とができる(第4の演算部114)。
【0031】次に、図5に走行体1と転倒支点の関係を
示す。走行体1は、走行体フレーム1cと左右のクロー
ラ1aおよび1bで構成され、走行体1が走行面と接す
る面は点a、b、c、dを結ぶ四角形である。そのた
め、フロント機構3の方向によって転倒する方向は、旋
回中心Oと点eを結ぶ方向、旋回中心Oと点fを結ぶ方
向、旋回中心Oと点gを結ぶ方向、旋回中心Oと点hを
結ぶ方向の4方向のいずれしか取り得ず、転倒支点はそ
れぞれe、f、g、hで代表することができる。したが
って、フロント機構3の方向により転倒支点および転倒
支点までの距離を下記の通りに決定し(第8の演算部1
16)、その値を上記転倒モーメントおよび安定モーメ
ントを求める式に代入して、フロント機構3の各位置に
おける転倒モーメントおよび安定モーメントを演算す
る。ここで、 θh1:フロント機構3方向が旋回中心Oと点aを結ぶ
線に一致する時の旋回角 θh2:フロント機構3方向が旋回中心Oと点bを結ぶ
線に一致する時の旋回角 θh3:フロント機構3方向が旋回中心Oと点cを結ぶ
線に一致する時の旋回角 θh4:フロント機構3方向が旋回中心Oと点dを結ぶ
線に一致する時の旋回角 と定義し、転倒支点Rの位置および転倒支点までの距離
Rxを、旋回角θhが 0 ≦ θh < θh1 の時、転倒支点は点e
Rx=Rl θh1 ≦ θh < θh2 の時、転倒支点は点f
Rx=Rmin θh2 ≦ θh < θh3 の時、転倒支点は点g
Rx=Rl θh3 ≦ θh < θh4 の時、転倒支点は点h
Rx=Rmin θh4 ≦ θh < 360゜の時、転倒支点は点e
Rx=Rl とする。したがって、転倒支点Rの情報、すなわちe、
f、g、h、Rl、Rminの情報が記憶部(第3の記
憶部123)に記憶されているので、旋回体2の旋回角
が検出できれば、転倒支点Rを求めることができる(第
8の演算部118)。また、走行体の形状が正方形に近
く、θhにより転倒支点Rと旋回中心Oの距離の変化が
小さい場合など、θhにより転倒支点位置を補正しなく
てもよい場合は、全てのθhで転倒支点Rと旋回中心O
の距離が最小値となるRminを演算に使用してもよ
い。
【0032】次に、第1の記憶部に記憶するフロント機
構3の総重量Wを求めるため、図3での力の釣り合いを
考える。ブームシリンダ4の推力F、フロント機構3の
総重量W、支軸5に作用する力Nは釣り合っているた
め、次の式(15)が得られる。
【数15】 F+W+N=0 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(15) Wは重量であり水平面を基準とする座標系X’Y’にお
けるWy’と等しいので座標系X’Y’で考えると、式
(16)が得られる。
【数16】 Fy’+Wy’+Ny’=0 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(16) これより、次の式(17)が得られる。
【数17】 Wy’=−(Fy’+Ny’) ・・・・・・・・・・・・・・・・(17) ここで、本体の傾斜角度、すなわち座標系XYと座標系
X’Y’のなす角θtが小さく、Fy=Fy’、Ny=
Ny’とみなすことができれば、
【数18】 Fy=|F|・sin(θs) ・・・・・・・・・・・・・・・・(18) であるので、
【数19】 Wy’=−(|F|・sin(θs)+Ny) ・・・・・・・・・(19) となる。Nyは、支軸5に取り付けられたピン型ロード
セル(XY2軸検出)のY軸側の出力より得ることがで
き、これにより、フロント機構3の総重量Wy’を演算
することができる(第9の演算部119)。
【0033】次に、本体の傾斜角度が無視できない場合
は、
【数20】 Fy’=|F|・sin(θs−θt) ・・・・・・・・・・・・(20) および、支軸5に作用する力Nの座標軸Y’成分を上記
第5の演算部115と同様に次式(20)のとおり求
め、
【数21】 Ny’=cos(θt)・Ny+sin(θt)・Nx ・・・・・(21) これらの式を式(17)に代入して演算することによ
り、フロント機構3の総重量Wy’を求めることができ
る(第9の演算部119)。ここで、Nxはピン型ロー
ドセル(XY2軸検出)のX軸側の出力より得ることが
できる。
【0034】以上のようにして、本実施の形態の姿勢安
定度算出装置は、ブームシリンダ4のボトム圧力および
ロッド圧力と、ブームシリンダ4が旋回体2の旋回面と
なす角度と、フロント機構3の重量が支軸5に作用する
力と、本体の水平面に対する傾斜角と、旋回体2の旋回
角とをそれぞれのセンサで検出し、検出された値と、記
憶部に記憶されている走行体1の重量および重心位置情
報と、旋回体2の重量および重心位置情報と、転倒支点
位置情報と、支軸5の位置情報と、ブームシリンダ4の
端部位置情報とにより、フロント機構3による走行体1
に転倒支点まわりの正確な転倒モーメントおよび走行体
1と旋回体2からなる本体による転倒支点まわりの正確
な安定モーメントとを演算し、両者を比較して正確な姿
勢安定度を算出する。
【0035】以上の本実施の形態では、ブームシリンダ
4のボトム圧力とロッド圧力を検出しているが、ロッド
圧力がタンク圧力と近似できる場合はボトム圧力のみの
検出でもよい。また、フロント機構すなわち旋回体の旋
回角により転倒支点位置を決定し、その決定された転倒
支点までの距離のみをモーメントの演算に反映させてい
るが、フロント機構の重心位置や各要素の位置情報も、
旋回角に応じて決定された転倒支点に対応づけて補正演
算することも可能である。また、支軸5に作用する力を
力検出センサ104で検出しブームシリンダ4の圧力等
の検出値によりフロント機構の総重量を演算で求めてい
るが、フロント機構の総重量を予め記憶部に記憶してお
いてもよいし、またデータ入力装置を設けオペレータが
入力できるようにしてもよい。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成して
いるので、次のような効果を奏する。請求項1の姿勢安
定度算出装置では、フロント機構の重心位置を演算し、
この重心位置に基づいて転倒支点まわりの転倒モーメン
トを正確に演算し、この正確な転倒モーメントと別途演
算された安定モーメントとを比較しているので正確な姿
勢安定度を算出することができる。請求項2の姿勢安定
度算出装置では、本体の水平面に対する傾斜検出手段を
さらに備え、転倒モーメントと安定モーメントの演算に
おける本体の傾斜による影響を補正しているため、傾斜
地においてもより正確な姿勢安定度を算出することがで
きる。請求項3の姿勢安定度算出装置では、旋回体の旋
回角検出手段をさらに備え、旋回体が向く方向によって
転倒支点が異なっても異なった転倒支点に応じて転倒モ
ーメントと安定モーメントの演算を行うため、旋回体の
どの位置においてもより正確な姿勢安定度を算出するこ
とができる。請求項4の姿勢安定度算出装置では、フロ
ント機構の支軸に作用する力を検出する力検出手段をさ
らに備え、フロント機構の総重量およびフロント機構に
作用する外力を自動的に演算しているため、ユーザーが
フロント機構のアッタチメントを交換してもその都度ア
タッチメント等の重量に関するデータを入力し直す必要
はなく、多機種あるいは特殊なアッタチメントを使用時
でも容易に正確な姿勢安定度を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】建設機械の一例の油圧ショベルの側面図であ
る。
【図3】フロント機構とブームシリンダをモデル化した
図である。
【図4】建設機械の本体部分をモデル化した図である。
【図5】走行体と転倒支点の関係図である。
【符号の説明】
1 走行体 1a、1b クローラ 1c 走行体フレーム 2 旋回体 3 フロント機構 4 ブームシリンダ 5 支軸 6 ボトム支軸 7 ロッド支軸 8 ブーム 9 アーム 10 バケット 101 ブームシリンダボトム圧力センサ 102 ブームシリンダロッド圧力センサ 103 ブームシリンダ角度検出センサ 104 力検出センサ 105 本体傾斜検出センサ 106 旋回角検出センサ 111〜119 演算部 121〜124 記憶部 131 比較部 200 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体と、 前記走行体に支持され旋回することが可能な旋回体と、 前記旋回体に支軸により支持され取り付けられたフロン
    ト機構と、 一端が前記旋回体に取り付けられ、もう一方の端が前記
    フロント機構に取り付けられ、前記フロント機構を旋回
    体の旋回面に鉛直な面内において回動させるように作動
    する油圧シリンダとを設けた建設機械の姿勢安定度算出
    装置において、 前記油圧シリンダの少なくともボトム圧力を検出する圧
    力検出手段と、 前記油圧シリンダが前記旋回体の旋回面となす角度を検
    出する角度検出手段と、 前記フロント機構の総重量、前記走行体の重量および重
    心位置情報、前記旋回体の重量および重心位置情報、転
    倒支点位置情報と、前記支軸位置情報、前記油圧シリン
    ダの旋回体側に取り付けられた一端とフロント機構側に
    取り付けられた他の一端の位置情報、および前記油圧シ
    リンダのピストン面積情報をそれぞれ記憶する記憶手段
    と、 前記圧力検出手段と前記角度検出手段により検出された
    それぞれの値と前記記憶手段に記憶されたそれぞれの情
    報から、前記フロント機構の重心位置を演算し、この重
    心位置に基づいて前記フロント機構による前記転倒支点
    まわりの転倒モーメントを演算し、さらに前記走行体と
    前記旋回体からなる本体の前記転倒支点まわりの安定モ
    ーメントを演算する演算手段と、 前記演算手段により求められた前記転倒モーメントと前
    記安定モーメントとを比較し、その比較結果を出力する
    比較手段とを備えたことを特徴とする建設機械の姿勢安
    定度算出装置。
  2. 【請求項2】 前記本体の水平面に対する傾きを検出す
    る傾斜検出手段をさらに備え、前記演算手段は前記傾斜
    検出手段により検出された値により補正演算をすること
    を特徴とする請求項1記載の建設機械の姿勢安定度算出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記走行体と前記旋回体の旋回角を検出
    する旋回角検出手段をさらに備え、前記演算手段は前記
    旋回角検出手段により検出された値により補正演算をす
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械の姿勢安定
    度算出装置。
  4. 【請求項4】 前記支軸に作用する力を検出する力検出
    手段をさらに備え、前記演算手段は前記圧力検出手段と
    前記角度検出手段と前記力検出手段のそれぞれの検出値
    から前記フロント機構の総重量を演算することを特徴と
    する請求項1記載の建設機械の姿勢安定度算出装置。
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