JPH09104687A - トリス(カルボヒドラジド−o,n)マグネシウム(ii)硝酸塩錯体とその製造方法及びガス発生剤組成物 - Google Patents
トリス(カルボヒドラジド−o,n)マグネシウム(ii)硝酸塩錯体とその製造方法及びガス発生剤組成物Info
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- JPH09104687A JPH09104687A JP25995295A JP25995295A JPH09104687A JP H09104687 A JPH09104687 A JP H09104687A JP 25995295 A JP25995295 A JP 25995295A JP 25995295 A JP25995295 A JP 25995295A JP H09104687 A JPH09104687 A JP H09104687A
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- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B31/00—Compositions containing an inorganic nitrogen-oxygen salt
- C06B31/02—Compositions containing an inorganic nitrogen-oxygen salt the salt being an alkali metal or an alkaline earth metal nitrate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06D—MEANS FOR GENERATING SMOKE OR MIST; GAS-ATTACK COMPOSITIONS; GENERATION OF GAS FOR BLASTING OR PROPULSION (CHEMICAL PART)
- C06D5/00—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets
- C06D5/06—Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets by reaction of two or more solids
Abstract
(57)【要約】
【課題】低毒性かつ危険性が少なく取り扱いが容易であ
り、燃焼効率およびガス発生効率に優れたガス発生剤組
成物を提供する。 【解決手段】 式 【化1】 で表される新規なトリス(カルボヒドラジド−O,N)
マグネシウム(II)硝酸塩錯体とその製造方法、および
それを含有する自動車における乗員保護装置としての、
エアバッグ用ガス発生剤組成物を開発した。
り、燃焼効率およびガス発生効率に優れたガス発生剤組
成物を提供する。 【解決手段】 式 【化1】 で表される新規なトリス(カルボヒドラジド−O,N)
マグネシウム(II)硝酸塩錯体とその製造方法、および
それを含有する自動車における乗員保護装置としての、
エアバッグ用ガス発生剤組成物を開発した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なトリス(カルボヒ
ドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体とそ
の製造方法並びに自動車における乗員保護装置としての
エアバッグ用ガス発生剤組成物に関する。
ドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体とそ
の製造方法並びに自動車における乗員保護装置としての
エアバッグ用ガス発生剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】カルボヒドラジドに関する金属錯体は、
ジュルナール ニエオルガニーチェスコイ ヒィーミィ
{Zh.Neorg.Khim.,26(8),213
4,(1981)}に見出すことができる。この文献に
記載されているカルボヒドラジド錯体は、金属元素がコ
バルト、ニッケル、マンガン、亜鉛といった遷移金属で
あり、さらに金属にカルボヒドラジド分子端の2個の窒
素で配位し、金属との間に6員環キレートを形成してい
ることが示されている。
ジュルナール ニエオルガニーチェスコイ ヒィーミィ
{Zh.Neorg.Khim.,26(8),213
4,(1981)}に見出すことができる。この文献に
記載されているカルボヒドラジド錯体は、金属元素がコ
バルト、ニッケル、マンガン、亜鉛といった遷移金属で
あり、さらに金属にカルボヒドラジド分子端の2個の窒
素で配位し、金属との間に6員環キレートを形成してい
ることが示されている。
【0003】一方、自動車における乗員保護装置として
のエアバッグ用ガス発生剤組成物としては、従来からア
ジ化ナトリウムを用いた組成物が多用されてきた。しか
し近年、アジ化ナトリウムの人体に対する毒性や取り扱
い時の危険性が問題視されて来ている。そこでこれに替
わるより安全な、いわゆる非アジド系ガス発生剤組成物
として各種の含窒素有機化合物を含むガス発生剤組成物
が開発されている。例えば米国特許4,909,549
号には水素を含むテトラゾール、トリアゾール化合物と
酸素含有酸化剤との組成物が、米国特許4,369,0
79号には水素を含まないビテトラゾールの金属塩と酸
素含有酸化剤との組成物が、また特開平6−23968
3にはカルボヒドラジドと酸素含有酸化剤との組成物が
開示されている。
のエアバッグ用ガス発生剤組成物としては、従来からア
ジ化ナトリウムを用いた組成物が多用されてきた。しか
し近年、アジ化ナトリウムの人体に対する毒性や取り扱
い時の危険性が問題視されて来ている。そこでこれに替
わるより安全な、いわゆる非アジド系ガス発生剤組成物
として各種の含窒素有機化合物を含むガス発生剤組成物
が開発されている。例えば米国特許4,909,549
号には水素を含むテトラゾール、トリアゾール化合物と
酸素含有酸化剤との組成物が、米国特許4,369,0
79号には水素を含まないビテトラゾールの金属塩と酸
素含有酸化剤との組成物が、また特開平6−23968
3にはカルボヒドラジドと酸素含有酸化剤との組成物が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルボヒドラ
ジドのマグネシウム錯体に関する知見は今までに開示さ
れておらず、それを用いたガス発生剤組成物に関する知
見もまた同様である。
ジドのマグネシウム錯体に関する知見は今までに開示さ
れておらず、それを用いたガス発生剤組成物に関する知
見もまた同様である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、カルボヒ
ドラジドのマグネシウム錯体の製造及び錯体の物性解明
に関して鋭意研究を重ね、マグネシウムに対してはカル
ボヒドラジドが3分子配位し、カルボヒドラジド分子中
の酸素と分子端の窒素での配位により5員環キレートを
形成することを見出した結果、本発明に至った。
ドラジドのマグネシウム錯体の製造及び錯体の物性解明
に関して鋭意研究を重ね、マグネシウムに対してはカル
ボヒドラジドが3分子配位し、カルボヒドラジド分子中
の酸素と分子端の窒素での配位により5員環キレートを
形成することを見出した結果、本発明に至った。
【0006】即ち本発明は、式
【化2】 で表される新規なトリス(カルボヒドラジド−O,N)
マグネシウム(II)硝酸塩錯体を提供するものである。
マグネシウム(II)硝酸塩錯体を提供するものである。
【0007】第1図は、水から再結晶したトリス(カル
ボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体
のX線結晶解析を行った結果と結晶パラメータおよび配
位原子環距離を示したものである。この結果は、得られ
た錯体が、カルボヒドラジド3分子が各々酸素原子、窒
素原子でマグネシウムに配位した硝酸塩錯体であること
を示しており、従来公知の遷移金属のカルボヒドラジド
錯体が、金属にカルボヒドラジド分子端の2個の窒素で
配位し、金属との間に6員環キレートを形成した構造と
は著しく異なっている。
ボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体
のX線結晶解析を行った結果と結晶パラメータおよび配
位原子環距離を示したものである。この結果は、得られ
た錯体が、カルボヒドラジド3分子が各々酸素原子、窒
素原子でマグネシウムに配位した硝酸塩錯体であること
を示しており、従来公知の遷移金属のカルボヒドラジド
錯体が、金属にカルボヒドラジド分子端の2個の窒素で
配位し、金属との間に6員環キレートを形成した構造と
は著しく異なっている。
【0008】本発明の上記新規化合物は、カルボヒドラ
ジドと硝酸マグネシウムを反応させることにより得られ
る。即ち、本発明のトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は、カルボヒドラジ
ドの水溶液と硝酸マグネシウムの水溶液とを混合して反
応させ、過剰の水を濃縮後冷却するかまたはアルコール
等を添加することにより結晶として得ることができる。
反応温度は水溶液として安定に存在し得るかぎり任意で
あるが、10℃乃至60℃程度が望ましい。
ジドと硝酸マグネシウムを反応させることにより得られ
る。即ち、本発明のトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は、カルボヒドラジ
ドの水溶液と硝酸マグネシウムの水溶液とを混合して反
応させ、過剰の水を濃縮後冷却するかまたはアルコール
等を添加することにより結晶として得ることができる。
反応温度は水溶液として安定に存在し得るかぎり任意で
あるが、10℃乃至60℃程度が望ましい。
【0009】本発明のトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体の製造方法の好まし
い実施形態は次の如くである。即ちカルボヒドラジドを
室温でほぼ同重量の水に溶解し、別に硝酸マグネシウム
六水和物を室温でほぼ同重量の水に溶解する。後者の水
溶液に前者の水溶液を室温より若干高い温度、即ち30
℃乃至60℃で滴下し、溶液を約半量にまで濃縮し、一
昼夜放置すると白色結晶が得られる。このさい、濃縮せ
ずにエタノール等のアルコール類を、水溶液とほぼ同量
程度加えても同様に結晶は得られる。また小さな結晶粒
度の錯体を所望するときは、冷却時に急冷することが望
ましい。
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体の製造方法の好まし
い実施形態は次の如くである。即ちカルボヒドラジドを
室温でほぼ同重量の水に溶解し、別に硝酸マグネシウム
六水和物を室温でほぼ同重量の水に溶解する。後者の水
溶液に前者の水溶液を室温より若干高い温度、即ち30
℃乃至60℃で滴下し、溶液を約半量にまで濃縮し、一
昼夜放置すると白色結晶が得られる。このさい、濃縮せ
ずにエタノール等のアルコール類を、水溶液とほぼ同量
程度加えても同様に結晶は得られる。また小さな結晶粒
度の錯体を所望するときは、冷却時に急冷することが望
ましい。
【0010】得られた結晶は必要に応じて水または水と
アルコールの混合溶媒からさらに再結晶して用いること
も可能である。これを濾別した後エタノールで洗浄し2
4時間程度風乾すれば、目的のトリス(カルボヒドラジ
ド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体が得られ
る。
アルコールの混合溶媒からさらに再結晶して用いること
も可能である。これを濾別した後エタノールで洗浄し2
4時間程度風乾すれば、目的のトリス(カルボヒドラジ
ド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体が得られ
る。
【0011】本発明に関わる新規なトリス(カルボヒド
ラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は、自
動車における乗員保護装置としてのエアバッグ用のガス
発生剤成分として安全であり、かつ非常に優れた性能を
発揮することが見出された。本発明のトリス(カルボヒ
ドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体をガ
ス発生剤に使用した場合、以下の様な優れた特徴を有す
る。即ち錯体形成によりマグネシウム原子とカルボヒド
ラジド分子の結合が強くなり、カルボヒドラジド単一分
子で用いる場合に比べて耐熱性が向上する。同時に酸化
力の強い硝酸基が錯体の対イオンとして存在するため、
カルボヒドラジドと硝酸マグネシウムの単純混合物に比
べて酸化反応性が高くなる。さらに硝酸マグネシウム単
独では吸湿性を有し、物理的な混合組成物の製造時に防
湿対策が必要であるが、本発明のトリス(カルボヒドラ
ジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は吸湿性
を示さず、必要に応じて物理的な混合組成物を所望する
場合でも、上記の様な付加的な対策を必要としない。
ラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は、自
動車における乗員保護装置としてのエアバッグ用のガス
発生剤成分として安全であり、かつ非常に優れた性能を
発揮することが見出された。本発明のトリス(カルボヒ
ドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体をガ
ス発生剤に使用した場合、以下の様な優れた特徴を有す
る。即ち錯体形成によりマグネシウム原子とカルボヒド
ラジド分子の結合が強くなり、カルボヒドラジド単一分
子で用いる場合に比べて耐熱性が向上する。同時に酸化
力の強い硝酸基が錯体の対イオンとして存在するため、
カルボヒドラジドと硝酸マグネシウムの単純混合物に比
べて酸化反応性が高くなる。さらに硝酸マグネシウム単
独では吸湿性を有し、物理的な混合組成物の製造時に防
湿対策が必要であるが、本発明のトリス(カルボヒドラ
ジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体は吸湿性
を示さず、必要に応じて物理的な混合組成物を所望する
場合でも、上記の様な付加的な対策を必要としない。
【0012】本発明のガス発生剤組成物には上記のトリ
ス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝
酸塩錯体をそのまま使用してもよいが、一般的には硝酸
ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ストロンチウム、亜硝
酸ナトリウム、亜硝酸カリウムなどの硝酸塩および亜硝
酸塩、あるいは過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウ
ム、塩素酸ナトリウムなどの過塩素酸塩および塩素酸
塩、あるいは酸化銅、酸化亜鉛、過酸化亜鉛、過酸化カ
ルシウムなどの金属酸化物および金属過酸化物の少なく
とも一種の酸化剤との混合物として用いられる。 これ
ら混合物中のトリス(カルボヒドラジド−O,N)マグ
ネシウム(II)硝酸塩錯体の量は特に制限されないが、
錯体として40重量%以上含有することが望ましい。
ス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝
酸塩錯体をそのまま使用してもよいが、一般的には硝酸
ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ストロンチウム、亜硝
酸ナトリウム、亜硝酸カリウムなどの硝酸塩および亜硝
酸塩、あるいは過塩素酸ナトリウム、過塩素酸カリウ
ム、塩素酸ナトリウムなどの過塩素酸塩および塩素酸
塩、あるいは酸化銅、酸化亜鉛、過酸化亜鉛、過酸化カ
ルシウムなどの金属酸化物および金属過酸化物の少なく
とも一種の酸化剤との混合物として用いられる。 これ
ら混合物中のトリス(カルボヒドラジド−O,N)マグ
ネシウム(II)硝酸塩錯体の量は特に制限されないが、
錯体として40重量%以上含有することが望ましい。
【0013】更に本発明のガス発生剤組成物として、ト
リス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)
硝酸塩錯体および酸化剤成分のほかに、その他の含窒素
有機化合物成分を含有させてもよい。その他の含窒素有
機化合物成分としては、トリス(カルボヒドラジド−
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体と酸化剤成分と
の混合物によるガス発生剤組成物の燃焼速度または圧力
指数[燃焼速度(r)の圧力(p)依存性式(r=a*
pn)中のnを表す]を変更できるものであれば特に制
限はないが、燃焼速度が数mm/秒から数十mm/秒ま
たは圧力指数が0.05から0.5の範囲に変更できる
ものが望ましい。
リス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)
硝酸塩錯体および酸化剤成分のほかに、その他の含窒素
有機化合物成分を含有させてもよい。その他の含窒素有
機化合物成分としては、トリス(カルボヒドラジド−
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体と酸化剤成分と
の混合物によるガス発生剤組成物の燃焼速度または圧力
指数[燃焼速度(r)の圧力(p)依存性式(r=a*
pn)中のnを表す]を変更できるものであれば特に制
限はないが、燃焼速度が数mm/秒から数十mm/秒ま
たは圧力指数が0.05から0.5の範囲に変更できる
ものが望ましい。
【0014】含窒素有機化合物成分の具体例としてはテ
トラゾール、5−アミノテトラゾール、ビテトラゾー
ル、ビテトラゾイルアミン等のテトラゾール類及びその
金属塩類、ニトログアニジン、シアノグアニジン、ジア
ミノグアニジン、トリアミノグアニジン等のグアニジン
誘導体、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
トラゾール、5−アミノテトラゾール、ビテトラゾー
ル、ビテトラゾイルアミン等のテトラゾール類及びその
金属塩類、ニトログアニジン、シアノグアニジン、ジア
ミノグアニジン、トリアミノグアニジン等のグアニジン
誘導体、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
【0015】各成分の含有量は用いられる含窒素有機化
合物及び酸化剤の分子量の違いにより一概には決定され
ないが、トリス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシ
ウム(II)硝酸塩錯体として10乃至60重量%、酸化
剤成分として20乃至85重量%、含窒素有機化合物成
分として5乃至30重量%を含有することが望ましい。
合物及び酸化剤の分子量の違いにより一概には決定され
ないが、トリス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシ
ウム(II)硝酸塩錯体として10乃至60重量%、酸化
剤成分として20乃至85重量%、含窒素有機化合物成
分として5乃至30重量%を含有することが望ましい。
【0016】このトリス(カルボヒドラジド−O,N)
マグネシウム(II)硝酸塩錯体と酸化剤と含窒素有機化
合物成分との組み合わせにより、含窒素有機化合物と酸
化剤のみの混合物に比べて単位重量あたりのガス発生効
率を高めることができ、ひいてはガス発生器をより小型
に設計し得る。実施にあたっては、トリス(カルボヒド
ラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体の粉末
と酸化剤および含窒素有機化合物の粉末に水を添加し均
一に混合した後、ふるいを通して整粒し、整粒した粉体
を、打錠機を用いてペレット状に成型することにより、
ガス発生器に充填可能な形態とすることができる。
マグネシウム(II)硝酸塩錯体と酸化剤と含窒素有機化
合物成分との組み合わせにより、含窒素有機化合物と酸
化剤のみの混合物に比べて単位重量あたりのガス発生効
率を高めることができ、ひいてはガス発生器をより小型
に設計し得る。実施にあたっては、トリス(カルボヒド
ラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体の粉末
と酸化剤および含窒素有機化合物の粉末に水を添加し均
一に混合した後、ふるいを通して整粒し、整粒した粉体
を、打錠機を用いてペレット状に成型することにより、
ガス発生器に充填可能な形態とすることができる。
【0017】また上記混合物によるいずれのガス発生剤
組成物も燃焼速度または圧力指数が大幅に変わらない範
囲で、シリカ、アルミナ、ガラス繊維等の添加物、触媒
分野で公知の酸化物系触媒、成形助剤としてのバインダ
ー等を含むことができる。
組成物も燃焼速度または圧力指数が大幅に変わらない範
囲で、シリカ、アルミナ、ガラス繊維等の添加物、触媒
分野で公知の酸化物系触媒、成形助剤としてのバインダ
ー等を含むことができる。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
【0019】(実施例1)カルボヒドラジド6gを室温
で水10mlに溶解した。別に硝酸マグネシウム六水和
物5.13gを室温で水3mlに溶解した。後者の水溶
液に前者の水溶液を47℃で滴下し、溶液を5mlにま
で濃縮し、一昼夜放置すると白色結晶が得られた。これ
を濾別した後エタノールで洗浄し24時間風乾してトリ
ス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝
酸塩錯体6.86g(収率82.1%)を得た。得られ
た結晶を水から再結晶し、X線結晶解析を行った結果を
第1図に示した。結晶パラメータおよび配位原子間距離
は以下の通りである。結晶系: 単斜晶系、格子定数(オ
ングストローム): a=8.902(2), b=8.967(1), c=21.048
(1), β=101.19゜、原子間距離(オングストローム): Mg1
-O1 2.029, Mg1-02 2.055, Mg1-O3 2.023, Mg1-N1 2.21
4,Mg1-N5 2.231, Mg1-N9 2.191。
で水10mlに溶解した。別に硝酸マグネシウム六水和
物5.13gを室温で水3mlに溶解した。後者の水溶
液に前者の水溶液を47℃で滴下し、溶液を5mlにま
で濃縮し、一昼夜放置すると白色結晶が得られた。これ
を濾別した後エタノールで洗浄し24時間風乾してトリ
ス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝
酸塩錯体6.86g(収率82.1%)を得た。得られ
た結晶を水から再結晶し、X線結晶解析を行った結果を
第1図に示した。結晶パラメータおよび配位原子間距離
は以下の通りである。結晶系: 単斜晶系、格子定数(オ
ングストローム): a=8.902(2), b=8.967(1), c=21.048
(1), β=101.19゜、原子間距離(オングストローム): Mg1
-O1 2.029, Mg1-02 2.055, Mg1-O3 2.023, Mg1-N1 2.21
4,Mg1-N5 2.231, Mg1-N9 2.191。
【0020】(実施例2)実施例1と同様にしてカルボ
ヒドラジドと硝酸マグネシウムを反応させ、溶液を濃縮
する代わりにエタノール10mlを加えた。直ちに白色
結晶が沈降した。これを濾別し、エタノールで洗浄した
後、24時間風乾してトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体6.95g(83.
2%)を得た。融点:214〜215℃。
ヒドラジドと硝酸マグネシウムを反応させ、溶液を濃縮
する代わりにエタノール10mlを加えた。直ちに白色
結晶が沈降した。これを濾別し、エタノールで洗浄した
後、24時間風乾してトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体6.95g(83.
2%)を得た。融点:214〜215℃。
【0021】(実施例3)実施例1と同様にして製造し
たトリス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム
(II)硝酸塩錯体の粉末99gと硝酸カリウムの粉末6
8gに水13gを添加し均一に混合後、ふるいを通して
整粒した。整粒した粉体を、打錠機を用いて径5mm、
厚さ2mmのペレット状に成型した。ペレット45gを
ガス発生器に充填し、60lタンクを用いて燃焼試験を
行ったところ、燃焼開始後56m秒でタンク内圧力が
2.12kgf/cm2に達した。燃焼後のタンク内ガ
ス分析の結果は全ての成分で許容値内の値を示した。
たトリス(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム
(II)硝酸塩錯体の粉末99gと硝酸カリウムの粉末6
8gに水13gを添加し均一に混合後、ふるいを通して
整粒した。整粒した粉体を、打錠機を用いて径5mm、
厚さ2mmのペレット状に成型した。ペレット45gを
ガス発生器に充填し、60lタンクを用いて燃焼試験を
行ったところ、燃焼開始後56m秒でタンク内圧力が
2.12kgf/cm2に達した。燃焼後のタンク内ガ
ス分析の結果は全ての成分で許容値内の値を示した。
【0022】(実施例4〜7)実施例3と同様にして次
の表1に示す組成を有するガス発生剤組成物ペレットを
製造した。これらの理論計算に基づく発生ガス量を以下
に示した。
の表1に示す組成を有するガス発生剤組成物ペレットを
製造した。これらの理論計算に基づく発生ガス量を以下
に示した。
【0023】
【表1】 (註)Mg・3(CDH)・2(NO3)はトリス(カルボヒドラジド−
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体を表す。
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体を表す。
【0024】(実施例8〜10及び比較例1〜2)実施
例3と同様にして次に示す組成を有するガス発生剤組成
物ペレットを製造した。これらの理論計算に基づく発生
ガス量の結果と燃焼速度の測定結果を次の表2に示し
た。
例3と同様にして次に示す組成を有するガス発生剤組成
物ペレットを製造した。これらの理論計算に基づく発生
ガス量の結果と燃焼速度の測定結果を次の表2に示し
た。
【0025】
【表2】 (註)Mg・3(CDH)・2(NO3)は前記と同様であり、DCDAはジ
シアンジアミドを、5-ATは5−アミノテトラゾールを表
す。
シアンジアミドを、5-ATは5−アミノテトラゾールを表
す。
【0026】(実施例11〜12及び比較例3)実施例
3と同様にして次に示す組成を有するガス発生剤組成物
ペレットを製造した。これらの示差熱分析装置による熱
分解温度の測定結果を次の表3に示した。
3と同様にして次に示す組成を有するガス発生剤組成物
ペレットを製造した。これらの示差熱分析装置による熱
分解温度の測定結果を次の表3に示した。
【0027】
【表3】 (註)Mg・3(CDH)・2(NO3)、DCDAは前記と同様であり、CD
Hはカルボヒドラジドを表す。
Hはカルボヒドラジドを表す。
【0028】(実施例11及び比較例4〜6)実施例1
と同様にして製造したトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体、硝酸マグネシウム
六水和物、カルボヒドラジド及び硝酸マグネシウムとカ
ルボヒドラジド混合物の熱分析を行った結果、トリス
(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸
塩錯体とすることにより吸熱開始温度と分解開始温度は
原料やそれらの単なる混合物に比べ著しく高いことが判
明した。これらの結果を以下に示した。
と同様にして製造したトリス(カルボヒドラジド−O,
N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体、硝酸マグネシウム
六水和物、カルボヒドラジド及び硝酸マグネシウムとカ
ルボヒドラジド混合物の熱分析を行った結果、トリス
(カルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸
塩錯体とすることにより吸熱開始温度と分解開始温度は
原料やそれらの単なる混合物に比べ著しく高いことが判
明した。これらの結果を以下に示した。
【0029】
【表4】 (註)Mg・3(CDH)・2(NO3)、CDHは前記と同様な意味を表
し、Mg(NO3)2・6H2Oは硝酸マグネシウム六水和物を表
す。
し、Mg(NO3)2・6H2Oは硝酸マグネシウム六水和物を表
す。
【0030】
【発明の効果】本発明は新規なトリス(カルボヒドラジ
ド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体とその製造
方法並びにそれを含有するガス発生剤組成物を提供する
ものであり、本発明により低毒性かつ危険性が少なく取
り扱いが容易であり、燃焼効率およびガス発生効率に優
れたガス発生剤組成物が製造可能となった。
ド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体とその製造
方法並びにそれを含有するガス発生剤組成物を提供する
ものであり、本発明により低毒性かつ危険性が少なく取
り扱いが容易であり、燃焼効率およびガス発生効率に優
れたガス発生剤組成物が製造可能となった。
【図1】第1図は本発明のトリス(カルボヒドラジド−
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体のX線結晶解析
を行った結果のORTEP図である。
O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯体のX線結晶解析
を行った結果のORTEP図である。
Claims (5)
- 【請求項1】式 【化1】 で表されるトリス(カルボヒドラジド−O,N)マグネ
シウム(II)硝酸塩錯体。 - 【請求項2】カルボヒドラジドと硝酸マグネシウムとを
反応させることを特徴とする請求項1記載のトリス(カ
ルボヒドラジド−O,N)マグネシウム(II)硝酸塩錯
体の製造方法。 - 【請求項3】トリス(カルボヒドラジド−O,N)マグ
ネシウム(II)硝酸塩錯体を含有することを特徴とする
ガス発生剤組成物。 - 【請求項4】トリス(カルボヒドラジド−O,N)マグ
ネシウム(II)硝酸塩錯体を40乃至100重量%、酸
化剤成分を0乃至60重量%含有する請求項3記載のガ
ス発生剤組成物。 - 【請求項5】トリス(カルボヒドラジド−O,N)マグ
ネシウム(II)硝酸塩錯体を10乃至60重量%、酸化
剤成分を10乃至85重量%、その他含窒素有機化合物
成分を5乃至30重量%含有する請求項3記載のガス発
生剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25995295A JPH09104687A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | トリス(カルボヒドラジド−o,n)マグネシウム(ii)硝酸塩錯体とその製造方法及びガス発生剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25995295A JPH09104687A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | トリス(カルボヒドラジド−o,n)マグネシウム(ii)硝酸塩錯体とその製造方法及びガス発生剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104687A true JPH09104687A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17341206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25995295A Pending JPH09104687A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | トリス(カルボヒドラジド−o,n)マグネシウム(ii)硝酸塩錯体とその製造方法及びガス発生剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09104687A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9347024B2 (en) | 2011-04-21 | 2016-05-24 | Rivertop Renewables, Inc. | Calcium sequestering composition |
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US9670124B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-06-06 | Rivertop Renewables, Inc. | Nitric acid oxidation process |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP25995295A patent/JPH09104687A/ja active Pending
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